JP4213278B2 - 物品収納ロッカー - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、小物等を保管する物品収納ロッカーに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、各種ホテル、レジャー施設、病院等において利用者の小物等を保管するために上記物品収納ロッカーが配設されている。
【0003】
図19において、引用符号1は物品収納ロッカーを示しており、その物品収納ロッカー1には、個々に電気錠(不図示)を有するボックス2が横及び上下方向に複数設けられている。また、物品収納ロッカー1には、ほぼ中央に例えばボックス2の扉番号と暗証番号とを入力するための入力設定部3と、例えば扉番号を印字したレシートを発行するプリンタ装置4等とが設けられている。
【0004】
各ボックス2には、その正面に扉開閉用摘み5、番号表示部6、及び施錠表示ランプが設けられており、また、入力設定部3には、使用しようとする扉番号及び利用者の決めた暗証番号を入力する複数のキーボタン8と、入力時にのみ入力した扉番号及び使用案内を点灯する番号表示部9とが設けられている。プリンタ装置4の正面のフロントパネル4aには、印字したレシートを送出する紙片排出窓4bが設けられている。
【0005】
上記構成において、利用者が入力設定部3のキーボタン8により扉番号及び暗証番号を入力して開扉した後、ボックス2内に物品(荷物)を入れて扉を閉じると、そのボックス2は施錠され、プリンタ装置4からはレシートが発行されるようになっている。また、利用者が物品(荷物)を取り出そうとする場合には、レシートに印字された扉番号と利用者の決めた暗証番号とに基づいて入力設定部3を操作し、ボックス2を解錠するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで上記従来技術にあっては、利用者の物品収納ロッカー1に対する操作の認識不足により派生する問題点と、入力設定部3の操作性に関する問題点を有していた。
【0007】
即ち前者について先ず説明すると、利用者は、荷物の預け入れの際に、荷物をボックス2内に入れて扉を閉めればそのボックス2が施錠されるのを経験しており、実際には所定時間内は何度でも扉の開け閉めが可能な待機状態となっている荷物の取り出しの際にも、単に扉を閉めれば、ボックス2の施錠がなされて使用の継続がされると誤認している恐れがある。
【0008】
そして、その誤認した状態で例えばボックス2に預け入れた複数の荷物のうちの一つのみを取り出して扉を閉めたり、一度荷物を取り出して必要なもののみを抜き出し、再度荷物を中に入れて扉を閉めたりして上記所定時間内に物品収納ロッカー1から離れると、最悪の場合、物品(荷物)の盗難に遭ってしまうことになる。
【0009】
次に、後者について説明すると、例えばボックス2が数十個ある場合、扉を指定するために、扉番号の入力可能な桁数として2桁用意され、一般的に一番目の扉の扉番号は″1″ではなく″01″と表示されている。そして、入力設定部3により扉番号を入力する場合、その″01″を入力しなければ次の操作に移ることができないようになっている。
【0010】
従って、本来、扉番号の有効数字が上述のような一の位のみのボックス2を利用しようとする場合には、その操作が面倒となってしまうことになる。また、利用者が上述のような入力の仕方に気付かない場合では、何度も同じエラーをくり返してしまうことになる。これは暗証番号の入力においても同様で、所定の桁数の暗証番号が入力できる桁数が用意されているところに、所定桁数未満の暗証番号を入力しても入力設定することができないようになっている
【0011】
本発明は、上述した問題点を解消するため、扉を閉めた後、ボックス内に荷物がある場合には確実に施錠がなされ、また、利用者に対する操作性も向上した物品収納ロッカーを提供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためなされた請求項1記載の本発明の物品収納ロッカーは、施錠信号と、預け入れの際に使用するボックスの扉番号と暗証番号とが入力設定されたときと、取り出しの際に取り出すボックスの前記扉番号と前記暗証番号とが入力設定されたときとに生成される解錠信号とに基づいて作動する電気錠により複数のボックスの各々の扉を解錠及び施錠して開閉可能とした物品収納ロッカーであって、図1の基本構成図に示される如く、前記解錠信号及び前記施錠信号を生成する制御手段21Aと、前記扉の開閉を検知して検知信号を前記制御手段21Aへ伝達する扉開閉検知手段22Aと、前記ボックス内の荷物の有無を検知して検知信号を前記制御手段21Aへ伝達する荷物有無検知手段23Aと、を備え、前記制御手段21Aは、入力された数字の桁数が扉番号及び暗証番号の入力設定のために予め用意された入力可能桁数と完全に一致したことを検出する手段と、一桁以上かつ入力可能桁数未満の数字が入力され所定時間が経過したことを検出する手段と、一桁以上かつ入力可能桁数未満の桁数の入力された数字を確定する確認入力があったことを検出する手段とを有し、何れかの手段による検出があったときに前記扉番号と前記暗証番号とが入力設定されたとして前記解錠信号を生成し、前記荷物有無検知手段23A及び前記扉開閉検知手段22Aの前記検知信号により、前記扉を閉めた際に前記ボックス内に荷物があることを検知して前記施錠信号を生成することを特徴としている。
【0013】
請求項2記載の本発明の物品収納ロッカーは、請求項1に記載の物品収納ロッカーにおいて、前記ボックスから前記荷物が取り出され、前記荷物有無検知手段が荷物無し状態を検知した際には、前記制御手段がタイマの作動期間中、再度荷物有り状態を検知したときに荷物を継続して保管することを特徴としている。
【0014】
請求項3記載の本発明の物品収納ロッカーは、請求項2に記載の物品収納ロッカーにおいて、前記タイマは、前記電気錠に対する前記解錠信号、前記扉開閉検知手段の扉開状態の検知信号、前記荷物有無検知手段の荷物無し状態の検知信号の少なくともいずれかに基づいて作動することを特徴としている。
【0015】
請求項4記載の本発明の物品収納ロッカーは、請求項1ないし請求項3いずれか記載の物品収納ロッカーにおいて、前記荷物有無検知手段の検知信号に基づいて、前記荷物の有無を利用者に認識させる荷物有無認識手段を更に備えることを特徴としている。
【0017】
