JP4194273B2 - 自動車用の調整可能な座席 - Google Patents

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Description

【0001】
本発明は自動車の座席に関する。
【0002】
多くのタイプの自動車の座席が知られている。
【0003】
一般に、自動車の座席は、下部フレームと、背もたれと、座部とから構成される。
【0004】
下部フレームは、2本の横桁によって連結された平行な2本の縦桁を含んでなる。
【0005】
各縦桁には、座席の前後移動を可能にするために、車両の床の滑り溝の中に軸方向に滑動可能に搭載される、滑動部品が取り付けられている。
【0006】
座部は、座部のクッションを支持する金属の骨組みからなるフレームを含んでなる。
【0007】
この金属のフレームは、金属のフレームの各側面の前方部分と後方部分に、2本の縦桁と共に変形可能な平行四辺形を形成するように設けられた、調整用の2対の連接棒によって回動可能に装着されている。このようにして、座席の位置、特に高さの調整が可能である。
【0008】
さらに、1対の連接棒の回動軸は、その支持に対して並進運動可能であり、このような形態は座席の座部の傾斜の調整を可能にする。
【0009】
背もたれは、背もたれのクッションを支持する金属の骨組みからなるフレームを含んでなる。
【0010】
この金属のフレームは、座部の金属のフレームによって支持された水平な軸の周りに回動可能に取り付けられ、背もたれの垂直方向の傾斜の調整が可能になっている。
【0011】
座部のクッション及び背もたれのクッションは、一般に織物で覆われた合成発泡材の塊である。
【0012】
この座席のタイプは、複数の不都合を呈する。
【0013】
急停車や衝突のような縦方向の衝撃は、座席に重大な荷重をもたらす。例えば前方衝突の際には、搭乗者の身体は前方に投げ出され、特に腰及び肩の高さの安全ベルトは身体を引き止めるが、座席の座部に関しては、衝突が前方及び車両の床方向への荷重をもたらす。従って、座部の金属のフレームの前方部に位置する1対の連接棒は、弾性変形をもたらす高い圧縮荷重を受ける。この弾性変形は、座席の全体としての前方及び下方への、全体として横方向に向いた幾何学的な運動軸の周りの回動運動をもたらす。
【0014】
減速度が十分に激しいと、エアバッグが座席に乗っている人の前に展張するが、調整用の連接棒の変形が、エアバッグの有効性を減殺する。
【0015】
実際、搭乗者の頭及び胸部は、最適接触位置、すなわち座席が前方へ傾斜していないときよりも、低い位置でエアバッグと接触する。この位置は、衝撃の激しさ、即ち減速度が大である程、より低くなる。従って、衝撃がより激しいと、エアバッグの有効性がより減殺される。
【0016】
なお、衝撃後は、一対の前部連接棒は、略最初の状態に戻る。この弾性変形は、全般的に弾性である。
【0017】
調整用の連接棒の変形が、搭乗者の傷害の悪化の原因になる。
【0018】
上記問題を解消するために、本発明は、後部に背もたれが回動可能に取り付けられた略水平な座部部材と、車両の構造に対する上記座部部材の位置を調整する調整装置と、上記調整装置のロック及びアンロック手段とを含んでなる自動車用の調整可能な座席において、上記調整装置の他に補強手段を有し、上記補強手段は、衝突時に上記調整装置の変形を減少させて、全体として横方向を向いた幾何学的な回動軸の周りの上記座席の特に前向きの回動運動を減少させるように、縦方向衝突、特に車両の前方衝突によって引き起こされた衝突の荷重の少なくとも一部を負担し、−上記補強手段は、少なくとも1つの補強脚を含んでなり、上記補強脚は、その第1端部を介して上記座席の上記座部部材の横方向回動軸に回動可能に取り付けられ、その第2端部が上記車両の構造と補強のために係合する係合位置と、上記座部部材の位置の調整を可能にするための引込み位置との間を、上記横方向回動軸の周りに回動され、上記座席(10)が調節されるとき以外は、上記補強脚(64)は、上記係合位置に維持されることを特徴とする、自動車用の調整可能な座席を提供する。
【0019】
本発明のその他の特徴によれば
