JP4199720B2 - 船外機の操舵装置 - Google Patents

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Description

この発明は、船外機の操舵装置に関する。
近年、船外機の操舵装置として、ステアリングホイールと操舵機構の機械的な接続を断つようにした技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。特許文献1に記載される技術にあっては、船外機を操舵するアクチュエータと、ステアリングホイールの回転角を検出する回転角センサとを備えると共に、回転角センサの検出値に基づいてアクチュエータに供給される駆動電流を制御し、船外機の操舵角を調整するようにしている。
特開2002−187597号公報(段落0022,0025,0027、図1など)
船外機の操舵角を目標値(ステアリングホイールの回転角に応じた目標操舵角)に正確に調整するには、例えば、上記した特許文献1に記載される技術にフィードバック制御を付加する、具体的には、ステアリングホイールの回転角を検出する回転角センサに加え、船外機の操舵角を検出する操舵角センサを設け、操舵角の検出値と目標値の差分が解消するようにアクチュエータを駆動することが有効である。しかしながら、そのように構成した場合、操舵角センサに故障が生じたときに操舵不能になるという不具合が生じる。
従って、この発明の目的は上記した課題を解決し、船外機の操舵角を検出する操舵角センサに故障が生じても船外機の操舵を継続できるようにした船外機の操舵装置を提供することにある。
上記の目的を解決するために、請求項1にあっては、船体に装着された船外機を操舵するアクチュエータと、前記船体に配置されたステアリングホイールの回転角を検出する回転角センサと、前記船外機の操舵角を検出する操舵角センサと、および前記検出された回転角と操舵角とに基づいて前記アクチュエータに供給される駆動電流を調整して前記アクチュエータの駆動を制御するアクチュエータ駆動手段と、を備える船外機の操舵装置において、前記船外機に搭載されたエンジンの回転数を検出するエンジン回転数検出手段と、前記アクチュエータに供給された駆動電流と前記検出されたエンジン回転数とに基づいて前記船外機の操舵角を推定する操舵角推定手段と、および前記操舵角センサの故障を検知するセンサ故障検知手段と、を備えると共に、前記アクチュエータ駆動手段は、前記操舵角センサの故障が検知されたとき、前記検出された回転角と前記推定された操舵角とに基づいて前記アクチュエータに供給される駆動電流を調整するように構成した。
また、請求項2にあっては、前記操舵角推定手段は、前記駆動電流を前記操舵角と前記エンジン回転数に対する特性として記憶する記憶手段、を備えると共に、前記操舵角センサの故障が検知されないとき、前記アクチュエータに供給された駆動電流と前記検出されたエンジン回転数と操舵角とに基づいて前記特性を更新する一方、前記操舵角センサの故障が検知されたとき、前記アクチュエータに供給された駆動電流と前記検出されたエンジン回転数とから前記特性に従って前記操舵角を推定するように構成した。
請求項1に係る船外機の操舵装置にあっては、船体に装着された船外機を操舵するアクチュエータと、船体に配置されたステアリングホイールの回転角を検出する回転角センサと、船外機の操舵角を検出する操舵角センサと、検出された回転角と操舵角とに基づいてアクチュエータに供給される駆動電流を調整してアクチュエータの駆動を制御するアクチュエータ駆動手段とを備える船外機の操舵装置において、船外機に搭載されたエンジンの回転数を検出するエンジン回転数検出手段と、アクチュエータに供給された駆動電流と検出されたエンジン回転数とに基づいて船外機の操舵角を推定する操舵角推定手段と、操舵角センサの故障を検知するセンサ故障検知手段とを備えると共に、アクチュエータ駆動手段は、操舵角センサの故障が検知されたとき、検出された回転角と推定された操舵角とに基づいてアクチュエータに供給される駆動電流を調整するように構成したので、操舵角センサに故障が生じても船外機の操舵を継続することができる。
