JP4193312B2 - 自動券売機および情報処理方法、並びに記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動券売機および情報処理方法、並びに記録媒体に関し、特に、提供するサービスに対応させて、コンテンツを供給することができるようにした自動券売機および情報処理方法、並びに記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ネットワークを介して、楽曲データなど、それ自体に価値があるデータ(以下、コンテンツと称する)を提供するコンテンツ提供システムが存在する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
通常、コンテンツ提供システムにおけるコンテンツの提供は、いわゆるパーソナルコンピュータを介して行われる。利用者は、提供されたコンテンツを、そのパーソナルコンピュータまたは他の装置を介して、例えば再生する。
【0004】
しかしながら、例えば、電車の乗車券を買うときに利用される自動券売機など、コンピュータ以外の装置を介してコンテンツを提供するコンテンツ提供システムは、提案されておらず、その結果、変化に富んだサービスを提供することができない課題があった。
【0005】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、変化に富んだサービスを提供することができるようにするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の情報処理装置は、第1のサービスを選択する第1の選択手段と、第1の選択手段により選択された第1のサービスに基づいて決定された条件の範囲内で使用可能な第2のサービスを選択する第2の選択手段と、第1の選択手段により選択された第1のサービスに対応した切符データ、および第2の選択手段により選択された第2のサービスに対応した楽曲データを取得する取得手段と、取得手段により取得された切符データおよび楽曲データを、楽曲データの読み出しが許容されているか否かを判定するために必要な第3のデータが記録される乗車券に記録する記録手段とを備え、第3のデータは、再生可能フラグまたは再生禁止フラグであり、自動券売機および自動改札機により設定されることを特徴とする。
【0008】
請求項2に記載の情報処理方法は、第1のサービスを選択する第1の選択ステップと、第1の選択ステップの処理で選択された第1のサービスに基づいて決定された条件の範囲内で使用可能な第2のサービスを選択する第2の選択ステップと、第1の選択ステップの処理で選択された第1のサービスに対応した切符データ、および第2の選択ステップの処理で選択された第2のサービスに対応した楽曲データを取得する取得ステップと、取得ステップの処理で取得された切符データおよび楽曲データを、楽曲データの読み出しが許容されているか否かを判定するために必要な第3のデータが記録される乗車券に記録する記録ステップとを含み、第3のデータは、再生可能フラグまたは再生禁止フラグであり、自動券売機および自動改札機により設定されることを特徴とする。
【0009】
請求項3に記載の記録媒体は、第1のサービスを選択する第1の選択ステップと、第1の選択ステップの処理で選択された第1のサービスに基づいて決定された条件の範囲内で使用可能な第2のサービスを選択する第2の選択ステップと、第1の選択ステップの処理で選択された第1のサービスに対応した切符データ、および第2の選択ステップの処理で選択された第2のサービスに対応した楽曲データを取得する取得ステップと、取得ステップの処理で取得された切符データおよび楽曲データを、楽曲データの読み出しが許容されているか否かを判定するために必要な第3のデータが記録される乗車券に記録する記録ステップとを含み、第3のデータは、再生可能フラグまたは再生禁止フラグであり、自動券売機および自動改札機により設定される
ことを特徴とする。
【0010】
請求項1に記載の自動券売機、請求項2に記載の情報処理方法、および請求項3に記載の記録媒体においては、第1のサービスが選択され、選択された第1のサービスに基づいて決定された条件の範囲内で使用可能な第2のサービスが選択され、選択された第1のサービスに対応した切符データ、および選択された第2のサービスに対応した楽曲データが取得され、取得された切符データおよび楽曲データが、楽曲データの読み出しが許容されているか否かを判定するために必要な第3のデータが記録される乗車券に記録される。なお、第3のデータは、再生可能フラグまたは再生禁止フラグであり、自動券売機および自動改札機により設定される。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明を適用した楽曲データ提供システムの利用例を示している。