JP4207730B2 - インクジェット記録方法及び記録物 - Google Patents

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Description

本発明は、新規なインクジェット記録方法及び記録物に関する。
近年、インクジェット技術の進歩は目覚ましく、プリンター技術、インク技術、専用のインクジェット記録媒体技術の向上と相まって、得られる画質が写真画質と呼ばれる様になっている。画質の向上に伴い、インクジェット画像の保存性が従来の銀塩写真と比較されるようになり、特に、染料インクにおいて、インクジェット画像の耐水性、滲み耐性の弱さといった色剤の移動を伴う劣化や、耐光性や耐酸化性ガス性への弱さといった色剤特有の化学反応を伴う劣化が指摘されている。
特に、近年、大気中に微量に含まれるオゾンガスによるインクジェット記録画像の褪色が問題になっている。
上記課題にである染料インクによる記録画像の画像保存性向上を目的に、画像表面に樹脂による皮膜を形成する試みがなされている。
例えば、特開昭59−222381号、特開平4−21446号、同10−315448号、同11−5362号、同11−192775号には、インクジェット記録媒体の最表層に、熱可塑性有機高分子粒子からなる層を設け、画像記録後、この熱可塑性有機高分子粒子を溶融、皮膜化し、結果として、高分子の保護膜を形成することにより、耐水性、耐候性の改良及び画像の光沢付与を達成している。
この方法によれば、画像保存性向上にはある程度の効果は認められるものの、専用のインクジェット記録媒体が必要なこと、専用の加熱定着装置が必要となり、また、加熱定着時にインク溶媒の蒸発によるふくれが発生したり、膜はがれが発生する等、制御が難しいという課題を抱えている。また、最表層の熱可塑性有機高分子粒子からなる層がインク吸収性を阻害する欠点も有している。
一方、特開昭55−18412号、特開平11−199808号にはインクにラテックスあるいは樹脂微粒子を添加することで耐水性や耐光性を向上する方法が提案されている。更に、特開2001−187852号、2002−240413号には、オゾンガス耐性の向上を目的に、インクへの樹脂添加が開示されている。この他、特開2002−80759号、同2002−194253号、同2002−264490号、同2002−285049号、同2003−55586号には、インクにラテックスあるいは樹脂微粒子を添加する技術が開示されている。インクにラテックスあるいは樹脂微粒子を添加する方法は、オゾンガス褪色防止効果に一定の効果を示すものの以下の課題があることが判明した。
すなわち、第1の課題は、インクの付与されたところの光沢度が向上するが、白地は光沢度が変わらないので、その結果、画像部/非画像部に光沢差が生じてしまうことである。第2の課題は、インク量の多い高濃度部から中間濃度部では良好なオゾン褪色防止効果が認められるが、インク付与量の少ないところでの効果が不十分なため、むしろインク付与量の少ないところの褪色が目立ってしまう。あるいは、2次色や多次色部では良好なオゾン褪色防止効果が認められるが、純色に近い部分、具体的にはシアン色、マゼンタ色の部分で効果が不十分なため、純色に近い部分での褪色が目立ってしまうというような、画像内のシーンによって褪色の程度が異なり、不自然な画像となってしまうことである。
第3の課題は、白地に隣接した画像部位では、オゾンガス等の有害ガスに対する褪色防止効果が十分に得られていない。これは、隣接する白地部からのオゾンガスの進入及び画像部への拡散によるものと考えられる。
上記課題に対し、特開平9−262971号、同2000−225695号、同2000−335043号には、画像保存性向上を目的として、画像上にラミネート剤を付与する技術が開示されている。この技術は、画像全面にラミネート剤を付与する技術と解釈できるが、この方法では、記録インクの付与量が多いところでは溢れによる画像劣化や、光沢低下、更には本来良くなるはずのオゾン褪色まで悪化してしまう現象がおこり、本発明の課題解決をなしえてない。