尚、エンジン回転数が上昇する(船速が上昇する)、あるいは操舵角が増大するのに伴い、水流抵抗が増加するため、船外機を操舵するのに必要なアクチュエータの駆動電流も増加する。そのため、アクチュエータに供給された駆動電流の大きさとそのときのエンジン回転数とから、現在の操舵角を推定することができる。
また、請求項2に係る船外機の操舵装置にあっては、操舵角推定手段は、駆動電流を操舵角とエンジン回転数に対する特性として記憶する記憶手段を備えると共に、操舵角センサの故障が検知されないとき、アクチュエータに供給された駆動電流と検出されたエンジン回転数と操舵角とに基づいて前記特性を更新する一方、操舵角センサの故障が検知されたとき、アクチュエータに供給された駆動電流と検出されたエンジン回転数とから前記特性に従って操舵角を推定するように構成したので、上記した効果に加え、船外機の経年変化や個体差の影響を受けることなく、操舵角を正確に推定することができる。
以下、添付図面に即してこの発明に係る船外機の操舵装置を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、この発明の第1実施例に係る船外機の操舵装置を全体的に示す概略図である。
図1において、符号10は船外機を示す。船外機10は、図示の如く、船体12の後尾に装着される。
船体12のダッシュボード14には、操縦者によって回転操作自在なステアリングホイール16が配置される。ステアリングホイール16の回転軸(以下「ステアリングシャフト」という)18の付近には、操縦者によって操作されたステアリングホイール16の回転角に応じた信号を出力する複数個、具体的には3個の回転角センサ20a,20b,20cを備える。以下、符号20aで示す回転角センサを「第1の回転角センサ」と呼ぶ。また、符号20bで示す回転角センサを「第2の回転角センサ」と呼び、符号20cで示す回転角センサを「第3の回転角センサ」と呼ぶ。
船外機10は、その上部にエンジン24が搭載される。エンジン24は火花点火式のガソリンエンジンである。また、エンジン24の付近には、マイクロコンピュータからなる電子制御ユニット(以下「ECU」という)26が配置される。
一方、船外機10の下部には、プロペラ30が配置される。プロペラ30は、エンジン24の出力が伝達されて回転し、船体12を前進あるいは後進させる推力を生じる。
また、船外機10は、操舵軸(以下「スイベルシャフト」という)32に接続された操舵用電動モータ(アクチュエータ)34を備える。
図2は、図1に示すスイベルシャフト32付近の拡大部分断面図である。
図2に示す如く、船外機10は、船体12に固定されるスターンブラケット36を備える。スターンブラケット36には、チルティングシャフト38を介してスイベルケース40が取り付けられる。また、スイベルケース40の内部には、前記したスイベルシャフト32が鉛直軸回りに回転自在に収容される。
スイベルシャフト32の上端は、マウントフレーム42を介して船外機10のフレームに固定される。また、スイベルシャフト32の下端も、図示しない連結部材を介して船外機10のフレームに固定される。
スイベルケース40の上部には、前記した操舵用電動モータ34が配置される。操舵用電動モータ34の出力軸は、減速ギヤ機構44を介してマウントフレーム42に接続される。即ち、操舵用電動モータ34を駆動することにより、その回転出力が減速ギヤ機構44を介してマウントフレーム42に伝達され、よって船外機10がスイベルシャフト32を回転軸として左右に(鉛直軸回りに)操舵される。尚、船外機10の最大操舵角は、左操舵30度、右操舵30度である。
