JP2890763B2 - 蓄電池梱包体 - Google Patents
蓄電池梱包体Info
- Publication number
- JP2890763B2 JP2890763B2 JP2242925A JP24292590A JP2890763B2 JP 2890763 B2 JP2890763 B2 JP 2890763B2 JP 2242925 A JP2242925 A JP 2242925A JP 24292590 A JP24292590 A JP 24292590A JP 2890763 B2 JP2890763 B2 JP 2890763B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pallet
- wrap
- storage battery
- battery package
- package
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D2585/00—Containers, packaging elements or packages specially adapted for particular articles or materials
- B65D2585/68—Containers, packaging elements or packages specially adapted for particular articles or materials for machines, engines, or vehicles in assembled or dismantled form
- B65D2585/86—Containers, packaging elements or packages specially adapted for particular articles or materials for machines, engines, or vehicles in assembled or dismantled form for electrical components
- B65D2585/88—Batteries
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- Packages (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、パレット上に蓄電池を複数個積載してこれ
を梱包した蓄電池梱包体に関する。
を梱包した蓄電池梱包体に関する。
従来の技術 鉛蓄電池は重量物であるとともに内部には液体を収容
しているため、搬送には注意を要する品物の一つであ
る。もちろん搬送をする以上パレットに載せるのである
が、積載物がずれることを防ぐ梱包形態をとる必要があ
る。搬送には電池を裸で載せるとは限らず、電池を一個
あるいは複数個ダンボール等に梱包する場合もあり、全
体は滑りやすくトラックの急停車やカーブでの慣性作用
で荷崩れを起こすこともしばしばであり、特に注意を要
する。
しているため、搬送には注意を要する品物の一つであ
る。もちろん搬送をする以上パレットに載せるのである
が、積載物がずれることを防ぐ梱包形態をとる必要があ
る。搬送には電池を裸で載せるとは限らず、電池を一個
あるいは複数個ダンボール等に梱包する場合もあり、全
体は滑りやすくトラックの急停車やカーブでの慣性作用
で荷崩れを起こすこともしばしばであり、特に注意を要
する。
ずれないように一体化するのは一つの方法であるが、
具体的に細かい角張った重い物体群をどのように保護す
るかが問題である。
具体的に細かい角張った重い物体群をどのように保護す
るかが問題である。
一体化の方法として実開昭61−88659号には裸の電池
群とパレットを合成樹脂フィルムで一体に成形する梱包
体が開示されている。その目的は電池の梱包の手間を省
くことにあり、裸の電池群をバンド程度のもので各段の
電池を締付けて固定し、次いで先端をパレットに固定し
た合成樹脂フィルムを広げて上面さらに反対の側面へと
巻き付けて表面の保護体を形成する構成が開示されてい
る。
群とパレットを合成樹脂フィルムで一体に成形する梱包
体が開示されている。その目的は電池の梱包の手間を省
くことにあり、裸の電池群をバンド程度のもので各段の
電池を締付けて固定し、次いで先端をパレットに固定し
た合成樹脂フィルムを広げて上面さらに反対の側面へと
巻き付けて表面の保護体を形成する構成が開示されてい
る。
発明が解決しようとする課題 しかし、作業性が良く、強度の高い梱包体を実現する
ためにはこの従来技術では不十分である。まずフィルム
を広げて用いると物体の角ではやぶれやすい。当然の事
ながらフォークリフトはどのようにパレットに対応させ
るのかなどの配慮も必要である。
ためにはこの従来技術では不十分である。まずフィルム
を広げて用いると物体の角ではやぶれやすい。当然の事
ながらフォークリフトはどのようにパレットに対応させ
るのかなどの配慮も必要である。
本発明は特に搬送に適した強度の大きい梱包体を得る
ことを目的とするもので、特にパレットに積載する電池
群のコーナーでも大きな荷重がかかっても破れにくい構
造を実現するものである。また電池群とパレット寸法の
不一致部分で保護ラップを破れにくくする、さらに封鎖
された部分にフォークリフトのフォークを差し込んだと
き、無差別な差し込みで梱包体の異常な破砕がおきるの
