JP4203168B2 - レンズ鏡筒の焦点調節機構 - Google Patents
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Description
【技術分野】
本発明は、特にAF機能を有するカメラに用いられるレンズ鏡筒の焦点調節機構に関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】
AF一眼レフカメラに装着可能なAF対応の交換レンズ鏡筒(交換レンズ)には、AF動作に必要な時間を短縮すること即ちAF動作の速度を速めることを目的として、合焦可能範囲(AFレンズ群の光軸方向での移動可能範囲)を所定範囲に限定する装置、所謂フォーカスリミッターを装備したものが知られている。一例として、フォーカスリミッターをオフにしたときの合焦可能範囲が∞(無限遠)〜2mの範囲とされ、フォーカスリミッターをオンにしたときの合焦可能範囲が2m〜0.3mの範囲とされる。
【0003】
フォーカスリミッターを装備した従来の交換レンズ鏡筒では、全合焦可能範囲内で1カ所しかリミット値(上述した一例では2mがリミット値)が設けられていなかった。即ち、フォーカスリミッターを装備した従来の交換レンズ鏡筒では、全合焦可能範囲内で、リミット値より限定される合焦可能範囲は一つしか設定されていなかった。
【0004】
【発明の目的】
本発明は、合焦可能範囲を任意に変更設定することが可能であり、さらにAF動作に必要な時間を短縮することが可能なレンズ鏡筒の焦点調節機構を提供することを目的とする。
【0005】
【発明の概要】
本発明のレンズ鏡筒の焦点調節機構は、カメラボディに対して固定の固定鏡筒と;この固定鏡筒上に回動自在に支持された手動距離環及び回転距離環と;上記固定鏡筒に光軸方向に直進進退動可能に支持された直進環と;この直進環に螺合された、フォーカスレンズ群を保持するフォーカスレンズ保持環と;上記回転距離環の回転動作により、上記直進環に対して、上記フォーカスレンズ保持環を光軸方向に駆動するフォーカス機構と;上記手動距離環の回転動作により、上記直進環をフォーカスレンズ保持環とともに光軸方向に移動させ、フォーカスレンズ群の合焦可能範囲を変化させる合焦範囲変更機構と;を有することを特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下図示実施形態に基づいて本発明を説明する。図1、図3、図5及び図7の各図は、本発明を適用したレンズ鏡筒10の光軸Oから上半分を示す断面図である。図1は、可動の撮影レンズ群Lが最も退避した状態におけるレンズ鏡筒10を示しており、図7は、撮影レンズ群Lが最も繰り出された状態におけるレンズ鏡筒10を示している。
【0008】
レンズ鏡筒10は、一眼レフカメラ本体(図示せず)に装着可能な交換レンズ鏡筒であり、その合焦可能範囲は∞(無限遠)〜0.2m(最短撮影距離)に設定されている。レンズ鏡筒10は、第1固定環11と、この第1固定環11上に固定された第2固定環12とを有している。第1固定環11の後端部には、一眼レフカメラ本体に形成されたレンズマウントと結合されるバヨネットマウント部11aが形成されている。
【0009】
レンズ鏡筒10には、第1固定環11と第2固定環12の間に、光軸Oに沿って移動可能に案内された直進環13が設けられている。この直進環13は、第2固定環12に形成された直進ガイド(図示せず)によって、光軸Oを軸に回転しないように直進案内されている。直進環13の外周前部には、雄ヘリコイド13aが形成されており、この雄ヘリコイド13aは、フォーカスレンズ群を含む撮影レンズ群Lを保持するフォーカスレンズ保持環14に形成された雌ヘリコイド14aに螺合している。よってフォーカスレンズ保持環14は、光軸Oを軸に回転すると直進環13に対して光軸方向に移動する。このフォーカスレンズ保持環14の直進環13に対する移動範囲は、雄ヘリコイド13aと雌ヘリコイド14aによって定まった一定の範囲である。図1、図3、図5及び図7の各図では、図示を簡略化するために撮影レンズ群Lを単一のレンズとして図示しているが、実際の撮影レンズ群Lは複数のレンズから構成されている。
