JP4215649B2 - シリコーン含有フォーム材料 - Google Patents

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Description

本発明は、アミノアルキル−又はヒドロキシアルキル−末端有機ポリシロキサン、ジ−又はポリイソシアネート及び発泡剤から成る発泡性配合物及び該発泡性配合物から製造可能なフォームに関する。
純粋なシリコーンフォーム材料のみならず、有機ポリオール及びジ−又はポリイソシアネートから製造されたポリウレタンフォームも久しく公知である。しかしながら2つの材料群は、それぞれ固有の利点及び欠点を有する。シリコーンフォームは確かに通常は良好な高温安定性及び低温安定性が顕著であるが、しかしながら同時に比較的高い密度及び極めて一様な機械的特性プロフィールをも有する。これに対して、ポリウレタンフォームは、大概は卓越した機械的特性を有しており、 −これは硬質ポリウレタンフォームのみならず軟質ポリウレタンフォームの際にも当てはまる。これに反して、多くのポリウレタンフォームの欠点は多数の適用にとって不十分な燃焼性であり、これは、例え十分であったとしても、多量の難燃剤を添加することによってのみ補うことができるものである。
シリコーン−ポリウレタン−コポリマー、即ち、ポリウレタン−及び/又は尿素単位をも有するポリシロキサンの使用により、新規の、その都度の適用に厳密にアレンジされた特性の組合せを有する新種のフォーム材料を開発することが可能であるはずであった。
DE4108326C1号には、ヒドロキシアルキル官能性ポリシロキサンとジ−又はポリイソシアネートとの反応から製造することができるシリコーンフォーム材料が記載されている。この場合、シリコーンの架橋はフォーム形成の間に行われる。発泡剤として水が利用され、これは、二酸化炭素の遊離下に、及び尿素単位の形成下に、過剰に使用されるイソシアネートと反応する。しかしながらこの場合、その当時に利用可能な製造法に基づき、単に部分的にヒドロキシアルキル基末端であるに過ぎず、かつそれに加えて−Si(CHOH基から成る鎖末端の含分をも有する直鎖ポリシロキサンが使用される。この材料からは、単に軟質の弾性フォームを製造することができるに過ぎない。硬質フォームの製造は、この種のプレポリマーを用いては不可能である。例えば、単に10〜12鎖員を有するに過ぎない短鎖ポリ有機シロキサンを使用する場合にも、大過剰のイソシアネートを使用する場合にも(ポリ有機シロキサン1000g当たり4,4−ジフェニルメタンジイソシアネート600gまでの使用)軟質フォームのみが生成される。更に、この方法により製造されたシリコーンフォームは、完全に不粘着性であるというわけではない。
ヒドロキシアルキル−又はアミノアルキル末端ポリシロキサンとジ−又はポリイソシアネートとの反応は、更にその他の刊行物、とりわけUS5512650号又はWO97/40103号の記載からも公知である。しかしながらこの場合、これらの反応はフォーム材料の製造のためではなく、専らエラストマーの製造、又はホットメルト又はシーラント適用のためのプレポリマーの製造のために記載されたものである。ここに記載された化合物も、その高い分子量及びそれに関連した極めて高い粘性に基づき、プレポリマーからのフォーム材料の製造法(この場合、フォーム形成の間でかつ低温でようやくプレポリマーの架橋を行うべきである)における使用には適当でない。
本発明の対象は、以下の成分
(A)鎖末端が、少なくとも95%、一般式(1)
−O−SiR O−SiR −R−Z (1)
のアミノアルキル−又はヒドロキシアルキル基で末端終結されている、直鎖又は分枝鎖有機ポリシロキサン、但し、前記有機ポリシロキサンは、一般式(2)
−O−SiR −OH (2)
の末端基を有する直鎖又は分枝鎖有機ポリシロキサンと、一般式(3)
−[SiR −R−Y−] (3)
[式中、
及びRは、一価の、場合により−CN又はハロゲンで置換されたC〜C12−炭化水素基を表し、その際、1個以上の互いに隣接していないメチレン単位は基−O−により置換されていてよく、
は、二価の、場合によりシアノ−又はハロゲン置換されたC〜C12−炭化水素基を表し、
