JP4194082B2 - トランスミッション - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、走行系伝動機構とPTOクラッチを含むPTO系伝動機構とを収容すると共に、内部に油を貯留可能とされたハウジングを有するトランスミッションに関する。
【0002】
【従来の技術】
駆動源から駆動輪へ至る走行系伝動機構及び前記駆動源からPTOクラッチを介してPTO出力軸へ至るPTO系伝動機構を収容するハウジングに、種々の油圧機構に使用される作動油を貯留させることは、従来から公知である。
このように、ハウジングを作動油の貯留空間として兼用することにより、貯留タンクの不要化又は最小化によるコスト低廉化及びトランスミッション自体の小型化を図ることができる。
【0003】
しかしながら、従来のトランスミッションは、下記点において不十分であった。
即ち、ハウジング内に貯留される油は、車輌に備えられる種々の油圧機構の作動油として利用される。従って、ハウジングを貯留タンクとして兼用する場合には、該ハウジング内に十分な量の油を貯留して、前記油圧機構に対して油切れを生じさせないようする必要がある。
その一方、前記ハウジング内に貯留される油は、該ハウジング内に収容される走行系伝動機構にとっては負荷となる。従って、ハウジング内に大量の油を貯留することは、走行系伝動機構の伝動効率の観点からは好ましくない。
【0004】
このように、前記油圧機構への作動油供給の観点からは前記ハウジング内に大量の油を貯留するのが好ましく、他方、前記走行系伝動機構の駆動効率の観点からは前記ハウジング内の貯留油量を最小化するのが好ましいという相反する要望が存在する。
この点に関し、前記従来のトランスミッションは十分な考慮がなされていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前記従来技術に鑑みなされたものであり、走行系伝動機構とPTOクラッチを含むPTO系伝動機構とを収容すると共に、内部に作動油を貯留可能とされたハウジングを備えたトランスミッションにおいて、前記ハウジング内に十分な量の作動油を貯留しつつ、且つ、前記走行系伝動機構の伝動効率、特に、高速走行時における前記走行系伝動機構の伝動効率の悪化を有効に防止することを、一の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記目的を達成するために、駆動源からの駆動力を駆動車軸へ伝達する走行系伝動機構であって、車輌幅方向に沿った回転軸回りに回転するリングギヤを含むディファレンシャルギヤ装置を有する走行系伝動機構と、前記駆動源に作動連結されたPTO伝動軸と外部に動力を出力するPTO出力軸と前記PTO伝動軸から前記PTO出力軸への動力伝達をON/OFFするPTOクラッチを含むPTO伝動ユニットとを有するPTO系伝動機構と、前記走行系伝動機構及び前記PTO系伝動機構を収容すると共に、内部に油を貯留可能とされたハウジングとを備え、前記ハウジングは、前記走行系伝動機構を収容する走行系室と前記走行系室に対して車輌前後方向に隣接され且つ前記PTOクラッチ収容するPTO系室とを画する隔壁を有し、前記リングギヤの回転運動によって前記走行系室から貯留油の一部が前記PTO系室へ移送されるように構成されており、且つ、移送された貯留油が前記PTO系室に一時保留されるように前記隔壁にはオリフィスが設けられているトランスミッションを提供する。
【0007】
例えば、前記隔壁は、前記リングギヤによって掻き上げられる油が該隔壁の上端部を越えて前記PTO系室へ流入し得るように構成される。
これに代えて又は加えて、前記隔壁は、前記リングギヤの回転によるポンプ効果によって前記走行系室からPTO系室へ油が流入し得るように、該リングギヤの外周面に沿った吸引ポートを有し得る。
【0008】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下に、本発明に係るトランスミッションの好ましい実施の形態につき、添付図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施の形態に係るトランスミッション1Aの伝動模式図である。
【0009】
図1に示すように、前記トランスミッション1Aは、駆動源(図示せず)からの駆動力を駆動車軸100へ伝達する走行系伝動機構と、該走行系伝動機構を収容するハウジング10とを備えている。
【0010】
前記走行系伝動機構は、前後進切換油圧機構110と、HI/LO等の変速油圧機構120と、機械式の主変速機構130と、機械式の副変速機構140と、ディファレンシャルギヤ機構150とを備えている。
本実施の形態においては、前記走行系伝動機構は、さらに、4輪駆動力取出油圧機構160を備えている。