また、国際特許第00/06390号、特開2001−39006号には、画像保存性向上もしくは光沢向上を目的に、インク付着部位に無色の樹脂微粒子含有液を付与する技術が開示されているが、プリント内の光沢差の解消や、白地に隣接した画像部位でのオゾンガスに対する褪色防止効果が得られず、更に、記録インク付与部では溢れにより画質、光沢が劣化を招く結果となっている。
一方、記録インクの付与されて無い領域に、無色インクを付与する技術が開示されている。例えば、透明基材上に多孔質インク受容層を設けた記録媒体上に、着色剤、樹脂エマルジョン、糖を含むインクを付着し、カラーインクの記録されない空隙箇所に、インクとの屈折率差が0.1以内のクリヤーインクを記録することで、透明性の高い画像を形成する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。また、画像周辺領域で、所定の記録率になるよう無色インクで補償することで、低湿度環境での罫線の乱れを抑制する技術が開示されている(例えば、特許文献2参照。)。また、2種以上の濃度の異なる特定の黒色インクを用いるとき、樹脂微粒子を含有した無色インクを非画像部に付与することで粒状性と鮮鋭性を改良した白黒画像形成方法が開示されている(例えば、特許文献3参照。)。しかしながら、これらの各開示されている技術には、本発明の課題である光沢及びオゾンガス褪色耐性の画像内での均一性を向上させるとの記載はなく、また得られる効果も不十分である。
また、国際特許第03/24723A1号には、熱可塑性樹脂粒子を含有する記録媒体を用いて、記録後加熱処理を行う記録方法において、該加熱処理前に無色または白色の液体をプリント上に付与する方法が開示されているが、オゾンガス褪色の画像内での均一性を向上させるとの記載はない。また、専用の加熱処理装置が必要であること、専用記録媒体が必要であるなど制約が多い。
また、可視画像と相補的な部分に、被記録材の色相を変化させないインクを付与し、光沢感の差を緩和する方法が提案されている(例えば、特許文献4参照。)。この方法によれば、被記録材の露出が減ることから耐光性、耐オゾン性の向上が期待されるとあるが、本願課題にあるような、ハイライト部や単色部などでのオゾン褪色進行と画像部でのオゾン褪色防止効果の結果としてのオゾン褪色の不均一性解消という具体的課題解決を示唆してなく、実施態様にも、記録インクに光硬化型化合物を添加して、プリントを光硬化処理するなど、専用の装置が必要であり、制約が多い。
特開平8−85218号公報 特開2001−47644号公報 特開2001−277488号公報 特開2003−191601号公報
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、その第1の課題は、画像中の種々の濃度域や異なる色画像域において、オゾンガス等の有害ガスによる褪色を抑制し、褪色の均一性にすぐれたインクジェット記録方法及び記録物を提供すること。第2の課題は、プリント内での光沢差を緩和するインクジェット記録方法及び記録物を提供すること。第3の課題は、プリントに加熱、加圧、光照射など特定後処理をすることなく、上記のごとくオゾン褪色耐性と光沢の均一性を向上したインクジェット記録方法及び記録物を提供すること。第4の課題は、インク溢れ、ビーディング発生等による画質劣化を抑制したインクジェット記録方法及び記録物を提供することである。
本発明の上記目的は、以下の構成により達成される。
(請求項1)
少なくとも水溶性染料と樹脂微粒子分散物とを含有するインクジェット記録インクを、インクジェット記録媒体に記録するインクジェット記録方法であって、該インクジェット記録インクの記録手段とは別に設けた液体付与手段によって、少なくとも樹脂を含有する実質的に無色の無色インクを、該インクジェット記録媒体上の該インクジェット記録インクの付与量が12ml/m 未満の領域に、2ml/m 以上、15ml/m 以下付与し、かつ該インクジェット記録インクと該無色インクの総付着量が全域で8ml/m 以上となるように該無色インクを付与することを特徴とするインクジェット記録方法
(請求項2)
前記無色インク中の樹脂が、樹脂微粒子分散物であることを特徴とする請求項1記載のインクジェット記録方法。
(請求項3)
請求項1または2に記載のインクジェット記録方法で作成したことを特徴とする記録物。