を防ぐ等を目的とするものである。
ことを目的とするもので、特にパレットに積載する電池
群のコーナーでも大きな荷重がかかっても破れにくい構
造を実現するものである。また電池群とパレット寸法の
不一致部分で保護ラップを破れにくくする、さらに封鎖
された部分にフォークリフトのフォークを差し込んだと
き、無差別な差し込みで梱包体の異常な破砕がおきるの
を防ぐ等を目的とするものである。
課題を解決するための手段 そこで本発明はこれら問題を解決する具体的な方策と
して、フォークリフトのフォークの差し込み口を備えた
パレット上に積載された複数の蓄電池と、この電池積載
群の上面をほとんど開放しつつ横面のほぼ全面を幅の広
い連続する合成樹脂のラップで巻き上げた包装部からな
る梱包体において、巻き上げ包装部のラップは長さ方向
に連続する多数の皺を設けて巻いたことを特徴とする蓄
電池梱包体である。
して、フォークリフトのフォークの差し込み口を備えた
パレット上に積載された複数の蓄電池と、この電池積載
群の上面をほとんど開放しつつ横面のほぼ全面を幅の広
い連続する合成樹脂のラップで巻き上げた包装部からな
る梱包体において、巻き上げ包装部のラップは長さ方向
に連続する多数の皺を設けて巻いたことを特徴とする蓄
電池梱包体である。
又フォークの入るフォーク差し込み口部分のラップに
は高さ方向に隙間を設けるように巻き上げたものであ
る。
は高さ方向に隙間を設けるように巻き上げたものであ
る。
作用 本発明は上記の如き構造であるので、コーナでのスト
レスに対して弾力性を持ち搬送中の慣性力に対してもや
ぶれにくい。又ラップに形成された皺は、それぞれ強い
ロープを寄せ集めたと類似の構造になり、拡げられた樹
脂ラップを複数枚用いるよりも強い面がある。またこの
ような強さと緩みを兼ね備えた構造はフォークの差し込
み口を一部開けておくことによって多少フォークがラッ
プに引っ掛かっても逃げて張り詰めたラップを一部破損
するのみで他の部分の幅方向に伝染がおきにくく、特に
フォーク差し込み口近傍は電池とパレットの一体化の力
がかかる場所だけに梱包体の品位を保つのに重要であ
る。なお本発明はそのまま商品として店先に置かれる滑
りやすいダンボール梱包やシュリンク包装が施された電
池の搬送には特に効果を発揮する。
レスに対して弾力性を持ち搬送中の慣性力に対してもや
ぶれにくい。又ラップに形成された皺は、それぞれ強い
ロープを寄せ集めたと類似の構造になり、拡げられた樹
脂ラップを複数枚用いるよりも強い面がある。またこの
ような強さと緩みを兼ね備えた構造はフォークの差し込
み口を一部開けておくことによって多少フォークがラッ
プに引っ掛かっても逃げて張り詰めたラップを一部破損
するのみで他の部分の幅方向に伝染がおきにくく、特に
フォーク差し込み口近傍は電池とパレットの一体化の力
がかかる場所だけに梱包体の品位を保つのに重要であ
る。なお本発明はそのまま商品として店先に置かれる滑
りやすいダンボール梱包やシュリンク包装が施された電
池の搬送には特に効果を発揮する。
実施例 以下、実施例によって本発明をのべる。
第１図は本発明の実施例を示す図である。１はフォー
クの差し込み口２を備えたパレットであり、３は蓄電池
又は蓄電池をダンボールであるいはシュリンク包装した
小梱包体である。これらはパレット１上に多段に積載さ
れている。４は幅広く連続する合成樹脂のラップをパレ
ットとその上の蓄電池群に巻き上げた巻き上げ包装部で
あって、これらのラップはいずれもその長さ方向に伸び
る複数の皺５を備えている。このような構成は元のラッ
プ幅よりも狭い幅寸法に絞って巻けば容易に形成でき
る。そのほかにまずラップを凸形のローラ６などで幅方
向にのばし、次いで凹形のローラ７でローラを上下して
幅を縮小しながら巻き上げるなど一度幅方向にのばすな
どの方法は、本発明の梱包体を実現する上で有効な手段
であり、任意に選択出来る。
クの差し込み口２を備えたパレットであり、３は蓄電池
又は蓄電池をダンボールであるいはシュリンク包装した
小梱包体である。これらはパレット１上に多段に積載さ
れている。４は幅広く連続する合成樹脂のラップをパレ
ットとその上の蓄電池群に巻き上げた巻き上げ包装部で
あって、これらのラップはいずれもその長さ方向に伸び
る複数の皺５を備えている。このような構成は元のラッ
プ幅よりも狭い幅寸法に絞って巻けば容易に形成でき
る。そのほかにまずラップを凸形のローラ６などで幅方
向にのばし、次いで凹形のローラ７でローラを上下して
幅を縮小しながら巻き上げるなど一度幅方向にのばすな
どの方法は、本発明の梱包体を実現する上で有効な手段
であり、任意に選択出来る。
第２図は本発明の別な実施例で、回転が可能な台８の
上にパレットを置き、ラップを一定の位置から皺を形成
しやすく回転台を回転しながら一定の方向から巻き付け
ている様子を示している。この際にパレットのエッヂは
電池群のエッヂとは一致させている。つまり最下段の電
池群はパレット１に一体にする必要があるので両者は一
致させるのが望ましい。
上にパレットを置き、ラップを一定の位置から皺を形成
しやすく回転台を回転しながら一定の方向から巻き付け
ている様子を示している。この際にパレットのエッヂは
電池群のエッヂとは一致させている。つまり最下段の電
池群はパレット１に一体にする必要があるので両者は一
致させるのが望ましい。
また第３図はフォーク差し込み口近傍を示した図であ
る。本発明に従いラップ４に皺５を形成しながら、パレ
