JP2005303220A - Tftアレイ基板 - Google Patents

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Abstract

【課題】 TFTアレイ基板における半導体配線の耐静電気特性を改善し、TFTアレイ基板の製造歩留まりを向上させることを目的とする。
【解決手段】 第1メタル層からなる多数のゲート配線11Lと、第2メタル層からなり、上記ゲート配線11Lに交差させて配置された多数のソース配線15Lと、ゲート電極、ソース電極15S、ドレイン電極15D及び半導体層14TからなるTFT6と、上記半導体層からなり、上記ソース配線15L下に配置され、上記ソース配線15Lに沿って伸延させた半導体配線14Lと、上記第1メタル層からなり、上記半導体配線14Lの終端部を内包する終端部パターン11Eとを備える。
【選択図】 図7

Description

本発明は、TFTアレイ基板に係り、さらに詳しくは、TFTアレイ基板の製造工程における静電気対策に関する。
液晶表示装置は、画像表示を行う液晶表示パネルとその制御回路からなり、液晶表示パネルは、TFTアレイ基板、カラーフィルタ基板間に液晶を封入して構成される。TFTアレイ基板は、ガラスなどからなる絶縁性の透明基板上に多数の画素電極が形成され、各画素電極ごとに薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transistor)が形成されている。一方、カラーフィルタ基板は、ガラスなどからなる絶縁性の透明基板上に共通電極が形成され、画素電極及び共通電極間の電界により液晶分子の配向方向を制御して画像表示を行っている。
また、TFTアレイ基板には、多数のゲート配線が形成されるとともに、これらのゲート配線に交差させて多数のソース配線が形成されている。ゲート配線及びソース配線は、ともにCr,Al,Mo等からなるメタル層をパターニングして形成される。ただし、ゲート配線及びソース配線をこれらの交点において導通させないように、ガラス基板上に形成されたメタル層(第1メタル層)を用いてゲート配線を形成する一方、ソース電極には第1メタル層上に絶縁膜を介して形成された第2メタル層が用いられる。
また、TFTは、第1メタル層からなるゲート電極と、第2メタル層からなるソース電極及びドレイン電極と、第1メタル層及び第2メタル層間に形成された絶縁膜及び半導体層とにより構成される。このTFTは、ゲート配線の電位に基づいてオンオフ制御され、オン時におけるソース配線の電位が画素電極に書き込まれる。
上述したTFTアレイ基板では、ゲート配線との交点においてソース配線が断線し易くなる。このソース配線の断線を防止する従来の方法として、TFTを形成するための半導体層をソース配線下に形成する技術が知られている(例えば、特許文献1)。また、第1メタル層を用いて、ゲート配線に平行な補助容量電極(Cs電極)を形成しているTFTアレイ基板の場合であれば、補助容量電極とソース配線との交点においても、全く同様の問題が生ずる。このため、ソース配線下に配置された半導体層は、ソース配線に沿って伸延させた半導体配線として形成される。
特開平11−242241号公報
この様なTFTアレイ基板の製造工程において、パターニング処理後の半導体層に静電気に起因すると思われる損傷が観察されることを発明者らは発見した。図14は、この様子の一例を示した図である。この図は、TFTアレイ基板上の表示領域の端部を拡大して示した図であり、ソース配線(不図示)に沿って伸延させた半導体配線14Lの終端部とその周辺部が示されている。この半導体配線は、ソース配線に沿って表示領域を上下方向に横断し、最も外側のゲート配線11L又は補助容量電極11Cと交差している。このため、その終端部は当該ゲート配線11Lよりも外側に突出して配置されている。
この半導体配線14Lの終端部からゲート配線11L又は補助容量電極11Cの交点にかけて損傷30が生じており、ゲート配線11Lとの交点における絶縁膜が損傷を受けることにより、絶縁破壊が生ずる場合があった。上述した通り、当該交点上には、その後の工程によりソース配線が形成されることから、絶縁膜の欠陥によって、ゲート配線11L及びソース配線が短絡した場合、縦横に1本ずつの線状欠陥が発生するという問題が生じていた。