本発明によれば、画像中の種々の濃度域や異なる色画像域において、オゾン褪色耐性と光沢の均一性を向上し、かつインク溢れ、ビーディング発生による画質劣化を抑制したインクジェット記録方法及び記録物を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
本発明のインクジェット記録方法においては、少なくとも水溶性染料と樹脂微粒子分散物とを含有するインクジェット記録インクを、インクジェット記録媒体に記録するインクジェット記録方法であって、該インクジェット記録インクの記録手段とは別に設けた液体付与手段によって、少なくとも樹脂を含有する実質的に無色の無色インクを、該インクジェット記録媒体上の該インクジェット記録インクの付与量が12ml/m 未満の領域に、2ml/m 以上、15ml/m 以下付与し、かつ該インクジェット記録インクと該無色インクの総付着量が全域で8ml/m 以上となるように該無色インクを付与することを特徴とする。
はじめに、本発明に係るインクジェット記録インクについて説明する。
本発明に係るインクジェット記録インク(以降、単に記録インクともいう)には、少なくとも水溶性染料と樹脂微粒子分散物とを含有するを含有するが、該樹脂微粒子分散物とは、媒質中、例えば、水中に分散状態にある樹脂粒子を含むものであり、樹脂微粒子はポリマー微粒子あるいはラテックスとも呼ばれている。
上記樹脂微粒子は、各種樹脂の水分散体の形態で用いることができる。具体的には、アクリル系、スチレン−アクリル系、アクリロニトリル−アクリル系、酢酸ビニル系、酢酸ビニル−アクリル系、酢酸ビニル−塩化ビニル系、ポリウレタン系、シリコン−アクリル系、アクリルシリコン系、ポリエステル系、エポキシ系の各樹脂を挙げることができる。
通常、これらの樹脂微粒子は、乳化重合法によって得られる。そこで用いられる界面活性剤、重合開始剤等については、常法で用いられるものを用いれば良い。樹脂微粒子の合成法に関しては、例えば、米国特許第2,852,368号、同2,853,457号、同3,411,911号、同3,411,912号、同4,197,127号、ベルギー特許第688,882号、同691,360号、同712,823号、特公昭45−5331号、特開昭60−18540号、同51−130217号、同58−137831号、同55−50240号等に詳しく記載されている。
本発明に係る記録インクで用いる樹脂微粒子は、平均粒径が10〜200nmであることが好ましく、より好ましくは10〜150nm、更に好ましくは10〜100nmである。
樹脂微粒子の平均粒径が10nm以上であれば、樹脂微粒子が空隙層内部に浸透せず、空隙層表面に存在するため、光沢性の面で好ましい。また、樹脂微粒子の平均粒径が200nm以下であれば、樹脂微粒子がある程度小さいため、空隙層表面でのレベリング性の観点で有利となり、光沢性の面で好ましい。
樹脂微粒子の平均粒径は、光散乱方式やレーザードップラー方式を用いた市販の粒径測定装置、例えば、ゼータサイザー1000(マルバーン社製)等を用いて、簡便に求めることができる。
本発明に係る記録インクにおいては、樹脂微粒子の記録インク中での含有量が、0.2〜10質量%であることが好ましく、さらに好ましくは0.5〜5質量%である。樹脂微粒子の添加量が0.2質量%以上であれば、褪色性に対しより十分な効果を発揮することができ、10質量%以下であれば、インク吐出性がより安定となり、更に保存中でのインク粘度の上昇を抑制することができより好ましい。
本発に係る樹脂微粒子においては、最低造膜温度(MFT)が、−60〜60℃であることが好ましい。本発明においては、樹脂微粒子の最低造膜温度をコントロールするために造膜助剤を添加してもよい。造膜助剤は、可塑剤ともよばれ樹脂ラテックスの最低造膜温度を低下させる有機化合物(通常有機溶媒)であり、例えば「合成ラテックスの化学(室井宗一著、高分子刊行会発行(1970))」に記載されている。
本発明に係る記録インクに用いる水溶性染料としては、例えば、アゾ染料、メチン染料、アゾメチン染料、キサンテン染料、キノン染料、フタロシアニン染料、トリフェニルメタン染料、ジフェニルメタン染料等を挙げることができ、その具体的化合物としては、例えば、特開2002−264490号公報に例示した染料を挙げることができる。
