JP4196321B2 - 車両のシート制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は車両のシート制御装置に関し、特に、第2シートへ着座予定の乗員の乗車意思がある場合に、第1シートと第2シート間の間隔を自動的に離隔させるように構成したものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、前後2列のシートを備えた自動車では、1列目シートの側方に1列目乗降開口が設けられ、2列目シートの側方に2列目乗降開口が設けられたものが多い。前後方向に3列のシートを備えたバンやワゴンタイプの自動車では、一般に、1列目乗降開口と2列目乗降開口は設けられているが、3列目シートの側方に3列目乗降開口は設けられておらず、3列目シートへの乗員の乗降は2列目乗降開口から行われる。
【0003】
このような自動車では、乗員が3列目シートに乗車する場合、2列目シートのシートバックを前方へ倒したり、2列目シートを前方へスライドさせて、2列目シートと3列目シート間の間隔を離隔させると、3列目シートへ乗車し易い(乗車可能な)状態になる。尚、シートを電動で前後に移動駆動する技術(例えば、特開平8-156658号公報参照)は公知である。また、2列目乗降開口を開閉するドアとして、前後にスライドするスライドドアを適用したものがある。尚、スライドドアを電動で前後に移動駆動する技術(例えば、特開2000-160933 号公報参照)は公知である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前後方向に3列のシートを備えたバンやワゴンタイプの自動車等では、2列目シートが日常よく使う位置にあるときには、その2列目シートが邪魔になって2列目乗降開口から3列目シートへは乗車しにくい。それ故、乗員が2列目シート乗降開口から3列目シートへ乗車する場合、乗員やその他誰かが、2列目シートのシートバックを前方へ倒したり、2列目シートを前方へスライドさせて、2列目シートと3列目シートの間隔を離隔させる必要がある。つまり、3列目シートへ乗車する際には手間がかかって乗車時間も長くなり、3列目シートへのアクセス性が悪く使い勝手が非常に悪い。
【0005】
2列目シートの前後移動を電動で行うようにした場合、2列目シートを前後に移動させる労力を低減できるが、これを別途スイッチ操作を介して行わなければならないため、3列目シートへ乗車するためにはそれなりの手間がかかり、3列目シートへのアクセス性を良くして使い勝手を良くするのにも限界がある。また、スライドドアを電動で前後に移動駆動するようにしたとしても、3列目シートへ乗車し易くするためには、別途2列目シートと3列目シート間の間隔を離隔させる作業が必要となるため、上記課題を解決することは難しい。
【0006】
本発明の目的は、第1シート(例えば2列目シート)の後側の第2シート(例えば3列目シート)に着座予定の乗員の乗車意思を予測し、乗車意思があると予測された場合に、第1シートと第2シート間の間隔を自動的に離隔させるようにして、第2シートへ乗車する際の手間を省いて乗車時間を短縮でき、第2シートへのアクセス性を良くし、使い勝手が非常に良い車両のシート制御装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の車両のシート制御装置は、前後に配設された第1シートと第2シートと、これら第1,第2シートの少なくとも一方のシートを前後方向に移動駆動するシート駆動機構とを備えた車両のシート制御装置であって、前記第2シートへ着座予定の乗員の乗車意思を予測する第2シート乗車予測手段であって、車両の第1シートの略側方の乗降開口に対する乗員の乗車位置を検出する乗車位置検出手段を備えた第2シート乗車予測手段と、前記第2シート乗車予測手段により第2シートへ着座予定の乗員の乗車意思があると予測された場合に、第1シートと第2シート間の間隔を離隔させるように前記シート駆動機構を制御するシート駆動制御手段であって、前記乗車位置検出手段により乗員の乗車位置が第2シート側の位置であることが検出された場合に、第1シートを前方へ移動させる第1シート駆動制御手段を有するシート駆動制御手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0008】
