JP4207759B2 - 標識灯システム - Google Patents

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Description

本発明は、空港などに用いられる標識灯システムに関する。
空港などに用いられる標識灯は、その複数が交流定電流電源の出力端に直列接続されることにより付勢される。また、標識灯は、周囲の明るさが変化しても標識の見え方を良好に維持するために、周囲の明るさに応じて交流定電流電源の出力電流を切り換えることによって標識灯が所定の光度比率で作動するように制御される。例えば、交流定電流電源に出力電流の切換タップを配設して、光度比率を100%、25%、5%、1%および0.2%の5段階の中から所望により選択できるように構成されている。
また、現行の空港などに用いられる標識灯は、光源にハロゲン電球などの白熱電球を用いている。白熱電球は、タングステンフィラメントを通電加熱した際に発光するので、その電流−光度特性が後述する図9に示すようになる。
一方、この種の標識灯において、ハロゲン電球などの光源に代えて発光ダイオードを用いることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。発光ダイオードを光源に変更すれば、省エネルギーになるとともに、寿命が著しく長くなるので、環境にやさしくなるばかりか、メンテナンス費用を大幅に節約することができる。
そこで、標識灯の光源を発光ダイオードに変更する場合、現行の空港に既に設備されている交流定電流電源をそのままして標識灯のみを発光ダイオードを光源とするものに変更できれば最も少ない変更で済む。また、一つの交流定電流電源に対して、多数の標識灯が接続される中で、一部の標識灯はハロゲン電球を光源とするものを使用し、残余の標識灯を発光ダイオードを光源とするものとする場合もあり得る。
ところが、ハロゲン電球と発光ダイオードとでは、図9に示すように、同一光度であっても、所要の電流が異なる。図9は、ハロゲン電球および発光ダイオードの電流−光度特性を示すグラフである。図において、横軸は比電流(%)を、縦軸は比光度(%)を、それぞれ示す。曲線Aはハロゲン電球の特性曲線、曲線Bは発光ダイオードの特性曲線をそれぞれ示す。図から理解できるように、ハロゲン電球は電流と光度との関係すなわち電流−光度特性が指数関数的曲線になる。これに対して、発光ダイオードは電流−光度特性がほぼ直線すなわち正比例の関係になる。
また、交流定電流電源における切換タップは、その出力電流がハロゲン電球を備えた標識灯を付勢した際に所定の光度が得られるように設定されていて、例えば表1の中欄に示すとおりである。これに対して、発光ダイオードの場合には、同一光度を得るために必要な電流は、図9に示す電流−光度特性から計算すると、表1の右欄に示すとおりである。
(表1)
交流定電流電源 ハロゲン電球(電流) 発光ダイオード(電流)
タップ5(光度100%) 100.0%(6.6A) 100%(350mA)
タップ4(光度 25%) 78.9% 25%
タップ3(光度 5%) 62.1% 5%
タップ2(光度 1%) 51.5% 1%
タップ1(光度 0.2%) 42.4% 0.2%

ハロゲン電球と発光ダイオードとでは、同一光度であっても、所要の電流が異なることが表1から良く理解できる。このため、上述のような交流定電流電源に対して発光ダイオードを光源とする標識灯を接続しても、タップ1〜4の位置では所定の光度比率の標識光が得られないということになる。
そこで、上記の問題を解決するために、交流定電流電源の出力電流を検出する電流検出手段を配設するとともに、その検出出力に応じて発光ダイオードの発光が所定の光度比率になるように標識灯を制御する点灯制御手段を配設した標識灯システムが本出願人により提案されている(例えば、特許文献2参照)。すなわち、特許文献2においてば、点灯制御手段を配設していることにより、発光ダイオードの電流−光度特性と異なる電流−光度特性に対応した電流切り換えが行われる交流定電流電源であっても、所定の光度比率で標識灯の光度切り換えを行えることができる。