図1の説明に戻ると、スイベルシャフト32の付近には、船外機10の操舵角に応じた信号を出力する複数個、具体的には3個の操舵角センサ46a,46b,46cが配置される。以下、符号46aで示す操舵角センサを「第1の操舵角センサ」と呼ぶ。また、符号46bで示す操舵角センサを「第2の操舵角センサ」と呼び、符号46cで示す操舵角センサを「第3の操舵角センサ」と呼ぶ。また、エンジン24のクランクシャフト(図示せず)の付近には、エンジン24の回転数に応じた信号を出力する回転数センサ48が配置される。
尚、船体12のダッシュボード14には、ステアリングホイール16の他、シフトチェンジ指示や速度調整指示などを入力するレバー類が配置される。また、船外機10には、シフトチェンジ指示に応じてシフト機構を動作させるアクチュエータや、速度調整指示に応じてエンジン24のスロットルバルブを開閉するアクチュエータなどが設けられるが、それらは本願の要旨と直接の関係を有しないので、いずれも図示を省略する。
図3は、図1に示す装置の構成を表すブロック図である。
図3に示すように、ECU26には、第1から第3の回転角センサ20a,20b,20cで検出されたステアリングホイール16の回転角θsw1,θsw2,θsw3が入力される。さらに、ECU26には、第1から第3の操舵角センサ46a,46b,46cで検出された船外機10の操舵角θs1,θs2,θs3が入力されると共に、回転数センサ48で検出されたエンジン回転数NEが入力される。
ECU26は、入力した第1から第3の回転角センサ20a,20b,20cの出力θsw1,θsw2,θsw3、および第1から第3の操舵角センサ46a,46b,46cの出力θs1,θs2,θs3に基づき、各回転角センサと操舵角センサの故障を検知する。
また、ECU26は、入力した各センサ20a,20b,20c,46a,46b,46c,48の出力に基づき、操舵用電動モータ34に供給される駆動電流Cdを調整し、操舵用電動モータ34の駆動を制御して船外機10の操舵角を調節する。
図4は、操舵用電動モータ34の駆動制御処理を表すブロック図である。以下、図4を参照し、操舵用電動モータ34の駆動制御について概説する。尚、図4に示すブロック図は、第1から第3の操舵角センサ46a,46b,46cの少なくとも1個が正常に動作しているときの処理である(故障の検知処理については後述する)。
図4に示すように、ECU26は、目標操舵角設定部26aと調節部26bとを備える。調節部26bは、コントローラ26b1と、フィードフォワード回路26b2とを備える。
目標操舵角設定部26aには、ステアリングホイール16の回転角θsw(より詳しくは、第1から第3の回転角センサ20a,20b,20cによって検出された回転角θsw1,θsw2,θsw3のいずれか)が入力される。目標操舵角設定部26aでは、入力した回転角θswに基づいて目標操舵角θdsが設定される。
調節部26bのコントローラ26b1には、目標操舵角設定部26aで設定された目標操舵角θdsと船外機10の操舵角θs(フィードバック信号。より詳しくは、第1から第3の操舵角センサ46a,46b,46cによって検出された操舵角θs1,θs2,θs3のいずれか)の差分(偏差)が入力される。
コントローラ26b1は、入力した差分に基づいて操舵用電動モータ34に供給される駆動電流(通電指令値)Cdを調整する。具体的には、目標操舵角θdsと実際の操舵角θsの差分が解消する方向に操舵用電動モータ34が駆動されるように、駆動電流Cdを決定する。そして、決定した駆動電流Cdを操舵用電動モータ34に供給してその駆動を制御し、スイベルシャフト32を回転させて船外機10の操舵角θsを目標操舵角θdsに調節する。このように、操舵角センサ46a,46b,46cの少なくとも1個が正常に動作しているときは、検出されたステアリングホイール16の回転角θswと船外機10の操舵角θsに基づき、駆動電流Cdを調整して操舵用電動モータ34の駆動を制御し、船外機10の操舵角θsを目標操舵角θdsに調節する(フィードバック制御する)。