この様な絶縁膜の欠陥が発生する原因の一つとして、ドライエッチング装置において、エッチング処理後のTFTアレイ基板を下部電極から持ち上げる際に発生する剥離帯電が考えられる。すなわち、剥離帯電によって発生した電荷が、突出している半導体配線14Lの先端から半導体配線14Lの側端部を伝わってゲート配線に流れることによって、半導体配線14Lの側端部とゲート配線11Lとの交点における絶縁膜に損傷を与えていると考えられる。
図15は、ドライエッチング処理の一例を示した図である。ドライエッチング装置は、真空チャンバー200内に上部電極201及び下部電極202を対向配置させてプラズマを発生させてエッチング処理が行なわれる。エッチング処理時には、下部電極202上にTFTアレイ基板1が配置され、TFTアレイ基板1上面のレジストが形成されていない領域がエッチングされる。エッチング処理後のTFTアレイ基板1は、その下面にピン203を当接させて下部電極202から持ち上げられ、搬送アーム204をTFTアレイ基板1下面に挿入して上記真空チャンバー200から搬出される。
このピンアップ時に、パターニング直後の半導体配線が剥離帯電し、その電荷がアンテナ状に突出させた半導体配線の終端部付近を損傷させ、第1メタル層との交点における絶縁膜に損傷を与えていると考えられる。図14では、最も外側にゲート配線11Lが配置されている場合について説明したが、ゲート配線11Lよりも外側に補助容量電極11Cが配置されている場合であれば、補助容量電極11Cとの交点において絶縁膜の欠陥が発生する。この場合、補助容量電極11Cとソース配線が短絡され、線状欠陥が発生することになる。
さらに、その後の製造工程においても静電気により半導体配線14Lに電荷が蓄積される可能性があり、上述したドライエッチング工程における剥離帯電はその一例に過ぎない。半導体配線14Lに電荷が蓄積された場合、上述した様な線状欠陥を生じさせる場合だけでなく、TFTを破壊して点欠陥を生じさせる場合も考えられる。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、半導体配線のパターニング時に静電破壊が発生するのを抑制し、TFTアレイ基板の製造歩留まりを向上させることを目的とする。また、高品質のTFTアレイ基板及び液晶パネルを安価に提供することを目的とする。
本発明によるTFTアレイ基板は、第1メタル層からなる多数のゲート配線と、第2メタル層からなり、上記ゲート配線に交差させて配置された多数のソース配線と、上記第1メタル層からなるゲート電極、上記第2メタル層からなるソース電極及びドレイン電極、並びに、上記第1メタル層及び上記第2メタル層間に形成される絶縁膜及び半導体層により構成されるTFTと、上記半導体層からなり、上記ソース配線下に配置され、上記ソース配線に沿って伸延させた半導体配線と、上記第1メタル層からなり、上記半導体配線の終端部を内包する終端部パターンとを備えて構成される。
この様な構成により、第1メタル層の終端部パターンにより半導体配線の終端部を内包させることができ、半導体配線のパターニング時に静電破壊が発生するのを抑制することができる。特に、静電破壊によって、ソース配線に沿って伸延させた半導体配線と、第1メタル層との交点における絶縁膜に損傷を与え、その後形成されるソース配線としての第2メタル層と、第1メタル層とが短絡されるのを抑制することができる。従って、当該TFTアレイ基板により構成される液晶表示パネルにおいて線状欠陥が発生するのを抑制することができる。つまり、TFTアレイ基板の製造歩留まり、さらには、液晶表示パネルの製造歩留まりを向上させることができる。
本発明によるTFTアレイ基板は、上記構成に加えて、上記終端部パターンが、最も外側に配置された上記ゲート配線よりも外側に伸延させた上記半導体配線の終端部に対して形成される。最も外側のゲート配線から突出させて形成された半導体配線の終端部は、半導体配線をパターニングするためのドライエッチング工程において、上記ゲート配線及び半導体配線の交点で静電破壊による絶縁不良が発生し易い。このため、この様な構成により、静電破壊による影響を効果的に抑制することができる。
