JP4200697B2 - 記録装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録装置、プログラム、及び記録システムに関する。特に本発明は、記録ヘッドの取り付け方による画像のずれを補償する記録装置、プログラム、及び記録システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
複数の吐出口を被記録物の搬送方向に配列した記録ヘッドを、主走査方向へ走査させつつ、被記録物を副走査方向に搬送することによって画像を記録するプリンターが用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記プリンターにおいて、被記録物に記録を行う記録ヘッドと、当該記録ヘッドを指示するガイド軸との間に間隙等が生じる場合がある。このようなプリンターは、記録ヘッドを主走査方向に走査する場合等に、記録ヘッドの取り付け方向を変化させてしまい、所望の画像を見栄え良く記録できない場合があった。
【0004】
そこで本発明は、上記の課題を解決することのできる記録装置、プログラム、及び記録システムを提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
即ち、本発明の第1の形態によると、複数の吐出口を被記録物の搬送方向に配列した記録ヘッドであって、主走査方向に往復移動する記録ヘッドを備え、被記録物の副走査方向への搬送を挟んで、記録ヘッドの往方向への走査と復方向への走査とを交互に実行して画像を記録する記録装置であって、副走査方向の上流側の吐出口と下流側の吐出口との間における走査に係る記録開始位置のずれ量に対応した第1の補正量であって、往方向への走査に係るずれ量に対応した往方向補正量と、復方向への走査に係るずれ量に対応した復方向補正量と、をそれぞれ格納すると共に、第1の補正量に基づいて値が累積される第2の補正量をさらに格納する補正量格納部と、走査による記録を行う際に、複数の吐出口の記録開始位置を、補正量格納部に格納されている第2の補正量の値分だけずらす補正を行う補正部と、を備えており、一の走査に続いて他の走査が行われる際、一の走査に係る補正で用いられた第2の補正量の値に一の第1の補正量を累積した値を、新たな第2の補正量の値として格納すると共に、当該新たな第2の補正量の値を用いて、他の走査に係る補正を行い、且つ、一の第1の補正量は、一の走査が往方向への走査である場合は往方向補正量であり、一の走査が復方向への走査である場合は復方向補正量であることを特徴とする、記録装置を提供する。
【0008】
なお上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションも又発明となりうる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態はクレームにかかる発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
【0010】
図1は、記録システムの一例である印刷システム80の概略図である。印刷システム80は、記録ヘッドの取り付け誤差やがたつき等により生じる記録の傾斜を補償し、利用者の所望する形態に近い画像を記録することを目的とする。印刷システム80は、インクジェット式記録装置10と、情報処理装置300とを備える。情報処理装置300は、利用者から印刷指示を受け付けた場合に、予め格納している画像データ及び印刷設定データをインクジェット式記録装置10に送る。インクジェット式記録装置10は、情報処理装置300から、画像データ及び印刷設定データを受け付けた場合に、当該画像データを補正し、印刷することにより記録する。
【0011】
図2は、インクジェット式記録装置10の内部構成を示す側面概略図である。インクジェット式記録装置10は、被記録物の一例である被印刷物11を複数保持する載置部12、一の被印刷物11を載置部12から取り出して印刷するために給送する給送部20、給送部20により給送された被印刷物11に給送方向の動力を伝える搬送部30、被印刷物11に印刷を行う印刷部40、及び印刷された被印刷物11に排出方向の動力を伝える排出部50を、給送方向においてこの順に備える。
【0012】
給送部20は、例えば図示しないモータにより回転する略扇形の給送ローラ22、及び給送方向の上流端で軸に回動自在に取り付けられて給送ローラ22に押圧される分離パッド24を有し、給送ローラ22と分離パッド24との当接点に被印刷物11を挟むことで、被印刷物11を一つずつ分離して搬送部30に給送する。
【0013】