Zは、基OH又はNHを表し、
Yは、酸素原子又は基NRを表し、
は、水素原子又は一般式(3)(ここで、kは1の値を有し、かつYは基NHを表す)のもう1つの基を表し、かつ
kは1〜1000の整数を表す]
の構造要素から構成されている有機ケイ素化合物との反応により製造可能であるものとし、
(B)ジ−又はポリイソシアネート、及び
(C)発泡剤
から成る発泡性配合物である。
発泡性配合物を発泡させる際、フォーム形成を、有機ポリシロキサン(A)とジ−又はポリイソシアネート(B)との反応を用いて行う。ポリシロキサンプレポリマーの架橋はフォーム架橋の間にのみ生じるため、低粘性材料を使用することもでき、フォーム形成を室温で実施することもできる。製造されたフォームは卓越した機械的特性プロフィールを有する。
この場合有利に、鎖末端が、少なくとも97%、殊に少なくとも99%、一般式(1)のアミノアルキル−又はヒドロキシアルキル基で末端終結されている有機ポリシロキサン(A)を使用する。有機ポリシロキサン(A)1モル中に、一般式(1)のアミノアルキル−及びヒドロキシアルキル基が存在してよい。
基R及びRとして、有利に1〜6個の炭素原子を有する非分枝鎖アルキル基、又は芳香族炭化水素基、例えば場合によりC〜C−アルキル基、−CN又はハロゲンで置換されたフェニル基を使用する。殊に有利な基R及びRは、エチル−、メチル−又はフェニル基である。ケイ素原子上の2つの基R及びRは同じか又は異なる意味を有してよいが、しかしながらこれらは一般には同じ意味を有する。
基Rは有利に非置換である。基Rは殊に、1〜6個、有利に3及び4個の炭素原子を有する直鎖アルキレン鎖、又は環式炭化水素基である。この場合、n−プロピレン鎖は殊に有利である。
kは、有利に1〜100、殊に2〜50の整数を表す。
ポリ有機シロキサン鎖(A)の重合度nは10000までであってよいが、しかしながら有利に、5〜100の鎖長nを有するポリ有機シロキサンを使用する。ポリシロキサン(A)として、有利に、殊に一般式(4)
Z−R−SiR −O−SiR −O[−SiR O]−SiR −R−Z (4)
の直鎖有機ポリシロキサン(A)を使用する。ヒドロキシアルキル−又はアミノアルキル官能性有機ポリシロキサン(A)のための殊に有利な骨格構造は、ポリジメチルシロキサン鎖である。
一般式(4)の直鎖有機ポリシロキサン(A)は、一般式(5)
H−O[−SiR O]−H (5)
の有機ポリシロキサンと有機ケイ素化合物(この有機ケイ素化合物は一般式(3)の構造要素から構成されている)とから製造される。
一般式(4)及び(5)において、
mは、1〜10000の整数を表し、かつ
、R、R及びZは上記の意味を有する。
一般式(3)の構造要素から構成されている有機ケイ素化合物とは、環式モノマー(k=1)、二量体、オリゴマー又はポリマーであってよい。この場合有利に、式(6)及び(7)
Figure 0004215649
[式中、
kは少なくとも2の整数を表す]
の化合物を使用する。
Y=Rである有機ケイ素化合物、例えば式(6)の化合物を使用する場合、シリコーン鎖の末端終結は有利にすでに室温で、かつ有利に触媒添加物(K)なしで完全に進行する。
Y=酸素である有機ケイ素化合物、例えば式(7)の化合物が使用される場合、反応は有利に0℃〜150℃の温度で、有利に触媒(K)の存在で行われる。
触媒(K)として、有利に酸性又は塩基性化合物、例えば部分エステル化リン酸、カルボン酸、部分エステル化カルボン酸、水酸化アルキルアンモニウム、アンモニウムアルコキシド、フッ化アルキルアンモニウム又はアミン塩基、有機−スズ化合物、有機−亜鉛化合物、有機−チタン化合物を使用する。使用される触媒(K)は、反応の完了後に有利にいわゆる負触媒又は触媒毒の添加により不活性される。酸又は塩基の場合、単純な中和反応により不活性化に成功する。
この場合、一般式(3)の構造要素から構成されている有機ケイ素化合物は、有利にその都度正確な化学量論比で、又は<5%のわずかな過剰で使用される。この場合、反応が適当に進行した場合には、ヒドロキシアルキル−又はアミノアルキル官能性オルガノポリシロキサン(A)の製造がうまくいき、その際、H−NMR及び29Si−NMRを用いて、遊離Si−OH−基をもはや認めることができない。
