JP4211933B2 - 車椅子 - Google Patents

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本発明は、下り傾斜面を横切る方向に走行する場合に、車輪が下り傾斜方向に向くのを防止するようにした車椅子に関するもので、たとえば、車道に向かって下り傾斜した歩道を走行する際に、自重で車道方向に曲がるのを防ぐことにより、安定して直進できる車椅子に関するものである。
図7は従来例における車椅子を説明するための図である。図7において、車椅子は、シートフレーム部71と、基台フレーム部72と、主輪73と、補助輪74とを少なくとも備えている。また、前記シートフレーム部71は、バックフレーム711と、前記バックフレーム711に取り付けられたシート下部フレーム712と、前記バックフレーム711に取り付けられた肘掛けフレーム713と、前記肘掛けフレーム713に連設されているとともに、シート下部フレーム712に取り付けられた垂直脚フレーム715と、前記バックフレーム711に連設された握り714と、前記補助輪74を取り付ける前記垂直脚フレーム715に取り付けられた補助輪取付部材716と、ハブ取付部727とから構成されている。
前記基台フレーム部72は、基台上部フレーム721と、基台下部フレーム722と、前記基台上部フレーム721と基台下部フレーム722との間に前記主輪73を支えるハブ731と、前記基台上部フレーム721に連設されているとともに、基台下部フレーム722に取り付けられた脚フレーム723と、前記脚フレーム723に連設されたフットレスト724とから構成されている。
なお、従来例として示した図7における車椅子は、背もたれ、シート、ハンドリム、スポーク等のものが省略されている。前記車椅子は、乗員が乗った場合、前記バックフレーム711と前記垂直脚フレーム715の略中間またはやや前記バックフレーム711よりに前記乗員と車椅子の重心75が来るようになっている。また、前記主輪73の接地位置76は、前記バックフレーム711の位置にある。
また、車椅子は、障害者を座位姿勢のままリクライニングできるとともに、リクライニングの際に、安定した動揺を行えるように構成したものが、たとえば、特開2002−65752号公報に示されている。
特開2002−65752号公報
前記特許文献1に示された車椅子は、乗員の座位姿勢を改良するものであり、傾斜した面を有する歩道を直進する際の問題点を改良したものではない。
図6は傾斜した面を有する歩道と車道の関係を説明するための図である。図6において、車椅子61は、車道63に向かって傾斜した傾斜面621を有する歩道62を直進する。車椅子61は、前記傾斜面621を直進する場合に、図7に示す基台フレーム部72の略中間にある重心75の位置と、主輪73の接地位置76との間に回転モーメントが働き、前記傾斜面621を車道63方向に進むことになり、危険を伴う場合がある。
以上のような課題を解決するために、本発明は、傾斜面を有する歩道等を直進する際にも、車道方向に曲がることなく、直進できる車椅子を提供することを目的とする。
(第1発明)
第1発明の車椅子は、下り傾斜面を有する道を前記傾斜面の傾斜方向と交差する方向に走行する際に、自重で傾斜方向に曲がるのを防止するものであり、乗員が座る部分を備えているシートフレーム部と、前記シートフレーム部の重心位置を車椅子の進行方向に対して前後方向に移動が可能な状態で支えることができる基台フレーム部と、前記基台フレーム部に取り付けられた主輪および補助輪と、前記乗員を乗せた状態の重心位置が前記主輪の接地位置近傍に限りなく接近させるように移動できるとともに、シートフレーム部に取り付けられ、シートフレーム部または基台フレーム部の一方にスリットを、他方に前記スリットが摺動自在に嵌合する溝を備えた突状部材が設けられていることにより所定の範囲だけシートフレーム部が水平面上において移動可能に取り付けられている可動取付具とから少なくとも構成されていることを特徴とする。
(第発明)
発明の車椅子は、第1発明における基台フレーム部のシートフレーム部に対する移動10cmないし15cmであることを特徴とする。
本発明によれば、乗員を乗せた状態の車椅子の重心位置を主輪の接地位置に限りなく接近させるようにして、傾斜面、あるいは傾斜した歩道等を傾斜方向と交差する方向に直進することが容易にできる。介護人は、前記車椅子を傾斜した歩道等を斜め上方に押し上げながら車椅子を走行させる必要がなくなる。
本発明によれば、シートフレーム部と基台フレーム部とを分離して、前記シートフレーム部を移動させることにより、乗員を乗せた状態の車椅子の重心位置を主輪の接地位置に限りなく接近させるようにして、回転モーメントがほとんど働かなくなるので、車道方向に傾斜した歩道等を傾斜方向と交差する方向に直進することが容易にできる。
