JP4191116B2 - 待ち時間管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、病院、美容院のように予約を行う店舗や施設で実際に診察等の順番が来るまでの患者等の利用者の待ち時間を管理する待ち時間管理システムに関する。
医療施設としての病院を例にとって説明する。患者は診察を受けるために病院を訪れ、病気の内容に応じて診療科目を決定すると共に、その科目の待合室で診察の順番を待つのが通常である。診察を受ける患者の数が多いような場合、待合室で長時間待たされることが多い。そこで、自分の診察が開始される予想時刻を聞いて、それまでは職場に帰って仕事をしたり、喫茶店に行って時間をつぶすように、外出を行う患者も多い。
そこで、受付時に手渡されたIC(Integrated Circuit)カードを所持する患者が、病院の用意した場所としての病院内のサロンルームや病院外の契約施設で時間を過ごし、診察の順番が近づいたとき待合室に呼び出されるようにした提案が行われている(たとえば特許文献1参照)。
この提案では、病院内のサロンルームに喫茶室、読書室、テレビ室などを設けると共に、ホストコンピュータにより動作する送信機を配置しておく。そして、診察の順番が近づいたら、その患者のICカードに対して呼出信号を送出して知らせるようにしている。
また、病院外の契約施設に患者が出向いた場合には、これらの施設に設けたリーダライタでICカードの読み取りを行わせて、その患者が外出した先を病院側に知らせておく。そして、診察の順番が近づいたら、その患者のいる施設のディスプレイに診察が近づいた旨のメッセージと診察番号を表示するようにしている。
特開2002−41652号公報(第0033〜0039段落、図1)
このような提案によって、患者は待合室に長時間拘束されるといった苦痛から解消されることになる。しかしながら、この提案によれば病院外の施設にICカードのリーダライタを置いたり、病院からのメッセージ等を表示するディスプレイを配置するので、これらの施設にある程度の費用を投入する必要がある。したがって、対象となる施設を十分用意することができず、患者にとっては満足する施設が存在しないという問題があった。また、施設側も比較的目立つ場所に病院の各種情報を表示するディスプレイ等の設備を配置する必要があり、その施設の雰囲気を壊してしまう場合があった。特に、病院外の施設は患者以外の一般の顧客も出入りするので、病院の付属施設のような印象を与えることはマイナスの印象を与えることがある。このようなことも原因として、患者に喜ばれるような施設が契約施設として採用されない場合もあった。
そこで本発明の目的は、病院の患者等の施設の利用者が実際にその施設を利用するまでの待ち時間を有効に活用することのできる待ち時間管理システムを提供することにある。
請求項1記載の発明では、(イ)医療施設に設けられ、患者ごとに診察の受け付けを行う受付手段と、この受付手段によって受け付けを行ってからその患者の診察が開始するまでの待ち時間を予測する待ち時間予測手段と、この待ち時間予測手段で予測された待ち時間が予め定めた第1の値よりも長いとき、その医療施設の周囲に存在し待ち時間に利用することのできる待ち時間利用施設を患者の診察が開始するまでの居場所として提示する待ち時間利用施設提示手段と、ネットワークとの通信を行う病院側通信手段と、この病院側通信手段を介して前記したネットワークから得られる患者の診察に関する情報を表示する病院側表示手段とを備えコンピュータの制御プログラムを実行することでこれらの各手段をソフトウェアによって実現する病院端末と、(ロ)この病院端末の前記した病院側通信手段と前記したネットワークを介して接続されたサーバ側通信手段と、このサーバ側通信手段の通信によって、前記した受付手段によって受け付けが終了し診察を待機しているそれぞれの患者について、前記した待ち時間予測手段によって予測した診察が開始する時刻と、前記した待ち時間利用施設提示手段によって提示された待ち時間利用施設に患者が出向いたかを記憶する患者順番待ちデータベースと、この患者順番待ちデータベースを逐次参照し、前記した待ち時間利用施設に出向いた患者の診察開始までの時間が前記した第1の値よりも短い第2の値よりも更に短くなったとき前記した医療施設に戻る時間になったことを通知する電子メールを送出する電子メール送出手段と、前記した患者順番待ちデータベースに記憶された患者から自身の診察時刻についての電子メールによる遅延依頼が来たときこれを受信する遅延依頼受信手段と、この遅延依頼受信手段が受信した患者の前記した診察時刻を前記した遅延依頼で依頼された遅延時間だけ繰り下げると共に、その患者の繰り下げ前の診察が