自動券売機1は、新幹線に乗車するために必要な、特急券付き乗車券(以下、単に、乗車券Aと称する)を券売する装置で、通常、新幹線が到着出発する駅の構内(新幹線のりばの近辺)に設けられている。自動券売機1により券売される乗車券Aは、紙製で、その裏面には、磁気記録面が設けられている。乗車券Aの磁気記録面には、自動改札機2が読み取り可能な、出発駅および目的駅を示すデータ(以下、区間データと称する)、および乗車券有効期間を示すデータ(以下、有効期間データと称する)など、利用者の乗り降りを管理するために必要なデータ(以下、区間データおよび有効期間データを含む、利用者の乗り降りを管理するために必要なデータを切符データと称する)の他、コンテンツのデータ(この例の場合、楽曲の楽曲データ)およびその楽曲データの再生を許可するフラグ(以下、再生許可フラグ)またはその再生を禁止するフラグ(以下、再生禁止フラグ)が記録されている。
【0012】
自動改札機2は、利用者が新幹線に乗車するときに、その入力部21から入力された乗車券Aに、乗車開始を示すフラグ(乗車開始フラグと称する)、および乗車券Aに記録された(正確には、その裏面に設けられた磁気記録面に記録された)楽曲データの再生を許可する再生許可フラグを設定して、出力部22から出力する。このとき自動改札機2のゲート23は、開かれる。
【0013】
自動改札機2は、利用者が新幹線から下車するときに、入力部21から入力された乗車券Aに、乗車終了を示すフラグ(以下、乗車終了フラグと称する)、および乗車券Aに記録されている楽曲データの再生を禁止する再生禁止フラグを設定して、出力部22から出力する。自動改札機2はまた、利用者が途中下車するときに、入力部21から入力された乗車券Aに、途中下車を示すフラグ(以下、途中下車フラグを称する)、および再生禁止フラグを設定して、出力部22から出力する。
【0014】
再生装置3は、利用者により携帯され、乗車券Aに記録されている楽曲データを再生する。利用者は、再生された楽曲を、イヤホン31を介して聴くことができる。
【0015】
次に、自動券売機1の外観の構成例を説明する。自動券売機1の正面には、料金投入部11、操作部12、表示部13、および発券部14等が設けられている。
【0016】
料金投入部11には、乗車券Aの料金および楽曲の料金分の金銭が投入される。操作部12は、目的地および料金(自動券売機1が設置されている駅から、目的地の駅までの料金)が示される複数の区間ボタン12A、購入する楽曲を選択するときに操作される選択ボタン12B、および楽曲の購入を中止するときに操作される中止ボタン12C等から構成されている。表示部13は、LCD等から構成され、料金投入部11から投入された料金、不足額、または釣り銭額の他、購入可能な楽曲のリストを表示する。発券部14は、乗車券Aを発券する。
【0017】
次に、再生装置3の外観の構成例を説明する。再生装置3の側面には、イヤホン31が接続される端子32の他、乗車券Aが挿入される乗車券挿入口33が設けられている。また、再生装置3の上面には、各種情報が表示される表示部34、再生を開始するときに操作される再生ボタン35、および再生を停止させるときに操作される停止ボタン36などが設けられている。
【0018】
次に、図2を参照して、自動券売機1の内部の構成例を説明する。
【0019】
図2の自動券売機1の投入額検出部41は、料金投入部11に投入された金銭の総額を検出し、検出結果を制御部40に出力する。入力制御部42は、利用者による操作部12の操作に対応した信号を、制御部40に出力する。
【0020】
出力制御部43は、投入額検出部41により投入された金銭の総額や楽曲リストなどを、表示部13に表示させる。
【0021】
乗車券生成部44は、制御部40を介して入力された切符データや楽曲データを乗車券Aの裏面に設けられている磁気記録面に記録し、発券部14から発券させる。
【0022】
楽曲データ記憶部45は、購入可能な楽曲の楽曲データの他、その楽曲の曲名、歌手名、および料金等の情報を含む楽曲リストを記憶している。切符データ記憶部46は、切符データを記憶している。
【0023】
制御部40は、投入額検出部41乃至切符データ記憶部46の処理を制御する。制御部40はまた、切符データを一時的に保持するメモリAおよび楽曲データを一時的に保持するメモリBを内蔵している。
【0024】
次に、自動券売機1の動作について、図3のフローチャートを参照して説明する。
【0025】
ステップS1において、利用者により、自動券売機1の操作部12の区間ボタン12Aが操作されて、利用区間が指定され、その利用区間の料金分の金銭が、料金投入部11から投入される。これにより、投入額検出部41は、投入された金銭の総額を検出し、制御部40に出力し、入力制御部42は、操作部12の操作に対応した信号(選択された利用区間を示す信号)を制御部40に出力する。
【0026】
ステップS2において、制御部40は、入力制御部42から入力された、利用区間に対応する切符データを、切符データ記憶部46から読み出し、メモリAに記憶する。