第2シート乗車予測手段により、第2シートへ着座予定の乗員の乗車意思が予測される。そこで、第2シートへ着座予定の乗員の乗車意思があると予測された場合に、シート駆動制御手段によりシート駆動機構が制御され、そのシート駆動機構により第1,第2シートの少なくとも一方のシートが前後方向に移動駆動されて、第1シートと第2シート間の間隔が離隔される。
また、乗車位置検出手段により、車両の第1シートの略側方の乗降開口に対する乗員の乗車位置が検出される。そこで、乗員の乗車位置が第2シート側の位置であることが検出された場合に、第1シート駆動制御手段によりシート駆動機構が制御され、そのシート駆動機構により第1シートが前方へ移動駆動されて、第1シートと第2シート間の間隔が離隔される。
【0009】
このように、第2シートへの乗員の乗車意思がある場合には、自動的に、第1シートと第2シート間の間隔が離隔し広げられるため、第2シートに乗車し易い(乗車可能な)状態になる。尚、前後方向に3列のシートを備えたバンやワゴンタイプの車両の場合、2列目シートを第1シートとし、3列目シートを第2シートとしてもよい。また、運転席を含む1列目シートを第1シートとし、2列目シートを第2シートとしてもよい。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
請求項の車両のシート制御装置は、請求項1の発明において、前記乗車位置検出手段は、前記乗降開口の下方ステップ部に設けられて乗員のステップ位置を検出するステップ位置検出スイッチであることを特徴とするものである。ステップ位置検出スイッチにより、下方ステップ部を踏む乗員のステップ位置が検出され、このステップ位置に基づいて第2シートへの乗車意思が予測される。
【0018】
【0019】
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。本実施形態は、前後方向に3列のシートを備えたワゴンタイプの自動車に、本発明のシート制御装置を適用した場合の一例である。
図1〜図3に示すように、自動車1の車体2には、運転席を含む左右1対の1列目シート3と、1列目シート3の後側に配置された左右1対の2列目シート4と、2列目シート4の後側に配置されたベンチシートからなる3列目シート5が装備されている。尚、前後に配設された2列目シート4と3列目シート5が第1シートと第2シートに相当する。
【0021】
1列目シート3と2列目シート4は、夫々、車体2のフロアーに前後方向にスライド移動可能にガイド支持されている。各1列目シート3は、1列目シートスライドモータ11を有する1列目シート駆動機構10(図12参照)により前後方向に移動駆動され、各2列目シート4は、2列目シートスライドモータ13を有する2列目シート駆動機構12(図12参照)により前後方向に移動駆動されるようになっている。
【0022】
各1列目シート3の側部には1列目シート操作SW14(図12参照)が設けられ、各2列目シート4の側部には2列目シート操作SW15(図12参照)が設けられている。乗員等が操作したシート操作SW14,15に対応する、1列目シート駆動機構10、2列目シート駆動機構12が作動して、1列目シート3、2列目シート4が、前後方向に所定範囲内において位置可変に移動駆動される。
【0023】
ここで、各2列目シート4の前方への所定量以上のスライド量を検出する2列目シートスライド検出SW17が設けられている。また、2列目シート4と3列目シート5のシートクッション4a,5aの表面側部分には乗員着座センサ20,21が設けられ、2列目シート4、3列目シート5に乗員が着座したことを検出可能である。
【0024】
図4、図5に示すように、2列目シート4には、シートクッション4aの後側にバックル25が固定的に設けられ、チャイルドシート26をシートクッション4aに載置し、チャイルドシート26から後方へ延びるタングプレート26aを、シートクッション4aとシートバック4bの間を通して、バックル25に挿入し固定すると、チャイルドシート26が2列目シート4に装着される。バックル25にはチャイルドシート装着SW27(図12参照)が設けられ、2列目シート4にチャイルドシート26が装着されたことを検出可能である。
【0025】