また、調節部26bのフィードフォワード回路26b2には、回転数センサ48によって検出されたエンジン回転数NEと、コントローラ26b1で決定された操舵用電動モータ34の駆動電流Cdと、操舵角センサ46a,46b,46cのいずれかによって検出された操舵角θsが入力される。フィードフォワード回路26b2は、入力された駆動電流Cdを操舵角θsとエンジン回転数NEに対する特性として記憶する。
図5は、操舵角θsとエンジン回転数NEに対する駆動電流Cdの特性を表すグラフである。
図5に示すように、エンジン回転数NEが上昇する、あるいは操舵角θsが増大するに従い、駆動電流Cdが増加する。これは、エンジン回転数NEの上昇(船速の上昇)、あるいは操舵角θsの増大に伴う水流抵抗の増加により、船外機10を操舵するのに必要な操舵用電動モータ34の駆動電流Cdも増加するためである。尚、図5に示す特性は、具体的には、操舵角θsを単位時間に単位角度だけ変化させるのに必要な駆動電流Cdの大きさを、操舵角θsとエンジン回転数NEに対する特性として示すものである。また、図5に示す特性は、第1から第3の操舵角センサ46a,46b,46cの少なくとも1個が正常に動作している限り、フィードフォワード回路26b1に入力された各値に基づいて更新される。
一方、第1から第3の操舵角センサ46a,46b,46cの全ての故障が検知されたときは、図6に示すように、操舵用電動モータ34の駆動制御に操舵角センサ46a,46b,46cの検出値は使用されない。
具体的には、目標操舵角設定部26aで設定された目標操舵角θdsは、そのまま(検出された操舵角θsが減算されることなく)コントローラ26b1に入力される。また、コントローラ26b1には、フィードフォワード回路26b2から操舵角θsの推定値(以下「推定操舵角」という)θesが入力される。上述したように、フィードフォワード回路26b2には、操舵角θsとエンジン回転数NEに対する駆動電流Cdの特性が記憶される。そのため、操舵用電動モータ34に供給された駆動電流Cdの大きさとそのときのエンジン回転数NEとから、現在の操舵角θsを推定することができる。
コントローラ26b1は、入力した目標操舵角θdsと推定操舵角θesとに基づいて駆動電流Cdを決定し、決定した駆動電流Cdを操舵用電動モータ34に供給してその駆動を制御する。このように、操舵角センサ46a,46b,46cの全ての故障が検知されたときは、ステアリングホイール16の回転角θswと船外機10の推定操舵角θesとに基づき、駆動電流Cdを調整して操舵用電動モータ34の駆動を制御し、船外機10の操舵角θsを目標操舵角θdsに調節する。
図7は、上記した操舵用電動モータ34の駆動制御処理と、操舵角センサ46a,46b,46cの故障検知処理などを表すフローチャートである。図示のプログラムは、ECU26において所定の周期で実行される。
以下、図7フローチャートの処理について説明すると、先ずS10において、第1から第3の回転角センサ20a,20b,20cによって検出されたステアリングホイール16の回転角θsw1,θsw2,θsw3の値が全て一致しているか(あるいは近似しているか)否か判断する。
S10で肯定されるときは、S12に進んで第1から第3の回転角センサ20a,20b,20cが全て正常に動作していると判定し、第1の回転角センサ20aの出力θsw1をステアリングホイール16の回転角θswの現在値に設定する。尚、この処理は、複数個(3個)の回転角センサの中から正常に動作しているセンサの出力をステアリングホイール16の正確な回転角を表す値として選択することを目的としている。従って、S12では、第1の回転角センサ20aの出力θsw1に代え、第2の回転角センサ20bの出力θsw2や第3の回転角センサ20cの出力θsw3を回転角θswに設定しても良い。
