JP4193803B2 - データ入力装置 - Google Patents

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本発明は、入力データの変化後に、この変化した入力データが所定の期間経過しても変化後の状態から更に変化しない場合に、入力データが変化した時刻を入力データに付加したイベントデータを出力するデータ入力装置に関するものであり、詳しくは、異常等の発生時には入力データをホールドしつつ、イベントデータの通知を確実に行なうことができるデータ入力装置に関するものである。
データ入力装置は、SOE(Sequence of Event)機能を有し、例えば、プラント等の監視システムの入力部分に用いられる。そして、データ入力装置は、プラント等に設置されたフィールド機器からの圧力、温度、流量等のプロセス情報が入力信号(アナログ信号、デジタル信号)として入力され、入力信号に対して所定の処理を行ない、プロセスデータやイベントデータ等を上位システムに出力するものである。なお、SOE機能とは、入力信号の変化を時刻付きのイベントデータとして保存するものであり、これにより、例えば、システムシャットダウン等のトラブルが発生したときに、イベントデータを解析することにより、その原因を探ることができる。
図6は、従来のデータ入力装置の構成を示した図である(例えば、特許文献1参照)。入力回路10は、メモリ10aを有し、フィールド機器からの入力信号の波形整形やレベル調整等をして2値化したデータを入力データとして、例えば、500[μs]ごとにメモリ10aに格納する。
プロセスデータ用フィルタ11は、第1のフィルタであり、入力回路10のメモリ10aから入力データを第1の周期、例えば、2[ms]ごとに読み出し、フィルタ処理を行なう。プロセスデータ確定手段12は、第1の入力データ確定手段であり、プロセスデータ用フィルタ11のフィルタ値によって入力データの確定を行ない、プロセスデータとして出力する。インターフェース13は、プロセスデータ確定手段12からのプロセスデータを保存し、図示しない上位システムとプロセスデータ等の授受を行なう。
時刻出力手段14は、図示しない上位システムから時刻情報が入力され、これに基づく現在の時刻を出力する。
第1のイベントデータ作成手段15は、第2の周期、例えば、500[μs]ごとにメモリ10aから入力データを読み出し、時刻出力手段14から時刻を読み出す。また、プロセスデータ確定手段12からプロセスデータが入力され、入力データ、プロセスデータ、時刻からイベントデータを作成し、出力する。インターフェース16は、イベントデータ作成手段15からのイベントデータを保存し、図示しない上位システムとイベントデータ等の授受を行なう。
図6に示す装置の動作を図7を用いて説明する。図7は、図6に示す装置のタイミングチャートの一例を示した図である。図7において、(a)、(b)のそれぞれは、第1の周期(2[ms])、第2の周期(500[μs])のタイミングを表し、(c)〜(f)のそれぞれは、入力信号、プロセスデータ用フィルタ11のフィルタ値、プロセスデータ、イベントデータを表している。
入力回路10に、時刻t0、t1の間にロウレベル(以下、Lと略す)からハイレベル(以下、Hと略する)に変化し、時刻t3、t4の間にHからLに変化する入力信号が入力(図7中、(c))される。そして、入力回路10が、500[μs]ごとに入力信号のL、Hに基づく入力データをメモリ10aに格納していく。
まず、プロセスデータとイベントデータのうち、プロセスデータを作成する動作から説明する。フィルタ11が、2[ms]ごとに入力データをメモリ10aから読み出し、フィルタ値をカウントする。なお、入力データがHの場合は、フィルタ値をインクリメントし、Lの場合は、ディクリメントする。具体的には、時刻t1、t2で、フィルタ値をインクリメントし、時刻t5、t6でディクリメントする(図7中、(d))。なお、フィルタ値の最小値が”0”、最大値が”2”に設定される例で説明する。
プロセスデータ確定手段12が、フィルタ11から入力データ、フィルタ値が入力され、LまたはHのプロセスデータを出力する。Lを出力している場合、フィルタ値が最大値”2”になると、プロセスデータをLからHに更新し、Hのプロセスデータをインターフェース13、イベントデータ作成手段15に出力する。逆に、Hを出力している場合、フィルタ値が最小値”0”になると、プロセスデータをHからLに更新し、Lのプロセスデータをインターフェース13、イベントデータ作成手段15に出力する。(図7中、(e))。
つまり、フィルタ11のフィルタ値の最大値が”2”に設定されているので、2回連続で、入力データがHまたはLの場合、プロセスデータの値が更新される。言い換えると、フィルタ11は、入力データが変化してから、変化後の入力データが、所定の期間(図7では、2[ms])経過しても変化後の状態から更に変化しない場合のみ入力データを通過させるフィルタ処理を行っている。
次にイベントデータを作成する動作を説明する。
イベントデータ作成手段15が、500[μs]ごとに入力データをメモリ10aから読み出し、同じく500[μs]ごとに時刻を時刻出力手段14から読み出す。そして、イベントデータ作成手段15が、入力データがLからHまたはHからLに変化したら、変化した時の時刻を求め、入力データに求めた時刻を付加してイベントデータを作成する(図7中、LからHへの変化が時刻t1、HからLへの変化が時刻t4)。さらに、プロセスデータが更新されると、この更新に対応するイベントデータをインターフェース16に出力する。つまり、イベントデータには、入力信号が変化した時刻(イベント発生時刻)と入力信号の値(図6中では、LまたはH)を含む。一方、イベントデータを作成しても、プロセスデータの更新が行なわなければ、イベントデータを破棄する。
なお、イベントデータがインターフェース16に出力されるタイミングは、プロセスデータ確定手段12によってプロセスデータが確定され更新された後だが、イベントデータには時刻が付加されるので、図7中(f)では、上位システム側が時刻をもとに参照している場合で図示している。
このように、フィルタ処理は2[ms]ごとであっても、イベントデータ作成手段15が、500[μs]ごとに入力データをメモリ10aから読み出すので、イベントの時刻付与精度を向上している。また、イベントデータ作成手段15が、プロセスデータ確定手段12からのプロセスデータを用いてイベントの発生を判断するので、プロセスデータとイベントデータの不一致を防ぐこともできる。
しかしながら、フィールド機器から入力回路10までの経路上の配線異常やデータ入力装置自身の内部故障等の異常が発生した場合、フィルタ11に入力される入力データが不安定になるという問題があった。
図8は、配線異常や故障等の異常に対処した従来のデータ入力装置のその他の構成を示した図である(例えば、特許文献2参照)。ここで、図6と同一のものは同一符号を付し、説明を省略する。図8において、診断手段17が新たに設けられる。また、入力回路10とフィルタ11との間に第1のスイッチ18が新たに設けられる。
第1のスイッチ18は、メモリ10aからの入力データと、プロセスデータ確定手段12が確定した入力データ、つまり、プロセスデータとが入力され、一方を選択してフィルタ11に出力する。診断手段17は、フィールドの配線状態やフィールド機器の状態等、フィールドに関する様々なフィールド情報、データ入力装置自身の情報が入力され、入力データが正常か否かを診断し、診断結果に基づいてスイッチ18の切り替えを行なう。