更に、上記の反応を用いることにより、順に、まず第一に、一般式(2)の末端基の一部を一般式(1)のアミノアルキル基を用いて末端終結させ、引き続き、有機ポリシロキサンの一般式(2)の残りの全ての末端基を一般式(1)のヒドロキシアルキル基を用いて末端終結させることも可能である。この方法により、ヒドロキシアルキル−のみならずアミノアルキル末端基をも有する有機ポリシロキサンが得られ、前記基はイソシアネートに対して明らかに異なる反応性を示し、かつフォームをもたらし、その際、シリコーン鎖は尿素単位を介してのみならずウレタン単位を介しても、残りの分子部分と結合されている。このようにして、フォーム硬化の動力学のみならず、硬化されたフォームの特性プロフィールも、その都度の要求に適合するように広範囲で変更することができる。
発泡性配合物において、有機ポリシロキサン(A)に、1種以上のジ有機イソシアネート又はポリ有機イソシアネート(B)を添加する。これには、公知の全てのジ−又はポリイソシアネートが該当する。有利に、一般式(8)
Q(NCO) (8)
[式中、
Qは、k−官能性芳香族又は脂肪族炭化水素基を表し、
nは、少なくとも2の整数を表す]
のジ−又はポリイソシアネートを使用する。
慣用のジイソシアネートの例は、粗製であっても、または工業用のMDIの形であっても、純粋な4,4’−又は2,4’−異性体の形でも、又はこれらの混合物であってもよいジイソシアナトジフェニルメタン(MDI)、種々のレギオ異性体(Regioisomer)の形のトルイレンジイソシアネート(TDI)、ジイソシアナトナフタリン(NDI)、イソホロンジイソシアネート(IPDI)あるいは又ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)である。ポリイソシアネートの例は、高分子MDI(P−MDI)、トリフェニルメタントリイソシアネート又はビウレット−トリイソシアネートである。ジ有機イソシアネート又はポリ有機イソシアネート(B)は、単独で使用することもできるし混合して使用することもできる、有利に、ジ−又はポリイソシアネート(B)は、有機ポリシロキサン(A)1モル当たり少なくとも2モル、殊に2〜10モルの量で使用される。モル過剰のイソシアネートは、水との反応のために、及び場合によりビウレット単位の形成による架橋のために消費される。使用されるジ有機イソシアネート又はポリ有機イソシアネート(B)ないしその配合物は、1モル当たり平均で少なくとも2個のイソシアネート単位、有利に1モル当たり2〜4個のイソシアネート単位を有する。
発泡性配合物中で、発泡剤(C)はフォーム形成のために必要である。発泡剤(C)は、化学的発泡剤(CC)と物理的発泡剤(CP)とから選択される。化学的発泡剤(CC)として、有利に水が該当する。物理的発泡剤(CP)として、有利に低分子炭化水素、例えばプロパン、ブタン又はシクロペンタン、ジメチルエーテル又はフッ素化炭化水素、例えば1,1−ジフルオロエタン又は1,1,1,2−テトラフルオロエタンが該当する。フォーム形成を促進し、このようにして更に低い密度を有するフォームを得るために、物理的発泡剤(CP)の使用が可能である。
発泡性配合物は触媒(D)を含有してよい。触媒(D)として、とりわけ有機スズ化合物が適当である。例は、ジブチルスズジラウレート、ジオクチルスズジラウレート、ジブチルスズジアセテート、ジブチルスズジオクトエート又はジブチルスズ−ビス−(ドデシルメルカプチド)である。更に、スズ不含の触媒、例えば有機チタネート、鉄触媒、例えば有機鉄化合物、有機及び無機重金属化合物又は3級アミンも該当する。有機鉄化合物のための例として、アセチルアセトン鉄(III)が挙げられる。3級アミン(D)のための例は、トリエチルアミン、トリブチルアミン、1,4−ジアザビシクロ[2,2,2]オクタン、N,N−ビス−(N,N−ジメチル−2−アミノエチル)−メチルアミン、N,N−ジメチルシクロヘキシルアミン、N,N−ジメチルフェニルアミン、ビス−N,N−ジメチルアミノエチルエーテル、N,N−ジメチル−2−アミノエタノール、N,N−ジメチルアミノピリジン、N,N,N,N−テトラメチル−ビス−(2−アミノエチルメチルアミン)、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノン−5−エン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデス−7−エン又はN−エチルモルホリンである。
