JP4210315B2 - 携帯端末機器 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)、ゲーム機等の携帯端末機器に関し、具体的には、芳香剤を取付け、香りを発散させることのできる携帯端末機器に関する。
従来の携帯電話機、PDA、ゲーム機等の携帯端末機器では、携帯端末機器本体と着脱可能に芳香剤を取付け、ユーザーが好みの香りを楽しめるようにしたものがあった。例えば、特許文献1には、携帯電話機本体に備わる外部接続端子、又は該外部接続端子の近傍位置に、取付け手段の介在により芳香剤を携帯電話機本体と着脱可能に備えるように構成した携帯端末機器が開示されている。
特開2002−57775号公報
しかしながら、特許文献1に開示された携帯電話機では、芳香剤が外部に露出しているため、携帯電話機の携帯中に、例えば、芳香剤が人体や衣服に付着してしまう恐れがあり、また、芳香剤の色が筐体の色と異なったり、芳香剤の厚みによって芳香剤の部分だけ凸状に突出したりすることで、筐体の外観上の美観を損ねる恐れがあるという課題があった。
そこで、本発明の目的は、携帯端末機器本来の外観上の美観を損なうことなく、芳香剤を内部に容易に設置可能とし、なおかつ芳香剤の香を外部に向けて良好に発散させることのできる携帯端末機器を提供することである。
上記の課題を解決するため、本発明は第一に、バッテリーと、前記バッテリーを収容するバッテリー収容部が形成される筐体と、前記バッテリー収容部を覆うよう前記筐体の表面に取り付けられる着脱自在なバッテリーカバーとを備える携帯端末機器であって、前記筐体には、芳香剤を設置するための芳香剤設置用スペースが前記バッテリー収容部内に形成されており、前記バッテリーカバーは、芳香剤と前記バッテリーとを、前記筐体外に露出しないよう覆うことを特徴とする。この構成により、バッテリー収納部に芳香剤を設置することから、容易に芳香剤を設置できるばかりでなく、バッテリー収納部を保護するバッテリーカバーが、バッテリー収納部とともに芳香剤をも保護することになり、芳香剤を保護するためのカバーを別途設ける必要がなくなるため、携帯端末機器の外観上の美観を損なうことがないという効果を一層高めることができ、さらには、部品点数や製造工程の削減をすることができる。また、筐体内部に備わる部材や部品の中で特に熱を発する部品である、バッテリーに隣接して芳香剤を設置することになるため、芳香剤が温められ、芳香作用が促進される。
また、第二に、前記筐体はさらに、前記筐体は、該筐体の内部に備わるスピーカー又はマイクロフォンの放音用又は受音用に開口した開口部と、前記開口部から前記芳香剤設置用スペースとの間に亘って前記芳香剤の香を流通させるための流通経路とが形成されており、前記流通経路は、前記バッテリー収容部に開口されることを特徴とする。この構成により、携帯端末機器の筐体内部に配置した芳香剤の香を、携帯端末機器に本来備わっているスピーカー開口部及び/又はマイクロフォン開口部から外部に向けて発散させることができるため、香を発散させるための開口部を新たに筐体に設ける必要がなく、携帯端末機器の外観上の美観を損なうことなく香を楽しむことができる。
本発明によれば、携帯端末機器本来の外観上の美観を損なうことなく、芳香剤を内部に容易に設置することができ、なおかつ芳香剤の香を外部に向けて良好に発散させることができる携帯端末機器を提供することができる。
以下、本発明の実施形態を、添付図面を参照して説明する。
(第一の実施の形態)
本発明の携帯端末機器の一つの実施の形態の例として、折畳み式の携帯電話機に適用したものを図1乃至図6に示す。
この携帯端末機器100は、ヒンジ部102を介して上部筐体103と下部筐体104とを折畳み可能に連結したもので、図1は、上部筐体103と下部筐体104とを開いた状態において両筐体の内面を示す斜視図であり、図2乃至図5は、折畳んだ状態において下部筐体104の外面を示す斜視図である。また、図6は、図2中の矢印a−a間で携帯端末機器100を切り取った下部筐体104の内部構造を示す断面図である。
なお、内面とは上部筐体103と下部筐体104とを開いた状態において露出し、折畳んだ状態においては露出しない面であり、外面とは上部筐体103と下部筐体104とを開いた状態及び折畳んだ状態のいずれの状態において外部に露出する面である。
まず、図1乃至図5に基づいて、携帯端末機器100の外部構造について説明する。
携帯端末機器100は、上部筐体103の内面に受話用スピーカー開口部108及び表示部109を有しており、下部筐体104の内面にマイクロフォン開口部110及びキー操作部111を有している。
