JP4191328B2 - 工作機械における摺動面保護装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ワークを研削する砥石ユニットを備えた上部テーブルを、下部テーブルに設けた摺動面上に前後摺動自在に支持した工作機械において、前記下部テーブルの摺動面に切粉が付着しないようにカバーで保護する摺動面保護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
回転する砥石でワークを研削する砥石ユニットを備えた工作機械において、該砥石ユニットを支持するテーブルを摺動自在に案内する摺動面に切粉を含む切削油が付着すると、切粉によって摺動面が早期に摩耗したり、テーブルのスムーズな摺動が妨げられたりする問題がある。そこで、かかる工作機械の摺動面をカバーで覆って切粉から保護するものが、特開昭59−209739号公報により提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで上記従来のものは、工作機械のテーブルの摺動面をシート状のカバーで覆うだけなので、そのシート状のカバーの端縁部から摺動面およびカバーの間に切粉が入り込むことが避けられず、摺動面の摩耗を確実に防止することできなかった。
【0004】
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、工作機械のテーブルの摺動面への切粉の付着を確実に防止することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、ワークを研削する砥石ユニットを備えた上部テーブルを、下部テーブルに設けた摺動面上に前後摺動自在に支持した工作機械において、前記上部テーブルの前端に第1支軸を介して前後揺動可能に枢支され、前記上部テーブルの後退時に前記摺動面を覆うカバー本体および該カバー本体の左右両端部に連設されて前記下部テーブルの左右両側面を覆う一対の側板を備えた第1カバー部材と;前記上部テーブルが前進端にあるときに前記第1カバー部材のカバー本体にて上部が覆われるように、前記下部テーブルの、前記摺動面に連なる前端面に固定されていて、該摺動面より低位置に存する横断面円弧状のガイド部材と;前記第1カバー部材の前端に第2支軸を介して前後揺動可能に枢支され、前記ガイド部材の前面に摺動可能に案内されて前記上部テーブルの後退時に前記摺動面を覆うカバー本体および該カバー本体の左右両端部に連設されて前記下部テーブルの左右両側面を覆う一対の側板を備えた第2カバー部材と;前端に重錘を備えて後端が前記上部テーブルの前端に固定され、中間部が前記第1カバー部材のカバー本体、前記第2カバー部材のカバー本体および前記ガイド部材を覆う可撓性シートよりなる第3カバー部材と;前記第1カバー部材を前記第1支軸まわりに後下方に付勢する第1スプリングと;前記第2カバー部材を前記第2支軸まわりに後下方に付勢する第2スプリングと;を備えたことを特徴とする工作機械における摺動面保護装置が提案される。
【0006】
上記構成によれば、下部テーブルの摺動面と、この摺動面の前縁に連なる下部テーブルの前端面とを可撓性シートよりなる第3カバー部材で覆うので、砥石でワークを研削した際に発生した切粉が摺動面に直接付着するのを防止し、かつ切粉が摺動面の前縁から該摺動面に入り込むのを確実に防止することができる。しかも摺動面の左右両側縁に連なる下部テーブルの左右両側面を第1カバー部材の左右の側板および第2カバー部材の左右の側板で覆うので、切粉が摺動面の左右両側縁から該摺動面に入り込むのを一層確実に防止し、摺動面の摩耗防止と上部テーブルのスムーズな摺動の確保とを可能にすることができる。また第1カバー部材および第2カバー部材がそれぞれ第1スプリングおよび第2スプリングで後下方に付勢されるので、上部テーブルが摺動面上を前進移動するときに、第1、第2スプリングの弾発力で第1、第2カバー部材をそれぞれ第1、第2支軸まわりにスムーズに後下方に揺動させて下部テーブルの前端面に回り込ませることができる。
【0007】
