JP4208624B2 - 情報処理方法、コンピュータプログラム及び情報処理装置 - Google Patents

情報処理方法、コンピュータプログラム及び情報処理装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、送信要求を受付け、受付けた送信要求に応じて、半導体記憶装置などの第1記憶装置に比べてデータ読出速度の低い磁気記憶装置などの第2憶装置に記憶されている情報に基づく送信情報の作成及び送信を行う情報処理方法及びコンピュータプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
ユーザ端末からの送信要求を受付け、受付けた送信要求に応じた表示用画面を作成し、作成した表示用画面を送信要求元に送信するサーバにおいては、表示用画面の作成に使用する種々の情報をハードディスク(磁気記憶装置)から読出して、表示用画面を作成している(例えば、特許文献1参照)。ハードディスクに記憶されている情報には、大きく分けて、更新が行われる頻度の高い更新系情報と、更新が行われる頻度の低い参照系情報とが含まれており、例えば更新の少ない参照系情報をメモリ(半導体記憶装置)に書込んで読出速度を高め、表示用画面の作成処理速度の向上を図ることが行われている。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−358715号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
参照系情報をメモリに書込んだ場合、ハードディスクから読出を行う場合に比べて、アクセス速度は向上する。しかし、メモリに書込んだ参照系情報は、単に更新の頻度が低い情報であり、表示用画面の作成に必ず使用されるとは限らない。また、更新系情報は、更新の頻度が高い情報であり、新規な内容を含んでいるため、更新系情報へのアクセス頻度は高い傾向にある。参照系情報をメモリに書込んだ場合であっても、メモリに書込んだ参照系情報の使用頻度が低く、ハードディスクに記憶されている更新系情報の使用頻度が高い場合は、表示用画面の作成処理速度はあまり向上しないという問題がある。
【0005】
また、メモリに書込む参照系情報が多くなるほど、メモリに書込んだ参照系情報が使用される確率は高くなるが、メモリに書込む参照系情報の容量が大きくなった場合、メモリの空き容量が不足して、サーバの処理速度が低下したり、動作が不安定になる可能性が高まるという問題がある。
【0006】
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、メモリ(第1記憶装置)を有効に活用して表示用画面(送信情報)作成の処理速度を向上させる情報処理方法及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
【0007】
また、本発明は、作成した表示画面をハードディスク(第2記憶装置)に記憶して、表示用画面(送信情報)の作成処理速度を向上させるコンピュータプログラムを提供することを他の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
第1発明に係る情報処理方法は、通信網を介して複数の端末装置と接続可能であり、且つ、第1記憶装置と、該第1記憶装置よりもデータの読出速度が低い第2記憶装置と、前記第1記憶装置及び第2記憶装置に対するデータの読出及び書込を制御する記憶制御部とを備えたコンピュータを情報処理装置として機能させる情報処理方法であって、前記コンピュータで、時刻を計時するステップと、前記コンピュータで、各端末装置の情報を含む送信要求を前記複数の端末装置から夫々受け付けるステップと、前記コンピュータで、送信要求の受付日時を含む送信要求の履歴データを作成して前記第2記憶装置に記憶するステップと、前記コンピュータで、現日時がデータの更新が行われる運用時間帯内であるか否かを判断するステップと、前記コンピュータで、現日時が運用時間帯内でないと判断した場合、前記第2記憶装置に予め記憶してある端末装置のユーザに関する各種情報のうちの更新される頻度が高い更新系情報を読み出して前記第1記憶装置に書き込む書込ステップと、前記第1記憶装置に書き込んだ更新系情報に基づいて、送信要求に応じた送信データを作成して第2記憶装置に記憶する第1作成ステップと、前記コンピュータで、現日時が運用時間帯内であると判断した場合、前記第2記憶装置に予め記憶してある更新系情報に基づいて、送信要求に応じた送信データを作成して第2記憶装置に記憶する第2作成ステップと、前記コンピュータで、前記送信データが前記第2記憶装置に記憶してあるか否かを判断する判断ステップと、前記コンピュータで、前記送信データが前記第2記憶装置に記憶してあると判断した場合、前記送信データを前記第2記憶装置から読み出すステップと、読み出した送信データを送信要求があった端末装置へ送信するステップとを含むことを特徴とする。
【0009】
