JP4194929B2 - 手袋形態のアプリケータ構造 - Google Patents

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Description

本発明は、手袋形状のアプリケータの構造に関する。特に、概して毛髪および頭皮をマッサージするために使用される手袋の分野に関する。ボディ洗浄用手袋が既に知られており、これらは綿またはスポンジで作られる。本発明の利点は、制限された手の動作で毛髪全体に触れることができる手袋を提供することである。
その最も単純な実施態様では、洗浄用手袋は長方形であって、該長方形の端の一つと同じ高さに開口部が形成されるように2枚の布を接合して、使用者の手を2つの布の間に入れることができるように製造される。使用者は、ボディ用衛生製品を自分の肌に塗布するために、手袋を該製品で湿らせ含浸させてもよい。
水を利用できる機会が少ない旅行者の需要を満たすために、乾燥塗布においても効果的な、ボディ用衛生製品が含浸された手袋が開発されている。特に、メーキャップ除去製品、または、肌を清潔にするための泡製品、または、デオドラントおよび/または清涼組成物が含浸された(概して布地が長方形状である)フランネルが知られている。
このようなフランネル、特にヘアケア製品が含浸されたフランネルを毛髪分野で用いた場合、取扱いが難しく、最善の結果が得られないという問題に直面する。これは、毛髪をマッサージするとすぐにフランネルが巻き上がるためである。従って、フランネルをしっかりと手に保持することが必要であるが、この手の動作は、毛髪全体と最大限接触させるのに適した手の動作とは相容れない。その結果、毛髪全体ではなく、表面しかマッサージされないこととなる。
毛髪全体のマッサージを改善するために手袋を使用することが知られている。しかし、これらの手袋は、使用者の手の周囲にフィットし、手袋の各指によって毛髪全体に貫通できる。
従来技術において、英国特許公報第2,035,052号では、シャンプーを塗布するときに毛髪をマッサージする防水手袋が開示されている。この手袋の各指には、該指の外側表面から放射状に伸びる小さな円錐状の突起が形成されている。この手袋はプラスチック材で鋳造されているので、化粧または衛生製品を含浸させるのに適した媒体でない。実際は、肌または毛髪に塗布するための衛生製品を含浸させるために吸収材料を選択することが好ましい。
英国特許公報第2,035,052号
使用できる吸収材料は例えば、フランネルを製造するために提供されるものである。そのような材料からなり、そのような物質が含浸された手袋が提起する問題は、その製造費用が高いということである。というのは、独立した指を有する手袋を製造するためには、2枚の吸収性の布地を接着剤で接合し、次に、指を1本ずつ個別化するための鋳型に従ってそれを切断するからである。従って、使用される布地の量と実際に製造される手袋の数の間で損失が発生する。この損失は回収できず、さらには、製造工程においてリサイクルステージが求められる。最後に、手袋が製造されると、それらは、対応する個数の、製品が含浸されることとなる包装されたユニットを形成する。これらのユニットのそれぞれの取扱いは難しい。さらに、布地を予め含浸しておくことは不可能である。これは、予め布地に含浸すると布地は手作業でしか切断できず、この作業には時間と手間がかかるためである。
含浸後に切断する場合、手袋の手作業切断には、細菌汚染の危険があるので、製造された手袋を消毒するステージがさらに必要となる。この最後のステージにより、製造工程が増える。
本発明の目的は、使用者が手を挿入できる空洞を設けた手袋を提供することにより上記の課題を克服することである。この手袋は、該手袋により提供される接触領域を拡大するために、手袋の外側の輪郭から延長する複数の部分を含む。特に、かかるグローブを装着した使用者が毛髪全体にその手を通すとき、該部分は、その数に応じて、毛髪との接触領域を広げる。本書では、これらの部分は、手袋の構成材料が、手を挿入することができる空洞の厳密な外側の輪郭を越えて延長する部分に相当する。実際、使用者が手袋に自分の手、特に手袋の指の1本に自分の指の1本を挿入すると、その内部輪郭が使用者の指と適合していても、その外部輪郭の周囲には緩み部分がある。このように作られた手袋は、手袋と手袋の指の外部輪郭により形成された接触領域に加えて、かかる部分により作り出された外側表面を有する。
手が挿入される空洞は、第一の布と第二の布を接合する接合領域によって区切られる。さらに手は、該接合領域で閉じられていない開口部から、これら2つの布の間に挿入される。
