JP4208795B2 - 使い捨ておむつの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、使い捨ておむつの製造方法に関するものであり、おむつとしては、平板状のおむつ展開体から使用時に後身頃の左右翼を前身頃に綴じ合わせて着用させる展開型おむつ、またパンツの形状をしたパンツ型おむつのいずれを製造する場合にも適用できる。
使い捨ておむつは長尺の原料シートに吸収体等の各種部材を取り付けて連続的に製造するのが一般的であり、この際、脚繰り部分に関しては、搬送される長尺の身頃原料シートに吸収体を重ねて接着した後、脚繰り開口部をくり抜くという手順で製造されていた(従来例[1])。しかしこの場合は、吸収体を切断しない様に、身頃原料シートの股幅を吸収体の股幅よりも広めに設定して脚繰り開口を形成する必要があり、この為に出来上がり製品として身頃シートの股部分に余剰部分を生じ、これがひらついて見た目が悪い上、脚が通し難くなって履き心地に劣るという問題があった。
そこで図7[従来の使い捨ておむつの製造方法を説明する為の製造流れ図]に示す様に、先に身頃原料シート77の脚繰り開口部79をくり抜いてから、吸収体73を載置,接着するという方法が提案されている(従来例[2]、例えば特許文献1参照)。尚その後、ウエスト用弾性糸条を原料シート両端縁に配する等し(図示せず)、前身頃部72を後身頃部71側に向かって折り返し(矢印B)、脇線部78を接合すると共に、この脇線部78横で切断して個々のパンツ型おむつ70に分ける。
この方法によれば、身頃原料シート77における股部分の幅Wsを、吸収体73の股部分の幅Wkよりも狭くすることも可能であり、従って股の余剰シート部分をなくして、脚を通し易い形状にできるという効果がある。
特開2003−24379号公報(例えば請求項1、図4)
しかしながら上記従来例[2]では、先に脚繰り開口部79をくり抜いてしまう為、支えがなくなって、吸収体73を載置するまでの間に身頃原料シート77の股部分に皺がより易く、この皺が入った状態で吸収体73を載置することになって出来上がり製品が不格好になる虞がある。
そこで本発明においては、吸収体の股部分の幅Wkに関わらず原料シートの股部分の幅Wsを任意に設定可能でありながらも、原料シートに皺を生じ難い使い捨ておむつの製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係る使い捨ておむつの製造方法は、前後身頃部分を構成する一連の原料シートに吸収体を重ね合わせて連続的に使い捨ておむつを製造する方法において、前記原料シートにおける脚繰り開口部分の切断を、2段階以上に分けて行うこととし、その前半段階として、前記脚繰り開口部分のうち前記吸収体が重ねられる箇所であって脚繰り開口線に沿ったスリットを入れる工程(以下、前半切込工程と称することがある)と、次に前記原料シートに前記吸収体を重ねて取り付ける工程(以下、吸収体重ね工程と称することがある)と、後半段階として、前記脚繰り開口部分における切り残し箇所を切断して脚繰り開口線を結ぶ工程(以下、後半切込工程と称することがある)とを含むことを特徴とする(以下、これを本第1の発明と称することがある)。
従来例[2]の様に完全に脚繰り開口部をくり抜いてしまうと、原料シートに支えがなくなり皺が寄ることになるが、本第1の発明の様に脚繰り開口部分の切断を2段階以上に分け、吸収体が重ねられる箇所については先に切り込み(スリット)を入れ、吸収体が重ねられない箇所において少なくとも一部を切らずに残すことで[前半切込工程]、この切り残して繋がった部分によって原料シートが支えられ、皺が寄り難くなる。そしてこの状態で吸収体を重ねて取り付ければ[吸収体重ね工程]、原料シートの股下部分は皺のない(或いは殆どない)状態で固定される。その後脚繰り開口部分の切り残し箇所を切断すれば、脚繰り開口が形成される[後半切込工程]。
この様にして製造された使い捨ておむつは股部分に皺がなく(或いは殆どなく)外観が良好となる。しかも吸収体の股部分の幅と原料シートの股部分の幅を任意に設定することが可能であり、従って股の余剰シート部分をなくして(或いは少なくして)、脚が通し易くてはき心地の良いものとすることができる。
