JP4211547B2 - 線状発光装置 - Google Patents

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本発明はLEDを光源とする線状発光装置に関する。
従来、線状の導光体に光を導入し、導入光を導光体の側面を介して外部に取り出すことによって線状光を得る方法がある。このような方法による線状発光装置は室内の装飾品や屋外文字広告等に用いられるが、用途の拡大に伴い、あるいはより装飾効果を高めるため、より長い線状光の提供が求められている。かかる要請に応えるために長い線状導光体を使用することとすれば、その一端より光を導入しただけでは導光体全体に光を行き届かせることが困難になるので、例えば線状導光体の両端より光を導入することによって発光の均一化が図られる。しかし、この方法によれば各光源へ電力を供給するために配線が複雑になるため、発光装置が大掛かりなものとなり、設置作業が煩雑になる。特に、3色のLEDを用いた線状発光装置ではLEDを含む光源ユニットと電源部のドライブ回路とを少なくとも4本の電線で接続する必要があった。そのため、その配線はより複雑なものとなっていた。また、一つの導光体に対し複数の光源を用いるため、線状導光体の形状や配置などが制限を受け、得られる線状光を自由にデザインすることができず、装飾体としての用途が限られていた。なお、本発明に関連する文献として以下のものが存在する。
特開2003−86003号公報 特開2002−44378号公報
本発明は以上の問題点に鑑み、設置場所やデザインの自由度が高く、また高い装飾効果が得られる線状発光装置を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するため、本発明は次の構成をからなる。即ち、
第1LED、第2LED、及び第3LEDがデルタ結線された第1回路を備える光源ユニットと、
第1導電路、第2導電路、及び第3導電路を備える線状導光体であって、前記各導電路が線状導光体の一端から他端まで連続して形成されている線状導光体と、
第4LED、第5LED、及び第6LEDがデルタ結線された第2回路を備え、複数の線状導光体を連結可能なコネクタと、を具備し、
前記光源ユニットは前記線状導光体の一端に連結され、前記コネクタは前記線状導光体の他端に連結され、これによって前記第1回路の第1端子、第2端子、及び第3端子がそれぞれ、前記第1導電路、前記第2導電路、及び前記第3導電路を介して、前記第2回路の第1端子、第2端子、及び第3端子と電気的に接続される、線状発光装置である。
本発明によれば、第1LEDと、第2LEDと、第3LEDとをデルタ結線することにより、3本の電線で光源ユニットを駆動することができる。また、線状導光体に導電路を設け、当該導電路を介して、コネクタ内のLEDへ給電することにより、装置全体の配線を大幅に簡略化できる。従って、設置場所やデザインの自由度が高まり、意匠性に富んだ装飾効果の高い線状発光装置となる。
(光源ユニット)
本発明における光源ユニットは、図1AまたはBに示すように第1LED12、第2LED13および第3LED14がデルタ結線された回路1または10を備える。尚、符号19は保護抵抗である。各LEDの発光色は特に限定されず、赤色、緑色、青色、及びこれらの中間色などのLEDを用いることがきる。第1LED12、第2LED13及び第3LED14の全てが同一の発光色であっても良いが、好ましくは少なくとも一つを他のLEDと異なる色とし、複数色を発光可能とする。第1LED12、第2LED13及び第3LED14が互いに異なる発光色となる構成を採用することが更に好ましい。より多くの色を発光可能になるからである。尚、説明の便宜上、各LEDを一つのLEDとして記載しているが、各LEDは複数のLEDから構成されてもよい。