搬送部30は、モータ60により回転する搬送ローラ32、搬送ローラ32に連れ回る搬送従動ローラ34を有し、搬送ローラ32と搬送従動ローラ34との当接点に被印刷物11を挟むことで、給送部20により給送された被印刷物11を印刷部40の下部に給送する。
【0014】
印刷部40は、インクカートリッジを載置するキャリッジ42、キャリッジ42の被印刷物11に対向する面に設けられ、インクを吐出するインクジェットヘッド44、キャリッジ42に設けられた軸穴46、軸穴46を挿通しキャリッジ42を給送方向に対して略垂直な方向にスライド可能に支持するガイド軸48、及び印刷の制御を行う制御部49を有する。制御部49は、情報処理装置300から受信する画像データ及び設定データに従い、印刷部40及び搬送部30を制御することにより、印刷を制御する。なお、インクジェットヘッド44は、被印刷物11の給送方向に沿って複数のインク吐出口を有する。
【0015】
排出部50は、モータ60により回転する排出ローラ52、及び排出ローラ52に連れ回る排出従動ローラ54を有し、排出ローラ52と排出従動ローラ54との当接点に被印刷物11を挟むことで、印刷後の被印刷物11を排出する。
【0016】
なお、搬送従動ローラ34は、搬送ローラ32の上側に、搬送ローラ32よりヘッド部44側に設けられ、排出従動ローラ54は、排出ローラ52の上側に、排出ローラ52よりヘッド部44側に設けられる。これにより、被印刷物11は、印刷部40に対向する位置において下側にたわむ。
【0017】
上記した構成において、インクジェット式記録装置10は、ヘッド部44をガイド軸48に沿って往復させつつインクを吐出する。印刷部40は、ヘッド部44が一走査する毎に被印刷物11を給送することで、被印刷物11の全体に印刷を行う。なお、ヘッド部44は、往路及び復路の双方で印刷を行う場合もあるし、一方のみで印刷を行う場合もある。
【0018】
なお、搬送部30及び排出部50には、モータ60より一本のベルト62を介して動力が伝達される。ベルト62には、テンショナー64により張力が与えられている。モータ60、テンショナー64、搬送部30、及び排出部50は、ベルト62の流れ方向に沿ってこの順に配置される。
【0019】
図3は、制御部49の機能ブロック図の一例を示す。制御部49は、入力部400と、停止部410と、補正量格納部420と、補正部430と、空白記録判断部440と、累積補正量格納部450とを備える。入力部400は、設定データ、例えば被印刷物における搬送方向の長さの情報等を受け取り、この情報を停止部410に送る。停止部410は、入力部400から設定データを受け取ると、この設定データに基づき、印刷される画像を補償する補正を行うべきか否かを判断し、判断結果を補正部430に送る。
【0020】
補正量格納部420は、インクジェットヘッド44上に配列された複数の吐出口による記録開始位置(例えば、印刷開始位置)のずれの量に基づき算出された、印刷部40の印刷開始位置の補正量を格納する。補正量格納部420は、例えば、補正量として、制御部49が被印刷物11を単位長さ搬送する毎に補正すべき補正量である基準補正量を格納している。補正量格納部420は、例えば、制御部49が製造された時に観測されたずれ量に基づき算出された、印刷開始位置の補正量を、不揮発性の記録媒体に予め格納している。補正量格納部420は、基準補正量を補正部430に送る。
【0021】
補正部430は、情報処理装置300から画像データを受け取る。そして、補正部430は、印刷部40を主走査方向へ走査させる指示を印刷部40に送ることにより、画像データの一部を印刷させる。続いて、補正部430は、被印刷物11を副走査方向に搬送させる指示を搬送部30に送ることにより、予め定められた搬送量被印刷物11を搬送する。
【0022】
補正部430は、停止部410から受け取った判断結果に基づき、印刷開始位置を補正するか否かを判断する。印刷開始位置を補正すると判断した場合に、補正部430は、補正量格納部420から基準補正量を受け取り、この基準補正量及び印刷部40による被印刷物11の搬送量に応じて、印刷部40における次の走査による印刷開始位置を補正する。そして、補正部430は、印刷開始位置を補正する毎に、補正量を累積補正量格納部450に送る。累積補正量格納部450は、補正部430から順次補正量を受け取り、その補正量を累積し、格納する。累積補正量格納部450は、補正量の累積である累積補正量を補正部430からの要求に応じ、補正部430に送る。補正部430は、続いて印刷部40を走査する場合に、累積補正量の要求を累積補正量格納部450に送り、累積補正量格納部450から受取った累積補正量に基づき印刷開始位置を補正する。