ところで、標識灯を直列点灯する場合、交流定電流電源から延在する幹線線路の高電圧から標識灯側を導電的に分離するために、絶縁トランスを介して負荷を接続するように構成されている。そして、絶縁トランスの2次側から交流定電流電源の出力電流を電流検出手段で検出し、電流検出手段の検出出力に応じて点灯制御手段により発光ダイオードの発光が所定の光度比率になるように標識灯を制御するようにしている。この場合、点灯制御手段は、標識灯に供給される入力電流をパルス幅変調して、発光ダイオードの発光が所定の光度比率になるように標識灯を制御する。また、交流定電流電源を使用して標識灯の発光ダイオードを点灯させるには、発光ダイオードにとっては定電圧の方が都合がよいので、定電流源を定電圧源に変換して発光ダイオードに印加するようにしている。
特表平11−514136号(特許請求の範囲、Fig.1) 特開2002−49992号(第5頁、図2)
しかし、絶縁トランスの1次側が交流定電流電源であり2次側から発光ダイオードに印加する電圧源を取り出すようにしているので、負荷の変動により2次電圧が変動する。すなわち、標識灯は気候条件等により発光光度の切り換えを行うので、発光ダイオードの発光による負荷の変動があり、その負荷の変動に伴い2次電圧が変動する。この負荷の変動があると、負荷変動の度に定電圧化のための素子に負担がかかり信頼性が劣ることになる。
また、特許文献2のものでは発光ダイオードの点灯制御をパルス幅制御回路によりパルス幅変調で行っているのでデジタル回路となることから、部品点数が多くなり回路基板が大きくなる。また、マイコン回路でパルス幅制御回路を構成することになるので、コストが高くなってしまう。
本発明の目的は、標識灯の発光光度の切換時に発生する交流定電流電源の変化による絶縁トランスの2次電圧の変動を抑制するとともに点灯制御回路を簡素化できる標識灯システムを提供することである。
請求項1の発明の標識灯システムは、所定の光度比率にしたがって出力電流を切り換える電流切換手段を備えた交流定電流電源と;発光ダイオードを光源として構成され、前記交流定電流電源の出力に対して直列接続される標識灯と;前記交流定電流電源および前記標識灯の間に介在する絶縁トランスと;前記交流定電流電源の出力電流を検出する電流検出手段と;前記電流検出手段の検出出力に応じて前記絶縁トランスを介して得られた電圧を調整し前記発光ダイオードの発光が所定の光度比率になるような電圧を出力する電圧調整回路と;前記電圧調整回路で調整された電圧を定電圧に保持し前記発光ダイオードに印加する定電圧回路と;を具備していることを特徴とする。
本発明および以下の各発明において、特に指定しない限り用語の定義および技術的意味は次による。
<交流定電流電源について> 交流定電流電源は、定電流化された出力電流を直列接続された複数の負荷に対して出力する電気的回路手段である。そして、光度比率に応じて出力電流を切り換え可能に構成されている。なお、出力電流の切り換えは、段階的および連続的のいずれであってもよい。段階的な出力電流の切り換えは、交流定電流電源の内部に含まれるトランスのタップを切り換えることによって行うことができる。また、交流定電流電源の定電流制御機能は、サイリスタの位相制御回路を主体とする半導体定電流回路または可飽和トランスを主体とする定電流磁気回路を主体として構成することができる。
所定の光度比率は、標識灯を設置している周囲の明るさが、例えば晴天白昼、曇天白昼、日暮、夜明け、夜間など時間や天候により変化しても、標識灯の見え方を常に良好に維持することを目的として、標識灯の光度をそのときの周囲の明るさに応じて制御するために定められる。そして、所定の電流−光度特性に応じて予め定められたプログラムにしたがって交流定電流電源の出力電流を切り換えることにより制御される。なお、このプログラムは、標識灯の発光ダイオードの電流−光度特性とは異なる電流−光度特性たとえばハロゲン電球の電流−光度特性に基づいて定められている。