光源ユニットのケーシングは重量や成形性を考慮して樹脂製であることが好ましい。一方、光源ユニットの材料は特に限定されず、光源ユニットの材料としてゴムや金属などを用いることもできる。光源ユニットの材料としては強度に優れ、かつ耐久性に優れたものを採用することが好ましい。かかる観点から、好適な材料としてはステンレス鋼またはナイロン等を挙げることができる。特に金属を用いると耐久性が向上するほか、放熱性が向上する。
線状導光体連結部として、容易に脱着が可能なスリップ・オンタイプのコネクタやクイックコネクタなど周知の構成を採用することができる。
(線状導光体)
線状導光体の材質は光源の光に対して透過性であれば特に限定されない。好ましくは透明(無色透明、有色透明を含む)な材料により線状導光体を構成する。また、加工が容易で耐久性に優れた材料により線状導光体を構成することが好ましい。例えば、シリコーン樹脂、ウレタン樹脂、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂等の光透過性樹脂やガラス等を線状導光体の材料として採用することができる。二以上の異なる材料を組み合わせて線状導光体を形成することもできる。
線状導光体の側面に凹部又は凸部を形成し、その側面からの光の放出態様を変化させることもできる。例えば、線状導光体側面の一部を凸レンズ状とし、レンズ効果による集光を行うことができる。
線状導光体内に光散乱剤を含有させることが好ましい。線状導光体内における光の拡散を促進し、線状導光体側面からより均一な輝度の発光を得るためである。光散乱剤としては例えば所定の粒径を有するガラス、アルミなどの金属、線状導光体と光の屈折率の異なる樹脂、シリカなどを用いることができる。光拡散剤の含有量は線状導光体の大きさ(長さ)、目的とする発光態様等を考慮して定めることができ、例えば線状導光体に対して約0.01%〜約0.5%(W/W)、好ましくは約0.01%〜約0.1%(W/W)とすることができる。
線状導光体内に顔料などの着色剤を含有させてもよい。このようにすれば、線状導光体が着色されて観察されることによる装飾的効果が得られ、特に光源の光が導入されない状態における装飾性が向上する
線状導光体内に発光体を含有させたり、線状導光体の側面に発光体を含む層を形成したりすることができる。ここでの発光体には燐光ないしは蛍光を発する物質(蛍光体)、蓄光材料、反射性の材料(例えば反射効率の高いAl、Ag、ステンレス等の金属、金属調のフィルムなど)などが含まれる。例えば、蛍光体を用いることにより線状導光体に導入された光源の光を色変換することができる。使用できる蛍光体の種類は特に限定されない。また、有機系、無機系を問わず採用することができる。蛍光色についても特に限定はなく、例えば光の三原色である赤色、緑色、又は青色の蛍光色を有する蛍光体の他、それらの中間色を蛍光する蛍光体を用いることができる。複数の蛍光体を組み合わせて用いることもでき、例えば赤色系蛍光体、緑色系蛍光体、及び青色系蛍光体を混合して用いることができる。
蛍光体を用いる場合には、例えば蛍光体を含む層を線状導光体側面上に設けることができる。このような蛍光体を含む層は蛍光体含有インク若しくは塗料の印刷、塗布などにより、又は蛍光体を含むシートの貼着などによって形成することができる。また、蛍光体を線状導光体内に含有させることができる。このような構成では線状導光体内で蛍光が生じ、この蛍光が線状導光体の側面から放射される。蛍光体を線状導光体内に含有させる場合には、特に有機系の蛍光体を用いることが好ましい。有機系の蛍光体を用いれば線状導光体の透明性を維持でき、クリアー感のある照明効果が得られるからである。
線状導光体内に反射性の材料を含有させた場合には、線状導光体の一部が高輝度で光って観察されるような変化に富んだ発光態様が得られる。
線状導光体に紫外線吸収剤(又は紫外線散乱剤)を含有させて耐候性の増強を図ることもできる。紫外線吸収剤(又は紫外線散乱剤)としては、ベンゾフェノン系、サリチル酸系、ベンゾトリアゾール系など有機系のものや、酸化亜鉛、酸化チタンなど無機系のものを適宜選択して使用することができる。尚、上述のように線状導光体内に蛍光体を含有させる場合においては、紫外線吸収剤を併用すれば蛍光体の励起量が減少することから、この場合には紫外線吸収剤を使用しないか又はその使用量を蛍光体の励起に支障のない範囲に調整することが好ましい。
