JP2002344602A - 携帯機器 - Google Patents

携帯機器

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JP2002344602A
JP2002344602A JP2001152090A JP2001152090A JP2002344602A JP 2002344602 A JP2002344602 A JP 2002344602A JP 2001152090 A JP2001152090 A JP 2001152090A JP 2001152090 A JP2001152090 A JP 2001152090A JP 2002344602 A JP2002344602 A JP 2002344602A
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JP
Japan
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speaker
sound
mobile phone
housing
portable device
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JP2001152090A
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English (en)
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Kunihiko Azuma
邦彦 東
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信号音を聞き取りやすくすることが可能な携
帯機器を提供する。 【解決手段】 携帯機器1は、スピーカ5と、スピーカ
5を内部に保持し、スピーカ5から発生する音を外部に
放出するための放音孔8が形成された筐体2と、放出音
制御部材6とを備える。放出音制御部材6は、筐体2の
表面上において、放音孔8を覆うように配置される。ま
た、放出音制御部材6には、スピーカ5から発生する音
を所定の方向に放出するための開口部7が形成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯機器に関
し、より特定的には、着信音を聞き取りやすくすること
が可能な携帯機器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器、特に携帯電話機などの
携帯機器は、小型化および軽量化が急速に進んできてい
る。このような従来の携帯機器の例としての携帯電話機
を、図15〜17を参照して説明する。図15は、従来
の携帯電話機を示す側面模式図である。図16は、図1
5に示した携帯電話機の背面模式図である。また、図1
7は、図15に示した携帯電話機の断面模式図である。
【0003】図15〜17を参照して、携帯電話機10
1は、ケース102と、ケース102の内部に保持され
る基板117と、電池119と、電話番号や文字情報な
どを入力するためのボタン125と、着信音を発生させ
るためのスピーカ105とを備える。このケース102
の正面側には液晶表示窓103が設置されている。液晶
表示窓103と対向するように、ケース102の内部に
液晶表示装置104が配置されている。基板117上に
は、送受話機能など所定の機能を実現するための回路を
構成する素子118が設置されている。携帯電話機10
1の入力部121では,ケース102に開口部126が
形成されている。ボタン125は、この開口部126か
らケース102の外部に突出した状態となるように配置
されている。
【0004】ケース102の背面側には、スピーカ10
5の正面にスピーカ放音孔108が形成されている。ス
ピーカ105において発生した着信音は、図15に示す
ようにこのスピーカ放音孔108を介して携帯電話機1
01の背面側に放出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、携帯電話機10
1の着信音として、FM音源やPCM音源を用いた着信
メロディが多用されるようになってきている。しかし、
このような着信メロディでは広帯域の音を用いているの
で、携帯電話機101の周囲の雑音にマスクされやす
い。したがって、携帯電話機101の使用者にとって着
信メロディなどの信号音が聞き取り難い場合があった。
【0006】着信メロディをスピーカ105から発生さ
せる際の音量を大きくすれば、ある程度聞き取り難さは
軽減される。しかし、携帯電話機101の電源容量やス
ピーカ105の仕様などにより、音量を大きくすること