図8に示す装置の動作を図9を用いて説明する。図9は、図8に示す装置のタイミングチャートの一例を示した図である。ここで、図7と同一のものは同一符号を付し、説明を省略する。図9において、(c’)は、プロセスデータ用フィルタ11に入力される入力データを表している。なお、時刻t3、t4の間に断線が発生し、入力信号がHからLに変化する例で説明する(図9中、(c))。
診断手段17が、フィールド情報から異常が発生しているか否かを診断するが、時刻t3、t4の間に異常(断線)が発生したため、入力データが正常でないと判断し、スイッチ18の接続をプロセスデータ側に切り替える。従って、時刻t4以降、プロセスデータがHにホールドされる(図9中、(c’)、(e))。従って、インターフェース13に格納されるデータもHをホールドする。もちろん、フィルタ11に入力されるデータもHのままとなるので、フィルタ値は、最大値”2”を保持し、イベントデータもHのままとなる(図9中、(d)、(f))。上記以外の動作は、図6に示す装置と同様なので説明を省略する。
このように、診断手段17が、フィールドの異常を監視し異常が発生すると、スイッチ18を切り替えるので、プロセスデータをホールドさせることができる。しかしながら、断線が発生し、入力信号がHからLへ変化しても、イベントデータはHをホールドする。そのため、フィールド等に異常が発生したにも関わらず、上位システムにイベントの発生を通知することができないという問題があった。SOEは、現象解析に使用されるため、フィールド側の入力変化を、そのまま通知することが要求される。
図10は、異常時等にはプロセスデータを保持しつつ、上位システムにはイベントを通知する従来のデータ入力装置のその他の構成を示した図である。ここで、図8と同一のものは同一符号を付し、説明を省略する。図10において、入力回路10とイベントデータ作成手段15の間に、イベントデータ用フィルタ19、イベントデータ確定手段20が新たに設けられる。
イベントデータ用フィルタ19は、入力回路10のメモリ10aから入力データを第2の周期、例えば、500[μs]ごとに読み出し、フィルタ処理を行なう。イベントデータ確定手段20は、第2の入力データ確定手段であり、イベントデータ用フィルタ19のフィルタ値によって入力データの確定を行ない、確定した入力データをイベントデータ作成手段15に出力する。
イベントデータ作成手段15は、プロセスデータ確定手段12のプロセスデータの代わりに、イベントデータ確定手段20によって確定された入力データが入力される。
図10に示す装置の動作を図11を用いて説明する。図11は、図10に示す装置のタイミングチャートの一例を示した図である。ここで、図9と同一のものは同一符号を付し、説明を省略する。図11において、(g)、(h)のそれぞれは、イベントデータ用フィルタ19のフィルタ値、イベントデータ確定手段20が確定した入力データを表している。
入力回路10の動作、プロセスデータを作成する動作は図8に示す装置と同様なので説明を省略し、イベントデータを作成する動作を説明する。
フィルタ19が、500[μs]ごとに入力データをメモリ10aから読み出す。また、イベントデータ作成手段15が、500[μs]ごとに入力データをメモリ10aから読み出し、同じく500[μs]ごとに時刻を時刻出力手段14から読み出す。そして、イベントデータ作成手段15が、入力データがLからHまたはHからLに変化した時刻を求め、入力データに求めた時刻を付加してイベントデータを作成する(図11中、LからHへの変化が時刻t1、HからLへの変化が時刻t4)。
さらに、フィルタ19が、フィルタ値をカウントする。なお、入力データがHの場合は、フィルタ値をインクリメントし、Lの場合は、ディクリメントする。具体的には、時刻t1〜t3間で500[μs]ごとに、フィルタ値をインクリメントし、時刻t4以降でディクリメントする(図11中、(g))。なお、フィルタ値の最小値が”0”、最大値が”5”に設定される例で説明する。
そして、イベントデータ確定手段20が、フィルタ19から入力データ、フィルタ値が入力され、LまたはHのデータを出力する。Lを出力している場合、フィルタ値が最大値”5”になると、データをLからHに更新し、Hと確定した入力データをイベントデータ作成手段15に出力する。逆に、Hを出力している場合、フィルタ値が最小値”0”になると、データをHからLに更新し、Lと確定した入力データをイベントデータ作成手段15に出力する(図11中、(h))。
つまり、フィルタ19のフィルタ値の最大値が”5”に設定されているので、5回連続で入力データがHまたはLの場合、データの値が更新される。言い換えると、フィルタ19は、入力データが変化してから、変化後の入力データが、所定の期間(図11では、2[ms])経過しても変化後の状態から更に変化しない場合のみ入力データを通過させるフィルタ処理を行っている。
さらに、イベントデータ作成手段15が、イベントデータ確定手段20によって入力データが更新されると、この更新に対応するイベントデータをインターフェース16に出力する。一方、イベントデータを作成しても、イベントデータ確定手段20によって入力データの更新が行なわなければ、イベントデータを破棄する(図11中、(f))。
このように、プロセスデータ用フィルタ11とは別に、イベントデータ用フィルタ19を設けるので、異常が発生してプロセスデータがHにホールドされていたとしても、イベントデータ用フィルタ19が入力データの状態をそのまま反映するので、HからLに変換したイベントを通知することができる。
特開2004−206219号公報 特開2004−199216号公報
しかしながら、入力信号にチャタリングやノイズが混入した場合に、プロセスデータとイベントデータの不一致が発生するという問題があった。図12を用いて説明する。図12は、図10に示す装置のタイミングチャートの一例を示した図である。ここで、図11と同一のものは同一符号を付し、説明を省略する。なお、時刻t1、t2の間にチャタリングが発生し、時刻t1’、t1”で入力信号がLになる例で説明する(図12中、(c))。
プロセスデータ用フィルタ11が、第1の周期でカウントするが、時刻t1、t2では入力データがHになるので、フィルタ値がインクリメントされる。従って、時刻t2にてプロセスデータがHに更新される(図12中、(e))。
一方、イベントデータ用フィルタ19が、第2の周期でカウントするが、2回Hが入力された後、2回Lが入力され(時刻t1’、t1”)、3回Hが入力され、以降Lが入力されるように見える。従って、フィルタ値が最大値の”5”とならず、イベントデータ確定手段20がLのデータを出力するため、イベントデータが作成されない(図12中、(f)〜(h))。
すなわち、チャタリングやノイズといった瞬間的な変化を除去し、かつ異常時にはプロセスデータのホールドができたとしても、正常に入力信号が変化したにもかかわらず、イベントデータを上位システムに通知できないという問題があった。
そこで本発明の目的は、異常等の発生時には入力データをホールドしつつ、イベントデータの通知を確実に行なうことができるデータ入力装置を実現することにある。
請求項1記載の発明は、
