JP4210465B2 - 画像音声記録端末及び情報記録媒体並びにプログラム - Google Patents

画像音声記録端末及び情報記録媒体並びにプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像情報と楽曲音声情報とを用いたスライドショーを実現する画像音声記録端末及び情報記録媒体並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、カメラで撮影した写真をデジタル画像情報として取り扱う顧客が増えている。例えば、デジタルカメラでは、情報記録媒体に記憶された画像情報をパソコン等のコンピュータ端末で読み込み、パソコンにインストールされた画像表示ソフトで再生することにより気軽に写真を閲覧することができる。
【0003】
また、フィルムカメラで撮影した写真をデジタル画像情報に変換するサービスも行われており、例えば、ラボ等のフォトサービス店舗やコンビニエンスストア(以下、コンビニと略す。)等の注文店舗に撮影したネガフィルムを持ち込むと、フォトサービス店舗では、ネガフィルムを現像した後、スキャナ等でデジタルデータとして読み取り、読み取った画像情報をCD−R等の情報記録媒体に書き込むといったサービスが行われている。
【0004】
そして、画像情報が書き込まれたCD−R等の情報記録媒体を受け取った顧客は、自宅のパソコン等のコンピュータ端末を用いて再生することによりネガフィルムに記録された写真画像をパソコン上で閲覧することができ、デジタルカメラを所有していない顧客であっても、写真をデジタル画像情報として取り扱うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のデータ変換サービスは、ネガフィルムに記録された写真から読み取った画像情報を情報記録媒体に書き込むのみであり、既存の電子アルバムソフトやスライドショーソフトを利用しても、単に画像情報が顧客の指定した順番で表示されるのみであり、効果的なスライドショーを実現することができない。
【0006】
一方、近年、楽曲音声情報もデジタルデータとして取り扱われるようになってきており、パソコンにも楽曲音声情報を再生できる機能が付加され、音楽が楽しめるようになってきている。又、スライドショーのBGMとして楽曲音声情報を再生するソフトも提供されているが、従来のソフトは、予めパソコンに記録されている楽曲音声情報を再生するものであるため、顧客は画像情報に適合した好みの楽曲を選択することができない。
【0007】
そこで、好みの楽曲をBGMとして再生するには、楽曲音声情報のみが記録されているCD等を購入したり、インターネット等を介して楽曲音声情報をサーバーからダウンロードすることになるが、その場合は、スライドショーとは別に、予め楽曲音声情報を取得して所定の場所に記憶し、スライド表示される画像情報との対応付けを行うといった作業が必要であり、気軽にスライドショーを利用することができない。
【0008】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、スライドショーにおける一連の操作として、楽曲音声情報の取得や、スライドショーに必要なデータやプログラムをセットで出力することができる画像音声記録端末及び情報記録媒体並びにプログラムを提供することにある。
【0009】
【問題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の画像音声記録端末は、顧客の情報記録媒体から画像情報を読み取る手段と、楽曲音声情報の格納場所を選択可能に明示する手段と、読み取った前記画像情報と、選択された前記楽曲音声情報と、コンピュータを、表示手段により前記画像情報を基にした画像をスライド表示させ、かつスピーカーにより前記スライド表示と同時に楽曲音声情報を基にした楽曲音声を発声させる手段として機能させるスライドショープログラムと、コンピュータを、前記画像情報と前記楽曲音声情報と前記スライドショープログラムとこれらの関連付け情報とをセット情報として出力する手段として機能させるセット出力プログラムと、を出力する手段とを備えるものである。
【0010】
また、本発明の画像音声記録端末は、顧客の情報記録媒体から画像情報を読み取る手段と、読み取った前記画像情報と、コンピュータを、楽曲音声情報の格納場所を選択可能に明示し、選択された前記楽曲音声情報を取得する手段として機能させる楽曲取得プログラムと、コンピュータを、表示手段により前記画像情報を基にした画像をスライド表示させ、かつスピーカーにより前記スライド表示と同時に楽曲音声情報を基にした楽曲音声を発声させる手段として機能させるスライドショープログラムと、コンピュータを、前記画像情報と前記楽曲音声情報と前記スライドショープログラムとこれらの関連付け情報とをセット情報として出力する手段として機能させるセット出力プログラムとを出力する手段とを備えるものである。
【0011】
本発明においては、前記関連付け情報は、スライドショーに使用される前記画像情報及び前記楽曲音声情報のパス情報、スライド間隔、スライド効果、スライド表示順のいずれか一の情報を含むことが好ましい。
【0014】
また、本発明の情報記録媒体は、画像情報と、楽曲音声情報と、コンピュータを、表示手段により前記画像情報を基にした画像をスライド表示させ、かつスピーカーにより前記スライド表示と同時に楽曲音声情報を基にした楽曲音声を発声させる手段として機能させるスライドショープログラムと、コンピュータを、前記画像情報と前記楽曲音声情報と前記スライドショープログラムとこれらの関連付け情報とをセット情報として出力する手段として機能させるセット出力プログラムとが記録されているものである。
