JP4197583B2 - 線材コイルの梱包方法 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、線材コイルの梱包方法及び梱包体に関し、特にはコイル状に巻き取られ、結束用バンドで収束結束された圧延線材コイルの梱包方法及び梱包体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、コイル状に巻き取られ、収束結束された圧延線材コイルの多くはそのままの状態で保管や輸送がなされてきたが、長期間の保管や輸送中に起こる錆発生が製品価値を著しく低下させ、近年特に製品の高級化に伴いその錆発生が問題視されるようになってきた。そこで、これを改善するため例えば合成樹脂製のフィルムやクロスを複合した矩形状の包装材、あるいは合成樹脂製のフィルムやクロスを複合したシート材を円筒状に接合加工した包装材を用い、図4や図5に示すように梱包して出荷するようになってきた。
【0003】
図4は、矩形状の包装材を用いた梱包方法の説明図である。この梱包方法では、収束結束された圧延線材コイルCをその内周面C1内に吊具21を挿通させて吊り上げ、その状態で外周面に矩形状の包装材22を巻付けるとともに、巻付けた端部の重なり部を粘着テープ23で止め、包装材22を円筒状に形成する。この後、コイルの転がり防止を設けた包装台(図示せず)に載せ置き、吊具21を外した状態で、円筒状に形成した包装材22の両端部24,25を片側づつ圧延線材コイルCの内周面C1内に折り返して押し入れ、圧延線材コイルCの外形形状に沿う形状に梱包して圧延線材コイルCの梱包が行われる。そしてこの後必要により、包装材22の上から内外周面C1,C2と両端面C3,C4にわたって梱包用テープ(図示せず)を3乃至5箇所程度巻締めて圧延線材コイルCの梱包が行われることもある。
【0004】
図5は、円筒状の包装材を用いた梱包方法の説明図である。この梱包方法では、収束結束された圧延線材コイルCをコイルの転がり防止を設けた包装台(図示せず)に載せ置き、その状態で、両端に開口を絞るための針金26,27を装備した円筒状の包装材28を圧延線材コイルCの内周面C1内に挿通させるとともに、圧延線材コイルCの内周面C1に沿わせて筒状に開口し、その開口内に吊具(図示せず)を挿通させて吊り上げる。この後、吊り上げた状態で、包装材28の両端部29,30の一方の端29を、圧延線材コイルCの外周面C2側に折り返して外周面C2の中ほどで針金26を絞って取付けるとともに、他方の端30を、同様に圧延線材コイルCの外周面C2側に折り返して外周面C2全体を包むように包装した後、針金27を絞って梱包し、圧延線材コイルCの梱包が行われる。そしてこの後必要により、包装材22の上から内外周面C1,C2と両端面C3,C4にわたって梱包用テープ(図示せず)を3乃至5箇所程度巻締めて圧延線材コイルCの梱包が行われることもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記の如き梱包を行っても、長期間の保管や輸送中には錆発生が起こり製品価値を著しく低下することがあり、特に気温の大きく異なる地域への輸出品の場合には梱包内で結露するなどの不具合が生じることがあり、錆発生の問題が依然として起こり、その改善が望まれている。そこで、例えば小さな形状の部品や単純形状部品などで行われている製品全体を真空パックして錆を防ぐ方法(例えば特開平5−178323号公報参照)に着目し、合成樹脂製のフィルムやクロスを複合した包装材からなる包装袋を試作して梱包を試みたが、圧延線材コイルは外径1000〜1300mm、内径500〜900mm程度、重量は1〜3トンと大きな円筒状の重量物であるため上述したように吊具を用いる必要があり、このため、荷扱いが複雑で完全に包装袋内に空間を無くして密封することが難しく、作業性、実用性に問題がある。
【0006】