には限界がある。一方、着信メロディはより複雑かつ多
彩な音を利用するようになってきているが、このように
広帯域の音を用いた着信メロディほど、上記のように周
囲の雑音にマスクされやすくなる。つまり、着信メロデ
ィが聞き取り難いという問題はますます大きくなってき
ている。
【0007】本発明は、上記のような課題を解決するた
めに成されたものであり、この発明の目的は、信号音を
聞き取りやすくすることが可能な携帯機器を提供するこ
とである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の1の局面にお
ける携帯機器は、スピーカと、スピーカを内部に保持
し、スピーカから発生する音を外部に放出するための放
音孔が形成された筐体と、筐体の表面上において、放音
孔を覆うように配置され、スピーカから発生する音を所
定の方向に放出するための開口部が形成された放出音制
御部材とを備える(請求項1)。
【0009】このようにすれば、スピーカから放音孔を
介して携帯機器の外部に放出される着信音などの信号音
を、放出音制御部材の開口部から所定の方向へ向けて放
出することができる。このため、放出音制御部材の開口
部が形成された方向に向けて信号音を集中的に放出する
ことができるので、スピーカで発生させる信号音の音量
を従来と同様にした状態において、開口部が形成された
方向にて信号音を聞き取りやすくすることができる。
【0010】また、放出音制御部材の開口部が形成され
る方向を変更することにより、信号音が聞き取りやすく
なる方位を容易に変更できる。
【0011】上記1の局面における携帯機器では、放出
音制御部材が筐体に着脱可能に設置されていてもよい
(請求項2)。
【0012】この場合、開口部の面する方向が異なる放
出音制御部材を複数用意しておき、これらの放出音制御
部材を使用状況に合せて脱着あるいは交換することがで
きる。たとえば、携帯機器をシャツの胸ポケットに入れ
ておくような場合、胸ポケットに携帯機器を収納した際
に上方(使用者の耳が位置する方向)に向けて開口部が
配置されるような放出音制御部材を筐体に取付ける。こ
のようにすれば、胸ポケットに入れている携帯機器から
信号音が発せられる場合、その信号音は上方に集中的に
放出されることになるので、使用者がその信号音を容易
に聞き取ることができる。
【0013】上記1の局面における携帯機器では、放出
音制御部材に、開口部が面する方向とは異なる方向に面
する他の開口部が形成されていてもよい(請求項3)。
【0014】この場合、開口部が面する方向だけではな
く、他の開口部が面する方向にも信号音を集中的に放出
することができる。このため、信号音が聞き取りやすく
なる方向を増やすことができる。
【0015】上記1の局面における携帯機器では、他の
開口部を覆うように、着脱可能に設置されたキャップ部
材をさらに備えていてもよい(請求項4)。
【0016】この場合、キャップ部材により他の開口部
を塞ぐことができるので、このキャップ部材により他の
開口部から信号音が放出されることを防止することによ
り、開口部が面する方向のみに信号音を集中的に放出さ
せることができる。また、キャップ部材を他の開口部か
ら取外すことにより、開口部が面する方向と他の開口部
が面する方向という2方向に信号音を集中的に放出させ
ることができる。
【0017】この発明の他の局面における携帯機器は、
スピーカと、スピーカを内部に保持し、スピーカと空間
を介して対向する対向壁面を有する筐体とを備える。筐
体の対向壁面は、スピーカが音を放出する領域を拡大す
るように形成されている(請求項5)。
【0018】この場合、スピーカから音が放出される領
域の体積を従来より大きくすることができる。このた
め、スピーカから放出される音を反響させてより大きな
音とするための反響室として、筐体やスピーカに囲まれ
た上記領域を利用できる。この結果、スピーカから放出
される信号音の音量は従来と同じにした状態で、携帯機
器から外部へ放出される信号音の音量を大きくすること
ができる。したがって、携帯機器から発せられる信号音
を聞き取りやすくすることができる。
【0019】上記他の局面における携帯機器では、筐体
が、対向壁面とは異なる部分に位置するとともに上記ス
ピーカが音を放出する領域に面する壁面を有していても
よく、壁面には上記領域と筐体の外部とを接続する開口
部が形成されていてもよい(請求項6)。
【0020】この場合、スピーカが音を放出する領域に
おいて反響により大きくなった信号音を、開口部が面す
る方向に集中的に放出することができる。したがって、
この開口部が面する方向において、携帯機器から発せら
れる信号音を聞き取りやすくすることができる。
【0021】また、開口部が面する方向を変更すること
