JP4204013B1 - 社会保険・雇用保険の電子申請支援プログラム及び社会保険・雇用保険の電子申請支援システム - Google Patents

社会保険・雇用保険の電子申請支援プログラム及び社会保険・雇用保険の電子申請支援システム Download PDF

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Abstract

【課題】社会保険・雇用保険に関する電子申請手続を正確、かつ、効率的に行うことを可能とする社会保険・雇用保険の電子申請支援プログラム及び社会保険・雇用保険の電子申請支援システムを提供すること。
【解決手段】基本情報ボタンが基本情報入力ページが表示された状態で押下された場合には、事業所データや社労士データ等の基本的な電子申請用の労務データが基本情報入力ページの入力ボックスに自動的に貼り付けられる(S108〜S111)。また、申請入力ボタンが申請書情報入力ページが表示された状態で押下された場合には、社会保険や雇用保険の実際の届出内容を記録した添付ファイル名等が申請書情報入力ページの入力ボックスに貼り付けられる(S108〜S111)。
【選択図】図19

Description

本発明は、社会保険・雇用保険の電子申請支援プログラム及び社会保険・雇用保険の電子申請支援システムに関し、更に詳しくは、電子政府の総合窓口システムを利用した社会保険・雇用保険に関する手続を、データ入力の効率化を図りつつ行うことを可能とするシステム技術に関する。
従来より、社会保険・雇用保険に関する手続は、所定の書式を用いて申請書類を作成し、管轄の役所へ提出することにより行うことが一般的である。一方で、社会保険・雇用保険に関する手続は、近年のめざましい情報通信技術の発達によりインターネット上の非特許文献1に示す電子政府の総合窓口システム(以下単に、「e-Govシステム」ともいう)を利用して、所定のデータに届書ファイル(社会保険・雇用保険の電子申請に用いるコンピュータ読み取り可能な又は電気通信回線を通じて送受信可能なデータ形式の単一ファイル又はファイル群、具体的には、CSV形式・XML形式・PDF形式の届書ファイル等、以下同じ)を添付してインターネット上で送信する電子申請手続によっても可能となっている。
図2(b)は、従来から活用されているe-Govシステムを利用した電子申請手続の作業者の作業手順を示すフローチャートである。まず、インターネットを立ち上げて(S300)、URL欄にURLを入力したりリンクを辿ると、コンピュータ画面には、社会保険・雇用保険の申請手続種類別の開始ページ(手続選択ページG20(図20参照),手続選択ページG29(図29参照))が表示される(S302)。作業者が申請手続種類の確認(図示省略)をし(S303:YES)、利用許諾を行う(図示省略)と(S304:YES)、基本情報入力ページG21(図21参照)が表示される。
S305において、作業者がキーボード入力により基本情報入力ページG21の入力ボックスBX(以下、コンピュータ画面の中でデータ入力箇所は全て入力ボックスBXという。図9〜図12、図14〜図18、図20〜図32では具体的な表示を一部のみ示す)に電子申請用の労務データたる基本情報(申請者情報及び社労士情報)を入力する。すると、コンピュータ画面には、キーボード入力された電子申請用の労務データが表示される。作業者がS305での電子申請用の労務データの入力を終了すると、コンピュータ画面には、申請書情報入力ページG27(図27参照)又は申請書情報入力ページG30(図30参照)が表示される。
S306において、作業者がキーボード入力により申請書情報入力ページG27又は申請書情報入力ページG30の入力ボックスBXに電子申請用の労務データたる申請情報(添付ファイルとなる届書ファイル名)を入力する。すると、コンピュータ画面には、入力された届書ファイル名がファイルパスとともに表示される。そして、作業者がS306での入力を終了すると、コンピュータ画面には、送信確認フォーム(図示省略)が表示される。
S307において、作業者が手続内容を確認し、送信ボタンをクリックするとコンピュータにより基本情報入力ページG21や申請書情報入力ページG27,G30で入力した電子申請用の労務データや届書ファイルがe-Govシステムに送信される。
そして、S308において、作業者が完了画面(図示省略)を確認し、インターネット閲覧プログラムを閉じる等すれば、一連の電子申請手続を終了することができる(S309)。
http://www.e-gov.go.jp/
しかしながら、従来の図2(b)のフローチャートに従ったe-Govシステムを利用した電子申請手続では、S305やS306における電子申請用の労務データたる基本情報及び申請情報の入力作業は、作業者のキーボード入力やマウス入力により行われていた。従って、電子申請用の労務データの入力作業自体に時間がかかるという問題があった。また、電子申請用の労務データの入力に誤りが発生するという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、社会保険・雇用保険に関する電子申請手続を正確、かつ、効率的に行うことを可能とする社会保険・雇用保険の電子申請支援プログラム及び社会保険・雇用保険の電子申請支援システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る社会保険・雇用保険の電子申請支援システムは、
社会保険・雇用保険の電子申請に用いるコンピュータ読み取り可能な又は電気通信回線を通じて送受信可能なデータ形式の届書ファイル並びに当該届書ファイルが添付される電子申請用の社保申請書及び/又は雇用申請書の作成を行う社会保険・雇用保険の電子申請支援システムであって、
前記届書ファイルの作成に用いられ、社会保険・雇用保険に関する入社・退社・給与・年末調整に関する各社員の労務データ、並びに、前記電子申請用の社保申請書及び/又は前記雇用申請書の作成に用いられ、前記届書ファイルのパス及びファイル名とを含む捕捉作成履歴テーブルを労務データとして労務データベースに記憶するとともに、インターネット閲覧画面のインターネットツールバーに追加される基本情報ボタン及び/又は申請入力ボタンを備えた電子申請用ツールバーを記憶する記憶手段と、
前記労務データその他の各種情報を入力するキーボードやマウスその他の入力手段と、
前記届書ファイル並びに前記社保申請書及び/又は前記雇用申請書の作成を行わせるための届書作成ボタン、社保申請書作成ボタン、及び、雇用申請書作成ボタンと、
各種情報を表示する表示手段と、
制御手段とを備え、
前記制御手段は、
前記入力手段によって入力された前記労務データを前記労務データベースへ書き込み更新する労務データベース更新手段と
前記届書作成ボタンが押下されたか否かを判断し、押下されたと判断すると、前記労務データベースから前記届書ファイルの作成用の労務データを抽出して当該届書ファイルを作成するとともに、前記届書ファイルのパス及びファイル名を更新する届書ファイル作成手段と、
前記社保申請書作成ボタン又は前記雇用申請書作成ボタンが押下されたか否かを判断し、押下されたと判断すると、インターネット閲覧プログラムを起動させるとともに、前記入力手段による入力が社会保険又は雇用保険のいずれの届出区分の電子申請用画面で行われているかを判定し、前記届出区分に応じて電子政府の総合窓口システムのインターネット開始ページを表示させる開始ページ表示手段と、
前記基本情報ボタン及び/又は前記申請入力ボタンを備えた電子申請用ツールバーを前記インターネット閲覧画面のインターネットツールバーに追加する電子申請用ツールバー追加手段と、
前記労務データベースから抽出した電子申請用の労務データ及び/又は入力された電子申請用の労務データと、前記届書ファイルのパス及びファイル名とを含む仮想労務データセットを生成する仮想労務データセット生成手段と、
前記基本情報ボタン又は前記申請入力ボタンが押下されたか否かを判断する電子申請用ツールバー押下判断手段と、
前記基本情報ボタン又は前記申請入力ボタンが押下された時に表示されていたインターネットページが基本情報入力ページ又は申請書情報入力ページか否かを判断し、前記基本情報ボタンが前記基本情報入力ページが表示された状態で押下されたと判断した場合には、前記労務データを前記基本情報入力ページの入力ボックスに貼り付け、前記申請入力ボタンが前記申請書情報入力ページが表示された状態で押下されたと判断した場合には、前記届書ファイルのパス及びファイル名を前記申請書情報入力ページの入力ボックスに貼り付ける仮想労務データ貼付手段と、
を備えたことを要旨とする。
この場合に、更に、前記基本情報ボタン又は前記申請入力ボタンが押下された時に表示されていたインターネットページが基本情報入力ページ又は申請書情報入力ページか否かを判断し、前記基本情報ボタンが前記基本情報入力ページが表示された状態で押下されなかったと判断した場合、又は、前記申請入力ボタンが前記申請書情報入力ページが表示された状態で押下されなかったと判断した場合には、エラーメッセージを表示するエラーメッセージ表示手段を備えてもよい。
上記課題を解決するために、本発明に係る社会保険・雇用保険の電子申請支援プログラムは、
コンピュータを、社会保険・雇用保険の電子申請に用いる当該コンピュータ読み取り可能な又は電気通信回線を通じて送受信可能なデータ形式の届書ファイル並びに当該届書ファイルが添付される電子申請用の社保申請書及び/又は雇用申請書の作成を行う手段として機能させる社会保険・雇用保険の電子申請支援プログラムであって、
前記コンピュータを、
前記届書ファイルの作成に用いられ、社会保険・雇用保険に関する入社・退社・給与・年末調整に関する各社員の労務データ、並びに、前記電子申請用の社保申請書及び/又は前記雇用申請書の作成に用いられ、前記届書ファイルのパス及びファイル名とを含む捕捉作成履歴テーブルを労務データとして労務データベースに記憶するとともに、インターネット閲覧画面のインターネットツールバーに追加される基本情報ボタン及び/又は申請入力ボタンを備えた電子申請用ツールバーを記憶する記憶手段、
前記労務データその他の各種情報を入力するキーボードやマウスその他の入力手段、
前記届書ファイル並びに前記社保申請書及び/又は前記雇用申請書の作成をそれぞれ行わせるための届書作成ボタン、社保申請書作成ボタン、及び、雇用申請書作成ボタン、
各種情報を表示する表示手段、
制御手段、として機能させるとともに、
前記制御手段に、
前記入力手段によって入力された前記労務データを前記労務データベースへ書き込み更新する労務データベース更新手順、
前記届書作成ボタンが押下されたか否かを判断させ、押下されたと判断された場合には、前記労務データベースから前記届書ファイルの作成用の労務データを抽出させて当該届書ファイルを作成させるとともに、前記届書ファイルのパス及びファイル名を更新させる届書ファイル作成手順、
前記社保申請書作成ボタン又は前記雇用申請書作成ボタンが押下されたか否かを判断させ、押下されたと判断された場合には、インターネット閲覧プログラムを起動させるとともに、前記入力手段による入力が社会保険又は雇用保険のいずれの届出区分の電子申請用画面で行われているかを判定させ、前記届出区分に応じて電子政府の総合窓口システムのインターネット開始ページを表示させる開始ページ表示手順、
前記基本情報ボタン及び/又は前記申請入力ボタンを備えた電子申請用ツールバーを前記インターネット閲覧画面のインターネットツールバーに追加させる電子申請用ツールバー追加手順、
前記労務データベースから抽出された電子申請用の労務データ及び/又は入力された電子申請用の労務データと、前記届書ファイルのパス及びファイル名とを含む仮想労務データセットを生成させる仮想労務データセット生成手順、
