JP2019102210A - 高光度航空障害灯の閃光駆動装置 - Google Patents

高光度航空障害灯の閃光駆動装置 Download PDF

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Abstract

【課題】20万cd〜2千cdの広範囲の光度閃光に対応でき、低光度時の高光度航空障害灯として閃光時に持続光とすることができる航空障害灯の発光駆動装置。【解決手段】管制器10から送られてくる閃光を指示するためのトリガ信号と昼間モード、薄明モード及び夜間モードに応じて光度を切り替えるための光度切替信号とに基づきLEDを閃光駆動させる高光度航空障害灯の閃光駆動装置であって、トリガ信号に基づき昼間モード及び薄明モード時に、1〜1.5秒周期で一つの閃光を100〜250msecの規定期間内の閃光期間に1回以上の発光を重ねた持続光にするための第1閃光信号を生成し、夜間モード時に、第1閃光信号の閃光期間をPWM波形にした第2閃光信号を生成する閃光制御回路26と、閃光制御回路からの第1閃光信号又は第2閃光信号によりLEDを駆動させるLED駆動回路27を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、飛行する航空機の障害となる建物等の昼間、薄明、夜間における存在を示す複数の航空障害灯を管制器で制御する高光度航空障害灯の閃光駆動装置に関する。
従来、飛行する航空機の障害となる高層構築物等(高層ビルを除く)の昼間、薄明、夜間における存在を示すために、航空障害灯の発光駆動装置が用いられている。従来の航空障害灯の発光駆動装置として、例えば、特許文献1及び2が知られている。
特許文献1に記載されたLED調光装置は、LED負荷に流れる電流の大きさを可変制御する電流調整手段(定電流回路)と、LED負荷に流れる電流を断続制御するスイッチ手段(トランジスタ)と、調光器から出力される調光信号を受けて電流調整手段とスイッチ手段を制御する調光制御周手段を備える。この装置は、LED負荷に連続的に電流を流し調光する。
これにより、調光信号が高光度側の場合にLED負荷に流れる電流を連続電流とし、流れる電流の大きさによりLED負荷を調光し、調光信号が低輝度側の場合にLED負荷に流れる電流をパルス状にして、そのパルス状のデューティ比を変化させて調光している。
特許文献2に記載されたLED点灯装置は、色温度の異なる複数種のLEDと複数のLEDをそれぞれ点灯する点灯回路と複数種のLEDをそれぞれ点灯するLED点灯回路と複数種のLEDを同時に調光可能に点灯するようにLED点灯回路を制御する調光度20%以下の深調領域においては、パルス幅制御により複数種のLEDを調光制御し、その他の調光領域にいいては、振幅制御により複数種のLEDを調光制御する制御手段を具備する。
特開2011−108669号公報 特開2015−43326号公報
しかしながら、特許文献1による調光装置は、連続光を調光する装置であって、高光度航空障害灯のように1〜1.5秒周期で閃光する装置には不適である。また、特許文献1を航空障害灯に適用させるためには、高光度航空局航空障害灯の仕様書に基づき1〜1.5秒周期で閃光するようにし、かつ昼間(20万cd)、薄明(2万cd)、夜間(2千cd)の調光に対応できなければならい。この調光には適用できるが、閃光ができるかについては記載されていない。即ち、閃光に対応できる方法が開示されていない。
また、低光度時にPWM波形として調光しているが、高光度航空障害灯として閃光時に持続光とする必要があるが、持続光にする方法が引用文献1には開示されていない。
特許文献2も特許文献1と同様に、調光には適用できるが、閃光ができるかについては記載されていない。即ち、閃光に対応できる方法が開示されていない。さらに、低光度時にPWM波形として調光しているが、高光度航空障害灯として閃光時に持続光とする必要があるが、持続光にする方法が特許文献2には開示されていない。