本発明によるTFTアレイ基板は、上記構成に加えて、上記終端パターンが、上記ゲート配線のいずれかに接続される。この様な構成により、最も外側のゲート配線から突出させて形成された半導体配線の突出部が電気的には突出部でない場合とほぼ等価にすることができ、半導体配線の突出部における損傷をより効果的に抑制することができる。
本発明によるTFTアレイ基板は、上記構成に加えて、第1メタル層からなり、ゲート配線に対して平行に位置され、互いに接続された多数の補助容量電極を備え、上記終端パターンは、最も外側に配置された上記補助容量電極よりも外側に伸延させた上記半導体配線の終端部に対して形成される。最も外側の補助容量電極から突出させて形成された半導体配線の終端部は、半導体配線をパターニングするためのドライエッチング工程において、上記補助容量電極及び半導体配線の交点で静電破壊による絶縁不良が発生し易い。このため、この様な構成により、静電破壊による影響を効果的に抑制することができる。
本発明によるTFTアレイ基板は、上記構成に加えて、上記終端パターンが、上記補助容量電極に接続されている。この様な構成により、最も外側の補助容量電極から突出させて形成された半導体配線の突出部が電気的には突出部でない場合とほぼ等価にすることができ、半導体配線の突出部における損傷をより効果的に抑制することができる。
本発明によるTFTアレイ基板は、上記構成に加えて、上記終端パターンが、各半導体配線ごとに独立したパターンからなる。
本発明によるTFTアレイ基板は、上記半導体配線が終端部を尖鋭させた尖鋭部を有し、2以上の上記半導体配線について尖鋭部を近接して配置することによりスパークギャップを形成し、上記終端部パターンが、スパークギャップを形成する尖鋭部をともに内包するパターンからなる。
本発明によれば、半導体配線のパターニング時に静電破壊が発生するのを抑制することができ、TFTアレイ基板の製造歩留まりを向上させることができる。また、製造歩留まりを向上させることにより、高品質のTFTアレイ基板を安価に提供することを目的とする。
実施の形態1.
図1は、本発明によるTFTアレイ基板を含む液晶表示装置の一構成例を示した図である。図中の1はTFTアレイ基板、2は制御基板、3はゲート駆動モジュール、4はソース駆動モジュール、5は表示領域である。また、6はTFT、7は画素容量、11Lはゲート配線、15Lはソース配線である。
TFTアレイ基板1には、ガラス基板上に多数のゲート配線11Lが平行に形成されるとともに、これらのゲート配線11Lに交差させて多数のソース配線15Lが平行に形成され、さらにゲート配線11L及びソース配線15Lの各交点ごとにTFT6が形成されている。これらのTFT6は、ゲート電極G及びソース電極Sが、ゲート配線11L及びソース配線15Lにそれぞれ接続され、また、ドレイン電極Dが対応する画素電極(図中の画素容量7)に接続されている。これらの画素電極が配置された矩形領域が表示領域5であり、各ゲート配線11Lは表示領域5を左右方向に横断するように形成され、各ソース配線15Lは表示領域5を上下方向に横断するように形成されている。
上記TFT6は、ゲート電極G及びソース電極Sが、ゲート配線11L及びソース配線15Lにそれぞれ接続され、ドレイン電極Dが画素電極に接続されている。このため、各TFT6は、ゲート配線11Lの電位に基づいてオンオフ制御され、オン時におけるソース配線15Lの電位が画素電極に書き込まれる。なお、TFTアレイ基板1は、ガラス基板上に共通電極及びカラーフィルタを形成したカラーフィルタ基板と張り合わされ、その間隙に液晶を封入して液晶表示パネルを構成しているが、図1では、カラーフィルタ基板を省略して示している。
制御基板2は、外部から入力される画像信号に基づいて、ゲート駆動モジュール3及びソース駆動モジュール4を制御し、画像表示を行なっている。ゲート駆動モジュール3は、ゲートドライバ回路が絶縁性フィルム上に形成されたTCP(Tape Carrier Package)と呼ばれる可撓性の薄型回路であり、制御基板2の出力信号に基づいてゲート配線11Lを駆動している。同様にして、ソース駆動モジュール4は、ソースドライバ回路が絶縁性フィルム上に形成されたTCPであり、制御基板2の出力信号に基づいてソース配線15Lを駆動している。