前記基本情報ボタン又は前記申請入力ボタンが押下されたか否かを判断させる電子申請用ツールバー押下判断手順、
前記基本情報ボタン又は前記申請入力ボタンが押下された時に表示されていたインターネットページが基本情報入力ページ又は申請書情報入力ページか否かを判断させ、前記基本情報ボタンが前記基本情報入力ページが表示された状態で押下されたと判断された場合には、前記労務データを前記基本情報入力ページの入力ボックスに貼り付けさせ、前記申請入力ボタンが前記申請書情報入力ページが表示された状態で押下されたと判断された場合には、前記届書ファイルのパス及びファイル名を前記申請書情報入力ページの入力ボックスに貼り付けさせる仮想労務データ貼付手順と、
を実行させることを要旨とする。
この場合、更に、前記制御手段に、
前記基本情報ボタン又は前記申請入力ボタンが押下された時に表示されていたインターネットページが基本情報入力ページ又は申請書情報入力ページか否かを判断させ、前記基本情報ボタンが前記基本情報入力ページが表示された状態で押下されなかったと判断された場合、又は、前記申請入力ボタンが前記申請書情報入力ページが表示された状態で押下されなかったと判断された場合には、エラーメッセージを表示させるエラーメッセージ表示手順を実行させてもよい。
本発明に係る社会保険・雇用保険の電子申請支援システム(又はプログラム)によれば、コンピュータは、仮想労務データ貼付手段(又は手順)により、基本情報ボタン又は申請入力ボタンが押下された時に表示されていたインターネットページが、基本情報入力ページ又は申請書情報入力ページか否かを判断し、基本情報ボタンが基本情報入力ページが表示された状態で押下されたと判断した場合には、電子申請用労務データを基本情報入力ページの入力ボックスに貼り付け、申請入力ボタンが申請書情報入力ページが表示された状態で押下されたと判断した場合には、パス及びファイル名を申請書情報入力ページの入力ボックスに貼り付ける。従って、本発明は、社会保険・雇用保険に関する電子申請手続を正確、かつ、効率的に行うことを可能とするという効果がある。すなわち、本発明に係る社会保険・雇用保険の電子申請支援システム(又はプログラム)によれば、従来のキーボード入力のように、入力時間がかかったり、入力ミスがあるという不都合が解消されるという効果がある
以下に図面を参照して、本発明の一実施形態に係る社会保険・雇用保険の電子申請支援プログラムP(以下、単に、「プログラムP」ともいう)及びプログラムPが搭載される社会保険・雇用保険の電子申請支援システム1(以下、単に、「システム1」ともいう)について説明する。
(プログラムPを利用した電子申請手続の概要)
図1に示すシステム1は、電子政府の総合窓口システム(e-Govシステム)を利用して社会保険・雇用保険の電子申請手続をデータ入力の効率化を図りつつ行うことができるシステムである。
システム1が対象とする社会保険・雇用保険の電子申請手続は、e-Govシステムに、社会保険資格取得届(以下単に、「資格取得届」ともいう)、社会保険資格喪失届(以下単に、「資格喪失届」ともいう)、住所変更届、月額変更届、算定基礎届、賞与支払届、雇用保険資格取得届(以下単に、「資格取得届」ともいう)、雇用保険資格喪失届(以下単に、「資格喪失届」ともいう)等を提出すること等を挙げることができるが、これに限定されない。
図2(a)は、プログラムPが搭載されたシステム1上でe-Govシステムを利用して電子申請手続を行う場合の作業者の作業手順を示したフローチャートであり、図2(b)は、従来一般に行われているe-Govシステムを利用して電子申請手続を行う場合の作業者の作業手順を示したフローチャートである。
同図(a)の本実施形態において、作業者が作業を開始して(S200)、プログラムPを立ち上げて、「社会保険・雇用保険の電子申請に用いるコンピュータ読み取り可能な又は電気通信回線を通じて送受信可能なデータ形式の単一ファイル又はファイル群からなる届書ファイルF(以下単に、「届書ファイルF」ともいう)の作成に必要な入社・退社・給与・年末調整等に関する労務データ」(以下単に、「労務データ」ともいう)を入力する(S201)。これにより、後述する労務データベースDB(図4等参照)へ労務データ(例えば、社員の氏名、住所、生年月日、年齢、入社日、税金等)が書き込まれ更新される。
更に、作業者がプログラムPに従って作業を行う(S201)。この作業過程において届書ファイルFの作成がなされる。従来の手順では、プログラムPが使用されないため、労務データベースDBや届書ファイルF等は作成されない。従って、従来の手順では、作業者が基本情報入力ページG21(図21参照)で電子申請用の労務データをキーボード入力(手作業)するとともに、届書ファイルFを他のアプリケーションプログラムやエディタソフトを使用して作成し、申請書情報入力ページG27(図27参照),G30(図30参照)でそのパス及び届書ファイルF名等を電子申請用の労務データとしてキーボード入力(手作業)で入力しなければならない。
また、プログラムPの実行過程において、作業者による作業が進んでいくと、社会保険又は雇用保険のいずれの届出区分の電子申請用画面が表示されているかに基づいて、その届出区分に応じたe-Govシステムのインターネット開始ページが自動的に表示される(S202)。更に、後述する基本情報ボタンBT1と申請入力ボタンBT2を備えた電子申請用ツールバーBR(図20〜図32参照)がインターネット閲覧ブラウザのツールバーに自動的に追加される(S202)。従来の手順では、インターネット開始ページは、作業者がURLを入力したり、リンクを辿っていかなければ表示させることができない。そして、従来システムで、電子申請用ツールバーBRが搭載された例はない。
一方、本実施形態においては、作業者は、S202〜S209に至るまで、e-Govシステムのインターネット画面表示に従って作業を行うが、S205の基本情報入力ページG21における基本情報入力作業や、S206の申請書情報入力ページG27,G30における申請入力作業は、作業者が電子申請用ツールバーBRの基本情報ボタンBT1や申請入力ボタンBT2を押下するだけでよい。そのため、プログラムPによれば、入力作業内容が正確となり、かつ、その作業自体の効率化が実現される。これに対して、従来の手順では、S305やS306においては、作業者がキーボード入力で作業を行うため、入力作業内容が不正確となったり、その作業自体の効率が悪い。
以上のように、プログラムPが搭載されたシステム1上では、従来の手順に比べて、作業者が社会保険・雇用保険の電子申請手続をより正確、かつ、より効率的に行うことができる。
(システム構成)
図1に示すように、システム1は、サーバー2と、クライアント3とからなり、サーバー2は、システム1で用いる労務データを記憶する労務データベースDBを備える。クライアント3は、電子申請用の労務データ(労務データベースDBから抽出した電子申請用の労務データ及び/又は入力された電子申請用の労務データ)と、届書ファイルFのパス及びファイル名とを含む仮想労務データセットVDと、電子申請用ツールバーBRとを備える。尚、上記したように、労務データとは、「社会保険・雇用保険の電子申請に用いるコンピュータ読み取り可能な又は電気通信回線を通じて送受信可能なデータ形式の届書ファイルFの作成に必要な入社・退社・給与・年末調整等に関する労務データ」である。
サーバー2と、クライアント3とは、ネットワーク接続(LAN、公衆回線)等で双方向通信可能に接続されている。また、サーバー2及びクライアント3は、公衆回線(インターネット)を介してe-Govシステムと双方向通信可能に接続されている。
(サーバー2及びクライアント3)
図3は、サーバー2及びクライアント3のハードウエア・ソフトウエア構成を示すブロック図である。
サーバー2は、CPU(中央制御装置)と、ROM(リードオンリメモリ)と、RAM(ランダムアクセスメモリ)と、ディスプレイと、キーボード、マウス等を備える。サーバー2のROMは、各種のプログラムやデータ等を記憶する。サーバー2のRAMは、図示を省略するがメインメモリ及び仮想メモリからなり、メインメモリには、システム1で使用される社会保険・雇用保険に関する労務データ(例えば、入社・退社・給与・年末調整等に関する労務データ)が記憶された労務データベースDB(図4等参照)、各種プログラム、各種データが記憶され、仮想メモリには、一時的に使用されるデータ等が記憶される。ここで、労務データベースDBは、上記のような労務データの他、更に、労務データとして、捕捉作成履歴テーブルTa、事業所テーブルTb、社労士テーブルTc、包括委任情報テーブルTdを含む。労務データベースDBを構成する個々のデータは、クライアント3が通信回線を経由して読書可能である。サーバー2のディスプレイは、各種情報を表示し、サーバー2のキーボード、マウス、その他ポインティングデバイス等は、各種情報を入力するために用いられる。尚、システム1においては、サーバー2は、労務データベースDBの記憶装置として用いられる。
クライアント3は、CPU4(中央制御装置)と、ROM(リードオンリメモリ)と、RAM5(ランダムアクセスメモリ)と、ディスプレイ6と、キーボード7、マウス8等を備える。クライアント3のROMは、各種のプログラムやデータ等を記憶する。クライアント3のRAMは、メインメモリMM及び仮想メモリVMからなる。メインメモリMMには、プログラムP、届書ファイルF、電子申請用ツールバーBR、各種プログラム、各種データが記憶される。
届書ファイルFは、上記したように、社会保険・雇用保険の電子申請に用いるコンピュータ読み取り可能な又は電気通信回線を通じて送受信可能なデータ形式の単一ファイル又はファイル群からなる。具体例については後述するが、そのデータ形式は、特に限定されず、法改正等に併せて適宜変更しうる。
クライアント3の仮想メモリMMには、プログラムPの実行中に一時的に使用される仮想労務データセットVDが生成される。仮想労務データセットVDは、詳細については後述するが、仮想捕捉作成履歴テーブルVTa、仮想事業所テーブルVTb、仮想社労士テーブルVTcから構成される。CPU4は、RAM5からプログラムPを読み出して、プログラムPの手順(図19のフローチャート参照)に従ってこれを実行することにより、クライアント3(記憶装置としてのサーバー2を含む)をシステム1として機能させる制御を行う。ディスプレイ6は、各種情報が表示されるが、具体的には、プログラムPの実行中に各種情報入力のための説明・画像・各種の入力ボックス、ダイアログボックス(図9〜図12、図14〜図18参照)や、e-Govシステムのウエブページ等が表示される(図20〜図32参照)。キーボード7・マウス8、その他ポインティングデバイス等は、各種情報を入力するために用いられる。
(労務データベースDB及び仮想労務データセットVD)
図4は労務データベースDB(の一部)及び仮想労務データセットVDの各テーブルの1レコードのデータ構造をこれらのリレーションシップと併せて示した図である。また、図5及び図6は、それぞれ、労務データベースDB(の一部)及び仮想労務データセットVDの各テーブルの1レコードのデータ構造を拡大して示した図であり、図7及び図8は、それぞれ、労務データベースDB(の一部)及び仮想労務データセットVDの1レコードの具体例を示す。
(労務データベースDB)