受話用スピーカー開口部108は、上部筐体103の内部に備わる受話用スピーカー(後述する)から放音された音を外部に発散するために開口して設けられた出口であり、これにより、通話中にユーザーが通話相手の音声を聞くことができる。
表示部109は、携帯端末機器100に備わる通話機能や電子メール通信機能等の諸機能に関する情報を表示するもので、例えば、通話中での通話相手先の電話番号及び通話時間の表示や、受信した電子メールの本文の表示等を行う。
マイクロフォン開口部110は、下部筐体104の内部に備わるマイクロフォン(後述する)が、通話中等にユーザーの音声を集音できるよう開口して設けられた入口であり、これにより、通話中等のユーザーの音声をマイクロフォンが良好に集音して通話相手に伝えることができる。
キー操作部111は、携帯端末機器100に備わる通話機能や電子メール通信機能等の諸機能に関する操作をユーザーが行うもので、例えば、通話相手先への電話番号のダイアル操作や、電子メールの文章作成時の文字入力操作に用いられる。
また、携帯端末機器100は、下部筐体104の外面にはバッテリーカバー105、再生用スピーカー開口部106、及びアンテナ107を有している。
バッテリーカバー105は、バッテリー収納部(後述する)を保護するもので、下部筐体104に対して開閉及び着脱可能に取付けてある。図1及び図2に示すように、バッテリーカバー105を閉じた状態では、下部筐体104と一体化するようになっている。
再生用スピーカー開口部106は、下部筐体104の内部に備わる再生用スピーカー(後述する)が放音する音を外部に発散するために開口して設けられた出口であり、これにより、再生用スピーカーによって発せられる着信音、音楽等を良好に外部に放音することができる。
アンテナ107は、基地局(図示せず)と送受信を行うものであり、これにより、通話や電子メールの送受信等を行うことができる。
図4は、バッテリーカバー105を下部筐体104から取り外した状態を示しており、下部筐体104に備わるバッテリー112、芳香剤設置用スペース113(点線)、及び開口部108が露出している。
バッテリー112は、携帯端末機器100に電力を供給する電源であり、リチウムイオン電池等である。バッテリー112は通常バッテリーカバー105を閉じた状態で保護されており、外部に露出していないが、バッテリーカバー105を取外すことで外部に露出する。
バッテリー収納部113は、下部筐体104の内部に設けられた、バッテリー112を収納するためのスペースである。バッテリー収納部113は、通常バッテリーカバー105を閉じた状態で保護されており、外部に露出していないが、バッテリーカバー105を取外すことで外部に露出する。
芳香剤設置用スペース114は、芳香剤(後述する)を設置するためにバッテリー収納部113内に設けられたスペースであり、バッテリー112と同様に、通常バッテリーカバー105により保護されており外部に露出していないが、バッテリーカバー105を取外すことで外部に露出するようになっている。
芳香剤115は、携帯端末機器100のユーザーが所望の香を楽しむために携帯端末機器100に設置する、芳香作用を有する部材である。芳香剤115としては、携帯端末機器100に設置することを考慮して、固形のものが好適であり、具体的には、多孔質材に香料やアロマオイル等の液状香料を浸透させたものや、香料を封入した芳香性のカプセル等である。なお、本実施例では、芳香剤設置用スペース114内を汚さないように、芳香剤115が箱状のアタッチメント121に装填されて一体化している。
開口部119は、再生用スピーカー開口部106に向けて、芳香剤設置用スペース114に近接した下部筐体104の面を開口して設けられた開口部である。
開口部119は再生用スピーカー開口部106に向けて開口しており、芳香剤設置用スペース114に設置した芳香剤115が発する香を再生用スピーカー開口部119に向けて取り込む。
次に、図1乃至図6に基づいて、携帯端末機器100の内部構造とともに、芳
香剤115を設置して外部に香を発散させる構造について説明する。
再生用スピーカー116は、携帯端末機器100に着信があった際の着信音や、ユーザーが任意に選択、再生した音楽データ等の音を放音する。
メッシュシート117は、通気性を有するメッシュをシート状に形成したものであり、再生用スピーカー116と再生用スピーカー開口部106との間に設けることで、外部からの浸水を防ぎ、防水効果を持たせることができる。