本発明の課題は、閃光に対応でき、低光度時の高光度航空障害灯として閃光時に持続光とすることができる航空障害灯の発光駆動装置を提供する。
上記課題を解決するために、本発明に係る高光度航空障害灯の閃光駆動装置は、管制器から送られてくる閃光を指示するためのトリガ信号と昼間モード、薄明モード及び夜間モードに応じて光度を切り替えるための光度切替信号とに基づきLEDを閃光駆動させる高光度航空障害灯の閃光駆動装置であって、前記トリガ信号に基づき前記昼間モード及び薄明モード時に、1〜1.5秒周期で一つの閃光を100〜250msecの規定期間内の閃光期間に1回以上の閃光を重ねた持続光にするための第1閃光信号を生成し、夜間モード時に、前記第1閃光信号の前記閃光期間をPWM波形にした第2閃光信号を生成する閃光制御回路と、前記閃光制御回路からの第1閃光信号又は第2閃光信号により前記LEDを駆動させるLED駆動回路とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、昼間モード及び薄明モード時に、1〜1.5秒周期で一つの閃光を100〜250msecの規定期間内の閃光期間に1回以上の閃光を重ねた持続光にするための第1閃光信号によりLEDを駆動させ、夜間モード時に、第1閃光信号の閃光期間をPWM波形にした第2閃光信号によりLEDを駆動させるので、閃光に対応でき、低光度時の高光度航空障害灯として閃光時に持続光とすることができる。
本発明の実施例1に係る高光度航空障害灯の閃光駆動装置の構成図である。 本発明の実施例1に係る高光度航空障害灯の閃光駆動装置の各閃光装置電源部の構成ブロック図である。 本発明の実施例1に係る高光度航空障害灯の閃光駆動装置の昼間、薄明、夜間の閃光電流波形を示すタイミングチャートである。 本発明の実施例1に係る高光度航空障害灯の閃光駆動装置の夜間の閃光電流波形の第1の具体例を示すタイミングチャートである。 本発明の実施例1に係る高光度航空障害灯の閃光駆動装置の夜間の閃光電流波形の第2の具体例を示すタイミングチャートである。 本発明の実施例1に係る高光度航空障害灯の閃光駆動装置の夜間の閃光電流波形の第3の具体例を示すタイミングチャートである。
以下、本発明の実施の形態に係る高光度航空障害灯の閃光駆動装置について、図面を参照しながら詳細に説明する。
まず、本発明の実施の形態に係る高光度航空障害灯の閃光駆動装置の概要を説明する。高光度航空障害灯の閃光駆動装置は、高光度航空局航空障害灯の仕様書に基づき、1〜1.5秒周期で一つの閃光を100〜250msecに1回以上の発光を重ねた持続光に設定する。
夜間の低光度モード時においては、パルス波形として調光するが、単にオンオフ制御ではなく、閃光時に一つの光として見える持続光となるように必要なオフ期間を一定にし、PWM周波数を可変する。
或いは他の方法として、閃光時のPWM電流に持続光となるように閃光期間にベース電流を流す。以下に、実施例を例示して高光度航空障害灯の発光駆動装置を詳しく説明する。
(実施例1)
航空障害灯の閃光駆動装置は、高光度航空障害灯に適用される。図1は、本発明の実施例1に係る高光度航空障害灯の閃光駆動装置の構成図である。航空障害灯の閃光駆動装置は、航空機の障害となる高層構築物等に設けられ、3〜8つ、例えば、4つの閃光装置発光部1−1〜1−4と、4つの閃光装置発光部1−1〜1−4に接続された4つの閃光装置電源部2−1〜2−4と、制御線3−1〜3−4,4−1〜4−4と電源線5−1〜5−4を介して4つの閃光装置電源部2−1〜2−4に接続される分岐中継箱6−1と、制御線7−1,8−1と電源線9−1を介して分岐中継箱6−1に接続される分岐中継箱6−2とを備える。