図1〜図3に示すように、車体2には1列目シート3の略左右両側方に1列目乗降開口30が形成され、これら1列目乗降開口30を開閉する左右1対のフロントドア31が設けられている。各フロントドア31は、前端部が車体2の本体に鉛直軸心回りに回動自在に連結されたヒンジドアである。
【0026】
また、車体2には2列目シート4の略左右両側に2列目乗降開口32が形成され、この2列目乗降開口32から2列目シート4又は3列目シート5への乗降が行われ、これら2列目乗降開口32を前後方向にスライドして開閉する左右1対のスライドドア33が設けられている。
【0027】
各スライドドア33の内側にローラ33a〜33cが装着され、これらローラ33a〜33cを介して、スライドドア33が車体2の本体にスライド移動自在にガイド支持されている。各スライドドア33は、2列目乗降開口32の後側に設けられたスライドドア開閉モータ36(図12参照)を有するドア駆動機構35により前後に駆動されるようになっている。
【0028】
このドア駆動機構35を開作動させる場合、スライドドア33を図10に示す第1開度、或いは、この第1開度よりも大きな図11に示す第2開度で開放させることができる。そして、スライドドア33を第1開度で開放する(半開する)小開放モードと、第2開度で開放する(全開する)大開放モードの何れか一方を指示する開放指示手段として、開放指示操作部40,45,50,55(図6〜図9参照)が設けられている。
【0029】
図6に示すように、開放指示操作部40は、インストルメントパネルに設けられて、メインSW41とLドア開閉SW42とRドア開閉SW43とを有する。メインSW41をONにすると、Lドア開閉SW42とRドア開閉SW43の操作が有効となり、左又は右側のスライドドア33が全閉した状態で、Lドア開閉SW42又はRドア開閉SW43のOPEN側を、1回押すと左又は右側のスライドドア33が半開し、2回連続して押すと左又は右側のスライドドア33が全開する。左又は右側のスライドドア33が半開又は全開した状態で、Lドア開閉SW42又はRドア開閉SW43の CROSE側を押すと、左又は右側のスライドドア33が全閉する。
【0030】
図7に示すように、開放指示操作部45は、各スライドドア33に設けられて、そのスライドドア33のドアハンドル46と、このドアハンドル46と同時に操作可能なドアSW47とを有する。左又は右側のスライドドア33が閉じた状態で、ドアハンドル46だけを操作すると、対応する左又は右側のスライドドア33が半開し、ドアSW47を押しながらドアハンドル46を操作すると、対応する左又は右側のスライドドア33が全開する。
【0031】
図8に示すように、開放指示操作部50は、リモコン操作部であり、LSW51とRSW52とを有する。左又は右側のスライドドア33が全閉した状態で、LSW51又はRSW52を、1回押すと左又は右側のスライドドア33が半開し、2回連続して押すと左又は右側のスライドドア33が全開する。左又は右側のスライドドア33が半開又は全開した状態で、LSW51又はRSW52を押すと、左又は右側のスライドドア33が全閉する。
【0032】
図9に示すように、開放指示操作部55は、各センターピラー2aに設けられて、1つのSW56を有する。左又は右側のスライドドア33が閉じた状態で、SW56を1回押すと、対応する左又は右側のスライドドア33が半開し、SW56を2回連続して押すと、対応する左又は右側のスライドドア33が全開する。左又は右側のスライドドア33が半開又は全開した状態でSW56を押すと、対応する左又は右側のスライドドア33が全閉する。
【0033】
さて、1列目乗降開口30と2列目乗降開口32の間はセンターピラー2aで仕切られている。図3の1列目シート3と2列目シート4(3列目シート5)の前後方向位置が日常よく使う標準的な位置であり、このとき、1列目シート3のシートバック3の略側方にセンターピラー2aが位置し、また、2列目シート4のシートバック4の略側方に2列目乗降開口32の後端部分が位置して、2列目乗降開口32から3列目シート5への乗車は不可能である。
【0034】
図11は2列目シート4が所定の前位置に位置した状態であり、第1シート3と第2シート4間の間隔が図3の状態よりも離隔して広がり、このとき、更に鎖線で示すようにシートバック4を前傾させると、2列目乗降開口32から3列目シート5へ乗車し易い状態になる。ここで、開放指示操作部40,45,50,55等が、3列目シート5へ着座予定の乗員の乗車意思を予測する第2シート乗車予測手段に相当する。