図2は、TFTアレイ基板1上の表示領域5内の一画素(図1の領域A1)を拡大して示した平面図である。TFTアレイ基板1上の一画素は、TFT6と、コンタクトホール21を介して当該TFT6のドレイン電極15Dに接続された画素電極17からなる。画素電極17は、ゲート配線11L及びソース配線15Lに囲まれるとともに、画素電極17を横断する補助容量電極11Cが形成されている。
ソース配線15Lの下層には、ソース配線15Lに沿って伸延させた半導体配線14Lが形成されている。この半導体配線14Lの幅は、ソース配線15Lよりも狭く、ソース配線15Lと重複させて配置され、表示領域5を上下方向に横断している。補助容量電極11Cは、画素容量を増大させるため、画素電極17の中央付近を横断するように形成された電極であり、ゲート配線11Lと平行に配置され、ソース配線15Lと交差しながら表示領域5を左右方向に横断している。
TFT6は、ゲート配線11L及びソース配線15Lの交点付近に形成され、ソース電極15S、ドレイン電極15D、ゲート電極11G及びTFT半導体部14Tにより構成される。ソース電極15Sは、ソース配線15LをTFT領域へ分岐させたパターンからなる。ゲート電極11Gは、ゲート配線11Lの一部であり、TFT領域内に形成された配線部分からなる。また、TFT半導体部14Tは、半導体配線14LをTFT領域へ分岐させたパターンからなる。
図3(a)には、図2のA−A切断線による断面図が示され、図3(b)には、図2のB−B切断線による断面図が示されている。TFT6は、ゲート電極11GがTFT半導体部14Tよりも下層(絶縁性基板10側)に配置されたバックチャネル型TFTである。
TFT6が形成されたTFT領域では、絶縁性基板10上にゲート電極11Gが形成されるとともに、ゲート電極11G上に絶縁膜12を介してTFT半導体部14Tが形成されている。また、ソース電極15S及びドレイン電極15Dは、TFT半導体部14T上においてチャネル領域20を挟んで対向するように形成されている。さらに、ソース電極15S、ドレイン電極15D及びチャネル領域20上には層間絶縁膜16が形成されている。ドレイン電極15D上の層間絶縁膜16には、コンタクトホール21が形成されており、このコンタクトホール21を介して、画素電極17がドレイン電極15Dに接続されている。
絶縁性基板10は、ガラス等を素材とする透明性及び絶縁性を有する基板である。ゲート電極11Gは、絶縁性基板10上に形成されたCr,Al,Mo等からなる第1メタル層をパターニングして形成される。絶縁膜12は、第1メタル層をより上方の層から絶縁するSiNx等からなる。TFT半導体部14TはシリコンSi等を主成分とする半導体層により形成されており、絶縁膜12上に形成されたノンドープ層と、当該ノンドープ層上に形成されたコンタクト層の2層からなる。チャネル領域20では、コンタクト層がエッチングにより除去されてノンドープ層のみが残されている。ソース電極15S及びドレイン電極15Dは、TFT半導体部14T上に形成されたCr,Al,Mo等からなる第2メタル層をパターニングして形成される。層間絶縁膜16は、第2メタル層をより上方の層から絶縁するSiNx等からなる。
画素電極領域では、絶縁性基板10上に絶縁膜12及び層間絶縁膜16を介して画素電極17が形成されている。この画素電極17はITO(Indium Tin Oxide)等からなる透明電極である。画素電極領域内の一部に形成される補助容量電極11Cには、上記第1メタル層が用いられる。すなわち、補助容量電極11Cは絶縁性基板10上に形成され、絶縁膜12を介して画素電極17と対向しており、この補助容量電極11Cを基準電位に保持することによって画素容量を増大させている。
ソース配線15Lが形成されたソース配線領域では、絶縁膜12を介して絶縁性基板10上に半導体配線14Lが形成されている。この半導体配線14L上に、半導体配線14Lよりも広幅のソース配線15Lが形成され、さらに、ソース配線15L上に層間絶縁膜16が形成されている。半導体配線14Lには、上記半導体層が用いられ、ソース配線15Lには、上記第2メタル層が用いられる。
また、図3(b)に示した通り、ソース配線15L及び補助容量電極11Cの交差領域では、上記第1メタル層からなる補助容量電極11Cが絶縁性基板10上に形成されており、この補助容量電極11C上に絶縁膜12を介して半導体配線14L及びソース配線15Lが形成されている。全く同様にして、ソース配線15L及びゲート配線11Lの交差領域では、上記第1メタル層からなるゲート配線11Lが絶縁性基板10上に形成されており、このゲート配線11L上に絶縁膜12を介して半導体配線14L及びソース配線15Lが形成されている。