【0016】
また、本発明の情報記録媒体は、顧客が提供した画像情報と、コンピュータを、楽曲音声情報の格納場所を選択可能に明示し、選択された前記楽曲音声情報を取得する手段として機能させる楽曲取得プログラムと、コンピュータを、表示手段により前記画像情報を基にした画像をスライド表示させ、かつスピーカーにより前記スライド表示と同時に楽曲音声情報を基にした楽曲音声を発声させる手段として機能させるスライドショープログラムと、コンピュータを、前記画像情報と前記楽曲取得プログラムと前記スライドショープログラムとこれらの関連付け情報とをセット情報として出力する手段として機能させるセット出力プログラムとが記録されているものである。
【0019】
このように、本発明の構成によれば、ラボ等のフォトサービス店舗で顧客が提供したフィルムや情報記録媒体から画像情報を読み取り、スライドショープログラムと楽曲取得プログラムとセット出力プログラムと共に情報記録媒体に書き込んで顧客に提供することにより、情報記録媒体を受け取った顧客は、スライドショーの一連の操作として、好みの楽曲音声情報の取得や、画像情報、楽曲音声情報、スライドショープログラム、関連付けファイルをセットで出力することができ、楽曲音声情報のみを別途調達したり、画像情報や楽曲音声情報の関連付けを行うことなく効果的なスライドショーを実行することができる。
【0020】
また、コンビニ等の注文店舗に画像音声記録端末を設置し、この端末で顧客が持ち込んだ情報記録媒体やプリントから画像情報を読み取り、顧客に楽曲音声情報を選択させて、読み取った画像情報と顧客が選択した楽曲音声情報とスライドショープログラムとセット出力プログラムとを情報記録媒体に書き込むことによっても、楽曲音声情報のみを別途調達したり、画像情報や楽曲音声情報の関連付けを行うことなく効果的なスライドショーを実行することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明に係る情報記録媒体は、その好ましい一実施の形態において、コンピュータを、楽曲音声情報の格納場所を選択可能に明示し、選択された楽曲音声情報を取得する手段として機能させる楽曲取得プログラムと、コンピュータを、画像情報と楽曲音声情報とを同期させてスライド表示させる手段として機能させるスライドショープログラムと、コンピュータを、画像情報と楽曲音声情報とスライドショープログラムとこれらの関連付け情報とをセット情報として出力する手段として機能させるセット出力プログラムとが記録されているものであり、楽曲取得プログラムにより楽曲音声情報の取得を簡単に行うことができ、セット出力プログラムにより、効果的なスライドショーを実行できる情報記録媒体を作成することができる。
【0022】
【実施例】
上記した本発明の実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
【0023】
[実施例1]
まず、本発明の第1の実施例に係る画像音声記録システム、画像音声記録方法及び専用アプリケーションプログラム並びに情報記録媒体について、図1乃至図8を参照して説明する。図1は、第1の実施例に係る画像音声記録システムの構成を示す図であり、図2は、画像音声記録方法の手順を示すフローチャート図である。また、図3乃至図6は、顧客のコンピュータ端末に表示される画面を例示する図であり、図7及び図8は、本実施例の画像音声記録システム利用されるデータ及びプログラムのフォルダー構造の例を示す図である。
【0024】
図1に示すように、本実施例の画像音声記録システム1aは、未現像ネガフィルム6を提供する顧客2と、未現像ネガフィルム6から画像情報を読み取り、画像情報と専用アプリケーションプログラムとが記録された情報記録媒体5を作成するラボ4と、顧客2とラボ4とを仲介するコンビニ等の注文店舗3とからなる。また、顧客2は情報記録媒体5に記録された専用アプリケーションプログラムを実行するコンピュータ端末2aを有し、このコンピュータ端末2aは通信ネットワーク9を介して楽曲音声情報を配信するサーバー8に接続され、コンピュータ端末2aで新たに作成された再生専用情報記録媒体5aが他の顧客10に提供される。
【0025】
また、ラボ4には、顧客2から提供された未現像ネガフィルム6を現像する現像装置4aと、現像したネガフィルムを読み取ってデジタルデータに変換する読み取り装置4bと、情報記録媒体5に画像情報や専用アプリケーションプログラムを書き込む書き込み装置4cと、専用アプリケーションプログラムを記憶する記憶装置4dとを備えている。上記各装置は別々に構成されていてもよく、2以上の組み合わせ、例えば、現像装置4aと読み取り装置4b、読み取り装置4bと書き込み装置4c等が一体的に構成されていてもよい。更に、ラボ4に、読み取り装置4bで読み取った画像情報を基にして、通常のプリントを作成するプリンタを設けてもよい。このプリンタとしては、特に種類を問わず、インクジェットタイプ、電子写真タイプ、銀塩タイプ等種々のものを用いることができる。
【0026】