時間でレベルが変動する入力データを保持する入力回路と、
前記入力データの正常時には前記入力回路の入力データを第1の周期で読み出して第1の周期で入力データの確定をして上位システムへ確定した入力データをプロセスデータとして出力し、入力データの異常発生時には上位システムへの出力をホールドする入力データ出力系統と、
前記入力回路の入力データを第2の周期で読み出して入力データのレベルの変化を判断し、変化した時刻を入力データに付加したイベントデータを作成すると共に、前記入力回路の入力データを前記第1の周期で読み出して前記第1の周期で入力データの確定を行ない、この確定結果に基づいて作成したイベントデータを破棄または上位システムに出力するイベントデータ出力系統と
を備え、前記第1の周期は、前記第2の周期よりも長いことを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、
入力データの変化後に、この変化した入力データが所定の期間経過しても変化後の状態から更に変化しない場合に、入力データが変化した時刻を入力データに付加したイベントデータを出力するデータ入力装置であって、
時間でレベルが変動する入力信号に基づく入力データを保持する入力回路と、
第1の周期で入力データを入力し、入力データのレベルに基づいてカウントを行ないフィルタ値を求め、求めたフィルタ値と入力した入力データとを出力する第1のフィルタと、
この第1のフィルタから入力データとフィルタ値とが入力され、フィルタ値によって入力データの確定を行ない、確定した入力データをプロセスデータとして出力する第1の入力データ確定手段と、
前記第1の周期で前記入力回路の入力データを読み出し、入力データのレベルに基づいてカウントを行ないフィルタ値を求め、求めたフィルタ値と読み出した入力データとを出力する第2のフィルタと、
この第2のフィルタから入力データとフィルタ値とが入力され、フィルタ値によって入力データの確定を行なう第2の入力データ確定手段と、
第2の周期で前記入力回路の入力データを読み出し、この入力データに時刻を付加してイベントデータを作成し、前記第2の入力データ確定手段の確定結果に基づいて、前記イベントデータを破棄または出力する第1のイベントデータ作成手段と、
前記入力回路の入力データまたは前記第1の入力データ確定手段が確定した入力データの一方を選択し、前記第1のフィルタに出力する第1のスイッチと、
前記入力回路への入力データが正常か否かを診断し、前記第1のスイッチの切り替えを行なう第1の診断手段と
を設け、前記第1の周期は、前記第2の周期よりも長いことを特徴とするものである。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、
前記入力回路に入力されるのと同じ入力信号に基づく入力データを保持するサブ入力系の入力回路と、
第1の周期で入力データを入力し、入力データのレベルに基づいてカウントを行ないフィルタ値を求め、求めたフィルタ値と入力した入力データとを出力する第3のフィルタと、
この第3のフィルタから入力データとフィルタ値とが入力され、フィルタ値によって入力データの確定を行なう第3の入力データ確定手段と、
前記第1、3の入力データ確定手段それぞれが確定した入力データの比較を行ない、不一致の場合は前回値をホールドする比較手段と、
前記サブ入力系の入力回路の入力データまたは前記第3の入力データ確定手段が確定した入力データの一方を選択し、前記第3のフィルタに出力する第2のスイッチと、
前記サブ入力系の入力回路への入力データが正常か否かを診断し、前記第2のスイッチの切り替えを行なう第2の診断手段と
を設けたことを特徴とするものである。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、
第1の診断手段と第2の診断手段とが共通であることを特徴とするものである。
請求項5記載の発明は、請求項2〜4のいずれかに記載の発明において、
前記第1の周期で前記サブ入力系の入力回路の入力データを読み出し、入力データのレベルに基づいてカウントを行ないフィルタ値を求め、求めたフィルタ値と読み出した入力データとを出力する第4のフィルタと、
この第4のフィルタから入力データとフィルタ値とが入力され、フィルタ値によって入力データの確定を行なう第4の入力データ確定手段と、
前記第2の周期で前記サブ入力系の入力回路の入力データを読み出し、この入力データに時刻を付加してイベントデータを作成し、前記第4の入力データ確定手段の確定結果に基づいて、前記イベントデータを破棄または出力する第2のイベントデータ作成手段と
を設けたことを特徴とするものである。
請求項6記載の発明は、
入力データの変化後に、この変化した入力データが所定の期間経過しても変化後の状態から更に変化しない場合に、入力データが変化した時刻を入力データに付加したイベントデータを出力するデータ入力装置であって、
時間でレベルが変動する入力信号に基づく入力データを保持する入力回路と、
第1の周期で前記入力回路の入力データを読み出し、入力データのレベルに基づいてカウントを行ないフィルタ値を求め、求めたフィルタ値と読み出した入力データとを出力する第1のフィルタと、
この第1のフィルタから入力データとフィルタ値とが入力され、フィルタ値によって入力データの確定を行ない、確定した入力データをプロセスデータとして出力する第1の入力データ確定手段と、
前記第1の周期で前記入力回路の入力データを読み出し、入力データのレベルに基づいてカウントを行ないフィルタ値を求め、求めたフィルタ値と読み出した入力データとを出力する第2のフィルタと、
この第2のフィルタから入力データとフィルタ値とが入力され、フィルタ値によって入力データの確定を行なう第2の入力データ確定手段と、
第2の周期で前記入力回路の入力データを読み出し、この入力データに時刻を付加してイベントデータを作成し、前記第2の入力データ確定手段の確定結果に基づいて、前記イベントデータを破棄または出力する第1のイベントデータ作成手段と、
前記入力回路に入力されるのと同じ入力信号に基づく入力データを保持するサブ入力系の入力回路と、
前記第1の周期で前記サブ入力系の入力回路の入力データを読み出し、入力データのレベルに基づいてカウントを行ないフィルタ値を求め、求めたフィルタ値と読み出した入力データとを出力する第3のフィルタと、
この第3のフィルタから入力データとフィルタ値とが入力され、フィルタ値によって入力データの確定を行ない、確定した入力データをプロセスデータとして出力する第3の入力データ確定手段と、
前記第1、3の入力データ確定手段それぞれが確定した入力データの比較を行ない、不一致の場合は前回値をホールドする比較手段と
を設け、前記第1の周期は、前記第2の周期よりも長いことを特徴とするものである。
請求項7記載の発明は、請求項6記載の発明において、
前記第1の周期で前記サブ入力系の入力回路の入力データを入力し、入力データのレベルに基づいてカウントを行ないフィルタ値を求め、求めたフィルタ値と読み出した入力データとを出力する第4のフィルタと、
この第4のフィルタから入力データとフィルタ値とが入力され、フィルタ値によって入力データの確定を行なう第4の入力データ確定手段と、
前記第2の周期で前記サブ入力系の入力回路の入力データを読み出し、この入力データに時刻を付加してイベントデータを作成し、前記第4の入力データ確定手段の確定結果に基づいて、前記イベントデータを破棄または出力する第2のイベントデータ作成手段と
