JP4199174B2 - 画像形成装置および画像形成方法 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の第1の実施形態に係る液体トナー電子写真装置の概略図である。図1において、像保持体1の周囲には、その回転方向(図中、矢印の方法)に沿って、帯電チャージャ2−1、露光手段3−1、現像器4−1、帯電チャージャ2−2、露光手段3−2、現像器4−2、帯電チャージャ2−3、露光手段3−3、現像器4−3、帯電チャージャ2−4、露光手段3−4、現像器4−4が順に配置されている。
樹脂と顔料の重量比が4:1であるイエロ、マゼンタ、シアンおよびブラックの4色の現像剤を用い、加熱溶媒供給ローラ6及び加熱溶媒粗除去ローラ7を備える図1に示す画像形成装置を用いて画像出力を行った。加熱溶媒供給ローラ6と感光体ドラム1のギャップは300μm、加熱溶媒粗除去ローラ7と感光体ドラム1のギャップは50μmである。
感光体ドラム1の温度を35℃に下げ、加熱溶媒5の温度を50℃に上げたこと以外は実施例1と同様にして、乾燥されたトナー像を中間転写媒体9に転写し、その特性(1次転写特性)を評価した。その結果、良好な1次転写特性が得られるブロワの駆動周波数の最低値は40Hzであった。
加熱溶媒供給ローラ6と感光体ドラム1のギャップを50μmに設定し、加熱溶媒粗除去ローラ7を用いないこと以外は実施例1と同様にして、乾燥されたトナー像を中間転写媒体9に転写し、その特性(1次転写特性)を評価した。その結果、良好な1次転写特性が得られるブロワの駆動周波数の最低値は50Hzであった。
樹脂と顔料の重量比が4:1であるイエロ、マゼンタ、シアンおよびブラックの4色の現像剤を用い、図1に示す画像形成装置により、加熱溶媒供給ローラ6及び加熱溶媒粗除去ローラ7を用いずに画像出力を行った。
感光体ドラム1の温度を45℃に上げたこと、ブロワ駆動周波数を60Hzに固定設定したこと、以外は比較例1と同様にして、乾燥されたトナー像を中間転写媒体9に転写し、その特性(1次転写特性)を評価した。その結果、良好な1次転写特性は得られなかった。
ブロワの駆動周波数を50Hzに下げたこと以外は比較例2と同様にして、乾燥されたトナー像を中間転写媒体9に転写し、その特性(1次転写特性)を評価した。その結果、良好な1次転写特性は得られなかった。
○:良好
×:不良
上記表1から、以下のことがわかる。即ち、実施例1におけるブロワの駆動周波数の最低値50Hzは、比較例1におけるブロワの最低駆動周波数の最低値60Hzよりも低減されており、このことは、乾燥工程を高速化し得ることを示している。
イエロ、マゼンタおよびシアンの3色については樹脂と顔料の重量比を4:1、現像剤温度を35℃とし、最後段の現像に用いるブラック1色のみ樹脂と顔料の重量比を3:2、現像剤温度を40℃とし、加熱溶媒供給ローラ6及び加熱溶媒粗除去ローラ7を用いずに画像出力を行った。感光体ドラム1の温度を40℃に設定し、ブロワの駆動周波数を10Hz刻みに調整して、ブロワノズル8による空気流の吹き付けを行い、トナー像を乾燥した。次に、このようにして乾燥されたトナー像を中間転写媒体9に転写し、その特性(1次転写特性)を評価した。その結果、良好な1次転写特性が得られるブロワの駆動周波数の最低値は50Hzであった。
感光体ドラム1の温度を35℃に下げ、ブラックの現像剤温度を50℃に上げたこと以外は実施例4と同様にして、乾燥されたトナー像を中間転写媒体9に転写し、その特性(1次転写特性)を評価した。その結果、良好な1次転写特性が得られるブロワの駆動周波数の最低値は40Hzであった。
樹脂と顔料の重量比を4:1としたイエロ、マゼンタ、シアンおよびブラックの4色の現像剤を用い、図1に示す画像形成装置により、加熱溶媒供給ローラ6及び加熱溶媒粗除去ローラ7を用いずに画像出力を行った。感光体ドラム1の温度を40℃、現像剤温度を4色とも35℃とし、ブロワの駆動周波数を10Hz刻みに調整して、ブロワノズル8による空気流の吹き付けを行い、トナー像を乾燥した。次に、このようにして乾燥されたトナー像を中間転写媒体9に転写し、その特性(1次転写特性)を評価した。その結果、良好な1次転写特性が得られるブロワの駆動周波数の最低値は60Hzであった。
現像剤温度を4色とも40℃に上げたことと、ブロワ駆動周波数を60Hzに固定設定したこと以外は比較例4と同様にして、乾燥されたトナー像を中間転写媒体9に転写し、その特性(1次転写特性)を評価した。その結果、感光体ドラム1とトナー像の界面における粘着力が増大したことに起因する1次転写不良が生じた。
ブロワ駆動周波数を50Hzに下げたこと以外は比較例5と同様にして、乾燥されたトナー像を中間転写媒体9に転写し、その特性(1次転写特性)を評価した。その結果、粘着力増大に起因する1次転写不良と、乾燥不足に起因する1次転写不良が混在して生じた。