これによって、特に、毛髪のほとんどの外側輪郭と接触しながら毛髪をマッサージできる、接触領域の広い手袋が提供される。このようにして、毛髪のマッサージが改善される。これは、毛髪の洗浄、またはケア、染色等のためのトリートメントの毛髪への塗布を目的とする場合、均等な結果を得るためには、各毛髪に触れ、且つ、毛髪全体で全長に接触することが絶対的に必要であることに因る。本発明ではそのような結果が得られる。
本発明は、第一のシートと第二のシートを含み、第一のシートが接合領域で第二のシートと接合し、少なくとも1つの開口部を介して入ることができる空洞が接合領域の片側で該2枚のシートの間に形成されている道具であって、該道具は、接合領域の他方の側に、該シートの少なくとも1枚により形成された少なくとも1つの柔軟な帯を有することと、該2枚のシートがそれぞれ長方形であり、該空洞が該シートに対して斜め方向に配向されることを特徴とする道具を提供する。
従って、組み合わされるシートのそれぞれが実質的に長方形である場合、接合線で手袋の形状を画定するときに特に、柔軟な帯が最長となるように、空洞は該シートに対して斜め方向に配向される。好適には、そのような配向により、手袋の開口部は長方形の1つの角に現れ、接合領域は、2枚のシートの、2つの独立し且つ直交する端のそれぞれに向かって開口する。次に、好適には、長方形の対角線に沿うように手が手袋の中へ入れられる。従って、かかる手袋に入れられた手の拳の周りに位置することとなる柔軟な帯の割合を制限することと、例えば従来の手の動作により毛髪に触れることができるシートの領域を最大化することが容易となる。
製造方法を単純化し、互いに対向する2枚のシートの配置に関してある程度の許容誤差を得るために、これらの2枚のシートのそれぞれは柔軟な帯を有していてよい。例えば、柔軟な帯が同一の形状を有し、重畳されるように、2枚のシートは同一の寸法を有し、重畳される。
毛髪全体の各毛髪との接触を改善するために、(1または複数の)柔軟な帯は、(1または複数の)ふさを形成する。ふさは、それ自体柔軟であって、毛髪本体において、互いに対して無差別に配向される。このように、さらなる接触領域がふさによって無作為に生じる。
これらの無作為的な配向を拡大して接触を拡げるために、ふさは少なくとも2つのフラップを含む。例えばフラップは、ふさの縦軸とは分かれている中間軸に沿って切断される。
接合領域は、空洞が少なくとも指1本を収容するための少なくとも1つの突起部を有するように、少なくとも1つの湾曲部を形成する。接合領域は理想的には、それぞれが手の1本の指を収容するための複数の突起部を区切っており、空洞は手袋を形成する。少なくとも1つの突起部はさらに、少なくとも1つのふさによって延長する。
少なくとも1つのシートは不織物からなってよい。この種類の不織物材料には、少なくとも部分的に、化粧製品、特に毛髪トリートメント製品が含浸され得る。
ある変形例では、接合領域は不連続である。この場合、空洞は複数の開口部を有する。
本発明はさらに、費用が安価で且つ、産業的に使用が容易な、単純化された製造方法により、かかる手袋を得ることを可能とする。これは、本発明の製造方法が、損失を発生させず、手袋の切断がさらに単純化され、製造鎖を中断させることなく連続的に実施できることによる。
特に、該方法は、接合領域において2枚の長方形のシート材料を組み合わせ、該接合領域の片側で2枚のシートの間に、少なくとも1つの開口を介して入ることができる空洞を形成することに関する。接合領域は、該シートの少なくとも1枚が該領域の他方の側に柔軟な帯を形成し、且つ、空洞がシートに対して斜め方向に配向されるように設けられる。
好適には、このように画定された柔軟な帯は次に、かかる部分の位置を画定するように切断される。これらの部分またはふさは、フラップを形成するようにそれ自体切断されてよく;例えばかかる部分およびそのフラップは、パンチを用いて切断することにより作られてもよい。
少なくとも1つのウェブから連続的な帯材料を連続的に製造する方法の場合、かかる部分の切分けはウェブの端と交わらない。よって、ウェブを容易に取り扱うことができる。この場合、シートは、(1または複数の)帯材料のウェブから上記のように形成された手袋を分離するために、例えば、ロール切断によって最後のステージで切断される。
より特定すれば、連続方法において、2枚のシートは、同時に展開されるロール上に配された2つの帯から形成されるか、または、該2枚のシートは、展開されその縦軸の周りに折り重ねられる1つの帯から形成される。該縦軸は好適には、ウェブの展開軸に平行に画定される。