第2発明に係る情報処理方法は、前記コンピュータで、前記履歴データに基づいて現日時が所定日時以内であるか否かを判断するステップを更に含み、前記書込ステップは、現日時が所定日時以内でないと判断した場合、前記第2記憶装置に予め記憶してある端末装置のユーザに関する各種情報のうちの更新される頻度が低い参照系情報を読み出して前記第1記憶装置に書き込み、前記第1及び第2作成ステップは、前記第1記憶装置に書き込んだ参照系情報に基づいて、送信要求に応じた送信データを作成して第2記憶装置に記憶し、前記判断ステップは、現日時が所定日時以内であると判断した場合、前記送信データが前記第2記憶装置に記憶してあるか否かを判断することを特徴とする。
【0010】
第3発明に係るコンピュータプログラムは、通信網を介して複数の端末装置と接続可能であり、且つ、第1記憶装置と、該第1記憶装置よりもデータの読出速度が低い第2記憶装置と、前記第1記憶装置及び第2記憶装置に対するデータの読出及び書込を制御する記憶制御部とを備えたコンピュータに、情報処理装置として機能させるコンピュータプログラムであって、前記コンピュータに、時刻を計時させる手順と、前記コンピュータに、各端末装置の情報を含む送信要求を前記複数の端末装置から夫々受け付けさせる手順と、前記コンピュータに、送信要求の受付日時を含む送信要求の履歴データを作成して前記第2記憶装置に記憶させる手順と、前記コンピュータに、現日時がデータの更新が行われる運用時間帯内であるか否かを判断させる手順と、前記コンピュータに、現日時が運用時間帯内でないと判断した場合、前記第2記憶装置に予め記憶してある端末装置のユーザに関する各種情報のうちの更新される頻度が高い更新系情報を読み出して前記第1記憶装置に書き込ませる書込手順と、前記第1記憶装置に書き込んだ更新系情報に基づいて、送信要求に応じた送信データを作成して第2記憶装置に記憶させる第1作成手順と、前記コンピュータに、現日時が運用時間帯内であると判断した場合、前記第2記憶装置に予め記憶してある更新系情報に基づいて、送信要求に応じた送信データを作成して第2記憶装置に記憶させる第2作成手順と、前記コンピュータに、前記送信データが前記第2記憶装置に記憶してあるか否かを判断させる判断手順と、前記コンピュータに、前記送信データが前記第2記憶装置に記憶してあると判断した場合、前記送信データを前記第2記憶装置から読み出させる手順と、読み出した送信データを送信要求があった端末装置へ送信する手順とを実行させることを特徴とする。
【0011】
第4発明に係るコンピュータプログラムは、前記コンピュータに、前記履歴データに基づいて現日時が所定日時以内であるか否かを判断させる手順を更に実行させ、前記書込手順は、現日時が所定日時以内でないと判断した場合、前記第2記憶装置に予め記憶してある端末装置のユーザに関する各種情報のうちの更新される頻度が低い参照系情報を読み出して前記第1記憶装置に書き込ませ、前記第1及び第2作成手順は、前記第1記憶装置に書き込んだ参照系情報に基づいて、送信要求に応じた送信データを作成して第2記憶装置に記憶させ、前記判断手順は、現日時が所定日時以内であると判断した場合、前記送信データが前記第2記憶装置に記憶してあるか否かを判断させることを特徴とする。
【0012】
第5発明に係る情報処理装置は、通信網を介して複数の端末装置と接続可能であり、且つ、第1記憶装置と、該第1記憶装置よりもデータの読出速度が低い第2記憶装置と、前記第1記憶装置及び第2記憶装置に対するデータの読出及び書込を制御する記憶制御部とを備えた情報処理装置であって、時刻を計時する計時部と、各端末装置の情報を含む送信要求を前記複数の端末装置から夫々受け付ける入力部と、送信要求の受付日時を含む送信要求の履歴データを作成して前記第2記憶装置に記憶する履歴記憶部と、現日時がデータの更新が行われる運用時間帯内であるか否かを判断する第1判断部と、現日時が運用時間帯内でないと判断した場合、前記第2記憶装置に予め記憶してある端末装置のユーザに関する各種情報のうちの更新される頻度が高い更新系情報を読み出して前記第1記憶装置に書き込む第1記憶制御部と、前記第1記憶装置に書き込んだ更新系情報に基づいて、送信要求に応じた送信データを作成して第2記憶装置に記憶する第1作成部と、現日時が運用時間帯内であると判断した場合、前記第2記憶装置に予め記憶してある更新系情報に基づいて、送信要求に応じた送信データを作成して第2記憶装置に記憶する第2作成部と、前記送信データが前記第2記憶装置に記憶してあるか否かを判断する第2判断部と、前記送信データが前記第2記憶装置に記憶してあると判断した場合、前記送信データを前記第2記憶装置から読み出す第2記憶制御部と、読み出した送信データを送信要求があった端末装置へ送信する通信部とを備えることを特徴とする。
【0013】
第1又は第3発明においては、端末装置のユーザに関する各種情報のうちの更新される頻度が高い更新系情報を読出速度が低い第2記憶装置に予め記憶しておく。そして、データの更新が行われない非運用時間帯において、更新系情報を第2記憶装置から読み出して読出速度が高い第1記憶装置に書き込み、送信要求を受け付けた場合、第1記憶装置に書き込んだ更新系情報に基づいて送信データを作成する。一方、データの更新が行われる運用時間帯において、送信要求を受け付けた場合、第2記憶装置に予め記憶してある更新系情報に基づいて送信データを作成するようにしてある。
【0014】