【0010】
直進環13の後端部には、光軸Oと平行に延びるスプライン軸15の前端が回転自在に嵌着されている。スプライン軸15の前端部には、直進環13と隣接させてギヤ16が固定されている。ギヤ16の後方には、光軸方向へ移動不能に支持されたギヤ17が回転自在に支持されている。このギヤ16は、スプライン軸15のキー溝に対応する溝が切られたボスを中心に有し、スプライン軸15はこのボスに嵌まっている。
【0011】
第1固定環11の後部には、スプライン軸15と平行に延びる回転伝達軸18が回転自在に支持されている。回転伝達軸18の前端には、ギヤ17と噛合するギヤ18aが固定されている。また回転伝達軸18の後端には、キー溝18bが形成されている。このキー溝18bは、レンズ鏡筒10をAF機能を有するカメラ本体(図示せず)に装着したとき、カメラ本体側に設けられたAFモーターにより駆動される駆動軸前端に形成されたキーと係合する。このキーとキー溝18bによりAFカプラーが構成される。よってカメラ本体側のAFモーターが回転すると、この回転はAFカプラー、回転伝達軸18、ギヤ18a、ギヤ17及びスプライン軸15を介してギヤ16に伝達される。
【0012】
フォーカスレンズ保持環14上には、AF駆動環20が嵌まっている。AF駆動環20の後端部内側には径方向内側に延出するフランジ20aが形成されており、このフランジ20aは、直進環13に形成された環状溝13bに回動可能に嵌まっている。またAF駆動環20の後端部内周面には、ギヤ16と噛合する内歯ギヤ20bが形成されている。またAF駆動環20の内周面には、光軸方向に延びる直進ガイド溝20cが形成されており、この直進ガイド溝20cには、フォーカスレンズ保持環14に突設されたガイドピン14bが摺動可能に係入している。よってスプライン軸15が回転すると、ギヤ16とギヤ20bを介してAF駆動環20が回転し、この回転は直進ガイド溝20cとガイドピン14bを介してフォーカスレンズ保持環14に伝達され、フォーカスレンズ保持環14は雄ヘリコイド13aと雌ヘリコイド14aの作用により回転しながら直進環13に対して光軸方向に移動する。
【0013】
第2固定環12とAF駆動環20の間には、第1距離環21が設けられている。第1距離環21の内周面には、AF駆動環20の外周目から突出するリード突起20dが係入する、周方向及び光軸方向の各方向に対して傾斜したリード溝21aが形成されており、第1距離環21の外周面には、第2固定環12の内周面に形成された周方向溝12aに回動可能に嵌まる外方フランジ21bが形成されている。よってAF駆動環20が回転すると、リード突起20dとリード溝21aを介して第1距離環21が回転する。このとき、周方向溝12aに外方フランジ21bが嵌まっているため、第1距離環21は光軸方向には移動しない。
【0014】
また第1距離環21の外周面には、合焦距離を示す距離目盛21c(図2参照)が設けられている。この距離目盛21cは、第2固定環12に形成された観察窓22を通して観察される。距離目盛21cは、上述したレンズ鏡筒10の合焦可能範囲である∞(無限遠)〜0.2m(最短撮影距離)の範囲を示している。第1距離環21の前端部には、MF(マニュアルフォーカシング)の際に操作されるMF操作環23が固定されている。
【0015】