4つの閃光装置発光部1−1〜1−4と4つの閃光装置電源部2−1〜2−4とは、4つの閃光装置を構成し、同一の高さで四方に配置されている。各閃光装置が本発明の閃光駆動装置に対応する。
また、高光度航空障害灯の閃光駆動装置は、4つの閃光装置発光部1−5〜1−8と、4つの閃光装置発光部1−5〜1−8に接続線を介して接続された4つの閃光装置電源部2−5〜2−8と、制御線3−5〜3−8,4−5〜4−8と電源線5−5〜5−8とを介して4つの閃光装置電源部2−5〜2−8に接続された分岐中継箱6−2と、制御線7−1,8−1と電源線9−1を介して分岐中継箱6−2に接続される管制器10と、管制器10に接続される周辺照度検出器11を備える。
4つの閃光装置発光部1−5〜1−8と4つの閃光装置電源部2−5〜2−8とは、4つの閃光装置を構成し、同一の高さで四方に配置され、4つの閃光装置発光部1−1〜1−4と4つの閃光装置電源部2−1〜2−4とは異なる高さに配置されている。
この例では、8つの閃光装置を例示したが、複数の閃光装置は、8つに限定されない。
管制器10からの電源線9−1は分岐中継箱6−1,6−2を介して電源線5−1〜5−8に接続されている。管制器10からの制御線7−1は分岐中継箱6−1,6−2を介して制御線3−1〜3−8に接続され、管制器10からの制御線8−1は分岐中継箱6−1,6−2を介して制御線4−1〜4−8に接続されている。制御線7−1,3−1〜3−8は、管制器10から各閃光装置へ閃光装置の閃光を指示するためのトリガ信号と光度切替信号とを送信するための信号線である。制御線8−1,4−1〜4−8は、各閃光装置からのもどり信号を管制器10が受信するための1対の信号線である。
図2は、本発明の実施例1に係る高光度航空障害灯システムの各閃光装置の構成ブロック図である。各閃光装置は、閃光装置発光部1(1−1〜1−8)と閃光装置発光部1を駆動する閃光装置電源部2(2−1〜2−8)で構成される。閃光装置電源部2には、複数のLEDが直列に接続された閃光装置発光部1(1−1〜1−8)に接続される。
各閃光装置電源部2は、スイッチ21、トランス22、直流電源回路23、スイッチ部24、電流検出部25、閃光制御回路26、LED駆動回路27、電流検出回路28、時分割閃光回路29、電圧検出回路30を備えている。なお、トランス22はなくても良い。
スイッチ21がオンすると、電源線5(5−1〜5−8)から交流電圧200Vがトランス22の一次巻線に供給される。直流電源回路23は、トランス22の二次巻線からの交流電圧を直流電圧に変換して、直流電圧をLEDからなる閃光装置発光部1,スイッチ部24,電流検出部25からなる直列回路に供給する。
閃光制御回路26は、管制器10から入力されるトリガ信号をLED駆動回路27と時分割閃光回路29に出力する。また、閃光制御回路26は、管制器10から入力される昼間(20万cd)、薄明(2万cd)、夜間(2千cd)の3段階の光度切替を行うための光度切替信号をLED駆動回路27に出力する。
LED駆動回路27は、閃光制御回路26からのトリガ信号によりスイッチ部24を高周波でかつ一定の周期でオンオフさせることでLEDからなる閃光装置発光部1を駆動させる。スイッチ部24は、閃光装置発光部1に直列に接続され、MOSFETからなるスイッチング素子Q1とこれと並列に接続されるダイオードD1からなる。スイッチング素子Q1は、絶縁型バイポーラトランジスタ等であってもよい。
電流検出部25は、スイッチ部24に直列に接続され、例えば電流検出抵抗やホール素子からなる。電流検出回路28は、電流検出抵抗やホール素子に流れる電流、即ち、閃光装置発光部1に流れる電流を検出し、検出された通電電流が規定電流値内となっているか否かを判定し、通電電流が規定電流値内となっている場合には、通電電流を時分割閃光回路29に出力する。
