JP4211428B2 - マトリクスアレイ基板 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、マトリクスアレイ基板に係り、更に詳しくは、複数のスイッチング素子がマトリクス状に形成されたマトリクスアレイ基板の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶表示装置は、2枚のガラス基板間に液晶材料を封入して構成される。一方の基板は、スイッチング素子がマトリクス状に形成されたマトリクスアレイ基板であり、通常、このスイッチング素子として薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transistor)が用いられることから、TFTアレイ基板と呼ばれている。これらの各薄膜トランジスタは、隣接する画素電極にそれぞれ接続され、外部の信号供給手段から供給される電気信号に基づいて画素電極の電圧レベルを制御している。他方の基板には、共通電極が形成されており、対向する画素電極及び共通電極間の電位差によって、液晶の分子配列を変化させることができる。従って、画素ごとに液晶を制御して所望の画像表示を行うことができる。
【0003】
図11は、従来のTFTアレイ基板においてマトリクス状に配置された各画素の一構成例を示した図である。図中の2は薄膜トランジスタ、11はゲート配線、15はソース配線、15Sはソース電極、15Dはドレイン電極、17は画素電極である。
【0004】
多数のゲート配線11は、互いに平行となるように配置されている。また、多数のソース配線15は、ゲート配線11と交差し、互いに平行となるように配置されている。ゲート配線11及びソース配線15の交点には、薄膜トランジスタ2が形成され、そのゲート電極がゲート配線11に、ソース電極がソース配線15に、ドレイン電極が画素電極17にそれぞれ接続され、薄膜トランジスタ2及び画素電極17により画素が構成される。
【0005】
図12は、従来のTFTアレイ基板の製造工程における一例を示した平面図であり、薄膜トランジスタの形成された主面側から見た基板全体が示されている。図中の10は絶縁性基板、20はマトリクス部、3及び4は外部電極、5はショートリングである。
【0006】
マトリクス部20は、絶縁性基板10の中央部に形成され、マトリクス状に配置された多数の画素により構成される。外部電極3及び4は、外部から電気信号を入力するための入力端子であり、絶縁性基板10の周辺部に形成される。外部電極3は、マトリクス部20から引き出されたソース配線15に接続され、外部電極4は、マトリクス部20から引き出されたゲート配線11に接続されている。
【0007】
ショートリング5は、外部電極3,4よりも更に外側に形成された環状配線であり、ゲート配線11及びソース配線15が接続されている。このショートリング5は、製造工程において、薄膜トランジスタ2が静電気によって破壊されないように、ゲート配線11及びソース配線15をショートさせておくための配線である。このショートリング5は、製造工程の最終段階において、外部電極3,4よりも外側で絶縁性基板10を切断することにより除去される(例えば、特許文献1参照)。
【0008】
図13は、TFTアレイ基板の積層構造の一例を示した断面図である。図中の2は薄膜トランジスタ、3は外部電極、10は絶縁性基板、11はゲート配線、12はゲート絶縁膜、13は半導体層、14はコンタクト層、15はソース配線、16はパッシベーション膜、17は画素電極である。
【0009】
ゲート配線11は、ガラスからなる絶縁性基板10上に形成されたAl又はCrからなる金属層である。ゲート絶縁膜12は、プラズマCVD法によって絶縁性基板10の全面に形成された絶縁膜であり、シリコン窒化膜からなる。半導体層13は、ゲート絶縁膜12を介して、ゲート配線11上に形成されたアモルファスシリコン膜からなる。コンタクト層14は、半導体層13上に形成されたn+型アモルファスシリコン膜である。
【0010】
次に、Al又はCrからなる金属層がスパッタ法により形成され、ソース配線15、ソース電極15S及びドレイン電極15Dがそれぞれ形成される。パッシベーション膜(保護膜)16は、その後、プラズマCVD法によって絶縁性基板10の全面に形成された絶縁膜であり、シリコン窒化膜からなる。
【0011】
最後に、スパッタ法により透明電極としてのITOが形成され、外部電極3,4及び画素電極17が形成される。このとき、外部電極3は、コンタクトホール3Hを介してソース配線15に接続され、画素電極17は、コンタクトホール17Hを介してドレイン電極15Dに接続される。なお、図示しないが、外部電極4もITOからなり、ゲート絶縁膜12及びパッシベーション膜16のコンタクトホールを介して、ゲート配線11に接続される。