上記補強脚の上記第2端部は、上記車両の構造に連結されたノッチ部材に係合して上記係合位置に位置決めされ;
−上記補強脚は、上記係合位置へ弾性的に引き戻され;
−上記補強脚は、上記補強脚を上記係合位置と上記引込み位置との間に回動させる制御装置に連結され;
−上記制御装置は、上記補強脚の、上記横方向回動軸と上記第2端部との間に位置する領域に接続されたバーを有し、上記バーの移動が上記補強脚の上記係合位置と上記引込み位置との間の上記横方向回動軸の周りの回動を可能にし;
−上記制御装置は、上記調整装置の上記ロック及びアンロック手段によって駆動され;
−上記調整装置がアンロック状態になったときには、上記調整装置がロック状態になるまで、上記補強脚は上記引込み位置にあり;
−上記座席の上記座部部材の位置の上記調整装置は、2つの前部連接棒と2つの後部連接棒を含んでなり;
−上記補強脚の上方の端部の回動軸は、上記座席の上記座部部材の前方部分に取り付けられ;
−上記補強脚は、上記車両の上記座席の上記座部部材の側方部材に回動可能に取り付けられ;
−上記補強手段が対称に設けられ、それらが同時に制御される2つの補強脚を含んでなる。
【0020】
本発明のその他の特徴及び利点は、理解のために添付の図面を参照する、以下の詳細な説明を読むことにより明らかとなるであろう。
【0021】
図1は、従来技術による調整手段を備えた自動車の座席を示す斜視図である。
【0022】
図2は、図1の座席と同様な座席の高位置において示された概略図である。
【0023】
図3は、図2と同様な図であり、座席は低位置において示されている。
【0024】
図4は、座席調整手段の制御レバーの動作を詳細に示す図である。
【0025】
図5は、衝撃を受けた際の、従来技術による座席の姿勢の概略図である。
【0026】
図6は、本発明の教示に従って製作された、エネルギ吸収装置を備えた自動車の座席を示す斜視図である。
【0027】
図7は、前の図と同様な座席の概略図であり、座席調整手段の制御レバーとエネルギ吸収装置は、中立位置にある。
【0028】
図8は、前の図と同様な概略図であり、座席調整手段の制御レバーは、中間位置にある。
【0029】
図9は、係合位置と引込み位置における、エネルギ吸収装置の概略図である。
【0030】
図1に、従来技術による座席10を示す。座席10は、自動車の床12の上を、縦方向移動軸X−X’に沿って前後に滑動可能に搭載されている。
【0031】
以下の説明において用いる前後方向は、座席10の縦断面を示す図3の左右方向に該当する。
【0032】
図1に関しては、前は、縦方向移動軸X−X’の「X側」であり、後は、縦方向移動軸X−X’の「X’側」である。
【0033】
座席10の左右は、「X側」に向いたときの、縦方向移動軸X−X’の左右と定義する。
【0034】
座席10は、縦方向移動軸X−X’を含み、床12に直交する対称な面Pを含んでいる。
【0035】
座席10は、座部部材14と、背もたれ16と、左構造部材18と、右構造部材20とを含んでなる。
【0036】
背もたれ16は、座部部材14の後に位置する水平軸Aの周りに回動可能に取り付けられている。
【0037】
左構造部材18と右構造部材20は、面Pに関して対称であるので、今後は左構造部材18についてのみ詳細に記載する。左構造部材18と右構造部材20を構成する各部品は、それぞれ同一の参照符号で指示する。
【0038】
左構造部材18は、座席10の座部部材14を調整する調整装置21を有している。調整装置21は、左構造部材18の支持部材26にそれぞれ取り付けられた軸からなる第1水平回動軸A1と第2水平回動軸A2の周りに各下端部がそれぞれ回動可能に取り付けられた、前部連接棒22と後部連接棒24とからなる。
【0039】
支持部材26は、床12の滑り溝32に対向している。
【0040】
左構造部材18の支持部材26は、縦方向移動軸X−X’に沿った座席10の移動と縦方向位置の調整を可能とするために、滑り溝32の中に取り付けられた、公知のタイプの滑動部材34を有している。
【0041】