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記下部テーブルは、ベーステーブルの上面に左右方向に移動自在に支持されていて、その支持部の外側方が、前記上部テーブルが前進端にあるときには前記第3カバー部材により覆われることを特徴とする工作機械における摺動面保護装置が提案される。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を、添付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0009】
図1〜図7は本発明の一実施例を示すもので、図1はクランクシャフトの研削装置の全体側面図、図2は図1の2方向矢視図、図3は図2の3−3線拡大断面図、図4は図2の4−4線拡大断面図、図5は図3の要部拡大図、図6は摺動面保護装置の分解斜視図、図7は摺動面保護装置の作用説明図である。
【0010】
図1〜図4に示すように、クランクシャフトWの軸方向外側に位置する同位相の2本のクランクピンP1 ,P1 と、軸方向内側に位置して前記2本のクランクピンP1 ,P1 に対して180°位相のずれた2本のクランクピンP2 ,P2 とを研削する研削装置は、水平に配置されたベーステーブル11の上面に、クランクシャフトWを保持して回転駆動する主軸台12および心押台13を備える。主軸台12および心押台13は、クランクシャフトWの両軸端のジャーナルをそれぞれ支持した状態で、研削すべきクランクピン(例えば、軸方向外側の2本のクランクピンP1 ,P1 )の軸線L1 まわりに前記ジャーナルの軸線L2 を偏心回転させることにより、ジャーナルに対して偏心したクランクピンP1 ,P1 をその軸線L1 上で回転駆動する。
【0011】
ベーステーブル11の上面に一対のガイドレール14,14が左右方向(図2において紙面の上下方向)に固定されており、これらガイドレール14,14にスライドガイド15…を介して左右一対の下部テーブル16L,16Rが左右方向に移動自在に支持される。左右の下部テーブル16L,16Rは、それぞれベーステーブル11に設けたモータ17,17で駆動されるボールネジ18,18と、下部テーブル16L,16Rに設けられてボールネジ18,18に係合するボールナット19,19とにより、ガイドレール14,14に沿って相互に接近・離反するように左右方向に移動可能である。前記ボールネジ18,18およびボールナット19,19は、ベーステーブル11の上面に形成した溝状の凹部111 に収納される。
【0012】
左右の下部テーブル16L,16Rの上面に形成された摺動面20,20に、それぞれ左右の上部テーブル21L,21Rが前後方向に摺動自在に支持される。左右の上部テーブル21L,21Rは、それぞれ左右の下部テーブル16L,16Rにアリ溝係合22…しており、下部テーブル16L,16Rに設けたモータ23,23で駆動されるボールネジ24,24と、上部テーブル21L,21Rに設けられてボールネジ24,24に係合するボールナット25,25とにより、上部テーブル21L,21Rは下部テーブル16L,16Rに対して前後方向に駆動される。前記ボールネジ24,24およびボールナット25,25は、下部テーブル16L,16Rの上面に形成した溝状の凹部161 ,161 に収納される。
【0013】
左右の上部テーブル21L,21Rの上面に、それぞれ砥石ユニット26L,26Rが設けられる。砥石ユニット26L,26Rは、出力軸271 ,271 を左右方向に配置したモータ27,27と、モータ27,27の出力軸271 ,271 に設けられた駆動プーリ28,28と、左右方向に延びる砥石支持軸29,29と、砥石支持軸29,29に設けられた従動プーリ30,30と、砥石支持軸29,29に設けられた円形の砥石31,31と、駆動プーリ28,28および従動プーリ30,30を接続する無端ベルト32,32と、駆動プーリ28,28、従動プーリ30,30および無端ベルト32,32を覆うベルトカバー33,33とから構成される。従って、モータ27,27を駆動すると、その出力軸271 ,271 の回転が駆動プーリ28,28、無端ベルト32,32、従動プーリ30,30および砥石支持軸29,29を介して砥石31,31に伝達され、砥石31,31が砥石支持軸29,29と共に回転駆動される。
【0014】