線状導光体の形状は特に限定されないが、少なくともコネクタが接続される端部において、円柱状や、側面数が3n(但し、nは正の整数)の正多角柱状(正三角柱状、正六角柱状など)であることが好ましい。具体的には、全体に正六角柱状の線状導光体を採用できる。この場合には、正六角柱状の線状導光体の横断面の一辺の長さがを約0.5mm〜約15mm、好ましくは約2.5mm〜約10mm、更に好ましくは約5mm〜7.5mmとすることができる。他の例として、全体に円柱状の線状導光体を採用でき、この場合にはその直径を例えば約1mm〜約30mm、好ましくは約5mm〜約20mm、さらに好ましくは約10mm〜約15mmとすることができる。線状導光体の形状や長さの設定にあたっては、使用する材料、必要な強度、及び/又は本発明の用途などを考慮することができる。尚、線状導光体の形状は線状導光体の長さ方向全体に一定でなくてもよい。例えば、直線状、一部又は全部が曲折、屈曲又は湾曲などした線状導光体が使用される。屈曲等した形状の具体例としては、らせん状や一定間隔で規則的に屈曲した形状を挙げることができる。また、所望の位置で分岐した形状の線状導光体を使用することもできる。
線状導光体を多層構造としてもよい。例えば線状導光体を光の屈折率が異なる二つの材料からなる2層構造とすることができる。この場合、光の屈折率が比較して大きい層を内側(即ち線状コア)とし、光の屈折率が比較して小さい層を外側(即ち管状クラッド層)とする。このような構成とすれば線状コアと管状クラッド層の界面における反射によって線状コア内での良好な導光作用が得られ、併せて線状コア内での光の拡散が促進される。その結果、光源からより離れた領域まで光を到達させることができ、また線状導光体側面から放射される光の輝度の均一化が図られる。
ここで、線状コアの材質としては例えばウレタン樹脂、塩化ビニル、非晶質ポリオレフィン、などを採用することができる。ウレタン樹脂は強靭であり、且つ弾力に富むため、これを材料として用いれば、強度及び弾力性に優れた線状導光体を構成できる。
一方、管状クラッド層の材質も特に限定されず、例えばフッ素樹脂、シリコーンゴム、等を採用できる。ここでフッ素樹脂とは、含フッ素有機化合物の総称であって、代表的なものにはテトラフルオロエチレン、クロロトリフルオロエチレンがある。フッ素樹脂は一般に、耐熱性に優れ、電気絶縁性がよく、摩擦抵抗が低く、耐候性が良く、潤滑性に富み、表面に汚れが付着しにくく、及び撥水、撥油性にも富むといった特性を備える。
本発明の線状導光体は少なくとも3つの導電路を有する。導電路の材質は導電性に優れたものであれば特に限定されないが、線状導光体が屈曲性や柔軟性を持った材質であるときはそれに合わせ屈曲性や柔軟性を持った材質であることが好ましい。かかる観点から、好適な材質の例として、銅、銀等が挙げられる。導電路は、線状導光体の一端から他端まで連続して形成される。導電路は線状導光体の表面上に、または内部に形成される。あるいは導電路の一部が線状導光体の表面上に形成され、その他の部分が導光体の内部に形成されていても良い。導電路は典型的には非透光性であるため、線状導光体の発光領域を広く取るという観点からは導電路の面積ないしは体積はできるだけ小さいほうが良い。導電路を線状導光体の表面上に形成する際は、導電路の線状導光体に接する領域を白色に着色することが好ましい。また、導電路を線状導光体の内部に形成する際は、線状導光体の端部を除く導電路の線状導光体に接する領域を白色に着色することが好ましい。白色に着色することで、導電路に照射されるLEDの光を効率良く反射できるため、光の損失を防げる。
導電路の形状は線状導光体の一端から他端まで一様でなくても良い。線状導光体における導電路の配置は、線状導光体端部の横断面において互いに等間隔であり、かつ各導電路を結ぶ三角形の重心が、線状導光体端部の横断面の重心に一致することが好ましい。すなわち、導電路は、線状導光体端部において、線状導光体端部の横断面の重心を中心として120°間隔で配置されることが好ましい。