【0023】
空白記録判断部440は、情報処理装置300から画像データを受取り、この画像データが副走査方向における予め定められた長さ以上の空白を含むか否かを判断し、判断結果を累積補正量格納部450に送る。これを受けて、累積補正量格納部450は、画像データが副走査方向における予め定められた長さ以上の空白を含むと判断された場合に、補正量の累積を一時停止し、累積補正量を初期状態(例えば0)に戻す。
【0024】
このように、制御部49は、印刷開始位置の補正として、被印刷物11を搬送させる前に印刷される部分と被印刷物11を搬送させた後に印刷される部分を連続させる補正を、必要に応じて行うことができる。
【0025】
図4は、複数の吐出口の配列方向の、被印刷物11の搬送方向に対する傾きを説明する図である。図4(a)は、インクジェットヘッド44が設けられたキャリッジ42の面を示す。図4(a)に示すように、インクジェットヘッド44には、配列方向に沿って複数の吐出口112が設けられている。また、インクジェットヘッド44は、複数色に対応し、複数列にそれぞれ設けられた複数の吐出口112を有してよい。
【0026】
図4(b)は、図4(a)において説明したキャリッジ42のA−A’断面及び被印刷物11を示す。取付誤差等により、被印刷物11の印刷面122に対向するインクジェットヘッド44の面が搬送方向に対して高さ方向に角度θの傾きを有する場合、複数の吐出口112の開口部の配列方向が搬送方向に対し高さ方向に角度θの傾きを有して配置される。このような場合、複数の吐出口112における一端の吐出口112−1から印刷面122までの距離lと、複数の吐出口112における他端の吐出口112−Nから印刷面122までの距離lとが異なる。インクジェットヘッド44は、ガイド軸48に沿った主走査方向に移動しながらインクを吐出するため、吐出口112−1と吐出口112−Nとが主走査方向において同一の位置でインクを吐出した場合であっても、インクは主走査方向において異なる位置に着弾する。このため、印刷される画素列には、本来印刷するべき画素列に対して傾きが生じる。
【0027】
また、インクジェットヘッド44及び/又はキャリッジ42の取付誤差等により、複数の吐出口112の配列方向が、被印刷物11の搬送方向に対して印刷面と平行な面において傾きを有して設けられた場合も、印刷される画素列には当該傾きにより、本来印刷されるべき画素列に対して傾きが生じる。
【0028】
また、ガイド軸48と、キャリッジ42の軸穴46との間には、クリアランスが設けられている。キャリッジ42に対して主走査方向の駆動力が加えられると、キャリッジ42は、当該クリアランスにより傾いて移動し、複数の吐出口112の配列方向には、被印刷物11の搬送方向に対して印刷面と平行な面において傾きが生じる。このため、印刷される画素列には、本来印刷するべき画素列に対して傾きが生じる。図4(c)は、キャリッジ42が主走査方向における往方向に移動している場合を示し、図4(d)は、キャリッジ42が主走査方向における複方向に移動している場合を示す。図4(c)及び図4(d)に示すように、キャリッジ42の移動方向によりキャリッジ42が傾く方向は異なる。
【0029】
図5は、キャリッジ42の移動方向と、それぞれの画素における印刷誤差との関係の一例を示す。図5において直線200は、印刷するべき画素列を示し、画素202−nは、インク吐出位置を補正しない場合にn番目の吐出口が印刷する画素を示す。
【0030】
ここで、図4において説明した取付誤差等による誤差の傾きは、キャリッジ42の移動方向によって誤差方向は変わらない。また、図4において説明した吐出口112の配列方向の印刷面122に対する傾きによる誤差及びキャリッジ42の移動に伴うキャリッジ42の傾きによる誤差の傾きは、キャリッジ42の移動方向によって誤差方向が変わる。キャリッジ42の移動方向によって、誤差方向の変わらない誤差をdとし、誤差方向の変わる誤差をdとする。また、キャリッジ42が往方向に移動する場合に、誤差dと誤差dとの誤差方向が異なる場合について説明する。
【0031】
図5(a)は、キャリッジ42が往方向に移動する場合の、印刷誤差の一例を示す。この場合、誤差dが誤差dより大きい場合、図5(a)に示すように画素202−Nは、直線200に対して往方向に誤差d−dを有して印刷される。また、誤差dが誤差dより小さい場合、画素202−Nは、直線200に対して復方向に誤差|d−d|を有して印刷される。
【0032】
また、n番目の画素202−nの誤差をdnAとした場合、dnAは下式で与えられる。
【数1】
Figure 0004200697