第2固定環12上には、手動で回動操作される第2距離環24が嵌まっている。この第2距離環24は、所定の回転角範囲で回動可能かつ光軸方向には移動不能に第2固定環12上に嵌合されている。第2距離環24の内周面には、周方向及び光軸方向の各方向に対して傾斜したリード溝24aが形成されており、このリード溝24aには、直進環13の外周面後端から径方向外側に突出するリード突起13cが係入している。よって第2距離環24が回動操作されると、リード溝24aに沿ってリード突起13cが光軸方向に移動されるため、直進環13が光軸方向に移動する。この直進環13が移動するとき、該直進環13に螺合されたフォーカスレンズ保持環14も共に光軸方向に移動する。
【0016】
第2距離環24の外周面には、上記所定の回転角範囲に対応させて距離制限目盛25が設けられている。この距離制限目盛25は、∞〜0.25mの合焦範囲を示す第1距離目盛25aと、1m〜0.21mの合焦範囲を示す第2距離目盛25bと、0.5m〜0.2mの合焦範囲を示す第3距離目盛25cとからなっている。これら3つの距離目盛25a、25b及び25cのいずれかを選択して設定するときは、第2距離環24を手動で回転操作していずれかの距離目盛を、第1固定環11の外周面に刻印された合わせマーク28と一致させる。
【0017】
次にレンズ鏡筒10の動作を説明する。先ず、第1距離環21が回転された場合に関して説明する。MF操作環23を手動で回転操作すると第1距離環21が一体に回転し、この回転はリード溝21a及びリード突起20dを介してAF駆動環20に伝達される。直進環13は回転しないので、AF駆動環20の回転は、直進ガイド溝20cとガイドピン14bの関係及び雄ヘリコイド13aと雌ヘリコイド14aの関係によりフォーカスレンズ保持環14に伝達される。そしてフォーカスレンズ保持環14は、雄ヘリコイド13aと雌ヘリコイド14aの螺合関係により、直進環13に対して回転しながら光軸方向に移動する。MF操作環23を手動で回転操作したとき、直進環13を光軸方向に移動させる力が加わるが、第2距離環24の回転操作するときのトルクが直進環13の光軸方向への移動力より重く設定されているため、直進環13は光軸方向に移動しない。
【0018】
以上のように、MF操作環23を手動で回転操作するとフォーカスレンズ保持環14即ち撮影レンズ群Lは、直進環13に対して、雄ヘリコイド13aと雌ヘリコイド14aによる予め定まった移動量分の範囲内で光軸方向に移動する。よってMF操作環23を手動で回転操作することにより焦点調節を行なうことができる。
【0019】
カメラ本体側のAFモーターによるAF駆動の場合には、AFモーターの回転は回転伝達軸18、ギヤ18a、ギヤ17、スプライン軸15、ギヤ16及び内歯ギヤ20bを介してAF駆動環20に伝達される。よってフォーカスレンズ保持環14は、雄ヘリコイド13aと雌ヘリコイド14aの螺合関係によって直進環13に対して回転しながら光軸方向に移動する。
【0020】
次に、第2距離環24が回転された場合に関して説明する。第2距離環24を手動操作して回転させると、リード溝24aとリード突起13cの関係により直進環13は光軸方向に移動する。直進環13の環状溝13bがフランジ20aに係合しているため、直進環13が移動するとAF駆動環20も一体に光軸方向に移動する。またこの移動と同時に、直進環13とAF駆動環20の間に位置するフォーカスレンズ保持環14も一体に光軸方向に移動する。
【0021】
第2距離環24の回転によってAF駆動環20は直進環13と一体に光軸方向に移動し、このAF駆動環20の移動は、リード突起20d及びリード溝21aを介して第1距離環21を回転させる。このとき第1距離環21は、直進環13の光軸方向への移動量に対応した回転量だけ回転する。したがって、第2距離環24を手動操作して回転させることにより第1距離環21の回動可能範囲が変更される。つまり、第2距離環24の第1距離目盛25aと合わせマーク28を合わせた図2に示す状態では、第1距離環21による駆動範囲は距離目盛21cの∞から0.25(m)の間が回動可能範囲となる。また、第2距離環24の第2距離目盛25cと合わせマーク28を合わせた図6に示す状態では、第1距離環21による駆動範囲は距離目盛21cの0.2から0.5(m)の間が回動可能範囲となる。