○:良好
×:不良
上記表2から、以下のことがわかる。即ち、実施例4では、最後段で現像されるブラックの現像剤温度を上げることにより、比較例4に比べてブロワの駆動周波数の最低値が低減されており、加熱溶媒を供給することと同様の効果が得られた。また、実施例5では、ブロワの駆動周波数の最低値は40Hzと更に低減されており、乾燥工程を更に高速化し得ることを示している。また、同時に、感光体ドラム1の温度を下げることが出来るので、感光体寿命においても有利となる。
Claims (8)
- 像保持体表面に静電潜像を形成する手段と、
前記静電潜像をトナー粒子およびキャリア液を含む液体現像剤により現像して、前記像保持体上にトナー像を形成する現像手段と、
溶媒を加熱する手段を備え、この手段により加熱された加熱溶媒を前記トナー像が形成された像保持体に供給する加熱・供給手段と、
前記加熱溶媒を供給された像保持体表面に気流を発生させ、前記加熱溶媒及び前記トナー像中の余剰のキャリア液を除去する手段と、
前記像保持体上の前記トナー像を圧力により被転写体へ転写する手段と
を具備することを特徴とする画像形成装置。 - 前記溶媒を加熱する手段は、前記溶媒の温度を、前記液体現像剤の温度よりも3〜60℃上げることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 像保持体表面に静電潜像を形成する手段と、
第1の静電潜像に第1のトナー粒子およびキャリア液を含む第1の液体現像剤を供給することによって、前記像保持体に第1のトナー像を形成する第1の現像手段と、
前記第1のトナー像が形成されている前記像保持体表面に形成された第2の静電潜像に第2のトナー粒子およびキャリア液を含む第2の液体現像剤を供給することによって、前記像保持体に第2のトナー像を形成する第2の現像手段と、
前記第1及び第2のトナー像が形成された像保持体表面に気流を発生させ、前記トナー像中の余剰のキャリア液を除去する手段と、
前記像保持体上の前記第1及び第2のトナー像を圧力を用いて被転写体へ一括転写する転写手段と
を具備する画像形成装置において、
前記第2の現像手段は、複数の現像手段のうちの最後段の現像手段であって、前記第2の液体現像剤を加熱する手段を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 前記第2の液体現像剤を加熱する手段は、前記第2の液体現像剤の温度を、前記第1の液体現像剤の温度よりも3〜60℃上げることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
- 像保持体表面に静電潜像を形成する工程と、
前記静電潜像をトナー粒子およびキャリア液を含む液体現像剤により現像して、前記像保持体上にトナー像を形成する現像工程と、
溶媒を加熱し、加熱された加熱溶媒を前記トナー像が形成された像保持体に供給する加熱・供給工程と、
前記加熱溶媒を供給された像保持体表面に気流を発生させ、前記加熱溶媒及び前記トナー像中の余剰のキャリア液を除去する工程と、
前記像保持体上の前記トナー像を圧力により被転写体へ転写する工程と
を具備することを特徴とする画像形成方法。 - 前記溶媒の加熱は、前記溶媒の温度を、前記液体現像剤の温度よりも3〜60℃上げることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
- 像保持体表面に第1の静電潜像を形成する工程と、
前記第1の静電潜像に第1のトナー粒子およびキャリア液を含む第1の液体現像剤を供給することによって、前記像保持体に第1のトナー像を形成する第1の現像工程と、
前記第1のトナー像が形成された前記像保持体表面に、第2の静電潜像を形成する工程と、
前記第2の静電潜像に第2のトナー粒子およびキャリア液を含む第2の液体現像剤を供給することによって、前記像保持体に第2のトナー像を形成する第2の現像工程と、
前記第1及び第2のトナー像が形成された像保持体表面に気流を発生させ、前記トナー像中の余剰のキャリア液を除去する工程と、
前記像保持体上の前記第1及び第2のトナー像を圧力を用いて被転写体へ一括転写する転写工程と
を具備する画像形成方法において、
前記第2の現像工程は、複数の現像工程のうちの最後段の現像工程であって、現像前に前記第2の液体現像剤を加熱することを含むことを特徴とする画像形成方法。 - 前記第2の液体現像剤の加熱は、前記第2の液体現像剤の温度を、前記第1の液体現像剤の温度よりも3〜60℃上げることを特徴とする請求項7に記載の画像形成方法。
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