本発明によれば、前記シートフレーム部と基台フレーム部とをある一定距離以内に移動できるようにしたため、傾斜面、あるいは車道方向に傾斜した歩道等を傾斜方向と交差する方向に直進することが容易であるとともに、安全な車椅子の走行が可能になる。
本発明によれば、前記シートフレーム部または基台フレーム部の少なくとも一方に取り付けられた取付部材にガイドを設けることで、車椅子の乗員または介護人が容易に重心位置を変えることができる。
(第1発明)
第1発明の車椅子は、乗員が座る部分を備えているフレームによって構成されているシートフレーム部と、前記シートフレーム部を支えるフレームによって構成されている基台フレーム部と、前記基台フレーム部に取り付けられた主輪および補助輪と、その他車椅子として必須の機能を有するものとから構成されている。前記車椅子は、前記乗員を乗せた状態の重心位置を前記主輪の接地位置近傍に限りなく接近させるように配置されている。すなわち、前記乗員を乗せた状態の基台フレーム部の重心位置は、前記主輪の接地位置近傍に限りなく接近させるように配置されることにより、回転モーメントが働かないようにしている。また、第1発明の車椅子は、前記シートフレーム部と基台フレーム部とが一体になっている。
第1発明は、前記のような構成とすることで、前記回転モーメントがほとんど働かないようにしているため、傾斜面、あるいは傾斜面を有する歩道等を横切る際に、補助輪が車道方向に曲がることなく、車椅子を直進させることが容易である。
本発明において、前記乗員を乗せた状態の基台フレーム部の重心位置は、前記主輪の接地位置近傍に限りなく接近させるように配置されており、傾斜面、あるいは傾斜面を有する歩道等を横切るような場合、介護人が走行中に安定性に問題なく押すことができる。
発明は、前記基台フレーム部前記シートフレーム部と別体に構成されており、前記シートフレーム部の重心位置を水平方向に移動が可能な状態で支えているため、重心位置と主輪の接地位置を限りなく接近させて、回転モーメントを少なくして、傾斜面、あるいは傾斜面を有する歩道等を横切る際に、補助輪が傾斜方向に曲がることなく、車椅子を真っ直ぐに移動させることができる。
前記シートフレーム部と基台フレーム部とは、たとえば、一方にガイド溝を設け、他方を前記ガイド溝に沿って摺動できるようにして重心位置を主輪の接地位置に限りなく接近させるようにして前記シートフレーム部が水平面上を移動できる。
発明の車椅子可動取付具は、可動範囲を広く取り過ぎると、車椅子の安定が悪くなるため、傾斜した歩道を真っ直ぐに移動させる際の介護人の負担を軽くできる範囲で、基台フレーム部に対して、シートフレーム部が移動できるようになっている。また、前記可動取付具は、基台フレーム部側に取り付けられている。
発明の車椅子は、前記シートフレーム部または基台フレーム部の一方に突状部材を、他方にスリットが設けられている。前記突状部材は、前記スリットに嵌めた後、前記シートフレーム部における重心方向を主輪の接地位置近傍に限りなく接近させるように移動可能に取り付けられている。
発明の車椅子は、前記突状部材に、たとえば、ネジが切られており、前記スリットに嵌合された状態で、前記回転モーメントをできるだけ少なくする位置に、前記シートフレーム部または基台フレーム部を移動させた後、ナット等により前記両者が固定される。また、前記突状部材は、ネジとナットにより、前記シートフレーム部および基台フレーム部を固定する以外、ワンタッチで締め付けを行うようなものであってもよい。
発明の車椅子は、前記シートフレーム部または基台フレーム部の一方の端部に円形孔を有するスリットを設け、他方に前記スリットが摺動自在に嵌合する周面溝を備えた突状部材が設けられている。前記シートフレーム部および基台フレーム部は、前記周面溝を備えた突状部を前記スリットに摺動自在に嵌合するとともに、突状部材とナット等により固定される。
前記突状部材は、前記スリットの円形孔から挿入し、周面溝を前記スリットに嵌合させるため、前記スリットから離脱することがなく、前記ナットを締め付けることにより、乗員を乗せた状態のまま水平面上の所望の位置で固定できる。
(第発明)
発明の車椅子は、前記主輪の接地位置と、前記車椅子の重心位置との距離を具体化している。すなわち、本出願人は、前記主輪の接地位置と前記車椅子の重心位置との距離を変えることにより実験した結果、前記距離が10cmないし15cm主輪側に近づくと、傾斜面、あるいは車道方向に傾斜した歩道を走行する際に、略直進することが可能であると同時に、安定した走行が可能である。