開始する予定時刻から繰り下げ後の予定時刻までに診察が開始する予定の他の患者のうちの前記した待ち時間利用施設に出向いていない者の診察時刻を繰り上げるべく該当する患者を前記した患者順番待ちデータベースから検索する繰り上げ対象患者検索手段と、この繰り上げ対象患者検索手段で該当する患者が検索されたとき、これに応じて前記した患者順番待ちデータベースの内容を書き換える遅延依頼時更新手段と、前記した患者順番待ちデータベースの内容が書き換えられるたびにこれを前記した病院端末に通知する変更情報通知手段とを備えコンピュータの制御プログラムを実行することでこれらの各手段をソフトウェアによって実現する待ち時間管理サーバと、(ハ)前記した病院端末および時間管理サーバと前記したネットワークを介して接続された患者側通信手段と、この患者側通信手段によって前記した待ち時間管理サーバからの電子メールを受信して診察のために前記した医療施設に戻る時間になったことを表示する患者側表示手段と、自身の診察が開始する時刻を遅延させる必要が生じたときこれを前記した待ち時間管理サーバに前記した遅延依頼として電子メールで送信する遅延依頼送信手段とを備えコンピュータの制御プログラムを実行することでこれらの各手段をソフトウェアによって実現する患者側端末とを待ち時間管理システムに具備させる。
以上説明したように、本発明によれば、医療機関等で日常化している比較的長い待ち時間を、待たせる側が有効に過ごせる施設を紹介することで、待つ側の精神的な苦痛を和らげるだけでなく、地域の活性化に役立つ。これにより、医療機関等の施設の差別化を図ることも可能になる。
以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明を病院の待ち時間の管理に適用した待ち時間管理システムの概要を表わしたものである。この待ち時間管理システム100は、病院内に配置された病院端末101をインターネット102に接続した構成となっている。インターネット102には、顧客である患者の待ち時間を管理する待ち時間管理サーバ103が接続されている。また、個々の患者が個人で、あるいは病院の貸与という形で所持する携帯電話機等の患者無線端末104が無線基地局105を介して、同様にインターネットに接続されるようになっている。患者は、インターネット102に図示しない電話回線や光ケーブル等の有線を介して接続されるパーソナルコンピュータ等の患者有線端末106を利用してもよい。更にこの待ち時間管理システム100では、待ち時間を有効に過ごすための店舗や施設(以下、単に店舗という。)に店舗端末107が備えられている。店舗端末107は、同様にインターネット102に接続されている。
なお、この図では図示を簡略化するために患者端末104および店舗端末107を1つずつ示したが、これらは複数存在するのが通常である。また、待ち時間管理サーバ103は、複数の病院や医院をまとめて管理するものであってもよいし、診療科目ごとに設けられているものであってもよい。したがって、病院端末101は複数存在してもよい。もちろん、1つの病院であっても、各診療科目ごとに病院端末101が配置される可能性もある。
図2は、待ち時間管理サーバの構成の概要を表わしたものである。待ち時間管理サーバ103は、図示しないCPU(中央処理装置)や同じく図示しない制御プログラムを格納したハードディスク等の記憶媒体を配置した処理装置111を備えている。処理装置111は、所定のバスあるいは通信ケーブル等からなるデータ伝送手段112を介して、店舗情報データベース113、地図情報データベース114および患者順番待ちデータベース115と接続されている。
図3は、店舗情報データベースの一部を示したものである。店舗情報データベース113は、図1に示した店舗端末107の配置されたそれぞれの店舗番号、店舗の種類としての大区分、店名、住所、電話番号(TEL)、休業日、営業時間、利用時間、概要等のデータを収めたものである。ここで「店舗番号」は、処理装置111側で自動採番されたものである。「利用時間」は、通常想定されるその店舗の利用時間をいう。これは、患者の診察までの待ち時間との関係で必要とされる。店舗までのアクセスに要する時間は含んでいない。
図4は、地図情報データベースの一部を示したものである。地図情報データベース114は、それぞれの店舗番号と、その店舗の案内図としての地図情報と、その店舗への行き方が示されている。店舗への行き方には、たとえば電車を利用した場合や車で行った場合のアクセス時間(分)が併記されている。店舗によっては、駐車場の有無および料金等の駐車場情報が加えられていてもよい。