以下の記載を読み、添付図面を観察することにより、本発明はより明確に理解されるであろう。これらは例示としてのみ記載されており、本発明を限定するものではない。
図1は本発明の道具1を示す。道具1は袋状であり、図1においてその上部シートとして示されている第一のシート2と、下部シートとして示されている第二のシート3を含む。この実施例では、シート2と3は互いに向き合い、重畳している。これらのシートは、接合領域4の少なくとも片側で袋を画定するように接合領域4で接合されている。この接合領域4は、少なくとも1つの湾曲を含み、この湾曲の内側に袋が現れる。さらに、このように組み合わされたシートの間に使用者が手を入れられるように、袋は開口している。好適には接合領域4は、道具1のシートの外形でなく、内側で画定されている。
シート2と3は、接着剤接合、熱溶接、超音波または高周波溶接等のアセンブリ手段で接合される。好適には、シートの構成材料に適したアセンブリ手段が選択される。
シートは好適には、不織物材料からなる。例えば、70%ビスコースおよび30%ポリエチレンテレフタレートからなる材料が選択される。溶液を含浸できるような吸収材料が好ましい。例えば、ボディ用衛生製品、またはより特定すれば、シャンプー、髪染め、補水剤または固定剤(毛髪をセットする製品)等のヘアケア製品を含浸させる。このシートは例えば、厚さが70グラム/mのオーダーの密度を有する厚みが薄い平坦形状である。
図1の実施例では、シート2と3は長方形であって、厳密に対向する少なくとも3つの共有境界5,6,7を有する。これらの3つの境界のうち、境界5と7は、接合領域4を通じて接合しており、一方、境界6は、シート2と3がこの境界を通じて接合していないことから「開口」しているとされる。従って、境界6は開口部8を有する。使用者は例えば、開口部8から手を入れて、シート2と3の間に配置する。
接合領域4は、図1の実施例では連続している。特に、接合領域4の線分9は、境界5と7とを接続する。シート2と3は、この線分9において接合している。従って、道具1は、これら2枚のシート2と3の間に空洞10を形成し、この空洞10へは、開口部8からのみ入ることができる。
接合領域4に対して、空洞10は、線分9の第一の側11、つまり図1の左側にある。一方、柔軟な帯12は、線分9の第二の側13にある。柔軟な帯12は、接合領域4を超えて続くシート2または3の一部分に対応している。図1では、第一のシート2が接合領域4を超えて続き、この柔軟な帯12を形成している。従って、接合領域4の線分9は、シート2の境界ではない。柔軟な帯12は、シート2の残りの部分に対して可動的であり、シート2の該部分は、第二のシート3とともにしっかりと保持されている。例えば、この柔軟な帯12は、センチメートルのオーダーの長さに亘って線分9に対して直角に延びている。例えばこの長さは、0.5センチメートルないし5センチメートルである。
あるいは、接合領域4は、道具1が柔軟な帯12のような少なくとも1つの突起部を有する限り、不連続であってもよい。
または、2枚のシート2および3が、柔軟な帯12のような柔軟な帯を有していてもよい。この場合、第二のシート3は、第二の柔軟な帯14を有する。柔軟な帯12および14は、必ずしも同一形状でなく、重畳されなくてもよい。それらは、互いから独立している。事実上、シート2および3は、必ずしも同一形状でなく、部分的に相互に対向しているだけでもよい。
他の実施例では、柔軟な帯は、接合領域の全長に亘り形成されてもよい。この場合、柔軟な帯12は、接合領域4の全体または一部分に亘って第二の側13を超えて延びる。
図2に図示された好適な実施態様では、道具1は長方形であり、ここでの接合領域4は、連続的であり、空洞10の突起部16を形成するための少なくとも1つの湾曲部15を有する。突起部16は、より特定すれば空洞10が管状に延びた部分である。この環状延長部16は特に、使用者の指を収容できるように設けられる。好適には接合領域4は、複数の湾曲部分を形成し、該部分は共に接合されて、管状延長部16のような複数の管状延長部を形成する。例えば、空洞10は、それぞれが手の指の1本を入れるための、16のような5本の管状延長部を有する。この場合、各5つの延長部の内側輪郭は、収容されることとなる指(親指、人差し指、中指、薬指または小指)の形状に適合する形状であってよい。
このように、袋は、接合領域4の第一の側11に手袋を画定する。接合領域4の第二の側13は、接合領域4を超えて続く柔軟な帯12および任意で柔軟な帯14である。