本発明に係る記録インクには、有機溶媒を含有することができる。有機溶媒は、特に制限はないが、水溶性の有機溶媒が好ましく、具体的にはアルコール類、多価アルコール類、多価アルコールエーテル類、アミン類、アミド類、複素環類挙げることができ、その具体的化合物としては、例えば、特開2003−231832号公報に例示した水溶性有機溶剤を挙げることができる。
本発明に係る記録インクにおいて、各種の界面活性剤を用いることができる。本発明で用いることのできる界面活性剤として、特に制限はないが、例えば、ジアルキルスルホコハク酸塩類、アルキルナフタレンスルホン酸塩類、脂肪酸塩類等のアニオン性界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル類、ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル類、アセチレングリコール類、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンブロックコポリマー類等のノニオン性界面活性剤、アルキルアミン塩類、第四級アンモニウム塩類等のカチオン性界面活性剤が挙げられる。特にアニオン性界面活性剤およびノニオン性界面活性剤を好ましく用いることができる。
また、本発明に係る記録インク中には、高分子界面活性剤も用いることができ、例えば、スチレン−アクリル酸−アクリル酸アルキルエステル共重合体、スチレン−アクリル酸共重合体、スチレン−マレイン酸−アクリル酸アルキルエステル共重合体、スチレン−マレイン酸共重合体、スチレン−メタクリル酸−アクリル酸アルキルエステル共重合体、スチレン−メタクリル酸共重合体、スチレン−マレイン酸ハーフエステル共重合体、ビニルナフタレン−アクリル酸共重合体、ビニルナフタレン−マレイン酸共重合体等を挙げることができる。
本発明に係る記録インクでは、上記説明した以外に、必要に応じて、出射安定性、プリントヘッドやインクカートリッジ適合性、保存安定性、画像保存性、その他の諸性能向上の目的に応じて、公知の各種添加剤、例えば、粘度調整剤、比抵抗調整剤、皮膜形成剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、退色防止剤、防ばい剤、防錆剤等を適宜選択して用いることができ、例えば、流動パラフィン、ジオクチルフタレート、トリクレジルホスフェート、シリコンオイル等の油滴微粒子、特開昭57−74193号、同57−87988号及び同62−261476号に記載の紫外線吸収剤、特開昭57−74192号、同57−87989号、同60−72785号、同61−146591号、特開平1−95091号及び同3−13376号等に記載されている退色防止剤、特開昭59−42993号、同59−52689号、同62−280069号、同61−242871号および特開平4−219266号等に記載されている蛍光増白剤等を挙げることができる。
次に、本発明に係る記録インクの記録手段とは別に設けた液体付与手段によって供給する少なくとも樹脂を含有する実質的に無色の無色インクについて説明する。
本発明に係る無色インクは、樹脂と液体媒体とからなるが、好ましくは、樹脂、水溶性溶剤及び水を主成分としてなる。
樹脂としては、本発明の効果を発現するものであれば特に制約はなく、例えば、水溶性樹脂でも水不溶性樹脂でもよいが、本発明の効果をより効果的に発現するには、水不溶性樹脂で水に分散されたものがよい。樹脂の具体例としては、アクリル系、スチレン−アクリル系、アクリロニトリル−アクリル系、酢酸ビニル系、酢酸ビニル−アクリル系、酢酸ビニル−塩化ビニル系、ポリウレタン系、シリコン−アクリル系、アクリルシリコン系、ポリエステル系、エポキシ系の各樹脂から選択することができる。
本発明に係る無色インクに添加できる、有機溶媒、界面活性剤およびその他添加剤としては上記の記録液に添加することができるものを用いることができる。
本発明に係る記録インク及び無色インクは、安定吐出するためと、高光沢発現、オゾン耐性を高めるためには、インクの表面張力は40mN/m以下であることが好ましく、20〜40mN/mであることがより好ましい。同様の理由でインク粘度は、1.5〜10mPa・sが好ましく、3.0〜8mPa・sがより好ましい。