【0012】
図14は、図12の外部電極3の周辺を示した拡大図である。図中の3は外部電極、3Hはコンタクトホール、5はショートリング、15はソース配線、15Lはショート配線である。
【0013】
多数のソース配線15は、平行配線としてマトリクス部20から引き出され、コンタクトホール3Hを介して、外部電極3に接続されている。また、ソース配線15は、最も外側のコンタクトホール3Hから更に外側に伸延され、ショートリング5に接続される。ショート配線15Lは、ソース配線15の上記伸延部であり、ソース配線15、ショート配線15L及びショートリング5は、同じ金属層により形成されている。
【0014】
ショートリング5は、製造工程の最終段階において、図示した切断位置において絶縁性基板を切断することにより除去される。その後は、切断面の面取り加工や、外部電極3,4のクリーニングなどが行われ、TFTアレイ基板が完成する。完成品のTFTアレイ基板には、ショート配線15Lは不要であるが、ショート配線15Lの一部、すなわち、基板端部よりも内側のショート配線15Lは、そのまま基板上に残される。ショート配線15Lは、ソース配線15等と比較すれば、その抵抗値があまり問題とならず、異物の付着などによる配線ショートを防止するために、通常、その配線幅は、ソース配線15よりも狭小化されている。
【0015】
【特許文献1】
特開2001−166324号公報(第4頁、第9図)
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来のTFTアレイ基板では、製造工程中に、このショート配線15Lが剥離し、その剥離パターンが隣接するソース配線15等をショートさせ、TFTアレイ基板、更には、液晶表示装置の製造歩留まりを低下させているという問題があった。
【0017】
図15は、剥離パターンによりソース配線15間が短絡される様子が示されている。図中の10Eは、基板端部であり、15L’は、ショート配線15Lが剥離したパターンである。この剥離パターン15L’によって、隣接する外部電極3間が短絡されている。
【0018】
上述した通り、TFTアレイ基板の製造工程では、絶縁性基板10を切断し、ショートリング5を除去した後に、切断面の面取り加工や、外部電極3,4のクリーニングなどが行われている。このため、これらの工程において、ショート配線15Lが剥離し、意図しないショートが発生している。
【0019】
例えば、面取り加工は、絶縁性基板10の側面の主面側に対し、研磨部材を摺動させて行われる。また、外部電極3,4のクリーニングは、絶縁性基板10の主面の周辺部に対し、クリーニングパッドを摺動させて行われる。しかも、これらの摺動方向は、通常、ショート配線15Lと直交する方向となる。このため、これらの各工程において、ショート配線15Lに外力が加えられ、ショート配線15Lが剥離すると考えられる。
【0020】
また、ショート配線15Lは、絶縁性基板10の切断によって、基板端部10Eから露出した状態となり、基板切断工程後のショート配線15Lは、絶縁性基板10から浮き上がるなど剥離しやすい状態になる場合があると考えられる。更に、ショート配線15Lは、配線幅が細いために外力に弱く、破断しやすく、剥離しやすいと考えられる。
【0021】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、ショート配線の剥離によって生ずる配線ショートを抑制し、マトリクスアレイ基板の製造歩留まりを向上させることを目的とする。また、マトリクスアレイ基板により構成される表示装置の製造歩留まりを向上させること目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】
本発明によるマトリクスアレイ基板は、複数のスイッチング素子がマトリクス状に形成された絶縁性基板と、各スイッチング素子の電極を基板周辺部に引き出す配線パターンと、この配線パターン上に形成された絶縁膜と、この絶縁膜上に形成され、コンタクトホールを介して配線パターンと導通する複数の外部電極とを備え、上記配線パターンが、基板端部まで伸延されるとともに、上記コンタクトホールよりも外側において基板端部へ向けて配線幅を狭小化させたテーパー形状部を有し、このテーパー形状部の外側の端部から基板端部までの距離(L3)が上記外部電極間の配線パターン間隔(S1)よりも短い。
【0023】
この様な構成により、コンタクトホールよりも外側において配線パターンの配線幅を狭小化させるとともに、配線パターンにかかる応力を分散させることができるため、狭小化された配線パターンの剥離を抑制することができる。従って、剥離パターンによる意図しない配線ショートを抑制することができる。また、テーパー形状部の外側の狭小化された配線部が剥離した場合であっても、意図しない配線ショートを抑制することができる。なお、テーパー形状部の外側の端部が基板端部と一致する場合も含まれる。