により、任意の方向に信号音を放出することができる。
このため、任意の方位において、携帯機器からの信号音
を聞き取りやすくすることが可能になる。
【0022】上記他の局面における携帯機器では、筐体
において上記スピーカが音を放出する領域に対向する壁
面の裏側に位置する筐体の表面が凸形状となっていても
よい(請求項7)。
【0023】この場合、筐体の上記壁面を構成する部分
を筐体の外側へと突出させることにより、スピーカと筐
体の上記壁面との距離を容易に大きくできる。つまり、
スピーカが音を放出する領域の体積を容易に大きくする
ことができる。このため、従来の携帯機器において、ス
ピーカが音を放出する領域に対向する筐体部分の設計の
みを(この筐体部分の表面が凸形状となるように)変更
することで、容易に本発明による携帯機器を実現でき
る。
【0024】この発明の別の局面における携帯機器は、
スピーカと、スピーカを内部に保持し、スピーカと空間
を介して対向する側壁を有する筐体とを備える。筐体に
は、スピーカが音を放出する方向とは異なる方向に面
し、空間と筐体の外部とを接続する開口部が形成されて
いる(請求項8)。
【0025】このようにすれば、スピーカから音が放出
される領域としての空間を筐体の内部に形成できる。こ
のため、スピーカから放出される音を反響させてより大
きな音とするための反響室として、上記空間を利用でき
る。この結果、スピーカから放出される信号音の音量を
従来と同じにした状態で、携帯機器から外部へ開口部を
介して放出される信号音の音量を大きくすることができ
る。したがって、携帯機器から発せられる信号音を聞き
取りやすくすることができる。
【0026】また、開口部が面する方向を変更すること
により、任意の方向に信号音を集中的に放出することが
できる。このため、任意の方位において、携帯機器から
の信号音を聞き取りやすくすることが可能になる。
【0027】上記別の局面における携帯機器では、筐体
において側壁の外周面が平坦になっていることが好まし
い(請求項9)。
【0028】この場合、側壁の外周面を平坦にすること
により、筐体の内部に上記空間が形成されていない従来
の携帯機器の外形と、本発明による携帯機器の外形とを
類似したものにすることができる。したがって、従来の
携帯機器における筐体を、本発明による携帯機器に流用
することが可能になる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。なお、以下の図面において同一ま
たは相当する部分には同一の参照番号を付しその説明は
繰返さない。
【0030】(実施の形態1)図1は、本発明による携
帯電話機の実施の形態1を示す断面模式図である。図2
は、図1に示した携帯電話機の部分斜視模式図である。
図3は、図1の矢印IIIの方向から見た携帯電話機の
模式図である。図1〜3を参照して、本発明による携帯
電話機の実施の形態1を説明する。
【0031】図1〜3を参照して、携帯電話機1はスピ
ーカ5と、このスピーカ5を内部に保持する筐体として
の筐体としてのケース2と、このケース2の正面側に配
置された液晶表示窓3と、この液晶表示窓3と対向する
ように配置された液晶表示装置4と、携帯電話機1のケ
ース2において背面側に設置された放出音制御部材とし
ての反射板6とを備える。ケース2においては、スピー
カ5の正面に位置する領域にスピーカ放音孔8が形成さ
れている。そして、反射板6は、スピーカ5と対向する
領域において、スピーカ放音孔8を覆うように配置され
ている。反射板6は、三方においてケース2に固定され
る。また、反射板6には、携帯電話機1の上方に面する
位置に開口部7が形成されている。
【0032】このようにすれば、スピーカ5からスピー
カ放音孔8を介して携帯機器としての携帯電話機1の外
部に放出される着信音などの信号音を、放出音制御部材
としての反射板6の開口部7から携帯電話機1の上方へ
向けて放出することができる。このため、開口部7が形
成された方向に向けて信号音を集中的に放出することが
できるので、スピーカ5で発生させる信号音の音量を従
来と同様にしても、開口部7が形成された方向において
信号音を聞き取りやすくすることができる。
【0033】また、反射板6において開口部7が形成さ
れる方向を変更することにより、信号音が聞き取りやす
くなる方位を容易に変更できる。
【0034】図1〜3に示した反射板6は、携帯電話機
1のケース2に対して固着されていてもよいが、図4に
示すようにケース2に対して着脱可能に取付けられてい
てもよい。図4は、図1〜3に示した携帯電話機の実施
の形態1の第1の変形例を示す部分斜視模式図である。
図4は、携帯電話機1のケース2から反射板6を取外し
た状態を示している。