【0035】
この開放指示操作部40,45,50,55が操作され全開モードが指示された場合、3列目シート5へ着座予定の乗員の乗車意思があると予測されて、指示されたスライドドア33が全閉している場合には自動的に全開すると共に、指示されたスライドドア33側の2列目シート4又は左右両方の2列目シート4が、その位置が前記所定の前位置よりも後側に位置している場合にその前位置へ自動的に移動して、2列目シート4と3列目シート5間の間隔が離隔する。
【0036】
ただし、全開モードが指示された場合でも、所定条件下では、2列目シート4が自動的に前方へ移動せず、2列目シート4と3列目シート5間の間隔が離隔しないようになっている。その所定条件とは、2列目シート4に乗員が着座していること、3列目シート5に乗員が着座していること、2列目シート4にチャイルドシート26が装着されていること、の少なくとも1つとしている。
【0037】
次に、図12に示すように、シート・ドア制御ユニット60に関連する制御系について説明する。但し、左右1対あるもの(例えば、スライドドア開閉モータ36等々)は一方のみを図示している。シート・ドア制御ユニット60は、CPU60aとROM60bとRAM60cとを有するマイクロコンピュータを有する。シート・ドア制御ユニット60には、バッテリー61が接続されると共に、ABSコンピュータ62、フートブレーキランプ63、Pブレーキ64、ENG(エンジン)65、シフトレバー66から、図示の各種信号が入力される。
【0038】
また、シート・ドア制御ユニット60には、乗員等が操作する操作SW類として、パワーアシストドアSW67、1列目シートスライド操作SW14、2列目シートスライド操作SW15が電気的に接続され、センサ類として、ドア加速センサ68、ドア開閉検出SW69、タッチSW70、ドア開度検出SW37、2列目シートスライド検出SW17、2列目シート着座センサ20、3列目シート着座センサ21、チャイルドシート装着SW27が電気的に接続されている。尚、パワーアシストドアSW67は、図6〜図9に示す開放指示操作部40,45,50,55に設けられた複数のSWを含むものである。
【0039】
シート・ドア制御ユニット60には、スライドドア開閉モータ36、1列目シートスライドモータ11、2列目シートスライドモータ13が電気的に接続され、このシート・ドア制御ユニット60により、前記SW類とセンサ類等からの信号に基づいて、スライドドア開閉モータ36、1列目シートスライドモータ11、2列目シートスライドモータ13が駆動制御される。尚、シート・ドア制御ユニット60は、モータ36,11,13を夫々駆動する為の駆動回路を有する。
【0040】
尚、本発明の車両のシート制御装置は、2列目シート4、3列目シート5、2列目シート駆動機構12、パワーアシストドアSW67、シート・ドア制御ユニット60等で構成されている。シート・ドア制御ユニット60がシート駆動制御手段に相当し、このシート・ドア制御ユニット60により、3列目シート5へ着座予定の乗員の乗車意思があると予測された場合に、2列目シート4と3列目シート5間の間隔を離隔させるように2列目シート駆動機構12を制御する。
【0041】
次に、シート・ドア制御ユニット60が実行する本願特有の制御について、図13のフローチャートに基づいて説明する。但し、フローチャート中のSi(i=1、2、3・・・)は各ステップを示す。尚、この制御を実行する為の制御プログラムはROM60aに格納されている。
【0042】
図13に示すように、この制御は、ENG65がONの時には、車速が0km/hで、パワーアシストドアSW67がONで、フートブレーキ63がON又はPブレーキ64がON又はPレンジのときに開始され、ENG65がOFFの時には、パワーアシストドアSW67がONで、バッテリー61の電圧が規定値以上のときに開始される。尚、この制御の説明において、以下の2列目シート4とサイドドア33等の動作は、パワーアシストドアSW67で指示されたサイドドア33及びそれに対応する2列目シート4等の動作である。
【0043】
この制御が開始されると、先ず、パワーアシストドアSW67からの信号に基づいて、全開モードが選択されたか否か判定され(S1)、全開モードが選択された場合には(S1;Yes )、3列目シート着座センサ21からの信号に基づいて、3列目シート5への乗員の着座が無いか否か判定される(S2)。