<標識灯について> 標識灯は、埋込形および地上形のいずれであってもよい。また、空港用、道路用など多様な用途のいずれであってもよい。しかし、標識灯は、その光源に発光ダイオードが用いられている点で共通している。なお、空港用の標識灯である航空標識灯の場合、たとえば滑走路中心線灯、誘導路中心線灯などがある。
標識灯の光源に用いられる発光ダイオードは、その光度、発光色、配光特性などの光学性能が特段限定されるものではないが、標識灯の用途に応じて所要の光学性能を有する発光ダイオードを適切に選択すればよい。また、発光ダイオードは、その順方向に直流が流れることによって発光すなわち点灯する。しかし、その点灯電源は、直流電源および交流電源のいずれであってもよい。すなわち、1チップの発光ダイオードの光度は、標識灯の所要光度より明らかに小さい場合が圧倒的に多いので、このような場合には複数の発光ダイオードを用いるのが一般的である。
そこで、交流電源を用いて発光ダイオードを点灯する場合には、たとえば使用する複数の発光ダイオードを偶数のブロックに分けて、それぞれのブロック内で直列接続してから、各ブロックを二つに分けて互いに逆並列に接続する。これにより、半数の発光ダイオードは、交流電圧の一方の極性に対して順方向になり、残余の半数の発光ダイオードは、交流電圧の他方の極性に対して順方向になる。また、一対の発光ダイオードを逆並列に接続した発光ダイオードペアの複数を直列接続して交流電源に接続することもできる。もちろん、直流電源を用いて発光ダイオードを点灯する場合、その順方向に直流が流れるような極性に接続する。
また、複数の標識灯を交流定電流電源の出力に対して直列接続する場合、後述するように絶縁トランスを介して接続する。
さらに、発光ダイオード素子の配光は一般的に狭いので、標識灯が要求するところの広がった配光特性を得るために、複数の発光ダイオード素子を配列するに際して、一部または全部の発光素子を適当な角度に傾けて標識灯に装着することができる。
さらにまた、発光ダイオードの標識灯に対する取り付け角度および位置が使用中の振動や衝撃によって変化しないように、発光ダイオードを透明合成樹脂で充填することができる。また、熱伝導性の金属からなる整列板に形成した挿通孔に発光ダイオードを挿入して支持するように構成してもよい。この場合、発光ダイオードの放熱も良好になる。
さらにまた、発光ダイオード素子の配光を標識灯の要求する配光特性になるべく接近させるために、発光ダイオード素子の半導体チップを包囲する透明合成樹脂製のレンズを非円形たとえば楕円形にすることができる。
<絶縁トランスについて> 絶縁トランスは、標識灯を幹線線路の高電圧から導電的に分離するために用いられる。すなわち、交流定電流電源から延在する幹線線路は、標識灯を設置する路面などに沿って敷設される複数の標識灯を直列接続して給電するように構成されているために、その電圧がかなり高く設定されている。個々の標識灯をこのような高電圧に耐えるように構成するのは困難で、かつ、不経済であるため、幹線線路と標識灯との間に絶縁トランスを介在させるのが一般的である。この絶縁トランスは、1次巻線と2次巻線とに流れる電流を等しく、すなわち巻数を等しくしてもよいし、2次巻線の電流を少なく設定してもよい。
また、絶縁トランスを用いる場合、閉ループを形成するようにその2次巻線間に分岐線路を接続することができる。これに対して、標識灯の入力端に変流器の2次巻線を接続し、閉ループの分岐線路を1次巻線とするように変流器を閉ループに磁気結合させる。この構成により標識灯の不点時に絶縁トランスの2次側に高電圧が現れるのを防止することができる。なお、変流器をクリップ式にすれば、変流器の閉ループに対する標識灯の交換作業を容易に行えるようになる。