図4、図5、図7に示すように、労務データベースDBは、捕捉作成履歴テーブルTa、事業所テーブルTb、社労士テーブルTc、包括委任情報テーブルTdを備え、各テーブルの1レコードは、これらの図に示すデータ構造を備える。各テーブルには、プライマリーキーPKとなるデータがあるが、プライマリーキーPKは、テーブル同士又は個々のデータ同士を関連づけるキーとなる。また、包括委任情報テーブルTdは、捕捉作成履歴テーブルTa、事業所テーブルTb、社労士テーブルTcを関連づける。各テーブルTa〜Tdを構成するデータは、上記の労務データのうち、電子申請用の労務データであり、以下に説明する図9〜図12等の画面を介して作業者により入力され、労務データベースDBの各テーブルに書き込まれ、更新されたものである。
(社労士テーブルTc)
図9(a)は、社労士情報入力画面G9の入力ボックスBXに電子申請用の労務データを入力した状態を示す画面例であり、(b)は、その入力されたデータが社労士テーブルTcのどのフィールドに書き込まれるかを示す図である。同図(a)の※1〜※18が同図(b)の※1〜※18に対応する。すなわち、社労士テーブルTcは、図9(a)の社労士情報入力画面G9を介して入力され、同図の更新(F5)ボタンの押下に基づいて作成されるテーブルであり、同図(b)や図5に示す各フィールドによって構成される。図7に示す社労士テーブルTcの具体例は、図9(a)に示す社労士情報入力画面G9の更新(F5)ボタンの押下に基づいて作成されたものである。
社労士テーブルTcの1レコードを構成する電子申請用の労務データは次の意味を示す。
SYAROSI_CODEは、プライマリーキーPKであり、社労士の番号を示す。
SYAROSI_NAMEは、その社労士の氏名を示す。
SYAROSI_KANAは、その社労士の氏名のカタカナ表記を示す。
FD_TUBANは、その社労士が電子申請手続を行った事業所毎の通算回数を示す。
TEL_1、TEL_2、TEL_3は、その社労士の電話番号(それぞれ、市外局番、市内局番、加入者番号)を示す。
MAIL_ADDRESSは、その社労士の電子メールアドレスを示す。
TOROKU_BANGOは、その社労士の登録番号を示す。
KAIIN_BANGOは、社労士情報入力画面G9では入力されないが、社労士会の会員番号を示す。その入力画面の図示は省略する。
SAIDAI_EDA_BANGOは、社労士情報入力画面G9では入力されないが、最大枝番号を示す。その入力画面の図示は省略する。
DENSI_SYOMEISYOは、その社労士の電子証明書のパス及びファイル名を示す。
DEF_FOLDER_CSVは、届書ファイルFが保存されるパス名を示す。
SYOMEISYO_PASSWORDは、その社労士の電子証明書のパスワードを示す。
SYAROSI_JIMUSYO_NAMEは、その社労士の所属事務所名を示す。
YUBIN_BANGO_1、YUBIN_BANGO_2は、その所属事務所の郵便番号を示す。
JUSYOは、その所属事務所の住所を示す。
TODOHUKEN_CODEは、その所属事務所の都道府県コードを示す。
SYAROSIKAI_JUSYOは、その所属事務所が所属する社会保険労務士会の住所を示す。
SYAROSIKAI_TEL_1、SYAROSIKAI_TEL_2、SYAROSIKAI_TEL_3は、その所属事務所が所属する社会保険労務士会の電話番号(それぞれ、市外局番、市内局番、加入者番号)を示す。
SYAROSI_JIMUSYO_KANAは、その所属事務所のカタカナ表記を示す。
JUSYO_KANAは、その所属事務所の住所のカタカナ表記を示す。
(包括委任情報テーブルTd)
図10(a)は、委任情報入力画面G10の入力ボックスBXに電子申請用の労務データを入力した状態を示す画面例であり、(b)は、その入力されたデータが包括委任情報テーブルTdのどのフィールドに書き込まれるかを示す図である。同図(a)の※1〜※7が同図(b)の※1〜※7に対応する。すなわち、包括委任情報テーブルTdは、図10(a)の包括委任情報テーブルTdを介して入力され、同図の更新(F5)ボタンの押下に基づいて作成されるテーブルであり、同図(b)や図5に示す各フィールドによって構成される。図7に示す包括委任情報テーブルTdの具体例は、図10(a)に示す委任情報入力画面G10の更新(F5)ボタンの押下に基づいて作成されたものである。
包括委任情報テーブルTdの1レコードを構成する電子申請用の労務データは次の意味を示す。
JISYOGYO_IDは、プライマリーキーPKであり、事業所の識別番号を示すが、これは、システム1によって自動的に採番される。
SYAROSI_CODEは、担当社労士のコード番号を示す。
TODOFUKEN_CODEは、提出先の労働局がある都道府県を示す。
ININ_TEISYUTU_DATEは、委任情報入力画面G10では入力されないが、委任状を提出した日を示す。その入力画面の図示は省略する。
ININ_KAISI_DATEは、担当社労士が委任を開始した日を示す。
FUKEN_CODE、SYOSYOU_CODE、KANKATU_CODE、KIKAN_BANGO、MATUBI_CODE、EDA_BANGOは、それぞれ、委任を受ける企業の労働保険番号の府県番号、所掌番号、管轄番号、基幹番号、末尾番号、枝番号を示す。
KOYO_HOKEN_JIGYOSYO_BANGO_1、KOYO_HOKEN_JIGYOSYO_BANGO_2、KOYO_HOKEN_JIGYOSYO_BANGO_3は、一連で委任を受ける企業の雇用保険番号(3つの部分からなる)を示す。
BIKOは、メモ等が記入された場合には、その内容を示す。
ININ_ANSYO_BANGOは、委任状を提出した後、顧問先に連絡される暗証番号を示す。
(事業所テーブルTb)
図11(a)は、事業所基本情報入力画面G11の入力ボックスBXに電子申請用の労務データを入力した状態を示す画面例であり、(b)は、その入力されたデータが事業所テーブルTbのどのフィールドに書き込まれるかを示す図である。同図(a)の※1〜※9が同図(b)の※1〜※9に対応する。すなわち、事業所テーブルTbは、図11(a)の事業所基本情報入力画面G11を介して入力され、同図の更新(F5)ボタンの押下に基づいて作成されるテーブルであり、同図(b)や図5に示す各フィールドによって構成される。図7に示す事業所テーブルTbの具体例は、図11(a)に示す事業所基本情報入力画面G11の更新(F5)ボタンの押下に基づいて作成されたものである。
事業所テーブルTbの1レコードを構成する電子申請用の労務データは次の意味を示す。
JISYOGYO_IDは、プライマリーキーPKであり、事業所の識別番号を示すが、これは、システム1によって自動的に採番される。
JIGYOSYO_CODEは、事業所のコードを示す。
JIGYOSYO_NAMEは、その事業所の名前を示す。
JIGYOSYO_KANAは、その事業所の名前のカナ標記を示す。
JIGYOSYO_YUBIN_1、JIGYOSYO_YUBIN_2は、その事業所の郵便番号を示す。
JIGYOSYO_JUSYO_1、JIGYOSYO_JUSYO_2、JIGYOSYO_JUSYO_3は、その事業所の住所を示す。
JIGYOSYO_JUSYO_KANA_1、JIGYOSYO_JUSYO_KANA_2、JIGYOSYO_JUSYO_KANA_3は、その事業所の住所のカナ標記を示す。
JIGYOSYO_TEL_1、JIGYOSYO_TEL_2、JISYOGYO_TEL3は、その事業所の電話番号(それぞれ、市外局番、市内局番、加入者番号)を示す。
JIGYOSYO_FAX_1、JIGYOSYO_FAX_2、JIGYOSYO_FAX_3は、その事業所のファックス番号(それぞれ、市外局番、市内局番、加入者番号)を示す。
JIGYONUSI_NAMEは、その事業所の事業主の名前を示す。
JIGYONUSI_KANAは、その事業主の名前のカナ標記を示す。
JIGYONUSI_YAKUSYOKUは、その事業主の役職を示す。
JIGYONUSI_YUBIN_1、JIGYONUSI_YUBIN_2は、その事業主の郵便番号を示す。
JIGYONUSI_JUSYO_1、JIGYONUSI_JUSYO_2、JIGYONUSI_JUSYO_3は、その事業主の住所を示す。
JIGYONUSI_JUSYO_KANA_1、JIGYONUSI_JUSYO_KANA_2、JIGYONUSI_JUSYO_KANA_3は、その事業主の住所のカナ標記を示す。
JIGYONUSI_TEL_1、JIGYONUSI_TEL_2、JIGYONUSI_TEL_3は、その事業主の電話番号(それぞれ、市外局番、市内局番、加入者番号)を示す。
JIGYONUSI_FAX_1、JIGYONUSI_FAX_2、JIGYONUSI_FAX_3は、その事業主のファックス番号(それぞれ、市外局番、市内局番、加入者番号)を示す。
(捕捉作成履歴テーブルTa)
図12(a)は、申請データ作成画面G12の入力ボックスBXに電子申請用の労務データを入力した状態を示す画面例であり、(b)は、その入力されたデータが捕捉作成履歴テーブルTaのどのフィールドに書き込まれるかを示す図である。同図(a)の※1〜※3が同図(b)の※1〜※3に対応する。すなわち、捕捉作成履歴テーブルTaは、図12(a)の申請データ作成画面G12を介して入力され、同図の作成(F5)ボタンの押下に基づいて作成されるテーブルであり、同図(b)や図5に示す各フィールドによって構成される。もっとも、捕捉作成履歴テーブルTaは、申請データ作成画面G12だけでなく、図18に示す社保申請書作成画面G18aや雇用申請書作成画面G18bの作成(F5)ボタンの押下に基づいても作成又は上書きされるテーブルである。
図7に示す捕捉作成履歴テーブルTaの具体例は、図12(a)に示す申請データ作成画面G12、社保申請書作成画面G18aのいずれか(図7のサンプルデータは、社会保険の電子申請用の労務データのサンプルのため、雇用申請書作成画面G18bは入らない)の作成(F5)ボタンの押下に基づいて作成されたものである。
捕捉作成履歴テーブルTaの1レコードを構成する電子申請用の労務データは次の意味を示す。
JISYOGYO_IDは、プライマリーキーPKであり、事業所の識別番号を示すが、これは、システム1によって自動的に採番される。
TODOKEDE_KUBUNは、プライマリーキーPKであり、申請データ作成画面G12の「届書の種類」のところで、社会保険の手続(月額変更届・月額算定基礎届・賞与支払届・資格取得届・資格喪失届・住所変更届)のいずれかの欄にチェックがなされている場合には、「0」の値となり、雇用保険の手続(資格取得届・資格喪失届)のいずれかの欄にチェックがなされている場合には、「1」の値となる。ちなみに、これらの社会保険の手続及び雇用保険の手続全ての欄にチェックがなされている場合には、捕捉作成履歴テーブルTaが2つ作成される。
FD_TUBANは、その社労士が電子申請手続を行った通算回数(事業所毎)を示す。
TEISYUTU_DATEは、電子申請を行う予定日を示す。
SAKUSEI_DATEは、届書ファイルFの作成日が入力される。何も入力しなければ、実際に作業が行われている日のシステム日付が入る。
KENSU_SYUTOKUは、社会保険の資格取得届の提出人数を示し、プログラムPの実行過程における演算により抽出条件に該当する範囲で労務データベースDBから抽出された人数の値となる。社員が入社すると、その社員に関するデータが入社手続メニューから入力される。例えば、その入社年月日が抽出条件に該当すればその社員に関するデータが抽出される。
KENSU_SOSITUは、社会保険の資格喪失届の提出人数を示し、プログラムPの実行過程における演算により抽出条件に該当する範囲で労務データベースDBから抽出された人数の値となる。社員が退職すると、その社員に関するデータが退社手続メニューから入力される。例えば、その退社年月日が抽出条件に該当すればその社員に関するデータが抽出される。