【0024】
また、本発明によるマトリクスアレイ基板は、テーパー形状部における伸延方向の長さ(L2)に対する配線幅の減少率((W1−W2)/L2)が1以下になるように構成される。
【0026】
また、本発明によるマトリクスアレイ基板は、配線パターンが、コンタクトホールよりも外側において配線幅を部分的に狭小化させた括れ形状部を有し、この括れ形状部における基板端部から括れ形状部の内側端部までの距離(L4またはL5)が隣接する上記配線パターン間の最小間隔(S2)よりも小さい。この様な構成により、コンタクトホールよりも外側において配線パターンが剥離する際、剥離パターンを括れ形状部において配線パターンから破断させることにより、剥離パターンの長さを抑制することができる。従って、意図しない配線ショートを抑制することができる。また、配線パターンが基板端部から剥離した場合に、剥離パターンを括れ形状部において配線パターンから破断させることにより、剥離パターンの長さを隣接する配線パターン間の最小間隔よりも小さくすることができる。従って、意図しない配線ショートを抑制することができる。
【0028】
また、本発明によるマトリクスアレイ基板は、配線パターンが、基板端部まで伸延されるとともに、コンタクトホールよりも外側において配線幅を部分的に狭小化させた2以上の括れ形状部を有し、隣接する上記括れ形状部における狭小化された配線部分のうち最も遠い2点間の距離(L6)が隣接する上記配線パターン間の最小間隔(S2)よりも小さい。
【0029】
この様な構成により、隣接する括れ形状部において配線パターンを破断させ、剥離パターンの長さを配線パターン間の最小間隔よりも小さくすることができる。従って、意図しない配線ショートを抑制することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1によるマトリクスアレイ基板の要部の一構成例を示した図であり、液晶表示装置を構成するTFTアレイ基板の外部端子及びその周辺部が示されている。図中の3は外部電極、3Hはコンタクトホール、15はソース配線、15Lはショート配線、6はテーパー形状部である。
【0032】
ソース配線15は、マトリクス状に配置された多数の薄膜トランジスタのソース電極を基板周辺部に引き出す配線パターンであり、ゲート絶縁膜上に形成された金属膜をパターニングして得られる多数の平行配線からなる。外部電極3は、外部からの入力信号を薄膜トランジスタに供給するための外部端子であり、パッシベーション膜上に形成されたITO膜からなり、コンタクトホール3Hを介してソース配線15と導通している。
【0033】
ソース配線15は、コンタクトホール3Hから更に基板端部10Eまで伸延されている。ショート配線15Lは、ソース配線15の上記伸延部であり、同一のソース配線15上に2以上のコンタクトホール3Hがある場合には、最も外側のコンタクトホール3Hよりも更に外側に設けられる。このショート配線15Lは、TFTアレイ基板の製造工程において、ソース配線15をショートリングに接続する配線パターンであり、基板の切断により、ショートリングが除去された後も基板上に残されている。
【0034】
このショート配線15Lは、ソース配線15の幅を基板端部10Eへ向けて狭小化させるテーパー形状部6を有している。このテーパー形状部6は、その輪郭線が伸延方向に対し所定の角度を有し、滑らかに配線幅を減少させている。テーパー形状部6において狭小化されたショート配線15Lは、その後、等幅の配線として更に伸延され、基板端部10Eに達している。
【0035】
テーパー形状部6において、ショート配線15Lの配線幅を滑らかに減少させることによって、急激に配線幅の変化する幅変化点のないショート配線15Lを得ることができる。すなわち、特に応力の集中しやすい外部電極3とショート配線15Lの境界部分の配線面積を増大させ、下地膜(この実施の形態では、ゲート絶縁膜12)との密着力を強化することができるとともに、ショート配線15Lにかかる応力を特定の幅変化点に集中させずに分散させることができる。従って、ショート配線15Lの剥離や破断を抑制することができる。
【0036】
この様にして、TFTアレイ基板の製造工程、特に、ショートリングを除去する基板切断工程後の各工程、例えば、切断面の面取り加工の工程や、外部電極3のクリーニング工程におけるソース配線15のパターン剥離を抑制することにより、剥離パターンによるソース配線間のショートを抑制し、TFTアレイ基板の製造歩留まりを向上させることができる。
【0037】