ただし、dNAは、印刷面からの距離が最大となるN番目の吐出口におけるずれ量を示し、dNA=d−dで与えられる。また、画素202−nの誤差の方向は画素202−Nと同様である。
【0033】
図5(b)は、キャリッジ42が復方向に移動する場合の、印刷誤差の一例を示す。この場合、画素202−Nは、誤差d+dを有して印刷される。本例においては、誤差dと誤差dとの誤差方向が同一であるため、誤差dと誤差dとの大小関係に関わらず、一定の方向に誤差を有する。つまり、誤差dと誤差dとの大小関係により、キャリッジ42の移動方向に応じて誤差方向が変化する場合がある。この場合、補正部430は、キャリッジ42を移動させる方向に応じた方向に、印刷開始位置を補正する。
【0034】
また、キャリッジ42が復方向に移動する場合も、それぞれの吐出口112の誤差は式(1)に関連して説明した方法と同様の方法で算出することができる。
【0035】
以上説明したように、印刷される画素列の、本来印刷されるべき画素列に対する傾きの大きさは、キャリッジ42の移動方向によって異なり、その方向もキャリッジ42の移動方向によって異なる場合がある。また、キャリッジ42が復方向に移動する場合に、誤差dと誤差dとの誤差方向が異なる場合についても同様である。
【0036】
補正量格納部420は、以上説明した画素列の傾斜を補償するための、印刷開始位置の補正量を格納する。補正量格納部420は、キャリッジ42の移動方向にそれぞれ対応した補正量を格納することが好ましい。補正部430は、補正量格納部420が格納した補正量に基づいて、キャリッジ42の移動方向に応じた印刷開始位置の補正を行う。
【0037】
例えば、補正量格納部420は、ずれ量が最大となる吐出口112−Nに対して、誤差dNA及びdNBをそれぞれ補正量としてキャリッジ42の移動方向に対応して格納する。また、補正量格納部420は、吐出口112−nに対する誤差dnA及びdnBを格納してよく、誤差dNA及びdNBに基づく補正量を格納してもよい。
【0038】
補正部430は、補正量格納部420が格納した補正量に基づいて、誤差dnA及び誤差dNBを補償すべく、続いて印刷する部分画像の印刷開始位置を設定する。つまり、補正部430は、副走査方向における画素202−Nの直下に、続いて印刷する部分画像の印刷開始位置を設定する。本例において、補正部430は、キャリッジ42の移動方向及び移動方向に応じた補正量に基づいて、印刷開始位置を設定する。
【0039】
また、補正量格納部420は、図4において説明した複数のノズル112の配列方向の、印刷面に対する高さ方向の傾き、キャリッジ42の移動に伴う搬送方向に対する印刷面と平行な面における傾き、取付誤差等による搬送方向に対する印刷面と平行な面における傾きにより生じる、画素列の傾きのうちのいずれか又は複数を補正するための補正量を格納してもよい。キャリッジ42の移動方向によって画素列の傾きの大きさが変わらない場合、補正量格納部420は1つの補正量を格納してよい。
【0040】
本例におけるインクジェット式記録装置10によれば、複数の吐出口112がなす列が、被印刷物11の搬送方向に対して傾斜することによって生じる印刷の傾斜を補償すべく、印刷開始位置を補正することができる。
【0041】
図6は、インクジェット式記録装置10が被印刷物11に印刷する画像の一例を示す。図6(a)及び図6(b)を用いて、インクジェット式記録装置10が主走査方向の往方向にのみ走査する場合について、印刷開始位置を補正する例を説明する。
【0042】
図6(a)は、インクジェット式記録装置10が本実施形態に示す補正をしない場合の印刷例である。図6(a)において、インクジェットヘッド44は、主走査方向への走査により部分画像100Aに示す平行四辺形状の画像を印刷する。すなわち、インクジェットヘッド44は、主走査の開始位置において、副走査方向における部分画像100Aの上端部に対して、部分画像100Bの下端部を、ずれ量102の分主走査方向にずらして印刷してしまう。部分画像100B〜Dの印刷についても、部分画像100Aと同様であるので説明を省略する。
【0043】
一方、図6(b)は、インクジェット式記録装置10が本実施形態に示す補正をする場合の印刷例である。図6(b)において、インクジェットヘッド44は、図6(a)に示した例と同様、副走査方向における部分画像100Aの上端部に対して、部分画像100Bの下端部を、ずれ量102の分主走査方向にずらして印刷してしまう。そこで、補正部430は、ずれ量102と同じ値である基準補正量104だけ、部分画像100Bの印刷開始位置を主走査方向にずらす補正をする。したがって、インクジェット式記録装置10は、部分画像100Aの下端部と、部分画像100Bの上端部を連続させることができる。そして、補正部430は、累積補正量の初期値(例えば、零)に基準補正量104を加えることにより、累積補正量105Aを算出させ、格納させておく。