更に本第1の発明において、前記使い捨ておむつの左右方向に前記原料シートが搬送されて連続的に製造されること(以下、横流し法と称することがある)が好ましい。
横流し法では、脚繰り開口部分が原料シートのほぼ中央位置に楕円状に形成されることになるが(図1参照)、本発明の前半切込工程では脚繰り開口楕円線のうち原料シートの幅方向にほぼ沿った線の部分が切られ、長手方向にほぼ沿った線の部分が切り残されて繋がった状態となる。従って原料シートの両端縁を把持して幅方向に引っ張る様にして支えた場合でも、この引っ張り方向に対して上記切断された線はほぼ垂直方向に向かっているだけであるから、原料シート全体に亘って引っ張り張力を掛けてしっかりと支えることができ、原料シートに皺を生じ難い。
或いは本第1の発明において、前記使い捨ておむつの上下方向に前記原料シートが搬送されて連続的に製造されること(以下、縦流し法と称することがある)であっても良い。
この縦流し法では、脚繰り開口部分が原料シートの両側部分にそれぞれ扇状に形成されることになるが(図5参照)、本発明の前半切込工程では脚繰り開口部分が切れ端(トリム)として切り離されずに繋がった状態であるので、原料シートの両端縁の全域を把持して支えることができ、従って原料シートに皺を生じ難い。
上記本第1の発明では前後身頃部分を構成する一連の原料シートに吸収体を重ねて製造する場合を示したが、前腹部の原料シートと後背部の原料シートに、吸収体を備えた股下部を跨らせるように重ねて製造する場合においても同様に、原料シートの切断を2段階以上に分けて行い、この前半段階と後半段階の間に吸収体(股下部)を重ねる工程を行うと良い。
即ち本第2の発明に係る使い捨ておむつの製造方法は、前腹部を構成する原料シートと後背部を構成する原料シートに、吸収体を備えた股下部を跨らせるように重ね合わせて連続的に使い捨ておむつを製造する方法において、前記後背部の原料シートにおける後背部下端縁の切断を、2段階以上に分けて行うこととし、その前半段階として、前記後背部の原料シートにおける前記股下部が重ねられる箇所毎に前記後背部下端縁を構成するスリットを入れる工程(以下、後背前半切込工程と称することがある)と、次に、前記後背部に前記股下部を重ねて取り付ける工程(以下、後背・股下重ね工程と称することがある)と、後半段階として、隣り合った前記スリットの端部を結んで脚繰り線に沿って切り込みを入れる工程(以下、後背後半切込工程と称することがある)を含むことを特徴とする。
上記後背部下端縁は、脚繰り開口縁のうちの後背部側と後背部尻部分の下端縁とを形成する箇所であるが、上述の様にこの後背部下端縁の切断を2段階以上に分けて行うこととし、後背前半切込工程において、股下部と重なる予定の箇所については切り込みを入れる一方で、重ねられない箇所の少なくとも一部を残すことで、原料シートの切除端部分(トリム)が繋がった状態となり、原料シートの幅方向両端縁の全体を把持して支えることができる。従って次の後背・股下重ね工程において原料シートに皺のない(或いは殆どない)状態で股下部を重ねて取り付けることができ、仕上がりとして良好な外観を呈する。
殊に脚繰り開口縁に沿って、脚繰用弾性部材を設けた後背部の原料シートにあっては、仮に先にトリムを切り離してしまうと、蛇行配置された脚繰用弾性部材が収縮して後背部の尻部分が捲れ上がる懸念があるが、本第2の発明の様に後背前半切込工程においては原料シートを一部繋がった状態とすることで、原料シート両端縁を把持して支えることができ、捲れたり皺がよったりすることなく平面状を保つことができる。そしてこれに股下部を重ねて取り付ければ[後背・股下重ね工程]、原料シートは捲れや皺のない(或いは殆どない)状態で固定される。その後切り残し箇所を切断すれば良く[後半切込工程]、この様にして製造された使い捨ておむつは皺がなく(或いは殆どなく)見た目が良い。
本第1,2の発明に係る使い捨ておむつの製造方法によれば、原料シートの切断線の設定に自由度があり、しかも前後身頃或いは前腹部や後背部のシートに余計な皺がない(或いは殆どない)使い捨ておむつを製造することが可能となる。