を設けたことを特徴とするものである。
請求項8記載の発明は、
入力データの変化後に、この変化した入力データが所定の期間経過しても変化後の状態から更に変化しない場合に、入力データが変化した時刻を入力データに付加したイベントデータを出力するデータ入力装置であって、
時間でレベルが変動する入力信号に基づく入力データを保持する入力回路と、
第1の周期で前記入力回路の入力データを読み出し、入力データのレベルに基づいてカウントを行ないフィルタ値を求め、求めたフィルタ値と読み出した入力データとを出力する第1のフィルタと、
この第1のフィルタから入力データとフィルタ値とが入力され、フィルタ値によって入力データの確定を行ない、確定した入力データをプロセスデータとして出力する第1の入力データ確定手段と、
第2の周期で前記入力回路の入力データを読み出し、この入力データに時刻を付加してイベントデータを作成し、前記第1の入力データ確定手段の確定結果に基づいて、前記イベントデータを破棄または出力する第1のイベントデータ作成手段と、
前記入力回路に入力されるのと同じ入力信号に基づく入力データを保持するサブ入力系の入力回路と、
前記第1の周期で前記サブ入力系の入力回路の入力データを読み出し、入力データのレベルに基づいてカウントを行ないフィルタ値を求め、求めたフィルタ値と読み出した入力データとを出力する第3のフィルタと、
この第3のフィルタから入力データとフィルタ値とが入力され、フィルタ値によって入力データの確定を行ない、確定した入力データをプロセスデータとして出力する第3の入力データ確定手段と、
前記第1、3の入力データ確定手段それぞれが確定した入力データの比較を行ない、不一致の場合は前回値をホールドする比較手段と
を設け、前記第1の周期は、前記第2の周期よりも長いことを特徴とするものである。
請求項9記載の発明は、請求項8記載の発明において、
前記第2の周期で前記サブ入力系の入力回路の入力データを読み出し、この入力データに時刻を付加してイベントデータを作成し、前記第3の入力データ確定手段の確定結果に基づいて、前記イベントデータを破棄または出力する第2のイベントデータ作成手段を設けたことを特徴とするものである。
本発明によれば、以下のような効果がある。
請求項1によれば、入力データ出力系統とイベントデータ出力系統とが、第1の周期で入力データの確定を行う。そして、入力データ出力系統が、異常発生時には入力データのホールドを行ない、イベントデータ出力系統が、確定結果に基づいて、第2の周期で入力した入力データから作成したイベントデータを出力する。これにより、異常発生時には入力データをホールドしつつ、イベントデータの通知を確実に行なうことができる。従って、入力データイベントデータで確定する入力データとイベントデータの不一致を防ぐことができる。
請求項2〜5によれば、独立して設けられる第1、第2のフィルタが、第1の周期で入力データを入力してフィルタ処理を行なう。そして、イベントデータ作成手段が、第2の周期で入力データを入力してイベントデータを作成し、第2のフィルタのフィルタ結果に基づいてイベントデータを出力する。さらに、診断手段が、入力データの異常を診断して第1のフィルタに入力される入力データを切り替える。これにより、異常発生時には入力データをホールドしつつ、イベントデータの通知を確実に行なうことができる。従って、第1の確定手段の確定する入力データとイベントデータの不一致を防ぐことができる。
請求項3によれば、第1、第3のフィルタと独立して設けられる第2のフィルタが、第1、第3のフィルタと同じ第1の周期で入力データを入力してフィルタ処理を行なう。そして、イベントデータ作成手段が、第2の周期で入力データを入力してイベントデータを作成し、第2のフィルタのフィルタ結果に基づいてイベントデータを出力する。さらに、比較手段が、第1、第3の入力データ確定手段によって確定された入力データの比較を行なう。これにより、ジッタや異常等の発生時には入力データ、確定した入力データをホールドしつつ、イベントデータの通知を確実に行なうことができる。
請求項6、7によれば、第1、第3のフィルタと独立して設けられる第2のフィルタが、第1、第3のフィルタと同じ第1の周期で入力データを入力してフィルタ処理を行なう。そして、イベントデータ作成手段が、第2の周期で入力データを入力してイベントデータを作成し、第2のフィルタのフィルタ結果に基づいてイベントデータを出力する。さらに、比較手段が、第1、第3の入力データ確定手段によって確定された入力データの比較を行なう。これにより、ジッタや異常等の発生時には確定した入力データをホールドしつつ、イベントデータの通知を確実に行なうことができる。
請求項8、9によれば、イベントデータ作成手段が、第2の周期で入力データを入力してイベントデータを作成し、第1のフィルタのフィルタ結果に基づいてイベントデータを出力する。さらに、比較手段が、第1、第3の入力データ確定手段によって確定された入力データの比較を行なう。これにより、ジッタや異常等の発生時には確定した入力データをホールドしつつ、イベントデータの通知を確実に行なうことができる。
以下図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
[第1の実施例]
図1は、本発明の第1の実施例を示した構成図である。ここで、図10と同一のものには同一符号を付し説明を省略する。図1において、イベントデータ用フィルタ19の代わりにイベントデータ用フィルタ21が設けられる。イベントデータ用フィルタ21は、フィルタ19と同様にフィルタ処理を行うが、入力回路10のメモリ10aから入力データを第1の周期、例えば、2[ms]ごとに読み出し、フィルタ処理を行ない、フィルタ値をイベントデータ確定手段20に出力する。
図1に示す装置の動作を図2を用いて説明する。図2は、図1に示す装置のタイミングチャートの一例を示した図である。ここで、図12と同一のものは同一符号を付し、説明を省略する。図2において、(i)は、イベントデータ用フィルタ21のフィルタ値を表している。なお、入力回路10の動作、プロセスデータを作成する動作は図10に示す装置と同様なので説明を省略し、イベントデータを作成する動作を説明する。
フィルタ21が、2[ms]ごとに入力データをメモリ10aから読み出す。また、イベントデータ作成手段15が、500[μs]ごとに入力データをメモリ10aから読み出し、同じく500[μs]ごとに時刻を時刻出力手段14から読み出す。そして、イベントデータ作成手段15が、入力データがLからHまたはHからLに変化した状態、変化した時刻(図2中、時刻t1、t1’、t2、t4)を求め、求めた時刻をメモリ10aから入力した入力データに付加してイベントデータを作成する。
さらに、フィルタ21が、フィルタ値をカウントする。なお、入力データがHの場合は、フィルタ値をインクリメントし、Lの場合は、ディクリメントする。具体的には、時刻t1、t2で、フィルタ値をインクリメントし、時刻t5、t6でディクリメントする(図2中、(i))。なお、フィルタ21のフィルタ値の最小値、最大値は、フィルタ11の設定と同様に最小値が”0”、最大値が”2”に設定される。