KENSU_JUSYO_HENKOは、社会保険の住所変更届の提出人数を示し、プログラムPの実行過程における演算により抽出条件に該当する範囲で労務データベースDBから抽出された人数の値となる。社員が引越すると、その社員に関するデータが社員メニューから入力される。例えば、その住所変更年月日が抽出条件に該当すればその社員に関するデータが抽出される。
KENSU_GEPPENは、社会保険の月額変更届の提出人数を示し、プログラムPの実行過程における演算により抽出条件に該当する範囲で労務データベースDBから抽出された人数の値となる。社員の給与が変わると、その社員に関するデータが社員メニューから入力される。例えば、その給与変更年月日が抽出条件に該当すればその社員に関するデータが抽出される。
KENSU_SANTEIは、社会保険の月額算定基礎届の提出人数を示し、プログラムPの実行過程における演算により抽出条件に該当する範囲で労務データベースDBから抽出された人数の値となる。社員の月額算定基礎届が改定されると、その社員に関するデータが社員メニューから入力される。例えば、その改定年が抽出条件に該当すればその社員に関するデータが抽出される。
KENSU_SYOYOは、社会保険の賞与支払届の提出人数を示し、プログラムPの実行過程における演算により抽出条件に該当する範囲で労務データベースDBから抽出された人数の値となる。社員の支払年月日が入力されると、その社員に関するデータが社員メニューから入力される。例えば、その支払年月日が抽出条件に該当すればその社員に関するデータが抽出される。
KENSU_SOKEIは、KENSU_SYUTOKUと、KENSU_SOSITUと、KENSU_JUSYO_HENKOと、KENSU_GEPPENと、KENSU_SANTEIと、KENSU_SYOYOとを加算した値を示す。
FILE_PATHは、TODOKEDE_KUBUNが「0」の場合には、社会保険の電子申請手続の届書ファイルFが格納されたファイルのパス名を示し、「1」の場合には、雇用保険の電子申請手続の届書ファイルFが格納されたファイルのパス名を示す。
TODOKEDE_KUBUNが「0」の場合(社会保険の場合)には、
(a)FILE_NAME_1は、「健康保険厚生年金保険CSV形式届書総括票」のXML形式の届書ファイルFを示し、
(b)FILE_NAME_KOSEI_1がそれに電子証明書が付いた「健康保険厚生年金保険CSV形式届書総括票の構成情報」のXML形式の届書ファイルFを示し、
(c)FILE_NAME_2は、「磁気媒体届書電子申請ファイル」のCSV形式の届書ファイルFを示し、
(d)FILE_NAME_KOSEI_2がそれに電子証明書が付いた「磁気媒体届書電子申請ファイルの構成情報」のXML形式の届書ファイルFを示す。
TODOKEDE_KUBUNが「1」の場合(雇用保険の場合)には、
(a)FILE_NAME_1は、「雇用保険CSV形式届書総括票」のXML形式の届書ファイルFを示し、
(b)FILE_NAME_KOSEI_1は、それに電子証明書が付いた「雇用保険CSV形式届書総括票の構成情報」のXML形式の届書ファイルFを示し、
(c)FILE_NAME_2は、「雇用保険識別番号(ID)・暗号入力票」のXML形式の届書ファイルFを示し、
(d)FILE_NAME_KOSEI_2は、それに電子証明書が付いた「雇用保険識別番号(ID)・暗号入力票の構成情報」のXML形式の届書ファイルFを示し、
(e)FILE_NAME_3は、「磁気媒体届書」のCSV形式の届書ファイルFを示し、
(f)FILE_NAME_KOSEI_3は、それに電子証明書が付いた「磁気媒体届書の構成情報」のXML形式の届書ファイルFを示し、
(g)FILE_NAME_4は、「派遣元管理台帳」のPDF形式の届書ファイルFを示し、
(h)FILE_NAME_KOSEI_4は、それに電子証明書が付いた「派遣元管理台帳の構成情報」のXML形式の届書ファイルFを示す。
(届書ファイルF)
届書ファイルFは、電子申請手続を行う時に添付ファイルとして社会保険庁に提出されるものであり、社員の実際の届出内容が記憶されている。届書ファイルFは、上述したように、社会保険・雇用保険の電子申請に用いるコンピュータ読み取り可能な又は電気通信回線を通じて送受信可能なデータ形式の単一ファイル又はファイル群からなる。
届書ファイルFは、社会保険の手続の場合には、
(a)健康保険厚生年金保険CSV形式届書総括表、
(b)健康保険厚生年金保険CSV形式届書総括表の構成情報、
(c)磁気媒体届書電子申請ファイル、
(d)磁気媒体届書電子申請ファイルの構成情報、
を記録したCSV形式又はXML形式の単一ファイル又はファイル群からなる。
届書ファイルFは、雇用保険の手続の場合には、
(a)雇用保険CSV形式届書総括表、
(b)雇用保険CSV形式届書総括表の構成情報、
(c)雇用保険識別番号(ID)・暗号入力票、
(d)雇用保険識別番号(ID)・暗号入力票の構成情報、
(e)磁気媒体届書、
(f)磁気媒体届書の構成情報、
(g)派遣元管理台帳、
(h)派遣元管理台帳の構成情報、
を記録したCSV形式、XML形式又はPDF形式の単一ファイル又はファイル群からなる。
図13(a)及び(b)は、届書ファイルF(社会保険関係(月額変更届・月額算定基礎届・賞与支払届・資格取得届・資格喪失届・住所変更届)、雇用保険関係(資格取得届・資格喪失届))のうち、磁気媒体届書電子申請ファイルの一例(ファイル名:SHFD0006.CSV)を示す。SHFD0006.CSV等の届書ファイルFは、申請データ作成画面G12の作成(F5)ボタンを押下したタイミングで同画面で入力した抽出条件に従って作成されるが、届書ファイルFを構成する労務データは、例えば、図14〜図17に示す各種画面G14〜G17の入力ボックスBXから入力され、これらの画面における作成(F5)ボタンの押下により、労務データベースDBに書き込まれた労務データである。
ちなみに、SHF0006.CSVは、図13(a)のエディタ画面で示すその1〜5行目までがヘッダー部分であり、同図(a)の四角枠で示すように、このヘッダー部分に電子申請用の労務データである社労士情報、事業所情報等が記録されている。このヘッダー部分の社労士情報や事業所情報は、社労士情報入力画面G9(図9、図19のS104a参照)、委任情報入力画面G10(図10、図19のS104b参照)、事業所基本情報入力画面G11(図11、図19のS104b参照)等を介して入力され更新(F5)ボタン押下により労務データベースDBに記憶された電子申請用の労務データが抽出されたものである。
また、SHF0006.CSVは、図13(b)のエディタ画面で示すその6行目以降が各社員の届出内容を示す労務データであり、同図の四角枠で示すように、この6行目以降に各社員の届出内容が記録されている。この各社員の届出内容は、入社手続メニューの社員簡易情報入力画面G14(図14参照)、健保厚生情報入力画面G15(図15参照)や、事業所メニューの社保・税金情報入力画面G17(図17参照)を介して入力され更新(F5)ボタン押下により労務データベースDBに記憶された労務データが抽出されたものである。
尚、届書ファイルFは、社会保険関係と雇用保険関係でそれぞれ別個のファイルが作成される。社会保険関係の届書には、月額変更届・月額算定基礎届・賞与支払届・資格取得届・資格喪失届・住所変更届があるが、これらは一括して一つのファイルに作成され、公的様式(社会保険庁指定の様式)の変更等に応じて形式は変更できる。同様に、雇用保険関係の届書には、資格取得届・資格喪失届があるが、これらも一括して一つのファイルに作成され、公的様式の変更等に応じて形式は変更できる。公的様式の詳細については説明を省略する。
(仮想労務データセットVD)
図4、図6、図8に示す仮想労務データセットVDは、仮想捕捉作成履歴テーブルVTa、仮想事業所テーブルVTb、仮想社労士テーブルVTcからなり、各テーブルの1レコードは、これらの図に示すフィールドを備えたデータ構造を備える。各テーブルには、プライマリーキーPKとなるデータがあるが、プライマリーキーPKは、テーブル同士又は個々のデータ同士を関連づけるキーとなる。
仮想労務データセットVDを構成する仮想捕捉作成履歴テーブルVTa、仮想事業所テーブルVTb、仮想社労士テーブルVTcは、社保申請書作成画G18a(図18(a)参照、図19のS104e参照)や、雇用申請書作成画面G18b(図18(b)参照、図19のS104f参照)の作成(F5)ボタンが押下されたことに基づき、それぞれ、労務データベースDBの包括委任情報テーブルTdをキーとなるテーブルとして、捕捉作成履歴テーブルTa、事業所テーブルTb、社労士テーブルTcから電子申請用の労務データが抽出され、仮想メモリVMに作成される。
図4〜図6には、テーブルTa〜Td,VTa〜VTc等のデータ構造を示すが、テーブルTa〜Tcのフィールドと同一名称のテーブルVTa〜VTcのフィールドには、テーブルTa〜Tcのその同一名称のフィールドから抽出されたデータが記憶される。従って、テーブルVTa〜VTcの各フィールドの説明は、テーブルTa〜Tdの各フィールドの既述の説明をもって代える。
(電子申請用ツールバーBR)
電子申請用ツールバーBR(図20〜図32参照)は、メインメモリMMに記憶されており、プログラムPの実行過程においてインターネット用ブラウザを起動させたときに(図19のS106参照)、インターネット用ブラウザのツールバー(具体的には、インターネットエクスプローラーのツールバー)に追加される。電子申請用ツールバーBRは、図20〜図32に示したように、手続選択ボタン、基本情報ボタンBT1、申請入力ボタンBT2、申請意思ボタン、到達確認ボタンからなるが、手続選択ボタン、申請意思ボタン、到達確認ボタンは、本発明とは無関係であるため、以下では基本情報ボタンBT1、申請入力ボタンBT2について説明する。
基本情報ボタンBT1は、社会保険や雇用保険の電子申請手続において、このボタンBT1をe-Govシステムの基本情報入力ページG21(図21参照)で作業者がクリックすると、仮想社労士テーブルVTc及び仮想事業所テーブルVTbに格納されているデータを基本情報入力ページG21の入力ボックスBXに貼り付けることができるというボタンである。これにより、基本情報入力ページG21へ作業者が直接データを入力するという手間やこの入力作業による入力ミスがなくなり、作業効率化が図られるとともに、データ入力が正確に行われる。
申請入力ボタンBT2は、社会保険や雇用保険の電子申請手続において、このボタンBT2をe-Govシステムの申請書情報入力ページG27,G30(図27、図30参照)で作業者がクリックすると、仮想捕捉作成履歴テーブルVTaに格納されているファイルパス名(FILE_PATH)で表されるところに保存されているファイル名(FILE_NAME1、FILE_KOSEI_NAME1、FILE_NAME2、FILE_KOSEI_NAME2、FILE_NAME3、FILE_KOSEI_NAME3、FILE_NAME4、FILE_KOSEI_NAME4、FILE_NAME5、FILE_KOSEI_NAME5、FILE_NAME6、FILE_KOSEI_NAME6)を申請書情報入力ページG27,G30の入力ボックスBXに貼り付けることができるというボタンである。これらが電子申請の際に届書ファイルFとして添付される。これにより、e-Govシステムの申請書情報入力ページG27,G30へ作業者が直接データを入力するという手間やこの入力作業による入力ミスがなくなり、作業効率化が図られるとともに、データ入力が正確に行われる。