該4輪駆動力取出油圧機構160は、常時駆動される駆動輪100(図示の形態では後輪)に加えて、他の車輪(図示せず)を駆動する際に用いられるものであり、好ましくは、前記ハウジング10に選択的に付設可能とされる。
【0011】
前記ハウジング10は、内部空間の少なくとも一部に油を貯留可能とされている。
本実施の形態においては、該ハウジング10は、車輌長手方向に沿って直列に連結されたフロントハウジング20、ミドルハウジング30及びリアハウジング40を備えている。
前記フロントハウジング20、ミドルハウジング30及びリアハウジング40は、互いに油流通自在に連結されている。即ち、これらの各ハウジングは、互いの対向端部に開口が設けられており、該開口を介して油が流通自在となっている。
【0012】
より詳しくは、前記フロントハウジング20は、駆動源に作動的に連結されたフライホイール200を収容する乾室21と、該乾室21の伝動方向下流側に位置し、前記前後進切換油圧機構110及び変速油圧機構120を収容する第1油室22とを有している。
【0013】
前記ミドルハウジング30は、前記主変速機構を収容する第2油室31と、前記副変速機構を収容する第3油室32とを有している。
なお、前記4輪駆動力取出油圧機構160は、該ミドルハウジング30に着脱可能に付設される。
【0014】
前記リアハウジング40は、前記ディファレンシャルギヤ機構150を収容する第4油室41と、後述するPTO系伝動機構のPTO伝動ユニット330を収容するPTO系室42とを備えている。
詳しくは、該リアハウジング40は隔壁43を有しており、該隔壁43によって前記第4油室41と前記PTO系室42とが分離されている。
【0015】
本実施の形態においては、前記ハウジング10の内部空間のうち,前記第1油室22、第2油室31、第3油室32、第4油室41及びPTO系室42によって形成される空間が、作動油を貯留可能な貯留空間とされている。
【0016】
本実施の形態に係るトランスミッション1Aは、前記走行系伝動機構に加えて、駆動源からの駆動力を外部へ出力するPTO系伝動機構を備えている。
該PTO系伝動機構は、駆動源に作動的に連結されたPTO伝動軸310と、外部に動力を出力するPTO出力軸320と、前記PTO伝動軸310及びPTO出力軸320の間に配設されたPTO伝動ユニット330とを備えている。
【0017】
前記PTO伝動軸310は、一端部が前記フロントハウジング20内において前記駆動源に作動的に連結され、且つ、他端部が前記フロントハウジング20及び前記ミドルハウジング30を貫通して、前記リアハウジング40の前記PTO系室42に達している。
なお、本実施の形態においては、前記走行系伝動機構における伝動軸の一部を中空軸とし、前記PTO伝動軸310を該中空軸に挿通してトランスミッション自体の小型化を図っている。
【0018】
前記PTO出力軸320は、一端部が前記PTO系室42内に延び、且つ、他端部が前記ハウジング10から外方へ延びるように、該ハウジング10に支持されている。
なお、本実施の形態においては、前記ハウジング10は、前記リアハウジング40の後方開口を閉塞する蓋部材50をさらに備えており、前記PTO出力軸320は該蓋部材50と前記隔壁43とに支持されている。
【0019】
前記PTO伝動ユニット330は、前記PTO系室42内において、前記PTO伝動軸310と前記PTO出力軸320とを作動的に連結している。
好ましくは、該PTO伝動ユニット330は、前記PTO伝動軸310から前記PTO出力軸320への動力伝達をON/OFFするPTOクラッチ335を備え得る。
さらに好ましくは、該PTO伝動ユニット330は、前記PTOクラッチ335のOFF動作に連動して前記PTO出力軸320へ作動的に制動力を付加するPTOブレーキ(図示せず)を備え得る。
【0020】
このように、本実施の形態に係るトランスミッション1Aにおいては、前記第1油室22、第2油室31、第3油室32、第4油室41及びPTO系室42によって形成される前記貯留空間のうち,前記隔壁43を挟んで一方側及び他方側にそれぞれ走行系伝動機構及びPTO伝動ユニット330が収容されている。
即ち、前記隔壁43は、前記貯留空間を、走行系伝動機構が収容される走行系室11と、PTO伝動ユニット330が収容されるPTO系室12とに分離している。
【0021】
本実施の形態に係るトランスミッション1Aは斯かる構成に加えて、さらに、前記走行系伝動機構における回転体の回転運動によって、前記走行系室11に貯留されている油の一部が前記PTO系室12へ移送され、且つ、該移送された貯留油が該PTO系室12に一時的に保留されてから前記走行系室11へ戻り得るように構成されている。
【0022】
図2に、図1におけるII部の拡大模式図を示す。
図2に示すように、前記隔壁43は、前記ディファレンシャルギヤ機構150のリングギヤ151に近接配置されており、且つ、該リングギヤ151の回転によって掻き上げられた貯留油の一部が前記PTO系室12へ入り込むような高さとされている。