<実施形態1>
図1の(a)は本第1の発明の実施形態1に係る使い捨てパンツ型おむつの製造方法を説明する為の製造流れ図である。この製造ラインは、パンツ型おむつの左右方向にシートを搬送して製造する所謂横流し法によるものであり、原料シート77が図1(a)に示す矢印A方向に進んで、図7の右側に示す様なパンツ型おむつ70が連続的に製造されることとなる。
本実施形態1の製造方法としては、先ず前後身頃部分を構成する一連の原料シート77に対し、その脚繰り開口線のうちの吸収体73が重ねられる予定の箇所(図1(a)に、吸収体73の載置予定箇所を二点鎖線で示す)についてスリット(切り込み)51を入れる[前半切込工程]。このスリット51としては吸収体73が重ねられない箇所に少々はみ出しても良く、むしろはみ出した方が、後の後半切込工程にて脚繰り開口部分を完全に切り離すときに、その切断を上記スリット51と連続させ易くなるので好ましい。該スリット51の形成にあたっては、丁度この部分に対応する刃41を有するドラムカッター45を用いて行うと良い(図1の(b):前半切込工程で用いるドラムカッター45を示す斜視図)。
この様にして前半切込工程で脚繰り開口線の一部を切断しても、吸収体73が重ねられない箇所の殆どにおいて繋がっているから、例えば原料シート77の両縁を把持してシート幅方向(搬送方向Aと直行する方向)に張力をかけて保持する場合にも、原料シート77は引っ張り皺等を生じ難く、平面状を保つことができる。
次に、別途作製しておいた吸収体73を身頃原料シート77の肌側面に重ねて接着する[吸収体重ね工程]。このとき上述の様に身頃原料シート77は平面状態が保たれているから、皺なく吸収体73を接着でき、そして吸収体73の接着によって股下部分は皺のない状態に保持され、出来上がり製品としても良好な外観となる。
尚吸収体73としては、肌側に透液性のトップシート、表側に不透液性のバックシートを配置して、これらシート間に吸収性コアを挟んだ構造のものが挙げられ、その他後述の様に、これに更にサイドシートを両側縁長手方向に設け、立体用弾性糸条を配して該サイドシートが肌に向かって立ち上がる構成としたもの、更に両側縁長手方向に股下用弾性糸条を配置して脚繰りの股下位置のフィット性を向上させたものであっても良い。
次いで身頃原料シート77に対し、脚繰り開口線のうち前半切込工程で切り残した箇所(吸収体73が重ねられていない箇所における脚繰り開口部分の切り残し箇所)に切り込み53を入れる[後半切込工程]。この切り込み53を入れることより、先に入れたスリット51と繋がり、脚繰り開口部分の不要シート59がくり抜かれる。尚この切断操作には脚繰り開口線の切り残し箇所(切り込み53)に対応する刃43を備えたドラムカッター44を用いる(図1の(c):後半切込工程で用いるドラムカッター44を示す斜視図)。また切り込み53は上記スリット51と若干交叉する様にすることが推奨され、切り残しの無いようにする。
その後従来と同様に、ウエスト用弾性糸条を原料シート両端縁に配する等し、前身頃部72側を後身頃部71に重ねる様に折り畳み、脇線部78を接合し、続いてこの脇線部78横を切断して個々のパンツ型おむつ70に分ける。この様にして使い捨てパンツ型おむつ70が得られる。
以上の様に本実施形態1の製造方法によれば、脚繰り開口部分の切断を2段階に分け、第1段階目の切断(前半切込工程)において吸収体73の重ならない箇所の少なくとも一部を切らずに残しているので、原料シート77をシート幅方向に引っ張る様にしてしっかりと保持することができ、従って皺がより難く、出来上がり製品の外観が良好となる。また第2段階目の切断(後半切込工程)において切る箇所は、身頃原料シート77に吸収体73が重なっていない箇所であるから、厚み方向に切り通すことができ、厚みの途中まで切るといった特殊な装置を必要とせず、製造コストを抑えることができる。
しかも本製造方法によれば、図の様に股部分のシート幅Wsを吸収体73の股部分の幅Wkよりも狭くすることも可能であり、股部分に余剰シート部分のひらつきをなくし、脚通しの良い形状にすることもできる。