流通経路120は、開口部119から再生用スピーカー116までの間で形成される空間であり、厳密には、下部筐体104及び開口部119から形成されるダクト状の空間である。流通経路120は、芳香剤115が発する香を良好に外部に発散するための香の流通経路であり、流通経路120の幅、高さ、及び開口部119から再生用スピーカー開口部106までの距離は、携帯端末機器100のサイズに応じて調整すれば良い。
なお、この他、携帯端末機器100の内部には、携帯電話機として機能させるためのプリント基板やメモリー等が備わっているが、図示及び説明は省略する。
次に、芳香剤115の設置は、芳香剤115を装填したアタッチメント121を芳香剤設置用スペース114に設置することで行われる。
まず、図3に示すように、バッテリーカバー105を下部筐体104に対してスライドさせて取り外すと、図4に示すように、下部筐体104に備わるバッテリー112及び芳香剤設置用スペース114が露出する。ここで、図4中の矢印で示すように、芳香剤115を装填したアタッチメント121を芳香剤設置用スペース114に設置すると、図5に示すように、芳香剤115は芳香剤設置用スペース114に収容され、保持される。このように芳香剤115を芳香剤設置用スペース114に収容した状態で、再びバッテリーカバー105を下部筐体104に対してスライドさせ、図2に示すように、バッテリーカバー105と下部筐体104とを一体化させた状態に戻すと、芳香剤115の設置は完了となる。
次に、芳香剤115が発する香の外部への発散は、香が流通経路120を流通することで行われる。
まず、芳香剤設置用スペース114に収容された芳香剤115が発する香は、芳香剤設置用スペース114から開口部119へ流通し、そのまま流通経路120を通る。流通経路120はダクト状の空間であり、通気を邪魔したり遮断したりする障害物がないため、香は流通経路120内を良好に流通する。そして、流通経路120を通って再生用スピーカー116まで到達した香は、メッシュシート117を介して、再生用スピーカー開口部106から外部に発散される。
以上のように、芳香剤115が発する香は良好に外部に発散されることとなる。上記の構成により、携帯端末機器100の筐体内部に配置した芳香剤115が発する香を、携帯端末100に本来備わっている再生用スピーカー開口部106から外部に向けて良好に発散させることができるため、香を発散させるための開口部を新たに筐体に設ける必要がなく、携帯端末機器100の外観上の美観を損なうことなく香を楽しむことができる。また、下部筐体104内で熱を発する部品である、バッテリー112の近傍に芳香剤115が設置されるため、芳香剤115が温められ、芳香作用が促進される。また、芳香剤設置用スペース114がバッテリー収納部113内にあり、芳香剤115がバッテリー112とともにバッテリーカバー105によって保護されているので、芳香剤115を保護するためのカバーを別途設ける必要がなく、携帯端末機器100の外観上の美観を損なうことがないという効果を一層高めることができ、さらには、部品点数や製造工程の削減をすることができる。さらに、流通経路120内に再生用スピーカー116が含まれることで、着信音の鳴音時や音楽データの再生時等の再生用スピーカー116の駆動時には、再生用スピーカー116の振動動作によってさらに香の発散が促進されるという効果も得られる。
(第二の実施の形態)
本発明の携帯端末機器の他の実施の形態の例として、第一の実施例の携帯端末機器100において、芳香剤115が発する香をマイクロフォン開口部110から発散させるようにしたものを図7及び図8に示す。
この携帯端末機器は、第1の実施例で示した携帯端末機器100の芳香剤設置用スペース114に収容した芳香剤115が発する香を、マイクロフォン開口部110から外部に発散させるようにしたものである。
本実施例では、図7に示すように、バッテリー収納部113内で、マイクロフォン開口部110が設置されている側の端部に芳香剤設置用スペース114を設ける。さらに、芳香剤設置用スペース114のすぐ近傍には、下部筐体104を開口して形成した開口部119を設ける。また、流通経路120は、開口部119からマイクロフォン開口部110までの間で形成される経路であり、厳密には、下部筐体104及び開口部119から形成されるダクト状の経路である。流通経路120は、芳香剤115が発する香を良好に外部に発散するための香の流通経路であり、第一の実施例で示したものと同様に、流通経路120の幅、高さ、及び開口部119からマイクロフォン開口部110までの距離は、携帯端末機器100のサイズに応じて調整すれば良い。
芳香剤115の設置は、第一の実施例で示した方法と同様に、バッテリーカバー105を下部筐体104に対してスライドさせて取り外し、芳香剤115を装填したアタッチメント121を芳香剤設置用スペース114に設置することで行われる。