【0022】
よって第2距離環24を手動で回転操作することによって、目的の被写体への大まかなピント合わせができ、また合焦可能範囲を任意に変更設定することができる。つまり、第2距離環24をフォーカスリミッターとして利用することができる。
【0023】
図1及び図2は、第2距離環24の第1距離目盛25aを合わせマーク28に合わせ、かつ第1距離環22上の距離目盛21cの目盛「∞」を観察窓21の略中央に位置させた場合を示している。この場合、直進環13及びフォーカスレンズ保持環14はぞれぞれ最も退避した位置にあり、撮影距離は無限遠(最長撮影距離)に設定されている。図3及び図4は、第2距離環24の第1距離目盛25aを合わせマーク28に合わせ、かつ第1距離環22上の距離目盛21cの目盛「0.25」を観察窓21の略中央に位置させた場合を示している。この場合、直進環13は最も退避した位置にあり、フォーカスレンズ保持環14は直進環13から最も繰り出された位置にあり、撮影距離は0.25mに設定されている。図5及び図6は、第2距離環24の第3距離目盛25cを合わせマーク28に合わせ、かつ第1距離環22上の距離目盛21cの目盛「0.5」を観察窓21の略中央に位置させた場合を示している。この場合、直進環13は最も繰り出された位置にあり、フォーカスレンズ保持環14は直進環13に対して最も退避した位置にあり、撮影距離は0.5mに設定されている。図7及び図8は、第2距離環24の第3距離目盛25cを合わせマーク28に合わせ、かつ第1距離環22上の距離目盛21cの目盛「0.2」を観察窓21の略中央に位置させた場合を示している。この場合、直進環13及びフォーカスレンズ保持環14はそれぞれ最も繰り出された位置にあり、撮影距離は最短撮影距離0.2m(最短撮影距離)に設定されている。
【0024】
本実施形態のレンズ鏡筒10では、合焦可能範囲を任意に変更設定できるので、AF動作に係るフォーカスレンズの移動量を最小限にすることができ、よってAF動作に係る時間を短縮することができる。さらに、レンズ鏡筒10の距離環を第1距離環21と第2距離環24の2系統に分割して設ける構成にしたので、レンズ鏡筒10の光軸方向での小型化が成されている。つまり撮影レンズ群Lの繰出量を増加させて最短撮影距離を短くすることを容易に成しえる。
【0025】
また本実施形態のレンズ鏡筒10では、カメラ本体側のAFモーターによるAF駆動を行ないながら第2距離環24を手動で回転操作することで、AF駆動とMF駆動を同時に行なうことができる。
【0026】
また本実施形態のレンズ鏡筒10では、第2距離環24上に3つの距離目盛(第1距離目盛25a、第2距離目盛25b及び第3距離目盛25c)を設けたが、本発明はこれに限定されず、2つまたは4つ以上の距離目盛を設ける構成にしてもよい。
【0027】
また本実施形態のレンズ鏡筒10では、第1距離環21(MF操作環23)と第2距離環24をレンズ鏡筒10の前後にそれぞれ配置したが、この配置を逆にしてもよい。即ち、レンズ鏡筒10前部に第2距離環24と同一機能を有する距離環を配置し、この距離環の後方に第1距離環21と同一機能を有する距離環を配置する構造にしてもよい。
【0028】
また本実施形態のレンズ鏡筒10は、一眼レフカメラ本体に装着可能な交換レンズ鏡筒として構成したが、カメラ本体と一体のレンズ鏡筒として構成してもよい。
【0029】
また本実施形態のレンズ鏡筒10の合焦可能範囲は∞(無限遠)〜0.2m(最短撮影距離)に設定されているが、本発明はこの合焦可能範囲に限定されない。