<実施形態2>
図2の(a)は本第2の発明の実施形態2に係る使い捨てパンツ型おむつの製造方法を説明する為の製造流れ図であり、図3はこの製造流れを側面から表した概略図である。図4はこの実施形態2で得られるパンツ型おむつ60を表す図であり、その(a)は斜視図で、(b)はこのパンツ型おむつ60の股部分を開けた状態の正面図である。実施形態2の製造ラインは、パンツ型おむつの左右方向にシートを搬送して製造する所謂横流し法によるものであり、原料シート11,12が図2(a)に示す矢印A方向に進んで、図4に示す様な腹部伸縮自在・股部開閉自在なパンツ型おむつ60が連続的に製造される。
先ずこの製造ラインにより得られる使い捨てパンツ型おむつ60の構造について説明する。
図4に示す様にこのパンツ型おむつ60は、後背部61と前腹部62が脇線部67で接合され、後背部61から延びた股下部63を前腹部62に対して着脱自在に取り付けてパンツ型とするものであり、股下部63の肌側面と前腹部62の外側面(反肌側面)の間に面ファスナー65a,65bが介装されている。また前腹部62の下腹位置Sは大きく切り欠かれており(切り欠き62a)、吸収体が内包された股下部63が直接肌に接し、その吸収性を発揮できる様になっている。前腹部62から後背部61に至って胴回り方向にウエスト位置にはウエスト用弾性糸条84、腹回り位置にはボディ用弾性糸条64が配置され、胴回りのフィット性が向上したものとなっている。更に後背部61の脚繰り開口縁には脚繰り用弾性糸条68が配置され、また股下部63の側縁部分には股下用弾性糸条69が配置され、これらにより脚繰りがフィットする様になっている。
次にこのパンツ型おむつ60の製造方法について説明する。
図2(a)に示す様に、先ず前腹部62の原料シート12として、2枚の長尺の帯状シート(内装シート82,外装シート92)の間に、ボディ用弾性糸条64及びウエスト用弾性糸条84を胴腹回り方向に伸張させた状態で挟み込んで接着したものを作製する。尚ウエスト用弾性糸条84については外装シート92の上端側を折り返して(矢印F)挟む様にする。
次にこの前腹部原料シート12における前腹部62の下端縁12aとなる箇所のうち、股下部63が重ねられる箇所にスリット(切り込み)22を入れる[前腹前半切込工程]。このスリット22は、出来上がりのおむつ60における前腹部62の切り欠き62a(切り欠き線)及びここから続く切欠横下端縁62bに相当し、丁度この部分に対応する刃14を持つドラムカッター15により形成される(図2の(b):前腹前半切込工程で用いるドラムカッター15を示す斜視図)。尚刃14の中央曲線部14aが切り欠き62aに対応し、刃14の端部14bが切欠横下端縁62bに対応する。このとき股下部63が重ねられない箇所E(図2(a)にEで示して二点鎖線で囲んだ箇所;以下、非重積箇所Eと称することがある)は切られずに残っており、脇位置部分62wはこれに連なったトリム部分16bによって支えられるから、捲れることなく平面状を保つ。尚非重積箇所Eの全てを切らずに残す必要はなく、例えば図2(a)に示す様にスリット22が非重積箇所Eに少々はみ出して良い。
他方、後背部61について後背部原料シート11として、内装シート81と外装シート91の間にボディ用弾性糸条64及びウエスト用弾性糸条84を胴腹回り方向に伸張状態で挟み込むと共に、脚繰り部分の弾性糸条68を伸張湾曲させながら挟み込み、これらを接着したものを作製する。尚上記と同様にウエスト用弾性糸条84については外装シート91の上端縁を折り返して(矢印F)挟む様にする。次に後背部原料シート11に対し、後背部下端縁11aとなる箇所のうち、股下部63が重ねられる箇所にスリット(切り込み)21を入れる[後背前半切込工程]。仮に後背部下端縁11a全体を切り離すと、脚繰用弾性糸条68の収縮力によって後背部の尻部分61hが捲れ上がる懸念があるが、股下部63が重ねられない箇所G(図2(a)にGで示して二点鎖線で囲んだ箇所;以下、非重積箇所Gと称することがある)は切られていないから、捲れることなく平面状を保つ。尚この後背部61の場合もスリット21が非重積箇所Gにはみ出して良い。この切り込み操作には、スリット21に対応する刃34備えたドラムカッター35を用いる(図2(c):後背前半切込工程で用いるドラムカッター35を示す斜視図)。