図4は、図2のTFTアレイ基板1の製造工程の一例を示した平面図であり、TFT領域及びその周辺が示されている。また、図5は、当該製造工程におけるA−A断面を示した断面図である。まず、スパッタ法又は蒸着法により、絶縁性基板10上にCr,Al,Ti,Ta,Mo,W,Ni等からなる第1メタル層を成膜する。この第1メタル層をパターニングすることにより、ゲート配線11L、ゲート電極11G及び補助容量電極11Cが形成される(図5(a))。
次に、プラズマCVD法等によって、絶縁膜12、ノンドープ層及びコンタクト層を連続して成膜する(図5(b))。絶縁膜12は、窒化シリコンSiNx、酸化シリコンSiOx等からなる。半導体層は、非晶質シリコン、多結晶シリコン等からなり、コンタクト層は、当該シリコン層にリン、砒素等のn型不純物がドーピングされたnシリコンからなる。この半導体層はドライエッチングによりパターニングされ、半導体配線14L及びTFT半導体部14Tが形成される(図4(a),図5(c))。
次に、スパッタ法又は蒸着法により、Cr,Al,Ti,Ta,Mo,W,Ni等からなる第2メタル層を成膜し、この第2メタル層をパターニングして、ソース配線15L、ソース電極15S及びドレイン電極15Dが形成される。続いて、ソース電極15S及びドレイン電極15Dをマスクとして、チャネル領域20をエッチングし、ノンドープ層を残してコンタクト層を除去する(図4(b),図5(d))。
次に、窒化シリコンSiNx、酸化シリコンSiOx、有機ポリマー等からなる層間絶縁膜16を成膜し、この絶縁膜16をパターニングして、ドレイン電極15D上にコンタクトホール21を形成する(図5(e))。最後に、ITO等からなる透明導電膜を成膜し、この透明導電膜をパターニングすることによって、コンタクトホール21を含む画素電極領域に画素電極17が形成される(図4(c),図5(f))。
図6〜図8は、本発明の実施の形態1によるTFTアレイ基板1の要部について一構成例を示した図であり、表示領域5の下端辺付近(図1の領域A2)における半導体配線14Lの終端部付近の様子が示されている。図6は、製造工程中における様子を示した平面図であり、図7は製造後における様子を示した平面図である。また、図8の(a)は図6におけるC−C断面、図8の(b)は図7のD−D断面を示した図である。
このTFTアレイ基板1は、ともに第1メタル層からなる多数の補助容量電極11C及び多数のゲート配線11Lが平行に形成されており、表示領域5の下端の最も外側には、ゲート配線11Lが形成されている。半導体配線14Lは、第1メタル層上に絶縁膜12を介して形成され、補助容量電極11C及びゲート配線11Lに直交させて形成される。この半導体配線14Lは、最も外側のゲート配線11Lと交差した後、更に外側へ突出させて終端され、ゲート配線11Lよりも外側に位置する半導体配線14Lの突出部に対応させて、第1メタル層からなる終端部パターン11Eが配置されている。
終端部パターン11Eは、半導体配線14Lの上記突出部を内包する形状からなる。すなわち、ゲート配線11Lを半導体配線14Lとの交点から、半導体配線14Lの終端部よりも外側まで、半導体配線14Lに沿って伸延させた形状からなる。また、半導体配線14Lよりも幅が広く、半導体配線14Lの突出部は、終端部パターン11Eによって完全に覆われている。
半導体配線14Lの突出部が形成される領域に、第1メタル層からなる終端部パターン11Eを形成することによって、当該突出部は、第1メタル層との関係において、第1メタル層よりも外側に突出した形状ではなくなる。つまり、半導体配線14L自体の形状としては何ら違いはないが、電気的には第1メタル層から突出した部分ではなくなっている。このため、半導体配線14Lの終端部から第1メタル層との交点までに発生していた損傷を防止することができ、TFTアレイ基板の製造歩留まりを向上させることができる。
図9は、本発明の実施の形態1によるTFTアレイ基板の他の例を示した図であり、表示領域5の上端における半導体配線14Lの終端部付近の様子が示されている。図9は、製造工程中の様子を示した図であり、図10は製造後の様子を示した図である。図9中のC−C断面及び図10中のD−D断面は、図8の(a)及び(b)と同じである。