【0044】
同様に、インクジェット式記録装置10は、部分画像100Bの下端部と、部分画像100Cの上端部を連続させる補正を、部分画像100Cの印刷開始位置に対して行う。例えば、インクジェット式記録装置10は、累積補正量105Aに基準補正量104を加えることにより算出した累積補正量105Bを、部分画像100Cの印刷開始位置の補正に用いる。同様に、インクジェット式記録装置10は、累積補正量105Bに基準補正量104を加えることにより算出した累積補正量105Cを、部分画像100Dの印刷開始位置の補正に用いる。
【0045】
このように、インクジェット式記録装置10は、被印刷物11を副走査方向に搬送する毎に、印刷開始位置の累積補正量を算出し、この累積補正量により印刷開始位置を補正することにより、被印刷物11が搬送される前に印刷される部分画像と、被印刷物11が搬送された後に印刷される部分画像とを連続させる補正を行うことができる。
【0046】
図7は、インクジェット式記録装置10が被印刷物11上に印刷する画像の他の例を示す。図7(a)及び図7(b)を用いて、インクジェット式記録装置10が主走査方向の往復方向に走査する場合について、印刷開始位置を補正する例を説明する。
【0047】
図7(a)は、インクジェット式記録装置10が本実施形態に示す補正をしない場合の印刷例である。図7(a)において、インクジェットヘッド44は、図6(a)と同様、主走査方向への走査により部分画像100Aに示す平行四辺形状の画像を印刷する。続いて、被印刷物11が副走査方向に搬送された後に、インクジェットヘッド44は、部分画像100Aより副走査方向側に、部分画像100Aとは形状の異なる部分画像100Bを印刷する。すなわち、インクジェットヘッド44は、主走査の開始位置において、副走査方向における部分画像100Bの上端部に対して、部分画像100Bの下端部を、往路ずれ量107の分主走査方向の復路方向にずらして印刷してしまう。部分画像100C及び部分画像100Dについても、それぞれ部分画像100A及び部分画像100Bと同様であるので説明を省略する。
【0048】
そこで、図7(b)に示したように、補正部430は、往路ずれ量107と同様の値である復方向補正量108分だけ、部分画像100Bの印刷開始位置を主走査方向にずらす補正をする。したがって、インクジェット式記録装置10は、部分画像100Aの下端部と、部分画像100Bの上端部を連続させることができる。そして、補正部430は、累積補正量の初期値(例えば、零)に往路ずれ量107を加えることにより、累積補正量を算出させ、格納させておく。
【0049】
続いて、インクジェット式記録装置10は、部分画像100Cの印刷を開始する場合に、部分画像100Bの下端部と、部分画像100Cの上端部を連続させる補正を、部分画像100Cの印刷開始位置に対して行う。例えば、インクジェット式記録装置10は、上記の累積補正量(例えば、復方向補正量108と同様)に復路ずれ量109を累積することにより算出した累積補正量105Bを、部分画像100Cの印刷開始位置の補正に用いる。この場合、復方向補正量108及び往方向補正量101の値が、例えば、主走査方向の往路方向を正、主走査方向の復路方向を負とする整数で表されている場合には、累積補正量格納部450は、復方向補正量108及び往方向補正量101を加算することにより補正量を累積し、累積補正量を算出する。
同様に、インクジェット式記録装置10は、累積補正量105Bに往路ずれ量107を加えることにより算出した累積補正量105Cを、部分画像100Dの印刷開始位置の補正に用いる。
【0050】
上記したように、補正量格納部420は、印刷部40を往方向に走査させる場合の印刷開始位置のずれ量である往路ずれ量107と、印刷部40を復方向に走査させる場合の印刷開始位置のずれである復路ずれ量109とに基づいてそれぞれ算出された復方向補正量108及び往方向補正量101を格納する。例えば、補正量格納部420は、インクジェット式記録装置10が製造された時点に観測された往路ずれ量107及び往方向補正量101に基づき算出された復方向補正量108及び往方向補正量101を、不揮発性の記録媒体に記録してもよい。また、往路ずれ量107及び復路ずれ量109が略同一である場合には、補正量格納部420は、復方向補正量108及び往方向補正量101の双方として用いられる1つの補正量を格納してもよい。また、補正部430は、インクジェットヘッド44の走査方向に応じて、異なる演算をこの補正量に対して行った値に基づいて、往方向及び復方向の走査により異なる補正量により印刷開始位置を補正してもよい。例えば、異なる演算の例として、補正部430は、往路ずれ量107及び復路ずれ量109の平均値等を、往方向補正量101及び/又は復路ずれ量109として用いてもよい。