また別途、股下部63を作製する。なお股下部63は図4(b)に示す如くものであり、つまり肌側に透液性のトップシート75、表側に不透液性のバックシート76を配置して、これらシート75,76間に吸収性コア66を挟んだ構造(吸収体)となっており、更に股下部63の両側縁部分に長手方向に延びるサイドシート74が取り付けられ、このサイドシート74の中央縁付近に立体用弾性糸条(図示せず)が挟み込まれてこの弾性力によりサイドシート74が肌に向かって立ち上がる様になっている。また股下部63の側縁部分ではトップシート75とバックシート76の間に股下用弾性糸条69が挟み込まれている。そして股下部63の前腹側の端部近傍に面ファスナーの雄型係合部材65aが接着されている。
次に上記後背部原料シート11(スリット21の入ったもの)の肌面側に股下部63の背側部分を重ねて接着する[後背・股下重ね工程]。このとき尻部分61hは平面状態が保たれているから、後背部原料シート11と股下部63の位置決めが容易である。
またこの股下部63の腹側部分の肌面側に上記前腹部原料シート12(スリット22の入ったもの)を重ね、予め前腹部外装シート92の外側面に接着されていた面ファスナーの雌型係合部材65bと股下部63の雄型係合部材65aとを係合させる様にする[前腹・股下重ね工程]。このとき、脇位置部分62wは捲れることなく平面状が保持されているから、股下部63と前腹部62の位置決めが容易であり、また前腹部62の脇位置部分62wが捲れた状態で股下部63が重ねられてしまうということもない。尚予め雌型係合部材65bを前腹部外装シート92に接着しておかずに、該雌型係合部材65bを股下部63の雄型係合部材65aに係合させた状態とし、この股下部63を前腹部外装シート92に重ねた際に、雌型係合部材65bを外装シート92に接着剤で接着する様にしても良い。また前腹部外装シート92として微細なループを有する不織布を用いれば、該不織布に上記雄型係合部材65aを係合させることが可能であり、雌型係合部材65bの取り付けを省略することができる。
次いで、前腹部62の下端縁12aとなる箇所のうち前腹前半切込工程で切り残した箇所に切り込み32を入れると共に[前腹後半切込工程]、後背部61の下端縁11aとなる箇所のうち後背前半切込工程で切り残した箇所に切り込み31を入れる[後半後背切込工程]。この切り込み操作には、前腹部下端縁12aの切り残し箇所(切り込み32)に対応する刃18と、後背下端縁11aの切り残し箇所(切り込み31)に対応する刃19の両方を備えたドラムカッター25を用いる(図2(d):前腹後半切込工程及び後背後半切込工程で用いるドラムカッター25を示す斜視図)。尚切り込み32,31は上記スリット22,21と若干交叉する様にすることが推奨され、切り残しの無いようにする。
上記切り込み32を入れることによって、先に入れたスリット22と繋がり、前腹部原料シート12のトリム16が切り離され、また上記切り込み31を入れることによって、先に入れたスリット21と繋がり、後背部原料シート11のトリム17が切り離される。図3における右側はトリム16,17を回収する様子を表しており、切り離されたトリム16,17はそれぞれ連なった状態で、各々トリム回収ボックス27に回収される。尚図3中、26はカッター対向ドラム(アンビル)である。
その後、後背部原料シート11に前腹部原料シート12を重ねる様に折り畳み、脇線部67を接合し、続いてこの脇線部67横を切断して個々のパンツ型おむつ60に分ける。
この様にして腹部回り方向に伸縮可能で、前腹部の外側面(反身体側面)に股下部を着脱するタイプのパンツ型おむつ60が得られる。