TFTアレイ基板1の表示領域5上端の最も外側には、補助容量電極11Cが形成されている。半導体配線14Lは、最も外側の補助容量電極11Cと交差した後、更に外側へ突出させて終端しており、補助容量電極11Cよりも外側に位置する半導体配線14Lの突出部に対応させて、第1メタル層からなる終端部パターン11Eが配置されている。
この終端部パターン11Eは、図6及び図7の場合と同様、半導体配線14Lの上記突出部を内包する形状からなる。すなわち、補助容量電極11Cを半導体配線14Lとの交点から、半導体配線14Lの終端部よりも外側まで、半導体配線14Lに沿って伸延させた形状からなる。また、半導体配線14Lよりも幅が広く、半導体配線14Lの突出部は、終端部パターン11Eによって完全に覆われている。
TFTアレイ基板1の上端部には、ソース駆動モジュール4の端子が接続されるパッド100が配置されている。各パッド100は、ITOを用いて形成され、コンタクトホール101を介してソース配線15Lに接続されている。つまり、ソース配線15Lは、TFTアレイ基板1の上部側においてソース駆動モジュール4に接続されている。このため、ソース配線15Lが、最も外側の補助容量電極11Cとの交点において断線した場合、当該ソース配線15Lは制御不能となり、縦に1本の線状欠陥が発生することになる。この様なソース配線15Lの断線を防止するために半導体配線14Lが形成されており、半導体配線14Lは、最も外側の補助容量電極11Cとの交点から突出した突出部を有していなければならない。しかしながら、上述した通り、半導体配線14Lが突出部を有すると、半導体層のドライエッチング処理の際、第1メタル層との交点における絶縁膜12が破壊され、ソース配線15Lが補助容量電極11Cに短絡されると、線状欠陥が発生することになる。
このため、半導体配線14Lの突出部が形成される位置に、第1メタル層からなる終端部パターン11Eを形成すれば、第1メタル層との交点におけるソース配線15Lの断線を防止しつつ、交点における第1メタル層との短絡も防止することができる。
本実施の形態によれば、最も外側に位置するゲート配線11L又は補助容量電極11Cを半導体配線14Lに沿って更に外側に伸延させ、半導体配線14Lの突出部を内包する形状からなる終端部パターン11Eを形成している。従って、半導体配線14Lが、形状としての突出部を有している場合であっても、当該突出部は、第1メタル層との関係では突出していない状態になり、剥離帯電に起因する絶縁破壊が発生するのを防止することができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、終端部パターン11Eが、半導体配線14Lの突出部を内包するパターンからなる場合について説明した。これに対し、本実施の形態では、終端部パターン11Eが、半導体配線14Lの終端部を内包し、かつ、ゲート配線11L又は補助容量電極11Cに接続されたパターンからなる場合について説明する。
図11は、本発明の実施の形態2によるTFTアレイ基板の要部について一構成例を示した図であり、半導体層のパターニング後の表示領域5の下端における半導体配線14Lの終端部付近の様子が示されている。
終端部パターン11Eは、半導体配線の終端部を内包し、かつ、ゲート配線11Lを伸延させて形成される第1メタル層のパターンからなる。すなわち、この終端部パターン11Eは、半導体配線14Lの突出部に沿って伸延させたパターンではなく、半導体配線14Lの突出部のうち、ゲート配線11Lと終端部との間の一部は、第1メタル層と重複していない。
剥離帯電により損傷を受けるのは、半導体配線14Lの突出部である。つまり、第1メタル層からなる最も外側に形成されたゲート配線11L又は補助容量電極11Cと交差し、更にその外側に突出している部分である。このため、半導体配線14Lの終端部を内包する終端部パターンを形成し、この終端部パターン11Eをゲート配線11L又は補助容量電極11Cに接続しておくことによって、終端部パターン11Eは、電気的にゲート配線11L又は補助容量電極11Cと等価となる。このため、半導体配線14Lの突出部を起因とする静電破壊を防止することができる。
実施の形態3.
