JP4213893B2 - 積層体、チューブ用原反及びチューブ容器 - Google Patents

積層体、チューブ用原反及びチューブ容器 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、積層体、チューブ用原反及びチューブ容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、ラミネートチューブ用原反は、少なくとも表面樹脂層、中間層及び内面樹脂層を順次に積層してなる積層体よりなり、一般的には、内面樹脂層として、シール性やチューブ成形性から押出ラミが、中間層として、アルミニウム箔、無機酸化物の蒸着膜等を有する樹脂フィルムなどのバリアー性基材が使用されている。
【0003】
しかし、中間層として、無機酸化物の蒸着膜を有する樹脂フィルムを用いた場合、無機酸化物蒸着膜はその性質上クラックを発生しやすく、例えば積層体を製造する際の加熱加圧により、無機酸化物の蒸着膜が熱収縮によるクラックを発生し、バリアー性が著しく低下するという問題があった。
【0004】
この問題を解決する手段として、特許第2663761号公報には、無機または金属化合物の透明薄膜層を形成した基体シートの透明薄膜層上に、熱緩衝層を形成し、熱緩衝層上に熱接着性樹脂層を押し出しコーティングすることが記載されている。
【0005】
しかし、この方法によれば、無機または金属化合物の透明薄膜層のクラックを防止して、バリアー性の低下を防ぐことができるものの、従来の層構成に加えて熱緩衝層を余分に設ける必要があるため、工程が増える、コスト的に好ましくないという問題があった。
【0006】
更に、チューブ用原反は、チューブ形成時の滑り性を確保するため、一般に、スリップ剤を含有する層を設けるが、スリップ剤が表面層へ浸出または析出し、表面樹脂層への印刷適性が悪くなるという問題もあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記問題点を解決し、前記従来の方法のように層を増やすことなく、またスリップ剤を用いることなく、バリアー性、低温シール性、チューブ形成時の滑り性に優れ、ブロッキングが生じない積層体、チューブ用原反、及び該チューブ用原反を用いたチューブ容器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
即ち、本発明の積層体は、無機または金属化合物の透明薄膜層を形成した基体シートの該透明薄膜層上に、粒径3〜4μmのアンチブロッキング剤を1000〜5000ppm含有するポリオレフィン系フィルムをドライラミネート法又はノンソルベントラミネート法にて積層してなることを特徴とする。
【0009】
また、本発明のチューブ用原反は、基体シート上に無機または金属化合物の透明薄膜層を形成した中間層と、該透明薄膜層上に、ドライラミネート法又はノンソルベントラミネート法にて積層された粒径3〜4μmのアンチブロッキング剤を1000〜5000ppm含有するポリオレフィン系フィルムの裏面樹脂層と、前記中間層の透明薄膜層を有する面と反対側に積層された表面樹脂層とを少なくとも有することを特徴とする。
【0010】
本発明の積層体及びチューブ原反においては、前記ポリオレフィン系フィルムがポリエチレンフィルム、より好ましくは線状低密度ポリエチレンフィルムであることが好ましく、前記線状低密度ポリエチレンの密度が0.92g/cm3以下であること、シングルサイト触媒で重合して得られたものであること、がより好ましい。また、前記アンチブロッキング剤が、シリカまたはタルクであることが好ましい。
【0011】
更に、本発明のチューブ容器は、前記チューブ用原反を胴部として用いたことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を詳細に説明する。
【0013】
まず、本発明の積層体について説明する。
【0014】
基体シートは、無機または金属化合物の透明薄膜層が形成可能なプラスチックフィルムであれば特に限定されないが、透明薄膜層の密着性、透明性、加工の容易性、価格等の点から、ポリエチレンテレフタレートフィルムが最も好ましく、延伸ポリプロピレン、未延伸ポリプロピレン、ポリエチレン、延伸ナイロン等のフィルムも使用できる。基体シートの厚さは特に制限されないが、9μm〜50μmが好ましい。
【0015】