以上の様に本実施形態2の製造方法によれば、後背部について、後背部下端縁11aの切断を2段階に分け、第1段階目の切断(後背前半切込工程)において非重積箇所Gの範囲の殆どを切らずに残し、即ち蛇行する後背部下端縁11aのうち脚繰りの曲線部分を繋げた状態としているので、後背部原料シート11の平面状態が保たれ、そしてこの状態で、即ち2段階目の切断(後背後半切込工程)の前に、股下部63を重ねて取り付けることとしているから、位置決めが容易であり、また後背部原料シート11が捲れたり皺がよった上に股下部63が取り付けられるということもない。
加えて前腹部62についても、第1段階目の切断(前腹前半切込工程)では非重積箇所Eの範囲の殆どにおいて切らずに残しているので、脇位置部分62wの様に両側が自由端62a1となってボディ用弾性糸条64の収縮の影響を受ける部分であっても、上記切り残し箇所によって平面状態が保持され、そしてこの状態で、即ち2段階目の切断(前腹後半切込工程)の前に、前腹部原料シート12に股下部63を重ねて取り付けることとしているから、股下部63の取り付けにあたっての位置決めが容易であり、また前腹部原料シート12が捲れた状態で股下部63に取り付けられることも生じない。
更に第2段階目の切断(前腹後半切込工程,後背後半切込工程)において切る箇所は、前腹部原料シート12や後背部原料シート11に股下部63が重なっていない箇所であるから、厚み方向に切り通すことができ、厚みの途中まで切るといった特殊な切断装置を必要とせず、製造コストを抑えることができる。
<実施形態3>
図5は本第1の発明の実施形態3に係る使い捨てパンツ型おむつの製造方法を説明する為の製造流れ図である。この製造ラインは、パンツ型おむつの上下方向にシートを搬送して製造する所謂縦流し法によるものであり、原料シートが図5に示す矢印A方向に進んで、図7の右側に示す様なパンツ型おむつ70が連続的に製造されることとなる。
上記実施形態1と同様に、本実施形態3の製造方法においても、先ず身頃原料シート77に対し、その脚繰り開口線のうちの吸収体73が重ねられる予定の箇所(図5に、吸収体73の載置予定箇所を二点鎖線で示す)について、スリット(切り込み)55を入れる[前半切込工程]。尚このスリット55は吸収体73が重ねられない箇所に少々はみ出す様にする。次に吸収体73を重ねて接着し[吸収体重ね工程]、続いて脚繰り開口線のうち前半切込工程で切り残した箇所(吸収体73が重ねられていない箇所における脚繰り開口部分の切り残し箇所)に切り込み56を入れ[後半切込工程]、脚繰り開口部分のトリム57を切除する。その後、おむつ上下の切断線58で切り離して個々のおむつとし、2つ折りにして前身頃と後身頃を重ね、脇線部を接続して使い捨てパンツ型おむつとする。
本実施形態3では、前半切込工程では脚繰り開口部分が切れ端(トリム57)として切り離されることがなく、繋がった状態であるので、原料シート77の幅方向両端縁の全体を把持して支えることができ、従って皺がより難く、良好な外観のパンツ型おむつ70を得ることができる。
尚、上記実施形態1〜3で製造される使い捨てパンツ型おむつ70,60の各材料としては、一般的な使い捨てパンツ型おむつに用いられる材料を使用でき、例えば次の如く材料が挙げられる。
外装シート92,91としては、スパンボンド不織布,メルトブロー不織布,SMS不織布(メルトブロー層の両側にスパンボンド層を配置させ、全体をヒートエンボス加工して得られる不織布)等の、通気性があって撥水性である不織布材料の他、織物や編物が挙げられる。好ましくは、目付10〜45g/m2の撥水性不織布材料である。また外装シート92を雌型係合部材として機能させる場合には、その材料として、捲縮のかかった繊維を有するスパンボンド不織布や、嵩高なエアースルー不織布を用いることが推奨される。
内装シート82,81、身頃原料シート77としては、スパンボンド不織布,メルトブロー不織布,SMS不織布等の、通気性がある不織布材料が挙げられ、特に捲縮がかかった繊維を有するスパンボンド不織布が好適である。目付量としては10〜35g/m2が好ましい。その材料としてはポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、ポリアミド等が挙げられる。また親水化(界面活性剤を塗布する、或いは親水性繊維(レーヨン、コットン等)を若干混ぜる)しても良い。親水化することにより、肌に当接した場合の感触がより良好になったり、また吸汗したりする効果が期待できる。