(コネクタ)
本発明におけるコネクタは、光源部と、線状導光体の一端と連結可能である連結部とを備える。コネクタは重量や成形性を考慮して樹脂製であることが好ましいが、ゴムや金属などを用いることもできる。好適な材料としてはナイロンまたはステンレス鋼等を挙げることができる。特に金属を用いると耐久性が向上し、光源部の放熱性が向上する。
コネクタの光源部は、図6AまたはBに示すように第4LED61、第5LED62および第6LED63がデルタ結線された回路60または600を備える。なお、符号19は保護抵抗である。各LEDの発光色は特に限定されず、赤色、緑色、青色、及びこれらの中間色などのLEDを用いることがきる。第4LED61、第5LED62及び第6LED63の全てが同一の発光色であっても良いが、好ましくは少なくとも一つを他のLEDと異なる色とし、複数色を発光可能とする。第4LED61、第5LED62及び第6LED63が互いに異なる発光色となる構成を採用することが更に好ましい。より多くの色を発光可能になるからである。尚、説明の便宜上、各LEDを一つのLEDとして記載しているが、各LEDは複数のLEDから構成されてもよい。また、コネクタが二つ以上の光源部を備えることとしても良い。
線状導光体連結部は、容易に脱着が可能なスリップ・オンタイプのコネクタやクイックコネクタなど周知の構成を採用することができる。線状導光体連結部はコネクタに複数存在しても良い。コネクタの形状は直線状、L字型、T字型、X字型、Y字型などの二次元形状を採用することができる。また、互いに直行するX軸、Y軸、Z軸の座標系で表現される3次元形状、例えばテトラポットのような立体形状を採用することもできる。典型的には、コネクタの端部(一つ又は二つ以上の端部)に導光体接続部が配置される。コネクタに線状導光体連結部が複数存在する場合には、各線状導光体間の通電を可能にする給電用電線がコネクタ内に備えられる。
線状導光体連結部には3つの導電路接続部が備えられる。3つの導電路接続部は、線状導光体のコネクタ連結部における3つの導電路の配置に対応して等間隔に配置されることが好ましい。
(電源ユニット)
電源ユニットは光源ユニットに電力を供給する。電源ユニットは、光源部のデルタ結線した回路へ給電するするためのドライブ回路と、出力を制御するマイコンと、DC6〜9VのACアダプター(又はパワーサプライ)とを備える。ドライブ回路は3相モータ用ドライバICであり、H、L及びハイインピーダンスの3ステート出力を3チャンネル備え、その出力はマイコンによって制御される。出力される電圧は、LEDが少なくとも2つ同時に発光させることができる大きさであることが好ましい。具体的には、例えば7V以上の出力であることが好ましい。
(発光態様)
本発明の線状発光装置は、以下のような発光態様を示す。すなわち、光源ユニットが電源ユニットを介して給電され、光源ユニットが内蔵する一つ乃至は二つのLEDが発光する。そのLED光は、光源ユニットに連結された線状導光体の一端から線状導光体の導光部に導入され、線状導光体側面の導電路と接しない部分より放出される。また、この線状導光体の他端に接続されたコネクタの光源部へは、線状導光体の導電路を介して給電され、コネクタ光源部内の一つ乃至は二つのLEDが発光する。そのLED光はコネクタに連結された他の線状導光体の端部から導光部へ導入され、当該線状導光体の側面の導電路を形成しない部分から放出される。各光源部の発光状態は、電源ユニット内のマイコンと、線状導光体とコネクタとの接続態様と、によって制御される。かかる発光態様により、均一で、輝度の高い線状発光を提供できる。
本発明の線状発光装置は、室内あるいは室外におけるさまざまな装飾体に広く用いられる。光源を内蔵したコネクタと導電路を有する線状導光体との連結態様により様々な発光色による演出を提供することができる。また、様々な形状のコネクタを用いることにより、複雑な形状を備えた高輝度で種々の発光色を呈することが可能な意匠性の高い装飾体を構成することが可能となる。