【0051】
上記したように、補正部430は、インクジェットヘッド44を往方向に走査開始する場合の印刷開始位置を往方向補正量101に基づき補正し、インクジェットヘッド44を復方向に走査開始する場合の印刷開始位置を復方向補正量108に基づき補正することができる。
【0052】
このように、インクジェット式記録装置10は、被印刷物11を副走査方向に搬送する毎に、印刷開始位置の累積補正量を算出し、この累積補正量により印刷開始位置を補正することにより、被印刷物11が搬送される前に印刷される部分画像と、被印刷物11が搬送された後に印刷される部分画像とを連続させる補正を行うことができる。
なお、本図においては、往方向補正量101及び復路ずれ量109における補正の方向は互いに異なるが、図5の説明からも明らかなように、往方向補正量101及び復路ずれ量109における補正の方向は、互いに異なっていてもよいし、同じであってもよい。
【0053】
図8は、制御部49の動作を示すフローチャートの一例を示す。入力部400は、設定データを受信し(S100)、この設定データに基づき、被印刷物11の搬送方向の長さ示す情報を抽出し、停止部410に入力する(S110)。停止部410は、被印刷物11の搬送方向の長さが、予め定められた長さを上回ると判断した場合に(S120:YES)、補正部430による印刷開始位置の補正を停止する(S130)。
【0054】
続いて、インクジェット式記録装置10は、下記の動作を繰り返し行う。補正部430及び空白記録判断部440は、画像データを情報処理装置300から受け取る(S140)。そして、補正部430は、印刷部40を主走査方向に走査させることにより、画像の一部を記録させる(S150)。続いて、補正部430は、予め定められた搬送量被印刷物11を搬送させる(S160)。空白記録判断部440は、情報処理装置300から画像データを受け取り、当該画像データが副走査方向における予め定められた長さ以上の空白を含むと判断した場合に(S170:YES)、補正量の累積を一時停止し(S180)、累積補正量を初期状態(例えば0)に戻し、S230の処理に移る。
【0055】
画像データが副走査方向における予め定められた長さ以上の空白を含まないと判断された場合に(S170:NO)、補正部430は、補正量格納部420から基準補正量を受信(S190)し、S160において指示した搬送量に基づき、補正量を算出する(S200)。そして、累積補正量格納部450に送る。累積補正量格納部450は、補正量を累積し(S210)、補正部430に返送する。補正部430は、累積補正量に基づき、次の主走査における印刷開始位置を補正し(S220)する。インクジェット式記録装置10は、画像データが終了したと判断した場合に(S230:YES)、印刷を終了する。インクジェット式記録装置10は、画像データが終了していないと判断した場合に、S140の処理に戻る。
【0056】
このように、インクジェット式記録装置10は、補正量を順次累積することにより、被印刷物11を搬送する前と被印刷物11を搬送した後それぞれの場合に印刷した画像を連続させることができる。
【0057】
図9は、変形例におけるインクジェット式記録装置10及び情報処理装置300の機能ブロック図の一例である。図3に示した機能ブロック図とは異なり、制御部49は、記録部460と、補正量格納部420とを備える。インクジェット式記録装置10は、入力部400と、停止部410と、補正部430と、空白記録判断部440と、累積補正量格納部450と、印刷アプリケーションプログラム470とを備える。本変形例における、入力部400、停止部410、補正量格納部420、補正部430、空白記録判断部440、及び累積補正量格納部450の機能は、図3に示した同一符号の部材とそれぞれ略同一であるので、相違点を説明する。
【0058】
印刷アプリケーションプログラム470は、印刷したい画像を利用者に選択させる等により、印刷すべき画像データを特定し、空白記録判断部440に送る。また、印刷アプリケーションプログラム470は、利用者の指示により又は画像データに付随する情報により、当該画像データを印刷するのに必要な設定データを抽出して、入力部400に送る。入力部400及び空白記録判断部440は、それぞれ画像データ及び設定データを印刷アプリケーションプログラム470から受け取り、図3で説明したように動作する。