【0035】図4を参照して、携帯電話機1のケース2
の背面には、固定用孔9a〜9dが形成されている。一
方、反射板6には、上述の固定用孔9a〜9dにそれぞ
れ挿入するための固定用凸部10a〜10dがケース2
と対向する端面に形成されている。この固定用凸部10
a〜10dをそれぞれケース2に形成された固定用孔9
a〜9dに挿入、固定することにより、ケース2に反射
板6を設置することができる。
【0036】この場合、開口部7の面する方向が異なる
反射板6を複数用意しておき、これらの反射板6を使用
状況に合せて脱着あるいは交換することができる。たと
えば、携帯電話機1をシャツの胸ポケットに入れておく
ような場合、胸ポケットに携帯電話機1を収納した際に
上方(使用者の耳が位置する方向)に向けて開口部7が
配置されるような反射板6を筐体としてのケース2に取
付ける。このようにすれば、胸ポケットに入れている携
帯電話機1から着信音などが発せられる場合、その着信
音は携帯電話機1の上方に集中的に放出されることにな
るので、使用者がその着信音を容易に聞き取ることがで
きる。
【0037】図5は、図1〜3に示した携帯電話機の実
施の形態1の第2の変形例を示す部分斜視模式図であ
る。図5は図2に対応している。図5を参照して、本発
明による携帯電話機の実施の形態1の第2の変形例を説
明する。
【0038】図5を参照して、携帯電話機1は基本的に
図1〜3に示した携帯電話機と同様の構造を備えるが、
反射板6の構造が異なる。すなわち、図5に示した携帯
電話機1において、反射板6では携帯電話機1の底面に
面する固定用側壁11のみがケース2に接続されてい
る。図5に示した反射板6では、携帯電話機1の水平方
向に面する部分には側壁が形成されていない。すなわ
ち、反射板6においては、携帯電話機1の上方に面した
開口部7aのみではなく、携帯電話機1の水平方向に面
する他の開口部としての開口部7b、7cも形成されて
いる。
【0039】この場合、開口部7aが面する方向だけで
はなく、他の開口部7b、7cが面する方向(水平方
向)にもスピーカ5にて発生する着信音を集中的に放出
することができる。このため、信号音としての着信音が
聞き取りやすくなる方向を増やすことができる。
【0040】図6は、本発明による携帯電話機の実施の
形態1の第3の変形例を示す断面模式図である。図6は
図1に対応している。また、図7は、図6に示した携帯
電話機の部分斜視模式図である。図7は図2に対応す
る。図8は、図6に示した携帯電話機から蓋13を取外
した状態を示す断面模式図である。図6〜8を参照し
て、本発明による携帯電話機の実施の形態1の第3の変
形例を説明する。
【0041】図6〜8を参照して、携帯電話機1は基本
的に図1〜3に示した携帯電話機と同様の構造を備える
が、反射板6の構造が異なる。すなわち、反射板6にお
いては、スピーカ5と対向する領域の壁に放音用開口部
12が形成されている。
【0042】図6〜8に示した携帯電話機1において、
図1〜3に示した携帯電話機1と同様にスピーカ5から
発生する着信音を携帯電話機1の上方のみに集中的に放
出したい場合、図6および7に示すように、放音用開口
部12を覆うように蓋13が配置される。
【0043】このようにすれば、反射板6では携帯電話
機1の上方に面する開口部7のみが形成された状態とな
る。このため、携帯電話機1の上方へスピーカ5からの
着信音を集中的に放出することができるので、図1〜3
に示した携帯電話機1と同様の効果を得ることができ
る。
【0044】また、携帯電話機1の背面側にスピーカ5
からの着信音などを大きく響かせたい場合(たとえば、
携帯電話機1をテーブルの上などに置いておくような場
合)、図8に示すように蓋13を放音用開口部12から
取外す。このようにすれば、スピーカ5から発生する着
信音を、携帯電話機1の上方のみではなく、放音用開口
部12を介して携帯電話機1の背面側へと放出すること
ができる。このように、反射板6に対して蓋13を着脱
することで、スピーカ5からの着信音が放出される方向
を変更することができる。
【0045】(実施の形態2)図9は、本発明による携
帯電話機の実施の形態2を示す断面模式図である。図9
は図1に対応している。図9を参照して、本発明による
携帯電話機の実施の形態2を説明する。
【0046】図9を参照して、携帯電話機1は、スピー
カ5と、このスピーカ5を内蔵するケース2とを備え
る。ケース2の正面側には、液晶表示窓3が設置されて
いる。この液晶表示窓3に対向するように、ケース2の
内部には液晶表示装置4が配置されている。ケース2の
背面側においては、ケース2を構成する壁部材が外側へ
と盛り上がった凸形状となっているケース凸部14が形
成されている。このようにケース凸部14が形成される