無機または金属化合物の透明薄膜層は、例えばケイ素、マグネシウム、インジウム、アルミニウム、チタン等の無機物または金属の酸化物、窒化物、硫化物、あるいはフッ化物等の化合物、より具体的には、Sixy(x=1,2;y=0,1,2,3)、Al23、Si34、ZnS、MgF2、MgO等を、真空蒸着法、イオンプレーティング法、スパッタリング法、プラズマ蒸着法、CVD法等の方法で形成することができる。
【0016】
透明薄膜層の厚さは、無機または金属化合物の種類により異なるが、酸化ケイ素の場合50Å〜5000Åであり、充分なガスバリヤー性を得るためには、少なくとも100Å、好ましくは200Å以上の厚さとするのが好ましい。また、チューブ容器としての柔軟性を確保するためには、2000Å以下の厚さとするのが好ましい。また、酸化アルミニウムの場合は、少なくとも50Å、好ましくは100Å以上、600Å以下の厚さとするのが好ましい。
【0017】
本発明の積層体においては、上記無機または金属化合物の透明薄膜層の上に、アンチブロッキング剤を含有するポリオレフィン系フィルムを、ドライラミネート法又はノンソルベントラミネート法にて積層する。
【0018】
ポリオレフィン系フィルムとしては、特に限定されず、例えばポリエチレンフィルム、延伸ポリプロピレンフィルム、未延伸ポリプロピレンフィルム等が挙げられるが、これらのうちでも、チューブ容器を形成する際のヒートシール性の観点からポリエチレンフィルムが好ましく、より好ましくは線状低密度ポリエチレンフィルムである。ポリオレフィン系フィルムの厚さは特に限定されないが、50μm〜150μmが好ましい。
【0019】
線状低密度ポリエチレンの密度は、0.910g/cm3〜0.940g/cm3であることが好ましく、充分な低温ヒートシール性を付与する観点から0.92g/cm3以下であることが好ましい。また、ブロッキングを抑制するためには、シングルサイト触媒で重合して得られた線状低密度ポリエチレンが好ましい。
【0020】
シングルサイト触媒は重合活性点が単一(シングルサイト)であることを特徴とし、この触媒を用いて重合した線状低密度ポリエチレンは、従来のチグラー触媒に見られるマルチサイト触媒を用いて得られる線状低密度ポリエチレンに比べ、分子量分布が狭い等の特性を有している。
【0021】
シングルサイト触媒の代表的なものとしてはメタロセン触媒、所謂、カミンスキー触媒がある。このシングルサイト触媒はメタロセン系遷移金属化合物と、有機アルミニウム化合物からなる触媒である。メタロセン系遷移金属化合物としては、例えばジルコニウム系化合物、チタニウム系化合物、シリカ系化合物等が挙げられ、有機アルミニウム化合物としては、例えばアルキルアルミニウム、鎖状あるいは環状アルミノキサン等が挙げられる。重合方法としては、特に限定されないが、溶液重合法、気相重合法、スラリー重合法等が挙げられる。
【0022】
アンチブロッキング剤としては、シリカ(酸化珪素)、タルク(滑石)等を使用することができ、チューブ容器を形成する際の滑り性の観点から、粒径20μm以下のものが好ましく、粒径3〜4μmのものがより好ましい。
【0023】
ポリオレフィン系フィルム中のアンチブロッキング剤の含有量は、好ましくは1000〜10000ppm、より好ましくは3000〜5000ppmである。アンチブロッキング剤の含有量が10000ppmを越えると、アンチブロッキング剤が、他の層へ浸出または析出する可能性が高くなり、チューブ用原反として用いた場合に、表面樹脂層への印刷適性が悪くなる傾向がある。また、アンチブロッキング剤の含有量が1000ppm未満では、チューブ容器を形成する際の滑り性が充分ではない傾向がある。
【0024】
ポリオレフィン系フィルムは、本発明の効果を損なわない限り、アンチブロッキング剤の他に、酸化防止剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、難燃化剤、無機および無機充填剤、染料、顔料等を適宜添加したものであってもよい。
【0025】
次に、本発明のチューブ用原反について説明する。
【0026】
本発明のチューブ用原反は、上記積層体を含むものである。即ち、ポリオレフィン系フィルムが、チューブ容器とした場合に内側となる裏面樹脂層、透明薄膜層を有する基体シートが中間層となり、中間層の透明薄膜層を有する面と反対側の面上に、更に、チューブ容器とした場合に外側となる表面樹脂層を積層したものである。
【0027】
表面樹脂層はヒートシール性を有することが好ましく、ポリオレフィン系のフィルムまたは押出樹脂を好適に使用できる。表面樹脂層の厚さは特に限定されないが、50μm〜150μmが好ましい。
【0028】