第2又は第4発明においては、第1又は第3発明の内容に加えて更に、端末装置のユーザに関する各種情報のうちの更新される頻度が低い参照系情報を読出速度が低い第2記憶装置に予め記憶しておく。そして、ユーザからの送信要求の履歴データを解析し、現日時が所定時間を経過したとき、参照系情報を第2記憶装置から読み出して読出速度が高い第1記憶装置に書き込み、送信要求を受け付けた場合、第1記憶装置に書き込んだ参照系情報に基づいて送信データを作成する。一方、現日時が所定時間内であるとき、参照系情報及び更新系情報に基づいて作成した送信データを送信要求があった端末装置へ送信する。
【0015】
第5発明においては、端末装置のユーザに関する各種情報のうちの更新される頻度が高い更新系情報を読出速度が低い第2記憶装置に予め記憶しておく。そして、データの更新が行われない非運用時間帯において、更新系情報を第2記憶装置から読み出して読出速度が高い第1記憶装置に書き込み、送信要求を受け付けた場合、第1記憶装置に書き込んだ更新系情報に基づいて送信データを作成する。一方、データの更新が行われる運用時間帯において、送信要求を受け付けた場合、第2記憶装置に予め記憶してある更新系情報に基づいて送信データを作成するようにしてある。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
図1に本発明に係る情報処理装置(サーバ)の例を示す。サーバ10は、更新端末22が接続されている校内LAN(Local Area Network)20などの通信ネットワークに接続されており、更新端末22からサーバ10にアクセスすることが可能である。更新端末22は、例えば校内の総務部に設けられており、サーバ10は、例えば校内の総務部又は学外のサービス会社などに設けられている。
【0017】
また、校内LAN20はインターネット30などの通信ネットワークに接続されており、インターネット30に接続されたユーザ端末32からサーバ10にアクセスすることが可能である。ユーザ端末32は、学生が使用する端末装置であり、インターネット30に接続可能なコンピュータ又は携帯電話などの任意の通信装置を使用することが可能である。
【0018】
サーバ10は、CPU(Central Processing Unit)11と、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等のRAM(第1記憶装置)12と、ハードディスクドライブ(第2記憶装置、以下ハードディスクと略す)13と、フレキシブルディスクドライブ又はCD−ROMドライブ等の外部記憶部14と、キーボード又はマウス等の入力部15と、表示装置又はプリンタ等の出力部16と、校内LAN20などの通信ネットワーク及び校内LAN20を介したインターネット30などの通信ネットワークとの通信制御を行う通信部17とを備える。
【0019】
CPU11は、上述した各部12〜17の制御を行う。また、CPU11は、入力部15又は通信部17から受付けたプログラム又はデータ、あるいはハードディスク13又は外部記憶部14から読出したプログラム又はデータ等をRAM12に記憶し、RAM12に記憶したプログラムの実行又はデータの演算等の各種処理を行い、各種処理結果又は各種処理に用いる一時的なデータをRAM12に記憶する。RAM12に記憶した演算結果等のデータは、CPU11の制御により、ハードディスク13に記憶されたり、出力部16又は通信部17から出力される。
【0020】
サーバ10は、通信部17でユーザ端末(要求元)32から送信要求を受付け、CPU11により、受付けた送信要求に応じて、ハードディスク13に記憶されている情報に基づいた表示用画面(送信情報)を作成し、作成した表示用画面を通信部17から前記ユーザ端末32に送信する。また、サーバ10は、更新端末22から送信された、ハードディスク13に記憶されている情報の更新指示及び更新データを通信部17で受付け、CPU11の制御により、受付けた更新指示及び更新データに応じて、ハードディスク13に記憶されている情報を更新する。
【0021】
ハードディスク13には、本システムを利用する利用者(主に学生)に関する利用者情報、学生が履修する科目に関する履修情報、学校側から学生への伝言に関する伝言情報、各科目に関する科目情報、休講に関する休講情報、学生に対する講義毎の連絡事項に関する講義連絡情報、校内の行事に関する行事情報、及び、利用者の認証に使用する認証情報などが記憶されている。
【0022】
図2(a)に利用者情報の例を、図2(b)に履修情報の例を、図2(c)に伝言情報の例を夫々示す。利用者情報は、各利用者に固有の利用者No(利用者番号)、所定期間内(例えば1週間以内)に本システムを利用した(“1”)か否か(“Null”)を示す利用状況フラグ、前回利用時の利用開始日時及び利用終了日時などを含む。利用者情報は、サーバ10が受付けた送信要求の履歴データとして機能する。
【0023】
履修情報は、利用者No、利用者が履修している科目を識別する科目コードを含む。多くの場合、1人の利用者(学生)は複数科目を履修している。伝言情報は、利用者No、及び、利用者宛の伝言データを識別する伝言コードなどを含む。例えば、伝言をHTML形式でハードディスク13に記憶し、HTML内の各伝言欄に張られたリンクアドレスを伝言コードに対応させることが可能である。
【0024】