なお、以下では、コンビニ等の注文店舗3で情報記録媒体5の注文を行う場合を例にして説明するが、注文店舗としてはコンビニに限らず、顧客2からのフィルムの現像、プリントの依頼を受注する任意の店舗でよい。また、コンビニ等の注文店舗3を介さずに顧客2が直接ラボ4に情報記録媒体5の注文を行う構成としても良い。また、顧客2は画像情報を未現像ネガフィルム6として提供する場合を主に説明するが、現像済みのネガフィルムやポジフィルム(現像済みでも未現像でも可)、プリントとして提供しても良く、デジタルカメラで撮影した画像情報が記録されたコンパクトフラッシュ(登録商標)やスマートメディア、メモリースティック(登録商標)、マルチメディアカード、SDメモリーカードなどのメモリーカードやCD−R、CD−RW、DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM、DVD+RW、MO、ZIPなどの情報記録媒体を提供してもよい。
【0027】
上記構成の画像音声記録システム1aを用いて、顧客2が注文店舗3に未現像ネガフィルム6を持ち込んでから、画像情報と専用アプリケーションプログラムとが一緒に書き込まれた情報記録媒体5を入手し、楽曲音声情報の取得、スライドショーに必要なデータ及びプログラムをセットで出力するまでの手順について、図2のフローチャート図を参照して説明する。
【0028】
まず、ステップS101において、顧客2はフィルムカメラで撮影した未現像ネガフィルム6をコンビニ等の注文店舗3に持ち込み(図1の▲1▼)、注文店舗3は未現像ネガフィルム6をラボ4に送る(図1の▲2▼)。この未現像ネガフィルム6に記録されている写真画像は顧客自らが撮影したものであっても良く、他の顧客が撮影したものでも良い。
【0029】
次に、ステップS102において、ラボ4では、現像装置4aを用いて未現像ネガフィルム6を現像し、現像したネガフィルムをスキャナ等の読み取り装置4bを用いてデジタルデータに変換する。また、画像情報を現像済みのネガフィルムとして受け取った場合は、現像工程を省略して読み取り装置4bを用いてデジタルデータに変換する。
【0030】
そして、ステップS103において、読み取り装置4bで読み取った画像情報又は顧客2が提供した情報記録媒体から読み込んだ画像情報と専用アプリケーションプログラム(スライドショープログラム、楽曲取得プログラム、セット出力プログラム)とを書き込み手段4cを用いてコンピュータで読み取り可能な状態で情報記録媒体5に書き込む。この情報記録媒体5としてはコンピュータ端末で読み取り可能なCD−R、DVD−R、MO等の任意の媒体を用いることができるが、多くのコンピュータ端末で読み取り可能で価格が安いことを考慮するとCD−Rが好適である。
【0031】
なお、情報記録媒体5への書き込みの順番は任意であり、画像情報を先に、又は専用アプリケーションプログラムを先に書き込んでもよく、ラボ4でネガフィルムをスキャンして画像情報を得る場合は、このスキャンの工程が終わるのを待たずに先に専用アプリケーションプログラムの書き込みを開始した方が、生産性の向上の上で好ましい。また、必要に応じて、情報記録媒体5に楽曲音声情報を書き込んでもよい。
【0032】
その後、ステップS104において、ラボ4は画像情報と専用アプリケーションプログラムとを記録した情報記録媒体5と現像済みネガフィルム7とを注文店舗3に送付し(図1の▲3▼)、注文店舗3から顧客2に提供する(図1の▲4▼)。
【0033】
次に、注文店舗3から情報記録媒体5を入手した顧客2は、ステップS105で顧客2が保有するコンピュータ端末2aに情報記録媒体5を挿入して、専用アプリケーションプログラムを自動で又は手動で動作させる。なお、コンピュータ端末2aは顧客2が保有する端末に限らず、通信ネットワーク9に接続されている任意のコンピュータ端末を用いることができる。
【0034】
上記専用アプリケーションプログラムには、画像情報と楽曲音声情報とを関連付けて再生するスライドショープログラムと、スライドショーで演奏される楽曲音声情報の取得を可能とする楽曲取得プログラムと、顧客2が提供した画像情報と取得した楽曲音声情報とスライドショープログラムとこれらの関連付けファイルとをセットにしてハードディスク等の記憶手段や他の情報記録媒体に保存したり電子メールに添付して送信するセット出力プログラムとが含まれており、これらのプログラムは単体として動作させてもよく、電子アルバムプログラムとして一体となって動作させてもよい。なお、以下の説明では、スライドショープログラムによりコンピュータで実現されるスライドショーの一部に、楽曲取得プログラムにより実現される楽曲音声情報の取得とセット出力プログラムにより実現されるセット出力とが含まれる形態について説明する。
【0035】
まず、専用アプリケーションプログラム(スライドショープログラム)を動作させると、コンピュータ端末2aには図3に示すような画像一覧表示画面12が表示される。この画像一覧表示画面12には、例えば、各々の未現像ネガフィルム6のコマ画像情報13aが集合した画像情報群13と、選択した画像情報群13やコマ画像情報13aに対して施す処理を明示したスイッチ14a〜14fとが表示される。そして、顧客2が画像情報群13の中から処理を希望する画像情報群13を選択すると、選択した画像情報群13を構成するコマ画像情報13aが縮小配列されたアルバムが表示される。
【0036】
そして、顧客2がスライドショー、電子メール、画像加工、保存、呼び出し、プリント等の処理を選択し、対応するスイッチ14a〜14fをマウスでクリックすると、各々の処理に対応した画面が表示されて処理を実行することができる。例えば、「電子メール」を選択すると、電子メールに添付する画像情報のサイズの指定や、電子メールの入力画面が表示され、選択した画像情報が添付された電子メールを指定したアドレスに送信することができ、「画像加工」を選択すると、明るさ調整や色調整等を行うことができ、「保存」を選択すると、指定したディレクトリーに選択した画像情報を保存することができる。また、「呼び出し」を選択すると、保存した画像情報を呼び出すことができ、「プリント」を選択すると、指定されたプリンタに選択した画像情報を印刷することができる。なお、これらの処理はスライドショープログラムによりコンピュータで実行される処理の一例である。