【0030】
【発明の効果】
以上のように、本発明を適用したレンズ鏡筒の焦点調節機構によれば、手動距離環を手動で回転操作することで合焦可能範囲を任意に変更設定することできるので、手動距離環を、全合焦可能範囲内で任意にリミット値が設定可能なフォーカスリミッターとして利用することができる。また全合焦可能範囲内に複数の合焦可能範囲を設定できるので、AF動作に係るフォーカスレンズの移動量を小さくでき、よってAF動作に係る時間を短縮することができる。さらに、距離環を2系統に分割して設ける構造により、レンズ鏡筒を光軸方向で小型に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したレンズ鏡筒の撮影距離が無限遠に設定されている状態における該レンズ鏡筒の光軸から上半分を示す断面図である。
【図2】図1に示すレンズ鏡筒の第1距離環及び第2距離環の様子を示す平面図である。
【図3】本発明を適用したレンズ鏡筒の撮影距離0.25mに設定されている状態における該レンズ鏡筒の光軸から上半分を示す断面図である。
【図4】図3に示すレンズ鏡筒の第1距離環及び第2距離環の様子を示す平面図である。
【図5】本発明を適用したレンズ鏡筒の撮影距離が0.5mに設定されている状態における該レンズ鏡筒の光軸から上半分を示す断面図である。
【図6】図5に示すレンズ鏡筒の第1距離環及び第2距離環の様子を示す平面図である。
【図7】本発明を適用したレンズ鏡筒の撮影距離が0.2mに設定されている状態における該レンズ鏡筒の光軸から上半分を示す断面図である。
【図8】図7に示すレンズ鏡筒の第1距離環及び第2距離環の様子を示す平面図である。
【符号の説明】
10 レンズ鏡筒
11 第1固定環
12 第2固定環
13 直進環
14 フォーカスレンズ保持環
15 スプライン軸
20 AF駆動環
21 第1距離環(第2の手動距離環、回転距離環)
22 観察窓
23 MF操作環
24 第2距離環(手動距離環)
25 距離制限目盛
L 撮影レンズ群
O 光軸
Claims (5)
- カメラボディに対して固定の固定鏡筒と;この固定鏡筒上に回動自在に支持された手動距離環及び回転距離環と;上記固定鏡筒に光軸方向に直進進退動可能に支持された直進環と;この直進環に螺合された、フォーカスレンズ群を保持するフォーカスレンズ保持環と;上記回転距離環の回転動作により、上記直進環に対して、上記フォーカスレンズ保持環を光軸方向に駆動するフォーカス機構と;上記手動距離環の回転動作により、上記直進環をフォーカスレンズ保持環とともに光軸方向に移動させ、フォーカスレンズ群の合焦可能範囲を変化させる合焦範囲変更機構と;を有することを特徴とするレンズ鏡筒の焦点調節機構。
- 請求項1に記載の焦点調節機構において、フォーカス機構によって光軸方向に駆動されるフォーカスレンズ保持環の直進環に対する移動範囲は一定であり、上記合焦範囲変更機構は、直進環をフォーカスレンズ保持環とともに光軸方向に移動させることで、フォーカスレンズ群による最短撮影距離と最長撮影距離を変化させるレンズ鏡筒の焦点調節機構。
- 請求項2記載の焦点調節機構において、回転距離環は、AF機構によって回転駆動されるレンズ鏡筒の焦点調節機構。
- 請求項2または3記載の焦点調節機構において、回転距離環は、手動による回転操作が可能であるレンズ鏡筒の焦点調節機構。
- 請求項3または4記載の焦点調節機構において、手動距離環は、AF機構によるAF駆動と同時に回転操作可能とされ、フォーカス機構によるAF駆動中に手動距離環を回転操作することでAF駆動とMF機構が同時に行なわれるレンズ鏡筒の焦点調節機構。
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