実施の形態1及び2では、終端部パターン11Eが、ゲート配線11L又は補助容量電極11Cに接続されている場合について説明した。これに対し、本実施の形態では、終端部パターン11Eが、ゲート配線11L及び補助容量電極11Cから電気的に独立したパターンである場合について説明する。
図12は、本発明の実施の形態3によるTFTアレイ基板の要部について一構成例を示した図であり、半導体層のパターニング後の表示領域5下端における半導体配線の終端部付近の様子が示されている。この終端部パターン11Eは、第1メタル層からなり、半導体配線14Lの終端部を内包する形状を有するが、ゲート配線11L及び補助容量電極11Cに接続されておらず、電気的にフローティングな状態になっている。
剥離帯電に起因する電流が半導体配線14Lの終端部から流れた場合であっても、その大部分、あるいは、少なくとも一部が、直下の絶縁膜12を破壊して、終端部パターン11Eに流れると考えられる。本実施の形態における終端部パターン11Eは、最終製品においても電気的にフローティングであるため、ソース配線15Lと短絡したとしても不良の原因になることはない。従って、ゲート配線11L又は補助容量電極11Cとの交点における絶縁破壊を抑制し、剥離帯電によって線状不良が発生するのを抑制することができる。
実施の形態4.
実施の形態1〜3では、半導体配線14Lの終端部に終端部パターン11Eを設ける場合について説明した。これに対し、本実施の形態では、2以上の半導体配線14Lの終端部によりスパークギャップを形成させ、当該スパークギャップを内包する終端部パターン11Eを形成する場合について説明する。
図13は、本発明の実施の形態4によるTFTアレイ基板の要部について一構成例を示した図であり、半導体層のパターニング後の表示領域5下端における半導体配線の終端部付近の様子が示されている。
各半導体配線14Lは、最も外側のゲート配線11L又は補助容量電極11Cよりも外側に位置する終端部が尖鋭形状からなり、隣接する半導体配線14L間で、尖鋭部を近接させてスパークギャップを形成している。この様にして2以上の半導体配線14L間にスパークギャップを形成しておけば、一方の半導体配線14Lが帯電し、上記半導体配線14L間に大きな電位差が生じた場合には、当該スパークギャップにおいて放電させることができる。
つまり、半導体層のドライエッチング時における剥離帯電によって半導体配線14Lが帯電した場合、その電荷は、スパークギャップを介して隣接する半導体配線14Lへも放電することが期待できる。なお、スパークギャップによる放電によって隣接する半導体配線14L同士が短絡した場合であっても、シリコンSiからなる半導体層の抵抗は十分に高く、表示への影響はない。
半導体配線14Lの尖鋭部の間隔はできるだけ狭いことが望ましく、TFTのソース電極15S、ドレイン電極15D間の距離よりも短いことが望ましい。例えば、ソース電極15S、ドレイン電極15D間の距離が3.5μmであれば、スパークギャップを形成する尖鋭部間の距離を3μmにすればよい。さらに、尖鋭部は対向させて配置させることが望ましい。
また、半導体配線14Lの終端部には、上記スパークギャップを内包し、第1メタルからなる終端部パターン11Eが形成されている。すなわち、終端部パターン11Eが、スパークギャップを形成する2以上の半導体配線14Lの終端部を内包している。このため、終端部パターン11Eが、実施の形態3の場合と同様の機能を有するとともに、スパークギャップにおいて放電された電荷が、終端部パターン11Eに流れることが期待される。
本実施の形態によれば、2以上の半導体配線14Lの尖鋭部を近接して配置したスパークギャップを設けることにより、半導体配線14L間に電位差が生じた場合に、スパークギャップにおいて放電させることができ、ゲート配線11Lへの放電による静電破壊を防止することができる。また、スパークギャップを構成する半導体配線14Lの尖鋭部を内包する第1メタル層からなる終端部パターンを形成することにより、実施の形態3と同様の作用効果を得ることができる。