触媒(D)は単独で使用することもできるし混合物として使用することもできる。有利に、1種の触媒(D)がとりわけヒドロキシアルキルシロキサンとイソシアネートとの反応を促進し、その一方で第二の触媒(D)が有利にイソシアネートと水との反応を触媒する触媒混合物(D)を使用する。この触媒(D)間の適当に選択された濃度比により、フォーム形成とフォーム硬化との間の有利な速度比を達成することができる。ここではしばしば、少なくとも1種の有機スズ化合物のみならず、少なくとも1種の3級アミンをも含有する触媒混合物(D)が適当である。触媒混合物(D)中での3級アミンと有機スズ化合物との質量比は、有利に1:1〜5:1である。
発泡性混合物に対して、触媒(D)は有利に0.1〜6.0質量%の量で、殊に有利に0.3〜4.0質量%の量で使用される。
多くの場合、発泡性配合物にフォーム安定剤(E)を添加することは有利である。適当なフォーム安定剤として、例えばポリエーテル側鎖により変性された市販のシリコーンオリゴマーを使用することができ、これは通常のポリウレタンフォームの製造のためにも使用される。フォーム安定剤は、それぞれ発泡性配合物に対して6質量%まで、有利に0.3〜3質量%までの量で使用される。この場合、フォーム安定剤(E)は同時に、水のための可溶化剤としても役立つ。更に、その他の可溶化剤及び/又は乳化剤を使用することもできる。
更に、気泡調節剤、チキソトロープ剤及び/又は可塑剤の添加も有利であり得る。耐火性を改善するために、発泡性配合物に更に難燃剤、例えばリン含有化合物、特にホスフェート及びホスホネート、並びにハロゲン化ポリエステル及びポリオール又はクロロパラフィンを添加することができる。シリコーン変性のために慣用の全ての他の添加剤を発泡性配合物に配合することもできる。このための例は、充填剤、例えば高分散性シリカ、カーボンブラック、沈降チョーク又は着色剤である。
発泡性配合物は、フォーム形成の際の成分の完全な反応の前に、1種以上の成分として貯蔵されることができる。
第一の成分として、有機ポリシロキサン(A)及び過剰のジ−又はポリイソシアネート(B)から、イソシアネート末端有機ポリシロキサン−ポリウレタン−プレポリマー(PI)からの混合物を製造することにより、2成分配合物を製造することができる。この場合、専らアミノアルキル官能性シリコーン(A)のみを使用する場合には反応は触媒なしで進行することができ、そうでない場合には有機スズ−又はアミン触媒(D)の添加が有利である。ジ−又はポリイソシアネート(B)の過剰の量により、平均分子量及びそれに伴ってプレポリマー(P)の粘度を調節することができる。場合により、イソシアネート末端プレポリマー(PI)は、なおも未消費のジ−又はポリイソシアネート(B)も含有し得る。ヒドロキシアルキル−又はアミノアルキル官能性ポリシロキサン(A)に加え、この反応において、イソシアネート反応性物質として、少量のモノマー又はオリゴマーの、1モル当たり2〜5個のOH−又はNH−基を有するアルコール又はアミン、例えばブタンジオール又はペンタエリトリットを使用することもできる。使用されるアルコール/アミンの有利な量は、この場合、有機ポリシロキサン(A)に対して0〜30質量%である。この混合物に、有利に引き続き触媒(D)及び場合によりその他の添加剤を添加し、溶解もしくは乳化導入する。
発泡剤(C)としての水及び場合によりその他の発泡剤(C)を含有する第二の成分との混合により、引き続き、フォーム形成及び−硬化が達成される。この配合物の成分の反応により硬質フォームが得られる。