本発明は、上記の問題点を解消するためになしたものであって、その目的は、倉庫などでの長期間の保管中、あるいは気温の大きく異なる地域への輸出などでの長期間の保管や輸送中でも錆を発生させることのない、しかも比較的簡便に梱包し得る線材コイルの梱包方法を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明(請求項1)に係る線材コイルの梱包方法は、結束されて円筒状に形成された重量1〜3トンの線材コイルの内外周面を筒状に形成された包装材を用いて被覆、梱包する線材コイルの梱包方法であって、上下面に配置され空気や水分に対して非透過性の合成樹脂製フィルムと中央に配置されたクロスとを複合化した複合素材からなる包装材の一端側を線材コイルの内周面側に挿通するとともに、前記線材コイルの内周面部に沿わせて筒状に開口し、その開口内に吊具を挿通させて吊り上げて他端側を折り返して外周面側を被覆した後、前記吊具を吊り下げて開口内から抜き取り、包装材の両端を気密に接合するとともに、包装内部の空気を吸引し、然る後に吸引口を塞ぐものである。
【0008】
上記(請求項1)の梱包方法では、包装材の一端側を線材コイルの内周面側に挿通するとともに、前記線材コイルの内周面部に沿わせて筒状に開口する形態としているので、線材コイルの内周面部に吊具を挿通させることができ、コイルの荷扱いが比較的簡便にできるとともに、二重に形成した内外材の端をコイル内周面部の外でヒートシールで気密に接合、あるいは端に貼付した両面接着テープや接着剤などで気密に接合することができる。また、上下面に配置され空気や水分に対して非透過性の合成樹脂製フィルムと中央に配置されたクロスとを複合化した複合素材からなる包装材の両端を気密に接合後に包装内部の空気を吸引し、然る後に吸引口を塞ぐので、包装材が線材コイルの内外周面や両端面に密着した状態で包装できるとともに、包装内部は空気が希薄であり結露が起こり難く、倉庫などでの長期間の保管中、あるいは気温の大きく異なる地域への輸出などでの長期間の保管や輸送中でも錆発生を防止することができる。
【0009】
また、上記の目的を達成するために、本発明(請求項2)に係る線材コイルの梱包方法は、結束されて円筒状に形成された重量1〜3トンの線材コイルの内外周面を筒状に形成された包装材を用いて被覆、梱包する線材コイルの梱包方法であって、前記包装材が、上下面に配置され空気や水分に対して非透過性の合成樹脂製フィルムと中央に配置されたクロスとを複合化した複合素材からなり、線材コイルの外周面を被覆し得る大きさに形成された筒状で、かつ線材コイルの内外周面と両端面を被覆し得る長さを有するとともに、その外周面の一端に両面接着テープを備えてなり、その包装材の一端側を線材コイルの内周面側に挿通するとともに、前記線材コイルの内周面部に沿わせて筒状に開口し、その開口内に吊具を挿通させて吊り上げて他端側を折り返して外周面側を被覆した後、前記吊具を吊り下げて開口内から抜き取り、包装材の両端を前記両面接着テープで気密に接合するとともに、包装内部の空気を吸引し、然る後に吸引口を塞ぐものである。
【0010】
上記(請求項2)の梱包方法では、包装材の一端側を線材コイルの内周面側に挿通するとともに、前記線材コイルの内周面部に沿わせて筒状に開口する形態としているので、線材コイルの内周面部に吊具を挿通させることができ、コイルの荷扱いが比較的簡便にできる上に、包装材が線材コイルの外周面を被覆し得る大きさの筒状、すなわち包装材の内径が線材コイルの外径より大きく形成された形状にされているので、線材コイルの外周面側を容易に包装することができる。また、包装材の外周面の一端に両面接着テープを備えているので、線材コイルを二重に形成した内外材の間に収容した後に剥離ライナーを剥がすことで、二重に形成した内外材の端を容易に気密に接合することができる。また、上下面に配置され空気や水分に対して非透過性の合成樹脂製フィルムと中央に配置されたクロスとを複合化した複合素材からなる包装材の両端を気密に接合後に包装内部の空気を吸引し、然る後に吸引口を塞ぐので、包装材が線材コイルの内外周面や両端面に密着した状態で包装できるとともに、包装内部は空気が希薄であり結露が起こり難く、倉庫などでの長期間の保管中、あるいは気温の大きく異なる地域への輸出などでの長期間の保管や輸送中でも錆発生を防止することができる。