ここで、ショート配線15Lが伸延される基板端部10Eとは、ショート配線15Lが形成される金属層における端部であり、絶縁性基板の側面が、主面に垂直な平面でない場合であれば、概ね主面側の端部に相当し、絶縁性基板の最先端部を必ずしも意味するものではない。
【0038】
図2は、切断面が面取り加工されたTFTアレイ基板の一例を示した図であり、(a)には主面側から見た平面図が示され、(b)には断面図が示されている。このTFTアレイ基板は、基板切断面の主面側について面取り加工を行っており、ショート配線15Lは、面取り後の基板端部10Eまで伸延されており、この基板端部10Eは絶縁性基板10の最先端部10E’とは異なる。
【0039】
次に、ショート配線15Lの寸法の一例について説明する。図3は、図2(a)のTFTアレイ基板における端子部のソース配線15及びショート配線15Lの寸法を説明するための図である。図中のPはソース配線15のピッチ、S1はソース配線間隔である。また、L1は面取り基準線からコンタクトホール3Hまでの距離、L2はテーパー形状部6の伸延方向の長さ、L3(=L1−L2)は、面取り基準線からテーパー部6までの長さ(等幅部分の長さ)である。
【0040】
図中の面取り基準線は、切断面10E’よりも内側の位置として予め定められ、基板切断後も判別可能なマーキングが絶縁性基板10上に施されている。面取り加工は、この面取り基準線を中心として行われ、このときの被加工部の端部が基板端部10Eとなる。上述した通り、面取り加工は、絶縁性基板10の切断面に対し研磨部材を摺動させて行っており、その加工精度には機械的加工としての限界がある。従って、外部電極3に対する面取り加工を回避するために100μm程度のマージンが必要となり、通常、ショート配線長L1は90〜200μmとされる。
【0041】
一方、この種の表示装置は、小型化や高精細化の観点から、画素ピッチの狭小化が求められており、最近の高精細タイプの液晶表示装置の場合、その画素ピッチは100μm以下となっている。一般に、画素ピッチは、ソース配線ピッチPに等しく、ソース配線間隔S1は、ソース配線ピッチPの1/2以下とされる。例えば、ソース配線幅W1が30〜50μm、ソース配線間隔S1が15〜25μmとされる。
【0042】
また、ショート配線15Lの等幅部分の配線幅W2には、従来のショート配線幅と同様、1〜10μmが採用される。一般に、配線パターンは、配線幅が細い部分の方が剥離しやすいため、テーパー形状部6よりも等幅部分でパターンが剥離する可能性が高い。ショート配線15Lの等幅部分が剥離した場合に、剥離パターンによってソース配線15間がショートされるという不具合を防止するためには、テーパー形状部6よりも外側の狭小化された等幅部分の配線長L3が、隣接するショート配線15L(等幅部分)の間隔よりも小さいことが望ましく、ソース配線間隔S1よりも短いことが更に望ましい。
【0043】
つまり、高精細タイプの表示装置に適用されるマトリクスアレイ基板の場合、等幅部分の配線長L3をソース配線間隔S1よりも短くしようとした場合、テーパー形状部6は、伸延方向の長さL2が、両端の配線幅の差(W1−W2)よりも大きくなる。つまり、剥離パターンによる不用意なショートを抑制するためには、テーパー形状部6における、伸延方向の長さL2に対する配線幅の減少率((W1−W2)/L2)が1以下であることが望ましい。
【0044】
図4の(a)及び(b)は、本発明の実施の形態1によるマトリクスアレイ基板の要部について、他の構成例を示した図である。図1では、ショート配線15Lの一部がテーパー形状部6となる場合の例を示したが、図4の(a)に示す様に、ショート配線15Lの全体をテーパー形状部とすることもできる。すなわち、外部電極3から基板端部10Eまでの区間において順次に配線幅を減少させてもよい。また、テーパー形状部6は、幅方向について対称な形状である必要はなく、幅方向の一辺のみが、ソース配線15の伸延方向に対し所定の角度を有するように構成してもよい。
【0045】
また、図1及び図4の(a)では、テーパー形状部6の輪郭が直線により形成され、伸延方向に対する配線幅の変化率が一定である場合について説明したが、図4の(b)に示す様に、テーパー形状部6の輪郭線の一部又は全部を曲線とし、配線幅の減少率を変化させてもよい。
【0046】
本実施の形態によれば、コンタクトホール3Hを介して外部電極3に接続されるとともに、基板端部10Eまで伸延されたソース配線15が、コンタクトホール3Hよりも外側(つまり、ショート配線15L)において、基板端部10Eへ向けて配線幅を狭小化させるテーパー形状部6を有している。このため、コンタクトホール3Hよりも外側におけるソース配線15の破断を抑制し、パターン剥離を抑制することができる。従って、TFTアレイ基板の製造歩留まりを向上させることができる。
【0047】
実施の形態2.