また、チューブ容器の外観性を向上させるために、中間層と表面樹脂層の間に、白色顔料入りのポリオレフィン系樹脂層を設けてもよい。この層の厚さは特に限定されないが、50μm〜200μmが好ましい。
【0029】
さらに、チューブ容器の風合を確保するため、基材フィルムを積層してもよい。基材フィルムとしては、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ナイロン、エチレン−ビニルアルコール共重合体等からなるフィルムを用いることができる。基材フィルムの厚さは特に限定されないが、9μm〜50μmが好ましい。
【0030】
本発明のチューブ用原反における、中間層と裏面樹脂層以外の積層は、ドライラミネート法、押出しラミネート法等によって行なえる。
【0031】
次に、本発明のチューブ容器について説明する。
【0032】
チューブ容器胴部の成形は、略矩形状をなす上記チューブ用原反を、裏面樹脂層側が内側となるように丸めながら、その側辺部同士を重ね合わせて当接部を熱接着して行なう。
【0033】
本発明のチューブ容器は、チューブ容器胴部の一方の端部に対して口頸部と肩部とからなる頭部を接合して形成される。このチューブ容器胴部と頭部との接合には、例えばチューブ容器胴部を挿入した雄型マンドレルを、予め内部に溶融樹脂が吐出された雌型内にインサートして成形し、チューブ容器胴部の一方の端部に口頸部と肩部とからなる頭部を圧縮成形すると同時に接合する方法、あるいはチューブ容器胴部を挿入した金型内にて、口頸部と肩部とからなる頭部を合成樹脂の射出成形によって形成し、チューブ容器胴部の一方の端部に口頸部と肩部とからなる頭部を射出成形すると同時に接合する方法、等を利用し得る。
【0034】
【実施例】
以下、実施例により本発明を詳細に説明する。
【0035】
<実施例1〜、比較例1〜
厚さ12μmのポリエチレンテレフタレートフィルムからなる基体シート上に、真空蒸着法で300Åの厚さに酸化ケイ素薄膜層を形成した。
【0036】
この酸化ケイ素薄膜層上に、表1に示す密度を有し、アンチブロッキング剤として、表1に示す粒径を有するシリカを、表1に示す割合で含有させた、シングルサイト触媒(SSC)、またはマルチサイト触媒(MSC)で重合した線状低密度ポリエチレンフィルム(厚さ100μm)をドライラミネート法により積層した。
【0037】
更に、基体シートの酸化ケイ素薄膜層を形成していない面上に、厚さ50μmの低密度ポリエチレン層(接着剤層)、厚さ160μmの乳白低密度ポリエチレンフィルム、厚さ75μmの低密度ポリエチレンの押出コーティング層を順次積層し、以下の層構成を有する積層体を得た。
【0038】
LDPE(75μm)/乳白LDPE(160μm)/LDPE(50μm)/PETSiOx(12μm)//LLDPE(100μm)
【0039】
<比較例
実施例1と同様にして基体シート上に形成された酸化ケイ素薄膜層上に、厚さ50μmの線状低密度ポリエチレンフィルム(密度0.920g/cm3)をドライラミネート法により積層し、次いでこの上に、厚さ50μmの線状低密度ポリエチレン(密度0.914g/cm3)の押出コーティング層(押出し温度300℃)を積層した。
【0040】
更に、基体シートの酸化ケイ素薄膜層を形成していない面上に、実施例1と同様に積層し、以下の層構成を有する積層体を得た。
【0041】
LDPE(75μm)/乳白LDPE(160μm)/LDPE(50μm)/PETSiOx(12μm)//LLDPE(50μm)/LLDPE(50μm)
【0042】
<比較例
実施例1と同様にして基体シート上に形成された酸化ケイ素薄膜層上に、厚さ100μmの線状低密度ポリエチレン(密度0.914g/cm3)の押出コーティング層(押出し温度300℃)を積層した。
【0043】
更に、基体シートの酸化ケイ素薄膜層を形成していない面上に、実施例1と同様に積層し、以下の層構成を有する積層体を得た。
【0044】
LDPE(75μm)/乳白LDPE(160μm)/LDPE(50μm)/PETSiOx(12μm)/LLDPE(100μm)
【0045】
<評価>
実施例1〜、比較例1〜について、以下の評価を行い、結果を表1に示した。
【0046】
[ヒートシール強度]
シール温度180℃または190℃、シール圧19.6×104Pa(2kgf/cm2)、シール時間2.0secの条件で、最外層と最内層をシールし、15mm幅に切断してT形剥離によりヒートシール強度を求めた。
【0047】
[形成性(滑り性)]
実際にチュービングを行ない、以下の基準で評価した。
◎:比較例と同等の条件でチュービング出来る。