次に、無色インクの付与する方法について説明する。
はじめに、インクジェット記録媒体上への無色インクの付与領域について説明する。
本発明に係る無色インクは、インクジェット記録媒体の少なくとも一部に付与し、無色インクのインクジェット記録媒体への付着量(g/m)を、該インクジェット記録媒体上の該インクジェット記録インクの付与量が12ml/m 未満の領域に、2ml/m 以上、15ml/m 以下付与し、かつ該インクジェット記録インクと該無色インクの総付着量が全域で8ml/m 以上となるように該無色インクを付与することを特徴とする。
本発明の効果のためには、無色インクは記録インクの付与されてない領域に付与することが好ましい、また、記録インク量が少ない領域にも併せて付与することが好ましい。記録インクが充分多いところには無色インクは付与しないほうが、本発明の効果発現上好ましい。
上記のように記録インクの付与量に応じて無色インクの付与の有無を判断する方法は好ましい方法である。すなわち、インクジェット画像記録は、通常、画像を画素に分割し、画像データに基づき、画素ごとに記録インク付与量を決めて行われる。この記録インク付与量に応じて、本発明に係る無色インクの付与量を決める方法が好ましい。本発明においては、記録インクが12ml/m 未満のところに、無色インクを2ml/m 以上、15ml/m 以下付与し、かつ該インクジェット記録インクと該無色インクの総付着量が全域で8ml/m 以上となるよう付与することを特徴とする。すなわち、記録インクが12ml/m以上のところには無色インク付与しない。この時、無色インク付与の有無を決める画素としては、1mm四方以下の画素を選択することが、光沢及びオゾン褪色耐性の均一性を効果的に高める観点から好ましい。
次いで、無色インクの付与量について説明する。
無色インクの付与量は、記録インク、無色インク種、インクジェット記録媒体の特性により、最も効果が得られる適量が異なるが、少なくとも2ml/m以上、15ml/m 以下付与することを一つの特徴とする。15ml/mより多く無色インクを付与すると、画質劣化や光沢低下が起こり好ましくない。また、無色インクの付与量は、先ほど説明した各画素のインク量に応じて決めることを特徴とする。すなわち、白地を含め記録インクの少ないところにはより多く付与し、インク量の多いところには少量にすることが好ましい。また、画素毎に記録インク量と無色インク量の総量を一定範囲になるよう調整することも好ましい方法の1つである。更に、記録インクと無色インクとの総量の最低量を決めておき、記録インクだけでその量に達しない場合、不足分を無色インクで付与するよう調整することも好ましい。この時、記録インクと無色インクの総量としては、8ml/m以上であることを特徴とする
また、記録インク中に含まれる樹脂微粒子と無色インクに含まれる樹脂量を考慮して、画素ごとに、両インクにより付与される樹脂総量を制御することも好ましい。この時、各画素の総樹脂量は、0.5g/m2以上にすることが好ましく、より好ましくは、1g/m2以上にすることである。
次に、無色インクの付与方法について説明する
無色インクの付与方法としては、画像中の少なくとも一部に選択して付与できる方法であればよいが、記録インク同様にインクジェットヘッドを用いて付与する方法が好ましい。このとき、無色インク用のヘッドは一つでも複数用意して、異なる組成の無色インクを付与しても良い。また、無色インク用ヘッドは、記録インクと同じキャリッジに固定しても良いし、別にしてもよい。無色インクの付与は、記録インクの記録前でも同時でも後でも良いが、好ましくは同一キャリッジに固定し、ほぼ同時に無色インクを付与することが本発明の効果をより発現する上で好ましい。
本発明のインクジェット記録方法で用いることのできる記録媒体は、普通紙、コート紙、専用光沢紙など種々の用紙を用いることができるが、好ましい記録媒体は、レジンコート紙、フィルムなどの耐水性支持体上にフィラー、バインダーを主成分とした空隙型インク吸収層を設けたもので、特に高光沢なものを用いるとよりいっそう本発明の効果が発現され好ましい。