請求項1に記載された本発明によれば、制御手段21Aは、入力された数字の桁数が扉番号及び暗証番号の入力設定のために予め用意された入力可能桁数と完全に一致したことを検出する手段と、一桁以上かつ入力可能桁数未満の数字が入力され所定時間が経過したことを検出する手段と、一桁以上かつ入力可能桁数未満の桁数の入力された数字を確定する確認入力があったことを検出する手段とを有し、何れかの手段による検出があったときに扉番号と暗証番号とが入力設定されたとして解錠信号を生成し、扉開閉検知手段22Aが扉の開閉を検知して伝達する検知信号と荷物有無検知手段23Aがボックス内の荷物の有無を検知して伝達する検知信号とにより、扉を閉めた際にボックス内に荷物があることを検知して施錠信号を生成するので、利用者に対する操作性の向上を図ることが可能であるとともに、例えば従来のように利用者が誤って物品収納ロッカーから離れてしまった場合でも、確実に荷物を保管することが可能である。
従って、ボックスの扉を閉めた後、そのボックス内に荷物がある場合には、確実に施錠がなされることになり、その結果、防盗性が格段に高まった物品収納ロッカーを提供することができる。
【0018】
請求項2に記載された本発明によれば、物品収納ロッカーは、ボックスから荷物が取り出され、荷物有無検知手段23Aが荷物無し状態を検知した際には、制御手段21Aがタイマ24の作動期間中、再度荷物有り状態を検知したときに荷物を継続して保管するようになっている。
これにより物品収納ロッカーは、再度荷物を預け入れることが可能である。そして、荷物をボックス内に入れれば、上述の如く、荷物有無検知手段23Aが荷物の検知をして確実に施錠がなされるので、再度の預け入れであっても確実に荷物の保管をすることが可能である。
【0019】
請求項3に記載された本発明によれば、上記タイマ24は、制御手段21Aからの電気錠に対する解錠信号、扉開閉検知手段22Aの扉開状態の検知信号、荷物有無検知手段23Aの荷物無し状態の検知信号の少なくともいずれかに基づいて作動するようになっている。
これにより、上記預け入れの待機方法や防盗対策に幅を持たせることが可能である。
【0020】
請求項4に記載された本発明によれば、物品収納ロッカーは、荷物有無検知手段23Aの検知信号に基づいて、荷物の有無を利用者に認識させる荷物有無認識手段25Aを更に備えるようになっている。
これにより、利用者に注意を促すことが可能であり、荷物の有無を把握して荷物の預け入れ及び取り出しをより確実に行うことが可能になる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態を説明する。
図2は本発明の物品収納ロッカーの一実施の形態を示す正面図である。また、図3は図2の一ボックスの扉を開いた際の状態説明図、図4は図2の入力設定表示部の説明図、図5は図2の制御部を説明するためのブロック図を示している。
【0023】
図2において、引用符号11は物品収納ロッカーを示しており、その物品収納ロッカー11には、ボックス12が横及び上下方向に複数設けられている。また、物品収納ロッカー11のほぼ中央には、ボックス12の扉番号と暗証番号とを入力したりする入力設定表示部13と、扉番号を印字したレシートを発行するプリンタ装置(以下単にプリンタと略記する)14等とが設けられており、物品収納ロッカー11の下部には制御部15が配設されている。
【0024】
上記各ボックス12は、図3に示される如く、電気錠16により開閉可能な扉17を正面に有しており、その扉17には、扉開閉用摘み18と番号表示部19とが設けられている。また、扉開閉用摘み18はレンズ18Aを有しており、施錠表示ランプ(LED)20が発光するとそのレンズ18Aを介して使用状態が利用者に認識できるようになっている。
【0025】
電気錠16は、既知構成のものであるので詳細な説明は省略するが、上記制御部15の制御、即ち制御部15が生成する施錠信号と解錠信号とに基づいて作動するようになっている。
【0026】
扉17には、その扉17の開閉を検知する扉センサー22(図5参照、特許請求の範囲に記載した扉開閉検知手段に相当)が設けられている。
尚、扉センサー22自体の構成図は既知構成であるので省略する。また、扉センサー22の代わりにスイッチをオンオフさせて開閉を検知するようにしてもよい。
【0027】
ボックス12内には、荷物の有無を検知する荷物センサー23(特許請求の範囲に記載した荷物有無検知手段に相当)が設けられている。荷物センサー23は既知構成であるのでその説明は省略する。荷物センサー23の配置としては、当然、ボックス12内全体を検知できるようにすることが好ましい。しかし、製造コストも考慮しなければならないことから、利用者が特に荷物を置きやすい位置に少なくとも一つの荷物センサー23を配設することで対処するのもよい。
【0028】
上記入力設定表示部13は、例えば図4に示される画面構成のタッチパネル13Aを介して操作できるようになっている。そのタッチパネル13Aは、枠全体13aが表示エリアになっているのは勿論のこと、中枠13b及び小枠13cも表示エリアとなっている。枠全体13a及び中枠13bには、後述する各種メッセージが表示されるようになっている。小枠13cは扉番号やIDの入力の際に用いられるようになっている。
【0029】
また、タッチパネル13Aは、″1″〜″9″及び″0″の数字からなるテンキー13dと、″中止″、″訂正″及び″確認″の文字からなる中止キー13e、訂正キー13f及び確認キー13gとが設けられている。
【0030】
尚、中止キー13eは、その文字の如く、タッチパネル13Aを介しての操作を中止するキーであり、訂正キー13fは操作の訂正を行うキーである。これに対し確認キー13gは、後述の扉番号又は暗証番号の確定を行うキーとなっている。
【0031】
上記制御部15は、図5のブロック図に示されるような構成を有しており、マイコン21(特許請求の範囲に記載した制御手段21Aに相当)が備えられている。
【0032】
マイコン21は、CPU(Central Processing Unit )21aとRAM(Ran-dom Access Memory )21bとROM(Read-Only Memory)21cとで構成されており、そのCPU21aはROM21cに格納された後述の制御プログラムに基づき、RAM21bのワーキングエリア及びタイマ24を使用して物品収納ロッカー11(図2参照)全体の制御を行うようになっている。
【0033】