○:機械調整を行なえば、チュービング出来る。
△:機械調整を行なえば、チュービング出来るが、マンドレルに引っかかる、マンドレルから抜きにくい、片下寸法が不安定になる等の問題ある。
×:機械調整を行なっても、マンドレルからチューブが抜けない等問題が発生し、チュービング出来ない。
【0048】
[充填適性(低温シール性)]
ヒートシール強度測定時の低温シール性(180℃)を、以下の基準で評価した。
◎:比較例と同等の条件でシール出来る。
○:シール温度を上げる等、シール条件を変更すればシール出来る。
△:シール温度を上げ、充填スピードを落とす等の処置すればシールが何とか出来る。
【0049】
[ブロッキング]
サンプルを5cm×5cmの大きさに切断して、最外層と最内層を向かい合わせて、24.5×104Pa(2.5kgf/cm2)の荷重をかけ、50℃の恒温槽に24Hr保存して、ブロッキングの有無を確認した。
【0050】
また、実施例1、比較例1,6,7について、以下の評価を行い、結果を表2に示した。
【0051】
[ガスバリア性]
2透過性を30℃、70%RH雰囲気下で、H2O透過性を40℃、90%RH雰囲気下で測定した。
【0052】
【表1】
Figure 0004213893
【0053】
【表2】
Figure 0004213893
【0054】
【発明の効果】
以上説明のように、本発明によれば、無機または金属化合物の透明薄膜層が形成されたバリア層を含む積層体のバリア性を劣化させることなく、しかも低温シール性、滑り性、耐ブロッキング性等のチューブ物性を満足する積層体及びチューブ用原反を提供することができる。
【0055】
また、本発明の積層体及びチューブ用原反は、無機または金属化合物の透明薄膜層上に、ポリオレフィン系フィルムを貼り合わせるという簡易な方法で製造することができ、コスト面でも優れるものであり、スタンド用チューブ等のラミネートチューブ容器用原反として好適に使用できるものである。
【0056】
更に、本発明のチューブ容器は、特にガスバリア性、コスト面に優れるものである。

Claims (13)

  1. 無機または金属化合物の透明薄膜層を有する基体シートの該透明薄膜層上に、粒径3〜4μmのアンチブロッキング剤を1000〜5000ppm含有するポリオレフィン系フィルムをドライラミネート法又はノンソルベントラミネート法にて積層してなることを特徴とする積層体。
  2. 前記ポリオレフィン系フィルムが、ポリエチレンフィルムであることを特徴とする請求項1に記載の積層体。
  3. 前記ポリエチレンフィルムが、線状低密度ポリエチレンフィルムであることを特徴とする請求項2に記載の積層体。
  4. 前記線状低密度ポリエチレンの密度が、0.92g/cm3以下であることを特徴とする請求項3に記載の積層体。
  5. 前記線状低密度ポリエチレンが、シングルサイト触媒で重合して得られたものであることを特徴とする請求項3または4に記載の積層体。
  6. 前記アンチブロッキング剤が、シリカまたはタルクであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の積層体。
  7. 基体シート上に無機または金属化合物の透明薄膜層を有する中間層と、該透明薄膜層上に、ドライラミネート法又はノンソルベントラミネート法にて積層された粒径3〜4μmのアンチブロッキング剤を1000〜5000ppm含有するポリオレフィン系フィルムの裏面樹脂層と、前記中間層の透明薄膜層を有する面と反対側に積層された表面樹脂層とを少なくとも有することを特徴とするチューブ用原反。
  8. 前記ポリオレフィン系フィルムが、ポリエチレンフィルムであることを特徴とする請求項7に記載のチューブ用原反。
  9. 前記ポリエチレンフィルムが、線状低密度ポリエチレンフィルムであることを特徴とする請求項8に記載のチューブ用原反。
  10. 前記線状低密度ポリエチレンの密度が、0.92g/cm3以下であることを特徴とする請求項9に記載のチューブ用原反。
  11. 前記線状低密度ポリエチレンが、シングルサイト触媒で重合して得られたものであることを特徴とする請求項9または10に記載のチューブ用原反。
  12. 前記アンチブロッキング剤が、シリカまたはタルクであることを特徴とする請求項7〜11のいずれかに記載のチューブ用原反。
  13. 請求項7〜12のいずれかに記載のチューブ用原反を胴部として用いたことを特徴とするチューブ容器。
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