【0027】
次に、ステップS3において、制御部40は、楽曲リストを、楽曲データ記憶部45から読み出すとともに、読み出した楽曲リストを、出力制御部43を制御して、表示部13に表示させる。これにより、表示部13には、購入可能が楽曲の、曲名、歌手名、および料金などが示される。
【0028】
ステップS4において、制御部40は、利用者により操作部12の選択ボタン12Bが操作され、購入する楽曲が選択されたか、または中止ボタン12Cが操作され、楽曲の購入が中止されたかを判定し、選択ボタン12Bが操作され、楽曲が選択されたと判定した場合、ステップS5に進む。
【0029】
ステップS5において、制御部40は、ステップS4で選択された楽曲のIDを、入力制御部42から取得するとともに、そのIDを有する楽曲の楽曲データを、楽曲データ記憶部45から読み出し、メモリBに記憶する。制御部40はまた、このとき、選択された楽曲の料金を、出力制御部43を制御して、表示部13に表示させたり、この表示に基づいて、料金投入部11から投入された金銭の額や釣り銭の額などを表示部13に表示させる。
【0030】
ステップS6において、制御部40は、メモリAの内容(ステップS2で記憶された切符データ)と、メモリBの内容(ステップS5で記憶された楽曲データ)を、乗車券生成部44に出力する。乗車券生成部44は、制御部40から入力された切符データおよび楽曲データを、乗車券Aの裏面に設けられている磁気記録面に記録する。乗車券生成部44はまた、再生禁止フラグを、乗車券Aの磁気記録面に記録する。乗車券生成部44は、このように、切符データ、楽曲データ、および再生禁止フラグを記録した乗車券Aを、発券部14を介して、発券する。
【0031】
ステップS7において、制御部40は、メモリAおよびメモリBを初期化する。これにより、メモリAおよびメモリBには、所定の初期値が設定される。その後、処理は終了する。
【0032】
ステップS4において、楽曲の購入が中止されたと判定された場合、ステップS5の処理はスキップされて、ステップS6に進む。すなわち、この場合、メモリBには、楽曲データが記憶されないので、ステップS6において、楽曲データが記録されていない乗車券Aが発券される。
【0033】
以上のようにいて、自動券売機1から乗車券を購入する際、所定の楽曲データも同時に購入することができるが、例えば、各駅または各路線ごとに、利用者が購入することができるコンテンツを設けることより、各駅または各路線の特徴を生かしたサービスを提供することができる。
【0034】
次に、楽曲データが記録されている乗車券Aを利用する方法について説明する。この例の場合、乗車券Aには、楽曲Wの楽曲データWDおよび東京(東京駅)から仙台(仙台駅)までの利用区間に対応する切符データWCが記録されているものとする。
【0035】
乗車券Aを購入した利用者が、新幹線に乗車する際、東京駅の自動改札機2の入力部21に、乗車券Aを入力すると、乗車券Aには、乗車開始フラグと再生許可フラグが設定される。その後、乗車券Aは、出力部22から出力される。
【0036】
乗車開始フラグおよび再生許可フラグが設定された乗車券Aを受け取った利用者は、新幹線に乗車し、再生装置3の乗車券挿入口33に、乗車券Aを挿入し、再生ボタン33を操作する。これにより、再生装置3において、挿入された乗車券Aに、再生許可フラグが記録されているか否かが判定され、この例の場合のように、再生許可フラグが設定されている場合、乗車券Aに記録されている楽曲データWDを再生するための処理が開始される。その結果、利用者は、イヤホン31を介して楽曲Wを聴くことができるようになる。一方、再生禁止フラグが記録されていると判定された場合、再生装置3において、楽曲データWDを再生するための処理は開始されず、このため、利用者は、楽曲Wを聴くことができない。
【0037】
新幹線が、仙台駅(目的駅)に到着し、利用者Aが下車する際、仙台駅の自動改札機2の入力部21に、乗車券Aを入力すると、乗車券Aには、乗車終了フラグおよび再生禁止フラグが設定される。乗車券Aは、このとき、自動改札機2により回収される。
【0038】
以上のようにして、利用者は、利用区間の間において、乗車券Aに記録された楽曲Wを聴くことができる。
【0039】
次に、上述した例において、利用者Aが、東京駅乃至仙台駅の途中の駅である、例えば、宇都宮駅で下車した場合、すなわち、途中下車した場合について説明する。利用者Aは、宇都宮駅に到着し、宇都宮駅の自動改札機2の入力部21に、乗車券Aを入力すると、乗車券Aには、途中下車フラグおよび再生禁止フラグが設定される。乗車券Aは、出力部22から出力される。すなわち、この場合、利用者が、乗車券Aを保持することになるが、乗車券Aには、再生禁止フラグが設定されているので、乗車券Aに記録されている楽曲データWDは、再生装置3において再生されない。