【0037】
また、「スライドショー」を選択すると、図4に示すようなスライドショー編集画面15が表示される。このスライドショー編集画面15には、選択した画像情報群13のコマ画像情報13aに加えて、スライドショーにおけるスライド間隔やスライド効果等を設定するスライドショー設定領域15aと、スライドショーに際して演奏される楽曲音声情報を取得する楽曲音声情報設定領域15bと、スライドショーで再生されるコマ画像情報13aを表示する選択画像表示領域15cと、画像情報と楽曲音声情報とスライドショープログラムと関連付けファイルとをセットで保存するスライドショー保存スイッチ15dと、選択した画像情報と取得した楽曲音声情報とを用いたスライドショーを開始するスライドショー開始スイッチ15eとが表示される。
【0038】
スライドショーを実行する場合、まず、ステップS106において、顧客2はスライド表示するコマ画像情報13aの選択を行う。選択の方法は限定されないが、例えば、画像情報群13の中からコマ画像情報13aをマウスでクリックすると、スライドショーで再生されるコマ画像情報13aが選択画像情報表示領域15cに表示されて図6に示すような状態となる。
【0039】
次に、ステップS107において、顧客2はスライドショーの各種設定を行う。例えば、スライドショー設定領域15aを操作して、各々のコマ画像情報13aを表示する間隔(スライド間隔)や画像情報の画面切り替え効果(スライド効果)を入力又はプルダウンメニューから選択したり、また、画像情報を繰り返して表示するか1回のみ表示するかを選択する。なお、スライドショーの設定項目は上記構成に限らず、表示するコマ画像情報13aに装飾を施す設定をしたり、コマ画像情報13aと共に表示する画像やテキストを設定する構成を追加しても良い。
【0040】
その後、顧客2は、楽曲音声情報設定領域15bを操作して、スライドショーで画像情報と共に再生される楽曲音声情報を取得する。この楽曲音声情報の取得は、コンピュータを、取得可能な楽曲音声情報の格納場所を選択可能に明示する手段と、ハードディスク等の記憶手段やCD−R等の情報記録媒体から楽曲音声情報を抽出する手段と、通信ネットワークを介して楽曲音声情報を配信するサーバー8に接続する手段と、サーバー8から楽曲音声情報をダウンロードする手段として機能させる楽曲取得プログラムにより実行される。
【0041】
具体的には、楽曲音声情報の取得方法としては、楽曲音声情報が記録されたCDを用いる方法と、ハードディスク等の記憶手段内の楽曲音声情報を用いる方法と、サーバーからダウンロードした楽曲音声情報を用いる方法とがあり、例えば、楽曲音声情報設定領域15bの「CDのBGMを使う」タグをクリックすると、CD内に記録されている楽曲音声情報がプルダウンメニューに表示され、その中から所望の楽曲音声情報を選択する(ステップS108、S111参照)。また、スライドショーが終了するまで繰り返し演奏するのか1回演奏し終わったら終了するのかを選択する。なお、楽曲音声情報の選択に際して、試聴ボタンを設けて曲のみを聞くことができるようにすると楽曲音声情報の選択が容易となり好ましい。更に、選択可能な曲を30秒間隔などの短い時間で切り替えていき、気に入った曲を選択できるようにしてもよい。
【0042】
また、「他の音楽データを使う」タグをクリックすると、スライドショー編集画面15上に、又は独立した画面として図5(a)に示すような楽曲音声情報の取得方法を設定する画面が表示される。この楽曲音声情報の取得方法としては、コンピュータ端末2aのハードディスク等の記憶手段に記憶されている楽曲音声情報を使うか、図示していないが同一LAN内に設置されているサーバーなどの外部記憶手段に記憶されている楽曲音声情報を使うか、webサイト(サーバー8)から楽曲音声情報をダウンロードするかを選択することができる。
【0043】
そして、ステップS108でサーバー8から取得する方法を選択した場合は、ステップS109で、図5(b)に示すようにインターネットに接続するか否かを確認する画面が表示され、OKボタンを押すと、楽曲取得プログラムにより予め設定されたURLのwebサイトに自動的に接続され、顧客2はwebサイトに会員登録したり、ID/パスワードを取得して、webサイトの楽曲の中から所望の楽曲音声情報をダウンロードすると(図1の▲5▼)、プルダウンメニューに選択した楽曲音声情報が表示される。
【0044】
また、ステップS108で記憶手段から取得する方法を選択した場合は、ステップS111で、ハードディスク等の記憶手段に記憶されている楽曲音声情報が表示され、その中から所望の楽曲音声情報を選択するとプルダウンメニューに選択した楽曲音声情報が表示される。その後、選択した楽曲音声情報をスライドショーが終了するまで繰り返し演奏するのか1回演奏し終わったら終了するのかを選択する。この場合においても、楽曲音声情報の選択に際して、試聴ボタンを設けて曲のみを聞くことができるようにすると楽曲音声情報の選択が容易となり好ましい。
【0045】
なお、ステップS106のコマ画像情報13aの選択と、ステップS107のスライドショーの設定と、ステップS108〜S110の楽曲音声情報の設定は必ずしもこの順で行う必要はなく、任意の順番で行うことができる。また、例えば、スライドショーの設定に関してはデフォルトとして設定された条件でよい場合はS107のスライドショーの設定ステップを省略することもできる。