ことにより、ケース2の内部においてスピーカ5の正面
に共鳴用空間16が形成されている。この共鳴用空間1
6と対向する領域において、ケース2にはその裏面側に
開口部としての放音孔15a、15bが形成されるとと
もに、ケース2の上部表面においても開口部としての放
音孔15cが形成されている。
【0047】この場合、ケース2の内部においてスピー
カ5から音が放出される領域の体積を従来より大きくす
ることができる。このため、スピーカ5から放出される
音を反響させてより大きな音とするための反響室とし
て、共鳴用空間16を利用できる。この結果、スピーカ
5から放出される信号音の音量を従来と同じにした状態
で、携帯電話機1の外部へ放出される信号音の音量を大
きくすることができる。したがって、携帯電話機1から
放出される信号音としての着信音を聞き取りやすくする
ことができる。
【0048】また、スピーカ5が着信音を放出する領域
(共鳴用空間16)において反響により大きくなった着
信音を、開口部としての放音孔15a〜15cが面する
方向に集中的に放出することができる。したがって、こ
の放音孔15a〜15cが面する方向において、携帯電
話機1から発せられる着信音を聞き取りやすくすること
ができる。
【0049】また、放音孔15a〜15cが面する方向
を変更することにより、任意の方向に着信音を放出する
ことができる。このため、携帯電話機1からの着信音が
聞き取りやすくなる方位を任意に変更できる。
【0050】また、ケース2において共鳴用空間16に
面する壁面部分をケース2の外側へと突出させたケース
凸部14を形成することにより、スピーカ5とケース2
の壁面部分との距離を容易に大きくできる。つまり、ス
ピーカが音を放出する領域である共鳴用空間16の体積
を容易に大きくすることができる。このため、従来の携
帯電話機において、共鳴用空間16を形成する領域に対
向するケース2の部分にケース凸部14を形成するよう
に設計変更することで、容易に本発明による携帯電話機
1を実現できる。
【0051】(実施の形態3)図10は、本発明による
携帯電話機の実施の形態3を示す断面模式図である。図
10は図1に対応する。図10を参照して、本発明によ
る携帯電話機の実施の形態3を説明する。
【0052】図10を参照して、携帯電話機1は、ケー
ス2と、このケース2の内部に設置されたスピーカ5、
基板17および電池19を備える。基板17には携帯電
話機1の送受話や電流制御などの所定の機能を実現する
ための素子18が配置されている。ケース2の正面側に
おいては、液晶表示窓3が設置されている。この液晶表
示窓3に対向する領域には、ケース2の内部に液晶表示
装置4が設置されている。基板17と対向する領域であ
って携帯電話機1の表面側の部分には、図示していない
が多機能キーやテンキーなどの数字入力キーからなる入
力部21が配置されている。また、ケース2の背面側の
ケース表面20はほぼ平坦になっている。
【0053】図10に示した携帯電話機1は、その外観
は従来の携帯電話機とほぼ同様であるが、液晶表示装置
4に隣接するようにスピーカ5が配置されている。この
ため、スピーカ5が音を放出する正面側においては、ス
ピーカ5とケース2との間に共鳴用空間16が形成され
ている。また、ケース2には、放音孔15a、15bが
その裏面に形成されている。また、ケース2の上部表面
側には、共鳴用空間16と接続するように放音孔15c
が形成されている。なお、このような共鳴用空間16を
形成するため、携帯電話機1では、基板17がこの携帯
電話機1の下半分を占める程度の大きさとなっている。
【0054】この場合、スピーカ5から音が放出される
領域としての空間である共鳴用空間16を筐体としての
ケース2の内部に形成できる。このため、スピーカ5か
ら放出される音を反響させてより大きな音とするための
反響室としてこの共鳴用空間16を利用できる。この結
果、スピーカ5から放出される着信音などの音量を従来
と同じにした状態で、携帯電話機1から外部へ放音孔1
5a〜15cを介して放出される信号音の音量を大きく
することができる。したがって、携帯電話機1から発せ
られる着信音などを聞き取りやすくすることができる。
【0055】また、開口部としての放音孔15a〜15
cが面する方向を変更することにより、任意の方向に着
信音を集中的に放出することができる。このため、任意
の方位において、携帯電話機1からの着信音を聞き取り
やすくすることが可能になる。
【0056】また、側壁の外周面としてのケース表面2
0を平坦にすることにより、ケース2の内部に共鳴用空
間16が形成されていない従来の携帯電話機の外形と、
本発明による携帯電話機1の外形とを類似したものにす