以下に、実施例を用いて本発明の構成をより詳細に説明する。
図2は本発明の一の実施例である線状発光装置に用いられる線状導光体2の斜視図である。導光部21は正六角柱状であり、導光部21の隣り合わない3つの側面に導電路25、26、27が形成されている。各導電路25、26、27はそれぞれ導光部21の一端から他端まで導光部21の長手方向に沿って一様の厚さで形成されている。また、各導電路25、26、27がそれぞれ導光部21に接する面23は白色に着色されている。
図3は本発明の一の実施例である線状発光装置3の縦断面図である。ACアダプター9を有する電源ユニット6に備えられた光源ユニット4は、基板48上に、3つのLEDがデルタ結線された回路(図示せず)を有する光源部41を備える。光源ユニット4の線状導光体連結部42に線状導光体2の一端が連結され、光源ユニット4の光源部41から放出された光が線状導光体2の端面より導光部21に導入される。また、線状導光体2の他端にはスリップ・オンタイプの線状導光体連結部52によりコネクタ5が連結される。コネクタ5は、基板56上に、3つのLEDがデルタ結線された回路(図示せず)を有する光源部51を備える。光源部51への給電は、電源ユニット6から光源ユニット給電用電線43を経て、線状導光体2の導電路25、26、27を介し、コネクタ5の給電用電線53により行われる。コネクタ5にはさらにスリップ・オンタイプの線状導光体連結部55が備わっており、これを介して線状導光体2が連結される。光源部51から放出された光は、線状導光体2の端面より導光部21へ導入される。本実施例では、コネクタ5内の光源部51への給電が線状導光体2に形成された導電路25、26、27を介して行われることにより、その配線が非常に簡略化されることとなる。また、コネクタ5に連結した線状導光体2の他端には更にコネクタ50を連結することが可能である。光源部510への電力の供給は給電用電線54を経て、線状導光体2の導電路25、26、27を介し、コネクタ50の給電用電線530により行われるため、その配線は非常に簡略化されることとなる。また、コネクタ50はコネクタ5と同様に、更に線状導光体を接続することが可能であり、コネクタ5と線状導光体2およびコネクタ50と同様の構成を取ることで、配線の簡略化された、均一な線状発光を得られる所望の長さの線状発光装置3を形成することができる。
図4は図3のa−a線断面を示す。光源ユニット4には、等間隔に配置される線状導光体2の3つの導電路25、26、27に対応する位置に、3つの導電路連結部45、46、47が配置される。このような構成により、線状導光体2は光源ユニット4に対して、3つの連結態様が可能となる。すなわち、導電路25と導電路連結部45とが連結され、導電路26と導電路連結部46とが連結され、導電路27と導電路連結部47とが連結される第1の連結態様と、導電路25と導電路連結部46とが連結され、導電路26と導電路連結部47とが連結され、導電路27と導電路連結部45とが連結される第2の連結態様と、導電路25と導電路連結部47とが連結され、導電路26と導電路連結部45とが連結され、導電路27と導電路連結部46とが連結される第3の連結態様である。
図5は図3のb−b線断面を示す。コネクタ5には、等間隔に配置される線状導光体2の3つの導電路25、26、27に対応する位置に、3つの導電路連結部55、56、57が配置される。このような構成により、コネクタ5は線状導光体2に対して、3つの連結態様が可能となる。すなわち、導電路25と導電路連結部55とが連結され、導電路26と導電路連結部56とが連結され、導電路27と導電路連結部57とが連結される第4の連結態様と、導電路25と導電路連結部56とが連結され、導電路26と導電路連結部57とが連結され、導電路27と導電路連結部55とが連結される第5の連結態様と、導電路25と導電路連結部57とが連結され、導電路26と導電路連結部55とが連結され、導電路27と導電路連結部56とが連結される第6の連結態様である。