一方、S10で否定されるときはS14に進み、第1の回転角センサ20aの出力θsw1と第2の回転角センサ20bの出力θsw2の値が一致しているか(近似しているか)否か判断する。S14で肯定されるとき、即ち、第3の回転角センサ20cの出力θsw3が他の2つの出力θsw1とθsw2と相違していると考えられるときは、S16に進んで第3の回転角センサ20cが故障していると判定すると共に、第1の回転角センサ20aの出力θsw1(第2の回転角センサ20bの出力θsw2であっても良い)をステアリングホイール16の回転角θswに設定する。尚、S16で第3の回転角センサ20cを故障と判定したのは、3個の回転角センサ20a,20b,20cのうち、第3の回転角センサ20cの出力のみが他のセンサの出力と異なる値を示していれば、第3の回転角センサ20cが故障している可能性が高いからである。
また、S14で否定されるときはS18に進み、第1の回転角センサ20aの出力θsw1と第3の回転角センサ20cの出力θsw3の出力が一致しているか(近似しているか)否か判断する。S18で肯定されるとき、即ち、第2の回転角センサ20bの出力θsw2が他の2つの出力θsw1とθsw3と相違していると考えられるときは、S20に進んで第2の回転角センサ20bが故障していると判定すると共に、第1の回転角センサ20aの出力θsw1(第3の回転角センサ20cの出力θsw3であっても良い)をステアリングホイール16の回転角θswに設定する。S20で第2の回転角センサ20bを故障と判定したのは、S16と同様な理由からである。
また、S18で否定されるときは、S22で第2の回転角センサ20bの出力θsw2と第3の回転角センサ20cの出力θsw3の出力が一致しているか(近似しているか)否か判断する。S22で肯定されて第1の回転角センサ20aの出力θsw1が他の2つの出力θsw2とθsw3と相違していると考えられるときは、S16などと同様な理由から、S24で第1の回転角センサ20aが故障していると判定すると共に、第2の回転角センサ20bの出力θsw2(第3の回転角センサ20cの出力θsw3であっても良い)をステアリングホイール16の回転角θswに設定する。
ステアリングホイール16の回転角θswの設定が完了すると、次いでS26に進み、第1から第3の操舵角センサ46a,46b,46cによって検出された船外機10の操舵角θs1,θs2,θs3の値が全て一致しているか(あるいは近似しているか)否か判断する。
S26で肯定されるときはS28に進み、第1から第3の操舵角センサ46a,46b,46cが全て正常に動作していると判定し、第1の操舵角センサ46aの出力θs1を船外機10の操舵角θsの現在値に設定する。この処理は、前述したS12と同様に、複数個(3個)の操舵角センサの中から正常に動作しているセンサの出力を船外機10の正確な操舵角を表す値として選択することを目的としている。従って、S28では、第1の操舵角センサ46aの出力θs1に代え、第2の操舵角センサ46bの出力θs2や第3の操舵角センサ46cの出力θs3を操舵角θsに設定しても良い。
S26で否定されるときはS30に進み、第1の操舵角センサ46aの出力θs1と第2の操舵角センサ46bの出力θs2の値が一致しているか(近似しているか)否か判断する。S30で肯定されるとき、即ち、第3の操舵角センサ46cの出力θs3が他の2つの出力θs1とθs2と相違していると考えられるときは、S16などと同様な理由からS32に進んで第3の操舵角センサ46cが故障していると判定すると共に、第1の操舵角センサ46aの出力θs1(第2の操舵角センサ46bの出力θs2であっても良い)を船外機10の操舵角θsに設定する。
また、S30で否定されるときはS34に進み、第1の操舵角センサ46aの出力θs1と第3の操舵角センサ46cの出力θs3の出力が一致しているか(近似しているか)否か判断する。S34で肯定されて第2の操舵角センサ46bの出力θs2が他の2つの出力θs1とθs3と相違していると考えられるときは、S36に進んで第2の操舵角センサ46bが故障していると判定すると共に、第1の操舵角センサ46aの出力θs1(第3の操舵角センサ46cの出力θs3であっても良い)を船外機10の操舵角θsに設定する。