【0040】
その後、利用者が、新幹線に再び乗車するために、宇都宮駅の自動改札機2の入力部21に、乗車券Aを入力すると、乗車券Aに設定された途中下車フラグが解除され、乗車開始フラグが設定されるとともに、乗車券Aには、再生許可フラグが設定される。乗車券Aは、出力部22から出力される。これにより、乗車券Aに記録されている楽曲データの再生が可能となり、利用者は、イヤホン31を介して、その楽曲Wを聴くことができる。
【0041】
なお、以上においては、自動券売機1が、新幹線に乗車するための乗車券Aを券売する場合を例として説明したが、他の電車(例えば、山手線)または地下鉄などに乗車するための乗車券を券売することもできる。この場合においても、利用者は、利用区間において、その乗車券に記録されたコンテンツ(楽曲データ)を使用(再生)することができる。
【0042】
また、以上においては、乗車券Aにコンテンツが記録される場合を例として説明したが、同様に、紙製で磁気記録面を有する、オレンジカード(商標)や飛行機の搭乗券などにコンテンツを記録することもできる。さらに、紙製ではあるが、一般的に、磁気記録面が設けられていない、例えば、コンサートの予約券や回数券に、磁気記録面を設け、それにコンテンツを記録するようにすることもできる。
【0043】
また、紙以外の材質、例えば、プラスチック等で作られたクレジットカードの磁気記録面に、または、ICカードやPCMCIAなどに組み込まれているメモリにコンテンツを記録することもできる。さらに、リモートカード(ferica)、ハードディスク(IBMマイクロデバイス(商標))、またはパーソナルコンピュータなどに記録することもできる。
【0044】
また、以上においては、提供されるコンテンツが、楽曲データである場合を例として説明したが、ゲームソフト、ナビゲーションソフト、旅行ガイド、または小説などとすることもできる。
【0045】
さらに、以上においては、コンテンツが、磁気記録面に記録される場合を例として説明したが、コンテンツのデータをバーコードデータに変換して、記録媒体に貼付することもできる。
【0046】
また、以上においては、所定のフラグ(再生許可フラグまたは再生禁止フラグ)を乗車券Aに設定し、楽曲データの再生を制限する場合を例として説明したが、コンテンツ自体を消去するようにして、コンテンツの使用を制限することもできる。また、コンテンツを使用する際に必要なパスワードを設けたりすることもできる。
【0047】
また、以上においては、コンテンツが提供される場合を例として説明したが、コンテンツの代わりに、例えば、新幹線内の無線網にアクセスすることができるアクセス権(例えば、URL)を提供するようにすることもできる。これにより、利用者は、その無線網にアクセスし、例えば、無線網が提供するサービス(ラジオ放送)を利用することができるようになる。
【0048】
また、以上においては、出発駅から目的駅への移動中に限り、コンテンツの使用を可能とする場合を例として説明したが、例えば、所定の時間または時刻に限って、その使用を可能とすることもできる。
【0049】
また、以上においては、所定の料金を支払うことことで、だれでも、コンテンツを購入する場合を例として説明したが、例えば、所定の駅を、一定回数以上利用した利用者のみが、コンテンツを購入することができるようにするなど、コンテンツの購入にあたり、制限を設けることもできる。
【0050】
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行させることもできるが、ソフトウエアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行する自動券売機について説明する。
【0051】
図4の自動券売機101は、例えばコンピュータで構成される。CPU(Central Processing Unit)111にはバス115を介して入出力インタフェース116が接続されており、CPU111は、入出力インタフェース116を介して、ユーザから、キーボード、マウスなどよりなる入力部118から指令が入力されると、例えば、ROM(Read Only Memory)112、ハードディスク114、またはドライブ120に装着される磁気ディスク131、光ディスク132、光磁気ディスク133、若しくは半導体メモリ134などの記録媒体に格納されているプログラムを、RAM(Random Access Memory)113にロードして実行する。さらに、CPU111は、その処理結果を、例えば、入出力インタフェース116を介して、LCD(Liquid Crystal Display)などよりなる表示部117に必要に応じて出力する。なお、プログラムは、ハードディスク114やROM112に予め記憶しておき、自動券売機101と一体的にユーザに提供したり、磁気ディスク131、光ディスク132、光磁気ディスク133,半導体メモリ134等のパッケージメディアとして提供したり、衛星、ネットワーク等から通信部119を介してハードディスク114に提供することができる。