時分割閃光回路29は、電流検出回路28で検出された電流信号と閃光制御回路26からのトリガ信号との論理積をとり、論理積をとった信号を各閃光装置毎に設定した遅延時間だけ遅延させたもどり信号を制御線4−1〜4−8に出力する。このため、制御線4−1〜4−8の論理和を取ることで、制御線8−11には、図5又は図6に示したもどり信号dsが各閃光装置毎に時分割で生成される。
電圧検出回路30は、スイッチ部24と閃光装置発光部1との接続点に接続され、直列に接続された複数のLEDからなる閃光装置発光部1がオープン故障になっている否かを検出し、オープン故障の有無情報を時分割閃光回路29に出力する。時分割閃光回路29は、LED駆動電圧が規定の電圧以上となった場合にオープン故障を検出する電圧検出回路30からのオープン故障の有無情報を管制器10に出力する。また、電圧検出回路30は、LED駆動電圧が規定の電圧未満となった場合にショート故障を検出する。
管制器10は、各閃光装置から制御線4−1〜4−8を介して制御線8−1に時分割に送られてくる各閃光信号からなるもどり信号とトリガ信号とを比較し、各閃光装置が同期して閃光しているかを判定する。
管制器10は、トリガ信号に対して、各閃光装置毎に設定した遅延時間を加算したタイミングでもどり信号を受信した場合には各閃光装置が同期して閃光していると判定し、所定のタイミングでもどり信号を受信することはなく且つ異なるタイミングでも受信しない場合には当該閃光装置が閃光を停止していると判定し、所定のタイミングとは異なるタイミングでもどり信号を受信した場合には各閃光装置のうち非同期で閃光しているものがあると判定する。
また、閃光駆動装置は、管制器10からのトリガ信号と光度切替信号に応じて、複数の閃光装置がトリガ信号に同期して閃光し、また光度切替信号により、昼間(20万cd)、薄明(2万cd)、夜間(2千cd)の3段階の光度切替を行う。
閃光装置の閃光制御回路26は、管制器10からのトリガ信号に基づき、1〜1.5秒周期で一つの閃光を100〜250msecに1回以上の発光を重ねた持続光にする閃光信号を生成する。
LED駆動回路27は、閃光制御回路26からの閃光信号によりスイッチ部24を高周波でかつ一定の周期でオンオフさせることでLEDからなる閃光装置発光部1を駆動させる。
閃光制御回路26は、光度切替信号が高光度(昼間および薄明(昼間光度の1/10)の場合には、一つの閃光を100〜250msecの1回の発光を行い、閃光時の電流の絶対値および閃光期間を調整し光度調整を行う。
閃光制御回路26は、閃光装置が、低光度(夜間:昼間光度の1/100)の場合には、一つの閃光の閃光期間および閃光時の電流の調整に加え、閃光期間をPWM波形の電流に設定する。
閃光制御回路26は、閃光時のPWM波形を閃光期間において一つの光とみえるように持続光とさせるため、視認で持続光となるようにPWMのオフ期間を一定(例えば3mS以下、好ましくは2mS)に設定し、PWM周波数を可変して光度調整を行う。
次に、このように構成された実施例の高光度航空障害灯の発光駆動装置の動作を説明する。まず、管制器10から全閃光装置が同期して閃光するようにトリガ信号を送る。また、周辺照度検出器11が周辺照度を検出し、管制器10は、周辺照度検出器11により検出された周辺照度により、昼間(20万cd)、薄明(2万cd)、夜間(2千cd)の3段階の光度切替信号を生成し、全閃光装置に光度切替信号を送る。全閃光装置は、管制器10からの光度切替信号により同時に光度切替を行う。
各閃光装置の閃光制御回路26は、管制器10からの光度切替信号を受けて、1〜1.5秒周期の閃光を行う。この閃光期間は、航空局航空障害灯の仕様書により、100〜250msecと規定されている。
各閃光装置の閃光制御回路26は、管制器10からの光度切替信号により、昼間(20万cd)、薄明(2万cd)、夜間(2千cd)の閃光を行う。