【0046】
そして、画像情報の選択とスライドショーの設定と楽曲音声情報の取得とが終了した後、スライドショー開始スイッチ15eを押すと、選択した画像情報と取得した楽曲音声情報とを用いたスライドショーが実行される。このスライドショーでは取得した楽曲音声情報を単なるBGMとして演奏しても良いが、スライドショーの効果を高めるために画像情報と楽曲音声情報とを関連付けて再生することができるスライドショープログラムを用いることが好ましい。
【0047】
このようなスライドショープログラムとしては、本願発明者の先願(特願2002−13789号)において開示したプログラムが好適である。このプログラムは、コンピュータを、楽曲音声情報の演奏時間を演算する処理や楽曲音声情報のテンポ、フレーズ、音声データ、休止符を抽出する処理、画像情報の表示タイミングを設定する処理等を行う楽曲音声情報分析手段や、画像情報から特定の形状や色彩を抽出する処理、画像情報の特徴を参照して画像情報に適した楽曲音声情報を選択する処理等を行う画像情報分析手段として機能させることができる。
【0048】
そして、例えば、楽曲音声情報の形式やサイズ、ヘッダ情報等から楽曲音声情報の演奏時間を抽出し、その演奏時間を表示する画像情報の数で割って1画像情報当たりの表示時間を演算し、楽曲音声情報の演奏終了と同時に画像情報の表示が終了するようにしたり、複数の楽曲音声情報の演奏終了と同時に画像情報の表示が終了するようにスライドショーを設定することができる。
【0049】
また、楽曲音声情報の強弱、周波数等から楽曲音声情報のテンポを抽出し、楽曲音声情報のテンポに合わせてスライド効果の時間(例えば、フェードイン/フェードアウトの時間)を設定し、テンポの速い楽曲の場合はスライド効果を早くし、逆にテンポの遅い楽曲の場合はスライド効果の時間を長くして、楽曲のテンポとスライド効果との整合を図ることもできる。
【0050】
また、楽曲音声情報の強弱、周波数等から楽曲音声情報の音声データや休止符を抽出して楽曲をフレーズ毎に分割し、例えば、1フレーズに1枚の画像情報が表示されるようにスライドショーを設定することもでき、楽曲音声情報のフレーズと画像情報の表示とを同期させることにより、楽曲と画像との一体感が生まれ、スライドショーの効果を高めることもできる。
【0051】
このように、顧客2はスライドショーの画面に従って操作するのみで、顧客2が提供した未現像ネガフィルム6から読み取った画像情報と楽曲取得プログラムを用いて取得した好みの楽曲音声情報とをスライドショープログラムにより効果的に再生することができる。また、このように効果的に表示されるスライドショーをセットとしてハードディスクや他の情報記録媒体に保存したり、電子メールに添付して知人、友人等に送信することもできる。
【0052】
例えば、図6に示すように、スライドショー編集画面15にはスライドショーをセットとして保存するスライドショー保存スイッチ15dが設けられており、このスイッチを押すとセット出力プログラムが動作する。このセット出力プログラムは、保存先を選択可能に明示する手段と、スライドショーの関連付けファイルを作成する手段と、保存先に保存フォルダーを作成して画像情報と楽曲音声情報とスライドショープログラムと関連付けファイルとをセットとして出力する手段として機能させるものである。また、上記手段に加えて、これらのセットデータをリサイズ、圧縮して電子メールに添付して送信する手段として機能させてもよい。
【0053】
この関連付けファイルとは、スライドショーで再生する画像情報及び楽曲音声情報のパス情報、スライド表示順、スライド間隔、スライド効果等のスライドショーの設定情報等が記録されたファイルであり、関連付けファイルを作成することにより、一旦コンピュータ端末2aで再生した時と同じ設定でスライドショーを再生することが可能となる。
【0054】
具体的には、ステップS113でセット保存スイッチ15dを押すと保存先を選択する画面が表示され、ステップS114で保存先を設定すると、ステップS115でスライドショーの関連付けファイルが作成されて、ステップS116でスライドショー保存フォルダー内に画像情報と楽曲音声情報とスライドショープログラムと関連付けファイルとがセットとなって保存される。
【0055】
また、保存先をブランクのCD−RやDVD−R等の他の情報記録媒体に設定すると、コンピュータ端末2aで再生した時と同じ設定でスライドショーを再生することができる再生専用情報記録媒体5aを作成することができ、この再生専用情報記録媒体5aを知人、友人等の他の顧客10にプレゼントすることができる(図1の▲6▼)。
【0056】
なお、保存先を元の情報記録媒体5に設定すると、情報記録媒体5に楽曲音声情報と関連付けファイルのみが追記される構成としたり、電子メールのボタンを設け、送信先のアドレスを入力すると、画像情報と楽曲音声情報とスライドショープログラムと関連付けファイルとがリサイズ、圧縮されて電子メールに添付して送信される機能を設ける構成とすることもできる。
【0057】
なお、これらのデータ、プログラム、ファイルのフォルダー構造は、例えば図7及び図8に示すようになる。図7は、専用アプリケーションプログラムを情報記録媒体5で直接動作させる場合を示しており、情報記録媒体5にはアプリケーションデータ格納フォルダーとフィルム毎の画像データ(拡張子がjpgのデータ)格納フォルダーとが設けられている。そして、顧客2が保有する楽曲音声情報の保管場所やサーバー8からダウンロードした楽曲音声情報の格納場所から楽曲音声データ(拡張子がmp3のデータ)が取り込まれ、これらからスライドショー保存フォルダーが作成され、スライドショープログラムと画像データと楽曲音声データと関連付けファイル(拡張子がshoのファイル)とが図に示すような構造で保存される。