(その他)
尚、上記実施形態においては、労務データベースDBがサーバー2に搭載された例を示したが、労務データベースDBは、クライアント3に搭載しても複数のコンピュータに分散して搭載してもよい。
(電子申請支援システム1の動作)
次に、図19に示すプログラムPの手順を示したフローチャートを参照して、電子申請支援システム1を用いた電子申請手続について説明する。
CPU4は、プログラムPのアイコンクリック等を検知すると、S100においてプログラムPを起動させる。プログラムPの手順は、大きく分けると、S101〜S105における申請書作成処理(電子申請事前準備)と、S106以降における電子申請用ツールバーBRを用いたデータ貼付処理(e-Govシステムのインターネットのウエブページ上で行う処理)とに分かれる。
以下これらの処理について順を追って説明する。
(労務データベース更新手順:S101〜S104c等)
CPU4は、S101〜S104cにおいては、
入力操作に基づいて、画面G14〜G17、社労士情報入力画面G9、委任情報入力画面G10、事業所基本情報入力画面G11等のその入力操作で指定された画面をディスプレイ6に表示させる制御を行い、
入力操作(具体的には、更新(F5)ボタンの押下)に基づいて、労務データ(社会保険・雇用保険の電子申請に用いるコンピュータ読み取り可能な又は電気通信回線を通じて送受信可能なデータ形式の届書ファイルFの作成に必要な入社・退社・給与・年末調整等に関するデータ)や電子申請用の労務データ(e-Govシステムを利用した電子申請に必要なデータ)を、労務データベースDBへ書き込み更新する労務データベース更新手順を実行する。尚、S102a〜S104cでは、届書ファイルFの作成は行われず、労務データベースDBの更新が行われる。
これらの処理を以下に具体的に説明する。CPU4は、まず、プログラムPの起動を検出すると(S100)、初期設定画面又は前回起動時の最終画面を表示させる制御を行う。CPU4は、キーボード7やマウス8の操作、画面上のボタン・キー押下を検知し、その作業に応じた制御を行う。
(入社・退社手続等の入力/更新:S102a〜S102d)
そして、CPU4は、S101〜S102dにおいては、以下のようにして、社会保険・雇用保険の電子申請に用いるコンピュータ読み取り可能な又は電気通信回線を通じて送受信可能なデータ形式の届書ファイルFの作成に必要な入社・退社・給与・年末調整等に関する労務データを入力操作に基づいて労務データベースへ書き込み更新する労務データベース更新手順を実行する。
すなわち、作業者が図14等に示す入社手続きメニューの下位の入社情報ボタンを押下した場合には、CPU4は、S101において、入社情報ボタンが押下されたと判断して、S102aの処理に進み、社員簡易情報入力画面G14(同図では情報入力後の画面を示す)を表示させる制御を行う。
また、作業者が図14〜図17等に示す社員メニューの下位の各種ボタン(図示略)を押下した場合には、CPU4は、S101において、そのボタンが押下されたと判断して、S102bの処理に進み、所定の画面(図示省略)を表示させる制御を行う。
また、作業者が図16に示す事業所メニューの下位の基本情報ボタンを押下した場合には、CPU4は、S101において、基本情報ボタンが押下されたと判断して、S102cの処理に進み、基本情報入力画面G16(同図では情報入力後の画面を示す)を表示させる制御を行う。
また、作業者が図17に示す事業所メニューの下位の給与情報ボタンを押下した場合には、CPU4は、S101において、給与情報ボタンが押下されたと判断して、S102cの処理に進み、社保・税金情報入力画面G17(同図では情報入力後の画面を示す)を表示させる制御を行う。
更に、作業者が図14〜図17に示す他のメニューの下位のボタンを押下した場合には、CPU4は、S101において、そのボタンが押下されたと判断して、S102dの処理に進み、所定の画面(図示省略)を表示させる制御を行う。
そして、作業者が入力ボックスBXにデータが入力された状態(例えば、図14〜図17参照)で、各画面において更新(F5)ボタンを押下する。すると、CPU4は、更新(F5)ボタン押下を検知して、入力ボックスBXに入力されたデータを労務データベースDBに書き込むことによって、労務データベースDBを更新する制御を行う。すなわち、CPU4は、入力操作に基づいて、入力された労務データを労務データベースDBに書き込むことによって、労務データベースDBを更新する制御を行う。
尚、S102a〜S102dにおいて最初に表示される画面は、過去の直近の最終画面であるが、入力途中のデータを呼び出すこともできる。これは、画面G14〜G17等で事業所コードや社員コードを入力し、右端の入力ボタンを押下することにより可能である。CPU4がこの押下を検知して、該当するデータを各画面に表示させる制御を行うからである。
更に、画面G14〜G17等で共通するデータは、更新される毎に、次回該当する画面を開いたときに反映される。例えば、S102cの基本情報入力画面G16で初めて入力され又は修正されたデータのうち、S102aの社員簡易情報入力画面G14でも表示・使用されるデータは、次回表示される社員簡易情報入力画面G14や処理等に反映される。
以上のようにして、労務データの労務データベースDBへの入力及び更新がなされる。プログラムPを利用して電子申請手続を行うには労務データベースDBに労務データが漏れなく記憶されていることが前提となる。
(社労士情報等の入力/更新:S104a〜S104c)
次に、CPU4は、S103〜S104cにおいては、以下のようにして、社労士情報、事業所情報、包括委任情報等の電子申請用の労務データの入力に基づいて、入力された電子申請用の労務データを労務データベースDBへ書込/更新する制御を行う。
すなわち、作業者が、図9に示す電子申請メニューの下位の社労士情報ボタンを押下した場合には、CPU4は、S103において、社労士情報ボタンが押下されたと判断して(S101:NO→S103:YES)、S104aの処理に進み、社労士情報入力画面G9(同図では情報入力後の画面を示す)を表示させる制御を行う。
そして、CPU4は、作業者が入力ボックスBX(同図の※印と数字で示す等)にデータを入力し、更新(F5)ボタンを押下したと判断すると、入力された電子申請用の労務データを労務データベースDBの社労士テーブルTcに書き込むことによって、労務データベースDBを更新する制御を行う。同図(a)の※1〜※18で示す入力ボックスBXの内容が、同図(b)の社労士テーブルTcの同じ※1〜※18で示すフィールドに書き込み又は上書きされる。
従って、図9(a)の状態で更新(F5)ボタンが押下された場合、図7の社労士テーブルTcが作成される。社労士テーブルTcのデータが、後述するS107において、抽出され、図8の仮想社労士テーブルVTcが作成される。
また、作業者が図10に示す電子申請メニューの下位の委任事業所情報ボタンを押下し、委任情報タブを選択した場合には、CPU4は、S103において、委任事業所情報ボタンが押下され、委任情報タブが選択されたと判断して(S101:NO→S103:YES)、S104bの処理に進み、委任情報入力画面G10(同図では情報入力後の画面を示す)を表示させる制御を行う。
そして、CPU4は、作業者が入力ボックスBX(同図の※印と数字で示す等)にデータを入力し、更新(F5)ボタンを押下したと判断すると、入力された電子申請用の労務データを労務データベースDBの包括委任情報テーブルTdに書き込むことによって、労務データベースDBを更新する制御を行う。同図(a)の※1〜※7で示す入力ボックスBXの内容が、同図(b)の包括委任情報テーブルTdの同じ※1〜※7で示すフィールドに書き込み又は上書きされる。更に、詳細な図示は省略するが、同一名称フィールドがある場合には、同図(a)の入力ボックスBXの内容が事業所テーブルTbの同一名称フィールドに書き込み又は上書きされる。
従って、図10(a)の状態で更新(F5)ボタンが押下された場合、図7の包括委任情報テーブルTdが作成される。包括委任情報テーブルTdは、図4に示すように、捕捉作成履歴テーブルTa、事業所テーブルTb、社労士テーブルTcを関連づけるためのキーとなる。
また、作業者が図11に示す電子申請メニューの下位の委任事業所情報ボタンを押下し、事業所基本情報タブを選択した場合には、CPU4は、S103において、委任事業所情報ボタンが押下され、事業所基本情報タブが選択されたと判断して(S101:NO→S103:YES)、S104bの処理に進み、事業所基本情報入力画面G11(同図では情報入力後の画面を示す)を表示させる制御を行う。
そして、CPU4は、作業者が入力ボックスBX(同図の※印と数字で示す等)にデータを入力し、更新(F5)ボタンを押下したと判断すると、入力された電子申請用の労務データを労務データベースDBの事業所テーブルTbに書き込むことによって、労務データベースDBを更新する制御を行う。同図(a)の※1〜※9で示す入力ボックスBXの内容が、同図(b)の事業所テーブルTbの同じ※1〜※9で示すフィールドに書き込み又は上書きされる。更に、詳細な図示は省略するが、同一名称フィールドがある場合には、同図(a)の入力ボックスBXの内容が包括委任情報テーブルTdの同一名称フィールドに書き込み又は上書きされる。
従って、図11(a)の状態で更新(F5)ボタンが押下された場合、図7の事業所テーブルTbが作成される。事業所テーブルTbのデータが、後述するS107において、抽出され、図8の仮想事業所テーブルVTbが作成される。
尚、S104a〜S104cにおいて最初に表示される画面は、過去の直近の最終画面であるが、入力途中のデータを呼び出すこともできる。これは、画面G14〜G17等で事業所コードや社員コードを入力し、右端の入力ボタンを押下することにより可能である。CPU4がこの押下を検知して、該当するデータを各画面に表示させる制御を行うからである。
更に、画面G9〜G11等で共通するデータは、更新される毎に、次回該当する画面を開いたときに反映される。例えば、S104bの委任情報入力画面G10で初めて入力され又は修正されたデータのうち、S104cの委任事業所一覧入力画面(図示省略)でも表示・使用されるデータは、次回表示される委任事業所一覧入力画面(図示省略)や処理等に反映される。
更に、新たなデータを入力する場合には、図9〜図11の入力ボックスBX(例えば、図9の※1〜※18等、図10の※1〜※7等、図11の※1〜※9等)が空白になっている画面が表示される。
(届書ファイルFの作成:S104d)
次に、CPU4は、S104dにおいては、抽出条件に基づいて労務データベースDBから届書ファイルFの作成用の労務データを抽出して届書ファイルFを作成する届書ファイル作成手順を実行するとともに、入力された労務データを労務データベースDBの捕捉作成履歴テーブルTaへ書込/更新する労務データベース更新手順を実行する。
すなわち、作業者が図12に示す電子申請メニューの下位の届書作成ボタンを押下した場合には、CPU4は、S103において、届書作成ボタンが押下されたと判断して(S101:NO→S103:YES)、S104dの処理に進み、申請データ作成画面G12(同図では情報入力後の画面を示す)を表示させる制御を行う。
尚、図12に示す申請データ作成画面G12は、既にデータを入力し終わった状態を示すが(図7のサンプルデータも図12に示す状態で作成(F5)ボタンを押下して作成された捕捉作成履歴テーブルTaを示す)、実際には、S104dの処理に進んだタイミングでは、過去の直近の申請データ作成画面G12の最終画面が表示される。また、労務データベースDBから入力途中のデータを読み出す場合には、事業所コードをプルダウンメニューから選択して、入力ボタンを押下するとその事業所コードに適合した労務データが労務データベースDBから読み出されて表示される。