手袋の指部を互いから分離するために、柔軟な帯12の切分け線17を設ける。次に、帯12を少なくとも2つのふさ18と19にそれぞれ分離する。切分け線17は、柔軟な帯12で、実質的に接合領域4に達するまで、接合領域4に交わる軸に沿って設けられる。さらに、切分け線17は、道具1を囲む(この例では長方形の)表面の境界20まで続く。従って2つのふさ18および19は、接合領域4で保持され、シート2と連続した状態のままでいる。さらに、ふさ18および19は、一方で切分け線17および長方形の境界20によって画定される。
手袋が5本指を有する場合、このために、17のような切分け線が4つ、17、21、22、および23がそれぞれ設けられる。従って、柔軟な帯は、5つのふさ、18、19、24、25および26にそれぞれ分割される。例えば、切分け線17は、「人差し指」から「親指」を分離し、ふさ18が「親指」の周りにできる。切分け線21は、「中指」から「人差し指」を分離し、ふさ19が「人差し指」の周りにできる。切分け線22は、「薬指」から「中指」を分離し、ふさ24が「中指」の周りにできる。切分け線23は、「小指」から「薬指」を分離し、ふさ25が「薬指」の周りにでき、最後にふさ26が「小指」の周りにできる。
手の縦軸27は、前腕の軸と同一軸として設けられており、特に指が前腕と平行している場合には、縦軸は、前腕の軸の延長先で画定されている。好適には、開口部8は、手の縦軸27が、手袋が形成されている長方形に対して斜めになるように、設けられる。図2において、開口部8は、該長方形の角に形成されている。この目的のために、接合領域4は、長方形の外側輪郭上において角の両側の2点で開口し、この2点の間に開口部8が形成される。本実施例では、第一の点は第一の端50の高さで開口し、第二の点は第一の端50に隣接している第二の端51の高さで開口する。この場合、2つの端50および51は、直交して示されている。
道具1は、それぞれが接合領域4を超えて続くシート2および3である、2つの柔軟な帯12および14を有する場合、好適には、第二の帯14も、帯12のふさのようなふさを有する。2つの帯12および14のふさは、好適には同時に切断される。
ふさを、少なくとも2つのフラップ28および28´を有するように切断してもよい。このフラップは、中間切分け軸29に沿って設けられる。例えば、ふさ18は、少なくとも1つの中間切分け軸29を有し、少なくとも2つのフラップ28と28´を形成する。図2において、ふさ18は、29のような6つの中間切分け線29により分離される、28および28´のような7つのフラップを有する。これら中間切分け線29のそれぞれの軸は、接合領域4まで続く。例えば、各フラップの端は、接合領域4の一部分に相当する。あるいは、かかるフラップは、互いに平行な軸に沿って切断されてもよく、この場合には、全てのフラップの端が接合領域4により形成されるわけではない。
好適には、ふさの縦軸30は、突起部16の主延長軸(つまり、該突起部に挿入される指に沿った軸)にほぼ対応するように設けられる。接合領域4は、この縦軸30の各側に湾曲した接合部分を有する。よって中間切分け軸29は、この縦軸30とは分かれている。
ふさとフラップを設けることにより、手袋の面積を拡大することができ、特に、その内側で手袋が画定される、本実施例では長方形の表面に含まれている全ての材料を完全に利用できる。図3に図示されたように、ふさとフラップにより、毛髪表面との接触が増加し、さらに、頭皮マッサージが改善される。指が毛髪全体を複数の塊に分け、様々なフラップとふさがこれらの塊に無差別に入り込む。
道具1の製造方法は、複数のステージで実施される。第一ステージでは、2枚のシート2および3を組み合わせる。
1のような道具を複数製造するための連続的方法の場合、シート2および3は、連続的な帯材料の少なくとも1つのウェブ内に形成される。
図4において、シート2は、ロール32の状態で蓄えられた第一のウェブ31にでき、第二のシート3は、第二のロール34の状態で蓄えられた第二のウェブ33にできる。この場合、ロール32と34は、2つのウェブ31と33を対向させるように同時に展開される。ロールは、矢印35に沿って、図4と5では左から右へ展開される。
かかる連続製造方法の他の例では、一個のロールが提供され、ロールを展開すると、これに対応する連続帯素材のウェブが、折り畳んで2層または2つの帯部分を形成することができる幅を有し、各部分は、互いに対向する2枚のシート2および3を形成できる。該ウェブは、徐々に展開されながら、その縦軸(例えばその主延長軸)の周りに折り畳まれる。