図5は、患者順番待ちデータベースの一部を表わしたものである。患者順番待ちデータベース115は、病院ごとに患者の診察までの待ち番号、氏名、住所、電話番号(TEL)、メールアドレス、受付時間、予想される診察開始時間、診察開始までの待ち時間および予想待ち時間、通知フラグおよび待ち場所が記されている。ここで「待ち番号」は、受付で患者が受け付けられた段階で、図2に示す処理装置111が自動採番する。「受付時間」は処理装置111が受け付けた時刻である。「待ち時間」と「予想待ち時間」の違いは、前者が実際の待ち時間であり、後者が他の患者の待ち時間を基にして待ち時間を予測して算出したものである。本実施例では後者の「予想待ち時間」を「待ち時間」として待ち時間管理サーバ103の運用を行っており、更に必要に応じて診察に間に合うように多少の余裕時間をマイナスの時間として付加して、前の患者の診察が早く終わったような場合でも、後の患者が診察に間に合わなくなる事態を回避するようにしている。更に、後にその制御を説明するように「待ち時間」と「予想待ち時間」は、その内容を適宜更新し、誤差が累積されないようにしている。「通知フラグ」は、診察間際の通知を電子メールでそれぞれの患者に行ったか否かを示すフラグである。ただし、本実施例では外出を行った患者にのみ診察間際の通知を行うようにしている。「待ち場所」は、その患者が診察まで過ごしている場所を表わしている。「院内」は病院内の待合室等に待機していることを示し、外出している場合にはその場所が記されている。
図6は、病院端末の構成を表わしたものである。病院端末101は、通常のパーソナルコンピュータと同様の構成であり、図2に示した処理装置111と同様の構成の処理装置121がバス122を介してハードディスク等からなる患者データベース123と接続された構成となっている。患者データベース123には、その病院内の患者のカルテ番号、名前、生年月日、診療科目、新患登録日、最終来院日、当日の受付時刻と診察の有無等のデータが患者ごとに書き込まれている。バス122には、受付担当者が患者についてのデータを入力する入力装置125および処方箋や領収書等を発行する出力装置126も接続されている。
図7は、患者無線端末の構成を表わしたものである。患者無線端末104は、通常の携帯電話機、PHS(Personal Handy-phone System)、PDA(Personal Digital Assistant)あるいは携帯型のパーソナルコンピュータからなっている。患者無線端末104は、CPU131を備えている。CPU131は、バス132によって、各種制御プログラムを格納したROM(Read Only Memory)133、各種データを一時的に格納するRAM(Random Access Memory)134と接続される他、無線通信装置135を介して図1に示した無線基地局105と通信を行い、電子メールの送受信を行うようになっている。入力装置136は、メール文の送信等のデータ入力に使用され、出力装置137は病院から送られてきた電子メール等の出力に使用される。
なお、図1に示した患者有線端末106は、図7に示した無線通信装置135の代わりに有線でインターネットに接続するモデム等の有線通信手段を備えているが、その他の点では本質的な相違点が存在しない。そこで、患者有線端末106の回路構成の図示は省略する。店舗端末107も、患者有線端末106と同様にパーソナルコンピュータから構成されている。店舗端末107は、図2に示した店舗情報データベース113と地図情報データベース114に対して必要なデータのアップロードや、これらのデータの更新を行うようになっているが、通常のパーソナルコンピュータと同一の構成となっているのでその図示および説明を省略する。
図8は、以上のような構成の待ち時間管理システムで、病院端末による診察までの待ち時間の算出処理を表わしたものである。図6に示した病院端末101の処理装置121は、患者による診療科目ごとの受け付けが行われると(ステップS201:Y)、その診療科目についての現在待機中の患者の人数を患者データベースから読み出す(ステップS202)。そして、その日におけるその診療科目の担当医の数と平均の診察処理時間を用いて、診察までの待ち時間T0を算出する(ステップS203)。具体的には待機中の患者の人数に平均の診察処理時間を掛けたものを担当医の数で割り算する。一例としては、平均の診察処理時間を10分に計算する。
次に処理装置121は、その診療科目の診察が開始しているかどうかをチェックする(ステップS204)。これは、診察開始前から患者の受け付けが開始される場合が多いからである。診察がすでに開始していれば(Y)、待ち時間tを待ち時間T0と等しくする(ステップS205)。そして、その待ち時間tだけ待ったときに昼休み等の診察の休み時間になるかどうかをチェックする(ステップS206)。