【0011】
また、上記(請求項2)の梱包方法においては、包装材の両端を両面接着テープで気密に接合する際、その両面接着テープの剥離ライナーの一部を残して接合し、その剥離ライナーの一部を残した部分より包装内部の空気を吸引した後、剥離ライナーを取り除いて接合することができる(請求項3)。このような方法で包装内部の空気を吸引することで、別に吸引孔を設ける必要がなく、また吸引後の吸引孔の密閉が簡便にできる。
【0013】
上記の梱包体では、上下面に配置され空気や水分に対して非透過性の合成樹脂製フィルムと中央に配置されたクロスとを複合化した複合素材からなる一つの筒状の包装材の両端が気密に接合され、しかも包装内部は空気が希薄であるので結露が起こり難い。また、気密に梱包されているので、倉庫などでの長期間の保管中、あるいは気温の大きく異なる地域への輸出などでの長期間の保管や輸送中でも、外部から湿った空気や水分などが入り難く、錆発生の心配がない。
【0014】
なお、上記請求項1又は2の線材コイルの梱包方法において、包装材の上から梱包用テープなどにより結束が行われてあってもよい。このように結束することで包装材の嵩張りを防ぐことができるとともに、万一梱包後の線材コイルの荷扱い中に包装材の気密が損なわれても梱包の型崩れを防止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る線材コイルの梱包方法に用いる円筒状の包装材の全体図、図2は、本発明に係る線材コイルの梱包方法の手順を説明するための説明図である。
【0016】
円筒状の包装材1は、空気や水分の透過のない合成樹脂製のフィルムやクロスを複合した素材で構成され、例えば図3に示すような中央にクロス2とその上下面にフィルム3,4を複合したものである。そして、この包装材1は、梱包される圧延線材コイルCの外径より大径に形成された筒状で、かつ圧延線材コイルCの内外周面C1、C2と両端面C3、C4を被覆し得る長さを有し、更に本例では外周面の一端部5(又は6)には両面接着テープ7が貼着されている。
【0017】
上記円筒状の包装材1による圧延線材コイルCの梱包は、図2に示すように以下の手順で行われる。すなわち、包装材1の一端部5側を圧延線材コイルCの一端側から内周面部C1内に押し込むとともに他端側から引き出し、包装材1を圧延線材コイルCの内周面部C1内に挿通させるとともに、圧延線材コイルCの内周面部C1に沿わせて筒状に開口し、その開口内に吊具8を挿通させて吊り上げる(図2a参照)。
【0018】
吊上げた状態で、包装材1の他端部6を、圧延線材コイルCの外周面C2側に折り返して外周面C2全体を包むように包装した後、コイルの転がり防止を設けた包装台(図示せず)に載せ置き、吊具8を外す。次いで、包装材1の両端部5,6を重なるように整えるとともに、一端部5の外周面に貼着されている両面接着テープ7の剥離ライナー(図示せず)を取り除いて接合する(図2b参照)。
【0019】
上記接合の際に両面接着テープ7の剥離ライナーを、吸引管9の挿入口(吸引口)を残すように取り除き、図2bに示すように当該吸引口に吸引管9を挿し入れて包装内部10の空気を吸引し、然る後に吸引口を形成した剥離ライナーを取り除いて接合し、吸引口を密閉する(図2c参照)。
【0020】
この後、包装材1の上から圧延線材コイルCの内周面C1、外周面C2と両端面C3、C4にわたって梱包用テープ11を3乃至5箇所程度巻締めて圧延線材コイルCの梱包が行われる(図2d参照)。
【0021】