【0058】
また、図8は、アプリケーションプログラムをコンピュータ端末2aに展開して動作させる場合を示しており、この場合は、情報記録媒体5にはアプリケーションプログラムを圧縮したファイルを格納するフォルダーとフィルム毎の画像データ格納フォルダーとが設けられており、同様に、顧客2が保有する楽曲音声情報の保管場所やサーバー8からダウンロードした楽曲音声データの格納場所から楽曲音声情報が取り込まれ、これらからスライドショー保存フォルダーが作成され、スライドショープログラムと画像データと楽曲音声データと関連付けファイルとが図に示すような構造で保存される。
【0059】
このように、顧客2が注文店舗3に未現像ネガフィルム6を持ち込むと、ラボ4では未現像ネガフィルム6から読み取った画像情報と、スライドショープログラムと楽曲取得プログラムとセット出力プログラムの専用アプリケーションプログラムとが情報記録媒体5に記録されて顧客2に提供されるため、顧客2はコンピュータ端末2aを用いて一連の操作として楽曲音声情報を取得したり、画像情報と楽曲音声情報とスライドショープログラムと関連付けファイルとをセットにして出力することができ、簡便に好みの楽曲がBGMとして演奏されるスライドショーを楽しむことができる。
【0060】
[実施例2]
次に、本発明の第2の実施例に係る画像音声記録システム、画像音声記録方法及び画像音声記録端末並びに情報記録媒体について、図9乃至図11を参照して説明する。図9は、第2の実施例に係る画像音声記録システムの構成を示す図であり、図10は、注文店舗に設置される画像音声記録端末の構成を示す図である。また、図11は、画像音声記録方法の手順を示すフローチャート図である。
【0061】
前記した第1の実施例では、楽曲音声情報の取得を情報記録媒体5を受け取った顧客2のコンピュータ端末2aで行う構成としたが、コンピュータ端末2aが通信ネットワーク9に接続されていない場合には好みの楽曲音声情報を取得できない場合もある。そこで、本実施例では注文店舗3内に画像音声記録端末を設け、この画像音声記録端末で楽曲音声情報の取得を行うことを特徴としている。
【0062】
図9に示すように、本実施例の画像音声記録システム1bは、画像情報が記録された情報記録媒体11aや画像が印刷されたプリント11bを提供する顧客2と、情報記録媒体11aやプリント11bから画像情報を読み取り、顧客2に楽曲音声情報を選択させて情報記録媒体5に記録する画像音声記録端末16を備えたコンビニ等の注文店舗3とから構成される。なお、画像音声記録端末16は通信ネットワーク9を介して楽曲音声情報を配信するサーバー8に接続されており、また、顧客2は情報記録媒体5を用いたスライドショーを表示させるコンピュータ端末2aを有し、コンピュータ端末2aで新たに作成された再生専用情報記録媒体5aが他の顧客10に提供される。
【0063】
また、図10に示すように、画像音声記録端末16には、顧客2が持ち込んだ情報記録媒体11aから画像情報を読み取る媒体読み取り手段16aと、顧客2が持ち込んだプリント11bから画像情報を読み取るプリント読み取り手段16bと、楽曲の表示、選択を行う表示・操作手段16cと、通信ネットワーク9を介してサーバー8と通信する通信手段16dと、読み取った画像情報と選択した楽曲音声情報と専用アプリケーションプログラム(スライドショープログラム、セット出力プログラム)とを情報記録媒体5に記録する書き込み手段16eと、楽曲音声情報や専用アプリケーションプログラムを記憶する記憶手段16fとを備えている。
【0064】
上記構成の画像音声記録システム1bを用いて、顧客2が注文店舗3に情報記録媒体11aやプリント11bを持ち込んでから、画像情報と楽曲音声情報と専用アプリケーションプログラムが一緒に書き込まれた情報記録媒体5を入手し、スライドショーに必要なデータ及びプログラムをセットで出力するまでの手順について、図11のフローチャート図を参照して説明する。
【0065】
まず、ステップS201において、顧客2はデジタルカメラで撮影した画像情報が記録されたコンパクトフラッシュ(登録商標)やスマートメディア、メモリースティック(登録商標)、マルチメディアカード、SDメモリーカードなどのメモリーカードやCD−Rなどの情報記録媒体11aや画像情報が印刷されたプリント11bをコンビニ等の注文店舗3に持ち込み(図9の▲1▼)、情報記録媒体5の注文を行う。
【0066】
次に、ステップS202において、画像音声記録端末16では、情報記録媒体11aが挿入された場合には、媒体読み取り手段16aを用いて情報記録媒体11aから画像情報を読み取り、プリント11bが挿入された場合にはスキャナ等のプリント読み取り手段16bを用いてプリント11bから画像情報を読み取る。なお、この媒体読み取り手段16aは各種デジタルカメラに装着可能なメディアやCD−R、DVD−Rに対応可能に構成されていることが好ましく、また、ケーブルを用いてデジタルカメラに接続可能な端子を備える構成とすることもできる。
【0067】