休み時間に差し掛かる場合には(Y)、その休み時間の長さTRを待ち時間tに加えた時間を新たな待ち時間tに設定する(ステップS207)。そして、この待ち時間tが待合室で待つ待合室最大時間TMAXよりも大きくなっているかどうかを判別する(ステップS208)。本実施例では待合室最大時間TMAXをデフォルト値として1時間に設定しているが、患者ごとに希望を聞いて、その値を患者データベース123に書き込むようにしてもよい。算出された待ち時間tが待合室最大時間TMAXよりも大きい場合(ステップS208:Y)、病院端末101の出力装置126には、待ち時間が長いので外出可能な旨と、詳細については患者無線端末104に指示が送られる旨の表示が行われる(ステップS209)。そして、本実施例の特徴となる待ち時間管理を実行させるために必要なデータが病院端末101から待ち時間管理サーバ103に送出される(ステップS210)。
これに対して、算出された待ち時間tが待合室最大時間TMAX以内であった場合(ステップS208:N)、病院端末101の出力装置126には、待ち時間が短いので待合室で待機するべき旨の指示と、詳細が患者無線端末104に電子メールで送られる旨の表示が行われる(ステップS211)。そして、必要なデータが病院端末101から待ち時間管理サーバ103に送出される(ステップS210)。なお、待合室最大時間TMAXが1時間に設定されている場合、前記したように診察に間に合うように多少の余裕時間をマイナスの時間として付加しているので、患者が実際に診察を受けるまでの時間は1時間よりも多少長くなる場合が多い。ただし、後に説明するように患者順番待ちデータベース115は診察の進行と共に更新されて、それぞれの時点の診察開始時刻でデータが補正されていくので、余裕時間が累積していって大きな誤差が発生することはない。
一方、ステップS204で診察がまだ開始していない場合(N)、処理装置121は現在時刻と診察開始までの時刻との差をとり、診察開始までの時間TSを算出する(ステップS212)。この場合、待ち時間tはステップS203で算出した待ち時間T0に診察開始までの時間TSを加算した時間となる(ステップS213)。そこでこの待ち時間tを算出し、これをステップS206で比較することになる。この結果、待ち時間tの終期が休み時間に差し掛かれば(Y)、ステップS207の演算が行われ、差し掛からない場合にはその休み時間を加算することなくステップS208の処理が行われることになる。
このように本実施例では、病院端末101が待ち時間の算出と、その結果に対する患者への簡単な指示までの処理を行い、これ以降における患者への電子メールによる連絡を含む処理を待ち時間管理サーバ103に行わせるようにしている。これは、待ち時間管理サーバ103への負担を軽減すると共に、急患のように病院の現場でのみ待ち時間を適切に対処できる事項については、病院端末101側で処理を行わせて、円滑な運用を確保するためである。もちろん、患者の受付処理も含めて待ち時間に関する処理を、全面的に待ち時間管理サーバ103が行うようにしてもよい。また、本実施例では病院の待合室のみを電子メールの受信可能な空間にして、ここにいる患者の患者無線端末104に対して電子メールの送信を行っている。患者本人の携行あるいは病院の貸与する患者無線端末104に赤外線送受信機能を具備させて、病院の待合室では赤外線通信を行うようにしてもよい。
図9は、待ち時間管理サーバの待ち場所等の案内処理を表わしたものである。待ち時間管理サーバ103は、病院端末101からデータを受信すると(ステップS231:Y)、それが図8のステップS211に基づいた待合室待機を前提としたデータであるか、ステップS209の外出を可能とするデータであるかを判別する(ステップS232)。前者の場合(Y)、待ち時間管理サーバ103は、「待ち時間のお知らせ」と題する電子メールの本文を、病院端末101から送られてきたデータを基に編集して(ステップS233)、これを該当の患者の宛先に電子メールで送信する(ステップS234)。
図10は、ステップS234で送られた「待ち時間のお知らせ」のメール本文の一例を表わしたものである。該当する患者はその患者無線端末104(図1)のディスプレイにこれを表示することで、現時点での待ち時間や診察開始予想時刻を知ることができる。