本発明によるTFTアレイ基板を含む液晶表示装置の一構成例を示した図である。 TFTアレイ基板1上の表示領域5内の一画素(図1の領域A1)を拡大して示した平面図である。 図2のA−A切断線及びB−B切断線による断面図である。 TFTアレイ基板の製造工程の一例を示した図である(平面図)。 TFTアレイ基板の製造工程の一例を示した図である(断面図)。 本発明の実施の形態1によるTFTアレイ基板1の要部について一構成例を示した図であり、製造工程中における様子を示した平面図である。 図6の製造後における様子を示した平面図である。 図6のC−C断面、図7のD−D断面を示した図である。 本発明の実施の形態1によるTFTアレイ基板の他の例を示した図であり、製造工程中における様子を示した図である。 図9の製造後における様子を示した図である。 本発明の実施の形態2によるTFTアレイ基板の要部について一構成例を示した図である。 本発明の実施の形態3によるTFTアレイ基板の要部について一構成例を示した図である。 本発明の実施の形態4によるTFTアレイ基板の要部について一構成例を示した図である。 半導体層のパターニング処理後に観察されたTFTアレイ基板の半導体層の損傷を示した図である。 ドライエッチング処理の一例を示した図である。
符号の説明
1 アレイ基板
2 制御基板
3 ゲート駆動モジュール
4 ソース駆動モジュール
5 表示領域
6 TFT
7 画素容量
10 絶縁性基板
11L ゲート配線
11G ゲート電極
11E 終端部パターン
11C 補助容量電極
12 絶縁膜
14T 半導体部
14L 半導体配線
15L ソース配線
15S ソース電極
15D ドレイン電極
16 層間絶縁膜
17 画素電極
20 チャネル領域
21 コンタクトホール

Claims (7)

  1. 第1メタル層からなる多数のゲート配線と、
    第2メタル層からなり、上記ゲート配線に交差させて配置された多数のソース配線と、
    上記第1メタル層からなるゲート電極、上記第2メタル層からなるソース電極及びドレイン電極、並びに、上記第1メタル層及び上記第2メタル層間に形成される絶縁膜及び半導体層により構成されるTFTと、
    上記半導体層からなり、上記ソース配線下に配置され、上記ソース配線に沿って伸延させた半導体配線と、
    上記第1メタル層からなり、上記半導体配線の終端部を内包する終端部パターンとを備えたことを特徴とするTFTアレイ基板。
  2. 上記終端部パターンは、最も外側に配置された上記ゲート配線よりも外側に伸延させた上記半導体配線の終端部に対して形成されることを特徴とする請求項1に記載のTFTアレイ基板。
  3. 上記終端パターンは、上記ゲート配線のいずれかに接続されていることを特徴とする請求項1に記載のTFTアレイ基板。
  4. 第1メタル層からなり、ゲート配線に対して平行に位置され、互いに接続された多数の補助容量電極を備え、
    上記終端パターンは、最も外側に配置された上記補助容量電極よりも外側に伸延させた上記半導体配線の終端部に対して形成されることを特徴とする請求項1に記載のTFTアレイ基板。
  5. 上記終端パターンが、上記補助容量電極に接続されていることを特徴とする請求項4に記載のTFTアレイ基板。
  6. 上記終端パターンが、各半導体配線ごとに独立したパターンであることを特徴とする請求項1に記載のTFTアレイ基板。
  7. 上記半導体配線が終端部を尖鋭させた尖鋭部を有し、2以上の上記半導体配線について尖鋭部を近接して配置することによりスパークギャップを形成し、
    上記終端部パターンが、スパークギャップを形成する尖鋭部をともに内包するパターンからなることを特徴とする請求項1に記載のTFTアレイ基板。
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