そして、イベントデータ確定手段20が、フィルタ21から入力データ、フィルタ値が入力され、LまたはHのデータを出力する。Lを出力している場合、フィルタ値が最大値”2”になると、データをLからHに更新し、Hに確定した入力データをイベントデータ作成手段15に出力する。逆に、Hを出力している場合、フィルタ値が最小値”0”になると、データをHからLに更新し、Lに確定した入力データをイベントデータ作成手段15に出力する。(図2中、(h))。
つまり、フィルタ21のフィルタ値の最大値が”2”に設定されているので、2回連続で入力データがHまたはLの場合、データの値が更新される。言い換えると、フィルタ21は、入力データが変化してから、変化後の入力データが、所定の期間(図2では、2[ms])経過しても変化後の状態から更に変化しない場合のみ入力データを通過させるフィルタ処理を行っている。
さらに、イベントデータ作成手段15が、イベントデータ確定手段20によって入力データが更新されると、この更新に対応するイベントデータをインターフェース16に出力する(図2中、(f))。
具体的には、時刻t2において、イベントデータ確定手段20からのデータがLからHに更新されるが、イベントデータ作成手段15が、この更新に対応する時刻t1が付加された入力データを出力する。つまり、フィルタ21によってフィルタ処理されているので、チャタリングで入力データがLからHに変化した時刻t2が付加されたイベントデータは破棄される。
また、時刻t6において、イベントデータ確定手段20からのデータがHからLに更新されるが、イベントデータ作成手段15が、この更新に対応する時刻t4が付加されたイベントデータを出力する。つまり、フィルタ21のフィルタ処理により、データが更新されるのに少なくとも2[ms]間Lの継続が必要なので、チャタリングで入力データがHからLに変化した時刻t1’が付加されたイベントデータは破棄される。
このように、独立して設けられるフィルタ11、21が、第1の周期(2[ms]周期)で入力データを入力してフィルタ処理を行なう。そして、イベントデータ作成手段15が、第2の周期(500[μs])で入力データを入力しイベントデータを作成し、フィルタ21のフィルタ結果に基づいてイベントデータを出力する。さらに、診断手段17が、入力データの異常を診断してフィルタ11に入力される入力データを切り替える。これにより、異常発生時には入力データをホールドしつつ、イベントデータの通知を確実に行なうことができる。従って、プラントデータとイベントデータの不一致を防ぐことができる。
また、フィルタ21が、第1の周期(2[ms]周期)で入力データを入力してフィルタ処理を行なったとしても、イベントデータ作成手段15が、第2の周期(500[μs])で入力データを入力しているので、フィルタ21の負荷を軽減しつつ、時刻分解能500[μs]でイベントデータを作成することができる。これにより、イベントの付与精度を向上することができる。
また、フィルタ11、21は、2[ms]ごとにフィルタ処理を行ない、イベントデータ作成手段は、500[μs]ごとにイベントデータを作成するイベント処理を行うので、フィルタ19が500[μs]ごとにフィルタ処理を行う図10に示す装置と比較して、負荷の重いフィルタ処理を軽減することができ、データ入力装置全体として処理量が減るので、処理時間を短縮するこができる。
さらに、プロセスデータは、診断手段17によって異常時にホールドされるためフィールドの入力変化に対して反応が鈍くなるが、イベントデータはホールドされないので入力変化に対して反応が早い。これにより、チャタリング等の瞬間的な変化は除去しつつ、入力信号が変化した場合には、必ず上位システムにイベントを通知することができる。
[第2の実施例]
プラント等の監視システムでは、高い信頼性が必要とされ、データ入力装置が出力するプラントデータにも高い信頼性が必要とされる。続いて、プラントデータの信頼性を向上しつつ、本発明を応用した例を説明する。図3は、本発明の第2の実施例を示した構成図である。ここで、図1と同一のものには同一符号を付し説明を省略する。
図3において、メイン入力系M1は、図1におけるインターフェース13、16、診断手段17を除くもので構成され、フィールドから入力信号、図示しない上位システムから時刻情報が入力され、プラントデータ、イベントデータのそれぞれをインターフェース13、16に出力する。また、プロセスデータ確定手段12とインターフェース13の間に、比較手段22が新たに設けられる。
サブ入力系S1は、診断手段17、入力回路23、プロセスデータ用フィルタ(第3のフィルタ)24、プロセスデータ確定手段(第3の入力データ確定手段)25、第2のスイッチ26、比較手段27を有し、フィールド情報、フィールドからの入力信号が入力され、プラントデータをインターフェース13に出力する。
入力回路23は、メモリ23aを有し、入力回路10と同様であり、入力信号を入力データに変換して、第2の周期、例えば、500[μs]ごとにメモリ23aに格納する。
また、入力回路23、スイッチ26、フィルタ24、プロセスデータ確定手段25は、メイン入力系M1の入力回路22、スイッチ、18、フィルタ11、プロセスデータ確定手段12と同様であり、メイン入力系M1と並列に設けられる。つまり、フィルタ24がフィルタ11と同じ第1の周期、例えば、2[ms]ごとに入力データをメモリ23aから読み出して、フィルタ処理を行う。そして、プロセスデータ確定手段25が、フィルタ値によって、プロセスデータを出力する。なお、診断手段17は、スイッチ18、26の両方の切り替えを行なう。
比較手段22、27のそれぞれは、プロセスデータ確定手段12、25の両方からプロセスデータが入力され、プロセスデータの比較を行なって入力したプロセスデータをインターフェース13に出力する。
このような装置の動作を説明する。イベントデータを作成する動作は、図1に示す装置と同様なので説明を省略し、図1に示す装置と異なる動作を主に説明する。メイン入力系M1から説明する。
入力回路10に入力信号が入力される。そして、入力回路10が、500[μs]ごとに入力信号のL、Hに基づく入力データをメモリ10aに格納していく。フィルタ11が、2[ms]ごとに入力データをメモリ10aから読み出し、フィルタ値をカウントする。そして、プロセスデータ確定手段12が、フィルタ11から入力データ、フィルタ値が入力され、フィルタ値によって入力データの確定を行ないLまたはHのプロセスデータを出力する。ここまでは、図1に示す装置と同様である。
次に、サブ入力系S1を説明する。
入力回路23に入力回路10に入力されるのと同じ入力信号が入力される。そして、入力回路23が、500[μs]ごとに入力信号のL、Hに基づく入力データをメモリ23aに格納していく。フィルタ24が、2[ms]ごとに入力データをメモリ23aから読み出し、フィルタ値をカウントする。そして、プロセスデータ確定手段25が、フィルタ24から入力データ、フィルタ値が入力され、フィルタ値によって入力データの確定を行ないLまたはHのプロセスデータを出力する。すなわち、サブ入力系S1も、メイン入力系M1と同じ動作を行ない、2重化されている。
また、図1に示す装置同様に診断手段17が、フィールド情報から入力データが正常か否かを診断して第1、第2のスイッチ18、26を切り替える。そして、フィルタ11、24それぞれに、正常の場合は入力回路10a、23aの入力データを入力させ、異常ならばプロセスデータ確定手段12、25の入力データを入力させて、異常が発生する直前の前回値のプロセスデータをホールドさせる。