図3(a)に科目情報の例を、図3(b)に休講情報の例を、図3(c)に講義連絡情報の例を、図3(d)に行事情報の例を夫々示す。科目情報は、各科目に固有の科目コード、科目名、科目の講義が行われる曜日及び時限などを含む。休講情報は、科目コード及び休講日などを含む。講義連絡情報は、科目コード、連絡日、及び、各連絡内容を識別する連絡内容コードなどを含む。例えば、各連絡内容のテキストデータをハードディスク13に記憶し、各テキストデータのアドレス(ディレクトリ及びファイル名)を連絡内容コードに対応させることが可能である。
【0025】
行事情報は、各行事を識別する行事コード、閲覧を許可するレベルを示す公開レベル、行事を行う年月日、及び、各行事内容を識別する行事内容コードなどを含む。例えば、公開レベルとして、工学部のみ、教員のみ、又は、3年生のみなどを指定することが可能である。また、例えば、各行事内容のHTMLページをハードディスク13に記憶し、各HTMLページのアドレス(URL)を行事内容コードに対応させることが可能である。
【0026】
上述した各種情報のうち、図2(a)〜(c)に示した利用者情報、履修情報及び伝言情報は、主に利用者(学生)に関する情報である。以下、利用者情報、履修情報及び伝言情報をまとめて個人系情報と呼ぶ。また、図3(a)〜(d)に示した科目情報、休講情報、講義連絡情報及び行事情報は、主に学校に関する情報であり、複数の学生(利用者)に共通の情報である。以下、科目情報、休講情報、講義連絡情報及び行事情報をまとめて共通系情報と呼ぶ。
【0027】
また、上述した各種情報のうち、履修情報及び科目情報は、例えば1年又は半年単位で更新されることが多く、通常は読出だけが行われる可能性が高い。以下、履修情報及び科目情報をまとめて参照系情報と呼ぶ。また、履修情報及び科目情報(参照系情報)以外の利用者情報、伝言情報、休講情報、講義連絡情報及び行事情報は、日々更新される可能性が高い。以下、利用者情報、伝言情報、休講情報、講義連絡情報及び行事情報をまとめて更新系情報と呼ぶ。
【0028】
ハードディスク13には、上述した更新系情報の更新が行われる運用時間帯に関する運用時間情報が記憶されている。本説明では、例えば学内の総務部のオペレータが運用時間帯に更新端末22を操作して、ハードディスク13に記憶されている各種情報(主に更新系情報)を更新しているものとする。この場合、更新は運用時間帯(例えば朝8時〜夜9時)に行われ、非運用時間帯(例えば夜9時〜朝8時)に更新は行われない。
【0029】
上述した各種情報は、通信部17で更新端末22から受付けたり、入力部15で受付けたり、外部記憶部14でCD−ROMなどの記録媒体から受付け、CPU11の制御でハードディスク13に記憶することが可能である。通信部17、入力部15又は外部記憶部14は、運用時間帯に関する情報を受付ける手段として動作する。
【0030】
CPU11は、時刻を計時する手段(時計手段)、受付けた送信要求の履歴データを作成(利用者情報を更新)する手段として動作する。また、CPU11は、作成した履歴データに基づいて、現時刻を基準にして所定日時以内に受付けた送信要求の要求元(利用者)を抽出する手段、抽出した利用者と関連のある個人系情報(関連情報)をハードディスク13から読出してRAM12に書込む手段として動作する。CPU11は、抽出した利用者から送信要求を受付けた場合、RAM12へ書込んだ(記憶した)個人系情報に基づく表示用画面(送信情報)を作成する手段として動作する。
【0031】
また、CPU11は、現時刻が運用時間帯に含まれるか否かを判定する手段、及び、現時刻が運用時間帯に含まれないと判定した場合、ハードディスク13に記憶されている更新系情報(更新情報)をRAM12に書込む手段として動作する。CPU11は、送信要求を運用時間帯に含まれない時刻(非運用時間帯)に受付けた場合、RAM12へ書込んだ(記憶した)更新系情報に基づく表示用画像(送信情報)を作成する手段として動作する。
【0032】
CPU11は、作成した表示用画像(送信情報)をハードディスク13に記憶する手段として動作する。また、CPU11は、受付けた送信要求に応じて送信すべき表示用画面がハードディスク13に記憶されているか否かを判定する手段、及び、送信すべき表示用画面がハードディスク13に記憶されていると判定した場合、前記送信すべき表示用画面をハードディスク13から読出して送信する手段として動作する。
【0033】
CD−ROM等の記録媒体19に記録されたコンピュータプログラムを外部記憶部14で読出してハードディスク13又はRAM12に記憶してCPU11に実行させることにより、CPU11を上述した各手段として動作させることが可能である。また、通信部17で他の装置からコンピュータプログラムを受付けてハードディスク13又はRAM12に記憶することも可能である。
【0034】
次に、本発明に係るサーバを用いたメモリ管理について説明する。CPU11は、ハードディスク13に記憶されている各種情報の中から主に参照系情報をRAM12に読出す。CPU11は、各利用者の利用状況(利用者情報)に基づいて、各利用者に関係する参照系情報をハードディスク13から読出してRAM12へ書込む(以下、RAM12に読出すと表現する)。
【0035】
図4に、参照系情報のRAM12への読出手順の例を示す。CPU11により、利用者情報内のある利用者に関するレコードをハードディスク13から読出し、現在日時と前記読出したレコードの利用開始日時とを比較し、1週間以上利用していないか否かを判定する。1週間以上利用していないと判定した場合(S10:YES)、CPU11により、ハードディスク13に記憶されている前記読出したレコードの利用状況フラグを“Null”に更新する(S12)。