2−又は多成分系の製造のためのもう1つの可能性は、シリコーンプレポリマー(PS)及び水からの混合物、有利にエマルション又は溶液を含有する第一の成分により実現することができる。それに対して、第二の成分は、ジ−又はポリイソシアネート(B)を含有する。触媒(D)は、有利に第一の成分中に存在する。更に、触媒を第三の成分として、初めの2つの成分を混合した後に初めて添加することも可能である。この方法は、初めの2つの成分の殊に良好な混合をフォーム形成の開始前に達成するために意義深いものであり得る。
この場合、再度、鎖末端が、一般式(1)のアミノアルキル−及びヒドロキシアルキル基から選択されるシリコーンプレポリマー(PS)が使用される。シリコーンプレポリマー(PS)として、一方では純粋な有機ポリシロキサン(A)を使用することもできるし、OH−/NH−末端シロキサンプレポリマー(PSB)(これは、有機ポリシロキサン(A)と過少のジ−又はポリイソシアネート(B)との反応により製造されたものである)を使用することもできる。この場合、過少の量により、プレポリマー(PS)の平均分子量及びそれに伴うシリコーン−水−エマルションの粘性を調節することができる。有機ポリシロキサン(A)に加えて、この反応において、イソシアネート反応性物質として、2〜5個のOH−ないしNH−基を有するモノマー又はオリゴマーのアルコール又はアミン、例えばブタンジオール又はペンタエリトリットを使用することができる。使用されるアルコール及び/又はアミンの有利な量は、この場合、有機ポリシロキサン(A)に対して0〜30質量%である。更に、1モル当たり2〜5個のOH−ないしNH−基を有する純粋なアルコール又はアミンの同一の量が、シリコーン−水−エマルション中に添加されていてよい。
この場合、第一の成分に、有利に、安定なシリコーン−水−エマルションないしシリコーン−水−溶液をもたらす乳化剤又は可溶化剤を添加する。有利に、水1g当たり乳化剤/可溶化剤を0.05〜0.5g使用する。乳化剤/可溶化剤のための例は、例えば、脂肪アルコールポリグリコールエーテル、脂肪アルコールポリグリセリンエーテル、ポリオキシエチレングリセリンエステル又はイソトリデカノールエトキシレートである。これらの配合物の成分の反応により、軟質弾性フォームが得られる。
多くの場合、フォーム安定剤(E)を添加することは有利である。この場合、フォーム安定剤(E)は原則的に全成分中に含有されていてよいが、しかしながら有利にシリコーン−水−成分中に存在している。加えて、フォーム形成を促進し、このようにして更に低い密度を有するフォームを得るために、もう1種の物理的発泡剤(CP)の添加も可能である。この場合、発泡剤(C)も全成分中に存在する。全成分は、更にその他の添加剤を含有してよい。ここではとりわけ上記の全ての添加剤及び混和物が該当する。
更に、上記のイソシアネート末端有機ポリシロキサン−ポリウレタン−プレポリマー(PI)と、物理的発泡剤(CP)、場合により触媒(D)及び場合によりその他の添加剤とを混合することにより1−成分配合物を製造することもできる。そのように製造された1成分フォームを施与した後、これを、空気湿度との反応により硬化させることができる。この配合物の硬化により硬質フォームが得られる。
1成分配合物の硬化により、並びに、多成分配合物中の成分の反応により得ることができるフォームも本発明の対象である。更に、フォームの相応する製造法も本発明の対象である。
上記の式の全ての前記の記号は、その都度互いに無関係にその意味を有する。全ての式において、ケイ素原子は4価である。
別に記載がない限り、全ての量−及び百分率の記載は質量に基づくものであり、全ての圧力は0.10MPa(絶対)であり、全ての温度は20℃である。
実施例1:
3000g/モルのMnを有する(H−NMR−分光法により測定されたもの)ビスヒドロキシ−末端ポリジメチルシロキサン1000gを、80℃で、40mPasの粘度を有するポリ(1,1−ジメチル−1−シラ−2−オキサシクロペンタン)79.4g及びギ酸100mgと反応させる。H−NMR及び29Si−NMRは、4時間の反応時間の後に、全てのOH−基が定量的にヒドロキシプロピル−単位に変換されることを示す。引き続き、触媒の不活性化のためにトリエチルアミン500mgを反応溶液に添加し、真空(5ミリバール)中で80℃で短時間で蒸留する。純粋なビスヒドロキシプロピルポリジメチルシロキサンが残留する。
実施例2:
実施例1によるビスヒドロキシプロピルポリジメチルシロキサン20gを、触媒としてのジブチルスズジラウレート0.05gと、N,N,N,N−テトラメチル−ビス−(2−アミノエチル)−メチルアミン(Jeffcat(登録商標)Huntsman Corp.のPMDETA)0.1g、乳化剤(Deutsche ICI GmbH, Frankfurt a. MainのAtlas(登録商標)G-1300)0.15g、フォーム安定剤PC STAB EP 05(Wacker Chemie GmbH, ドイツ在)0.4g及び水0.5gと混合する。高速運転式ステータ−ロータ−撹拌装置(Ultraturrax(登録商標)15000r.p.m.で5分間)を用いて、わずかに最小限の混濁しか示さないエマルションを製造する。エマルションは数日後でもなお完全に安定である。
このエマルションにTDI5.9gを施与し、高速運転式ステータ−ロータ−撹拌装置(Ultraturrax(登録商標)15000r.p.m.で30秒間)を用いてエマルションと混合する。約30〜60秒後に発熱反応及びフォーム形成が生じる。フォーム形成は約30秒後に終了するが、その一方で熱の発生はなお約60秒間進行し、その後緩慢に消失する。フォームの体積は出発体積の6〜8倍である。微細な細孔構造を有する軟質弾性フォームが得られる。
実施例3:
平均分子量約700g/モルのビスヒドロキシプロピルポリジメチルシロキサン20gを、触媒としてのジブチルスズジラウレート0.1gと、N,N,N,N−テトラメチル−ビス−(2−アミノエチル)−メチルアミン(Jeffcat(登録商標)Huntsman Corp.のPMDETA)0.1g、乳化剤(Deutsche ICI GmbH, Frankfurt a. MainのAtlas(登録商標)G-1300)0.2g、フォーム安定剤PC STAB EP 05(Wacker Chemie GmbH, ドイツ在)0.4g及び水1.0gと混合する。高速運転式ステータ−ロータ−撹拌装置(Ultraturrax(登録商標)15000r.p.m.で5分間)を用いて、わずかに最小限の混濁しか示さないエマルションを製造する。エマルションは数日後でもなお完全に安定である。
このエマルションにTDI4.6gを施与し、高速運転式ステータ−ロータ−撹拌装置(Ultraturrax(登録商標)15000r.p.m.で30秒間)を用いてエマルションと混合する。約30〜60秒後に発熱反応及びフォーム形成が生じる。フォーム形成は約30秒後に終了するが、その一方で熱の発生はなお約60秒間進行し、その後緩慢に消失する。フォームの体積は出発体積の10倍である。極度に高い機械的強度を有する粗細孔性フォームが得られる。
実施例4:
実施例1によるビスヒドロキシプロピルポリジメチルシロキサン20gを、触媒としてのジブチルスズジラウレート0.1g、乳化剤(Deutsche ICI GmbH, Frankfurt a. MainのAtlas(登録商標)G-1300)0.2g、及び平均官能価2.7のポリマーMDI(Dow ChemicalのVoranate(登録商標)M 220)1.28gと混合し、高速運転式ステータ−ロータ−撹拌装置(Ultraturrax(登録商標))で約5分間相互に混合する。ここで、混合物は約60℃に温度上昇する。その後、IR−分光法を用いて遊離イソシアネート基を検出することはできない。得られた混合物に水0.5g及びN,N,N,N−テトラメチル−ビス−(2−アミノエチル)−メチルアミン(Jeffcat(登録商標)Huntsman Corp.のPMDETA)0.1gを添加し、高速運転式ステータ−ロータ−撹拌装置(Ultraturrax(登録商標))を用いて安定なエマルションを製造する。
この混合物にポリマーMDI(Voranate(登録商標)M 220)4.06gを施与し、高速運転式ステータ−ロータ−撹拌装置(Ultraturrax(登録商標)15000r.p.m.で30秒間)を用いてエマルションと混合する。約30〜60秒後に発熱反応及び自発的フォーム形成が生じる。フォーム形成は約2分後に終了するが、その一方で熱の発生はなお約1分間進行し、その後緩慢に消失する。フォームの体積は出発体積の4〜6倍である。極めて微細な細孔構造を有する軟質弾性フォームが得られる。