<電流検出手段について> 電流検出手段は、交流定電流電源からの出力電流を直接または間接に検出する手段である。直接検出するには、例えば交流定電流電源の出力回路すなわち負荷回路に挿入変流器などの既知の各種電流検出手段を挿入することができる。この場合の変流器としては、標識灯の前段に絶縁トランスが付設される場合、当該絶縁トランスの1次巻線に磁気結合する電流検出巻線を配設することにより、絶縁トランスに一体化されたものとして得ることができる。
また、交流定電流電源からの出力電流を間接的に検出するには、例えば絶縁トランスの2次電圧を検出することができる。なお、交流定電流電源に直列接続する絶縁トランスは、1種の変流器であるから、その2次電圧が概ね交流定電流電源の出力電流に比例する。
<電圧調整回路について>
電圧調整回路は、電流検出手段の検出信号に基づいて交流定電流電源の出力の光度比率を判定し、判定した光度比率で電圧を調整して出力するように構成されている。すなわち、発光ダイオードの電流−光度特性とは異なる電流−光度特性に基づいて交流定電流電源から出力された電流が発光ダイオードの電流−光度特性に基づく電流となるように発光ダイオードに印加する電圧を調整する。
また、全ての標識灯の光源が発光ダイオードである場合には、交流定電流電源の出力端に直列接続される全ての標識灯に対して共通に単一の電圧調整回路を配設することができる。この場合には、設備費が相対的に安価になる。また、電圧調整回路を交流定電流電源の設置場所および標識灯の設置場所のいずれにも設置することもでき、設置の自由度が大きい。
これに対して、複数の電圧調整回路を分散して配設し、各点電圧調整回路に対して一または複数の標識灯を接続することもできる。この場合には、複数の標識灯の一部のみの光源が発光ダイオードに変更されていて、残余の標識灯は光源がハロゲン電球など交流定電流電源にプログラムされているのと同じ電流−光度特性を有する光源によって構成されている光源が混合した態様であってもよい。そして、光源が発光ダイオードの標識灯に対してのみ電圧調整回路を付設する。また、電圧調整回路は、それぞれ対応する標識灯に近接した位置に設置するのがよい。
<定電圧回路について>
定電圧回路は、電圧調整回路で調整された電圧を定電圧に保持し、標識灯の発光ダイオードに印加するものである。発光ダイオードを点灯させるには定電圧の方が都合がよいので、定電流源を定電圧源に変換して発光ダイオードに印加する。この定電圧が発光ダイオードに印加されたとき、電圧調整回路で調整された発光ダイオードの電流−光度特性に基づく電流が発光ダイオードに流れる。
定電圧回路としては、発光ダイオードに並列にコンデンサやツェナーダイオードを接続して構成してもよいし、可変抵抗を有し発光ダイオードに流れる電流を帰還してその可変抵抗の抵抗値を調整して電圧を定電圧に保つようにしてもよい。
<本発明の作用について> 本発明においては、交流定電流電源が所定の光度比率にしたがって、例えばハロゲン電球の電流−光度特性に応じて、出力電流を切り換えると、電流検出手段が出力電流を検出して電圧調整回路に制御入力する。
例えば、電流検出手段で検出された電流検出信号が78.9%の電流であるときには、電圧調整回路は、発光比率が25%であると判定するように予めプログラムされているので、そのプログラムにしたがって光度比率を25%と判定する。また、同時に発光ダイオードの電流−光度特性のプログラムに基づき78.9%の電流を、25%の光度で点灯するのに必要な負荷電流であるところの25%にまで低減した場合の電流になるように、発光ダイオードに印加する電圧を出力する。この電圧を定電圧回路で保持し発光ダイオードに印加する。
その結果、発光ダイオードを光源とする標識灯は、交流定電流電源側で切り換えた光度比率と同じ光度比率で点灯する。そして、25%にまで低減した負荷電流が発光ダイオードに流れる。なお、以上の回路動作は、他の光度比率においても同様な原理により行われる。したがって、ハロゲン電球など発光ダイオードの電流−光度特性とは異なる電流−光度特性に基づいて光度比率に対応する出力電流が設定されている交流定電流電源であっても、光源を発光ダイオードに変更した標識灯に対して引き続き使用することができる。