【0036】
1週間以上利用していないと判定されなかった場合(S10:NO)、CPU11により、前記読出したレコードの利用状況フラグが“1”であるか確認する。利用状況フラグが“1”である場合(S14:YES)、CPU11の制御により、前記ある利用者に関する参照系情報及び個人系情報の両方に属する情報をハードディスク13からRAM(メモリ)12に読出す(S16)。例えば、前記ある利用者の履修情報がRAM12に読出される。
【0037】
利用状況フラグを“Null”に更新した場合(S12)、利用状況フラグが“1”でない場合(S14:NO)、又は、前記ある利用者に関する情報をRAM12に読出した場合(S16)、CPU11により、利用者情報に基づいて他の利用者の有無を判定し、他の利用者がある場合(S17:YES)、同様の処理(S10〜S16)を行う。他の利用者がない場合(S17:NO)、CPU11の制御により、参照系情報及び共通系情報の両方に属する情報をハードディスク13からRAM12に読出す(S18)。例えば、科目情報がRAM12に読出される。
【0038】
以上の処理により、例えば1週間以内に利用を行った利用者に関係する参照系情報及び個人系情報の両方に属する情報と、参照系情報及び共通系情報の両方に属する情報とが、ハードディスク13からRAM12に読出される。
【0039】
また、本説明においては、ハードディスク13に記憶されている各種情報(主に更新系情報)の更新は、運用時間帯に行われ、運用時間帯以外(非運用時間帯)には前記各種情報の更新は行われない。CPU11は、現時刻が、更新の行われる運用時間帯であるか更新の行われない非運用時間帯であるかに応じて、更新系情報のRAM12への読出を行う。
【0040】
図5に、更新系情報のRAM12への読出手順の例を示す。CPU11により、運用時間帯(運用時間情報)をハードディスク13から読出し、現時刻と前記読出した運用時間帯とを比較し、現時刻が運用時間帯であるか非運用時間帯であるかを判定する。運用時間帯から非運用時間帯に切換った場合(S20:YES)、CPU11の制御により、更新系情報及び共通系情報の両方に属する情報をハードディスク13からRAM12に読出す(S22)。例えば、休講情報、講義連絡情報及び行事情報がRAM12に読出される。その後、非運用時間帯から運用時間帯に切換った場合(S24:YES)、CPU11の制御により、前記読出した情報をRAM12からクリアする(S26)。
【0041】
以上の処理により、更新の行われない非運用時間帯においては、更新系情報及び共通系情報の両方に属する情報が、ハードディスク13からRAM12に読出される。
【0042】
また、サーバ10は、通信部17がユーザ端末32からアクセス(送信要求)を受付けた場合、ハードディスク13に記憶されている認証情報に基づいて利用者(利用者No)を特定すると共に、利用者情報を更新(送信要求の履歴データを作成)し、前記ユーザ端末32から要求された表示用画面を作成し、通信部17から前記ユーザ端末32に返信する。以下、前記利用者Noを特定した利用者をアクセス利用者と呼ぶ。
【0043】
図6に表示用画面の作成手順の例を示す。CPU11は、利用者情報のアクセス利用者に対応するレコードの利用開始日時を読出して、当日の利用があるか否かを確認する。当日の利用が無い場合(S30:NO)は、CPU11により、前記読出したレコードの利用回数をリセット(0に更新)する(S32)。また、CPU11により、前記読出したレコードの利用状況フラグを読出して、利用状況フラグが“1”であるか否かを判定する。利用状況フラグが“1”でない場合(S36:NO)、CPU11により、前記読出したレコードの利用状況フラグを“1”に更新すると共に、前記読出したレコードの利用開始日時を現日時に更新する(S38)。
【0044】
また、当日の利用がある場合(S30:YES)は、CPU11により、利用者情報のアクセス利用者に対応するレコードの利用最終日時を読出して、利用終了日時から所定時間内(例えば3時間以内)であるか判定する。利用終了日時から所定時間以内でない場合(S34:NO)、又は、利用状況フラグが“1”である場合(S36:YES)、CPU11により、前記読出したレコードの利用開始日時を現日時に更新し(S40)、運用時間情報に基づいて、現日時が運用時間帯であるか否かを判定する。
【0045】
現日時が運用時間帯である場合(S42:YES)、又は、利用状況フラグを“1”に更新すると共に利用開始日時を更新した場合(S38)、CPU11により、アクセス利用者に関係する更新系情報をハードディスク13から読出し(S44)、また、アクセス利用者に関係する参照系情報をRAM12(又はハードディスク13)から読出し(S46)、表示用画面を作成し、ハードディスク13に記憶する(S50)。
【0046】
また、現日時が運用時間帯でない場合(S42:NO)、CPU11により、アクセス利用者に関係する各種情報(更新系情報及び参照系情報)をRAM12(又はハードディスク13)から読出し(S48)、表示用画面を作成し、ハードディスク13に記憶する(S50)。ここで、参照系情報をRAM12から読出す場合(S46)、又は、各種情報をRAM12から読出す場合(S48)、RAM12に記憶されていない情報に関しては、ハードディスク13から読出を行う。