ット１の差し込み口２をその高さ方向に隙間を設けなが
ら巻き上げた事例である。このような構成は、完全にラ
ップを張りつめた巻き付けよりも信頼性が高くできる。
そして万一フォークリフトのフォークによりついてもフ
ォークの先で弾かれて逃げやすいとともに突き破られて
もその幅方向には伝染しないので、蓄電池群をパレット
に一体化するところの安全性を高める。なお各段の電池
の間にダンボールなど緩衝材を用いることは任意であ
る。また実施例では積載蓄電池の上面にはラップをほと
んど巻きつけていないが、この開放部は液の入った電池
を密室に閉じ込めることによるボールの酸化腐食を防ぐ
のに大切で、万一汚染から守るためにあえて保護のシー
ト等を用いるならば、その一部分に少なくとも穴を開け
て電池群の上に置きこの状態で本発明を適用すると良
い。なおラップの端はパレットや被梱包体及び梱包体の
一部に挟む、くくる、貼るなどの任意の方法で固定すれ
ば良い。
る。本発明に従いラップ４に皺５を形成しながら、パレ
ット１の差し込み口２をその高さ方向に隙間を設けなが
ら巻き上げた事例である。このような構成は、完全にラ
ップを張りつめた巻き付けよりも信頼性が高くできる。
そして万一フォークリフトのフォークによりついてもフ
ォークの先で弾かれて逃げやすいとともに突き破られて
もその幅方向には伝染しないので、蓄電池群をパレット
に一体化するところの安全性を高める。なお各段の電池
の間にダンボールなど緩衝材を用いることは任意であ
る。また実施例では積載蓄電池の上面にはラップをほと
んど巻きつけていないが、この開放部は液の入った電池
を密室に閉じ込めることによるボールの酸化腐食を防ぐ
のに大切で、万一汚染から守るためにあえて保護のシー
ト等を用いるならば、その一部分に少なくとも穴を開け
て電池群の上に置きこの状態で本発明を適用すると良
い。なおラップの端はパレットや被梱包体及び梱包体の
一部に挟む、くくる、貼るなどの任意の方法で固定すれ
ば良い。
発明の効果 本発明は上記の如き構造であるから梱包強度が強く信
頼性に富み、搬送に適した蓄電池梱包体としてその工業
的実用性は極めて大である。
頼性に富み、搬送に適した蓄電池梱包体としてその工業
的実用性は極めて大である。
第１図から第３図は本発明の蓄電池梱包体の実施例を示
す図である。 １……パレット、２……フォーク差し込み口、 ３……小梱包体、４、ラップ包袋部、 ５……巻き上げられたラップの皺。
す図である。 １……パレット、２……フォーク差し込み口、 ３……小梱包体、４、ラップ包袋部、 ５……巻き上げられたラップの皺。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小沢 仁司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭59−32664（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B65D 75/04
Claims (3)
- 【請求項１】フォークリフトのフォークの差し込み口を
備えたパレット上に積載された複数の蓄電池と、上記電
池積載群の上面をほとんど開放しつつ横面のほぼ全面を
幅の広い連続する合成樹脂のラップで巻き上げた包装部
からなる梱包体において、巻き上げ包装部のラップは長
さ方向に連続する多数の皺を設けて巻いたことを特徴と
する蓄電池梱包体。 - 【請求項２】パレットの上面エッヂと最下段の蓄電池エ
ッヂとが一致している請求項（１）に記載の蓄電池梱包
体。 - 【請求項３】パレットのフォークの差し込み口に巻いた
ラップは、その高さ方向に隙間を設けている請求項
（１）または（２）に記載の蓄電池梱包体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2242925A JP2890763B2 (ja) | 1990-09-12 | 1990-09-12 | 蓄電池梱包体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2242925A JP2890763B2 (ja) | 1990-09-12 | 1990-09-12 | 蓄電池梱包体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04128155A JPH04128155A (ja) | 1992-04-28 |
| JP2890763B2 true JP2890763B2 (ja) | 1999-05-17 |
Family
ID=17096254
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2242925A Expired - Lifetime JP2890763B2 (ja) | 1990-09-12 | 1990-09-12 | 蓄電池梱包体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2890763B2 (ja) |
-
1990
- 1990-09-12 JP JP2242925A patent/JP2890763B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04128155A (ja) | 1992-04-28 |
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