携帯端末機器100の筐体内に設置された芳香剤115が発する香は、芳香剤設置用スペース114から開口部119へ流通し、そのまま流通経路120を通る。流通経路120はダクト状の空間であり、通気を邪魔したり遮断したりする障害物がないため、香は流通経路120内を良好に流通する。そして、流通経路120を通ってマイクロフォン開口部110まで到達した香は、メッシュシート117を介して、マイクロフォン開口部110から外部に発散される。
以上のように、芳香剤115が発する香は良好に外部に発散されることとなる。上記の構成により、携帯端末機器100の筐体内部に配置した芳香剤115の香を、携帯端末100に本来備わっているマイクロフォン開口部110から外部に向けて良好に発散させることができるため、香を発散させるための開口部を新たに筐体に設ける必要がなく、携帯端末機器100の外観上の美観を損なうことなく香を楽しむことができる。また、下部筐体104内で熱を発する部品である、バッテリー113の近傍に芳香剤115が設置されるため、芳香剤が温められ、芳香作用が促進される。さらに、通話を行うためにユーザーが手で携帯端末機器100を保持した際、マイクロフォン開口部110はユーザーの口及び鼻付近に位置するため、通話中に芳香剤115の香を楽しむことができる。
(第三の実施の形態)
本発明の携帯端末機器の他の実施の形態の例として、非折畳み式の携帯ゲーム機に適用したものを図9乃至図12に示す。
この携帯端末機器200は、一つの筐体203から成る携帯ゲーム機であり、図9は、正面から見た筐体の外面を示す斜視図であり、図10及び図11は、背面から見た筐体の外面を示す斜視図である。また、図12は、図10中の矢印b−b間で携帯端末機器200を切り取った筐体203の内部構造を示す断面図であ
る。
この携帯端末機器200は、一つの筐体203から成るゲーム機であり、筐体203の正面には2つの再生用スピーカー開口部206、表示部209、及びキー操作部211を有している。また、筐体203の背面にはバッテリーカバー205を有している。
再生用スピーカー開口部206、表示部209、キー操作部211、及びバッテリーカバー205の構成は、第一の実施例で説明したものと同様であるが、本実施例の再生用スピーカー開口部206は左右2箇所に設けられている。また、本実施例の表示部209はゲームの画像や映像を表示する。さらに、キー操作部211もまた、ゲームのプレー操作に適した構成になっており、1つの十字キーと2つの丸型キーから成る。
図11は、バッテリーカバー205を筐体203から取り外した状態を示しており、筐体203に備わるバッテリー212、バッテリー収納部213、芳香剤設置用スペース214、及び開口部219が露出している。
バッテリー212、芳香剤設置用スペース214、開口部219、及び芳香剤215の構成は、第一の実施例で説明したものと同様であるが、本実施例のバッテリー212は乾電池を使用している。また、本実施例の芳香剤設置用スペース214は、バッテリー収納部213に仕切りを設けることで確保した箱状の空間である。また、本実施例においては、再生用スピーカー開口部206が2箇所あり、それぞれの再生用スピーカー開口部206に香を流通させるために開口部219も2箇所ある。
次に、図9乃至図12に基づいて携帯端末機器200の内部構造とともに、芳香剤214を設置して外部に香を発散させる構造について説明する。
筐体203の内部に備わる再生用スピーカー216、メッシュシート217、及び流通経路220の構成は、第一の実施例で説明したものと同様であるが、本実施例においては、ゲームの臨場感を高めるため、再生用スピーカー216が左右の2箇所に備わっており、それぞれがゲーム中の音楽や効果音等を放音する。
また、本実施例においては、流通経路220が左右の2箇所にあり、それぞれ、開口部219から再生用スピーカー216までの間で形成されるダクト状の空間である。
なお、この他、携帯端末機器200の内部には、ゲーム機として機能させるためのプリント基板やメモリー等が備わっているが、図示及び説明は省略する。
芳香剤215の設置と芳香剤215が発する香を外部へ発散させる構成についても、第一の実施例で説明した通りである。すなわち、バッテリーカバー205を筐体203から取り外し、図11の矢印で示すように、露出した芳香剤設置用スペース214に芳香剤215を装填し、図10に示すように、再びバッテリーカバー205を閉じて筐体203と一体化させた状態に戻すことで、芳香剤215は携帯端末機器200に設置される。