ることができる。したがって、従来の携帯電話機のケー
スを、本発明による携帯電話機1に流用することが可能
になる。
【0057】(実施の形態4)図11は、本発明による
携帯電話機の実施の形態4を示す断面模式図である。図
12は、図11に示した携帯電話機を用いて通話を行な
う場合の携帯電話機の状態を示す断面模式図である。図
11および12を参照して、本発明による携帯電話機の
実施の形態4を説明する。
【0058】図11および12を参照して、折畳み式の
携帯電話機1は、上部ケース23と下部ケース24と回
転軸22とを備える。上部ケース23および下部ケース
24はそれぞれ回転軸22に回転可能に設置されてい
る。そして、図11に示した携帯電話機1を用いて通話
などを行なう場合、図12に示すように回転軸22を中
心として上部ケース23と下部ケース24とを開くこと
により、図12に示すような状態とする。
【0059】上部ケース23には、液晶表示窓3が設置
されている。上部ケース23の内部において、液晶表示
窓3と対向する位置に液晶表示装置4が設置されてい
る。また、下部ケース24の内部においては、着信音を
発生させるためのスピーカ5がその先端部分に設置され
ている。下部ケース24においては、図示していないが
電話番号や文字などを入力するための入力キーを含む入
力部21が形成されている。
【0060】下部ケース24においては、スピーカ5と
対向する領域にスピーカ放音孔8が形成されている。そ
して、このスピーカ放音孔8を覆うように反射板6が取
付けられている。反射板6には、本発明の実施の形態1
における反射板6と同様に開口部7が形成されている。
開口部7は、図11における上方向(携帯電話機1のア
ンテナが形成された端部方向)に面するように形成され
ている。この結果、スピーカ5から放出される着信音
を、反射板6により開口部7が面する方向へと集中して
放出させることができる。
【0061】このように、折畳み式の携帯電話機1にお
いても、反射板6を設置することにより本発明による携
帯電話機の実施の形態1と同様の効果を得ることができ
る。
【0062】また、図11および12に示した携帯電話
機1では、反射板6が下部ケース24に固定されていて
もよいが、着脱可能に接続されていてもよい。また、反
射板6の開口部7の位置や数を変更してもよい。
【0063】(実施の形態5)図13は、本発明による
携帯電話機の実施の形態5を示す断面模式図である。図
13は、図11に対応する。図13を参照して、本発明
による携帯電話機の実施の形態5を説明する。
【0064】図13を参照して、携帯電話機1は基本的
には図11および12に示した携帯電話機と同様の構造
を備える。ただし、図13に示した携帯電話機1では、
下部ケース24において、スピーカ5と対向する部分に
ケース凸部14が形成されている。このため、スピーカ
5と下部ケース24の壁面との間に共鳴用空間16が配
置されている。また、下部ケース24においては、共鳴
用空間16と対向する領域に放音孔15a、15bが形
成されている。放音孔15a、15bは、携帯電話機1
を折畳んだ際に携帯電話機1の端部(アンテナが設置さ
れた端部)に面するように配置されている。
【0065】このような携帯電話機1によっても、本発
明による携帯電話機の実施の形態2による効果と同様の
効果を得ることができる。
【0066】(実施の形態6)図14は、本発明による
携帯電話機の実施の形態6を示す断面模式図である。図
14は、図11に対応する。図14を参照して、本発明
による携帯電話機の実施の形態6を説明する。
【0067】図14を参照して、携帯電話機1は基本的
に図1に示した携帯電話機と同様の構造を備える。ただ
し、図14に示した携帯電話機1では、スピーカ5を下
部ケース24の端部から離れた位置に配置することによ
り、スピーカ5と下部ケース24との間に共鳴用空間1
6を形成している。スピーカ5は、下部ケース24のケ
ース表面20に対して傾斜した状態で設置されている。
このとき、下部ケース24のケース表面20はほぼ平坦
な状態となっている。そして、下部ケース24の先端部
には、共鳴用空間16と接続するように放音孔15aが
形成されている。
【0068】このように、下部ケース24の内部に共鳴
用空間16を形成することにより、本発明による携帯電
話機の実施の形態3と同様の効果を得ることができる。
【0069】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した実施の形態ではなくて特
許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の
意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意