【0047】
また、利用終了日時から所定時間以内である場合(S34:YES)は、CPU11により、作成すべき表示用画面がハードディスク13に記憶されているか否か確認し、記憶されている場合(S51:YES)は、ハードディスク13に記憶されている作成済みの表示用画面を読出す(S52)。記憶されていない場合(S51:NO)は、S42からの処理を行う。CPU11により、作成した(S50)表示用画面又は読出した(S52)表示用画面を、通信部17からアクセス利用者が使用するユーザ端末32に送信し(S54)、前記読出したレコードの利用終了日時を現日時に更新すると共に、前記読出したレコードの利用回数に1を加算する(S56)。
【0048】
上述した実施の形態においては、学校内の情報処理システムを例にして説明したが、本発明は、任意の情報処理システムに適用することが可能である。
【0049】
(付記1) 時計手段、第1記憶装置、該第1記憶装置よりもデータ読出速度が低い第2記憶装置、及び、第1記憶装置及び第2記憶装置に対するデータの読出及び書込を制御する記憶制御部を備えた情報処理装置で、送信要求を複数の要求元から受付け、前記第2記憶装置に記憶してあり、送信元と関連のある関連情報に基づいて、前記受付けた送信要求に応じた送信情報の作成及び送信を行う情報処理方法において、
受付けた送信要求の履歴データを前記情報処理装置で作成するステップと、
作成した履歴データに基づいて、前記時計手段の計時時刻を基準にして所定時間内に受付けた送信要求の要求元を前記情報処理装置で抽出するステップと、
抽出した要求元と関連のある関連情報を、前記記憶制御部で前記第2記憶装置から読出して前記第1記憶装置へ書込むステップと
を有し、前記抽出した要求元から送信要求を受付けた場合、前記情報処理装置は、前記第1記憶装置へ書込んだ関連情報に基づく送信情報の作成を行うことを特徴とする情報処理方法。
(付記2) 時計手段、第1記憶装置、該第1記憶装置よりもデータ読出速度が低い第2記憶装置、及び、第1記憶装置及び第2記憶装置に対するデータの読出及び書込を制御する記憶制御部を備えた情報処理装置で、送信要求を受付け、前記第2記憶装置に記憶してあり、所定時間帯に更新が行われる更新情報に基づいて、前記受付けた送信要求に応じた送信情報の作成及び送信を行う情報処理方法において、
前記所定時間帯に関する情報を前記情報処理装置で受付けるステップと、
前記時計手段の計時時刻が前記受付けた所定時間帯に含まれるか否かを前記情報処理装置で判定するステップと、
前記時計手段の計時時刻が前記所定時間帯に含まれないと判定した場合、前記第2記憶装置に記憶されている更新情報を、前記記憶制御部で読出して前記第1記憶装置へ書込むステップと
を有し、送信要求を前記所定時間帯に含まれない時刻に受付けた場合、前記情報処理装置は、前記第1記憶装置へ書込んだ更新情報に基づく送信情報の作成を行うことを特徴とする情報処理方法。
(付記3) 時計手段、第1記憶装置及び該第1記憶装置よりもデータ読出速度が低い第2記憶装置を備え、送信要求を複数の要求元から受付け、前記第2記憶装置に記憶してあり、送信元と関連のある関連情報に基づいて、前記受付けた送信要求に応じた送信情報の作成及び送信を行う情報処理装置において、
受付けた送信要求の履歴データを作成する作成手段と、
該作成手段が作成した履歴データに基づいて、前記時計手段の計時時刻を基準にして所定時間内に受付けた送信要求の要求元を抽出する抽出手段と、
該抽出手段が抽出した要求元と関連のある関連情報を、前記第2記憶装置から読出して前記第1記憶装置へ書込む記憶制御手段と
を備え、抽出手段が抽出した要求元から送信要求を受付けた場合、前記第1記憶装置へ書込んだ関連情報に基づく送信情報の作成を行うように構成されていることを特徴とする情報処理装置。
(付記4) 時計手段、第1記憶装置及び該第1記憶装置よりもデータ読出速度が低い第2記憶装置を備え、送信要求を受付け、前記第2記憶装置に記憶してあり、所定時間帯に更新が行われる更新情報に基づいて、前記受付けた送信要求に応じた送信情報の作成及び送信を行う情報処理装置において、
前記所定時間帯に関する情報を受付ける受付手段と、
前記時計手段の計時時刻が前記受付手段で受付けた所定時間帯に含まれるか否かを判定する判定手段と、
該判定手段が前記時計手段の計時時刻は前記所定時間帯に含まれないと判定した場合、前記第2記憶装置に記憶されている更新情報を読出して前記第1記憶装置へ書込む記憶制御手段と
を備え、送信要求を前記所定時間帯に含まれない時刻に受付けた場合、前記第1記憶装置へ書込んだ更新情報に基づく送信情報の作成を行うように構成されていることを特徴とする情報処理装置。
(付記5) 第1記憶装置及び該第1記憶装置よりもデータ読出速度が低い第2記憶装置を備えたコンピュータに、送信要求を複数の要求元から受付けさせ、前記第2記憶装置に記憶してあり、送信元と関連のある関連情報に基づいて、前記受付けた送信要求に応じた送信情報を作成させ、作成した送信情報を送信させるコンピュータプログラムにおいて、
コンピュータに、受付けた送信要求の履歴データを作成させる手順と、