前部連接棒22と後部連接棒24の各上端部は、それぞれ回動軸A3と回動軸A4の周りに回動可能に取り付けられている。回動軸A3と回動軸A4は、座席10の座部部材14によって支持された軸からなり、略水平な面内にあり、縦方向移動軸X−X’に直交する方向にある。
【0042】
このようにして、前部連接棒22と後部連接棒24は、支持部材26と座部部材14と共に、図2に示す高位置と図3に示す低位置との間で座席10の高さを調整することを可能にする、変形可能な平行四辺形を形成している。
【0043】
左構造部材18の前部連接棒22と後部連接棒24のそれぞれは、右構造部材20の対応する各連接棒と、それぞれ前部横方向連結管28と後部横方向連結管29によって連結されている。前部横方向連結管28と後部横方向連結管29は、鋼のような材料で作られている。
【0044】
前部連接棒22と後部連接棒24は、それぞれ座席10の座部部材の高位置と低位置に対応する略垂直な位置と、後方に傾斜した位置との間を移動可能である。この配置は望ましい配置である。というのは、滑り溝32に対する支持部材26の位置決めにとって、低位置は、座席10が車両の前部に対して後退させられた位置であり、このことは身長の高い搭乗者に、一般に身長に比例する脚を最大限に離して置くことを可能にする。
【0045】
反対に、高位置は、座席10が車両の前部に対して接近させられた位置である。従って、これは、この高位置を使用し、通常の場合、脚の置き場所についての要求が少ない、身長の低い搭乗者により適応している。
【0046】
望ましくは、前部連接棒22と後部連接棒24の回動部の個所に、図示していない緩衝部材が設けられる。緩衝部材は、車両の振動を吸収し、搭乗者の快適性を保証する。緩衝部材は、特にエラストマーのリングからなる。
【0047】
望ましくは、第1水平回動軸A1、第2水平回動軸A2、回動軸A3、回動軸A4の内のどれかは、水平な床12に相対的な、座席10の座部部材14の向きが調整できるように、それが取り付けられている部材に対して並進運動可能にされる。
【0048】
一つの変形においては、前部連接棒22と後部連接棒24に代えて油圧ジャッキが用いられる。
【0049】
前部連接棒22と後部連接棒24の、それぞれの回動軸の周りの回動は、座席10の一方の側に設けられた調整手段36を介して実行される。
【0050】
調整手段36は、座席10の前方または後方へ伸びるレバー38を含んでなる。図示された例においては、レバー38は後方へ伸びている。レバー38の前方端部は、例えば溶接または嵌入によって、回転軸A5の歯付きピニオン42を制御する機構40に連接されている。歯付きピニオン42は歯付き扇形部44と係合する。
【0051】
歯付き扇形部44は、例えば後部連接棒24である連接棒に連結されており、回動軸A4に中心決めされている。
【0052】
図1において、レバー38は座部部材14の左側に位置しており、従って機構40は、歯付きピニオン42が座部部材14の内部、すなわち左右の2つの縦の支持部材の間に取り付けられるように、座部部材14の左の支持部材によって支持されている。
【0053】
調整手段36の作用は以下のとおりである。
【0054】
レバー38が図4に示す中立位置Nにあるときには、機構40は座部部材14をロックする。
【0055】
座部部材14を上へ移動させるためには、搭乗者は、中立位置Nから、矢印で図示した第1の方向S1へ、第1の扇形の角度46だけ、レバー38を動かす。機構40は、歯付きピニオン42に与えられた回転角度をもたらす、ラチェットまたは円盤のような、クラッチ盤タイプの部材からなる。歯付きピニオン42は、歯付き扇形部44と係合しており、回動軸A4の周りの反時計方向の回動を後部連接棒24に生じさせる。次いで、レバー38は中立位置Nに戻されるが、座部部材14はレバー38の移動間はロックされたままに留まる。要すれば、座部部材14に所望の調整が得られるまで、この操作を複数回繰返す。
【0056】
座部部材14を下へ移動させるためには、搭乗者は、中立位置Nから、矢印で図示した第2の方向S2へ、第2の扇形の角度48だけ、レバー38を動かす。このとき、機構40は、歯付きピニオン42に与えられた回転角度をもたらすことが可能になる。歯付きピニオン42は、歯付き扇形部44と係合しており、回動軸A4の周りの時計方向の回動を後部連接棒24に生じさせる。
