JP4194157B2 - キー入力装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、操作キーによるキー入力装置に係り、ビデオカメラなどのズームキーに用いて好適なものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の操作キーによるキー入力装置に関して、ビデオカメラを例に以下説明する。従来、ビデオカメラにおいてオートフォーカスやパワーズーム機能を装備したものが多い。そして近年、ビデオカメラの小型化によりズームキーなどのキー類も小さなものが多くなっている。それ以前ではたとえば図3に示されるようなビデオカメラ100において、手指を2本使用してズーミングを行うシーソー型のズームキー110が主流であった。なお、このビデオカメラ100は、カメラボディ101の所定部位にレンズユニット102、ファインダユニット103あるいは開閉式のディスプレイ104等を備えている。
【0003】
そして近年、上述のようにビデオカメラの小型化が進み、最近では図4のような指1本で操作可能なズームキー120が主流となっている。この図4のビデオカメラ100においても、カメラボディ101の所定部位にレンズユニット102、ファインダユニット103等を備えているが、特にズームキー120はカメラボディ101の手前側に配設されている。
【0004】
図5は、従来のビデオカメラ100(図4)に装着されている、この種のズームキー120の代表的な構成例を示している。図5において、121はズーム操作部、122は回転軸123を介してズーム操作部121を回転可能に支持する基部である。124および125は、ズーム操作部121の回動方向A,Bをそれぞれ規制するストッパである。ズーム操作部121はこれらのストッパ124および125に当接する当接部121a,121bを有している。
【0005】
ズーム操作部121は電気的に可変抵抗器に接続されており、ズーミングする際のズーム操作部121の絶対位置により可変抵抗器の抵抗値が変わるようになっている。ズーム操作をしていないときは、ズーム操作部121は中立位置にバネ等の弾力で戻るような構造になっていて、その中立位置では可変抵抗器が中間の抵抗値を出力するようになっている。
【0006】
すなわち可変抵抗器の抵抗値により可動方向Aに動かされたのか、それとも可動方向Bへ動かされたかを検出することができる。実際にビデオカメラ等で使用する場合は電圧変換することにより、マイコン等を使用することでどちらの方向にどのくらい動かされたかを検出することが可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来使用されているズームキーはビデオカメラの超小型化に伴い、指1本でズーミング操作をさせる構造のものが多く、つまり指1本でも確実にズーム動作が行えるようにズーム操作部の可動範囲が小さくなっている。しかしながら、前述のようなズームキー120は指1本で確実に操作できる反面、可動範囲が狭い。そのため複数のズーミング速度を持つビデオカメラで特定速度のズーミングを行う場合などは、ズーム操作部121を一定位置に固定しつづけることが困難である。そのためズーミング速度が変わってしまい、ぎくしゃくしたズーミングになり、品位の悪い映像になってしまう等の問題があった。
【0008】
本発明はかかる実情に鑑み、適正かつ円滑な動作を実現するキー入力装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明によるキー入力装置は、外装部材から突出するとともに手指で操作可能で、その操作中立位置に復帰し得る往復動可能な操作キーを備え、操作キーの移動位置に応じて可変出力が得られるように構成されたキー入力装置であって、
前記操作キーに対する操作力解除時、該操作キーをその中立位置に復帰させるように付勢する第1のバネと、
前記操作キーの側面に設けた摩擦部材または小突起と前記外装部材側に設けた突起部とを含み、両者の係合作用により前記操作キーを制動するキー固定手段と、
前記操作キーの摩擦部材または小突起と、前記外装部材側の突起部との間に空隙を確保するように前記操作キーを付勢する第2のバネと、を有し、
前記操作キーを前記突起部側へ押し付けることで前記キー固定手段が係合状態となる一方で、この押付けを解除することで前記操作キーが前記第2のバネに付勢されて、通常の動作状態に復帰することを特徴とするキー入力装置。
【0010】
また本発明によるキー入力装置において前記操作キーは、移動位置に応じて可変抵抗器の抵抗値を変化させてズーム操作を行うようにしたズームキーとして構成され、前記キー固定手段によって固定された位置に応じてズーミング速度を一定に保持するようにしたことを特徴とする。
【0011】
また本発明のビデオカメラは、上記いずれかのズームキーを備えたことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明によるキー入力装置における好適な実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は、この実施形態に係るズームキー10の構成例を示している。このズームキー10の基本構成は、実質的に従来例のズームキー(図5)と基本的構成および電気的構成において同一である。すなわちズーム操作部11は、回転軸13を介して基部12によって回転可能に支持される。そしてズーム操作部11は、ストッパ14および15に当接する当接部11a,11bを有し、回動方向AおよびBがそれぞれ規制されるようになっている。
【0013】
またズーム操作部11は電気的に可変抵抗器に接続されており、ズーミングする際のズーム操作部11の絶対位置により可変抵抗器の抵抗値が変わるようになっている。ズーム操作をしていないときは、ズーム操作部11は中立位置にバネ等で戻るような構造になっていて、その中立位置では中間の抵抗値を出力するようになっている。
【0014】
本発明においてはズーム操作部11の側面にゴム等の摩擦係数の大きい摩擦部材16が貼着される。摩擦部材16は図1に示されるように、回転軸13のまわりの円周に沿って設けられる。また好ましくは、ズーム操作部11の両側の側面に貼着されるが、いずれか一方の側面であってもよい。あるいはまたズーム操作部11の可動部分をすべてゴム等の摩擦部材16で覆う構造にしてもよい。
【0015】