コンピュータに、作成した履歴データに基づいて、現時刻を基準にして所定時間内に受付けた送信要求の要求元を抽出させる手順と、
コンピュータに、抽出した要求元と関連のある関連情報を、前記第2記憶装置から読出して前記第1記憶装置へ書込ませる手順と、
コンピュータに、前記抽出した要求元から送信要求を受付けた場合、前記第1記憶装置へ書込んだ関連情報に基づく送信情報を作成させる手順と
を含むことを特徴とするコンピュータプログラム。
(付記6) 第1記憶装置及び該第1記憶装置よりもデータ読出速度が低い第2記憶装置を備えたコンピュータに、送信要求を受付けさせ、前記第2記憶装置に記憶してあり、所定時間帯に更新が行われる更新情報に基づいて、前記受付けた送信要求に応じた送信情報を作成させ、作成した送信情報を送信させるコンピュータプログラムにおいて、
コンピュータに、前記所定時間帯に関する情報を受付けさせる手順と、
コンピュータに、現時刻が前記受付けた所定時間帯に含まれるか否かを判定させる手順と、
コンピュータに、現時刻が前記所定時間帯に含まれないと判定した場合、前記第2記憶装置に記憶されている更新情報を読出して前記第1記憶装置へ書込ませる手順と、
コンピュータに、送信要求を前記所定時間帯に含まれない時刻に受付けた場合、前記第1記憶装置へ書込んだ更新情報に基づく送信情報を作成させる手順と
を含むことを特徴とするコンピュータプログラム。
(付記7) コンピュータに、作成した送信情報を前記第2記憶装置に記憶させる手順と、
コンピュータに、受付けた送信要求に応じて送信すべき送信情報が、前記第2記憶装置に記憶されているか否かを判定させる手順と、
コンピュータに、送信すべき送信情報が前記第2記憶装置に記憶されていると判定した場合、前記送信すべき送信情報を前記第2記憶装置から読出して送信させる手順と
を含むことを特徴とする付記5又は6記載のコンピュータプログラム。
【0050】
【発明の効果】
第1又は第3発明によれば、従来に比べて第1記憶装置の使用容量を減少させることが可能である。また、第1記憶装置を有効に活用して送信情報の処理速度を向上させることが可能である。
【0051】
第2又は第4発明によれば、所定日時以内でない場合、送信情報の作成に使用する各種情報を、第2記憶装置よりもデータ読出速度が高い第1記憶装置に書込んでおくことにより、送信情報の作成処理速度を向上させることが可能である。第1記憶装置を有効に活用して表示画面作成の処理速度を向上させることが可能である。
【0052】
第5発明によれば、従来に比べて第1記憶装置の使用容量を減少させることが可能である。また、第1記憶装置を有効に活用して送信情報の処理速度を向上させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報処理装置(サーバ)の例を示すブロック図である。
【図2】(a)は利用者情報の例を、(b)は履修情報の例を、(c)は伝言情報の例を示す図である。
【図3】(a)は科目情報の例を、(b)は休講情報の例を、(c)は講義連絡情報の例を、(d)は行事情報の例を示す図である。
【図4】参照系情報のRAMへの読出手順の例を示すフローチャートである。
【図5】更新系情報のRAMへの読出手順の例を示すフローチャートである。
【図6】表示用画面の作成手順の例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 サーバ(情報処理装置)
11 CPU
12 RAM(第1記憶装置)
13 ハードディスク(第2記憶装置)
14 外部記憶部
15 入力部
16 出力部
19 記録媒体
20 校内LAN
22 更新端末
30 インターネット
32 ユーザ端末

Claims (5)

  1. 通信網を介して複数の端末装置と接続可能であり、且つ、第1記憶装置と、該第1記憶装置よりもデータの読出速度が低い第2記憶装置と、前記第1記憶装置及び第2記憶装置に対するデータの読出及び書込を制御する記憶制御部とを備えたコンピュータを情報処理装置として機能させる情報処理方法であって、
    前記コンピュータで、時刻を計時するステップと、
    前記コンピュータで、各端末装置の情報を含む送信要求を前記複数の端末装置から夫々受け付けるステップと、
    前記コンピュータで、送信要求の受付日時を含む送信要求の履歴データを作成して前記第2記憶装置に記憶するステップと、
    前記コンピュータで、現日時がデータの更新が行われる運用時間帯内であるか否かを判断するステップと、
    前記コンピュータで、現日時が運用時間帯内でないと判断した場合、前記第2記憶装置に予め記憶してある端末装置のユーザに関する各種情報のうちの更新される頻度が高い更新系情報を読み出して前記第1記憶装置に書き込む書込ステップと、
    前記第1記憶装置に書き込んだ更新系情報に基づいて、送信要求に応じた送信データを作成して第2記憶装置に記憶する第1作成ステップと、
    前記コンピュータで、現日時が運用時間帯内であると判断した場合、前記第2記憶装置に予め記憶してある更新系情報に基づいて、送信要求に応じた送信データを作成して第2記憶装置に記憶する第2作成ステップと、
    前記コンピュータで、前記送信データが前記第2記憶装置に記憶してあるか否かを判断する判断ステップと、
    前記コンピュータで、前記送信データが前記第2記憶装置に記憶してあると判断した場合、前記送信データを前記第2記憶装置から読み出すステップと、