【0057】
一つの変形においては、レバー38と歯付きピニオン42とのロックが解除されたときには、座席と搭乗者の重量を受けて座部部材14が降下するようにする。望ましくは、補償バネのような装置によってこの動きにブレーキがかけられるようにする。
【0058】
座部部材14の左の後部連接棒24の回動運動は、後部横方向連結管29を介して、右の後部連接棒24へ伝達される。図示しない一つの変形においては、調整手段36は、機構40によって同時に制御される、2つの後部連接棒24の各歯付き扇形部44に直接係合する2つの歯付きピニオン42を含んでなる。
【0059】
座部部材14の移動が中立位置Nに対して上向きであっても下向きであっても、第1の扇形の角度46と第2の扇形の角度48の最初の部分においては、座部部材14の動きは生じない。この最初の部分は、例えば4°〜5°のオーダであって、レバー38の「死行程」と呼ばれ、これによって、機構40による、座部部材14のロックとアンロックが可能になる。
【0060】
図示しないバネまたは弾性薄板のような戻し部材が、レバー38を中立位置Nへ戻すように常に作用する。従って、搭乗者がレバーを第1の扇形角度46または第2の扇形の角度48だけ動かしたときに、レバーを反対向きに動かさないでも、レバー38は戻し部材によって中立位置Nへ戻される。
【0061】
前方衝突の際には、調整装置は荷重を受け、この荷重が、図5に示すように、特に前部連接棒22及び前部連接棒22の回動部の個所に設けられた緩衝部材に弾性変形をもたらす。このため、座席10の座部部材14が前方へ沈み込む。すなわち、座席10の座部部材14が全体として、全般的に横方向に向いた幾何学的な運動の軸の周りに回動する。
【0062】
従来の自動車の座席については、この沈下量は40mmを超えることがある。このような変形は乗客にとっての快適性を損ない、更に、このためエアバッグのような安全装置は、前記したように、最適条件において作動することができない。
【0063】
図6に示す本願発明は、このような問題の解決を提供する。
【0064】
従来技術の部材と同一または類似の部材は同じ符号によって示す。
【0065】
本発明によれば、座席10の座部部材14に補強手段56を取り付ける。補強手段56は、特に自動車の前方衝突の衝撃に起因するエネルギの大部分を、車両の構造へ伝達することを可能にする。補強手段56は、調整装置21、特にその前部連接棒22の、衝突時における変形を大きく減らし、更に変形をなくしさえする。補強手段56は、座席10の傾斜を少なくし、その結果、車両の構造に対する搭乗者の身体の移動を少なくする。従って、搭乗者の快適性が大いに改善される。更に、搭乗者の身体各部、特に頭部と胸部の位置は、衝撃の強さに係りなく一定に保たれるので、これらの位置に対する、エアバッグのような安全装置の位置を最適にすることができる。
【0066】
補強手段56は、支持部材26に連結されたラチェットを有する歯車の部分のようなノッチ部材62と補強脚64とから構成される。補強脚64は、ノッチ部材62に載り、座部部材14と制御装置65とに連結されている。
【0067】
補強脚64は、概ね長方形をなし、概ね垂直方向に向けられている。この形態は、補強脚64に、最小の横断面、従って小さい重量を有しながら、最大のエネルギを伝達することを可能にさせる。
【0068】
補強脚64は、その上方の第1端部66を介して、座席10の座部部材14に設けられた横方向回動軸A6に回動可能に取り付けられ、その下方の第2端部72がノッチ部材62と係合している補強のための係合位置と、座部部材14の位置の調整を可能にする引込み位置との間を、横方向回動軸A6の周りに回動可能である。
【0069】
制御装置65は、細長いバー76からなる。バー76は、その前方端部78を介して補強脚64に回動可能に取り付けられている。バー76の後方端部80は、機構40の円形部材82に偏心して設けられた回動軸A7の周りに回動可能に取り付けられている。
【0070】