上記手順による梱包方法によれば、包装材1の一端側を線材コイルCの内周面C1側に挿通するとともに、前記線材コイルCの内周面C1部に沿わせて筒状に開口する形態としているので、圧延線材コイルCの内周面C1部に吊具8を挿通させることができ、重量物である圧延線材コイルCの荷扱いが比較的簡便にできる。また、包装材1の二重に形成した内外材の端5,6を圧延線材コイルCの内周面C1部の外で両面接着テープ7で気密に接合することができる。また、気密に接合後に包装内部10の空気を吸引し、然る後に吸引口を塞ぐので、包装材1が圧延線材コイルCの内周面C1、外周面C2と両端面C3、C4に密着した状態で包装できるとともに、このように梱包された梱包体(図2d参照)は、上下面に配置され空気や水分に対して非透過性の合成樹脂製フィルムと強化材として中央に配置されたクロスとを複合化した複合素材からなる一つの筒状の包装材1で被覆されているので、包装内部10の空気が希薄であり結露が起こり難く、倉庫などでの長期間の保管中、あるいは気温の大きく異なる地域への輸出などでの長期間の保管や輸送中でも錆発生を防止することができる。
【0022】
因みに、コイル外径1250mm、内径1200mm、コイル高さ1200mm、重量2000kgのJIS S10C、線径6mmの圧延線材コイルを用い、上述した本発明の要領で梱包した梱包体(なお、この例では強力掃除機の吸引パイプを装入して吸引しコイル表面に包装材を密着させた。)と、図4と図5に示す従来の要領で梱包した梱包体とをそれぞれ20コイルを対象に作り、これら梱包体を厳しい錆環境である東南アジア向けに船便で輸送し、21日後に現地で開梱して錆発生の判定を行った。結果、本発明での梱包体による圧延線材コイルには全く錆が認められなっかたのに対して、図4の梱包体による圧延線材コイルでは若干の錆発生が5ケース、問題のある錆発生が7ケース、また図5の梱包体による圧延線材コイルでは若干の錆発生が8ケース、問題のある錆発生が8ケースそれぞれ認められた。
【0023】
なお、上記例では、包装材1の二重に形成した内外材の端5,6を両面接着テープ7で気密に接合する例を説明したが、本発明は本例に限定されるものではなく、例えばヒートシールで気密に接合してもよいし、あるいは接着剤などで気密に接合することができる。
【0024】
また、上記例では、吸引管9の挿入口(吸引口)を両面接着テープ7の剥離ライナーを一部残すことで形成する例を説明したが、本発明は本例に限定されるものではなく、包装材1に開口して設け、吸引後に密閉するようにしてもよい。
【0025】
また、上記例は、好ましい例として図2dに示すように、包装材1の上から圧延線材コイルCの内周面C1、外周面C2と両端面C3、C4にわたって梱包用テープ11を3箇所巻締めて圧延線材コイルCを梱包する例を説明したが、本発明は本例に限定されるものではなく、梱包用テープ11による巻締めを行わなくてもよい。
【0026】
また、上記例では、図3に示すような中央にクロス2とその上下面にフィルム3,4を複合した包装材1を例に説明したが、本発明は本例に限定されるものではなく、上下面に配置され空気や水分が透過しない合成樹脂製フィルムとこれを補強するため中央に配置されたクロスとを複合化した複合素材からなる包装材であればいずれでもよい。また更に、例えば保管中や輸送中の傷防止のための緩衝性を有する材料が複合された構成のものであってもよい。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る梱包方法によれば、包装材の一端側を線材コイルの内周面側に挿通するとともに、前記線材コイルの内周面部に沿わせて筒状に開口する形態としているので、線材コイルの内周面部に吊具を挿通させることができ、コイルの荷扱いが比較的簡便にでき、また二重に形成した内外材の端をコイル内周面部の外でヒートシールであるいは端に貼付した両面接着テープや接着剤などで気密に接合することができる。また更に、上下面に配置され空気や水分に対して非透過性の合成樹脂製フィルムと強化材として中央に配置されたクロスとを複合化した複合素材からなる包装材の両端を気密に接合後に包装内部の空気を吸引し、然る後に吸引口を塞ぐので、包装材が線材コイルの内外周面や両端面に密着した状態で包装できるとともに、包装内部は空気が希薄であり結露が起こり難く、倉庫などでの長期間の保管中、あるいは気温の大きく異なる地域への輸出などでの長期間の保管や輸送中でも錆発生を防止することができる。