CPU21aには、上記テンキー13d、中止キー13e、訂正キー13f及び確認キー13g(図4参照)で構成される入力部26と、上記表示エリアで構成される表示部27と、電源供給が絶たれても格納データが失われないようにするための不揮発性メモリ(NVM)28とが直接接続されている。また、出力インターフェース(I/F)29を介してプリンタ14と警報ブザー25(特許請求の範囲に記載した荷物有無認識手段25Aに相当)とが接続されるとともに、各ボックス12(図3参照)における荷物センサー23、扉センサー22、電気錠16、及び施錠表示ランプ(LED)20が入力インターフェース(I/F)30及び出力インターフェース(I/F)31を介して接続されている。
【0034】
尚、タイマ24は一つのみではなく、後述の制御プログラムで説明されるように複数のタイマからなっているものとする。
【0035】
上記構成において、ROM21cに格納された制御プログラムについて、図6ないし図13のフローチャートを参照しながら説明するとともに、その作用及び表示部27の画面表示(図14ないし図18参照)を以下であわせて説明することにする。
【0036】
図6のメインフローチャートに示される如く、電源の投入等によって処理が開始されると、先ずステップS1で初期設定を行う。各種イニシャルがなされ、ボックス状態は荷物無しが認識される。また、施錠表示ランプ(LED)20は消灯状態であり、そして、利用者によるモード選択があるまで待機状態となる。この時、表示部27には、図14(a)に示されるモード選択の″預け入れ″及び″取り出し″の文字が表示されている。
【0037】
利用者によるモード選択、即ちステップS2で″預け入れ″又は″取り出し″のいずれかのモードが選択されると、以後、そのモードに沿った処理が進行するようになる。
【0038】
ステップS2で″預け入れ″のモードが選択された場合について説明する。
先ず、ステップS3で扉番号入力処理を行う。そして、扉番号入力処理を終了した後、扉番号入力処理で用いたフラグAがフラグA=1となっている場合には(ステップS4でY)、扉番号入力処理にエラーが生じたものとしてステップS5の処置へ進行する。ステップS5の処置は、表示部27に図14(b)で示されるメッセージを表示する。ステップS5の処置が終了すると、ステップS2のモード選択の待機状態となる。
【0039】
一方、ステップS4でN、即ちフラグAに1が立ってない場合には、扉番号入力処理が正常に行われたものとしてステップS6のID入力処理に進行する(表示部27は図4の状態となっている)。そして、ID入力処理を終了した後、ID入力処理で用いたフラグBがフラグB=1となっている場合には(ステップS7でY)、ID入力処理にエラーが生じたものとしてステップS8の処置を行い、再度ステップS6のID入力処理に進行する。ステップS7でNの場合には、ID入力処理が正常に行われたものとしてステップS9の預け入れ処理を行う。ステップS8の処置では、表示部27に図14(b)で示されるメッセージを表示する。
【0040】
次に、ステップS2で″取り出し″のモードが選択された場合について説明する。
先ず、ステップS10で扉番号入力処理(ステップS3の処理と同じ)を行う。そして、扉番号入力処理を終了した後、扉番号入力処理で用いたフラグAがフラグA=1となっている場合には(ステップS11でY)、扉番号入力処理にエラーが生じたものとしてステップS12の処置へ進行する。ステップS12の処置は、表示部27に図14(b)で示されるメッセージを表示する。ステップS12の処置が終了すると、ステップS2のモード選択の待機状態となる。
【0041】
一方、ステップS11でN、即ちフラグAに1が立ってない場合には、扉番号入力処理が正常に行われたものとしてステップS13のID入力処理(ステップS6の処理と同じ)に進行する。そして、ID入力処理を終了した後、ID入力処理で用いたフラグBがフラグB=1となっている場合には(ステップS14でY)、ID入力処理にエラーが生じたものとしてステップS15でIDカウンタを一つカウント(+1)し、次のステップへ進行する。これに対しステップS14の判定がN、即ちフラグBに1が立ってない場合には、ID入力処理が正常に行われたものとしてステップS16の取り出し処理を行う。
【0042】
ステップS15ではIDカウンタを一つカウントし、そして、図7のステップS17に進行すると、そのステップS17でIDカウンタがIDカウンタ=3となっているか否かを判定する。3回連続の処理でなければ(ステップS17でN、3回に限定するものではない)ステップS18の処置を行い、3回連続の処理(ステップS17でY)であればステップS19の処理を行う。
【0043】
ステップS18の処置は、警報ブザー25を介してエラー音を生じさせる。これは利用者に対して再度暗証番号の入力を促すものである(ステップS13のID入力処理に戻る)。この時、表示部27には図14(b)で示されるメッセージが表示されている。
【0044】
ステップS17で3回連続の処理の処理であると判定された場合には、先ずステップS19でタイマaをスタートさせ、ステップS20で警報を発生する。その警報は、警報ブザー25を介して発生させ、表示部27には図15(a)で示されるメッセージが表示される。そして、この状態(システムロックされた状態)において管理者によるOPキー(不図示)の入力(ステップS21でY)、又は、タイマaのタイムアウト(ステップS21でN、ステップS22でY)で警報が解除され(ステップS23)、ステップS2のモード選択の待機状態に移行する。これに対し管理者によるOPキーの入力がなく(ステップS21でN)、タイマaのタイムアウト(ステップS22でN)とならない場合には、再度ステップS21の判定を行うことになる。
【0045】
続いて、上記各種サブルーチンを説明する。
先ず、ステップS3の扉番号入力処理(ステップS10の扉番号入力処理も同じ)について説明すると、そのフローチャートは、図8に示されるような構成であり、利用者の操作性を考慮して扉番号の入力可能桁数の完全一致でなくとも扉番号の認識がなされるようになっている。
【0046】
扉番号入力処理のサブルーチンが実行されると、ステップS24で初期設定を行う。その初期設定では、後述するタイマbや桁数カウンタ等がリセット(クリア)される。
【0047】
次に、扉番号の入力間隔時間を判断基準の一つにするため、ステップS25でタイマbをスタートさせる。その後、扉番号の入力が有ると(ステップS26でY)ステップS27へ進行し、一旦タイマbをリセットする。そして、ステップS28でその入力された入力番号を不揮発性メモリ(NVM)28に記憶させ、ステップS29で再度タイマbをスタートさせる。
尚、不揮発性メモリ(NVM)28の扉番号に対する記憶エリアには、初期状態において、後述する二桁全てに0が格納されているものとする。
【0048】