また、S34で否定されるときは、S38で第2の操舵角センサ46bの出力θs2と第3の操舵角センサ46cの出力θs3の出力が一致しているか(近似しているか)否か判断する。S38で肯定されて第1の操舵角センサ46aの出力θs1が他の2つの出力θs2とθs3と相違していると考えられるときは、S40で第1の操舵角センサ46aが故障していると判定すると共に、第2の操舵角センサ46bの出力θs2(第3の操舵角センサ46cの出力θs3であっても良い)を船外機10の操舵角θsに設定する。
船外機10の操舵角θsの設定が完了すると、次いでS42に進み、3個の回転角センサのいずれかによって検出されたステアリングホイール16の回転角θswと、3個の操舵角センサのいずれかによって検出された船外機10の操舵角θsとに基づき、操舵用電動モータ34に供給される駆動電流Cdを決定する。具体的には、図4ブロック図で説明したように、ステアリングホイール16の回転角θswに基づいて目標操舵角θdsを設定すると共に、設定した目標操舵角θdsと実際の操舵角θsの差分(偏差)が解消する方向に操舵用電動モータ34が駆動されるように、駆動電流Cdを決定(調整)する。
そして、S44に進み、前記した操舵角θsとエンジン回転数NEに対する駆動電流Cdの特性を、操舵角θs、エンジン回転数NEおよび駆動電流Cdの現在値と過去値に基づいて更新する。具体的には、操舵角θsを単位時間に単位角度だけ変化させるのに必要な駆動電流Cdの大きさを、操舵角θsと駆動電流Cdの現在値と過去値に基づいて算出すると共に、その値をそのときの操舵角θsとエンジン回転数NEに対する特性として記憶する。
次いでS46に進み、決定した駆動電流Cdを出力して操舵用電動モータ34の駆動を制御し、船外機10の操舵角θsを目標操舵角θdsに調節する。
他方、S38で否定されるとき、即ち、第1から第3の操舵角センサ46a,46b,46の出力が全て相違するときは、正常に動作しているセンサがどれであるか判定できないため、S48でそれらの全てを故障と判定すると共に、操舵角センサが故障していることを表示や音声などを通じて操縦者に報知する。また、このとき、エンジン24のスロットルバルブに接続されたアクチュエータの駆動を制御してスロットル開度を減少させ、エンジン回転数NEを低下させて船体12を停止させる。
その後S50に進み、駆動電流Cdとエンジン回転数NEとに基づき、操舵角θsの推定値である推定操舵角θesを決定する。
推定操舵角θesの決定処理について具体的に説明すると、操舵用電動モータ34に供給された駆動電流Cdとかかる駆動電流Cdが供給されたときのエンジン回転数NE(別言すれば、駆動電流Cdの前回値とエンジン回転数NEの前回値)とから、図5に示した特性を検索し、単位時間あたりの(プログラムの実行周期あたりの)操舵角θsの変化量Δθsを求める。そして、正常に動作していた操舵角センサで検出された最新(最後)のθs(即ち、前回値)に変化量Δθsを加算して得た値を、推定操舵角θes(現在の操舵角θsの推定値)とする。尚、推定操舵角θesの前回値が存在するとき(変化量Δθsを求めたのが初回ではないとき)は、変化量Δθsを推定操舵角θesの前回値に加算することで、推定操舵角θesの今回値を求める。
次いでS52に進み、3個の回転角センサのいずれかによって検出されたステアリングホイール16の回転角θswと、上記のようにして決定された推定操舵角θesとに基づき、駆動電流Cdを決定する。具体的には、回転角θswに基づいて目標操舵角θdsを設定すると共に、目標操舵角θdsと推定操舵角θesの差分(偏差)が解消する方向に操舵用電動モータ34が駆動されるように、駆動電流Cdを決定(調整)する。そして、S46に進み、決定した駆動電流Cdを出力して操舵用電動モータ34の駆動を制御し、船外機10の操舵角θsを目標操舵角θdsに調節する。