請求項2の発明の標識灯システムは、所定の光度比率にしたがって出力電流を切り換える電流切換手段を備えた交流定電流電源と;発光ダイオードを光源として構成され、前記交流定電流電源の出力に対して直列接続される標識灯と;前記交流定電流電源および前記標識灯の間に介在する絶縁トランスと;前記交流定電流電源の出力電流を検出する電流検出手段と;前記電流検出手段の検出出力に応じて前記絶縁トランスを介して得られた電圧を調整し前記発光ダイオードの発光が所定の光度比率になるような電圧を出力するタップ切換回路と;前記タップ切換回路で調整された電圧を定電圧に保持し前記発光ダイオードに印加する定電圧回路と;を具備していることを特徴とする。
本発明は、請求項1の発明に対し電圧調整回路に代えて、電流検出手段の検出出力に応じて絶縁トランスを介して得られた電圧を調整し発光ダイオードの発光が所定の光度比率になるような電圧を出力するタップ切換回路を設けたものである。
タップ切換回路はたとえばハロゲン電球の電流−光度特性が発光ダイオードの電流−光度特性となるようにタップが用意されており、電流検出手段の検出信号に基づいて交流定電流電源の出力の光度比率を判定し、判定した光度比率に該当するタップに切り換えて電圧を調整して出力するように構成されている。すなわち、発光ダイオードの電流−光度特性とは異なる電流−光度特性に基づいて交流定電流電源から出力された電流が発光ダイオードの電流−光度特性に基づく電流となるように発光ダイオードに印加する電圧を調整する。
本発明においても、請求項1の発明と同様に、発光ダイオードを光源とする標識灯は、交流定電流電源側で切り換えた光度比率と同じ光度比率で点灯する。したがって、ハロゲン電球など発光ダイオードの電流−光度特性とは異なる電流−光度特性に基づいて光度比率に対応する出力電流が設定されている交流定電流電源であっても、光源を発光ダイオードに変更した標識灯に対して引き続き使用することができる。
本発明によれば、標識灯の発光光度の切り換えがあったときは、電圧調整回路またはタップ切換回路により、発光ダイオードの発光が所定の光度比率になる電流を供給できる電圧に調整し、定電圧回路でその電圧を維持して発光ダイオードに供給するので、発光ダイオードの点灯制御回路を簡素化でき、しかも、ハロゲン電球など発光ダイオードの電流−光度特性とは異なる電流−光度特性に基づいて光度比率に対応する出力電流が設定されている交流定電流電源であっても、光源を発光ダイオードに変更した標識灯に対して引き続き使用することができる。
図1は本発明の実施の形態に係わる標識灯システムの全体構成図である。図1において、標識灯システムは、交流定電流電源CCR、直列接続幹線ケーブルWm、複数の負荷制御回路ブロックLDC、分岐線ケーブルWb、複数の標識灯LGTを具備して構成されている。
交流定電流電源CCRは、現行のハロゲン電球を用いる標識灯用のもので、前述した光度比率になるように出力電流を切り換えるための電流切換タップを備えている。直列接続幹線ケーブルWmは、交流定電流電源CCRの出力端から延在して標識灯LGTを設置する滑走路や誘導路の路側に沿って敷設される。複数の負荷制御回路ブロックLDCは、直列接続幹線ケーブルWmを介して交流定電流電源CCRに対して直列接続している。また、各負荷制御回路ブロックLDCは、その内部に絶縁トランスTrf、電流検出手段DET、判定回路LEC、電圧調整回路VRおよび定電圧回路CVRを備えている。
各々の負荷制御回路ブロックLDCは、分岐線ケーブルWbを介して複数の標識灯LGTが接続されている。標識灯LGTは複数の発光ダイオードLEDを直列接続したものを並列接続して構成されている。抵抗Rは発光ダイオードLEDに供給する電流を調整するための抵抗である。