トップシート75としては、透液性の不織布材料が好ましく、例えば親水性繊維(セルロース,レーヨン,コットン等)を用いた不織布材料、あるいは疎水性繊維(ポリプロピレン,ポリエチレン,ポリエステル,ポリアミド等)の表面を界面活性剤により処理して透液性とした不織布材料が挙げられる。好ましくは、目付10〜35g/m2の疎水性繊維の表面を界面活性剤により処理して透液性とした不織布材料(ポイントボンド不織布,エアースルー不織布)が挙げられる。
バックシート76としては、撥水性不織布材料(スパンボンド不織布,メルトブロー不織布,SMS不織布等)やプラスチックフィルム、またその複合材料が挙げられる。尚上記プラスチックフィルムは通気性であっても非通気性であっても良いが、より好適な態様としては通気性プラスチックフィルムが望ましい。より好ましくは目付15〜50g/m2の通気性ポリエチレンフィルムである。
吸収性コア66としては、粉砕したパルプ繊維やセルロース繊維等の親水性繊維集合層に粒状の高分子吸水体を混合した吸収コアを、ティッシュペーパー等の紙シートあるいは透液性不織布シート等の被覆シートで包み、所定の形状(長方形,砂時計型,ひょうたん型等)に成形した吸収体が挙げられる。加えて、着用者が歩いたり、寝返りを打ったりしても形状を保持できる様にする目的で、親水性繊維集合体中やシートに形状保持手段(ホットメルト接着剤の塗布、合成繊維の混合)を施しても良い。また上記繊維や高分子吸水体をシート状に成形したシート状吸収体(例えばエアレイド吸収体)などを所定の形状(長方形,砂時計型等)に成形して用いても良い。
サイドシート74としては、スパンボンド不織布,メルトブロー不織布,SMS不織布等の、通気性があって撥水性である不織布材料が挙げられ、好ましくは目付10〜25g/m2の撥水性不織布材料が挙げられる。
ボディ用弾性糸条64,ウエスト用弾性糸条84,股下用弾性糸条69,脚繰用弾性糸条68,立体用弾性糸条としては、使い捨ておむつに一般的に用いられる弾性伸縮材料(ポリウレタン糸,ポリウレタンフィルム,天然ゴム等)を用いると良く、各種シートの間に伸張状態で、ホットメルト接着剤,熱接着,超音波接着等の好適な添設手段によって添設すると良い(添設手段としてはゴム系のホットメルト接着剤を用いることがより好ましい)。ボディ用弾性糸条64の場合は、繊度300〜2000デシテックスのポリウレタン糸を、倍率1.1〜4.0倍に伸張して添設するのが好ましい。ウエスト用弾性糸条84の場合は、繊度700〜2000デシテックスのポリウレタン糸を、倍率2.0〜5.0倍に伸張して添設するのが好ましい。股下用弾性糸条69,脚繰用弾性糸条68の場合は、繊度300〜1850デシテックスのポリウレタン糸を、倍率1.1〜3.0倍に伸張して添設するのが好ましい。立体用弾性糸条の場合は、繊度300〜2000デシテックスのポリウレタン糸を、倍率1.1〜4.0倍に伸張して添設するのが好ましい。
尚各材料の接合方法としては、ホットメルト接着剤による接着、超音波シール、熱接合等の方法が挙げられる。ホットメルト接着剤としては、ゴム系,ポリオレフィン系,酢酸ビニル系等のホットメルト接着剤から適宜選択すると良く、接着剤の塗布方法としては、接着剤排出ノズルを接触させつつ塗布する方法、カーテンスプレーコータによるメルトブロー法やスパイラルスプレー法等の非接触式塗工法で網状に塗布する方法、間欠的に塗布するビード塗布法等が挙げられる。脇線部78,67については、熱接合による接合が好ましい。
以上、本発明に係る使い捨ておむつの製造方法に関して、図面を参照しつつ具体的に説明したが、本発明はもとより図示例に限定される訳ではなく、前記の趣旨に適合し得る範囲で適当に変更を加えて実施することも可能であり、それらはいずれも本発明の技術的範囲に包含される。