尚、S22で否定されるとき、即ち、第1から第3の回転角センサ20a,20b,20の出力が全て相違するときは、正常に動作しているセンサがどれであるか判定できないため、S54でそれらの全てを故障と判定すると共に、回転角センサが故障していることを表示や音声などを通じて操縦者に報知する。また、ステアリングホイール16の正確な回転角が検出できなければ目標操舵角θdsも設定できないため、操舵用電動モータ34の駆動制御を行うことができない。従って、S26からS52の処理は全てスキップする。また、このとき、エンジン24のスロットルバルブに接続されたアクチュエータの駆動を制御してスロットル開度を減少させ、エンジン回転数NEを低下させて船体12を停止させる。
このように、この発明に係る船外機の操舵装置にあっては、ステアリングホイール16の回転角θswを検出する複数個の回転角センサ20a,20b,20cと、船外機10の操舵角θsを検出する複数個の操舵角センサ46a,46b,46cを設け、それらのうち、正常に動作しているセンサの出力に基づいて駆動電流Cdを調整し、操舵用電動モータ34の駆動を制御するようにしたので、装置の信頼性を向上させることができる。
また、複数個の操舵角センサ46a,46b,46cの全ての故障が検知されたとき、操舵用電動モータ34に供給された駆動電流Cdとかかる駆動電流Cdが供給されたときのエンジン回転数NEとに基づいて操舵角θsの推定値である推定操舵角θesを決定すると共に、かかる推定操舵角θesとステアリングホイール16の回転角θswとに基づいて駆動電流Cdを調整するようにしたので、操舵角センサ46a,46b,46cの全てに故障が生じても船外機10の操舵を継続することができる。従って、装置の信頼性をより向上させることができる。
さらに、駆動電流Cdを操舵角θsとエンジン回転数NEに対する特性として記憶すると共に、操舵角センサ46a,46b,46cの故障が検知されないとき(少なくとも1個が正常に動作しているとき)、操舵用電動モータ34に供給された駆動電流Cdと検出されたエンジン回転数NEと操舵角θsとに基づいて前記特性を更新する一方、操舵角センサ46a,46b,46cの全ての故障が検知されたとき、操舵用電動モータ34に供給された駆動電流Cdとそのときのエンジン回転数NEとから前記特性に従って推定操舵角θesを決定するようにしたので、船外機10の経年変化や個体差の影響を受けることなく、操舵角θsを正確に推定することができる。従って、装置の信頼性をより一層向上させることができる。
以上の如く、この発明の第1実施例にあっては、船体(12)に装着された船外機(10)を操舵するアクチュエータ(操舵用電動モータ34)と、前記船体に配置されたステアリングホイール(16)の回転角(θsw)を検出する回転角センサ(第1から第3の回転角センサ20a,20b,20c)と、前記船外機の操舵角(θs)を検出する操舵角センサ(第1から第3の操舵角センサ46a,46b,46c)と、および前記検出された回転角と操舵角とに基づいて前記アクチュエータに供給される駆動電流(Cd)を調整して前記アクチュエータの駆動を制御するアクチュエータ駆動手段(ECU26)と、を備える船外機の操舵装置において、前記船外機に搭載されたエンジン(24)の回転数(NE)を検出するエンジン回転数検出手段(回転数センサ48)と、前記アクチュエータに供給された駆動電流と前記検出されたエンジン回転数とに基づいて前記船外機の操舵角を推定する操舵角推定手段(ECU26、図7フローチャートのS50)と、および前記操舵角センサの故障を検知するセンサ故障検知手段(ECU26、図7フローチャートのS26からS40,S48)と、を備えると共に、前記アクチュエータ駆動手段は、前記操舵角センサの故障が検知されたとき(図7フローチャートのS48で第1から第3の操舵角センサの全ての故障が検知されたとき)、前記検出された回転角と前記推定された操舵角(推定操舵角θes)とに基づいて前記アクチュエータに供給される駆動電流を調整する(図7フローチャートのS52)ように構成した。