図2は、負荷制御回路ブロックLDCのブロック構成図である。絶縁トランスTrfは、交流定電流電源CCRと標識灯LGTとの間に介在して、負荷制御回路ブロックLDCおよび標識灯LGTを直列接続幹線ケーブルWmの高電圧から導電的に分離する手段として用いられ、1次巻線wpおよび2次巻線wsを備えている。1次巻線wpは、直列接続幹線ケーブルWmに直列接続する。2次巻線wsは、負荷制御回路ブロックLDCの整流回路RECに接続する。
電流検出手段DETは、交流定電流電源CCRの出力電流を検出する手段であり、電流検出用の巻線を絶縁トランスTrfの1次巻線wpに磁気結合することにより、絶縁トランスTrfの1次巻線に流れる電流を検出する変流器を構成している。判定回路LEVは、内蔵しているプログラムに基づいて電流検出手段DETで検出した電流値を記憶しているテーブルデータと比較して光度比率を判定し、判定結果を電圧調整回路VRおよび定電圧回路CVRに送出する。
整流回路RECは、その交流入力端が絶縁トランスTrfの2次巻線wsに接続している。電圧調整回路VRはその入力端が整流回路RECの直流出力端に接続されており、電流検出手段DETの検出出力による判定回路LEVでの判定結果に基づいて、絶縁トランスTrfを介して得られた電圧を調整し、発光ダイオードLEDの発光が所定の光度比率になるような電圧を出力する。
定電圧回路CVRは、その入力端が電圧調整回路VRの直流出力端に接続されており、電圧調整回路VRで調整された電圧を定電圧に保持し発光ダイオードLEDに印加する。これにより標識灯LGTの発光ダイオードLEDは定電圧下で点灯する。なお、電流検出回路DET’は発光ダイオードLEDに流れる電流を検出して定電圧回路CVRに帰還して発光ダイオードLEDに流れる電流を保つようにしている。
図3は、負荷制御回路ブロックLDCの他の一例のブロック構成図である。この一例は、図2に示した負荷制御回路ブロックLDCに対し、電圧調整回路VRに代えて、電流検出手段DETの検出出力による判定回路LEVでの判定結果に基づいて、絶縁トランスTrfを介して得られた電圧を調整し、発光ダイオードLEDの発光が所定の光度比率になるような電圧を出力するタップ切換回路LRを設けたものである。
タップ切換回路LTは、たとえばハロゲン電球の電流−光度特性が発光ダイオードの電流−光度特性となるようにタップが用意されており、電流検出手段DETの検出信号に基づいて交流定電流電源CCRの出力の光度比率を判定し、判定した光度比率に該当するタップに切り換えて電圧を調整して出力する。
この場合においても、図2に示した負荷制御回路ブロックLDCと同様に、発光ダイオードLEDを光源とする標識灯LGTは、交流定電流電源CCR側で切り換えた光度比率と同じ光度比率で点灯する。したがって、ハロゲン電球など発光ダイオードLEDの電流−光度特性とは異なる電流−光度特性に基づいて光度比率に対応する出力電流が設定されている交流定電流電源CCRであっても、光源を発光ダイオードLEDに変更した標識灯LGTに対して引き続き使用することができる。
図4は直列接続幹線ケーブルWm、複数の負荷制御回路ブロックLDCおよび分岐線ケーブルWbの埋設状態を説明する俯瞰図である。図4に示すように、直列接続幹線ケーブルWmは滑走路R/Wの路側S/Wに埋設されている。そして、分岐ケーブルWbは、滑走路R/Wに沿って路側S/Wに埋設された直列接続幹線ケーブルWmからハンドホールHDで分岐されて、滑走路R/Wに分散して埋設された複数の標識灯LGTの間を並列接続する手段として用いられている。なお、ハンドホールHDは、路側S/Wに埋設されている。また、本実施の形態において、負荷制御回路ブロックLDCは、ハンドホールHDに近い標識灯LGTに内蔵されている。標識灯LGTは、滑走路中心線灯を構成しており、光源として、図1に示したように、直並列接続された複数の発光ダイオードLEDを用いたものである。
図5は標識灯LGTの平面図、図6は標識灯LGTの縦断面図である。図5および図6において、標識灯LGTは基台1および標識灯本体2からなり、基体1の内部に負荷制御回路ブロックLDCを収納している。