図9に戻って説明を続ける。ステップS232で、ステップS209の外出を可能とするデータであると判別した場合(N)、待ち時間管理サーバ103は、「待ち時間&待ち場所案内通知」と題する電子メールの本文を、病院端末101から送られてきたデータを基に編集して(ステップS235)、これを該当の患者の宛先に電子メールで送信する(ステップS236)。このとき、病院端末101は図3に示した店舗情報データベース113における「利用時間」の項目をチェックして、「利用時間」の長さが待ち時間よりも十分短い施設の選択を行う。当日が休日に該当したり、外出する時間が営業時間に該当しないものを対象から外すことももちろんである。
図11は、ステップS236で送られた「待ち時間&待ち場所案内通知」のメール本文の一例を表わしたものである。該当する患者はその患者無線端末104(図1)のディスプレイにこれを表示することで、現時点での待ち時間や診察開始予想時刻を知ることができる。また、待ち時間を外出して過ごす場合の可能な施設の一覧が表示されるので、患者はこれらの施設で興味を持ったものがある場合には、「案内のお願い」の項目に印を付けて、待ち時間管理サーバ103へ案内の請求を行うことができる。案内が不要の場合には、「案内不要」の項目に印を付けて返答する。
図9に再び戻って説明を続ける。待ち時間管理サーバ103は、「案内のお願い」と「案内不要」のいずれの返答が来るかを待機している(ステップS237、ステップS238)。「案内不要」の返答が来た場合には(ステップS237:N、ステップS238:Y)、案内に関するそれ以上の処理は終了する(エンド)。
これに対して、「案内のお願い」の返答が来た場合には(ステップS237:Y)、図2に示した待ち時間管理サーバ103内の店舗情報データベース113および地図情報データベース114から、案内の要求のあった店舗番号の情報を検索する(ステップS239)。そして、これらを所定のフォーマットの待ち場所案内通知に編集する(ステップS240)。そして、これを案内を要求した宛先に電子メールで送信することになる(ステップS241)。
図12は、待ち場所案内通知の一例を示したものである。待ち場所案内通知には、病院を起点としたアクセス時間や、その待ち場所への行き方を示す地図等が添付されている。病院の紹介で施設を割引価格で利用できる場合には、割引券を電子メールに添付してもよい。この場合、患者は、患者無線端末104の表示内容を施設の従業員や会計担当者に見せることで、料金の割り引きを受けることができる。
図13は、待ち時間管理サーバによる患者に対する診療時間通知処理の流れを表わしたものである。待ち時間管理サーバ103は、図5に示した病院端末101から送られてきたデータを図示しないバッファメモリに格納しており、たとえば1分とか3分単位に患者順番待ちデータベース115における待ち番号の更新処理と、各患者の診察開始時間や予想待ち時間の再計算を行う(ステップS251)。そして、待ち番号mを“1”に初期化して(ステップS252)、この待ち番号の患者に対する診察間際の通知が未通知であるかどうかをチェックする(ステップS253)。このチェックは、患者順番待ちデータベース115における「通知フラグ」が未通知の状態であるかどうかによって行う。
すでに通知を行っている場合には(ステップS253:N)、待ち番号mを“1”だけ加算して(ステップS254)、まだ順番待ちの全患者のチェックが終了していなければ(ステップS255:N)、次の患者についてステップS253から処理が戻る。
ステップS253で未通知と判別された場合には(Y)、その患者が病院外で待ち時間を過ごしているかどうかをチェックする(ステップS256)。図12に示した待ち場所案内通知を出した患者の場合には、その案内を出した施設で待ち時間を過ごしていると判別する。図9のステップS232で外出を可能としなかった患者およびステップS238で案内が不要とされた患者は病院の待合室で待っているものと判別する。具体的には、待ち時間管理サーバ103に書き込んだ内容をチェックする。
病院内で待ち時間を過ごしている患者の場合には(ステップS256:N)、電子メールによる当人への通知は必要ないので、電子メールの送信を控えることにしている。そこで、この場合にはステップS254に進むことになる。
該当する患者が病院外にいることが判別された場合には(ステップS256:Y)、更新後の現在の待ち時間t(予想待ち時間)が、病院から該当する施設へのアクセス時間TAに待ち時間の余裕時間としての15分を加えた値以下となっているかどうかをチェックする(ステップS257)。たとえば、待ち番号が「013」の「まさえ」の場合には、図5に示したように喫茶店の「ルノルーア」に外出している。「ルノルーア」は、お年寄りの患者等を考慮したアクセス時間TAが8分となっている。このため、これに余裕時間としての15分を加えた診察開始までの予想待ち時間が23分以内になっているかどうかの判別が行われることになる。待ち時間tがこの条件を満たしていない場合には(N)、ステップS254に進んで次の患者の処理を行うことになる。