図5は、本発明の実施の形態2によるマトリクスアレイ基板の要部の一構成例を示した図であり、液晶表示装置を構成するTFTアレイ基板の外部端子及びその周辺部が示されている。図中の7は幅変化点である。
【0048】
本実施の形態によるTFTアレイ基板では、ソース配線15を基板端部10Eへ伸延させるショート配線15Lが、配線幅を変化させる2以上の幅変化点7を有している。各幅変化点7では配線幅が急激に変化し、ショート配線15Lの輪郭は階段形状となっている。この様にして各幅変化点7において配線幅を順次に狭小化させることにより、基板端部10Eに向けてショート配線15Lの配線幅を断続的に狭小化させている。
【0049】
ショート配線15Lの配線幅を狭小化させる際、2以上の幅変化点7において順に狭小化させることによって、各幅変化点7における配線幅の変化量を小さくすることができる。このため、ショート配線15Lにかかる応力を特定の幅変化点7に集中させずに分散させることができ、ショート配線15Lの破断を抑制し、パターン剥離を抑制することができる。
【0050】
配線パターンは、一般に、等幅の配線部よりもこの様な幅変化点7においてより破断しやすく、幅変化点7同士で比較すれば、配線幅がより細い幅変化点7の方が破断しやすい。このため、ショート配線15Lが、2以上の幅変化点を有し、基板端部10Eに向けて順に配線幅を狭小化していれば、ショート配線15Lが基板端部10Eから剥離した場合、より外側の幅変化点7で破断することが期待できる。従って、剥離パターンを短くすることにより、剥離パターンによるソース配線間のショートを抑制し、TFTアレイ基板の製造歩留まりを向上させることができる。
【0051】
更に、配線パターンは、幅変化点7における配線幅の変化率が大きいほど、その幅変化点7においてショート配線15Lが破断しやすい。このため、内側の幅変化点7における幅変化率に比べて、外側の幅変化点7における幅変化率をより小さくすることにより、配線が細いために破断しやすい外側の幅変化点7における破断を抑制することができる。
【0052】
図6は、2以上の各幅変化点7における幅変化率について説明するための図である。W1はソース配線幅であり、3つの幅変化点7を経て、配線幅はWa,Wb,Wcの順に狭小化されている。各幅変化点7における幅変化率は、狭小化前後の配線幅の比、すなわち、Wa/W1,Wb/Wa,Wc/Wbでそれぞれ表され、Wa/W1<Wb/Wa<Wc/Wbの関係が成立している。なお、幅変化点7が3以上ある場合、少なくとも2つの幅変化点7について、外側の幅変化点7の幅変化率がより内側の変化点7に比べて小さいことが望ましく、全ての幅変化点7の間でこの関係が成立していることがより望ましい。
【0053】
本実施の形態によれば、基板端部10Eまで伸延されたソース配線15が、コンタクトホール3Hよりも外側(つまり、ショート配線15L)において、基板端部10Eへ向けて配線幅を狭小化させる2以上の幅変化点7を有している。このため、コンタクトホール3Hよりも外側におけるソース配線15の破断を抑制し、パターン剥離を抑制することができ、TFTアレイ基板の製造歩留まりを向上させることができる。
【0054】
実施の形態3.