また、前記操舵角推定手段は、前記駆動電流を前記操舵角と前記エンジン回転数に対する特性として記憶する記憶手段(ECU26)、を備えると共に、前記操舵角センサの故障が検知されないとき(第1から第3の操舵角センサの少なくとも1個が正常に動作しているとき)、前記アクチュエータに供給された駆動電流と前記検出されたエンジン回転数と操舵角とに基づいて前記特性を更新する(図7フローチャートのS44)一方、前記操舵角センサの故障が検知されたとき(図7フローチャートのS48で第1から第3の操舵角センサの全ての故障が検知されたとき)、前記アクチュエータに供給された駆動電流と前記検出されたエンジン回転数とから前記特性に従って前記操舵角を推定する(図7フローチャートのS50)ように構成した。
尚、上記において、ステアリングホイール16の回転角θswを検出する回転角センサと、船外機10の操舵角θsを検出する操舵角センサをそれぞれ3個ずつ設けるようにしたが、個数はそれに限定されるものではない。
また、操舵用のアクチュエータを電動モータとしたが、油圧アクチュエータなど、他の形式のアクチュエータを使用しても良い。尚、油圧アクチュエータを使用する場合は、油圧ポンプを駆動する電動モータの駆動電流を回転角θswと操舵角θs(あるいは推定操舵角θes)に基づいて調整すれば良い。
この発明の第1実施例に係る船外機の操舵装置を全体的に示す概略図である。 図1に示すスイベルシャフト付近の拡大部分断面図である。 図1に示す装置の構成を表すブロック図である。 図1に示す操舵用電動モータの駆動制御処理を表すブロック図である。 図4に示すECUに記憶される、操舵角とエンジン回転数に対する駆動電流の特性を表すグラフである。 図1に示す操舵用電動モータの駆動制御処理を表す、図4と同様なブロック図である。 図1に示す操舵用電動モータの駆動制御処理などを表すフローチャートである。
符号の説明
10 船外機
12 船体
16 ステアリングホイール
20a,20b,20c 回転角センサ
24 エンジン
26 ECU(アクチュエータ駆動手段、操舵角推定手段、センサ故障検知手段、記憶手段)
34 操舵用電動モータ(アクチュエータ)
46a,46b,46c 操舵角センサ
48 回転数センサ

Claims (2)

  1. a.船体に装着された船外機を操舵するアクチュエータと、
    b.前記船体に配置されたステアリングホイールの回転角を検出する回転角センサと、
    c.前記船外機の操舵角を検出する操舵角センサと、
    および
    d.前記検出された回転角と操舵角とに基づいて前記アクチュエータに供給される駆動電流を調整して前記アクチュエータの駆動を制御するアクチュエータ駆動手段と、
    を備える船外機の操舵装置において、
    e.前記船外機に搭載されたエンジンの回転数を検出するエンジン回転数検出手段と、
    f.前記アクチュエータに供給された駆動電流と前記検出されたエンジン回転数とに基づいて前記船外機の操舵角を推定する操舵角推定手段と、
    および
    g.前記操舵角センサの故障を検知するセンサ故障検知手段と、
    を備えると共に、前記アクチュエータ駆動手段は、前記操舵角センサの故障が検知されたとき、前記検出された回転角と前記推定された操舵角とに基づいて前記アクチュエータに供給される駆動電流を調整することを特徴とする船外機の操舵装置。
  2. 前記操舵角推定手段は、
    h.前記駆動電流を前記操舵角と前記エンジン回転数に対する特性として記憶する記憶手段、
    を備えると共に、前記操舵角センサの故障が検知されないとき、前記アクチュエータに供給された駆動電流と前記検出されたエンジン回転数と操舵角とに基づいて前記特性を更新する一方、前記操舵角センサの故障が検知されたとき、前記アクチュエータに供給された駆動電流と前記検出されたエンジン回転数とから前記特性に従って前記操舵角を推定することを特徴とする請求項1記載の船外機の操舵装置。
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