左右の下部テーブル16L,16Rの前部および左右の上部テーブル21L,21Rの前部には、砥石31,31でクランクシャフトWのクランクピンP1 ,P2 ;P2 ,P2 を研削した際に発生した切粉が下部テーブル16L,16Rの摺動面20,20に付着するのを防止すべく、それぞれ摺動面保護装置C,Cが設けられる。左右の摺動面保護装置C,Cは左右対称な同一構造であるため、その代表として右側の摺動面保護装置Cの構造を、図3および図5〜図7に基づいて説明する。
【0015】
摺動面保護装置Cは、金属製のガイド部材41と、金属製の第1カバー部材42および第2カバー部材43と、ラバー製の第3カバー部材44とを備える。ガイド部材41は円弧状の横断面を有する細長い部材であって、上部テーブル21Rが摺動する摺動面20の前端に連なる下部テーブル16Rの前端面に左右方向に固定される。
【0016】
第1カバー部材42は、左右方向に延びる細長い板状のカバー本体421 と、このカバー本体421 の左右両端に直角に結合された一対の側板422 ,422 とから構成される。第1カバー部材42は、一対の側板422 ,422 が第1支軸45,45を介して上部テーブル21Rの左右両側面の前端下部に枢支され、かつ一端を側板422 ,422 に固定した一対の第1スプリング46,46の他端が上部テーブル21Rの左右両側面の下部に固定される。上部テーブル21Rが前進端(図7(a)参照)にあるとき、カバー本体421 は第1スプリング46,46の弾発力で第1支軸45,45まわりに後下方に揺動して下部テーブル16Rの前端面のガイド部材41を覆い、また上部テーブル21Rが後退端(図7(c)参照)に向けて移動すると、カバー本体421 は第1スプリング46,46の弾発力に抗して第1支軸45,45まわりに前上方に揺動して下部テーブル16Rの摺動面20を覆う。
【0017】
第2カバー部材43は、左右方向に延びる細長い板状のカバー本体431 と、このカバー本体431 の左右両端に直角に結合された一対の側板432 ,432 とから構成される。第2カバー部材43は、一対の側板432 ,432 が第2支軸47,47を介して第1カバー部材42の一対の側板422 ,422 の内面に枢支され、かつ一端を側板432 ,432 に固定した一対の第2スプリング48,48の他端が下部テーブル16Rの左右両側面に固定される。上部テーブル21Rが前進端(図7(a)参照)にあるとき、カバー本体431 は第2スプリング48,48の弾発力で第2支軸47,47まわりに後下方に揺動して下部テーブル16Rの前端面のガイド部材41を覆うように当接し、また上部テーブル21Rが後退端(図7(c)参照)に向けて移動すると、カバー本体431 はガイド部材41の前面に案内されながら第2スプリング48,48の弾発力に抗して第2支軸47,47まわりに前上方に揺動し、下部テーブル16Rの摺動面20を覆う。
【0018】
長方形のラバーシートよりなる第3カバー部材44は、その後端がボルト49…で上部テーブル21Rの前端面に固定されるとともに、その前端にボルト50…で棒状の重錘51が固定される。上部テーブル21Rが前進端(図7(a)参照)にあるとき、第3カバー部材44は上部テーブル21Rの前端から略鉛直に垂下して第1カバー部材42のカバー本体421 の前面および下部テーブル16Rの前面を覆い、また上部テーブル21Rが後退端(図7(c)参照)に向けて移動すると、カバー部材44はガイド部材41の前面、第1カバー部材42のカバー本体421 の上面および第2カバー部材43のカバー本体431 の上面を覆う。
【0019】
次に、前述の構成を備えた本発明の実施例の作用について説明する。
【0020】
図2において、モータ17,17を駆動して左右の上部テーブル21L,21Rをガイドレール14,14に沿って左右方向に移動させ、主軸台12および心押台13に支持したクランクシャフトWの軸方向外側の一対のクランクピンP1 ,P1 の後方に、前記上部テーブル21L,21Rに設けた砥石ユニット26L,26Rの砥石31,31を位置させる。主軸台12および心押台13に支持したクランクシャフトWを、軸方向外側の一対のクランクピンP1 ,P1 の軸線L1 まわりに回転させた状態で、モータ23,23を駆動して左右の上部テーブル21L,21Rを前進させ、上部テーブル21L,21Rに設けた砥石ユニット26L,26Rの回転する砥石31,31で前記クランクピンP1 ,P1 を研削する。