図1は本発明の第1実施例における車椅子を説明するための概略側面図である。図1において、車椅子は、シートフレーム部11と、基台フレーム部12と、主輪13と、補助輪14と、安定用キャスター19とを少なくとも備えている。また、前記シートフレーム部11は、バックフレーム111と、前記バックフレーム111に取り付けられたシート下部フレーム112と、前記バックフレーム111に取り付けられた肘掛けフレーム113と、前記肘掛けフレーム113に連設されているとともに、シート下部フレーム112に取り付けられた垂直脚フレーム115と、前記バックフレーム111に連設された握り114とから構成されている。
前記基台フレーム部12は、前記バックフレーム111および垂直脚フレーム115に取り付けられた基台上部フレーム121と、前記バックフレーム111および垂直脚フレーム115に取り付けられた前記基台下部フレーム122と、前記基台上部フレーム121に連設されているとともに、前記基台下部フレーム122に取り付けられた脚フレーム123と、前記脚フレーム123に連設されたフットレスト124と、前記基台上部フレーム121と基台下部フレーム122との間に前記主輪13の中心軸であるハブ126(詳細な構造は省略)と、前記主輪13のハブ126を取り付けるハブ取付部127と、から構成されている。前記安定用キャスター19は、前記基台フレーム部12に着脱自在になるとともに、ネジ191により位置を調整することができる。前記安定用キャスター19は、乗員が背もたれに寄りかかっても車椅子の安定が保たれる。
なお、図1における車椅子は、背もたれ、シート、ハンドリム、スポーク等のものが省略されている。前記車椅子は、前記バックフレーム111と前記垂直脚フレーム115の中間よりややバックフレーム側にある乗員を乗せた状態の重心位置を、前記主輪13の接地位置近傍に限りなく接近させるようにすることにより、回転モーメントの発生を無くして、傾斜した斜面を直進できるようにしている。
また、前記車椅子は、乗員を乗せた状態の重心位置を前記主輪13の接地位置近傍に限りなく接近させるようにすることにより、傾斜面、あるいは車道に向かって傾斜した歩道上を走行する際に、車道方向に曲がる回転モーメントの発生が少ないため、略直進させることができる。なお、前記車椅子は、乗員が自走する場合と介護人が押しながら走行する場合とで、前記乗員を乗せた状態の重心位置と前記主輪13の接地位置とが多少異なるようにすることができる。
図2は本発明の第2実施例である車椅子のシートフレーム部と基台フレーム部とを接続する前の状態を説明するための概略側面図である。図2において、車椅子は、シートフレーム部11と、基台フレーム部12と、主輪13と、補助輪14とを少なくとも備えている。また、前記シートフレーム部11は、バックフレーム111と、前記バックフレーム111に連設されたシート下部フレーム112と、前記バックフレーム111と前記シート下部フレーム112に取り付けられた略L字型の肘掛けフレーム113とから構成されている。
前記基台フレーム部12は、基台上部フレーム121と、前記基台上部フレーム121に取り付けられた垂直脚フレーム125と、前記基台上部フレーム121に連設された脚フレーム123と、前記脚フレーム123に連設されたフットレスト124と、前記基台上部フレーム121と基台下部フレーム122との間で、主輪13のハブ126を支持するハブ取付部127とから構成されている。
前記シートフレーム部11と基台フレーム部12とは、可動取付具15を用いて互いに接続するとともに、乗員を乗せた状態の車椅子の重心位置133を主輪13の接地位置132近傍に限りなく接近させるようにして、回転モーメントを少なくしている。
図3は本発明の第2実施例でシートフレーム部と基台フレーム部とを接続する可動取付具を説明するための概略斜視図である。図4は本発明の第2実施例であるシートフレーム部と基台フレーム部とを接続する可動取付具の要部の一部断面図である。図3および図4において、基台上部フレーム121には、スリット151と大孔付スリット152を有する可動取付具15が取り付けられている。
一方、シート下部フレーム112には、ナット16と、溝付スリット嵌合突起18とが固着部161、181において取り付けられている。前記シートフレーム部11と基台フレーム部12との取り付けは、シート下部フレーム112を前記可動取付具15の上に載置する。その後、ノブ付きネジ17は、前記可動取付具15のスリット151を介して前記ナット16にねじ込む。
すなわち、図2に示された車椅子は、シートフレーム部11と基台フレーム部12とを前記可動取付具15のスリット151および溝付スリット嵌合突起18を介して嵌合した状態である。そして、シートフレーム部11は、基台フレーム部12上をスライドさせて、乗員を乗せた状態の重心位置133と、前記主輪13の接地位置132近傍を限りなく接近させるように移動される。