回動軸A7は、円形部材82の前方部分の回転軸A5を含む水平面内に設けられている。従って、レバー38の第1の扇形角度46または第2の扇形角度48内における移動が、バー76の後方への移動をもたらし、その結果、補強脚64は反時計方向の回転させされ、係合位置から離れる。
【0071】
図7に摸式的に示す変形においては、回動軸A7は、回転軸A5を含む水平面内には設けられない。この場合、制御装置65のバー76の後方端部80は、円形部材82に固定された止め金具86と係合する開口部84を有する。円形部材82は、レバー38がどの方向へ移動しても、補強脚64に反時計方向の回転を可能にする。
【0072】
図7は、中立位置Nにおけるレバー38を示す。レバー38が第1の扇形角度46内において第1の方向S1へ操作されると、図8に示すように、止め金具86は、開口部84内を止め金具86が開口部84の上端部に接触するまで移動する。レバー38の移動を続行すると、バー76は後方へ牽引され、補強脚64の引込み位置への回転が引き起こされる。
【0073】
反対に、レバー38が第2の扇形角度48内において第2の方向S2へ操作されると、開口部84の下端部に接触している止め金具86は、バー76を後方へ牽引し、補強脚64の引込み位置への回転を引き起こす。
【0074】
図9に示すように、補強脚64に、引張りバネのような弾性引き戻し部材88を設ける。弾性引き戻し部材88の前方の第1端部90は、座席10の座部部材14の前方部分に固定され、弾性引き戻し部材88の後方の第2端部92は、補強脚64の第2端部72に近接して連接されている。
【0075】
弾性引き戻し部材88は、補強脚64の第2端部72とノッチ部材62との係合を維持する、前方向の力を補強脚64へ作用させる。弾性引き戻し部材88は、一方では補強脚64の係合位置への復帰の保証を、他方では補強脚64が振動を受け、ノッチ部材62とぶつかりあって騒音を発生することの回避を可能にする。
【0076】
調整装置21及び補強手段56の機能は次の通りである。
【0077】
図9に示すように、レバー38が実線で示された中立位置Nにある時には、座席10の座部部材14の位置は、ロックされており、補強脚64はノッチ部材62との係合位置にある。従って、衝突、特に前面衝突の際に、搭乗者と座席10によって発生される荷重の略全量は、補強脚64とノッチ部材62とを介して、車両の構造へ伝達される。従って、調整装置21の変形は大いに減少される。
【0078】
衝突による荷重は、時には極めて大きい。補強脚64の第2端部72がノッチ部材62に対して滑ることによるあらゆるリスクを回避するために、第2端部72の両側に2つの側板94が付加される。2つの側板94は、第2端部72のノッチ部材62に対する横方向移動を妨げる。
【0079】
座席10の座部部材14の高さを調整する際には、搭乗者はレバー38を、図9に示すように、上げることを望むか下げることを望むかに応じて、第1の方向S1または第2の方向S2へ動かす。
【0080】
レバー38の回転の最初の段階においては、制御装置65は、補強脚64の、実線で示した係合位置から、鎖線で示した引込み位置への、反時計方向の回動を引き起こす。従って、レバー38の「死行程」の終りには、補強脚64の第2端部72はもはやノッチ部材62に載ってはおらず、調整装置21はアンロックされる。
【0081】
そこで、レバー38の移動を続行すると、座部部材14の上昇または降下がもたらされる。
【0082】
レバー38が中立位置Nに戻されると、「死行程」の間に、機構40は座部部材14の移動をロックし、補強脚64は係合位置へ再び戻る。
【0083】
このように、補強手段56は、使用者にとって分かりやすい。「死行程」を超える角度範囲以上にレバー38が動かされる度毎に、機構40は補強脚64が係合位置を離れた後で、座部部材14の移動をアンロックする。
【0084】
本発明は、搭乗者の快適性を改善し、衝突時の搭乗者の安全性を最適化する。更に、衝突時における座席の支持のみならず、座席10の座部部材14の調整の独特な機能を有する前部連接棒22及び後部連接棒24は、それらの寸法を大いに縮小することが可能である。
【0085】