次に、画像音声記録端末16では、情報記録媒体11aやプリント11bから読み取った画像情報を表示・操作手段16cに表示し、顧客2は、表示された画像情報の中からスライドショーに用いる画像情報の選択を行い、ステップS204でスライドショーに表示する順序を設定する。この画像情報の選択、表示順の設定方法は任意であり、例えば、全画像情報の中から画像情報を選択した後に表示順を設定する方法としても、全画像情報の中から画像情報を選択した順が表示順として設定される方法としてもよい。
【0068】
画像情報の選択が終了すると、画像音声記録端末16の表示・操作手段16cに、楽曲音声情報の取得方法を選択する画面が表示される。例えば、顧客2は画像音声記録端末16の記憶手段16f内に記憶されている楽曲音声情報の中から選択するか、又は通信ネットワーク9に接続して楽曲音声情報を配信するサーバー8からダウンロードするかを選択することができる。
【0069】
そして、ステップS205で記憶手段16fの中から選択する場合には、表示・操作手段16cに記憶手段16fに記憶されている楽曲の一覧が表示され、顧客2はその中から好みの楽曲を選択する。また、この一覧の中に好みの楽曲がない場合には、ステップ206で通信手段16dにより通信ネットワーク9を介して予め設定されたURLのサーバー8に自動的に接続され、顧客2はwebサイトに会員登録したりID/パスワードを取得するにより、サーバー8から配信可能な楽曲音声情報の一覧が送信される。そして、ステップS207で顧客2はその中から所望の楽曲音声情報を選択してダウンロードする(図9の▲2▼)。
【0070】
その後、ステップS209で、楽曲選択端末16では、読み取った画像情報と取得した楽曲音声情報と専用アプリケーションプログラム(スライドショープログラム、セット出力プログラム)のセットに対して行う処理を選択する画面が表示される。この処理としては、例えば、これらのセット情報をCD−R等の情報記録媒体5に記録する処理、顧客2が持ち込んだ情報記録媒体に記録する処理、所定のアップロード先にアップロードする処理、電子メールに添付して送信する処理等が含まれる。
【0071】
例えば、CD−R等の情報記録媒体5に記録する処理を選択すると、画像音声記録端末16は、ステップS210で書き込み手段16eを用いてブランクの情報記録媒体5に画像情報と取得した楽曲音声情報とスライドショープログラムとセット出力プログラムとを書き込み、顧客2が持ち込んだ情報記録媒体に書き込む場合は、ステップS211で情報記録媒体の挿入を指示し、ステップS212でこれらのセット情報を顧客2の情報記録媒体に書き込む。
【0072】
また、アップロードを選択すると、ステップS213でアップロード先を指定する画面が表示され、アップロード先を入力すると、ステップS214でこのアップロード先にセットデータがアップロードされる。また、電子メールを選択すると、ステップS215、S216で宛先や本文を入力する画面が表示され、宛先や本文を入力するとセット情報がリサイズ又は圧縮されて、ステップS217で指定した宛先に添付ファイルとして送信される。
【0073】
そして、ステップS218で注文店舗3は情報記録媒体5と顧客2が持ち込んだ情報記録媒体11a又はプリント11bとを顧客2に提供し(図9の▲3▼)、情報記録媒体5を受け取った顧客2は、自宅のコンピュータ端末2aを用いてスライドショーを実行し、セット出力プログラムを用いて画像情報と楽曲音声情報とスライドショープログラムと関連付けファイルとをセットとして掃き出して再生専用情報記録媒体5aを作成したり(図9の▲4▼)、ハードディスク等に記憶したり、電子メールに添付して送信することができる。
【0074】
このように、本実施例の画像音声記録システム1bでは、注文店舗3に画像音声記録端末16を設け、この端末で情報記録媒体11aやプリント11bから画像情報を読み取り、又、記憶手段16fやサーバー8で取得した楽曲音声情報やスライドショープログラム、セット出力プログラムと共に情報記録媒体5に記録するため、コンピュータ端末2aが通信ネットワーク9に接続されていない顧客2であっても、簡単に好みの楽曲音声情報を取得することができる。また、コンピュータ端末2aを用いて画像情報と楽曲音声情報とスライドショープログラムと関連付けファイルとをセットとして出力することができ、セット情報をコンピュータ端末2aの記憶手段に記憶したり、再生専用情報記録媒体5aを作成したり、電子メールに添付して送信することができる。
【0075】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の画像音声記録端末及び情報記録媒体並びにプログラムによれば下記記載の効果を奏する。
【0076】
本発明の第1の効果は、スライドショーに際して再生される楽曲音声情報を簡単に取得することができるということである。
【0077】
その理由は、情報記録媒体に画像情報と楽曲音声情報とスライドショープログラムに加えて、楽曲取得プロラムを書き込むことによって、スライドショーの一連の操作として、ネットワークで見える場所から楽曲音声情報を取得することができるからである。また、コンビニ等の注文店舗に、楽曲取得機能を備えた画像音声記録端末を設け、該端末で同様に好みの楽曲音声情報を取得することができるからである。
【0078】
本発明の第2の効果は、スライドショーの実行に際して、画像情報や楽曲音声情報の選択、スライドショーの設定等を行うことなく、スライドショーを楽しむことができるということである。
【0079】