芳香剤設置用スペース214に収容された芳香剤215が発する香は、芳香剤設置用スペース214から、左右に設けられた2つの開口部219へ流通し、流通経路220を通る。そして、流通経路220を通って再生用スピーカー216まで到達した香は、メッシュシート217を介して、再生用スピーカー開口部206から外部に発散される。
以上のように、芳香剤215が発する香は外部に発散されることとなる。
上記の構成により、携帯端末機器200の筐体内部に配置した芳香剤215が発する香を、携帯端末機器200に本来備わっている再生用スピーカー開口部206から外部に向けて良好に発散させることができるため、香を発散させるための開口部を新たに筐体に設ける必要がなく、携帯端末機器200の外観上の美観を損なうことなく香を楽しむことができる。また、筐体203内で熱を発する部品である、バッテリー212の近傍に芳香剤215が設置されるため、芳香剤215は温められ、芳香作用が促進される。さらに、ユーザーが手で携帯端末機器200を保持してゲームをプレーしている時、再生用スピーカー開口部206はユーザーの顔面の方向に向くため、ゲームのプレー中に芳香剤215の香を楽しむことができる。
以上、本発明について第一の実施例、第二の実施例、及び第三の実施例によって説明したが、本発明の各部構成は上記実施の形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲に基づいて、種々の変形が可能である。例えば、携帯端末機器は折畳み式の携帯電話機やゲーム機に限らず、非折畳み式の携帯電話機やPDA等であっても良い。また、芳香剤は、実施の形態の説明の中では直方体のものを図示したが、円筒状のものや他の多角形に形成したものであっても良い。
本発明の第一の実施形態である携帯端末機器の開状態を示す斜視図である。 本発明の第一の実施形態である携帯端末機器の閉状態を示す斜視図である。 本発明の第一の実施形態である携帯端末機器の閉状態であって、バッテリーカバーを下部筐体に対して開閉させる動作を示す斜視図である。 本発明の第一の実施形態である携帯端末機器の閉状態であって、バッテリーカバーを下部筐体から取外した状態を示す斜視図である。 本発明の第一の実施形態である携帯端末機器の閉状態であって、携帯端末機器に芳香剤を設置した状態を示す斜視図である。 本発明の第一の実施の形態である携帯端末機器の下部筐体を示す断面図である。 本発明の第二の実施の形態である携帯端末機器の閉状態であって、携帯端末機器に芳香剤を設置した状態を示す斜視図である。 本発明の第二の実施の形態である携帯端末機器の下部筐体を示す断面図である。 本発明の第三の実施の形態である携帯端末機器を正面側から見た斜視図である。 本発明の第三の実施の形態である携帯端末機器を背面側から見た斜視図である。 本発明の第三の実施の形態である携帯端末機器に芳香剤を設置した状態を示す斜視図である。 本発明の第三の実施の形態である携帯端末機器の断面図である。
符号の説明
100,200 携帯端末機器
102 ヒンジ部
103,203 上部筐体(筐体)
104 下部筐体
105,205 バッテリーカバー
106,206 再生用スピーカー開口部
107 アンテナ
108 受話用スピーカー開口部
109,209 表示部
110 マイクロフォン開口部
111,211 キー操作部
112,212 バッテリー
113,213 バッテリー収納部
114,214 芳香剤設置用スペース
115,215 芳香剤
116,216 再生用スピーカー
117,217 メッシュシート
118 マイクロフォン
119,219 開口部
120,220 流通経路
121 アタッチメント

Claims (2)

  1. バッテリーと、前記バッテリーを収容するバッテリー収容部が形成される筐体と、前記バッテリー収容部を覆うよう前記筐体の表面に取り付けられる着脱自在なバッテリーカバーとを備える携帯端末機器であって、
    前記筐体には、芳香剤を設置するための芳香剤設置用スペースが前記バッテリー収容部内に形成されており、
    前記バッテリーカバーは、芳香剤と前記バッテリーとを、前記筐体外に露出しないよう覆う
    ことを特徴とする携帯端末機器。
  2. 前記筐体は、該筐体の内部に備わるスピーカー又はマイクロフォンの放音用又は受音用に開口した開口部と、前記開口部から前記芳香剤設置用スペースとの間に亘って前記芳香剤の香を流通させるための流通経路とが形成されており、
    前記流通経路は、前記バッテリー収容部に開口される
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末機器。
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