昼間(20万cd)モードにおいては、図3(a)に示すように、閃光装置のLED電流を、LED駆動回路27の定電流回路により閃光時の電流の絶対値(例えば2〜3A)に調整し、および閃光期間の時間(例えば100〜250ms)を規定値内(100〜250msec)で可変し光学特性が規定値となるように光度調整を行う。
薄明(2万cd)モードにおいては、図3(b)に示すように、昼間モードのLED電流に対し、閃光期間の電流の絶対値を低下させ(例えば0.1〜0.4A)、さらに閃光期間の時間を規定値内で短くし(例えば100〜150ms)、光学特性が規定値となるように調整する。
夜間(2千cd)モードにおいては、閃光期間の電流の絶対値を低下させ(例えば0.1〜0.3A)、さらに閃光期間の時間を規定値内で短くし(例えば100〜150ms)、光学特性が規定値となるように調整し、図3(c)に示すように、閃光期間のLED電流をLED駆動回路27によりFET等のスイッチング素子のPWM制御(約30〜100パルス)を行う。
このときPWM制御は、図4に示すように、閃光時を持続光とさせるためオフ期間を一定にし(例えば、2ms)、PWM周波数を可変させ夜間の光学特性が規定値となるように光度調整を行う。閃光信号のオフ期間は長いと断続に消えて見えるので、一瞬消えていると認識しない程度にオフ期間を制限する。オフ期間は、3ms以下である。
また、閃光制御回路26は、図5に示すように、閃光時のPWM波形に加えて、閃光期間のみベース電流(バイアス電流)BCを流し(例えばピーク電流の10〜20%程度)、PWM波形で光度調整を行ってもよい。これにより、オフ期間の制限を緩和させることができる。
また、閃光制御回路26は、夜間モードにおいて、図6に示すように、閃光期間のPWM電流の第1番目の電流のピーク値P1を第2番目以降の電流のピーク値P2よりも大きくしてもよい。これにより、閃光開始を閃光光度測定器で認識することができる。
また、多数直列に接続されたLEDからなる閃光装置発光部1のLED(LEDモジュール)が一つでもオープンモードで故障となった場合、LED駆動回路27は、定電流制御であるため、LEDを閃光させる通電時にLED印加電圧が最大電圧まで上昇する。電圧検出回路30は、この印加タイミングで過電圧検出レベルを超えたときにLEDの異常検知を行い、異常検知情報を制御線4−1〜4−8を介して管制器10に出力する。
また、多数直列LEDのLED(LEDモジュール)が一つでもオープンモードで故障となった場合でも夜間モード時は、LED駆動回路27でPWM制御されるため、LED印加電圧が抑えられ、LED印加電圧が最大電圧まで上昇しない。
このため、夜間モード時には、電流検出回路28によりLED電流も検出し、電圧検出と併用してLED電流低下検出を行い、電圧検出回路30による電圧及び電流検出回路28による電流を合わせて、LEDの異常検知を行うこともできる。
さらに、多数直列LEDのLED(LEDモジュール、例えば93直列)がショートモードで故障となった場合には、LED駆動回路27が定電流であるショート分のLEDが消灯し、残りのLEDで閃光を継続する。
この時、ショート分の光量が低下するため、LEDショート数が増加すると、規定の光度を出力できなくなる。よって、電圧検出回路30により規定の光度を出力できないショート数のLED印加電圧を検出し、LEDを閃光させる通電時にLED電圧以下となった場合にLED異常検知を行うこともできる。
このように実施例の航空障害灯の発光駆動装置によれば、昼間モード及び薄明モード時に、1〜1.5秒周期で一つの閃光を100〜250msecの規定期間内の閃光期間に1回以上の発光を重ねた持続光にするための第1閃光信号によりLEDを駆動させるので、高光度(20万cd)から低光度(2千cd)の差の大きい光度でさらに1〜1.5秒周期の閃光を行ことができる。