そして、比較手段22、27のそれぞれが、プロセスデータ確定手段12、25から入力されたプロセスデータの比較を行なう。プロセスデータが一致した場合は、比較したプロセスデータをインターフェース13に出力する。プロセスデータが一致しない場合は、前回入力されたプロセスデータをインターフェース13に出力する。つまり、プロセスデータが一致するまで、前回値のプロセスデータを保持する。これは、入力回路10、23で発生するジッタや入力回路10、23に入力信号が入力されるタイミング等により、フィルタ11、23に入力する入力データが不一致となり、その結果、プロセスデータ確定手段12、25の出力するプロセスデータも不一致となることがある。この不一致を解消するために、比較手段22、27が前回値のプロセスデータをホールドする。
このように、メイン入力系M1、サブ入力系S1がプロセスデータを作成し、比較手段22、27のそれぞれが各入力系M1、S1で作成されたプロセスデータの比較を行なってインターフェース13に出力するので、プロセスデータの信頼性が向上する。
また、比較手段22、27のそれぞれが、プロセスデータ確定手段12、25から入力されたプロセスデータの比較を行なうので、データ入力装置内の異常、例えば、入力回路10、23、フィルタ11、24、プロセスデータ確定手段12、25の異常を検出することができ、データ入力装置の信頼性も向上する。
また、フィルタ11、24と独立して設けられるフィルタ21が、フィルタ11、24と同じ第1の周期(2[ms]周期)で入力データを入力してフィルタ処理を行なう。そして、イベントデータ作成手段15が、第2の周期(500[μs])で入力データを入力してイベントデータを作成し、フィルタ21のフィルタ結果に基づいてイベントデータを出力する。さらに、診断手段17が、入力データの異常を診断してフィルタ11、24に入力される入力データを切り替える。これにより、プロセスデータを2系統で作成し、イベントデータをメイン入力系M1のみで作成しても、ジッタや異常等の発生時には入力データ、プラントデータをホールドしつつ、イベントデータの通知を確実に行なうことができる。従って、プラントデータとイベントデータの不一致を防ぐことができる。
また、比較手段22、27によって前回値のプロセスデータがホールドされたり、診断手段17によって異常時に入力データがホールドされるため、フィールドの入力変化に対して反応が鈍くなるが、イベントデータはホールドされないので入力変化に対して反応が早い。これにより、チャタリング等の瞬間的な変化は除去しつつ、入力信号が変化した場合には、必ず上位システムにイベントを通知することができる。
[第3の実施例]
図4は、本発明の第2の実施例を示した構成図である。ここで、図3と同一のものには同一符号を付し説明を省略する。図4において、診断手段17、スイッチ18、26が取り外される。このような装置の動作は、図3に示す装置とほぼ同じだが、異なる動作は、フィルタ11には、メモリ10aのみから入力データが入力され、フィルタ24には、メモリ23aのみから入力データが入力される。その他の動作は、図3に示す装置と同様なので説明を省略する。
このように、フィルタ11、24と独立して設けられるフィルタ21が、フィルタ11、24と同じ第1の周期(2[ms]周期)で入力データを入力してフィルタ処理を行なう。そして、イベントデータ作成手段15が、第2の周期(500[μs])で入力データを入力してイベントデータを作成し、フィルタ21のフィルタ結果に基づいてイベントデータを出力する。さらに、比較手段22、27が、プロセスデータ確定手段12、25によって確定された入力データの比較を行なう。これにより、ジッタや異常等の発生時にはプロセスデータをホールドしつつ、イベントデータの通知を確実に行なうことができる。
また、比較手段22、27のそれぞれが、プロセスデータ確定手段12、25から入力されたプロセスデータの比較を行なうので、データ入力装置内の異常を検出することができる。つまり、フィールドの配線やフィールド機器等の信頼性が高ければ、診断手段17、スイッチ18、26を設ける必要がなくなり、データ入力装置の小型化、低コスト化を図ることができる。
[第4の実施例]
図5は、本発明の第2の実施例を示した構成図である。ここで、図4と同一のものには同一符号を付し説明を省略する。図5において、フィルタ21、イベントデータ確定手段20が取り外される。そして、イベントデータ作成手段15は、プロセスデータ確定手段12のプロセスデータが入力される。このような装置の動作は、図4に示す装置とほぼ同じだが、異なる動作は、イベントデータ作成手段15が、プロセスデータ確定手段12のプロセスデータが更新されると、この更新に対応するイベントデータをインターフェース16に出力する。その他の動作は、図4に示す装置と同様なので説明を省略する。
このように、イベントデータ作成手段15が、第2の周期(500[μs])で入力データを入力してイベントデータを作成し、フィルタ11のフィルタ結果に基づいてイベントデータを出力する。さらに、比較手段22、27が、プロセスデータ確定手段12、25によって確定された入力データの比較を行なう。これにより、ジッタや異常等の発生時にはプロセスデータをホールドしつつ、イベントデータの通知を確実に行なうことができる。
なお、本発明はこれに限定されるものではなく、以下に示すようなものでもよい。
図1、図3、図4、図5に示す装置において、入力信号として、LまたはHの2値信号の構成を示したが、4−20[mA]等のアナログ信号であってもよい。例えば、入力回路10が所望のしきい値でアナログ信号をデジタル信号の入力データに変換するとよい。または、その他の例として、入力回路10が、アナログ信号のままメモリ10aに格納し、フィルタ11、21、24が、アナログ信号の値をそのままフィルタ処理し、プロセスデータ確定手段12、イベントデータ作成手段15、イベントデータ確定手段20を経てプロセスデータ、イベントデータを作成しもよい。なお、前回のアナログ値に対して今回のアナログ値が所定の値分変化するかを比較してイベントデータを作成したり、フィルタ値をカウントするとよい。
図1、図3、図4、図5に示す装置において、第1の周期を2[ms]とし、第2の周期を500[μs]としたが、それぞれの周期はシステムやフィルタの処理能力等に応じて、いくつに設定してもよく、第1の周期が、第2の周期よりも長ければよい。
図1、図3、図4、図5に示す装置において、フィルタ11、21、24のフィルタ値の最大値、最小値のそれぞれを”2”、”0”に設定する構成を示したが、最大値、最小値はいくつでもよい。
図1に示す装置において、診断手段17、スイッチ18を設ける構成を示したが、診断手段17、スイッチ18を設けなくともよい。
図3に示す装置において、第1の診断手段17をサブ入力系S1側に設ける構成を示したが、メイン入力系M1側に設けてもよく。両方の入力系M1,S1それぞれに第1、第2の診断手段として設け、第1の診断手段が、第1のスイッチの切り替えを行ない、第2の診断手段が、第2のスイッチの切り替えを行なってもよい。
図3、図4、図5に示す装置において、比較手段22、27を設け、それぞれが比較後のプラントデータをインターフェース13に出力する構成を示したが、どちらか一方のみが出力してもよい。さらに、比較手段22、27の一方のみを設ける構成としてもよい。