Claims (12)

  1. 発泡性配合物において、以下の成分
    (A)鎖末端が、少なくとも95%、一般式(1)
    −O−SiR O−SiR −R−Z (1)
    のアミノアルキル−又はヒドロキシアルキル基で末端終結されている、直鎖又は分枝鎖有機ポリシロキサン、但し、前記有機ポリシロキサンは、一般式(2)
    −O−SiR −OH (2)
    の末端基を有する直鎖又は分枝鎖有機ポリシロキサンと、一般式(3)
    −[SiR −R−Y−] (3)
    [式中、
    及びRは、一価の、場合により−CN又はハロゲンで置換されたC〜C12−炭化水素基を表し、その際、1個以上の互いに隣接していないメチレン単位は基−O−により置換されていてよく、
    は、n−プロピレン基を表し、
    Zは、基OH又はNHを表し、
    Yは、酸素原子又は基NRを表し、
    は、水素原子又は一般式(3)(ここで、kは1の値を有し、かつYは基NHを表す)のもう1つの基を表し、かつ
    kは1〜1000の整数を表す、但しk=1の場合には、この構造要素は環式であるとの条件付きである]
    の構造要素から構成されている有機ケイ素化合物との反応により製造可能であるものとし、
    (B)ジ−又はポリイソシアネート、及び
    (C)発泡剤
    から成ることを特徴とする発泡性配合物。
  2. 有機ポリシロキサン(A)の鎖末端の少なくとも99%が、一般式(1)のアミノアルキル−又はヒドロキシアルキル基で末端終結されている、請求項1記載の発泡性配合物。
  3. 有機ポリシロキサン(A)1分子中に、一般式(1)のアミノアルキル−及びヒドロキシアルキル基が存在している、請求項1又は2記載の発泡性配合物。
  4. ポリ有機シロキサン鎖(A)の重合度nが5〜100である、請求項1から3までのいずれか1項記載の発泡性配合物。
  5. 一般式(3)の構造要素から構成されている有機ケイ素化合物が、式(6
    Figure 0004215649
    化合物である、請求項1から4までのいずれか1項記載の発泡性配合物。
  6. 有機スズ化合物、有機鉄化合物、有機チタネート及び3級アミンから選択された触媒(D)を含有する、請求項1から5までのいずれか1項記載の発泡性配合物。
  7. 第一の成分中に、有機ポリシロキサン(A)と過剰のジ−又はポリイソシアネート(B)とから成る反応生成物であるイソシアネート末端有機ポリシロキサン−ポリウレタン−プレポリマー(PI)を含有し、かつ
    第二の成分中に、発泡剤(C)としての水を含有する、請求項1から6までのいずれか1項記載の2成分発泡性配合物。
  8. 1成分系であり、かつ請求項記載のイソシアネート末端プレポリマー(PI)、物理的発泡剤(CP)及び触媒(D)を含有する、請求項1から6までのいずれか1項記載の発泡性配合物。
  9. 第一の成分中に、鎖末端が一般式(1)のアミノアルキル−及びヒドロキシアルキル基から選択されているシリコーンプレポリマー(PS)と発泡剤(C)としての水とを含有し、かつ
    第二の成分中にジ−又はポリイソシアネート(B)を含有する、請求項1から6までのいずれか1項記載の多成分発泡性配合物。
  10. 第一の成分中に、シリコーンプレポリマー(PS)として、有機ポリシロキサン(A)と過少のジ−又はポリイソシアネート(B)との反応により製造されたシロキサンプレポリマー(PSB)を含有する、請求項9記載の多成分発泡性配合物。
  11. 請求項8記載の1成分配合物を硬化させる、又は、請求項7記載の2成分配合物中、若しくは、請求項9若しくは請求項10記載の多成分配合物中の成分を反応させ、その際請求項1記載の成分(A)及び(B)相互に反応させることにより得ることができるフォーム。
  12. 請求項11記載のフォームの製造法において、1成分配合物を硬化させる、又は、2成分配合物若しくは多成分配合物中の成分を相互に反応させることを特徴とする、フォームの製造法。
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