本発明のインクジェット記録方法で用いるプリンターは、市販されているプリンターのように、インクジェット記録媒体収納部、搬送部、インクカートリッジ、インクジェットプリントヘッドを有するものであり、更に無色インクの付与手段を設けたものであれば特に制約はない。更に必要に応じて、ロール状のインクジェット記録媒体収納部、切断部、プリント仕分け装置、プリント収納部を備えたプリンタであると、インクジェット写真を商用利用する場合に有用である。
記録ヘッドとしては、ピエゾ方式、サーマル方式、コンティニュアス方式のいずれでもよいが、インク吐出での安定性の観点からピエゾ方式が好ましい。
本発明のインクジェット記録方法において、記録インク中あるいは無色インク中に含まれているポリマー微粒子の成膜を促進する目的で、記録前、記録時に記録媒体を加熱したり、記録後にプリントを加熱、もしくは加圧の少なくとも1工程を施すことができる。
以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
《記録インクの調製》
〔インクセット1の調製〕
下記のようにしてインクセット1を調製した。インクセット1は、イエロー、マゼンタ、シアン及び黒の濃色インクと、マゼンタ及びシアンの淡色インクの6色のインクから構成される。
〈濃色インク(イエロー、マゼンタ、シアン及び黒)の調製〉
ジエチレングリコール 10質量%
グリセリン 10質量%
トリエチレングリコールモノブチルエーテル 10質量%
染料(*1) 3質量%
サーフィノール465(Air Products社製) 0.5質量%
純水 残部
*1:染料は、イエローはダイレクトイエロー86、マゼンタはダイレクトレッド227、シアンはダイレクトブルー199、黒はフードブラック2を使用した。
〈淡インク(マゼンタ及びシアン)の調製〉
ジエチレングリコール 10質量%
グリセリン 10質量%
トリエチレングリコールモノブチルエーテル 10質量%
染料(*2) 0.8質量%
サーフィノール465 0.5質量%
純水 残部
*2:染料は、マゼンタはダイレクトレッド227、シアンはダイレクトブルー199を使用した。
〔インクセット2の調製〕
上記インクセット1(6色のインク)の調製において、各インクにスーパーフレックス300(第一工業製薬製、ウレタンラテックス)を、インク中における固形分として1質量%になるように添加した以外は同様にして、インクジェット2を調製した。
〔無色インク1の調製〕
ポリビニルアルコール(PVA105 クラレ株式会社) 1質量%
エチレングリコール 20質量%
サーフィノール465(Air Products社製) 1質量%
純水 残部
〔無色インク2の調製〕
ジエチレングリコール 10質量%
グリセリン 10質量%
トリエチレングリコールモノブチルエーテル 10質量%
スーパーフレックス300(第一工業製薬製、ウレタンラテックス)
固形分として1質量%
サーフィノール465(Air Products社製) 0.5質量%
純水 残部
《画像記録》
〔記録媒体〕
画像記録には、ピクトリコHI−GIOSS(旭硝子(株)製)を用いた。
〔画像印字〕
キャリッジ上に7個の記録ヘッド(ピエゾタイプ:512ノズル)を装備したプリンタを用いてインクジェット画像記録を行った。詳しくは、表1に記載の組み合わせで、6個の記録ヘッドからは、上記調製した6色からなるインクセットを記録媒体上に各々吐出させ、残りの1つの記録ヘッドからは、各無色インクを表1に記載のインク付与方法に従って吐出して、画像の形成を行った。
《記録画像の評価》
上記作成した各画像について、下記の各評価を行った。
〔オゾン褪色耐性の評価〕
作成したニュートラル画像(イエロー、マゼンタ、シアンの各反射濃度が0.9)、シアン濃度0.5のシアンベタ画像を、オゾン濃度8ppm(25℃、50%)の環境に20時間放置し、褪色後の画像と褪色前の画像との目視で比較し、下記の基準に則りオゾン褪色耐性の評価を行った。
5:褪色処理前後で、画像部の濃度変化が全く認められない
4:褪色処理前後で、画像部の濃度変化がほぼ認められない
3:褪色処理後で、画像部の濃度変化が僅かに認められる
2:褪色処理後で、画像部の濃度変化が認められる
1:褪色処理後で、画像部の激しい濃度低下が認められる