即ち、前記隔壁43は、前記リングギヤ151の回転(矢印D参照)によって掻き上げられる油(破線矢印F参照)が、該隔壁43を越えて走行系室11からPTO系室12へ移送されるように、該リングギヤ151との相対位置が設定されている。
【0023】
さらに、前記隔壁43は、前記PTO系室12内の貯留油を徐々に前記走行系室11へ戻す為のオリフィス44を有している。
好ましくは、該オリフィス44は、前記PTO系室12から前記走行系室11への油の戻し量を適宜設定し得るように、開口幅が調整可能とされる。
【0024】
なお、該オリフィス44は、ストレーナ210の挿通孔とすることもできる(図3参照)。
即ち、前記ハウジング10内に配設されるストレーナ210を前記PTO系室12まで延在させ、該ストレーナ210の外周面と前記隔壁43との間の間隙45を前記オリフィス44として用いることもできる(図3参照)。
【0025】
このように、本実施の形態に係るトランスミッション1Aにおいては、走行系伝動機構における回転体の回転運動によって、該走行系伝動機構が収容される走行系室11から前記PTO伝動ユニット330が収容されるPTO室12へ貯留油の一部が移送され、且つ、該移送された貯留油がPTO系室12に一時的に保留された後に、前記走行系室11へ戻されるように構成されており、これにより、油切れを起こすことなく十分な量の油を貯留しつつ、走行系伝動機構における伝動効率の悪化を有効に防止できる。
好ましくは、HST等の種々の油圧機構から貯留空間への戻り油のポートを前記PTO系室12に開口するように設けることができる。これにより、前記走行系室11内の貯留油量をより確実に減らすことができる。
【0026】
特に、前記走行系室11から前記PTO系室12への油の移送を前記走行系伝動機構における回転体の回転運動によって行うように構成している為、車輌の走行速度に応じて走行系室11からPTO系室12への油の移送量が変動する。
即ち、車輌の走行速度が高速になるにしたがって、走行系室11からPTO系室12への油の移送量が増加し、走行系室11内の貯留油量が減少することになる。
従って、走行系伝動機構の伝動効率が特に問題となる高速走行時において、該走行系伝動機構の伝動効率の悪化をより有効に防止できる。
なお、車輌が高速走行している際には、通常、PTO系伝動機構は動力遮断状態となるから、PTO系室12内の貯留油量の増加は問題とはならない。
【0027】
又、本実施の形態においては、前記PTO伝動軸310及び前記PTO出力軸330を支持する前記隔壁43によって前記走行系室11と前記PTO系室12とを分離している。そして、走行系室11からPTO系室12への油の移送動力を走行系伝動機構における回転から得ている。
即ち、本実施の形態に係るトランスミッション1Aは、従来のトランスミッションに比して、実質的に追加部材を備えることなく、前記効果を奏することができる。
【0028】
なお、本実施の形態においては、前記ディファレンシャルギヤ機構150におけるリングギヤ151の回転運動に伴う油の掻き上げによって、走行系室11からPTO系室12へ油を移送させるように構成したが、これに代えて、前記リングギヤ151の回転運動によるポンプ効果によって走行系室11からPTO系室12へ油を移送するように構成することも可能である(図4参照)。
即ち、前記隔壁43に、前記リングギヤ151によるポンプ効果によって、前記走行系室11から前記PTO系室12への油の流入を許容する吸引ポート48を備えることができる。
【0029】
実施の形態2.
以下、本発明の他の実施の形態に係るトランスミッションについて、添付図面を参照しつつ説明する。
本実施の形態に係るトランスミッション1Bは、前記走行系室11から前記PTO系室12へ油を移送させる為の構成が相違している点を除き、前記実施の形態1と実質的に同一である。
従って、本実施の形態において、前記実施の形態1におけると同一又は相当部材には同一符号を付して、その説明を省略する。
【0030】
図5は、本実施の形態に係るトランスミッション1Bの部分縦断模式図であり、図1におけるV−V線に相当する断面に沿った断面模式図である。
該トランスミッション1Bにおいては、前記走行系伝動機構において常時噛合するように構成されたギヤ列によるポンプ効果を利用して、前記走行系室11からPTO系室12へ油を移送するように構成されている。
【0031】
本実施の形態においては、図5に示すように、前記ギヤ列として、前記4輪駆動力取出油圧機構160における駆動側ギヤ161及び従動側ギヤ162を用いている。
そして、該駆動側ギヤ161及び従動側ギヤ162の回転に伴うポンプ効果を利用して、走行系室11内の貯留油の一部を外部配管220を介してPTO系室12へ移送している。
【0032】
斯かる構成のトランスミッション1Bにおいても、前記実施の形態1におけると同様の効果を得ることができる。
【0033】
実施の形態3.