図7は、本発明の実施の形態3によるマトリクスアレイ基板の要部の一構成例を示した図であり、液晶表示装置を構成するTFTアレイ基板の外部端子及びその周辺部が示されている。図中の8は括れ形状部である。
【0055】
本実施の形態によるTFTアレイ基板では、ソース配線15を基板端部10Eへ伸延させるショート配線15Lが、配線幅を部分的に狭小化させた括れ形状部8を有している。この括れ形状部8では、ショート配線15Lの配線幅が、その両側における配線幅よりも狭くなっている。図7では、ショート配線15Lの輪郭がコの字の凹形状に形成され、両側の配線幅よりも狭くなっている。なお、両側の配線幅は、必ずしも同一である必要はない。
【0056】
括れ形状部8では、その他の配線部に比べ、ショート配線15Lの配線幅が細いため、配線パターンが破断しやすい。特に、括れ形状部8の狭小化された配線の内側端部、つまり、基板端部10Eとは反対側の端部に応力が集中して破断しやすくなる。このため、括れ形状部8を設けることによって、剥離パターンを括れ形状部8において配線パターンから破断させ、剥離パターンの長さを短くすることができる。
【0057】
剥離パターンによってソース配線15間がショートされるという不具合を防止するためには、剥離パターンは短いほうが望ましい。ショート配線15Lは、切断工程又は面取り工程において負荷が加わる基板端部10Eから剥離する可能性が高いと考えられることから、括れ形状部8は基板端部10Eの近くに配置することが望ましい。
【0058】
基板端部10Eから括れ形状部8までの距離は、隣接するショート配線15L間の間隔よりも小さいことが望ましい。特に、破断しやすい狭小化配線部の内側端部までの距離が、隣接するショート配線15L間の最小間隔よりも小さいことが望ましい。図7では、基板端部10Eから括れ形状部8の内側端部までの距離をL4とし、隣接するショート配線15L間の最小間隔をS2とし、L4<S2を満足するように括れ形状部8が形成されている。
【0059】
通常、ソース配線15の間隔及び外部電極3の間隔は、ショート配線15Lの間隔よりも狭いため、距離L1は、ソース配線15の間隔や、外部電極3の間隔よりも短くすることが更に望ましい。
【0060】
図8は、本発明の実施の形態3によるマトリクスアレイ基板の要部について、他の構成例を示した図である。図7では、ショート配線15Lの輪郭がコの字の凹形状であるのに対し、図8では、テーパー形状により、配線幅が狭小化されている。括れ形状部8は、狭小化された配線部を有すればよく、このような形状とすることもできる。
【0061】
本実施の形態によるTFTアレイ基板は、基板端部10Eまで伸延されたソース配線15が、コンタクトホール3Hよりも外側(つまり、ショート配線15L)において、配線幅を部分的に狭小化させた括れ形状部を有する。このため、基板端部10Eからショート配線15Lが剥離する際、剥離パターンの端部となる破断箇所を決定することができ、剥離パターンの長さを制御することができる。特に、括れ形状部8から基板端部10Eまでの距離をショート電極15Lの間隔、より望ましくは、ソース配線15又は外部電極3の間隔より小さくすることにより、剥離パターンの長さをこれらの間隔より短くすることができる。
【0062】
実施の形態4.