但し、申請データ作成画面G12の「FD通番」、「作成年月日」、「提出年月日」は、該当する事業所コードの既存の捕捉作成履歴テーブルTaを参照して表示される(FD通番は、これから提出するものであるため既存のFD通番に1を加えた値が自動的に入る。図7のサンプルデータは申請データ作成画面G12の状態で作成(F5)ボタンを押下した場合を示すため、FD通番等が同じ値になっている)。
そして、「届書の種類」や「抽出条件」の欄の入力ボックスBXは、申請データ作成画面G12が表示されるタイミングでは常にブランクとして表示される。また、「抽出条件」は、正方形状の入力ボックスBXにレ点が付いた届書について入力可能となる。同図の入力例は、「FD通番」が13(次回提出すると13回目になるという意味)で、「作成年月日」及び「提出年月日」が平成20年5月20日で、
(a)平成20年4月1日〜平成20年4月30日までの間に、社会保険の資格を取得した社員を抽出して資格取得届を作成し、
(b)平成20年4月1日〜平成20年4月30日までの間に、社会保険の資格を喪失した社員を抽出して資格喪失届を作成する場合を示す。
ここで、資格取得届や資格喪失届は、社会保険に関するデータであるが、申請データ作成画面G12に示す社会保険に関する月額変更届・月額算定基礎届・賞与支払届・資格取得届・資格喪失届・住所変更届は、一つの届書ファイルFに一括して作成される。一方、雇用保険に関する資格取得届・資格喪失届は、社会保険とは異なる別の届書ファイルFに一括して作成される。また、届書の種類の欄で全ての入力ボックスBXにレ点が付されている場合には、届書ファイルFが2セット同時に作成される。届書ファイルFの名称や保存先は、プログラムPで自動的に設定することも、作業者が任意に設定することもできる(図7のサンプルデータ、図27〜図28、図31〜図32等参照)。
具体例を図7に示すが、届書ファイルFが作成される基本的なパス名は(これは、図12にも示す)、[D:\temp]であり(ドライブ名は指定してもよく、Dドライブにtempフォルダがない場合には自動的に作成してもよい)、その下位に事業所番号等に基づいて[00002-013]というフォルダが作成され、更に、その下位に社会保険に関する届書ファイルFの場合、[SYAHO]というフォルダが(ここまでが図6の[FILE_PATH]となる)、雇用保険に関する届書ファイルFの場合、[KOYO]というフォルダ(ここまでが図6の[FILE_PATH]となる)が作成される。ここで、図6の[FILE_PATH]が二つ出てくるが、正方形状の入力ボックスBXにレ点が付いた届書が社会保険及び雇用保険の両者に該当する場合には、届書ファイルFが2セット作成されるだけでなく、捕捉作成履歴テーブルTaも2つ作成されるためである。
そして、届書ファイルFは次のファイル群からなる。
まず、社会保険の場合、[SYAHO]のフォルダに、
(a)健康保険厚生年金保険CSV形式届書総括票として、例えば、図7の[495000005583005603_01.XML](これが図6の[FILE_NAME_1]となる)が作成され、
(b)健康保険厚生年金保険CSV形式届書総括票の構成情報(電子認証付きの書類)として、例えば、図7の[kousei20080520151531316.XML](これが図6の[FILE_NAME_1_kousei]となる)が作成され、
(c)磁気媒体届書電子申請ファイルとして、例えば、図7の[SHFD0006.CSV](これが図6の[FILE_NAME_2]となる)が作成され、
(d)磁気媒体届書電子申請ファイルの構成情報(電子認証付きの書類)として、例えば、図7の[kousei20080520151531426.XML](これが図6の[FILE_NAME_2_kousei]となる)が作成される。
社会保険の場合、届書ファイルFは、以上の(a)〜(d)の一式を指す。
次に、雇用保険の場合、[KOYO]のフォルダに、
(a)雇用保険CSV形式届書総括票(これが図6の[FILE_NAME_1]となる)が作成され、
(b)雇用保険CSV形式届書総括票の構成情報(これが図6の[FILE_NAME_1_kousei]となる)が作成され、
(c)雇用保険識別番号(ID)・暗号入力票(これが図6の[FILE_NAME_2]となる)が作成され、
(d)雇用保険識別番号(ID)・暗号入力票の構成情報(電子認証付きの書類)(これが図6の[FILE_NAME_2_KOUSEI]となる)が作成され、
(e)磁気媒体届書(これが図6の[FILE_NAME_3]となる)が作成され、
(f)磁気媒体届書の構成情報(電子認証付きの書類)(これが図6の[FILE_NAME_3_kousei]となる)が作成され、
(g)派遣元管理台帳(これが図6の[FILE_NAME_4]となる)が作成され、
(h)派遣元管理台帳の構成情報(電子認証付きの書類)(これが図6の[FILE_NAME_4_kousei]となる)が作成される。
雇用保険の場合、届書ファイルFは、以上の(a)〜(h)の一式を指す。
すなわち、CPU4は、作業者が図12に示す申請データ作成画面G12の状態で作成(F5)ボタンを押下した場合には、CPU4は、同図の抽出条件に該当する労務データを労務データベースDBから抽出して、社会保険に関する届書ファイルFを作成し、かつ、労務データベースDBの捕捉作成履歴テーブルTaに、入力された電子申請用の労務データを書込/更新する制御を行う。
例えば、資格取得届については、社員簡易情報入力画面G14で入力され労務データベースDBに書き込まれ更新された資格取得年月日をサーチして、抽出条件に該当する社員の資格取得届作成に必要な労務データを労務データベースDBから抽出し、届書ファイルFを作成する。図13(a)及び同図(b)には、その一例として、磁気媒体届書電子申請ファイル(SHF0006.CSV)のファイルの中味を示す。
同様にして、CPU4は、資格喪失届については、図示を省略するが退社手続メニューを介して、労務データベースDBに書き込まれ更新された資格喪失年月日をサーチして、抽出条件に該当する社員の資格喪失届作成に必要な労務データを労務データベースDBから抽出し、届書ファイルFを作成する。図13(a)及び同図(b)には、その一例として、磁気媒体届書電子申請ファイル(SHF0006.CSV)のファイルの中味を示す。
届書ファイルFは、各社員等の労務データが格納され、電子申請を行うときに添付される。
更に、上記したように、CPU4は、作業者が図12(a)に示す状態で、申請データ作成画面G12の作成(F5)ボタンを押下したと判断すると、届書ファイルFの作成に加え、入力された電子申請用の労務データを労務データベースDBの捕捉作成履歴テーブルTaに書き込むことによって、労務データベースDBを更新する制御を行う。同図(a)の※1〜※3で示す入力ボックスBXの内容が、同図(b)の捕捉作成履歴テーブルTaの※1〜※3で示すフィールドに書き込み又は上書きされる。尚、捕捉作成履歴テーブルTaは、申請データ作成画面G12の「届書の種類」のチェック欄に応じて、社会保険に関する電子申請用及び/又は雇用保険に関する電子申請用の1種又は2種が作成される。
更に、捕捉作成履歴テーブルTaのFILE_PATHには、作成したばかりの届書ファイルFのパス名が記憶され、FILE_NAME1〜6、FILE_NAME_KOSEI_1〜6には、CSV形式、XML形式、PDF形式のファイル名が記憶される(図7参照)。
捕捉作成履歴テーブルTaのデータが、後述するS107において、抽出され、図8の仮想捕捉作成履歴テーブルVTaが作成される。
(社保申請書作成:S104e)
作業者は、届書ファイルFの作成が終わると、次に、社保申請書作成又は雇用申請書作成を行う。
そのため、CPU4は、S103において、
(a)電子申請メニューの下位の社保申請書作成ボタンが押下された、又は、
(b)(図示を省略するが)S104dで届書ファイルFの作成と捕捉作成履歴テーブルTaの更新が済んだ後、「社保申請書・雇用申請書を作成しますか」というダイアログが表示された時に「社保申請書を作成します」が選択された、
と判断すると、S104eの処理に進み、入力操作に応じて、社保申請書作成画面G18a(図18(a)参照)を表示させる制御を行う。上記(a)の場合には、社保申請書作成画面G18aの作成履歴ボックスで指定されたFD通番・作成年月日・事業所コードに該当する捕捉作成履歴テーブルTaを読み出して社保申請書作成画面G18aを表示させる、又は、過去の直近の社保申請書作成画面G18aの最終画面を表示させる制御を行う。上記(b)の場合には、申請データ作成画面G12で作成したばかりの捕捉作成履歴テーブルTaを読み出して、又は、画面表示情報を引き継いで社保申請書作成画面G18aを表示させる制御を行う。そして、CPU4は、社保申請書作成画面G18aにおいて、作業者により仕様チェックボタンが押下されると仕様チェックを行い、暗号化PG起動ボタンが押下されると暗号化プログラムを起動させ、所定の暗号化処理を行う。
作業者は、社保申請書作成を終わると、社保申請書作成画面G18aの作成(F5)ボタンを押下する。CPU4は、社保申請書作成画面G18aの状態で作成(F5)ボタンが押下されたと判断すると、入力ボックスBXに表示されている社会保険の電子申請用の労務データを捕捉作成履歴テーブルTaに書き込み労務データベースDBを更新する制御を行う。
(雇用申請書作成:S104f)
上記のように、作業者は、届書ファイルFの作成が終わると、次に、社保申請書作成又は雇用申請書作成を行う。
そのため、CPU4は、S103において、
(a)電子申請メニューの下位の雇用申請書作成ボタンが押下された、又は、
(b)(図示を省略するが)S104dで届書ファイルFの作成と捕捉作成履歴テーブルTaの更新が済んだ後、「社保申請書・雇用申請書を作成しますか」というダイアログが表示された時に「雇用申請書を作成します」が選択された、
と判断すると、S104fの処理に進み、入力操作に応じて、雇用申請書作成画面G18b(図18(b)参照)を表示させる制御を行う。上記(a)の場合には、雇用申請書作成画面G18bの作成履歴ボックスで指定されたFD通番・作成年月日・事業所コードに該当する捕捉作成履歴テーブルTaを読み出して雇用申請書作成画面G18bを表示させる過去の直近の雇用申請書作成画面G18bの最終画面を表示させる制御を行う。上記(b)の場合には、申請データ作成画面G12で作成したばかりの捕捉作成履歴テーブルTaを読み出して、又は、画面表示情報を引き継いで雇用申請書作成画面G18bを表示させる制御を行う。そして、CPU4は、雇用申請書作成画面G18bにおいて、作業者により仕様チェックボタンが押下されると仕様チェックを行い、暗号化PG起動ボタンが押下されると暗号化プログラムを起動させ、所定の暗号化処理を行う。
作業者は、雇用申請書作成を終わると、雇用申請書作成画面G18bの作成(F5)ボタンを押下する。CPU4は、雇用申請書作成画面G18bの状態で作成(F5)ボタンが押下されたと判断すると、入力ボックスBXに表示されている雇用保険の電子申請用の労務データを捕捉作成履歴テーブルTaに書き込み労務データベースDBを更新する制御を行う。
(インターネット開始ページ表示及び電子申請用ツールバーBR追加:S105〜S106)