図3、図4、図5に示す装置において、サブ入力系S1の入力回路23が、500[μs]ごとにメモリ23aに入力データを格納する構成を示したが、格納する周期は、フィルタ24が読み出すのと同じ周期(2[ms])にしてもよい。
図3、図4に示す装置において、メイン入力系M1のみでイベントデータを作成し、インターフェース16に出力する構成を示したが、サブ入力系S1に、メイン入力系M1に設けられるフィルタ21、イベントデータ作成手段15、イベントデータ確定手段20、時刻出力手段14と同じものを設けてイベントデータを作成してもよい。
なお、サブ入力系S1に設けられるフィルタ21は、第4のフィルタである。また、サブ入力系S1に設けられるイベントデータ作成手段15は、第2のイベントデータ作成手段である。そして、サブ入力系S1に設けられるイベントデータ確定手段は第4の入力データ確定手段である。そして、メイン入力系M1、サブ入力系S1で作成したイベントデータの比較をイベントデータ用の比較手段が行ない、一致したら比較したイベントデータをインターフェース16に出力し、不一致の場合は前回値のイベントデータを出力し、ホールドする構成としてもよい。
また、イベントデータに付加されたイベント時刻によって、同一イベントか片方のみが上位システムに通知しようとしているイベントかをイベントデータ用の比較手段が、判断してもよい。同一イベントであれば、メイン入力系M1またはサブ入力系S1のいずれか一方のイベントデータをインターフェース16に出力し、片方のみが通知しようとしているイベントであれば、そちら側のイベントデータをインターフェース16に出力してもよい。
図5に示す装置において、メイン入力系M1のみでイベントデータを作成し、インターフェース16に出力する構成を示したが、サブ入力系S1に、メイン入力系M1に設けられるイベントデータ作成手段15、時刻出力手段14と同じものを設けてイベントデータを作成してもよい。
なお、サブ入力系S1に設けられるイベントデータ作成手段15は、第2のイベントデータ作成手段である。そして、メイン入力系M1、サブ入力系S1で作成したイベントデータの比較をイベントデータ用の比較手段が行ない、一致したら比較したイベントデータをインターフェース16に出力し、不一致の場合は前回値のイベントデータを出力し、ホールドする構成としてもよい。
また、イベントデータに付加されたイベント時刻によって、同一イベントか片方のみが上位システムに通知しようとしているイベントかをイベントデータ用の比較手段が、判断してもよい。同一イベントであれば、メイン入力系M1またはサブ入力系S1のいずれか一方のイベントデータをインターフェース16に出力し、片方のみが通知しようとしているイベントであれば、そちら側のイベントデータをインターフェース16に出力してもよい。
図1、図3、図4、図5に示す装置において、第1の周期で入力データの確定をして上位システムへプロセスデータを出力し、入力データの異常発生時には上位システムへの出力をホールドする側を入力データ出力系統としてもよい。そして、第2の周期で入力した入力データの変化を判断し、変化した時刻を入力データに付加したイベントデータを作成し、第1の周期で入力データを確定し、この確定結果に基づいてイベントデータを上位システムに出力する側をイベントデータ出力系統としてもよい。
このように、入力データ出力系統とイベントデータ出力系統とが、第1の周期で入力データの確定を行う。そして、入力データ出力系統が、異常発生時には入力データのホールドを行ない、イベントデータ出力系統が、確定結果に基づいて、第2の周期で入力した入力データから作成したイベントデータを出力する。これにより、異常発生時には入力データをホールドしつつ、イベントデータの通知を確実に行なうことができる。従って、入力データイベントデータで確定する入力データとイベントデータの不一致を防ぐことができる。
本発明の第1の実施例を示した構成図である。 図1に示す装置の動作を説明したタイミングチャートである。 本発明の第2の実施例を示した構成図である。 本発明の第3の実施例を示した構成図である。 本発明の第4の実施例を示した構成図である。 従来のデータ入力装置の構成を示した図である。 図6に示す装置の動作を説明したタイミングチャートである。 従来のデータ入力装置のその他の構成を示した図である。 図8に示す装置の動作を説明したタイミングチャートである。 従来のデータ入力装置のその他の構成を示した図である。 図10に示す装置の動作を説明したタイミングチャートである。 図10に示す装置の動作を説明したタイミングチャートである。
符号の説明
11、21、24 フィルタ
12、25 プロセスデータ確定手段
15 イベントデータ作成手段
17 診断手段
18、26 スイッチ
20 イベントデータ確定手段
22、27 比較手段

Claims (9)

  1. 時間でレベルが変動する入力データを保持する入力回路と、
    前記入力データの正常時には前記入力回路の入力データを第1の周期で読み出して第1の周期で入力データの確定をして上位システムへ確定した入力データをプロセスデータとして出力し、入力データの異常発生時には上位システムへの出力をホールドする入力データ出力系統と、
    前記入力回路の入力データを第2の周期で読み出して入力データのレベルの変化を判断し、変化した時刻を入力データに付加したイベントデータを作成すると共に、前記入力回路の入力データを前記第1の周期で読み出して前記第1の周期で入力データの確定を行ない、この確定結果に基づいて作成したイベントデータを破棄または上位システムに出力するイベントデータ出力系統と
    を備え、前記第1の周期は、前記第2の周期よりも長いことを特徴とするデータ入力装置。
  2. 入力データの変化後に、この変化した入力データが所定の期間経過しても変化後の状態から更に変化しない場合に、入力データが変化した時刻を入力データに付加したイベントデータを出力するデータ入力装置であって、
    時間でレベルが変動する入力信号に基づく入力データを保持する入力回路と、
    第1の周期で入力データを入力し、入力データのレベルに基づいてカウントを行ないフィルタ値を求め、求めたフィルタ値と入力した入力データとを出力する第1のフィルタと、
    この第1のフィルタから入力データとフィルタ値とが入力され、フィルタ値によって入力データの確定を行ない、確定した入力データをプロセスデータとして出力する第1の入力データ確定手段と、
    前記第1の周期で前記入力回路の入力データを読み出し、入力データのレベルに基づいてカウントを行ないフィルタ値を求め、求めたフィルタ値と読み出した入力データとを出力する第2のフィルタと、
    この第2のフィルタから入力データとフィルタ値とが入力され、フィルタ値によって入力データの確定を行なう第2の入力データ確定手段と、
    第2の周期で前記入力回路の入力データを読み出し、この入力データに時刻を付加してイベントデータを作成し、前記第2の入力データ確定手段の確定結果に基づいて、前記イベントデータを破棄または出力する第1のイベントデータ作成手段と、
    前記入力回路の入力データまたは前記第1の入力データ確定手段が確定した入力データの一方を選択し、前記第1のフィルタに出力する第1のスイッチと、
    前記入力回路への入力データが正常か否かを診断し、前記第1のスイッチの切り替えを行なう第1の診断手段と