その理由は、情報記録媒体にセット出力プログラムを記録し、セット出力プログラムではスライドショーの関連付けファイルを作成して画像情報と楽曲音声情報とスライドショープログラムと共にセットとして出力するからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る画像音声記録システムの構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施例に係る画像音声記録方法の手順を示すフローチャート図である。
【図3】コンピュータ端末で表示される画面構成例(画像一覧表示画面)を示す図である。
【図4】コンピュータ端末で表示される画面構成例(スライドショー編集画面)を示す図である。
【図5】コンピュータ端末で表示される画面構成例(楽曲取得画面)を示す図である。
【図6】コンピュータ端末で表示される画面構成例(スライドショー編集画面)を示す図である。
【図7】第1の実施例に係る画像音声記録システムでセット保存されるデータの階層構造を示す図である。
【図8】第1の実施例に係る画像音声記録システムでセット保存されるデータの階層構造を示す図である。
【図9】本発明の第2の実施例に係る画像音声記録システムの構成を示す図である。
【図10】本発明の第2の実施例に係る画像音声記録端末の構成を示すブロック図である。
【図11】本発明の第2の実施例に係る画像音声記録方法の手順を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1 画像音声記録システム
2 顧客
2a コンピュータ端末
3 注文店舗
4 ラボ
4a 現像装置
4b 読み取り装置
4c 書き込み装置
4d 記憶装置
5 情報記録媒体
6 未現像ネガフィルム
7 現像済みネガフィルム
8 サーバー
9 通信ネットワーク
10 他の顧客
11 情報記録媒体
12 画像一覧表示画面
13 画像情報群
13a コマ画像情報
14a〜14f スイッチ
15 スライドショー編集画面
15a スライドショー設定領域
15b BGM設定領域
15c 選択画像表示領域
15d セット保存スイッチ
15e スライドショー開始スイッチ
16 画像音声記録端末
16a 情報記録媒体読み込み手段
16b プリント読み取り手段
16c 表示・操作手段
16d 通信手段
16e 書き込み手段
16f 記憶手段

Claims (6)

  1. 顧客の情報記録媒体から画像情報を読み取る手段と、
    楽曲音声情報の格納場所を選択可能に明示する手段と、
    読み取った前記画像情報と、選択された前記楽曲音声情報と、コンピュータを、表示手段により前記画像情報を基にした画像をスライド表示させ、かつスピーカーにより前記スライド表示と同時に楽曲音声情報を基にした楽曲音声を発声させる手段として機能させるスライドショープログラムと、コンピュータを、前記画像情報と前記楽曲音声情報と前記スライドショープログラムとこれらの関連付け情報とをセット情報として出力する手段として機能させるセット出力プログラムと、を出力する手段とを備えることを特徴とする画像音声記録端末。
  2. 顧客の情報記録媒体から画像情報を読み取る手段と、
    読み取った前記画像情報と、コンピュータを、楽曲音声情報の格納場所を選択可能に明示し、選択された前記楽曲音声情報を取得する手段として機能させる楽曲取得プログラムと、コンピュータを、表示手段により前記画像情報を基にした画像をスライド表示させ、かつスピーカーにより前記スライド表示と同時に楽曲音声情報を基にした楽曲音声を発声させる手段として機能させるスライドショープログラムと、コンピュータを、前記画像情報と前記楽曲音声情報と前記スライドショープログラムとこれらの関連付け情報とをセット情報として出力する手段として機能させるセット出力プログラムとを出力する手段とを備えることを特徴とする画像音声記録端末。
  3. 前記関連付け情報は、スライドショーに使用される前記画像情報及び前記楽曲音声情報のパス情報、スライド間隔、スライド効果、スライド表示順のいずれか一の情報を含むことを特徴とする請求項1又は2記載の画像音声記録端末。
  4. 画像情報と、
    楽曲音声情報と、
    コンピュータを、表示手段により画像情報を基にした画像をスライド表示させ、かつスピーカーにより前記スライド表示と同時に楽曲音声情報を基にした楽曲音声を発声させる手段として機能させるスライドショープログラムと、
    コンピュータを、前記画像情報と前記楽曲音声情報と前記スライドショープログラムとこれらの関連付け情報とをセット情報として出力する手段として機能させるセット出力プログラムと、が記録されていることを特徴とする情報記録媒体。
  5. 顧客が提供した画像情報と、
    コンピュータを、楽曲音声情報の格納場所を選択可能に明示し、選択された前記楽曲音声情報を取得する手段として機能させる楽曲取得プログラムと、
    コンピュータを、表示手段により前記画像情報を基にした画像をスライド表示させ、かつスピーカーにより前記スライド表示と同時に楽曲音声情報を基にした楽曲音声を発声させる手段として機能させるスライドショープログラムと、
    コンピュータを、前記画像情報と前記楽曲取得プログラムと前記スライドショープログラムとこれらの関連付け情報とをセット情報として出力する手段として機能させるセット出力プログラムと、が記録されていることを特徴とする情報記録媒体。
  6. 前記関連付け情報は、スライドショーに使用される前記画像情報及び前記楽曲音声情報のパス情報、スライド間隔、スライド効果、スライド表示順のいずれか一の情報を含むことを特徴とする請求項4又は5に記載の情報記録媒体。
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