以下、本発明のさらに他の実施の形態に係るトランスミッションについて、添付図面を参照しつつ説明する。
図6は、本実施の形態に係るトランスミッション1Cの部分縦断模式図である。
【0034】
前述の通り、前記実施の形態1及び2においては、前記ハウジング10の貯留空間を、走行系伝動機構が収容される走行系室11と、PTO伝動ユニット330が収容されるPTO系室12とに分離している。そして、該走行系室11内の貯留油を一時保留するリザーバ室として前記PTO系室12を兼用している。
【0035】
これに対し、本実施の形態においては、前記リザーバ室として、専用の保留室12’を用いている。
該保留室12’は、走行系伝動機構の回転運動によって掻き上げられる走行系室11内の貯留油を、該走行系伝動機構から隔離された位置で受け止め、且つ、該受け止めた貯留油を徐々に走行系室11へ戻し得るように構成されている。
【0036】
図6に示すように、本実施の形態においては、前記ハウジング10の側壁から内方へ延在された底壁部43aと、該底壁部43aの自由端部から上方へ延びる側壁部43bとによって、前記保留室15’が形成されている。
なお、前記底壁部43aには、オリフィス44が設けられている。
【0037】
斯かる構成のトランスミッション1Cにおいても、前記実施の形態1及び2におけると同様の効果を得ることができる。
【0038】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係るトランスミッションによれば、ハウジング内に十分な量の油を貯留しつつ、該貯留油による走行系伝動機構の伝動効率の悪化、特に、高速走行時における前記走行系伝動機構の伝動効率の悪化を有効に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の一実施の形態に係るトランスミッションの伝動模式図である。
【図2】 図2は、図1におけるII部の拡大模式図である。
【図3】 図3は、図1におけるII部の拡大模式図であり、オリフィスの変形例を示している。
【図4】 図4は、図1におけるII部の拡大模式図であり、油移送手段の変形例を示している。
【図5】 図5は、本発明の他の実施の形態に係るトランスミッションの部分縦断模式図であり、図1におけるV−V線に相当する断面に沿った断面模式図である。
【図6】 図6は、本発明のさらに他の実施の形態に係るトランスミッションの部分縦断模式図である。
【符号の説明】
1A〜1C トランスミッション
10 ハウジング
11 走行系室
12 PTO系室
43 隔壁
44 オリフィス
150 ディファレンシャルギヤ装置
151 リングギヤ
310 PTO伝動軸
320 PTO出力軸
330 PTO伝動ユニット
335 PTOクラッチ
Claims (3)
- 駆動源からの駆動力を駆動車軸へ伝達する走行系伝動機構であって、車輌幅方向に沿った回転軸回りに回転するリングギヤを含むディファレンシャルギヤ装置を有する走行系伝動機構と、
前記駆動源に作動連結されたPTO伝動軸と外部に動力を出力するPTO出力軸と前記PTO伝動軸から前記PTO出力軸への動力伝達をON/OFFするPTOクラッチを含むPTO伝動ユニットとを有するPTO系伝動機構と、
前記走行系伝動機構及び前記PTO系伝動機構を収容すると共に、内部に油を貯留可能とされたハウジングとを備え、
前記ハウジングは、前記走行系伝動機構を収容する走行系室と前記走行系室に対して車輌前後方向に隣接され且つ前記PTOクラッチを収容するPTO系室とを画する隔壁を有し、
前記リングギヤの回転運動によって前記走行系室から貯留油の一部が前記PTO系室へ移送されるように構成されており、且つ、移送された貯留油が前記PTO系室に一時保留されるように前記隔壁にはオリフィスが設けられていることを特徴とするトランスミッション。 - 前記隔壁は、前記リングギヤによって掻き上げられる油が該隔壁の上端部を越えて前記PTO系室へ流入し得るように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のトランスミッション。
- 前記隔壁は、前記リングギヤの回転によるポンプ効果によって前記走行系室からPTO系室へ油が流入し得るように、該リングギヤの外周面に沿った吸引ポートを有していることを特徴とする請求項1又は2に記載のトランスミッション。
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