その後、確認キー13gが押されれば(ステップS30でY)、入力した扉番号を確定してステップS37へ進行する。これに対し確認キー13gが押されない場合には(ステップS30でN)、ステップS31で桁数カウンタを一つカウントアップする。
【0049】
尚、桁数カウンタは、本形態の物品収納ロッカー11のボックス数が36ボックスとなることから一の位と十の位の二桁、即ちその二桁までカウントするようになっており、扉番号の何桁目の入力がなされたかを把握できるようになっている。
【0050】
続いて、ステップS32で入力番号が二桁目であるかどうかを判定する。ステップS32の判定がY、即ち入力番号が二桁目である場合には入力した扉番号が確定されてステップS37へ進行する。逆に一桁目の場合では(ステップS32でN)更に入力があり得るため再度ステップS26を実行する。
【0051】
一方、ステップS26で扉番号の入力がないと判定された場合には(ステップS26でN)、ステップS33に進行して桁数カウンタが0で有るかどうかを判定する。そして、ステップS33の判定がYとなる桁数カウンタ=0、即ち扉番号の入力が今だない状態にある場合には、ステップS34に進行してタイマbがタイムアウトしているかどうかを判定する。また、これに対して桁数カウンタがカウントアップされている場合(ステップS33でN)、ステップS36に進行して同様にタイマbがタイムアウトしているかどうかを判定する。
【0052】
ステップS34の判定でタイマbがタイムアウトしていない場合には(ステップS34でN)、更に入力があり得るため再度ステップS26を実行する。タイマbがタイムアウトしている場合には(ステップS34でY)、ステップS35へ進行する。
【0053】
ステップS35ではフラグAに1を立てる処理を行う。これは、タイマbの作動時間内に扉番号の入力がなされなかったため、入力エラーを後処理に伝達する処理である。ステップS35が終了するとメインルーチンへリターンする。
【0054】
一方、ステップS36の判定でタイマbがタイムアウトしていない場合には(ステップS36でN)、更に入力があり得るため再度ステップS26を実行する。これに対しタイマbがタイムアウトしている場合には(ステップS36でY)、少なくとも扉番号が一桁入力されていることから、その入力した扉番号を確定し、ステップS37へ進行する。
【0055】
ステップS37では扉番号を不揮発性メモリ(NVM)28に記憶させる処理を行う。尚、扉番号が不揮発性メモリ(NVM)28に記憶されることにより、マイコン21はその扉番号を基にして制御を行うことになる。
ステップS37が終了するとメインルーチンへリターンする。
【0056】
以上説明したように、扉番号入力処理のサブルーチンでは次のような三つの入力方法を採用していることになる。
【0057】
即ち、一つ目は従来通りの方法で、二桁(入力可能桁数であり、本形態では二桁の意味)の入力があった時点で扉番号を確定する方法である。二つ目は確認キー13gの押下でそれまでの入力番号(一桁以上かつ入力可能桁数未満)を扉番号として確定する方法である。また、三つ目はインターバルタイマとして作動するタイマbのタイムアウトにより、それまでの入力番号(一桁以上かつ入力可能桁数未満)を扉番号として確定する方法である。
これらの入力方法を採用(少なくとも二つ)することにより、利用者に対する操作性が従来と比べて格段に向上することになる。
【0058】
次に、ステップS6のID入力処理(ステップS13のID入力処理も同じ)について説明する。そのフローチャートは、図9に示されるような構成となっている。
【0059】
ID入力処理のサブルーチンが実行されると、ステップS38で初期設定を行う。その初期設定では、後述するタイマcや桁数カウンタ(上述の扉番号入力処理における桁数カウンタとは別である)等がリセット(クリア)される。
【0060】
次に、暗証番号の入力間隔時間を判断基準の一つにするため、ステップS39でタイマcをスタートする。その後、暗証番号に対する番号の入力が有ると(ステップS40でY)ステップS41へ進行し、一旦タイマcをリセットする。そして、ステップS42でその入力された入力番号を不揮発性メモリ(NVM)28に記憶させ、ステップS43で再度タイマcをスタートする。
尚、不揮発性メモリ(NVM)28の暗証番号に対する記憶エリアには、初期状態において、後述する四桁全てに0が格納されているものとする。
【0061】
その後、確認キー13gが押されれば(ステップS44でY)、入力番号を確定してステップS51へ進行する。これに対し確認キー13gが押されない場合には(ステップS44でN)、ステップS45で桁数カウンタを一つカウントアップする。
【0062】
尚、桁数カウンタは、本形態の暗証番号の入力可能桁数が四桁であるとするとその四桁までカウントするようになっており、暗証番号の何桁目までの入力がなされたかを把握できるようになっている。
【0063】
続いて、ステップS46で入力番号が四桁目であるかどうかを判定する。ステップS46の判定がY、即ち入力番号が四桁目である場合には入力番号が確定されてステップS51へ進行する。逆に四桁未満の場合では(ステップS46でN)更に入力があり得るため再度ステップS40を実行する。
【0064】
一方、ステップS40で暗唱番号に対する番号の入力がないと判定された場合には(ステップS40でN)、ステップS47に進行して桁数カウンタが0で有るかどうかを判定する。そして、ステップS47の判定がYとなる桁数カウンタ=0、即ち暗唱番号の入力が今だない状態にある場合には、ステップS48に進行してタイマcがタイムアウトしているかどうかを判定する。また、これに対して桁数カウンタがカウントアップされている場合(ステップS47でN)も、ステップS50に進行してタイマcがタイムアウトしているかどうかを判定する。
【0065】
ステップS48の判定でタイマcがタイムアウトしていない場合には(ステップS48でN)、更に入力があり得るため再度ステップS40を実行する。タイマcがタイムアウトしている場合には(ステップS48でY)、ステップS49へ進行する。
【0066】
ステップS49ではフラグBに1を立てる処理を行う。これは、タイマcの作動時間内に暗唱番号の入力がなされなかったため、入力エラーを後処理に伝達する処理である。ステップS49が終了するとメインルーチンへリターンする。
【0067】
一方、ステップS50の判定でタイマcがタイムアウトしていない場合には(ステップS50でN)、更に入力があり得るため再度ステップS40を実行する。これに対しタイマcがタイムアウトしている場合には(ステップS50でY)、少なくとも暗証番号に対する番号が一桁入力されていることから、その入力された暗唱番号を確定し、ステップS51へ進行する。