【0021】
クランクシャフトWの軸方向外側のピンP1 ,P1 の研削が完了すると、上部テーブル21L,21Rを後退させた後に下部テーブル16L,16Rを相互に接近する方向に移動させ、クランクシャフトWの軸方向内側の一対のクランクピンP2 ,P2 の後方に、前記上部テーブル21L,21Rに設けた砥石ユニット26L,26Rの砥石31,31を位置させる。続いてクランクシャフトWを軸方向内側の一対のクランクピンP2 ,P2 の軸線まわりに回転させた状態で、左右の上部テーブル21L,21Rを前進させて砥石ユニット26L,26Rの砥石31,31で前記クランクピンP2 ,P2 を研削する。
【0022】
上述したように砥石31,31でクランクシャフトWのクランクピンP1 ,P1 ;P2 ,P2 を研削すると切粉を含む切削油が飛散するが、摺動面保護装置C,Cにより前記切削油が下部テーブル16L,16Rの摺動面20,20に付着することが防止される。
【0023】
その作用を右側の摺動面保護装置Cを例にとって説明する。上部テーブル21Rが図7(a)に示す前進端にあるとき、下部テーブル16Rの上面の摺動面20は上部テーブル21Rによって覆われる。しかも摺動面20の前縁は上部テーブル21Rの前端から垂下する第3カバー部材44によって覆われ、下部テーブル16Rの前部両側面は第1カバー部材42の側板422 ,422 および第2カバー部材43の側板432 ,43によって覆われる。
【0024】
上部テーブル21Rが前進端から後退すると、図7(b)に示すように、上部テーブル21Rに第1カバー部材42を介して連結された第2カバー部材43のカバー本体431 が、下部テーブル16Rに固定したガイド部材41に案内されて上方に移動する。上部テーブル21Rが更に後退すると、図7(c)に示すように、上部テーブル21Rに引かれた第1カバー部材42が第1支軸45,45まわりに前上方に回動し、また第2カバー部材43はガイド部材41に案内されながら第2支軸47,47まわりに前上方に回動し、それらカバー本体421 ,431 が摺動面20の上方に回り込む。このとき、第1カバー部材42のカバー本体421 、第2カバー部材43のカバー本体431 およびガイド部材41は第3カバー部材44によって覆われ、また摺動面20の左右両側部は第1カバー部材42の側板422 ,422 および第2カバー部材43の側板432 ,43によって覆われる。
【0025】
このように、上部テーブル21Rが下部テーブル16Rの摺動面20に沿って前後に移動しても、摺動面保護装置Cにより摺動面20に直接的あるいは間接的に切粉を含む切削油が付着するのを防止し、摺動面20が摩耗したり上部テーブル21Rのスムーズな摺動が阻害されたりするのを防止することができる。特に、摺動面20の左右の側縁が第1カバー部材42の側板422 ,422 および第2カバー部材43の側板432 ,432 で覆われるので、左右側方から摺動面20に切粉が入り込むのを確実に防止することができる。
【0026】
上部テーブル21Rが前方に移動するときには、前述と逆の図7(c)→(b)→(a)の順序で摺動面保護装置Cが作動する。このとき、可撓性シートよりなる第3カバー部材44は、その前端に設けた重錘51の作用で弛むことなく前方および下方に摺動することができる。また第1カバー部材42および第2カバー部材43はそれぞれ第1スプリング46,46および第2スプリング48,48の弾発力で付勢されているため、下部テーブル16Rに設けたガイド部材41の前面を覆うようにスムーズに後下方に揺動することができる。
【0027】
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
【0028】
例えば、実施例ではクランクシャフトWのピンP1 ,P2 ;P2 ,P2 を研削する工作機械を例示したが、本発明は他の任意の工作機械に対しても適用することができる。
【0029】
【発明の効果】