基台1は、容体1aを主体として構成されている。容体1aは、その上端が開口した有底円筒状をなしていて、開口端を路面から露出した状態で路面に埋設される。容体1aの側面には適数の配線引き込み孔1a1が形成され、配線引き込み孔1a1に装着された防水ブッシュ1bを介して直列接続幹線ケーブルWmが引き込まれる。また、図示しない同様な構造を介して分岐ケーブルWbが容体1aから導出される。さらに、容体1aの開口端には、一段下がった位置に内向きの環状座1a2が形成されている。環状座1a2にはボルトをねじ込むねじ孔(図示しない。)が形成されている。
負荷制御回路ブロックLDCは基台1の内部に収納され、その底面に載置されている。また、負荷制御回路ブロックLDCは、配線基板PBに実装されているとともに、防水ケースWTCに収納されている。防水ケースWTCは、2つ割構成であって、その接合面はOリングORにより防水処理されている。また、防水ケースWTCには、一対の配線挿通孔H1、H2が形成され、防水ブッシュWTBを介して内部に直列接続幹線ケーブルWmが引き込まれ、分岐ケーブルWbへの接続線CCが導出されている。分岐ケーブルWbは、接続線CCに防水コネクタWCNを介して基台1の内部で接続している。
標識灯本体2は、灯体2a、プリズム2b、発光ダイオードユニット2cおよび端子台2dを主体として構成されている。灯体2aは、上部灯体2a1および下部灯体2a2を覆合して構成されている。上部灯体2a1は、その上面に膨出部2a11および光導出溝2a12を備えている。膨出部2a11は、中央に円形の平坦な頂面および頂面から上部灯体2aの周縁にわたる切頭円錐斜面によって上部灯体2a1の上面に画成されている。光導出溝2a12は、膨出部2a11の切頭円錐斜面に開口するとともに、灯体2aの内部に連通している。なお、光導出溝2a12は、所望数を放射状に配設することができる。また、上部灯体2a1の周縁部には、上部灯体2a1および下部灯体2a2を結合して灯体2aを形成する複数のボルト挿通孔2a13と、灯体2aを基台1に固着するための複数のボルト挿通孔2a14とが形成されている。
下部灯体2a2は、皿状をなしていて、周縁にスタッドボルト(図示しない。)が植立している。また、上部ボルト灯体2a1のボルト挿通孔2a14に正対する位置に図示しないボルト挿通孔が形成されている。そうして、下部灯体2a2のスタッドボルトを上部灯体2a1のボルト挿通孔2a13に下側から挿通して、下部灯体2a2を上部灯体2a1に下側から覆合し、上部灯体2a1のボルト挿通孔2a13から上部へ露出したスタッドボルトの先端にナットをねじ込み、締め付けることによって灯体2aが一体化され、内部に内部空間2a3が形成される。また、灯体2aは、基台1の環状座1a2に載置され、上部灯体2a1のボルト挿通孔2a14を環状座1a2のねじ孔に正対させ、灯体2aの上からボルト挿通孔2a14にボルト(図示しない。)を挿通して、環状座1a2のねじ孔にねじ込むことにより、基台1に固定される。
プリズム2bは、灯体2aの光導出溝2a12の内部に上記内部空間2a3側から挿入し、内端の周縁をパッキン2b1および押さえ金具2b2により上部灯体2a1の内面に液密に固着されている。発光ダイオードユニット2cは、配線基板2c1、発光ダイオード2c2、整列板2c3および取付具2c4を備えて構成されている。配線基板2c1は、複数の発光ダイオード2c2を実装している。整列板2c3は、複数の挿通孔を備えていて、配線基板2c1の前方に配設され、複数の発光ダイオード2c2を挿通孔に挿入することにより所定の向きに支持する。取付具2c4は、整列板2c3をプリズム2bの光入射面に対して正対し、かつ所定の間隔を維持して固定するとともに、配線基板2c1を整列版2c3の背方において所定の間隔を維持して固定する。