また、夜間モード時に、第1閃光信号の閃光期間をPWM波形にした第2閃光信号によりLEDを駆動させるので、低光度のPWM波形においても閃光時を一つの光に見える持続光として認識できる。
また、低光度のPWM波形において閃光期間の開始を閃光光学測定器においても認識できる。持続光としてPWM波形の周波数を低くでき、PWM周波数による損失を低下できる。従って、閃光に対応でき、低光度時の航空障害灯として閃光時に持続光とすることができる。
なお、高光度航空障害灯は、光度を3種類切り換えるが、中光度航空障害灯は光度を2種類に切り替えるので、本発明は、高光度航空障害灯だけではなく、中光度航空障害灯へも適用できる。また、PWMのオフ一定期間は、3ms以下に限定されない。
1−1〜1−8 閃光装置発光部
2,2−1〜2−8 閃光装置電源部
3−1〜3−8,7−1 トリガ信号用制御線
4−1〜4−8,8−1 もどり信号用制御線(1対)
5−1〜5−8,9−1 電源線
6−1,6−2 分岐中継箱
10 管制器
11 周辺照度検出器
21 スイッチ
22 トランス
23 直流電源回路
24 スイッチ部
25 電流検出部
26 閃光制御回路
27 LED駆動回路
28 電流検出回路
29 時分割閃光回路
30 電圧検出回路
Q1 スイッチング素子
D1 ダイオード

Claims (7)

  1. 管制器から送られてくる閃光を指示するためのトリガ信号と昼間モード、薄明モード及び夜間モードに応じて光度を切り替えるための光度切替信号とに基づきLEDを閃光駆動させる高光度航空障害灯の発光駆動装置であって、
    前記トリガ信号に基づき前記昼間モード及び薄明モード時に、1〜1.5秒周期で一つの閃光を100〜250msecの規定期間内の閃光期間に1回以上の発光を重ねた持続光にするための第1閃光信号を生成し、夜間モード時に、前記第1閃光信号の前記閃光期間をPWM波形にした第2閃光信号を生成する閃光制御回路と、
    前記閃光制御回路からの第1閃光信号又は第2閃光信号により前記LEDを駆動させるLED駆動回路と、
    を備えることを特徴とする高光度航空障害灯の閃光駆動装置。
  2. 前記閃光制御回路は、薄明モード時には、昼間モードの前記閃光期間の電流の絶対値を低下させ、前記閃光期間の時間を前記規定期間内で短くし、夜間モードには、スイッチング素子により前記閃光期間をPWM制御することを特徴とする請求項1記載の高光度航空障害灯の閃光駆動装置。
  3. 前記閃光制御回路は、夜間モードには、閃光時を持続光とさせるために前記閃光期間のオフ期間を一定期間に設定し且つPWM周波数を可変させたPWM制御を行うことを特徴とする請求項2記載の高光度航空障害灯の閃光駆動装置。
  4. 前記閃光制御回路は、前記閃光期間のみベース電流を流すことを特徴とする請求項3記載の高光度航空障害灯の閃光駆動装置。
  5. 前記閃光制御回路は、夜間モードにおいて、前記閃光期間のPWM電流の第1番目の電流を第2番目以降の電流よりも大きくすることを特徴とする請求項3記載の高光度航空障害灯の閃光駆動装置。
  6. LED駆動装置が規定の電圧以上となった場合に前記LEDのオープンを検出する電圧検出回路を備えることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項記載の高光度航空障害灯の閃光駆動装置。
  7. LED駆動装置が規定の電圧未満となった場合に前記LEDのショートを検出する電圧検出回路を備えることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項記載の高光度航空障害灯の閃光駆動装置。
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