ズームキー10の可動部分(ズーム操作部11)は、カメラボディの外装部材1から突出するようになっている。つまり外装部材1は、ズームキー10全体の可動部分のみを操作面に出すための覆いである。なお従来例では単に、ズームキーの可動部分以外の部分を覆い隠すためだけのものであった。本発明においては外装部材1においてズームキー10の可動部分を突出させるための穴2が形成され、この穴2の一部、すなわち摩擦部材16の対応部分に摩擦係数が大きくなるようにする処理が施される。
【0016】
この処理としてはたとえば、図示のようにギザギザ状の小刻みな突起部3を形成するものであってよい。突起部3は好ましくは、ズーム操作部11の両側の側面に対応して形成されるが、いずれか一方の側面に対してであってもよい。ズーム操作部11の側面を突起部3に押し付けたときに、ズームキー10に摩擦力が作用して適度に動き難くなるようにする。
【0017】
このように本発明ではズームキー10の可動部の側面もしくは全体に摩擦係数の大きいゴムなどの摩擦部材16を貼着し、また外装部材1にも摩擦係数が大きくなるようにギザギザなどの突起部3を設ける。これにより低速度での一定速のズーミングを行う場合などに、ズーム操作部11を指で外装部材12の突起部3側に押し付けることにより、ズーム操作部11を容易かつ的確に一定位置に固定しつづけることができる。なおズーム操作部11に対する押付けを解除することにより、ズーム操作部11を通常動作に復帰させることができる。
【0018】
(第2の実施形態)
図2は、この実施形態に係るズームキー20の構成例を示している。この例は水平方向にスライドするタイプのズームキー20である。21はズーム操作部であり、電気的に可変抵抗器に接続されている。このズーム操作部21を指で図中の可動方向AまたはBにスライドさせることによってキー操作部21の絶対位置に対応し抵抗値が可変するようになっている。ズーム操作部21には、可動部の適所に設けられたバネ等による弾発性を有する小突起22が付設されている。
【0019】
外装部材1は前述の第1の実施形態の場合と同様に、ズームキー20のズーム操作部21を操作面に出すための覆いである。この例でも外装部材1においてズームキー20のズーム操作部21を突出させるための穴2が形成され、この穴2の一部、すなわちこの例では小突起22の対応部分に摩擦係数が大きくなるようにする処理が施される。この処理としては第1の実施形態の場合と同様に、ギザギザ状の小刻みな突起部3を形成するものであってよい。
【0020】
第2の実施形態において、ズーム操作部21を穴2の側面に押し付けたときにズームキー20が動き難くなるようにする。つまりズーム操作部21を突起部3に押し付けることにより、小突起22が突起部3に弾発的に係合することによってズームキー20本体が固定され動き難くなるような構造になっている。
【0021】
なお本発明において、ズーム本体に装着されているゴム等の摩擦部材16または弾発性を有する小突起22が不用意に、外装部材1に施された突起部3等に接触しないようにするためにズーム操作部11(または21)と突起部3との間に一定の空隙S(図1参照)をもたせるようにしてもよい。この場合バネ等を用いて、そのような空隙Sを確保するようにズーム操作部11(または21)を弾性付勢することで行うことができる。
【0022】
また上述の実施形態においては摩擦部材16をゴム等の材料により形成する例を説明したが、この形成材料としてはゴム等に限らず合成樹脂、合金類等を用いることができる。
【0023】
以上説明したように本実施形態によれば、ズーム操作部11の側面にゴム等の摩擦部材16もしくは突起部を設け、ズームキーを覆う外装部材1にも同様にギザギザなどの突起を設けることにより、可動範囲の少ない小型ズームキーにおいてもキー操作部を不用意に動かないように固定できるため、一定速のズーミングを容易に行うことができる。
【0024】
また上記説明では本発明をビデオカメラに適用した例を説明したが、本発明のキー入力装置はビデオカメラの場合に限らず各種電子機器等における操作キーに対しても有効に適用可能である。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、超小型ビデオカメラにおいても適正かつ円滑なズーミング動作を実現するキー入力装置を提供することができる等の利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態におけるズームキーの構成例を示す図である。
【図2】本発明の第2の実施形態におけるズームキーの構成例を示す図である。
【図3】従来のズームキーに係るビデオカメラの外観図である。
【図4】従来の別のズームキーに係るビデオカメラの外観図である。
【図5】従来のズームキーの構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 外装部材
2 穴
3 突起部
10 ズームキー
11 ズーム操作部
11a,11b 当接部
12 基部
13 回転軸
14,15 ストッパ
16 摩擦部材

Claims (3)

  1. 外装部材から突出するとともに手指で操作可能で、その操作中立位置に復帰し得る往復動可能な操作キーを備え、操作キーの移動位置に応じて可変出力が得られるように構成されたキー入力装置であって、
    前記操作キーに対する操作力解除時、該操作キーをその中立位置に復帰させるように付勢する第1のバネと、
    前記操作キーの側面に設けた摩擦部材または小突起と前記外装部材側に設けた突起部とを含み、両者の係合作用により前記操作キーを制動するキー固定手段と、
    前記操作キーの摩擦部材または小突起と、前記外装部材側の突起部との間に空隙を確保するように前記操作キーを付勢する第2のバネと、を有し、
    前記操作キーを前記突起部側へ押し付けることで前記キー固定手段が係合状態となる一方で、この押付けを解除することで前記操作キーが前記第2のバネに付勢されて、通常の動作状態に復帰することを特徴とするキー入力装置。
  2. 前記操作キーは、移動位置に応じて可変抵抗器の抵抗値を変化させてズーム操作を行うようにしたズームキーとして構成され、前記キー固定手段によって固定された位置に応じてズーミング速度を一定に保持するようにしたことを特徴とする請求項に記載のキー入力装置。
  3. 請求項に記載のズームキーを備えたことを特徴とするビデオカメラ。
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