上記の説明は、本発明を限定するものではない。補強手段56は、面Pに関して対称に設けることができる。この場合、補強手段56は、座席10の座部部材14の両側に位置し、同時に制御される、補強脚64からなる。更に、調整手段36は、例えば、刻み付き制御ノブで構成することができ、刻み付き制御ノブの横方向移動が、一方では座部部材14の移動のロックとアンロックを、他方では補強脚64の係合位置から引込み位置への移行を可能にし、またその回動が座部部材14の高さの調整を可能にする。

Claims (11)

  1. 後部に背もたれ(16)が回動可能に取り付けられた略水平な座部部材(14)と、車両の構造に対する上記座部部材(14)の位置を調整する調整装置(21)と、上記調整装置(21)のロック及びアンロック手段とを含んでなる自動車用の調整可能な座席(10)において、上記調整装置(21)の他に補強手段(56)を有し、上記補強手段(56)は、衝突時に上記調整装置(21)の変形を減少させて、全体として横方向を向いた幾何学的な回動軸の周りの上記座席(10)の特に前向きの回動運動を減少させるように、縦方向衝突、特に車両の前方衝突によって引き起こされた衝突の荷重の少なくとも一部を負担し、上記補強手段(56)は、少なくとも1つの補強脚(64)を含んでなり、上記補強脚(64)は、その第1端部(66)を介して上記座席(10)の上記座部部材(14)の横方向回動軸(A6)に回動可能に取り付けられ、その第2端部(72)が上記車両の構造と補強のために係合する係合位置と、上記座部部材(14)の位置の調整を可能にするための引込み位置との間を、上記横方向回動軸(A6)の周りに回動され、上記座席(10)が調節されるとき以外は、上記補強脚(64)は、上記係合位置に維持されることを特徴とする、自動車用の調整可能な座席。
  2. 上記補強脚(64)の上記第2端部(72)は、上記車両の構造に連結されたノッチ部材(62)に係合して上記係合位置に位置決めされることを特徴とする、請求項に記載の自動車用の調整可能な座席。
  3. 上記補強脚(64)は、上記係合位置へ弾性的に引き戻されることを特徴とする、請求項またはに記載の自動車用の調整可能な座席。
  4. 上記補強脚(64)は、上記補強脚(64)を上記係合位置と上記引込み位置との間に回動させる制御装置(65)に連結されていることを特徴とする、請求項のいずれか1つに記載の自動車用の調整可能な座席。
  5. 上記制御装置(65)は、上記補強脚(64)の、上記横方向回動軸(A6)と上記第2端部(72)との間に位置する領域に接続されたバー(76)を有し、上記バー(76)の移動が上記補強脚(64)の上記係合位置と上記引込み位置との間の上記横方向回動軸(A6)の周りの回動を可能にすることを特徴とする、請求項に記載の自動車用の調整可能な座席。
  6. 上記制御装置(65)は、上記調整装置(21)の上記ロック及びアンロック手段によって駆動されることを特徴とする、請求項に記載の自動車用の調整可能な座席。
  7. 上記調整装置(21)がアンロック状態になったときには、上記調整装置(21)がロック状態になるまでは、上記補強脚(64)は上記引込み位置にあることを特徴とする、請求項に記載の自動車用の調整可能な座席。
  8. 上記座席(10)の上記座部部材(14)の位置の上記調整装置(21)は、2つの前部連接棒(22)と2つの後部連接棒(24)を含んでなることを特徴とする、請求項1〜のいずれか1つに記載の自動車用の調整可能な座席。
  9. 上記補強脚(64)の上方の端部の回動軸は、上記座席(10)の上記座部部材(14)の前方部分に取り付けられていることを特徴とする、請求項のいずれか1つに記載の自動車用の調整可能な座席。
  10. 上記補強脚は、上記車両の上記座席の上記座部部材の側方部材に回動可能に取り付けられていることを特徴とする、請求項のいずれか1つに記載の自動車用の調整可能な座席。
  11. 上記補強手段(56)が対称に設けられ、それらが同時に制御される2つの補強脚(64)を含んでなることを特徴とする、請求項〜1のいずれか1つに記載の自動車用の調整可能な座席。
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