【0044】
3列目シート5への乗員の着座が無い場合(S2;Yes )、2列目シート着座センサ20からの信号に基づいて、2列目シート4への乗員の着座が無いか否か判定され(S3)、2列目シート4への乗員の着座が無い場合(S3;Yes )、チャイルドシート装着SW27からの信号に基づいて、2列目シート4へのチャイルドシート26の装着が無いか否か判定される(S4)。
【0045】
そして、2列目シート4へのチャイルドシート26の装着が無い場合(S4;Yes )、2列目シートスライドモータ11が駆動されて1列目シート駆動機構10が作動し、2列目シート4の前方へのスライドが開始されて(S5)、スライドドア33が前記所定の前位置まで移動駆動されると共に、スライドドア開閉モータ36が駆動されてドア駆動機構35が作動し、スライドドア33が後方へ駆動されて全開して(S6)リターンし、図11の状態になる。
【0046】
一方、全開モードが選択された場合でも(S1;Yes )、3列目シート5に乗員が着座している場合(S2;No)、2列目シート4に乗員が着座している場合(S3;No)、2列目シート4にチャイルドシート26が装着されている場合には(S4;No)、2列目シートスライドモータ11が駆動されず、2列目シート4の前方へのスライドが禁止され(S7)、スライドドア33だけが後方へ移動され全開して(S6)リターンする。
【0047】
また、半開モードが選択された場合(S1;No)、2列目シート4の前方へのスライドが禁止され(S8)、スライドドア開閉モータ36が駆動されてドア駆動機構35が作動し、スライドドア33が後方へ駆動され半開して(S)リターンし、図10の状態になる。尚、シート・ドア制御ユニット60及びこの制御ユニット60が実行するS1、S5が、大開放モードが指示された場合に、2列目シート4を前方へ移動させる第1シート駆動制御手段に相当する。
【0048】
以上のように、このシート制御装置においては、乗員が3列目シート5へ乗車しようとすると、自動的に、2列目シート4と3列目シート5間の間隔が離隔し広がるため、2列目シート4のほぼ側方の2列目乗降開口32から3列目シート5に乗車し易い(乗車可能な)状態になり、3列目シート5へ乗車する際の手間を省いて乗車時間を短縮でき、3列目シート5へのアクセス性が非常に良くなり、使い勝手が非常に良くなる。
【0049】
開放指示操作部40,45,50,55を操作することにより、小開放モードを指示すると、スライドドア33を自動的に移動させて所定の第1開度で半開し、大開放モードを指示すると、3列目シート5への着座予定の乗員の乗車意思があると簡単に予測でき、この場合、スライドドア33を後方移動させて第1開度よりも大きな第2開度で全開し、しかも、2列目シート4を前方へ移動させて、2列目シート4と3列目シート5間の間隔を離隔させることができる。
【0050】
前記第1開度では2列目乗降開口32から2列目シート4へ乗車可能にスライドドア33が半開するため、スライドドア33を無駄に広く開放させずに開放負荷を軽減でき、前記第2開度では2列目乗降開口32から3列目シート5へも乗車可能にスライドドア33が全開するため、3列目シート5へ2列目乗降開口32から乗車し易くなる。
【0051】
乗員が3列目シート5へ乗車しようとして、全開放モードが指示されたとしても、2列目シート4に乗員が着座しているとき、また、3列目シート5に乗員が着座しているとき、また、2列目シート4にチャイルドシート26が装着されているときには、2列目シート4と3列目シート5間の間隔が離隔しないため、乗員に違和感を与えず、チャイルドシート26の装着状態を維持し、安全性を兼ね備えたものになる。
【0052】
次に、前記実施形態を部分的に変更した変更形態について説明する。
1]図13のフローチャートの代わりに、図14のフローチャート(Si(i=10、11、12・・・)は各ステップを示す)を適用可能である。図14に示すように、この制御の開始条件は図13のフローチャートと同様であり、この制御が開始され、全開モードが選択された場合には(S10;Yes )、先ず、スライドドア33が後方へ駆動されて全開する(S11)。次に、3列目シート5への乗員の着座が無く(S12;Yes )、2列目シート4への乗員の着座が無く(S13;Yes )、2列目シート4へのチャイルドシート26の装着が無い場合には(S14;Yes )、2列目シート4の前方へのスライドが開始される(S15)。