上記のように、作業者が社保申請書作成画面G18a又は雇用申請書作成画面G18bの状態で作成(F5)ボタンを押下した場合には、CPU4は、捕捉作成履歴テーブルTaを更新した後、S105を介してS106に進み、インターネット閲覧プログラムを起動させるとともに、入力操作が社会保険又は雇用保険のいずれの届出区分の電子申請用画面で行われているかを判定し、届出区分に応じて電子政府の総合窓口システムのインターネット開始ページを表示させる開始ページ表示手順を実行する。
具体的には、CPU4は、インターネットエクスプローラーを起動させ、社保申請書作成画面G18aから作成(F5)ボタンが押下されている場合には社保申請書作成である(雇用申請書作成ではない)と判断して、e-Govシステムの手続選択ページG20(図20参照)を表示させる制御を行う。一方、CPU4は、雇用申請書作成画面G18bから作成(F5)ボタンが押下されている場合には雇用申請書作成である(社保申請書作成ではない)と判断して、e-Govシステムの手続選択ページG29(図29参照)を表示させる制御を行う。
更に、CPU4は、S106において、RAM5から、手続選択ボタン、基本情報ボタンBT1、申請入力ボタンBT2、申請意思ボタン及び到達確認ボタンを備えた電子申請用ツールバーBRをインターネット閲覧画面のインターネットツールバー(インターネットエクスプローラのツールバー)に追加する制御を行う。
図20〜図32のインターネットエクスプローラーのツールバーには、
「1 手続選択 2 基本情報 3 申請入力 4 申請意思 5 到達確認」
というボタンを備えた電子申請用ツールバーBRが追加されていることがわかる。
(仮想労務データセットVDの生成:S107)
S106の処理が終わると、CPU4は、S107の処理に進み、労務データベースDBから抽出した電子申請用の労務データ及び/又は入力された電子申請用の労務データと、届書ファイルFのパス及びファイル名とを含む仮想労務データセットVDを生成する仮想労務データセット生成手順を実行する。具体的には、CPU4は、労務データベースDBの包括委任情報テーブルTdをキーとなるテーブルとして(図4参照)、捕捉作成履歴テーブルTa、事業所テーブルTb、社労士テーブルTcを関連づけて、これら各々のテーブルから電子申請用の労務データを、各々、仮想捕捉作成履歴テーブルVTa、仮想事業所テーブルVTb、仮想社労士テーブルVTcとして抽出し、仮想メモリMMに記憶させる制御を行う(図4参照)。
その後、e-Govシステムの電子申請手続に従って、作業者によるインターネットエクスプローラ上での作業(e-Govシステム上の作業であるため、詳細な説明を省略する)が進むと、社保申請書作成(S104eを経由)の場合でも雇用申請書作成(S104fを経由)の場合でも、e-Govシステムの基本情報入力ページG21(図21参照)が表示される。
(基本情報入力ページG21での電子申請用の労務データ貼付:S108〜S111)
CPU4は、作業者がインターネットのe-Govシステム上で作業を行っている間、S108において、電子申請用ツールバーBRの基本情報ボタンBT1又は申請入力ボタンBT2が押下されたか否かを判断する電子申請用ツールバー押下判断手順を実行する。そして、S108でいずれかのボタンが押下されると、CPU4は、基本情報ボタンBT1又は申請入力ボタンBT2が押下された時に表示されていたインターネットページが基本情報入力ページG21又は申請書情報入力ページG27か否かを判断し(S108)、基本情報ボタンBT1が基本情報入力ページG21が表示された状態で押下されたと判断した場合には(S109a:YES)、電子申請用の労務データを基本情報入力ページG21の入力ボックスBXに貼り付け(S111)、申請入力ボタンBT2が申請書情報入力ページG27が表示された状態で押下されたと判断した場合には(S109b:YES)、届書ファイルFのパス及びファイル名を申請書情報入力ページG27の入力ボックスBXに貼り付ける(S111)、仮想労務データ貼付手順を実行する。
具体的には、CPU4は、図21に示す基本情報入力ページG21で電子申請用ツールバーBRの「2 基本情報ボタン」がクリックされると、S108でYES、その次のS109aでもYESと判断して、S111の処理に進む。
CPU4は、S111において、仮想労務データセットVD(仮想捕捉作成履歴テーブルVTa、仮想事業所テーブルVTb、仮想社労士テーブルVTc)の内容(以下、単に、「仮想データVT」ともいう)を、基本情報入力ページG21の入力ボックスBXに貼り付ける制御を行う。図7に示すサンプルデータを貼り付けた具体例が、e-Govシステムの基本情報貼付済ページG22,G23,G24,G25,G26(それぞれ、図22〜図26参照)である。図7は、社会保険の場合を示すが、雇用保険の場合においても基本情報入力ページG21で貼り付けられるデータは同様であるため、雇用保険の場合の具体例は、社会保険の場合を示す図22〜図26を援用してその説明に代える。
その後、CPU4は、作業者による何らかの入力操作を待機することとなる(S101:NO→S103:NO→S108:NO)。
その後、e-Govシステムの電子申請手続に従って、作業者によるインターネットエクスプローラ上での作業(e-Govシステム上の作業であるため、詳細な説明を省略する)が進むと、社会保険の場合には、e-Govシステムの申請書情報入力ページG27(図27参照)が表示され、雇用保険の場合には、e-Govシステムの申請書情報入力ページG30(図30参照)が表示される。
(申請書情報入力ページG27での電子申請用の労務データ貼付:S108〜S111)
CPU4は、作業者がインターネットのe-Govシステム上で作業を行っている間、S108において、電子申請用ツールバーBRの基本情報ボタンBT1又は申請入力ボタンBT2が押下されたか否かを判断する電子申請用ツールバー押下判断手順を実行する。そして、S108でいずれかのボタンが押下されると、CPU4は、基本情報ボタンBT1又は申請入力ボタンBT2が押下された時に表示されていたインターネットページが基本情報入力ページG21又は申請書情報入力ページG27か否かを判断し(S108)、基本情報ボタンBT1が基本情報入力ページG21が表示された状態で押下されたと判断した場合には(S109a:YES)、電子申請用の労務データを基本情報入力ページG21の入力ボックスBXに貼り付け(S111)、申請入力ボタンBT2が申請書情報入力ページG27が表示された状態で押下されたと判断した場合には(S109b:YES)、届書ファイルFのパス及びファイル名を申請書情報入力ページG27の入力ボックスBXに貼り付ける(S111)、仮想労務データ貼付手順を実行する。
具体的には、CPU4は、図27に示す申請書情報入力ページG27で電子申請用ツールバーBRの「3 申請入力ボタン」がクリックされると、S108でYES、その次のS109bでもYESと判断して、S111の処理に進む。
CPU4は、S111において、仮想データVTを、申請書情報入力ページG27の入力ボックスBXに貼り付ける制御を行う。図7に示す社会保険の場合のサンプルデータを貼り付けた具体例が、e-Govシステムの申請書情報貼付画面G28である。一方、雇用保険の場合は図7のようなサンプルデータを省略するが、データを貼り付けた具体例がe-Govシステムの申請書情報貼付ページG31,G32である。
その後、CPU4は、作業者による何らかの入力操作を待機することとなる(S101:NO→S103:NO→S108:NO)。
その後、e-Govシステムの電子申請手続に従って、作業者によるインターネットエクスプローラ上での送信ボタンの押下等の作業が進むと、e-Govシステムでの社会保険又は雇用保険に関する電子申請手続が終了する(e-Govシステム上の作業であるため、詳細な説明を省略する)。
一方、CPU4は、以上の処理を行うと、いずれかの操作がなされるのを待機する(S101:NO→S103:NO→S108:NO)。CPU4は、何らかの操作がなされると(S101:YES、S103:YES、S108:YES等)、それに応じた処理を行う。また、CPU4は、S108において、基本情報入力ページG21が表示された状態で基本情報ボタンBT1が押下されなかったと判断した場合(S109a:NO)、及び、申請書情報入力ページG27が表示された状態で申請入力ボタンBT2が押下されなかったと判断した場合(S109b:NO)には、エラーメッセージを表示するエラーメッセージ表示手順を実行する(S110a、S110b)。そして、再度S108の処理に戻る。
(まとめ)
以上説明したように、本実施形態では、作業者がe-Govシステムの基本情報入力ページG21や申請書情報入力ページG27の入力ボックスBXに電子申請用の労務データを直接キーボード入力する必要がない。その理由は、プログラムPを搭載したシステム1は、労務データベースDBに労務データ及び/又は電子申請用の労務データを予めデータベース化し、そこから必要な労務データ及び/又は電子申請用の労務データを抽出し、これらを仮想労務データセットVDとして一時記憶した上で、電子申請用ツールバーBR押下(マウスのワンクリックで済む)に基づいて、仮想労務データセットVDの内容を、e-Govシステムの基本情報入力ページG21や申請書情報入力ページG27の入力ボックスBXに一度に貼付する制御を行うからである。
従って、作業者は、プログラムPを搭載したシステム1を利用することにより、従来に比べて飛躍的に、社会保険・雇用保険の電子申請手続を正確、かつ、効率的に行うことができる。
本発明に係る社会保険・雇用保険の電子申請支援プログラム及び社会保険・雇用保険の電子申請支援システムは、正確で効率的な基幹業務を実現させるため、無駄な労力・時間を抑えることができ、省資源にも寄与し、産業上極めて有益である。
本発明の一実施形態に係る社会保険・雇用保険の電子申請支援システム1の全体構成図である。 (a)は、本発明の一実施形態に係る社会保険・雇用保険の電子申請支援プログラムPが搭載されたシステム1上でe-Govシステムを利用して電子申請手続を行う場合の作業者の作業手順を示したフローチャートであり、(b)は、従来一般に行われているe-Govシステムを利用して電子申請手続を行う場合の作業者の作業手順を示したフローチャートである。 社会保険・雇用保険の電子申請支援システム1のハードウエア及びソフトウエア構成を示すブロック図である。 労務データベースDB(の一部)及び仮想労務データセットVDを構成する各テーブルの1レコードのデータ構造をこれらのリレーションシップと併せて示した図である。 労務データベースDB(の一部)を構成する各テーブルの1レコードのデータ構造を拡大して示した図である。 仮想労務データセットVDを構成する各テーブルの1レコードのデータ構造を拡大して示した図である。 労務データベースDB(の一部)を構成する各テーブルの1レコードのサンプルデータである。 仮想労務データセットVDを構成する各テーブルの1レコードのサンプルデータである。 (a)は、社労士情報入力画面G9の入力ボックスBXにデータを入力した状態を示す画面例であり、(b)は、その入力されたデータが社労士テーブルTcのどのフィールドに書き込まれるかを示す図である。 (a)は、委任情報入力画面G10の入力ボックスBXにデータを入力した状態を示す画面例であり、(b)は、その入力されたデータが包括委任情報テーブルTdのどのフィールドに書き込まれるかを示す図である。 (a)は、事業所情報入力画面G11の入力ボックスBXにデータを入力した状態を示す画面例であり、(b)は、その入力されたデータが事業所テーブルTbのどのフィールドに書き込まれるかを示す図である。 (a)は、申請データ作成画面G12の入力ボックスBXにデータを入力した状態を示す画面例であり、(b)は、その入力されたデータが捕捉作成履歴テーブルTaのどのフィールドに書き込まれるかを示す図である。 (a)及び(b)は、画面自体は本発明とは無関係であるが、それぞれ、届書ファイルFの中味をエディタを使って閲覧した状態を示す画面例G13a,G13bである。 入社情報メニューの社員簡易情報入力画面G14の入力ボックスBXにデータを入力した状態を示す画面例である。 入社情報メニューの健保厚年情報入力画面G15の入力ボックスBXにデータを入力した状態を示す画面例である。 事業所メニューの基本情報入力画面G16の入力ボックスBXにデータを入力した状態を示す画面例である。 事業所メニューの社保・税金情報入力画面G17の入力ボックスBXにデータを入力した状態を示す画面例である。 (a)が社保申請書作成メニューの社保申請書作成画面G18aの入力ボックスBXにデータを入力した状態を示す画面例であり、(b)が雇用申請書作成メニューの雇用申請書作成画面G18bの入力ボックスBXにデータを入力した状態を示す画面例である。 本発明の一実施形態に係る社会保険・雇用保険の電子申請支援プログラムPのフローチャートである。 e-Govシステムの手続選択ページG20の一例を示す図である。 e-Govシステムの基本情報入力ページG21の一例を示す図である。 e-Govシステムの基本情報貼付済ページG22の一例を示す図である。 e-Govシステムの基本情報貼付済ページG23の一例を示す図である。 e-Govシステムの基本情報貼付済ページG24の一例を示す図である。 e-Govシステムの基本情報貼付済ページG25の一例を示す図である。 e-Govシステムの基本情報貼付済ページG26の一例を示す図である。 e-Govシステムの申請書情報入力ページG27の一例を示す図である。 e-Govシステムの申請書情報貼付済ページG28の一例を示す図である。 e-Govシステムの手続選択ページG29の一例を示す図である。 e-Govシステムの申請書情報入力ページG30の一例を示す図である。 e-Govシステムの申請書情報貼付済ページG31の一例を示す図である。 e-Govシステムの申請書情報貼付済ページG32の一例を示す図である。
符号の説明
P 社会保険・雇用保険の電子申請支援プログラム
1 社会保険・雇用保険の電子申請支援システム
2 サーバー
3 クライアント
4 CPU
5 RAM
6 ディスプレイ
7 キーボード
DB 労務データベース
Ta 捕捉作成履歴テーブル
Tb 事業所テーブル
Tc 社労士テーブル
Td 包括委任情報テーブル
VD 仮想労務データセット
VTa 仮想捕捉作成履歴テーブル
VTb 仮想事業所テーブル
VTc 仮想社労士テーブル
BR 電子申請用ツールバー
BT1 基本情報ボタン
BT2 申請入力ボタン
S102a,S102b,S102c,S102d,S104a,S104b,S104c,S104d,S104e,S104f (労務データベース更新手順)
S104d (届書ファイル作成手順)
S106 (開始ページ表示手順)
S106 (電子申請用ツールバー追加手順)
S107 (仮想労務データセット生成手順)
S108 (電子申請用ツールバー押下判断手順)
S109a,S109b,S111 (仮想労務データ貼付手順)
S110a,S110b (仮想労務データ貼付手順)

Claims (4)

  1. 社会保険・雇用保険の電子申請に用いるコンピュータ読み取り可能な又は電気通信回線を通じて送受信可能なデータ形式の届書ファイル並びに当該届書ファイルが添付される電子申請用の社保申請書及び/又は雇用申請書の作成を行う社会保険・雇用保険の電子申請支援システムであって、
    前記届書ファイルの作成に用いられ、社会保険・雇用保険に関する入社・退社・給与・年末調整に関する各社員の労務データ、並びに、前記電子申請用の社保申請書及び/又は前記雇用申請書の作成に用いられ、前記届書ファイルのパス及びファイル名とを含む捕捉作成履歴テーブルを労務データとして労務データベースに記憶するとともに、インターネット閲覧画面のインターネットツールバーに追加される基本情報ボタン及び/又は申請入力ボタンを備えた電子申請用ツールバーを記憶する記憶手段と、
    前記労務データその他の各種情報を入力するキーボードやマウスその他の入力手段と、
    前記届書ファイル並びに前記社保申請書及び/又は前記雇用申請書の作成を行わせるための届書作成ボタン、社保申請書作成ボタン、及び、雇用申請書作成ボタンと、
    各種情報を表示する表示手段と、
    制御手段とを備え、
    前記制御手段は、
    前記入力手段によって入力された前記労務データを前記労務データベースへ書き込み更新する労務データベース更新手段と
    前記届書作成ボタンが押下されたか否かを判断し、押下されたと判断すると、前記労務データベースから前記届書ファイルの作成用の労務データを抽出して当該届書ファイルを作成するとともに、前記届書ファイルのパス及びファイル名を更新する届書ファイル作成手段と、
    前記社保申請書作成ボタン又は前記雇用申請書作成ボタンが押下されたか否かを判断し、押下されたと判断すると、インターネット閲覧プログラムを起動させるとともに、前記入力手段による入力が社会保険又は雇用保険のいずれの届出区分の電子申請用画面で行われているかを判定し、前記届出区分に応じて電子政府の総合窓口システムのインターネット開始ページを表示させる開始ページ表示手段と、
    前記基本情報ボタン及び/又は前記申請入力ボタンを備えた電子申請用ツールバーを前記インターネット閲覧画面のインターネットツールバーに追加する電子申請用ツールバー追加手段と、
    前記労務データベースから抽出した電子申請用の労務データ及び/又は入力された電子申請用の労務データと、前記届書ファイルのパス及びファイル名とを含む仮想労務データセットを生成する仮想労務データセット生成手段と、
    前記基本情報ボタン又は前記申請入力ボタンが押下されたか否かを判断する電子申請用ツールバー押下判断手段と、
    前記基本情報ボタン又は前記申請入力ボタンが押下された時に表示されていたインターネットページが基本情報入力ページ又は申請書情報入力ページか否かを判断し、前記基本情報ボタンが前記基本情報入力ページが表示された状態で押下されたと判断した場合には、前記労務データを前記基本情報入力ページの入力ボックスに貼り付け、前記申請入力ボタンが前記申請書情報入力ページが表示された状態で押下されたと判断した場合には、前記届書ファイルのパス及びファイル名を前記申請書情報入力ページの入力ボックスに貼り付ける仮想労務データ貼付手段と、
    を備えたことを特徴とする社会保険・雇用保険の電子申請支援システム
  2. 更に、前記基本情報ボタン又は前記申請入力ボタンが押下された時に表示されていたインターネットページが基本情報入力ページ又は申請書情報入力ページか否かを判断し、前記基本情報ボタンが前記基本情報入力ページが表示された状態で押下されなかったと判断した場合、又は、前記申請入力ボタンが前記申請書情報入力ページが表示された状態で押下されなかったと判断した場合には、エラーメッセージを表示するエラーメッセージ表示手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の社会保険・雇用保険の電子申請支援システム
  3. コンピュータを、社会保険・雇用保険の電子申請に用いる当該コンピュータ読み取り可能な又は電気通信回線を通じて送受信可能なデータ形式の届書ファイル並びに当該届書ファイルが添付される電子申請用の社保申請書及び/又は雇用申請書の作成を行う手段として機能させる社会保険・雇用保険の電子申請支援プログラムは、
    前記コンピュータを、
    前記届書ファイルの作成に用いられ、社会保険・雇用保険に関する入社・退社・給与・年末調整に関する各社員の労務データ、並びに、前記電子申請用の社保申請書及び/又は前記雇用申請書の作成に用いられ、前記届書ファイルのパス及びファイル名とを含む捕捉作成履歴テーブルを労務データとして労務データベースに記憶するとともに、インターネット閲覧画面のインターネットツールバーに追加される基本情報ボタン及び/又は申請入力ボタンを備えた電子申請用ツールバーを記憶する記憶手段、
    前記労務データその他の各種情報を入力するキーボードやマウスその他の入力手段、
    前記届書ファイル並びに前記社保申請書及び/又は前記雇用申請書の作成をそれぞれ行わせるための届書作成ボタン、社保申請書作成ボタン、及び、雇用申請書作成ボタン、
    各種情報を表示する表示手段、
    制御手段、として機能させるとともに、
    前記制御手段に、
    前記入力手段によって入力された前記労務データを前記労務データベースへ書き込み更新する労務データベース更新手順、
    前記届書作成ボタンが押下されたか否かを判断させ、押下されたと判断された場合には、前記労務データベースから前記届書ファイルの作成用の労務データを抽出させて当該届書ファイルを作成させるとともに、前記届書ファイルのパス及びファイル名を更新させる届書ファイル作成手順、
    前記社保申請書作成ボタン又は前記雇用申請書作成ボタンが押下されたか否かを判断させ、押下されたと判断された場合には、インターネット閲覧プログラムを起動させるとともに、前記入力手段による入力が社会保険又は雇用保険のいずれの届出区分の電子申請用画面で行われているかを判定させ、前記届出区分に応じて電子政府の総合窓口システムのインターネット開始ページを表示させる開始ページ表示手順、
    前記基本情報ボタン及び/又は前記申請入力ボタンを備えた電子申請用ツールバーを前記インターネット閲覧画面のインターネットツールバーに追加させる電子申請用ツールバー追加手順、
    前記労務データベースから抽出された電子申請用の労務データ及び/又は入力された電子申請用の労務データと、前記届書ファイルのパス及びファイル名とを含む仮想労務データセットを生成させる仮想労務データセット生成手順、
    前記基本情報ボタン又は前記申請入力ボタンが押下されたか否かを判断させる電子申請用ツールバー押下判断手順、
    前記基本情報ボタン又は前記申請入力ボタンが押下された時に表示されていたインターネットページが基本情報入力ページ又は申請書情報入力ページか否かを判断させ、前記基本情報ボタンが前記基本情報入力ページが表示された状態で押下されたと判断された場合には、前記労務データを前記基本情報入力ページの入力ボックスに貼り付けさせ、前記申請入力ボタンが前記申請書情報入力ページが表示された状態で押下されたと判断された場合には、前記届書ファイルのパス及びファイル名を前記申請書情報入力ページの入力ボックスに貼り付けさせる仮想労務データ貼付手順と、
    を実行させることを特徴とする社会保険・雇用保険の電子申請支援プログラム。
  4. 更に、前記制御手段に、
    前記基本情報ボタン又は前記申請入力ボタンが押下された時に表示されていたインターネットページが基本情報入力ページ又は申請書情報入力ページか否かを判断させ、前記基本情報ボタンが前記基本情報入力ページが表示された状態で押下されなかったと判断された場合、又は、前記申請入力ボタンが前記申請書情報入力ページが表示された状態で押下されなかったと判断された場合には、エラーメッセージを表示させるエラーメッセージ表示手順を実行させることを特徴とする請求項3に記載の社会保険・雇用保険の電子申請支援プログラム。
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