    読み出した送信データを送信要求があった端末装置へ送信するステップと
    を含む情報処理方法。
  2. 前記コンピュータで、前記履歴データに基づいて現日時が所定日時以内であるか否かを判断するステップを更に含み、
    前記書込ステップは、現日時が所定日時以内でないと判断した場合、前記第2記憶装置に予め記憶してある端末装置のユーザに関する各種情報のうちの更新される頻度が低い参照系情報を読み出して前記第1記憶装置に書き込み、
    前記第1及び第2作成ステップは、前記第1記憶装置に書き込んだ参照系情報に基づいて、送信要求に応じた送信データを作成して第2記憶装置に記憶し、
    前記判断ステップは、現日時が所定日時以内であると判断した場合、前記送信データが前記第2記憶装置に記憶してあるか否かを判断する請求項1に記載の情報処理方法。
  3. 通信網を介して複数の端末装置と接続可能であり、且つ、第1記憶装置と、該第1記憶装置よりもデータの読出速度が低い第2記憶装置と、前記第1記憶装置及び第2記憶装置に対するデータの読出及び書込を制御する記憶制御部とを備えたコンピュータに、情報処理装置として機能させるコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータに、時刻を計時させる手順と、
    前記コンピュータに、各端末装置の情報を含む送信要求を前記複数の端末装置から夫々受け付けさせる手順と、
    前記コンピュータに、送信要求の受付日時を含む送信要求の履歴データを作成して前記第2記憶装置に記憶させる手順と、
    前記コンピュータに、現日時がデータの更新が行われる運用時間帯内であるか否かを判断させる手順と、
    前記コンピュータに、現日時が運用時間帯内でないと判断した場合、前記第2記憶装置に予め記憶してある端末装置のユーザに関する各種情報のうちの更新される頻度が高い更新系情報を読み出して前記第1記憶装置に書き込ませる書込手順と、
    前記第1記憶装置に書き込んだ更新系情報に基づいて、送信要求に応じた送信データを 作成して第2記憶装置に記憶させる第1作成手順と、
    前記コンピュータに、現日時が運用時間帯内であると判断した場合、前記第2記憶装置に予め記憶してある更新系情報に基づいて、送信要求に応じた送信データを作成して第2記憶装置に記憶させる第2作成手順と、
    前記コンピュータに、前記送信データが前記第2記憶装置に記憶してあるか否かを判断させる判断手順と、
    前記コンピュータに、前記送信データが前記第2記憶装置に記憶してあると判断した場合、前記送信データを前記第2記憶装置から読み出させる手順と、
    読み出した送信データを送信要求があった端末装置へ送信する手順と
    を実行させるコンピュータプログラム。
  4. 前記コンピュータに、前記履歴データに基づいて現日時が所定日時以内であるか否かを判断させる手順を更に実行させ、
    前記書込手順は、現日時が所定日時以内でないと判断した場合、前記第2記憶装置に予め記憶してある端末装置のユーザに関する各種情報のうちの更新される頻度が低い参照系情報を読み出して前記第1記憶装置に書き込ませ、
    前記第1及び第2作成手順は、前記第1記憶装置に書き込んだ参照系情報に基づいて、送信要求に応じた送信データを作成して第2記憶装置に記憶させ、
    前記判断手順は、現日時が所定日時以内であると判断した場合、前記送信データが前記第2記憶装置に記憶してあるか否かを判断させる請求項3に記載のコンピュータプログラム。
  5. 通信網を介して複数の端末装置と接続可能であり、且つ、第1記憶装置と、該第1記憶装置よりもデータの読出速度が低い第2記憶装置と、前記第1記憶装置及び第2記憶装置に対するデータの読出及び書込を制御する記憶制御部とを備えた情報処理装置であって、
    時刻を計時する計時部と、
    各端末装置の情報を含む送信要求を前記複数の端末装置から夫々受け付ける入力部と、
    送信要求の受付日時を含む送信要求の履歴データを作成して前記第2記憶装置に記憶する履歴記憶部と、
    現日時がデータの更新が行われる運用時間帯内であるか否かを判断する第1判断部と、
    現日時が運用時間帯内でないと判断した場合、前記第2記憶装置に予め記憶してある端末装置のユーザに関する各種情報のうちの更新される頻度が高い更新系情報を読み出して前記第1記憶装置に書き込む第1記憶制御部と、
    前記第1記憶装置に書き込んだ更新系情報に基づいて、送信要求に応じた送信データを作成して第2記憶装置に記憶する第1作成部と、
    現日時が運用時間帯内であると判断した場合、前記第2記憶装置に予め記憶してある更新系情報に基づいて、送信要求に応じた送信データを作成して第2記憶装置に記憶する第2作成部と、
    前記送信データが前記第2記憶装置に記憶してあるか否かを判断する第2判断部と、
    前記送信データが前記第2記憶装置に記憶してあると判断した場合、前記送信データを前記第2記憶装置から読み出す第2記憶制御部と、
    読み出した送信データを送信要求があった端末装置へ送信する通信部と
    を備える情報処理装置
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