【0053】
全開モードが選択された場合でも(S10;Yes )、3列目シート5に乗員が着座している場合(S12;No)、2列目シート4に乗員が着座している場合(S13;No)、2列目シート4にチャイルドシート26が装着されている場合には(S14;No)、2列目シート4の前方へのスライドが禁止される(S16)。また、半開モードが選択された場合には(S10;No)、先ず、スライドドア33が後方へ駆動され半開し(S17)、2列目シート4の前方へのスライドが禁止される(S16)。
【0054】
2]ドア駆動機構35を省略して、スライドドア33を手動で開閉させるようにし、また、開放指示操作部40,45,50,55を省略してもよい。この場合、前記第2シート乗車予測手段として、スライドドア33の開度を検出するドア開度検出SW37が適用される。この場合の制御は図15のフローチャート(Si(i=20、21、22・・・)は各ステップを示す)に基づいて実行される。この制御は、ENG65がONの時には、車速が0km/hで、フートブレーキ63がON又はPブレーキ64がON又はPレンジのときに開始され、ENG65がOFFの時には、バッテリー61の電圧が規定値以上のときに開始される。この制御が開始されると、先ず、スライドドア33が開放された場合(S20;Yes )、次に、ドア開度検出SW37からの信号に基づいて、スライドドア33の開度が所定の第1開度よりも大きいか否か判定される(S21)。
【0055】
そして、スライドドア33の開度が所定の第1開度よりも大きい場合には(S21;Yes )、その後、図13のS2〜S5とS7と同様のS22〜S26が実行されて、スライドドア33の開度が所定の第1開度よりも大きくない場合には(S21;No)、2列目シート4の前方へのスライドが禁止される(S26)。このように、スライドドア33の開度を検出して、その開度が所定の第1開度よりも大きな場合に、3列目シート5への着座予定の乗員の乗車意思があると簡単に予測でき、この場合、自動的に、2列目シート4を前方へ移動させて、2列目シート4と3列目シート5間の間隔を離隔させ広げることができる。
【0056】
尚、シート・ドア制御ユニット60及びこの制御ユニット60が実行するS21、S25が、ドア開度検出SW37によりスライドドア33の所定の第1開度よりも大きな開度が検出された場合に、2列目シート4を前方へ移動させる第1シート駆動制御手段に相当する。尚、前記実施形態と同様に、ドア駆動機構35、開放指示操作部40,45,50,55を設け、スライドドア33を電動で開閉するようにしてもよい。但しこの場合、開放指示操作部40,45,50,55を操作して、大開放モードと小開放モードを指示することになるが、3列目シート5への乗車意思があるか否かの判定は、指示したモードではなくて、前記の通り、ドア開度検出SW37からの信号に基づいて行われるものとする。
【0057】
尚、ドア駆動機構35の有無は別として、開放指示操作部40,45,50,55を操作することにより、小開放モードが指示された場合には、スライドドア33を手動で第1開度よりも大きく開放できないように構成し、大開放モードが指示された場合には、第1開度よりも大きな第2開度までスライドドア33を手動で開放できるように構成してもよい。
【0058】
3]図16に示すように、2列目乗降開口32の下方ステップである、前スカッフプレート80の下側に前ステップ位置検出スイッチ85を設け、後スカッフプレート81の下側に前ステップ位置検出スイッチ86を設けて、位置検出スイッチ85,86からの信号に基づいて、乗員のステップ位置を検出するようにしてもよい。これらステップ位置検出スイッチ85,86が、乗降開口に対する乗員の乗車位置を検出する乗車位置検出手段に相当し、この乗車位置検出手段が前記乗車予測手段に含まれるものである。
【0059】
ステップ位置検出スイッチ85,86としては、図17に示すように、ステップベース82と各スカッフプレート80,81の間に両面接触状に装着される圧電素子88を適用してもよいし、図18に示すように、ステップベース83とこれにバネ84を介して上方へ付勢された状態で支持されたスカッフプレート80,81の間に装着される接触式スイッチ89を適用してもよい。尚、圧電素子88、接触式スイッチ89は、シート・ドア制御ユニット60に接続されている。