【0068】
ステップS51では暗唱番号を不揮発性メモリ(NVM)28に記憶させる処理を行う。ステップS51が終了するとメインルーチンへリターンする。
【0069】
以上説明したように、ID入力処理のサブルーチンでは扉番号入力処理と同様の三つの入力方法を採用している(従来同様に四桁(入力可能桁数)全ての入力で暗証番号を確定する方法を採ってもよいのは当然である)。
【0070】
続いて、ステップS9の預け入れ処理について説明する。そのフローチャートは、図10及び図11に示されるような構成となっている。
【0071】
預け入れ処理のサブルーチンが実行されると、先ずステップS52でボックス12の施錠状態が解除されて解錠状態になったか否かを判定する(預け入れ処理のサブルーチンが実行されるのと同時、又は直前にマイコン21が解錠信号を生成して電気錠16を作動させる)。ボックス12の解錠がなされていない場合には(ステップS52でN)、ステップS53の警報・処置の処理へ進行する(解錠のリトライは当然に行う)。これに対しボックス12の解錠がなされていれば(ステップS52でY)、ステップS54の処理へ進行する。
【0072】
ステップS53の警報・処置の処理では、図16(a)で示されるメッセージを表示部27に表示させるとともに、警報ブザー25を介して警報を発生させる。そして、該当のボックス12を使用禁止ボックスにし、履歴に残しておく。また、暗証番号は使用禁止状態の解除まで保存(記憶)しておく。さらに、施錠表示ランプ(LED)20を点灯させる。ステップS53の処理が終了するとメインルーチンへリターンする。
【0073】
一方、ボックス12の解錠がなされると(ステップS52でY)、ステップS54でその解錠をトリガーにしたタイマAをスタートさせ、ステップS55で扉17が開いたか否かを判定する。扉17が開いてない場合には(ステップS55でN)ステップS56へ進行し、扉17が開いていれば(ステップS55でY)ステップS60へ進行する。
【0074】
尚、電気錠16が作動し、ボックス12の解錠がなされると、施錠表示ランプ(LED)20が点滅するとともに、警報ブザー25(これとは別のアラームを設けてもよい)を介して利用者に注意を促すブザー音を発生させるようになっている。また、この時、表示部27には図17(a)で示されるメッセージが表示される。
【0075】
ステップS56では、ステップS54でスタートさせたタイマAがタイムアウトしているか否かを判定する。タイムアウトしていなければ(ステップS56でN)再度ステップS55を実行し、タイムアウトの場合には(ステップS56でY)マイコン21の制御により該当するボックス12の施錠を行う(不図示)。そして、その施錠の有無をステップS57で判定する。施錠がなされていれば(ステップS57でY)ステップS58に進行し、施錠ができなければ(ステップS57でN)ステップS59へ進行する。どちらもメインルーチンへリターンする。
【0076】
ステップS58の処置では、該当するボックス12を使用可能ボックスにするとともに、ブザー音を停止する処置を行う。また、施錠表示ランプ(LED)20を点灯状態に戻す処置もあわせて行う。
【0077】
ステップS59の警報・処置では、警報ブザー25を介して警報を発生させるとともに、該当するボックス12を使用禁止ボックスにする。また、履歴に残し、暗証番号は使用禁止の状態が解除されるまで保存する。さらには、施錠表示ランプ(LED)20を点灯状態に戻す処置もあわせて行う。
【0078】
一方、扉17が開いている場合には(ステップS55でY)、ステップS60でその扉17の開状態をトリガーにしてタイマBをスタートさせる。この時、表示部27には図17(b)で示されるメッセージが表示される。
【0079】
タイマBをスタート後、荷物センサー23の検知信号に基づきステップS61でボックス12内の荷物の有無を判定する。ボックス12内に荷物が入れられている場合には(ステップS61でY)ステップS62へ進行し、荷物がない場合には(ステップS61でN)ステップS63の処理を実行する。
【0080】
ステップS62では、ブザー音を停止する処置を行うとともに、施錠表示ランプ(LED)20を点滅させる処置を行う。この時、表示部27には図17(c)で示されるメッセージが表示される。尚、ここで荷物センサー23による荷物有りの検知信号をトリガーにして別なタイマを作動させることも可能である。
【0081】
ステップS63では、施錠表示ランプ(LED)20を点滅させる処置を行う。尚、ブザー音は継続する。
【0082】
その後、ステップS64で扉17が閉められたか否かを判定する。扉17が閉められていなければ(ステップS64でN)ステップS65へ進行し、扉17が閉められれば(ステップS64でY)ステップS70へ進行する。
【0083】
ステップS65では、ステップS60でスタートさせたタイマBがタイムアウトしているか否かを判定する。タイムアウトしていなければ(ステップS65でN)再度ステップS61の処理を実行する。これに対しタイマBがタイムアウトしている場合には(ステップS65でY)、ステップS66に進行してボックス12内の荷物の有無を判定する。
【0084】
ボックス12内に荷物がなければ(ステップS66でN)ステップS67に進行し、荷物がある場合には(ステップS66でY)ステップS69へ進行する。
【0085】
ステップS67では、その後扉17が閉められたか否かを判定する。そして、扉17が閉められるまで待機し(ステップS67でN)、扉17が閉められると(ステップS67でY)ステップS68へ進行する。
【0086】
ステップS68の処置では、ボックス12を未使用ボックスと判断し、そのボックス12の施錠を行う。また、施錠表示ランプ(LED)20を消灯するとともに、ブザー音を停止する。そして、メインルーチンへリターンする。
【0087】
ボックス12内に荷物があって、所定時間を超過して長時間扉17が開いている場合、即ちステップS66でYと判定された場合には、ステップS69の警報・処置を行う。その警報・処置では、警報ブザー25を介して警報を発生させるとともに、該当するボックス12を使用禁止ボックスにする。また、履歴に残し、暗証番号は使用禁止の状態が解除されるまで保存する。さらには、施錠を行うとともに、施錠表示ランプ(LED)20を点灯状態に戻す処置もあわせて行う。そして、メインルーチンへリターンする。
【0088】