【0059】
補正部430は、補正量格納部420から基準補正量を受け取り、図3で説明したように印刷開始位置の補正量を算出する。そして、補正部430は、画像データを印刷アプリケーションプログラム470から受け取り、印刷開始位置の補正量に相当する分画像データの印字位置が補正されるように、画像データを変換する。そして、補正部430は、画像データを記録部460に送り、印刷させる。記録部460は、画像データを補正部430から受け取ると、当該画像データに従い、画像を印刷する。
【0060】
このように、情報処理装置300は、印刷開始位置の補正を、画像データを変換することにより実現してもよい。
【0061】
図10は、変形例における情報処理装置300の動作を示すフローチャートの一例である。入力部400は、印刷アプリケーションプログラム470から設定データを受信し(S100)、この設定データに基づき、被印刷物11の搬送方向の長さ示す情報を抽出し、停止部410に入力する(S110)。停止部410は、被印刷物11の搬送方向の長さが、予め定められた長さを上回ると判断した場合に(S120:YES)、補正部430による印刷開始位置の補正を停止する(S130)。
【0062】
続いて、情報処理装置300は、下記の動作を繰り返し行う。補正部430及び空白記録判断部440は、画像データを印刷アプリケーションプログラム470から受け取る(S140)。そして、補正部430は、累積補正量が算出されている場合には、当該累積補正量に基づき画像データを補正し(S310)、補正した当該画像データをインクジェット式記録装置10の記録部460に送る(S320)。これを受けて、インクジェット式記録装置10は、通常の印刷動作を行うが、画像データ自体が補正されているので、補正を含んだ画像を印刷することができる。なお、補正部430は、画像データを印刷物の副走査方向における上端部に印刷する場合には、補正を行わずに画像データをそのまま送る。空白記録判断部440は、印刷アプリケーションプログラム470から画像データを受け取り、当該画像データが副走査方向における予め定められた長さ以上の空白を含むと判断した場合に(S170:YES)、補正量の累積を一時停止し(S180)、累積補正量を初期状態(例えば0)に戻し、S230の処理に移る。
【0063】
画像データが副走査方向における予め定められた長さ以上の空白を含まないと判断された場合に(S170:NO)、補正部430は、インクジェット式記録装置10の補正量格納部420から基準補正量を受信(S190)し、S160において指示した搬送量に基づき、補正量を算出する(S200)。続いて、補正部430は、補正用を累積補正量格納部450に送る。累積補正量格納部450は、補正量を累積し(S210)、補正部430に返送する。補正部430は、累積補正量に基づき、次に受信する画像データの印刷開始位置を補正する(S220)。情報処理装置300は、画像データが終了したと判断した場合に(S230:YES)、印刷を終了する。情報処理装置300は、画像データが終了していないと判断した場合に、S140の処理に戻る。
【0064】
図11は、実施形態及び変形例における情報処理装置300のハードウェア構成の一例を示す図である。情報処理装置300の機能は、CPU700、ROM702、RAM704、通信インターフェイス(通信I/F)706、入出力インターフェイス(入出力I/F)708、及びハードディスクドライブ710を備える計算機と、当該計算機上で実行されるプログラムとの連携により実現される。情報処理装置300は、FDドライブ712及び/又はCD−ROMドライブ716を更に備えてもよい。通信I/F706は、制御部49に接続される。
【0065】
制御部49及び情報処理装置300を実現するプログラムは、入力モジュールと、停止モジュールと、補正量格納モジュールと、補正モジュールと、空白記録判断モジュールと、累積補正量格納モジュールと、記録モジュールとを備える。これらのモジュールは、計算機を、入力部400、停止部410、補正量格納部420、補正部430、空白記録判断部440、累積補正量格納部450、及び記録部460として動作させるプログラムである。例えば、このプログラムは、情報処理装置300から通信インターフェイス706を介して制御部49に提供され、インクジェット式記録装置10が備えるCPU及びRAMにより実行される。
【0066】