図9は、本発明の実施の形態4によるマトリクスアレイ基板の要部の一構成例を示した図であり、液晶表示装置を構成するTFTアレイ基板の外部端子及びその周辺部が示されている。
【0063】
本実施の形態によるTFTアレイ基板では、ソース配線15を基板端部10Eへ伸延させるショート配線15Lが、2以上の括れ形状部8を有している。なお、各括れ形状部8の形状は、図7(実施の形態3)の場合と同様である。上述した通り、括れ形状部8は、配線パターンが破断しやすいため、2以上の括れ形状部を設けることによって、ショート配線15L上のどの位置において剥離しても、剥離パターンを短くすることができる。
【0064】
また、2以上の括れ形状部8が設けられている場合、いずれか一方の括れ形状部8において、ショート配線15Lが破断した場合、隣接する他の括れ形状部8において更に破断が生じ、パターンが剥離する可能性が高いと考えられる。このため、より多くの括れ形状部を設けて、括れ形状部8の間隔を短くすることにより、剥離パターンを短くすることができる。
【0065】
特に、括れ形状部8の間隔は、隣接するショート配線15Lの間隔よりも小さいことが望ましく、ソース配線15の間隔又は外部電極3の間隔よりも小さいことが更に望ましい。また、隣接する括れ形状部8の狭小化された配線部分のうち最も遠い2点間の距離、つまり、ショート配線15Lが隣接する括れ形状部8で破断した場合の剥離パターンの最大長が、上記間隔よりも小さいことがより望ましい。
【0066】
図9では、隣接する括れ形状部8について、狭小化された配線部分のうち最も遠い2点間の距離をL6とし、隣接するショート配線15L間の最小間隔をS2とし、L6<S2を満足するように括れ形状部8が形成されている。
【0067】
図10は、本発明の実施の形態4によるマトリクスアレイ基板の要部について、他の構成例を示した図である。図9では、括れ形状部8の輪郭がコの字の凹形状であるのに対し、図10では、テーパー形状によって配線幅が狭小化されている。括れ形状部8は、狭小化された配線部を有すればよく、このような形状とすることもできる。
【0068】
本実施の形態によるTFTアレイ基板は、基板端部10Eまで伸延されたソース配線15が、コンタクトホール3Hよりも外側(つまり、ショート配線15L)において、2以上の括れ形状部を有する。このため、コンタクトホールより外側における任意の位置でソース配線が破断する様々な場合について、剥離パターンの長さを小さくすることができる。特に、隣接する括れ形状部の距離が配線パターンの間隔よりも小さくなるように配置することにより、剥離パターンの長さを配線パターンの間隔よりも小さくすることができる。
【0069】
なお、上記の各実施の形態では、テーパー形状部6、幅変化点7、括れ形状部8を有するショート配線が、ソース配線15の一部である場合について説明したが、本発明はこの様な場合に限定されない。例えば、ゲート配線11の一部である場合についても、全く同様にして本発明を適用することもできる。
【0070】
また、上記の各実施の形態では、液晶表示装置を構成するTFTアレイ基板について説明したが、本発明はこの様な場合に限定されない。すなわち、本発明は、液晶表示装置以外の表示装置や、そのマトリクスアレイ基板に適用することができる。さらに、表示装置以外の半導体装置にも広く適用することもできる。
【0071】
【発明の効果】
本発明によれば、マトリクスアレイ基板上で基板端部まで伸延された配線パターンが、コンタクトホールよりも外側において基板端部へ向けて配線幅を狭小化させたテーパー形状部を有している。このため、コンタクトホールよりも外側において配線パターンの配線幅を狭小化させるとともに、狭小化された配線パターンの剥離を抑制することができる。従って、意図しない配線ショートを抑制し、マトリクスアレイ基板、更には、マトリクスアレイ基板により構成される表示装置の製造歩留まりを向上させることができる。
【0073】
また、本発明によれば、マトリクスアレイ基板上で基板端部まで伸延された配線パターンが、コンタクトホールよりも外側において配線幅を部分的に狭小化させた括れ形状部を有し、この括れ形状部における基板端部から括れ形状部の内側端部までの距離が隣接する上記配線パターン間の最小間隔よりも小くすることにより、配線パターンが基板端部から剥離した場合に、剥離パターンの長さを配線パターンの間隔よりも小さくすることができる。従って、意図しない配線ショートを抑制することができる。
【0076】