一方、ステップS64で扉17が閉められたと判定された場合(ステップS64でY)に進行するステップS70では、ボックス12内の荷物の有無を判定を行う。そして、ボックス12内に荷物がなければ(ステップS70でN)ステップS71へ進行し、荷物があるようであれば(ステップS70でY)ステップS75へ進行する。
【0089】
ステップS71では、ステップS60でスタートさせたタイマBがタイムアウトしているか否かを判定する。タイムアウトしていなければ(ステップS71でN)再度ステップS54の処理を実行し、タイマBがタイムアウトしている場合には(ステップS71でY)、マイコン21が施錠信号を生成してボックス12の施錠を行うとともに、ステップS72でその施錠状態を判定する。
【0090】
そして、ステップS72の判定により施錠がなされていれば(ステップS72でY)ステップS73へ進行し、施錠がなされてなければ(ステップS72でN)ステップS74へ進行する。
【0091】
ステップS73では、該当するボックス12を未使用状態にし、履歴を残すとともに施錠表示ランプ(LED)20を消灯する。その後、メインルーチンへリターンする。
【0092】
ステップS74では、該当するボックス12を使用禁止ボックスにし、その履歴を残す。また、暗証番号を使用禁止状態の解除があるまで保存し、施錠表示ランプ(LED)20を点灯状態にする。その後、メインルーチンへリターンする。
【0093】
一方、ステップS70でボックス12内に荷物があると判定されて実行するステップS75では、該当するボックス12が施錠されているか否かを判定する(ステップS70の判定後、マイコン21が施錠信号を生成して該当するボックス12の施錠を行う(ブザー音の停止も行われる)ようになっている)。
【0094】
そして、施錠がされてなければ(ステップS75でN)ステップS76に進行し(マイコン21の制御により施錠のリトライは当然に行われるものとする)、施錠されている場合には(ステップS75でY)ステップS77へ進行する。
【0095】
ステップS76の警報・処置では、表示部27に図16(a)で示されるメッセージを表示するとともに、警報ブザー25を介して警報を発生させる処置を行う。そして、該当するボックス12を使用禁止ボックスにするとともに、その履歴を残して施錠表示ランプ(LED)20を点灯する。また、暗証番号を使用禁止状態の解除まで保存する。その後、メインルーチンへリターンする。
【0096】
一方、ステップS75により施錠がなされていると判定された場合にはステップS75でY)、表示部27に図17(d)で示されるメッセージを表示する。
【0097】
そして、ステップS77に進行し、レシートへのプリントが正常になされたか否かを判定する。プリントがNGであれば(ステップS77でN)ステップS78へ進行し、その後メインルーチンへリターンする。正常なプリントが行われれば(ステップS77でY)ステップS79へ進行する。
【0098】
ステップS78の警報・処置では、表示部27に図16(b)で示されるメッセージを表示するとともに、警報ブザー25を介して警報を発生させる処置を行う。そして、該当するボックス12を使用禁止ボックスにするとともに、その履歴を残して施錠表示ランプ(LED)20を点灯する。また、暗証番号を使用禁止状態の解除まで保存する
【0099】
一方、正常なプリントが行われた場合には(ステップS77でY)、表示部27に図16(b)で示されるメッセージを表示し、ステップS79を実行する。ステップS79では、荷物の滞留を監視するためタイマDをスタートさせる。その後はメインルーチンへリターンする。
【0100】
以上説明したように、預け入れ処理では、ボックス12内に荷物がある場合に扉17を閉めると、確実にそのボックス12の施錠がなされるようになっている。従って、従来の物品収納ロッカーに比べ防盗性が格段に向上していると言うことかできる。
【0101】
続いて、ステップS16の取り出し処理について説明する。そのフローチャートは、図12及び図13に示される如くの構成となっている。尚、上述の預け入れ処理においてスタートさせたタイマDにより判定することになる荷物の滞留に関しては省略する。
【0102】
取り出し処理のサブルーチンが実行されると、先ずステップS80でボックス12の施錠状態が解除されて解錠状態になったか否かを判定する(取り出し処理のサブルーチンが実行されるのと同時、又は直前にマイコン21が解錠信号を生成して電気錠16を作動させる)。ボックス12の解錠がなされていない場合には(ステップS80でN)、ステップS81の警報・処置の処理へ進行する(解錠のリトライは当然に行う)。これに対しボックス12の解錠がなされていれば(ステップS80でY)、ステップS82の処理へ進行する。
【0103】
ステップS81の警報・処置の処理では、図16(b)で示されるメッセージを表示部27に表示させるとともに、警報ブザー25を介して警報を発生させる。そして、該当のボックス12を使用禁止ボックスにし、履歴に残しておく。また、暗証番号は使用禁止状態の解除まで保存(記憶)しておく。ステップS81の処理が終了するとメインルーチンへリターンする。
【0104】
一方、ボックス12の解錠がなされると(ステップS80でY)、ステップS82でその解錠をトリガーにしたタイマAをスタートさせ、ステップS83で扉17が開いたか否かを判定する。扉17が開いてない場合には(ステップS83でN)ステップS84へ進行し、扉17が開いていれば(ステップS83でY)ステップS88へ進行する。
【0105】
尚、電気錠16が作動し、ボックス12の解錠がなされると、施錠表示ランプ(LED)20が点滅するとともに、警報ブザー25(これとは別のアラームを設けてもよい)を介して利用者に注意を促すブザー音を発生させるようになっている。また、この時、表示部27には図18(a)で示されるメッセージが表示される。
【0106】
ステップS84では、ステップS82でスタートさせたタイマAがタイムアウトしているか否かを判定する。タイムアウトしていなければ(ステップS84でN)再度ステップS83を実行し、タイムアウトの場合には(ステップS84でY)マイコン21の制御により該当するボックス12の施錠を行う(不図示)。そして、その施錠の有無をステップS85で判定する。施錠がなされていれば(ステップS85でY)ステップS86に進行し、施錠ができなければ(ステップS85でN)ステップS87へ進行する。どちらもメインルーチンへリターンする。
【0107】
ステップS86の処置では、該当するボックス12を使用継続中ボックスに戻すとともに、ブザー音を停止する処置を行う。また、施錠表示ランプ(LED)20を点灯状態に戻す処置もあわせて行う。