光源ユニット4には、図1Aに示すように第1LED12、第2LED13、第3LED14がデルタ結線された回路1が備えられる。各LEDの発光色はそれぞれ赤・緑・青である。また、この回路は第1端子15、第2端子16、第3端子17を有し、第1端子15は導電路連結部45と、第2端子16は導電路連結部46と、第3端子17は導電路連結部47とそれぞれ電気的に接続されている。一方、コネクタ5には図6Aに示すように第4LED61、第5LED62、第6LED63がデルタ結線された回路60が備えられる。各LEDの発光色はそれぞれ赤・緑・青である。また、この回路60は第4端子65、第5端子66、第6端子67を有し、第4端子65は導電路連結部45と、第5端子66は導電路連結部46と、第6端子67は導電路連結部47とそれぞれ電気的に接続される。従って光源ユニット4と線状導光体2が第1の連結態様であって、線状導光体2とコネクタ5が第4の接続状態である場合には、第1端子15は導電路25を介して第4端子65と電気的に接続されることとなる。同様に、第2端子16は導電路26を介して第5端子66と、第3端子17は導電路27を介して第6端子67と、電気的に接続される。
電源ユニット6の3つの出力は、それぞれ光源ユニット4の第1端子15、第2端子、第3端子に接続されており、各出力はH(+12V)、L(0V)、−(ハイインピーダンス)の3つの状態がある。出力は電源ユニット6に内蔵されるマイコンにより制御され、それにより、光源ユニット4の光源部41の発光色が制御される。例えば、第1端子15がH、第2端子16がL、第3端子17が−である場合には、回路1内の電流は第1端子15から赤色発光LED12を経て第2端子16へ流れるため、LED12のみが発光し光源部41の発光色は赤となる。また、第1端子15がH、第2端子16が−、第3端子17がLである場合には、回路1内の電流は第1端子15から赤色発光LED12及び緑色発光LED13を経て第3端子17へ流れるため、LED12及びLED13が発光し光源部41の発光色は赤と緑が混合し黄となる。
コネクタ5の光源部51には線状導光体2の3つの導電路25、26、27を介して電力が供給されるが、その発光色は線状導光体2とコネクタ5の連結態様によって異なる。第4の連結態様のとき、第1端子15がH、第2端子16がL、第3端子17が−である場合には、電流は、各導電路を介して回路60の第4端子65から赤色発光LED61及び青色発光LED63を経て第2端子66へ流れるため、LED61及びLED63が発光し光源部51の発光色は紫となる。電源ユニット6から各端子への出力と、線状導光体とコネクタとの連結態様により、各光源部の発光色を6色に変化させることができる。表1に各端子への出力と光源ユニット4の光源部41の発光パターンと各連結態様でのコネクタ5の光源部51の発光パターンを示した。
Figure 0004211547
光源部41は回路1に代えて、図1Bに示す第1LED12、第2LED13、第3LED14がデルタ結線された回路10を備えていても良い。また、光源部51は、回路60に代えて、図6Bに示す第4LED61、第5LED62、第6LED63がデルタ結線された回路600を備えていても良い。
コネクタ5と線状導光体2とを交互に連続して連結をする場合、コネクタ5の光源部51が備える回路を、回路6と回路600とを交互に用い、コネクタ5と線状導光体2との連結態様を一つずつずらすことで、各光源部の6色の発光色を赤、黄、緑、水、青、紫、赤・・・と順に一つずつずらすことができる。また、電源ユニット6から各端子への出力を高速に切りかえることで、各光源部をパルス発光させ、発光色を白色あるいは他の色に見せることも可能である。
このように、線状導光体2とコネクタ5の連結態様を変えることで、光源部51の発光パターンを変化させることができる。同様に線状透光体2とコネクタ50の連結態様を変えることで光源部510の発光パターンを変化させることができる。
本実施例では線状導光体連結部にスリップ・オンタイプのコネクタを使用しているため、線状導光体とコネクタの連結態様を容易に変えることができる。