図される。
【0070】
【発明の効果】このように、本発明によれば、携帯電話
機に放出音制御部材を設置する、あるいは携帯電話機の
筐体内部においてスピーカが音を放出する領域を大きく
することにより、スピーカからの着信音などを聞き取り
やすくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明による携帯電話機の実施の形
態1を示す断面模式図である。
【図2】 図1に示した携帯電話機の部分斜視模式図で
ある。
【図3】 図1の矢印IIIの方向から見た携帯電話機
の模式図である。
【図4】 図1〜3に示した携帯電話機の実施の形態1
の第1の変形例を示す部分斜視模式図である。
【図5】 図1〜3に示した携帯電話機の実施の形態1
の第2の変形例を示す部分斜視模式図である。
【図6】 本発明による携帯電話機の実施の形態1の第
3の変形例を示す断面模式図である。
【図7】 図6に示した携帯電話機の部分斜視模式図で
ある。
【図8】 図6に示した携帯電話機から蓋を取外した状
態を示す断面模式図である。
【図9】 本発明による携帯電話機の実施の形態2を示
す断面模式図である。
【図10】 本発明による携帯電話機の実施の形態3を
示す断面模式図である。
【図11】 本発明による携帯電話機の実施の形態4を
示す断面模式図である。
【図12】 図11に示した携帯電話機を用いて通話を
行なう場合の携帯電話機の状態を示す断面模式図であ
る。
【図13】 本発明による携帯電話機の実施の形態5を
示す断面模式図である。
【図14】 本発明による携帯電話機の実施の形態6を
示す断面模式図である。
【図15】 従来の携帯電話機を示す側面模式図であ
る。
【図16】 図15に示した携帯電話機の背面模式図で
ある。
【図17】 図15に示した携帯電話機の断面模式図で
ある。
【符号の説明】
1 携帯電話機、2 ケース、3 液晶表示窓、4 液
晶表示装置、5 スピーカ、6 反射板、7,7a〜7
c 開口部、8 スピーカ放音孔、9a〜9d固定用
孔、10a〜10d 固定用凸部、11 固定用側壁、
12 放音用開口部、13 蓋、14 ケース凸部、1
5a〜15c 放音孔、16 共鳴用空間、17 基
板、18 素子、19 電池、20 ケース表面、21
入力部、22 回転軸、23 上部ケース、24 下
部ケース。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スピーカと、 前記スピーカを内部に保持し、前記スピーカから発生す
    る音を外部に放出するための放音孔が形成された筐体
    と、 前記筐体の表面上において、前記放音孔を覆うように配
    置され、前記スピーカから発生する音を所定の方向に放
    出するための開口部が形成された放出音制御部材とを備
    える、携帯機器。
  2. 【請求項2】 前記放出音制御部材は、前記筐体に着脱
    可能に設置されている、請求項1に記載の携帯機器。
  3. 【請求項3】 前記放出音制御部材には、前記開口部が
    面する方向とは異なる方向に面する他の開口部が形成さ
    れている、請求項1または2に記載の携帯機器。
  4. 【請求項4】 前記他の開口部を覆うように、着脱可能
    に設置されたキャップ部材をさらに備える、請求項3に
    記載の携帯機器。
  5. 【請求項5】 スピーカと、 前記スピーカを内部に保持し、前記スピーカと空間を介
    して対向する対向壁面を有する筐体とを備え、 前記筐体の対向壁面は、前記スピーカが音を放出する領
    域を拡大するように形成されている、携帯機器。
  6. 【請求項6】 前記筐体は、前記対向壁面とは異なる部
    分に位置するとともに、前記スピーカが音を放出する領
    域に面する壁面を有し、 前記壁面には前記領域と前記筐体の外部とを接続する開
    口部が形成される、請求項5に記載の携帯機器。
  7. 【請求項7】 前記筐体において、前記領域に対向する
    壁面の裏側に位置する前記筐体の表面が凸形状となって
    いる、請求項5または6に記載の携帯機器。
  8. 【請求項8】 スピーカと、 前記スピーカを内部に保持し、前記スピーカと空間を介
    して対向する側壁を有する筐体とを備え、 前記筐体には、前記スピーカが音を放出する方向とは異
    なる方向に面し、前記空間と前記筐体の外部とを接続す
    る開口部が形成されている、携帯機器。
  9. 【請求項9】 前記筐体において前記側壁の外周面は平
    坦になっている、請求項8に記載の携帯機器。
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