【0108】
ステップS87の警報・処置では、警報ブザー25を介して警報を発生させるとともに、該当するボックス12を使用禁止ボックスにする。また、履歴に残し、暗証番号は使用禁止の状態が解除されるまで保存する。さらには、施錠表示ランプ(LED)20を点灯状態に戻す処置もあわせて行う。
【0109】
一方、扉17が開いている場合には(ステップS83でY)、ステップS88でその扉17の開状態をトリガーにしてタイマCをスタートさせる。また、ステップS89で同様にタイマBをスタートさせる。この時、表示部27には引き続き図17(b)で示されるメッセージが表示される。
【0110】
タイマBのスタート後、荷物センサー23の検知信号に基づきステップS90でボックス12内の荷物の有無を判定する。ボックス12内に荷物が入れられている場合には(ステップS90でY)ステップS91へ進行し、荷物がない場合には(ステップS90でN)ステップS92の処理を実行する。
【0111】
ステップS91では、ブザー音を停止する処置を行うとともに、施錠表示ランプ(LED)20を点滅させる処置を行う。この時、表示部27には図18(b)で示されるメッセージが表示される。尚、ここで荷物センサー23による荷物有りの検知信号をトリガーにして別なタイマを作動させることも可能である。
【0112】
ステップS92では、施錠表示ランプ(LED)20を点滅させる処置を行う。尚、ブザー音は継続する。
【0113】
その後、ステップS93で扉17が閉められたか否かを判定する。扉17が閉められていなければ(ステップS93でN)ステップS94へ進行し、扉17が閉められれば(ステップS93でY)ステップS99へ進行する。
【0114】
ステップS94では、ステップS89でスタートさせたタイマBがタイムアウトしているか否かを判定する。タイムアウトしていなければ(ステップS94でN)再度ステップS90の処理を実行する。これに対しタイマBがタイムアウトしている場合には(ステップS94でY)、ステップS95に進行してボックス12内の荷物の有無を判定する。
【0115】
ボックス12内に荷物がなければ(ステップS95でN)ステップS96へ進行し、荷物がある場合には(ステップS95でY)ステップS98へ進行する。
【0116】
ステップS96では、その後扉17が閉められたか否かを判定する。そして、扉17が閉められるまで待機し(ステップS96でN)、扉17が閉められると(ステップS96でY)ステップS97へ進行する。
【0117】
ステップS97の処置では、ボックス12を未使用ボックスと判断し、そのボックス12の施錠を行うとともに、施錠表示ランプ(LED)20を消灯する。その後、メインルーチンへリターンする。
【0118】
ボックス12内に荷物があって、所定時間を超過して長時間扉17が開いている場合、即ちステップS95でYと判定された場合には、ステップS98の警報・処置を行う。その警報・処置では、警報ブザー25を介して警報を発生させるとともに、該当するボックス12を使用禁止ボックスにする。また、履歴に残し、暗証番号は使用禁止の状態が解除されるまで保存する。その後、メインルーチンへリターンする。
【0119】
一方、ステップS93で扉17が閉められたと判定された場合(ステップS93でY)に進行するステップS99では、ボックス12内の荷物の有無を判定を行う。そして、ボックス12内に荷物がなければ(ステップS99でN、ここで再度の預け入れが可能な状態になる)ステップS100へ進行し、荷物があるようであれば(ステップS99でY)ステップS102へ進行する。
【0120】
ステップS100では、ステップS88でスタートさせたタイマCがタイムアウトしているか否かを判定する。タイムアウトしていれば(ステップS100でY)、取り出し完了と判断してステップS102へ進行し、タイマCがタイムアウトしていない場合には(ステップS100でN)ステップS101へ進行する。
【0121】
ステップS101では再度扉17が開けられたか否かを判定し、扉17が開かれた場合には(ステップS101でY)再度ステップS89の処理を実行する。これに対して扉17が閉まった状態では(ステップS101でN)再度ステップS99の処理を実行し、所定時間内での再度の預け入れがあるのを待機する。
【0122】
一方、ステップS99でボックス12内に荷物があると判定した場合には(ステップS99でY)、マイコン21が施錠信号を生成してボックス12の施錠を行う(ブザー音の停止も行われる)とともに、ステップS102でその施錠状態を判定する。
【0123】
そして、ステップS102の判定により施錠がなされていれば(ステップS102でY)、表示部27に図16(c)で示されるメッセージを表示してメインルーチンへリターンする。これに対し施錠がなされてなければ(ステップS102でN)ステップS103へ進行する。
【0124】
ステップS103の警報・処置では、表示部27に図16(b)で示されるメッセージを表示するとともに、警報ブザー25を介して警報を発生させる処置を行う。そして、該当するボックス12を施錠して使用禁止ボックスにするとともに、その履歴を残して施錠表示ランプ(LED)20を点灯する。また、暗証番号を使用禁止状態の解除まで保存する。その後、メインルーチンへリターンする。
【0125】
以上説明したように、取り出し処理においてもボックス12内に荷物がある場合には、扉17の閉操作により確実にそのボックス12の施錠がなされるようになっている。従って、従来の物品収納ロッカーに比べ防盗性が格段に向上していると言うことかできる。
【0126】
また、ボックス12から荷物が取り出され、荷物センサー23が荷物無し状態を検知した際には、マイコン21がタイマCの作動期間中、使用状態の継続とみなして預け入れの待機をし、再度荷物を預け入れられるようになっている。そして、荷物をボックス12内に入れれば、上述の如く、荷物センサー23が荷物の検知をして確実に施錠がなされるので、再度の預け入れであっても確実に荷物の保管をすることができる。
【0127】
その他、本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