【0028】
また、本発明に係る梱包体であれば、上下面に配置され空気や水分に対して非透過性の合成樹脂製フィルムと強化材として中央に配置されたクロスとを複合化した複合素材からなる一つの筒状の包装材で被覆されているので、包装内部は空気が希薄であり結露が起こり難く、倉庫などでの長期間の保管中、あるいは気温の大きく異なる地域への輸出などでの長期間の保管や輸送中でも錆を発生させることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る線材コイルの梱包方法に用いる円筒状の包装材の全体図である。
【図2】本発明に係る線材コイルの梱包方法の手順を説明するための説明図である。
【図3】本発明に係る線材コイルの包装材の説明図である。
【図4】従来の線材コイルの梱包方法の説明図であって、aは包装材の説明図、bは梱包途中の説明図、cは梱包体の説明図である。
【図5】従来の線材コイルの梱包方法の説明図であって、aは包装材の説明図、bは梱包体の説明図である。
【符号の説明】
1:円筒状の包装材 2:クロス 3,4:フィルム
5,6:包装材の端部 7:両面接着テープ 8:吊具
9:吸引管 10:包装内部 11:梱包用テープ
C:圧延線材コイル C1:圧延線材コイルの内周面
C2:圧延線材コイルの外周面
C3,C4:圧延線材コイルの端面

Claims (3)

  1. 結束されて円筒状に形成された重量1〜3トンの線材コイルの内外周面を筒状に形成された包装材を用いて被覆、梱包する線材コイルの梱包方法であって、上下面に配置され空気や水分に対して非透過性の合成樹脂製フィルムと中央に配置されたクロスとを複合化した複合素材からなる包装材の一端側を線材コイルの内周面側に挿通するとともに、前記線材コイルの内周面部に沿わせて筒状に開口し、その開口内に吊具を挿通させて吊り上げて他端側を折り返して外周面側を被覆した後、前記吊具を吊り下げて開口内から抜き取り、包装材の両端を気密に接合するとともに、包装内部の空気を吸引し、然る後に吸引口を塞ぐことを特徴とする線材コイルの梱包方法。
  2. 結束されて円筒状に形成された重量1〜3トンの線材コイルの内外周面を筒状に形成された包装材を用いて被覆、梱包する線材コイルの梱包方法であって、前記包装材が、上下面に配置され空気や水分に対して非透過性の合成樹脂製フィルムと中央に配置されたクロスとを複合化した複合素材からなり、線材コイルの外周面を被覆し得る大きさに形成された筒状で、かつ線材コイルの内外周面と両端面を被覆し得る長さを有するとともに、その外周面の一端に両面接着テープを備えてなり、その包装材の一端側を線材コイルの内周面側に挿通するとともに、前記線材コイルの内周面部に沿わせて筒状に開口し、その開口内に吊具を挿通させて吊り上げて他端側を折り返して外周面側を被覆した後、前記吊具を吊り下げて開口内から抜き取り、包装材の両端を前記両面接着テープで気密に接合するとともに、包装内部の空気を吸引し、然る後に吸引口を塞ぐことを特徴とする線材コイルの梱包方法。
  3. 包装材の両端を前記両面接着テープで気密に接合する際、その両面接着テープの剥離ライナーの一部を残して接合し、その剥離ライナーの一部を残した部分より包装内部の空気を吸引した後、剥離ライナーを取り除いて接合する請求項2に記載の線材コイルの梱包方法。
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