以上に示したプログラム又はモジュールは、外部の記憶媒体に格納されてもよい。記憶媒体としては、フレキシブルディスク714、CD−ROM718の他に、DVDやPD等の光学記録媒体、MD等の光磁気記録媒体、テープ媒体、ICカード等の半導体メモリ等を用いることができる。また、専用通信ネットワークやインターネットに接続されたサーバシステムに設けたハードディスク又はRAM等の記憶装置を記録媒体として使用し、ネットワークを介してプログラムを情報処理装置300に提供してもよい。
【0067】
以上、本発明を実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることができる。そのような変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
【0068】
【発明の効果】
上記説明から明らかなように、本発明によれば記録装置における記録の傾斜を補償する補正を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、印刷システム80の概略図。
【図2】図2は、インクジェット式記録装置10の内部構成を示す概略図。
【図3】図3は、制御部49の機能ブロック図の一例。
【図4】図4は、複数の吐出口の配列方向の、被印刷物11の搬送方向に対する傾きを説明する図である。
【図5】図5は、キャリッジ42の移動方向と、それぞれの画素における印刷誤差との関係の一例を示す。
【図6】図6は、インクジェット式記録装置10が被印刷物11に印刷する画像の一例を示す。
【図7】図7は、インクジェット式記録装置10が被印刷物11上に印刷する画像の他の例を示す。
【図8】図8は、制御部49の動作を示すフローチャート。
【図9】図9は、変形例におけるインクジェット式記録装置10及び情報処理装置300の機能ブロック図の一例。
【図10】図10は、変形例における情報処理装置300の動作を示すフローチャート。
【図11】図11は、実施形態及び変形例における情報処理装置300のハードウェア構成の一例を示す図。
【符号の説明】
10 インクジェット式記録装置
11 被印刷物
12 載置部
20 給送部
22 給送ローラ
24 分離パッド
30 搬送部
32 搬送ローラ
34 搬送従動ローラ
40 印刷部
42 キャリッジ
44 インクジェットヘッド
46 軸穴
48 ガイド軸
49 制御部
50 排出部
52 排出ローラ
54 排出従動ローラ
60 モータ
62 ベルト
64 テンショナー
100A〜D 部分画像
101 往方向補正量
102 ずれ量
104 基準補正量
105A〜C 累積補正量
107 往路ずれ量
108 復方向補正量
109 復路ずれ量
110A〜C 補正量
112 吐出口
122 印刷面
300 情報処理装置
400 入力部
410 停止部
420 補正量格納部
430 補正部
440 空白記録判断部
450 累積補正量格納部
460 記録部
470 印刷アプリケーションプログラム
700 CPU
702 ROM
704 RAM
706 通信インターフェイス
710 ハードディスクドライブ
712 フロッピーディスクドライブ
714 フロッピーディスク
716 CD−ROMドライブ
718 CD−ROM

Claims (1)

  1. 複数の吐出口を被記録物の搬送方向に配列した記録ヘッドであって、主走査方向に往復移動する記録ヘッドを備え、被記録物の副走査方向への搬送を挟んで、前記記録ヘッドの往方向への走査と復方向への走査とを交互に実行して画像を記録する記録装置であって、
    副走査方向の上流側の吐出口と下流側の吐出口との間における前記走査に係る記録開始位置のずれ量に対応した第1の補正量であって、前記往方向への走査に係る前記ずれ量に対応した往方向補正量と、前記復方向への走査に係る前記ずれ量に対応した復方向補正量と、をそれぞれ格納すると共に、
    前記第1の補正量に基づいて値が累積される第2の補正量をさらに格納する補正量格納部と、
    前記走査による記録を行う際に、前記複数の吐出口の記録開始位置を、前記補正量格納部に格納されている前記第2の補正量の値分だけずらす補正を行う補正部と、を備えており、
    一の前記走査に続いて他の前記走査が行われる際、
    前記一の走査に係る前記補正で用いられた前記第2の補正量の値に一の前記第1の補正量を累積した値を、新たな前記第2の補正量の値として格納すると共に、当該新たな第2の補正量の値を用いて、前記他の走査に係る前記補正を行い、
    且つ、前記一の第1の補正量は、前記一の走査が前記往方向への走査である場合は前記往方向補正量であり、前記一の走査が前記復方向への走査である場合は前記復方向補正量であることを特徴とする、記録装置。
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