【0060】
下方ステップの前2/3程度に前スカッフプレート80が設けられ、後2/3程度に後スカッフプレート81が設けられ、後スカッフプレート81を乗員が踏むことにより、3列目シート4へ着座予定の乗員の乗車意思があると予測されるようになっている。乗車意思があると予測されると、その後、2列目シート4が前方へ駆動されて、2列目シート4と3列目シート5間の間隔が離隔される。
【0061】
尚、この変更形態3においては、スライドドア33を自動で開閉させるように構成してもよい。この場合、乗員がスカッフプレート80又は81を踏むと同時、或いは、踏んだ状態でパワーアシストドアSW67を押すことにより、スライドドア33が自動的に開放を開始し、乗員が前スカッフプレート80を踏んでいる場合にはスライドドア33を半開させ、乗員が後スカッフプレート81を踏んでいる場合にはスライドドア33を全開させるようにしてもよい。
【0062】
また、この変更形態3においても、3列目シート5へ着座予定の乗員の乗車意思があると予測されたとしても、所定条件下では、2列目シート4が自動的に前方へ移動せず、2列目シート4と3列目シート5間の間隔が離隔しないようになっている。その所定条件とは、前記と同様、2列目シート4に乗員が着座していること、3列目シート5に乗員が着座していること、2列目シート4にチャイルドシート26が装着されていること、の少なくとも1つとしている。
【0063】
4]2列目シート4のシートバック4bを電動で回動駆動する機構を設け、3列目シート5へ着座予定の乗員の乗車意思があると予測された場合には、2列目シート4を前方へ移動駆動すると共に、そのシートバック4bを前方へ倒すように回動駆動してもよい。これにより、2列目乗降開口32から3列目シート5への乗車を一層容易にすることができる。
【0064】
5]1列目シート3の前後位置に応じて(例えば、1列目シート3が最も後側に位置変更している場合等)、2列目シート4の前方への移動が規制される場合等、3列目シート5へ着座予定の乗員の乗車意思があると予測された場合に、前方へ移動させる2列目シート4の前記前位置を適宜変更するようにしてもよい。
【0065】
6]3列目シート5へ着座予定の乗員の乗車意思があると予測された場合に、1列目シート3を前方へ移動駆動して、2列目シート4が前方へ移動できる空間を確保し、2列目シート4をできるだけ前方へ移動駆動し、2列目シート4と5列目シート5間の間隔をできるだけ離隔させるようにしてもよい。
【0066】
7]3列目シート5を前後移動可能にすると共に、この3列目シート5を前後に駆動する3列目シート駆動機構を設け、3列目シート5へ着座予定の乗員の乗車意思があると予測された場合には、2列目シート4と3列目シート5間の間隔を離隔させるように、2列目シート4を前方へ移動させると共に、又は2列目シート4を前方へ移動させずに、3列目シート5を後方へ移動させるように構成してもよい。
【0067】
8]2列目シート4へ着座予定の乗員の乗車意思を予測するようにして、2列目シート4へ着座予定の乗員の乗車意思があると予測された場合に、1列目シート3を前方へ移動駆動し、又は/且つ、2列目シート4を後方へ移動駆動して、1列目シート3と2列目シート4間の間隔を離隔させるようにしてもよい。この場合、前記実施形態における3列目シートへの乗車のシステムを、2列目シートへの乗車のシステムとして適用するものとする。この場合、3列目シートのない自動車に適用可能となる。
【0068】
9]その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を付加して実施することが可能であるし、前記実施形態のようなワゴンタイプの自動車以外にバンタイプの自動車等々、前後に配設された第1シートと第2シートと、これら第1,第2シートの少なくとも一方のシートを前後方向に移動駆動するシート駆動機構とを備えた種々の車両に本発明を適用可能である。
【0069】
【発明の効果】