本発明の他の実施例として、図7Aに示したコネクタ7を用いた線状発光装置100が挙げられる。尚、以下の説明において使用する図面において、上述の線状発光装置3と同一の部材には同一の符号を付してその説明を省略する。コネクタ7は線状導光体2の他端から導光部21へ光を導入するように光源部71を備える。光源部71は、第7LED72、第8LED73、第9LED74がデルタ結線された回路710を有する。(図7B参照)各LEDの発光色はそれぞれ、赤・緑・青である。電力は光源部71へ線状導光体2の導電路25、26、27及び給電用電線53を介して供給される。また、光源部71の発光パターンは、光源部51と同様に線状導光体2とコネクタ5との連結態様によって変化させることができる。コネクタ7を用いることにより、一つの線状導光体の一端及び他端の両方向から光を導入することが可能となり、より均一な線状発光を提供できる。また、一つの線状導光体の一端及び他端から導入する光を、互いに異なる色の光を用いることで線状導光体の一端から他端に向けてその発光色が徐々に変化する、グラデーション効果を得ることもできる。
光源部71は回路710に代えて、図7Cに示す第7LED72、第8LED73、第9LED74がデルタ結線された回路711を備えていても良い。
本発明の他の実施例として、図8に示したコネクタ8を用いた線状発光装置80が挙げられる。尚、以下の説明において使用する図面において、上述の線状発光装置3及び100と同一の部材には同一の符号を付してその説明を省略する。コネクタ8は線状導光体連結部を4つ備え、各線状導光体2の導光部21の端面に光を導入するように光源部51をそれぞれ備える。3つのLEDがデルタ結線された回路を含む光源部51への給電は、電源ユニット6から線状導光体2の導電路25、26、27及び給電用電線53、54を介して行われる。各光源部51の発光パターンは線状導光体2とコネクタ8との連結態様によって変化する。コネクタ8を用いることによって、より複雑な構造体を作ることが可能となり、意匠性に優れた線状発光装置を実現できる。また、線状導光体2とコネクタ8との接続部はスリップ・オンタイプのコネクタを採用しているため、容易に脱着が可能であり、設置や移動などが煩雑にならず非常に使い勝手の良いものとなる。
この発明は、上記の発明の実施の形態の説明に何ら限定されるものではない。特許請求の範囲の記載を逸脱せず、当業者が容易に想到できる範囲で種々の変形態様もこの発明に含まれる。
本発明の活用例として、室内装飾や屋外における情報表示などを目的とした線状発光装置があげられる。例えば、ネオンサインの代わりに、本発明を適用した文字広告を使用すれば、省電力かつ高寿命といったLED光源の特徴を活かすとともに、様々な発光パターンを呈することでより高い広告効果を得ることができる。また、コネクタによって三次元的な立体構造を形成することができるので、装飾を目的とした複雑な形状のオブジェを作ることができる。
図1AおよびBは本発明の線状発光装置の光源ユニットに含まれる、3つのLEDがデルタ結線された回路を示す。 図2は本発明の一の実施例である線状発光装置における線状導光体の斜視図である。 図3は本発明の一の実施例である線状発光装置の縦断面図である。 図4は図3におけるa−a線での断面図である。 図4は図3におけるb−b線での断面図である。 図6AおよびBは本発明の線状発光装置のコネクタの光源部に含まれる、3つのLEDがデルタ結線された回路を示す。 図7Aは本発明の他の実施例である線状発光装置のコネクタ7の縦断面図である。図7BおよびCはコネクタ7の光源部71に含まれる3つのLEDがデルタ結線された回路を示す。 図8は本発明の他の実施例である線状発光装置のコネクタ8の縦断面図である
符号の説明
1 10 60 600 710 711 デルタ結線回路
2 線状導光体
25 26 27 導電路
4 光源ユニット
5 7 8 50 コネクタ
6 電源ユニット

Claims (7)