まず、前記溝付スリット嵌合突起18は、前記可動取付具15における大孔付スリット152の大孔153に挿入される。その後、シートフレーム部11は、所定の位置、すなわち、乗員を乗せた状態の車椅子の重心位置と主輪の接地位置を近づける方向に移動させることにより、回転モーメントの発生を少なくして、傾斜面、あるいは車道方向に傾斜面を有する歩道を直進することができるように調整される。
図5は本発明の第2実施例における回転モーメントを説明するための平面図である。図5の平面図は、乗員を乗せた状態の車椅子の重心位置133′を車椅子の主輪13の接地位置132に近づける前の状態が示されている。前記車椅子は、乗員を乗せた状態の車椅子の重心位置133を前記主輪13の接地位置132に限りなく近づけた場合、傾斜面、あるいは車道方向に傾斜した歩道等を走行しても、回転モーメントの発生が少なく補助輪14が実線のように真っ直ぐになり、実線の矢印51方向に直進する。
しかし、従来の車椅子は、前記車椅子の重心位置133と主輪13の接地位置132とが離れており、本実施例のものより、回転モーメント発生が大きいため、車道方向に傾斜した歩道を走行する場合、点線の矢印で示す方向52に曲がって走行する。
本出願人は、図2に示す車椅子によって車道方向に傾斜した斜面を有する歩道上の走行テストを行った結果、乗員を乗せた状態における車椅子の重心位置133を車椅子における主輪13の接地位置132側に10cmから15cm移動した場合、前記車道側に傾斜面を有する歩道における走行性および走行中の安定性がともに良好であることを発見した。
以上、本実施例を詳述したが、本発明は、前記本実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載されている事項を逸脱することがなければ、種々の設計変更を行うことが可能である。たとえば、本発明の各実施例は、車椅子の詳細が省略されているが、公知または周知の車椅子に適用できる。また、各実施例の車椅子および可動取付具は、材質または取付方法等を公知または周知のものとすることができる。さらに、前記可動取付具は、一方をローラーのような回転体とすることで、乗員が乗った状態でも容易に移動できるようにすることができる。
本発明の第1実施例における車椅子を説明するための概略側面図である。(実施例1) 本発明の第2実施例である車椅子のシートフレーム部と基台フレーム部とを接続する前の状態を説明するための概略側面図である。(実施例2) 本発明の第2実施例でシートフレーム部と基台フレーム部とを接続する可動取付具を説明するための概略斜視図である。 本発明の第2実施例であるシートフレーム部と基台フレーム部とを接続する可動取付具の要部の一部断面図である。 本発明の第2実施例における回転モーメントを説明するための平面図である。 傾斜した面を有する歩道と車道の関係を説明するための図である。 従来例における車椅子を説明するための図である。
符号の説明
11・・・シートフレーム部
111・・・バックフレーム
112・・・シート下部フレーム
113・・・肘掛けフレーム
114・・・握り
115・・・垂直脚フレーム
12・・・基台フレーム部
121・・・基台上部フレーム
122・・・基台下部フレーム
123・・・脚フレーム
124・・・フットレスト
125・・・垂直脚フレーム
126・・・ハブ
127・・・ハブ取付部
13・・・主輪
14・・・補助輪
15・・・可動取付具
151・・・スリット
152・・・大孔付スリット
153・・・大孔
16・・・ナット
161・・・固着部
17・・・ハブ付きネジ
18・・・溝付スリット嵌合突起
181・・・固着部
19・・・安定用キャスター

Claims (2)

  1. 下り傾斜面を有する道を前記傾斜面の傾斜方向と交差する方向に走行する際に、自重で傾斜方向に曲がるのを防止する車椅子において、
    乗員が座る部分を備えているシートフレーム部と、
    前記シートフレーム部の重心位置を車椅子の進行方向に対して前後方向に移動が可能な状態で支えることができる基台フレーム部と、
    前記基台フレーム部に取り付けられた主輪および補助輪と、
    前記乗員を乗せた状態の重心位置が前記主輪の接地位置近傍に限りなく接近させるように移動できるとともに、シートフレーム部に取り付けられ、シートフレーム部または基台フレーム部の一方にスリットを、他方に前記スリットが摺動自在に嵌合する溝を備えた突状部材が設けられていることにより所定の範囲だけシートフレーム部が水平面上において移動可能に取り付けられている可動取付具と、
    から少なくとも構成されていることを特徴とする車椅子。
  2. 前記基台フレーム部のシートフレーム部に対する移動は、10cmないし15cmであることを特徴とする請求項1に記載された車椅子。
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