例えば実施形態1では前半切込工程において、ドラムカッター45としてスリット51を1つのおむつ単位毎に入れる構成のものを示したが(図1参照)、これに限るものではなく、例えば図6[本第1の発明の他の実施形態に係る使い捨てパンツ型おむつの製造方法を説明する為の製造流れ図]に示す様に、隣り合うおむつの一方脚繰り開口線同士をセットとして切断する構成のドラムカッター42を用いても良い。
また上記実施形態1〜3ではパンツ型おむつを製造する方法についての例を示したが、展開型おむつを製造する場合にも本発明を適用可能である。
更に上記実施形態では、前半切込工程,後半切込工程や、後背前半切込工程,後背後半切込工程をそれぞれ1の切込操作で行うものを示したが、これら各切込工程を複数段階に分けて切り込みを入れる様にしても良い。また前腹前半切込工程,前腹後半切込工程も同様に複数段階に分けても良い。
(a)は本第1の発明の実施形態1に係る使い捨てパンツ型おむつの製造方法を説明する為の製造流れ図であり、(b)は前半切込工程で用いるドラムカッターを示す斜視図で、(c)は後半切込工程で用いるドラムカッターを示す斜視図である。 (a)は本第2の発明の実施形態2に係る使い捨てパンツ型おむつの製造方法を説明する為の製造流れ図であり、(b)は前腹前半切込工程で用いるドラムカッターを示す斜視図で、(c)は後背前半切込工程で用いるドラムカッターを示す斜視図で、(d)は前腹後半切込工程及び後背後半切込工程で用いるドラムカッターを示す斜視図である。 実施形態2の製造流れを側面から表した概略図である。 (a)は腹部伸縮自在・股部開閉自在なパンツ型おむつの一例を表す斜視図で、(b)はこのパンツ型おむつの股部分を開けた状態の正面図である。 本第1の発明の実施形態3に係る使い捨てパンツ型おむつの製造方法を説明する為の製造流れ図である。 本第1の発明の他の実施形態に係る使い捨てパンツ型おむつの製造方法を説明する為の製造流れ図である。 従来の使い捨ておむつの製造方法を説明する為の製造流れ図である。
符号の説明
11 後背部原料シート
11a 後背部下端縁
12 前腹部原料シート
12a 前腹部下端縁
14,18,19,41,43 刃
15,25,35,42,44,45 ドラムカッター
16,17,57 トリム
21,22,51,55 スリット
31,32,53,56 切り込み
61 後背部
62 前腹部
63 股下部
68 脚繰用弾性糸条
73 吸収体
77 身頃原料シート

Claims (4)

  1. 前後身頃部分を構成する一連の原料シートに吸収体を重ね合わせて連続的に使い捨ておむつを製造する方法において、
    前記原料シートにおける脚繰り開口部分の切断を、2段階以上に分けて行うこととし、
    その前半段階として、前記脚繰り開口部分のうち前記吸収体が重ねられる箇所であって脚繰り開口線に沿ったスリットを入れる工程と、
    次に、前記原料シートに前記吸収体を重ねて取り付ける工程と、
    後半段階として、前記脚繰り開口部分における切り残し箇所を切断して脚繰り開口線を結ぶ工程とを含むことを特徴とする使い捨ておむつの製造方法。
  2. 前記使い捨ておむつの左右方向に前記原料シートが搬送されて連続的に製造される請求項1に記載の使い捨ておむつの製造方法。
  3. 前記使い捨ておむつの上下方向に前記原料シートが搬送されて連続的に製造される請求項1に記載の使い捨ておむつの製造方法。
  4. 前腹部を構成する原料シートと後背部を構成する原料シートに、吸収体を備えた股下部を跨らせるように重ね合わせて連続的に使い捨ておむつを製造する方法において、
    前記後背部の原料シートにおける後背部下端縁の切断を、2段階以上に分けて行うこととし、
    その前半段階として、前記後背部の原料シートにおける前記股下部が重ねられる箇所毎に前記後背部下端縁を構成するスリットを入れる工程と、
    次に、前記後背部に前記股下部を重ねて取り付ける工程と、
    後半段階として、隣り合った前記スリットの端部を結んで脚繰り線に沿って切り込みを入れる工程を含むことを特徴とする使い捨ておむつの製造方法。
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