以上のように発明によれば、下部テーブルの摺動面と、この摺動面の前縁に連なる下部テーブルの前端面とを可撓性シートよりなる第3カバー部材で覆うので、砥石でワークを研削した際に発生した切粉が摺動面に直接付着するのを防止し、かつ切粉が摺動面の前縁から該摺動面に入り込むのを確実に防止することができる。しかも摺動面の左右両側縁に連なる下部テーブルの左右両側面を第1カバー部材の左右の側板および第2カバー部材の左右の側板で覆うので、切粉が摺動面の左右両側縁から該摺動面に入り込むのを一層確実に防止し、摺動面の摩耗防止と上部テーブルのスムーズな摺動の確保とを可能にすることができる。さらに第1カバー部材および第2カバー部材がそれぞれ第1スプリングおよび第2スプリングで後下方に付勢されるので、上部テーブルが摺動面上を前進移動するときに、第1、第2スプリングの弾発力で第1、第2カバー部材をそれぞれ第1、第2支軸まわりにスムーズに後下方に揺動させて下部テーブルの前端面に回り込ませることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 クランクシャフトの研削装置の全体側面図
【図2】 図1の2方向矢視図
【図3】 図2の3−3線拡大断面図
【図4】 図2の4−4線拡大断面図
【図5】 図3の要部拡大図
【図6】 摺動面保護装置の分解斜視図
【図7】 摺動面保護装置の作用説明図
【符号の説明】
W クランクシャフト(ワーク)
16L,16R 下部テーブル
20 摺動面
21L,21R 上部テーブル
26L,26R 砥石ユニット
41 ガイド部材
42 第1カバー部材
421 カバー本体
422 側板
43 第2カバー部材
431 カバー本体
432 側板
44 第3カバー部材
45 第1支軸
46 第1スプリング
47 第2支軸
48 第2スプリング

Claims (2)

  1. ワーク(W)を研削する砥石ユニット(26L,26R)を備えた上部テーブル(21L,21R)を、下部テーブル(16L,16R)に設けた摺動面(20)上に前後摺動自在に支持した工作機械において、
    前記上部テーブル(21L,21R)の前端に第1支軸(45)を介して前後揺動可能に枢支され、前記上部テーブル(21L,21R)の後退時に前記摺動面(20)を覆うカバー本体(421 )および該カバー本体(421 )の左右両端部に連設されて前記下部テーブル(16L,16R)の左右両側面を覆う一対の側板(422 )を備えた第1カバー部材(42)と;
    前記上部テーブル(21L,21R)が前進端にあるときに前記第1カバー部材(42)のカバー本体(42 1 )にて上部が覆われるように、前記下部テーブル(16L,16R)の、前記摺動面(20)に連なる前端面に固定されていて、該摺動面(20)より低位置に存する横断面円弧状のガイド部材(41)と;
    前記第1カバー部材(42)の前端に第2支軸(47)を介して前後揺動可能に枢支され、前記ガイド部材(41)の前面に摺動可能に案内されて前記上部テーブル(21L,21R)の後退時に前記摺動面(20)を覆うカバー本体(431 )および該カバー本体(431 )の左右両端部に連設されて前記下部テーブル(16L,16R)の左右両側面を覆う一対の側板(432 )を備えた第2カバー部材(43)と;
    前端に重錘(51)を備えて後端が前記上部テーブル(21L,21R)の前端に固定され、中間部が前記第1カバー部材(42)のカバー本体(421 )、前記第2カバー部材(43)のカバー本体(431 )および前記ガイド部材(41)を覆う可撓性シートよりなる第3カバー部材(44)と;
    前記第1カバー部材(42)を前記第1支軸(45)まわりに後下方に付勢する第1スプリング(46)と;
    前記第2カバー部材(43)を前記第2支軸(47)まわりに後下方に付勢する第2スプリング(48)と;
    を備えたことを特徴とする、工作機械における摺動面保護装置。
  2. 前記下部テーブル(16L,16R)は、ベーステーブル(11)の上面に左右方向に移動自在に支持されていて、その支持部の外側方が、前記上部テーブル(21L,21R)が前進端にあるときには前記第3カバー部材(44)により覆われることを特徴とする、請求項1に記載の工作機械における摺動面保護装置。
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