【0052】
なお、本明細書において、システムの用語は、複数の装置、手段などより構成される全体的な装置を意味するものとする。
【0053】
また、本明細書において、記録媒体により提供されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
【0054】
【発明の効果】
請求項1に記載の自動券売機、請求項2に記載の情報処理方法、および請求項3に記載の記録媒体によれば、選択した第1のサービスに基づいて決定される条件の範囲内で使用可能な第2のサービスを選択し、第1のサービスに対応した切符データ、および第2のサービスに対応した楽曲データを取得し、楽曲データの読み出しが許容されているか否かを判定するために必要な再生可能フラグまたは再生禁止フラグであり、自動券売機および自動改札機により設定される第3のデータが記録される乗車券に記録するようにしたので、変化に富んだサービスを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した楽曲データ提供システムの構成例を示す図である。
【図2】図1の自動券売機1の内部の構成例を示すブロック図である。
【図3】自動券売機1の動作を説明するフローチャートである。
【図4】自動券売機101の内部の構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 自動券売機, 2 自動改札機, 3 再生装置, 11 料金投入部,12 操作部, 13 表示部, 14 発券部, 21 入力部, 22 出力部, 23 ゲート, 31 イヤホン, 32 端子, 33 乗車券挿入口, 34 表示部, 35 再生ボタン, 36 停止ボタン, 40 制御部, 41 投入額検出部, 42 入力制御部, 43 出力制御部, 44 乗車券生成部, 45 楽曲データ記憶部, 46 切符データ記憶部
Claims (3)
- 自動券売機において、
第1のサービスを選択する第1の選択手段と、
前記第1の選択手段により選択された前記第1のサービスに基づいて決定された条件の範囲内で使用可能な第2のサービスを選択する第2の選択手段と、
前記第1の選択手段により選択された前記第1のサービスに対応した切符データ、および前記第2の選択手段により選択された前記第2のサービスに対応した楽曲データを取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記切符データおよび前記楽曲データを、前記楽曲データの読み出しが許容されているか否かを判定するために必要な第3のデータが記録される乗車券に記録する記録手段と
を備え、
前記第3のデータは、再生可能フラグまたは再生禁止フラグであり、前記自動券売機および自動改札機により設定される
ことを特徴とする自動券売機。 - 自動券売機の情報処理方法において、
第1のサービスを選択する第1の選択ステップと、
前記第1の選択ステップの処理で選択された前記第1のサービスに基づいて決定された条件の範囲内で使用可能な第2のサービスを選択する第2の選択ステップと、
前記第1の選択ステップの処理で選択された前記第1のサービスに対応した切符データ、および前記第2の選択ステップの処理で選択された前記第2のサービスに対応した楽曲データを取得する取得ステップと、
前記取得ステップの処理で取得された前記切符データおよび前記楽曲データを、前記楽曲データの読み出しが許容されているか否かを判定するために必要な第3のデータが記録される乗車券に記録する記録ステップと
を含み、
前記第3のデータは、再生可能フラグまたは再生禁止フラグであり、前記自動券売機および自動改札機により設定される
ことを特徴とする自動券売機の情報処理方法。 - 第1のサービスを選択する第1の選択ステップと、
前記第1の選択ステップの処理で選択された前記第1のサービスに基づいて決定された条件の範囲内で使用可能な第2のサービスを選択する第2の選択ステップと、
前記第1の選択ステップの処理で選択された前記第1のサービスに対応した切符データ、および前記第2の選択ステップの処理で選択された前記第2のサービスに対応した楽曲データを取得する取得ステップと、
前記取得ステップの処理で取得された前記切符データおよび前記楽曲データを、前記楽曲データの読み出しが許容されているか否かを判定するために必要な第3のデータが記録される乗車券に記録する記録ステップと
を含み、
前記第3のデータは、再生可能フラグまたは再生禁止フラグであり、自動券売機および自動改札機により設定される
ことを特徴とする処理をコンピュータに実行させるプログラムが記録されている記録媒体。
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