また、本発明によれば、マトリクスアレイ基板上で基板端部まで伸延された配線パターンが、コンタクトホールよりも外側に2以上の括れ形状部を有し、更に、隣接する上記括れ形状部における狭小化された配線部分のうち最も遠い2点間の距離が隣接する上記配線パターン間の最小間隔よりも小さくすることにより、配線パターンが基板端部から剥離した場合に、剥離パターンの長さを配線パターンの間隔よりも小さくすることができる。従って、意図しない配線ショートを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1によるマトリクスアレイ基板の要部の一構成例を示した図である。
【図2】 切断面が面取り加工されたTFTアレイ基板の一例を示した図であり、(a)が平面図、(b)が断面図である。
【図3】 図2(a)のTFTアレイ基板におけるソース配線15及びショート配線15Lの寸法を説明するための図である。
【図4】 (a)及び(b)は、本発明の実施の形態1によるマトリクスアレイ基板の要部について、他の構成例を示した図である。
【図5】 本発明の実施の形態2によるマトリクスアレイ基板の要部の一構成例を示した図である。
【図6】 2以上の各幅変化点7における幅変化率について説明するための図である。
【図7】 本発明の実施の形態3によるマトリクスアレイ基板の要部の一構成例を示した図である。
【図8】 本発明の実施の形態3によるマトリクスアレイ基板の要部について、他の構成例を示した図である。
【図9】 本発明の実施の形態4によるマトリクスアレイ基板の要部の一構成例を示した図である。
【図10】 本発明の実施の形態4によるマトリクスアレイ基板の要部について、他の構成例を示した図である。
【図11】 従来のTFTアレイ基板においてマトリクス状に配置された各画素の一構成例を示した図である。
【図12】 従来のTFTアレイ基板の製造工程における一例を示した平面図である。
【図13】 TFTアレイ基板の積層構造の一例を示した断面図である。
【図14】 図12の外部電極3の周辺を示した拡大図である。
【図15】 剥離パターンによりソース配線15間が短絡される様子が示されている。
【符号の説明】
2 薄膜トランジスタ
3,4 外部電極
3H コンタクトホール
5 ショートリング
6 テーパー形状部
7 幅変化点
8 括れ形状部
10 絶縁性基板
10E 基板端部
11 ゲート配線
12 ゲート絶縁膜
13 半導体層
14 コンタクト層
15 ソース配線
16 パッシベーション膜
17 画素電極
20 マトリクス部
Claims (4)
- 複数のスイッチング素子がマトリクス状に形成された絶縁性基板と、各スイッチング素子の電極を基板周辺部に引き出す配線パターンと、この配線パターン上に形成された絶縁膜と、この絶縁膜上に形成され、コンタクトホールを介して配線パターンと導通する複数の外部電極とを備え、
上記配線パターンが、基板端部まで伸延されるとともに、上記コンタクトホールよりも外側において基板端部へ向けて配線幅を狭小化させたテーパー形状部を有し、このテーパー形状部の外側の端部から基板端部までの距離(L3)が上記外部電極間の配線パターン間隔(S1)よりも短いことを特徴とするマトリクスアレイ基板。 - 上記配線パターンは、テーパー形状部における伸延方向の長さ(L2)に対する配線幅の減少率((W1−W2)/L2)が1以下であることを特徴とする請求項1に記載のマトリクスアレイ基板。
- 複数のスイッチング素子がマトリクス状に形成された絶縁性基板と、各スイッチング素子の電極を基板周辺部に引き出す配線パターンと、この配線パターン上に形成された絶縁膜と、この絶縁膜上に形成され、コンタクトホールを介して配線パターンと導通する複数の外部電極とを備え、
上記配線パターンが、基板端部まで伸延されるとともに、上記コンタクトホールよりも外側において配線幅を部分的に狭小化させた括れ形状部を有し、この括れ形状部における基板端部から括れ形状部の内側端部までの距離(L4またはL5)が隣接する上記配線パターン間の最小間隔(S2)よりも小さいことを特徴とするマトリクスアレイ基板。 - 複数のスイッチング素子がマトリクス状に形成された絶縁性基板と、各スイッチング素子の電極を基板周辺部に引き出す配線パターンと、この配線パターン上に形成された絶縁膜と、この絶縁膜上に形成され、コンタクトホールを介して配線パターンと導通する複数の外部電極とを備え、
上記配線パターンが、基板端部まで伸延されるとともに、上記コンタクトホールよりも外側において配線幅を部分的に狭小化させた2以上の括れ形状部を有し、
隣接する上記括れ形状部における狭小化された配線部分のうち最も遠い2点間の距離(L6)が隣接する上記配線パターン間の最小間隔(S2)よりも小さいことを特徴とするマトリクスアレイ基板。
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