端子台2dは、絶縁ブッシュ2d1および端子2d2を備え、下部灯体2a2を貫通して灯体2aの下面に配設されている。絶縁ブッシュ2d1は、下部灯体2a2を貫通して装着され、端子2d2は絶縁ブッシュ2d1内を下部灯体2a2に対して絶縁されて貫通していて、灯体2aの外部において分岐ケーブルWbを接続し、内部において配線基板2c1を介して発光ダイオード2c2に接続している。
標識灯LGTは以下のように動作する。すなわち、複数の発光ダイオード2c2が点灯すると、その発光はプリズム2bの光入射面からプリズム2b内に入射し、プリズム2bから出射するときに進路が屈折して入射角より小さな出射角度で、かつ所定配光を有する光ビームとなって光導出溝2a12を通って滑走路R/Wに放射される。航空機のパイロットは、標識灯の光ビームを視認することで滑走路の中心を認識し、航空機を滑走路の中心に沿って離発着するように操縦することができる。
以上の説明では、負荷制御回路ブロックLDCをハンドホールHDに近い標識灯LGTに内蔵した場合について説明したが、図7に示すように、ハンドホールHD内に配置するようにしてもよい。この場合、標識灯LGTは、図8に示すように、その基台1’が浅皿状をなしている。負荷制御回路ブロックLDCをハンドホールHDに収納することから、このような基台1’を用いことが可能になり、航空標識灯の路面埋設作業を容易にすることができる。
本発明の実施の形態に係わる標識灯システムの全体構成図。 本発明の実施の形態における負荷制御回路ブロックLDCのブロック構成図。 本発明の実施の形態における負荷制御回路ブロックLDCの他の一例のブロック構成図。 本発明の実施の形態における直列接続幹線ケーブルWm、複数の負荷制御回路ブロックLDCおよび分岐線ケーブルWbの埋設状態を示す俯瞰図。 本発明の実施の形態における標識灯LGTの平面図。 本発明の実施の形態における標識灯LGTの縦断面図。 本発明の実施の形態における直列接続幹線ケーブルWm、複数の負荷制御回路ブロックLDCおよび分岐線ケーブルWbの埋設状態の他の一例を示す俯瞰図。 図7の場合の標識灯LGTの縦断面図。 ハロゲン電球および発光ダイオードの電流−光度特性を示すグラフ。
符号の説明
CCR…交流定電流電源、Trf…絶縁トランス、DET…電流検出手段、VR…電圧調整回路、CVR…定電圧回路、LR…タップ切換器、LGT…標識灯、LED…発光ダイオード

Claims (2)

  1. 所定の光度比率にしたがって出力電流を切り換える電流切換手段を備えた交流定電流電源と;
    発光ダイオードを光源として構成され、前記交流定電流電源の出力に対して直列接続される標識灯と;
    前記交流定電流電源および前記標識灯の間に介在する絶縁トランスと;
    前記交流定電流電源の出力電流を検出する電流検出手段と;
    前記電流検出手段の検出出力に応じて前記絶縁トランスを介して得られた電圧を調整し前記発光ダイオードの発光が所定の光度比率になるような電圧を出力する電圧調整回路と;
    前記電圧調整回路で調整された電圧を定電圧に保持し前記発光ダイオードに印加する定電圧回路と;
    を具備していることを特徴とする標識灯システム。
  2. 所定の光度比率にしたがって出力電流を切り換える電流切換手段を備えた交流定電流電源と;
    発光ダイオードを光源として構成され、前記交流定電流電源の出力に対して直列接続される標識灯と;
    前記交流定電流電源および前記標識灯の間に介在する絶縁トランスと;
    前記交流定電流電源の出力電流を検出する電流検出手段と;
    前記電流検出手段の検出出力に応じて前記絶縁トランスを介して得られた電圧を調整し前記発光ダイオードの発光が所定の光度比率になるような電圧を出力するタップ切換回路と;
    前記タップ切換回路で調整された電圧を定電圧に保持し前記発光ダイオードに印加する定電圧回路と;
    を具備していることを特徴とする標識灯システム。
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