第二のステージAでは、2枚のシート2および3は、少なくとも接合領域4で互いに接合される。例えばこの接合は、接着剤接合または、熱溶接または超音波溶接等の溶接により実施される。
(1または複数の)ウェブは、ロールを展開する機械装置によって給送される。ウェブは展開されると、この接合が可能な器具の下に給送される。この器具は、その下を移動しているウェブに、一定間隔で接合領域の模様を作る。複数の接合線を有する帯がこのようにして得られ、最終的に、1のような道具を複数作ることができる。好適には、接合領域の模様が作成される規則性は、ウェブの送り速度の関数として定義される。
例えば接合領域は、ウェブの自由端まで形成され、該自由端はウェブの縦軸に平行に画定される。従って、ウェブの自由端は、例えば将来の第二の端51を形成することとなる端である。
接合領域4を含むシートまたは適切ならばウェブ部分は次に、第三のステージBで切断される。この切断により、特に、17のような切分け線と、29のような中間切分け線が形成される。図5において上部から見たウェブ31は、接合領域の模様だけでなく、17および29のような切分け線の模様も有する。
この第三ステージBの間に提供される切断は、例えばパンチを用いてなされる。例えば、下を移動しているウェブに形成されることとなる切断模様に沿った刃を外側輪郭に有する筒が切断のために提供される。この切断位置が接合領域4に対してオフセットとすべき場合には、刀の付いた筒の回転速度もまた、ウェブの送り速度の関数として規定されるので、切断はほぼ接合領域4まで続く。
図示していない変形例で、ウェブの給送を容易化するために、模様は、ウェブの残りから模様が依然として分離されないように切断される。切断完了後でさえも、ウェブは断片を有さない平坦な形状のままであるから、このウェブが形成している平面を拡げるおそれがない。よってこの例では、ウェブの端までは切断しないので、ウェブには断片ではなく欠刻のみが形成される。
最後に、最終ステージEで、接合領域4および切分け線17および28を含む部分をウェブの残りから分離する。この最後のステージでは、例えば、切断ロール下に通過させて長方形36をウェブの残りから分離できる。この最後のステージは、特に長方形36の境界20、特に第一の端50を形成する切断を実施する。いまだそうでない場合には、長方形36は、接合領域4がこの境界20の2点で開口し、この2点の間で開口部8を形成するように切断される。手袋の内側輪郭を特定できるように、接合領域4はさらに長方形36の内側に連続的に形成される。
あるいは、含浸ステージCを設けてもよく、その後に任意で乾燥ステージDが続く。両ステージは、最終ステージEの予備ステージとして設けられる。ステージCおよびDは、2枚のシートの一方の少なくとも一部分に実施され得る。
当該連続的方法の場合、接合と切断がなされた当該2つのウェブの一方の少なくとも一部分は、化粧溶液を充填させた浴槽37を通って給送される。変形例では、目的とするパッケージに応じて浴槽37での含浸後に乾燥ステージDを設けることもでき、該乾燥は、長方形36が残りのウェブから切離される最終ステージEの前に行われる。
ウェブを連続的に展開する場合、ウェブ幅に応じて、1のような道具を複数、同一のウェブ上で同時に作ってもよい。
同様に、ウェブ幅に応じて、1のような道具を複数、同一のウェブ上で連続的に作ってもよい。
本発明の中空道具の外形図。 本発明の道具の好適な実施態様の平面図。 本発明の道具の好適な実施態様の外形図。 本発明の中空道具の製造方法の概略図。 図4の方法で利用されるウェブの平面図。
符号の説明
1 道具
2、3 シート
4 接合領域
8 開口部
9 線分
10 空洞
12、14 柔軟な帯
15 湾曲部
16 突起部
17、21、22、23 切分け線
18、19、24、25、26 ふさ
27 手の縦軸
28、28´ フラップ
29 中間切分け線
30 ふさの縦軸
20、50、51 長方形の境界
31、33 ウェブ
32、34 ロール
36 長方形
37 浴槽

Claims (24)

  1. 第一のシート(2)と第二のシート(3)を含み、第一のシートが接合領域(4)で第二のシートと接合し、少なくとも1つの開口部(8)を介して入ることができ各指を収容するための5つの突起部を輪郭付ける空洞が接合領域(4)の片側(11)で該2枚のシートの間に形成されている手袋(1)であって、該手袋は、接合領域(4)の他方の側(13)に、該シートの少なくとも1枚により形成された少なくとも1つの柔軟な帯(12)を有することと、該2枚のシートがそれぞれ長方形であり、該空洞が該シートに対して斜め方向に配向されることを特徴とする手袋。