また、上記ニュートラル画像と白地部との境界部を目視観察し、下記の基準に則りオゾン褪色耐性の評価を行った。
5:ニュートラル画像部の白地部との境界で、色変化は全く認められない
4:ニュートラル画像部の白地部との境界で、色変化はほぼ認められない
3:ニュートラル画像部の白地部との境界で、僅かに赤味に変色しているが許容の範囲
2:ニュートラル画像部の白地部との境界部のみが褪色し、赤に変色している
1:ニュートラル画像部の白地部との境界部のみが激しく褪色し、黄色からオレンジ色に変色している
〔ビーディングの評価〕
えび茶色の10段のウェッジ画像をプリントし、ビーディングの発生するウェッジ段数を求めた。ウェッジ画像は10段が最も濃度が高く、10段でもビーディングの発生がなかったものを「なし」と表示した。
〔白地境界部の乱れの評価〕
黒のベタ画像中に白の小円を描いた画像を印字し、白地の円の境界部をルーペ及び目視観察し、下記の基準に則り、白地境界部の乱れの評価を行った。
4:白地の境界部はルーペで観察しても滑らかで、乱れがない
3:ルーペで見るとわずかに乱れが認められるが、肉眼では認識できない
2:肉眼でやや乱れが認められるが、実用上は許容される範囲にある
1:肉眼観察で、明らかな白地境界部の大きな乱れが観察される
〔滲み耐性の評価〕
イエロー、マゼンタ、シアン及び黒の細線を印字した画像を、40℃80%RH環境下に5日間保存した後、各細線画像の滲みの程度を目視観察し、下記の基準に則り滲み耐性の評価を行った。
5:全色の色細線画像共、全く滲みが認められない
4:1色のインク画像で、細線のわずかな太りが見られるが、その他のインク画像では全く変化が認められない
3:数種のインク画像で、細線のわずかな太りが見られるが、実用上許容の範囲にある
2:数種のインク画像で、細線の太りが見られる
1:全色のインク画像で、明らかな細線の太りが見られる
〔べたつき耐性の評価〕
各色ベタ画像を印字したプリントを工事アルバムに入れ、30℃、80%RHの環境下で1ヶ月保存した後、プリントをアルバムから剥がした際の状況を観察し、下記の基準に則りべたつき耐性の評価を行った。
5:全くくっつかず、スムーズに剥がせた
4:ごくわずかにくっつきが認められるが、すぐに剥がれた
3:くっつきは認められるが、剥がすことができる
2:明らかにくっつきが認められ、剥がすとき画像表面の一部に欠陥が発生
1:くっつきが激しく、剥がすことができない
〔光沢均一性の評価〕
黒ベタ画像及び白地部について、写像性測定器ICM−1DP(スガ試験機械社製)で反射60度、光学くし2mmで各C値(%)を測定し、黒ベタ画像と白地部の光沢差を求め、これを光沢均一性の尺度とした。
以上により得られた結果を、表1に示す。
Figure 0004207730
表1の結果より明らかなように、樹脂微粒子分散物を含有する記録インクと、樹脂を含有する無色インクとを、それぞれ個別の記録手段により印字する本発明のインクジェット記録方法により作成した画像は、比較例に対し、画像中の種々の濃度域や異なる色画像域において、オゾン褪色耐性と光沢の均一性を向上し、かつ白地境界部の乱れ、滲み及びべたつきの発生による画質劣化を抑制しできることが分かる。

Claims (3)

  1. 少なくとも水溶性染料と樹脂微粒子分散物とを含有するインクジェット記録インクを、インクジェット記録媒体に記録するインクジェット記録方法であって、該インクジェット記録インクの記録手段とは別に設けた液体付与手段によって、少なくとも樹脂を含有する実質的に無色の無色インクを、該インクジェット記録媒体上の該インクジェット記録インクの付与量が12ml/m 未満の領域に、2ml/m 以上、15ml/m 以下付与し、かつ該インクジェット記録インクと該無色インクの総付着量が全域で8ml/m 以上となるように該無色インクを付与することを特徴とするインクジェット記録方法。
  2. 前記無色インク中の樹脂が、樹脂微粒子分散物であることを特徴とする請求項1記載のインクジェット記録方法。
  3. 請求項1または2に記載のインクジェット記録方法で作成したことを特徴とする記録物
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