請求項1の車両のシート制御装置によれば、第2シートへ着座予定の乗員の乗車意思を予測する第2シート乗車予測手段と、この第2シート乗車予測手段により第2シートへ着座予定の乗員の乗車意思があると予測された場合に、第1シートと第2シート間の間隔を離隔させるようにシート駆動機構を制御するシート駆動制御手段とを設けた。つまり、乗員が第2シートへ乗車しようとすると、自動的に、第1シートと第2シート間の間隔が離隔し広がるため、特に第1シートのほぼ側方の乗降開口から第2シートへ乗車する場合には、乗員が第2シートに乗車し易い(乗車可能な)状態になる。従って、第2シートへ乗車する際の手間を省いて乗車時間を短縮でき、第2シートへのアクセス性が良くなり、使い勝手が非常に良くなる。
また、第2シート乗車予測手段は乗車位置検出手段を備え、シート駆動制御手段は第1シート駆動制御手段を有するので、車両の第1シートの略側方の乗降開口に対する乗員の乗車位置を検出し、その乗車位置が第2シート側の位置である場合に、第2シートへの着座予定の乗員の乗車意思があると簡単に予測でき、この場合、第1シートを前方へ移動させて、第1シートと第2シート間の間隔を離隔させることができる。
【0070】
【0071】
【0072】
【0073】
【0074】
請求項の車両のシート制御装置によれば、乗車位置検出手段は、前記乗降開口の下方ステップ部に設けられて乗員のステップ位置を検出するステップ位置検出スイッチであるので、検出されたステップ位置に基づいて第2シートへの乗車意思を簡単に予測することができる。
【0075】
【0076】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る自動車の部分的な斜視図である。
【図2】自動車内部の後上側からの斜視図である。
【図3】(a)は自動車の右半部の横断面図であり、(b)は自動車の縦断面図である。
【図4】2列目シートとチャイルドシートの後上側からの斜視図である。
【図5】チャイルドシートとバックルの要部の斜視図である。
【図6】開放指示操作部の正面図である。
【図7】他の開放指示操作部の側面図である。
【図8】他の開放指示操作部の側面図である。
【図9】他の開放指示操作部の斜視図である。
【図10】半開モード指示後の図であり(a)は自動車の右半部の横断面図であり、(b)は自動車の縦断面図である。
【図11】半開モード指示後の図であり(a)は自動車の右半部の横断面図であり、(b)は自動車の縦断面図である。
【図12】シート制御ユニットに関連する制御系のブロック図である。
【図13】シート制御のフローチャートである。
【図14】変更形態1に係るシート制御のフローチャートである。
【図15】変更形態2に係るシート制御のフローチャートである。
【図16】変更形態3に係る自動車の右半部要部の横断面図である。
【図17】図16のa−a線断面図である。
【図18】図17に代わる変形例の断面図である
【符号の説明】
1 自動車
4 2列目シート
5 3列目シート
12 2列目シート駆動機構
60 シート・ドア制御ユニット
32 2列目乗降開口
33 スライドドア
35 ドア駆動機構
37 ドア開度検出SW
40,45,50,55 開放指示操作部
85,86 ステップ位置検出SW

Claims (2)

  1. 前後に配設された第1シートと第2シートと、これら第1,第2シートの少なくとも一方のシートを前後方向に移動駆動するシート駆動機構とを備えた車両のシート制御装置であって、
    前記第2シートへ着座予定の乗員の乗車意思を予測する第2シート乗車予測手段であって、車両の第1シートの略側方の乗降開口に対する乗員の乗車位置を検出する乗車位置検出手段を備えた第2シート乗車予測手段と、
    前記第2シート乗車予測手段により第2シートへ着座予定の乗員の乗車意思があると予測された場合に、第1シートと第2シート間の間隔を離隔させるように前記シート駆動機構を制御するシート駆動制御手段であって、前記乗車位置検出手段により乗員の乗車位置が第2シート側の位置であることが検出された場合に、第1シートを前方へ移動させる第1シート駆動制御手段を有するシート駆動制御手段と、
    を備えたことを特徴とする車両のシート制御装置。
  2. 前記乗車位置検出手段は、前記乗降開口の下方ステップ部に設けられて乗員のステップ位置を検出するステップ位置検出スイッチであることを特徴とする請求項1に記載の車両のシート制御装置。
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