  2. 1または複数の柔軟な帯が2枚のシートにより形成されることを特徴とする請求項1に記載の手袋。
  3. 1または複数の柔軟な帯が、ふさ(18、19、24、25、26)を形成することを特徴とする請求項1または2に記載の手袋。
  4. 少なくとも1つのふさ(18)が、該ふさの縦軸(30)とは分かれている中間軸(29)に沿って切断される少なくとも2つのフラップ(28、28´)を備えることを特徴とする請求項3に記載の手袋。
  5. 空洞が指を収容するための5つの突起部(16)を有するように、接合領域が湾曲を形成することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の手袋。
  6. 接合領域が、手の指をそれぞれ収容するための複数の突起部を区切り、少なくとも1つの突起部が、少なくとも1つのふさ(18、19、24、25、26)によって延長されていることを特徴とする請求項5に記載の手袋。
  7. 組み合わされたシートが重畳されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の手袋。
  8. 少なくとも1枚のシートが不織物材料からなることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の手袋。
  9. 化粧製品が少なくとも部分的に含浸されていることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の手袋。
  10. 化粧製品が、ヘアトリートメント製品であることを特徴とする請求項9に記載の手袋。
  11. 接合領域が不連続であることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1項に記載の手袋。
  12. 少なくとも開口部(8)を介して入ることができる空洞(10)を該2枚のシートの間に形成するために、接合領域(4)において第一の長方形シート(2)を第二の長方形シート(3)に接合することからなる方法であって、該空洞は該接合領域(4)の片側(11)に形成されており、該接合領域は、手袋が接合領域の他方の側(13)に少なくとも1枚のシートにより形成された少なくとも1つの柔軟な帯(12)を有するように形成されており、該空洞は該シートに対して斜め方向に配向されている、請求項1ないし11のいずれか1項に記載の手袋を製造するための方法。
  13. a)2枚のシート(2、3)を互いに対向して配置するステージと、
    b)2枚のシートを該接合領域(4)において接合するステージ(A)と、
    c)ふさ(18、19、24、25、26)を該柔軟な帯から切断するステージ(B)、
    を備える請求項12に記載の方法。
  14. さらに、
    d)該手袋を帯材料の1または複数のウェブから分離するステージ、
    を含む、シートを連続的な帯材料の少なくとも1つのウェブから形成することを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 接合領域を接着剤接合によって形成することを特徴とする請求項11ないし14のいずれか1項に記載の方法。
  16. 接合領域を熱溶接、超音波溶接等の溶接によって形成することを特徴とする請求項11ないし14のいずれか1項に記載の方法。
  17. フラップ(28、28´)を有するようにパンチを用いてふさ自体を切断することを特徴とする請求項13に記載の方法。
  18. 化粧製品を手袋に含浸させるステージをさらに含むことを特徴とする請求項11ないし17のいずれか1項に記載の方法。
  19. 化粧製品が、ヘアトリートメント製品であることを特徴とする請求項18に記載の方法。
  20. 含浸後に乾燥させるステージをさらに含むことを特徴とする請求項18又は19に記載の方法。
  21. 切断によって分離ステージを実施することを特徴とする請求項14に記載の方法。
  22. 切断が、ロールを切断することであることを特徴とする請求項21に記載の方法。
  23. 同時に展開されるロール(32、34)に配せられた2つの連続的な帯から2枚のシートを形成することを特徴とする請求項11ないし22のいずれか1項に記載の方法。
  24. 帯の縦軸の周りに折り畳んだ帯から2枚のシートを形成することを特徴とする請求項11ないし22のいずれか1項に記載の方法。
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