  1. 第1LED、第2LED、及び第3LEDがデルタ結線された第1回路を備える光源ユニットと、
    第1導電路、第2導電路、及び第3導電路を備える線状導光体であって、前記各導電路が線状導光体の一端から他端まで連続して形成されている線状導光体と、
    第4LED、第5LED、及び第6LEDがデルタ結線された第2回路を備え、複数の線状導光体を連結可能なコネクタと、を具備し、
    前記光源ユニットは前記線状導光体の一端に連結され、前記コネクタは前記線状導光体の他端に連結され、これによって前記第1回路の第1端子、第2端子、及び第3端子がそれぞれ、前記第1導電路、前記第2導電路、及び前記第3導電路を介して、前記第2回路の第1端子、第2端子、及び第3端子と電気的に接続される、線状発光装置。
  2. 前記第1LED、前記第2LED、及び前記第3LEDが互いに異なる発光色のLEDであって、
    前記第4LED、前記第5LED、及び前記第6LEDが互いに異なる発光色のLEDである、ことを特徴とする請求項1に記載の線状発光装置。
  3. 前記線状導光体が、前記他端において、側面数が3n(但し、nは正の整数)の正多角柱形状であり、
    前記第1導電路、前記第2導電路及び前記第3導電路が、前記他端の横断面において互いに等間隔に配置され、かつ前記各導電路を結ぶ三角形の重心が、該横断面の重心に一致し、
    前記コネクタが、前記線状導光体に対する連結部において、前記第1導電路、前記第2導電路及び前記第3導電路と対応する位置にそれぞれ、導電路接続部A、導電路接続部B及び導電路接続部Cを備える、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の線状発光装置。
  4. 前記コネクタが、第7LED、第8LED及び第9LEDがデルタ結線された第3回路を備え、前記第7LED、前記第8LED及び前記第9LEDの光が前記他端より前記線状導光体に導入される、ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の線状発光装置。
  5. 前記第7LED、前記第8LED、及び前記第9LEDが互いに異なる発光色のLEDである、ことを特徴とする請求項4に記載の線状発光装置。
  6. 第1LED、第2LED、及び第3LEDがデルタ結線された第1回路を備える光源ユニットと、
    第1導電路、第2導電路、及び第3導電路を備える線状導光体であって、前記各導電路が線状導光体の一端から他端まで連続して形成されている線状導光体と、
    第4LED、第5LED、及び第6LEDがデルタ結線された第2回路を備え、複数の線状導光体を連結可能なコネクタと、を具備し、
    前記光源ユニットは前記線状導光体の一端に連結され、前記コネクタは前記線状導光体の他端に連結され、これによって前記第1回路の第1端子、第2端子、及び第3端子がそれぞれ、前記第1導電路、前記第2導電路、及び前記第3導電路を介して、前記第2回路の第1端子、第2端子、及び第3端子と電気的に接続される線状発光装置に用いられる、前記コネクタ。
  7. 第1LED、第2LED、及び第3LEDがデルタ結線された第1回路を備える光源ユニットと、
    第1導電路、第2導電路、及び第3導電路を備える線状導光体であって、前記各導電路が線状導光体の一端から他端まで連続して形成されている線状導光体と、
    第4LED、第5LED、及び第6LEDがデルタ結線された第2回路を備え、複数の線状導光体を連結可能なコネクタと、を具備し、
    前記光源ユニットは前記線状導光体の一端に連結され、前記コネクタは前記線状導光体の他端に連結され、これによって前記第1回路の第1端子、第2端子、及び第3端子がそれぞれ、前記第1導電路、前記第2導電路、及び前記第3導電路を介して、前記第2回路の第1端子、第2端子、及び第3端子と電気的に接続される線状発光装置に用いられる、前記線状導光体。
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