【0128】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載された本発明によれば、物品収納ロッカーは、入力された数字の桁数が扉番号及び暗証番号の入力設定のために予め用意された入力可能桁数と完全に一致したとき、一桁以上かつ入力可能桁数未満の数字が入力され所定時間が経過したとき、一桁以上かつ入力可能桁数未満の桁数の入力された数字を確定する確認入力があったときの何れかの場合にも扉番号と暗証番号とが入力設定されたとして解錠信号を生成し、扉を閉めた際にボックス内に荷物があることを検知して施錠信号を生成するので、3通りの仕方の何れで数字が入力されても入力設定が行われるようになって利用者に対する操作性の向上を図ることが可能であるとともに、例えば従来のように利用者が誤って物品収納ロッカーから離れてしまった場合でも、確実に荷物を保管することができる。
従って、ボックスの扉を閉めた後、そのボックス内に荷物がある場合には、確実に施錠がなされることになり、その結果、防盗性が格段に高まった操作性の良い物品収納ロッカーを提供することができるという効果を奏する。
【0129】
請求項2に記載された本発明によれば、物品収納ロッカーは、ボックスから荷物が取り出され、荷物有無検知手段が荷物無し状態を検知した際に、制御手段がタイマの作動期間中、再度荷物有り状態を検知したときに荷物を継続して保管するようになっていることから、再度荷物を預け入れることができるという効果を奏する。
また、荷物をボックス内に入れれば、上述の如く、荷物有無検知手段が荷物の検知をして確実に施錠がなされるので、再度の預け入れであっても確実に荷物の保管をすることができるという効果を奏する。
【0130】
請求項3に記載された本発明によれば、上記タイマは、電気錠に対する解錠信号、扉開閉検知手段の扉開状態の検知信号、荷物有無検知手段の荷物無し状態の検知信号の少なくともいずれかに基づいて作動することから、上述の効果の他に、預け入れの待機方法や防盗対策に幅を持たせることができるという効果も奏する。
【0131】
請求項4に記載された本発明によれば、物品収納ロッカーは、荷物有無検知手段の検知信号に基づいて、荷物の有無を利用者に認識させる荷物有無認識手段を更に備えていることから、利用者に注意を促すことができる。
従って、利用者は荷物有無認識手段により荷物の有無を把握し、荷物の預け入れ及び取り出しをより確実に行うことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による物品収納ロッカーの基本構成図である。
【図2】本発明の物品収納ロッカーの一実施の形態を示す正面図である。
【図3】図2の一ボックスの扉を開いた際の状態説明図である。
【図4】図2の入力設定表示部の説明図である。
【図5】図2の制御部を説明するためのブロック図である。
【図6】図5のROMに格納された制御プログラムのメインルーチンを示すフローチャートである。
【図7】図6のフローチャートの一部である。
【図8】図6の扉番号入力処理のフローチャートである。
【図9】図6のID入力処理のフローチャートである。
【図10】図6の預け入れ処理のフローチャートである。
【図11】図10のフローチャートの一部である。
【図12】図6の取り出し処理のフローチャートである。
【図13】図10のフローチャートの一部である。
【図14】図4の表示エリアに表示されるメッセージであり、図6のフローチャートにかかる(a)、(b)二つのメッセージである。
【図15】図4の表示エリアに表示されるメッセージであり、図7のフローチャートにかかる(a)、(b)二つのメッセージである。
【図16】図4の表示エリアに表示されるメッセージであり、図8ないし図13のフローチャートにかかる(a)〜(c)三つのメッセージである。
【図17】図4の表示エリアに表示されるメッセージであり、図10及び図11のフローチャートにかかる(a)〜(d)四つのメッセージである。
【図18】図4の表示エリアに表示されるメッセージであり、図12及び図13のフローチャートにかかる(a)、(b)二つのメッセージである。
【図19】従来例の物品収納ロッカーの正面図である。
【符号の説明】
11 物品収納ロッカー
12 ボックス
13 入力設定表示部
13A タッチパネル
13g 確認キー
14 プリンタ装置
15 制御部
16 電気錠
17 扉
18 扉開閉用摘み
20 施錠表示ランプ(LED)
21 マイコン(制御手段)
21a CPU
21b RAM
21c ROM
22 扉センサー(扉開閉検知手段)
23 荷物センサー(荷物有無検知手段)
24 タイマ
25 警報ブザー(荷物有無認識手段)

Claims (4)

  1. 施錠信号と、預け入れの際に使用するボックスの扉番号と暗証番号とが入力設定されたときと、取り出しの際に取り出すボックスの前記扉番号と前記暗証番号とが入力設定されたときとに生成される解錠信号とに基づいて作動する電気錠により複数のボックスの各々の扉を解錠及び施錠して開閉可能とした物品収納ロッカーであって、
    前記解錠信号及び前記施錠信号を生成する制御手段と、
    前記扉の開閉を検知して検知信号を前記制御手段へ伝達する扉開閉検知手段と、
    前記ボックス内の荷物の有無を検知して検知信号を前記制御手段へ伝達する荷物有無検知手段と、を備え、
    前記制御手段は、入力された数字の桁数が扉番号及び暗証番号の入力設定のために予め用意された入力可能桁数と完全に一致したことを検出する手段と、一桁以上かつ入力可能桁数未満の数字が入力され所定時間が経過したことを検出する手段と、一桁以上かつ入力可能桁数未満の桁数の入力された数字を確定する確認入力があったことを検出する手段とを有し、何れかの手段による検出があったときに前記扉番号と前記暗証番号とが入力設定されたとして前記解錠信号を生成し、前記荷物有無検知手段及び前記扉開閉検知手段の前記検知信号により、前記扉を閉めた際に前記ボックス内に荷物があることを検知して前記施錠信号を生成する
    ことを特徴とする物品収納ロッカー。
  2. 請求項1に記載の物品収納ロッカーにおいて、
    前記ボックスから前記荷物が取り出され、前記荷物有無検知手段が荷物無し状態を検知した際には、前記制御手段がタイマの作動期間中、再度荷物有り状態を検知したときに荷物を継続して保管することを特徴とする物品収納ロッカー。
  3. 請求項2に記載の物品収納ロッカーにおいて、
    前記タイマは、前記電気錠に対する前記解錠信号、前記扉開閉検知手段の扉開状態の検知信号、前記荷物有無検知手段の荷物無し状態の検知信号の少なくともいずれかに基づいて作動することを特徴とする物品収納ロッカー。
  4. 請求項1ないし請求項3いずれか記載の物品収納ロッカーにおいて、
    前記荷物有無検知手段の検知信号に基づいて、前記荷物の有無を利用者に認識させる荷物有無認識手段を更に備えることを特徴とする物品収納ロッカー。
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