    を設け、前記第1の周期は、前記第2の周期よりも長いことを特徴とするデータ入力装置。
  3. 前記入力回路に入力されるのと同じ入力信号に基づく入力データを保持するサブ入力系の入力回路と、
    第1の周期で入力データを入力し、入力データのレベルに基づいてカウントを行ないフィルタ値を求め、求めたフィルタ値と入力した入力データとを出力する第3のフィルタと、
    この第3のフィルタから入力データとフィルタ値とが入力され、フィルタ値によって入力データの確定を行なう第3の入力データ確定手段と、
    前記第1、3の入力データ確定手段それぞれが確定した入力データの比較を行ない、不一致の場合は前回値をホールドする比較手段と、
    前記サブ入力系の入力回路の入力データまたは前記第3の入力データ確定手段が確定した入力データの一方を選択し、前記第3のフィルタに出力する第2のスイッチと、
    前記サブ入力系の入力回路への入力データが正常か否かを診断し、前記第2のスイッチの切り替えを行なう第2の診断手段と
    を設けたことを特徴とする請求項2記載のデータ入力装置。
  4. 第1の診断手段と第2の診断手段とが共通であることを特徴とする請求項3記載のデータ入力装置。
  5. 前記第1の周期で前記サブ入力系の入力回路の入力データを読み出し、入力データのレベルに基づいてカウントを行ないフィルタ値を求め、求めたフィルタ値と読み出した入力データとを出力する第4のフィルタと、
    この第4のフィルタから入力データとフィルタ値とが入力され、フィルタ値によって入力データの確定を行なう第4の入力データ確定手段と、
    前記第2の周期で前記サブ入力系の入力回路の入力データを読み出し、この入力データに時刻を付加してイベントデータを作成し、前記第4の入力データ確定手段の確定結果に基づいて、前記イベントデータを破棄または出力する第2のイベントデータ作成手段と
    を設けたことを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載のデータ入力装置。
  6. 入力データの変化後に、この変化した入力データが所定の期間経過しても変化後の状態から更に変化しない場合に、入力データが変化した時刻を入力データに付加したイベントデータを出力するデータ入力装置であって、
    時間でレベルが変動する入力信号に基づく入力データを保持する入力回路と、
    第1の周期で前記入力回路の入力データを読み出し、入力データのレベルに基づいてカウントを行ないフィルタ値を求め、求めたフィルタ値と読み出した入力データとを出力する第1のフィルタと、
    この第1のフィルタから入力データとフィルタ値とが入力され、フィルタ値によって入力データの確定を行ない、確定した入力データをプロセスデータとして出力する第1の入力データ確定手段と、
    前記第1の周期で前記入力回路の入力データを読み出し、入力データのレベルに基づいてカウントを行ないフィルタ値を求め、求めたフィルタ値と読み出した入力データとを出力する第2のフィルタと、
    この第2のフィルタから入力データとフィルタ値とが入力され、フィルタ値によって入力データの確定を行なう第2の入力データ確定手段と、
    第2の周期で前記入力回路の入力データを読み出し、この入力データに時刻を付加してイベントデータを作成し、前記第2の入力データ確定手段の確定結果に基づいて、前記イベントデータを破棄または出力する第1のイベントデータ作成手段と、
    前記入力回路に入力されるのと同じ入力信号に基づく入力データを保持するサブ入力系の入力回路と、
    前記第1の周期で前記サブ入力系の入力回路の入力データを読み出し、入力データのレベルに基づいてカウントを行ないフィルタ値を求め、求めたフィルタ値と読み出した入力データとを出力する第3のフィルタと、
    この第3のフィルタから入力データとフィルタ値とが入力され、フィルタ値によって入力データの確定を行ない、確定した入力データをプロセスデータとして出力する第3の入力データ確定手段と、
    前記第1、3の入力データ確定手段それぞれが確定した入力データの比較を行ない、不一致の場合は前回値をホールドする比較手段と
    を設け、前記第1の周期は、前記第2の周期よりも長いことを特徴とするデータ入力装置。
  7. 前記第1の周期で前記サブ入力系の入力回路の入力データを入力し、入力データのレベルに基づいてカウントを行ないフィルタ値を求め、求めたフィルタ値と読み出した入力データとを出力する第4のフィルタと、
    この第4のフィルタから入力データとフィルタ値とが入力され、フィルタ値によって入力データの確定を行なう第4の入力データ確定手段と、
    前記第2の周期で前記サブ入力系の入力回路の入力データを読み出し、この入力データに時刻を付加してイベントデータを作成し、前記第4の入力データ確定手段の確定結果に基づいて、前記イベントデータを破棄または出力する第2のイベントデータ作成手段と
    を設けたことを特徴とする請求項6記載のデータ入力装置。
  8. 入力データの変化後に、この変化した入力データが所定の期間経過しても変化後の状態から更に変化しない場合に、入力データが変化した時刻を入力データに付加したイベントデータを出力するデータ入力装置であって、
    時間でレベルが変動する入力信号に基づく入力データを保持する入力回路と、
    第1の周期で前記入力回路の入力データを読み出し、入力データのレベルに基づいてカウントを行ないフィルタ値を求め、求めたフィルタ値と読み出した入力データとを出力する第1のフィルタと、
    この第1のフィルタから入力データとフィルタ値とが入力され、フィルタ値によって入力データの確定を行ない、確定した入力データをプロセスデータとして出力する第1の入力データ確定手段と、
    第2の周期で前記入力回路の入力データを読み出し、この入力データに時刻を付加してイベントデータを作成し、前記第1の入力データ確定手段の確定結果に基づいて、前記イベントデータを破棄または出力する第1のイベントデータ作成手段と、
    前記入力回路に入力されるのと同じ入力信号に基づく入力データを保持するサブ入力系の入力回路と、
    前記第1の周期で前記サブ入力系の入力回路の入力データを読み出し、入力データのレベルに基づいてカウントを行ないフィルタ値を求め、求めたフィルタ値と読み出した入力データとを出力する第3のフィルタと、
    この第3のフィルタから入力データとフィルタ値とが入力され、フィルタ値によって入力データの確定を行ない、確定した入力データをプロセスデータとして出力する第3の入力データ確定手段と、
    前記第1、3の入力データ確定手段それぞれが確定した入力データの比較を行ない、不一致の場合は前回値をホールドする比較手段と
    を設け、前記第1の周期は、前記第2の周期よりも長いことを特徴とするデータ入力装置。
  9. 前記第2の周期で前記サブ入力系の入力回路の入力データを読み出し、この入力データに時刻を付加してイベントデータを作成し、前記第3の入力データ確定手段の確定結果に基づいて、前記イベントデータを破棄または出力する第2のイベントデータ作成手段を設けたことを特徴とする請求項8記載のデータ入力装置。
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