待ち時間tがステップS257に示す条件を満たしている場合(Y)、待ち時間管理サーバ103は、その患者用に「診察時間のお知らせ」を編集する(ステップS258)。そして、その宛先に電子メールで送信する(ステップS259)。
図14は、「診察時間のお知らせ」の電子メールの一例を示したものである。診察開始予定時刻の15分前までに病院に帰れることを前提とした通知であり、病院へのアクセス時間も知らされている。診察開始予想時刻が記されているのは、電子メールの内容を確認する時刻が必ずしも電子メールが送信された時刻とは限らない状況を考慮したものである。
図13に戻って説明を続ける。待ち時間管理サーバ103は、「診察時間のお知らせ」の電子メールを送信したら、患者順番待ちデータベース115におけるその患者の「未通知」状態を「通知済み」に変更する(ステップS260)。そして、ステップS254に進んで次の患者の処理を行うことになる。すべての患者の処理が終わった場合には、(ステップS255:Y)、この診察時間通知処理を終了する(エンド)。そして、前記したように所定の時間が経過した時点で再びステップS251から処理を再開することになる。
以上説明したように本実施例では、病院で診察までの待ち時間が比較的長い場合には、各種の施設を提示して外出して待ち時間を過ごすことを提案することにした。これにより、患者が有効な時間を過ごすことができるだけでなく、周辺の施設と病院の共存関係を増進し、地域の活性化に貢献する。
<発明の第1の変形例>
図15は、本発明の第1の変形例における待ち場所に自宅を加えた「待ち時間&待ち場所案内通知」のメール本文の一例を表わしたものである。この第1の変形例では、患者が自宅を待ち場所に選択することができ、その場合には、「メール待ち時間通知」と「オンライン待ち時間通知」を選択することができる。ここで「メール待ち時間通知」は、実施例で説明したように患者無線端末104を用いて診察が近づいた所定の時刻に電子メールで通知を行うものである。「オンライン待ち時間通知」は、オンラインで自宅のコンピュータ(図1の患者有線端末106)に待ち時間を表示させるものである。これにより、自分の診察開始までの待ち時間が急患等によって変動しても(図13ステップS251参照)、これを知ることができ、付近の患者にとっては大変便利である。なお、この第1の変形例では、患者に病院待合室待機(図11の「案内不要」に対応)、自宅待機および外部施設利用(図11の「案内のお願い」に対応)の三者から、一つを選択できるようにしている。
図16は、患者有線端末に「オンライン待ち時間通知」を表示させた状態の一例を示したものである。患者は患者有線端末106をインターネットで病院のホームページに接続し、病院で発行された診察カードをディスプレイ301の上等に設置した画像入力装置302にかざして、カード表面に印刷された3次元コード情報を読み取らせる。これにより、図1に示した待ち時間管理サーバ103が患者の認識を行い、診察までの時間等をウィンドウ303に表示する。患者は、病院への地図を表示したり、診察に間に合わせるためのアラームの設定を行うことができる。また、病院に電子メールを発信することもできる。
このように本発明の第1の変形例では、患者は自宅に戻って、家事をしたり、音楽を聞いたりしながら診察が開始するまでの時間を過ごすことができる。また、急に具合が悪くなったような場合には、電子メールで病院に連絡をとり、往診を依頼したり、時間を繰り上げて診察を受けることもできる。
図17は、待ち時間管理サーバによるオンライン待ち時間通知処理の概要を表わしたものである。待ち時間管理サーバ103は病院の診察の待ち時間を表示するコンテンツへのアクセスがあると(ステップS401:Y)、操作の指示等を示したメニュー画面をそのアクセスした患者有線端末106に送信する(ステップS402)。これに対して患者が画像入力装置302からカード情報を送ってきたら(ステップS403:Y)、その情報からその患者を担当する病院と患者本人を識別する(ステップS404)。そして、図5に示した患者順番待ちデータベース115を検索して(ステップS405)、該当する患者が順番待ちとして登録されていれば(ステップS406:Y)、図15等で説明したオンライン待ち時間通知処理を実行する(ステップS407)。
この処理は、該当する患者の患者有線端末106がコンテンツに接続されている間、継続して行われる。したがって、患者順番待ちデータベース115の内容が更新されるたびに最新の情報が患者有線端末106のウィンドウ303に表示されることになる。
ステップS406で該当する患者がいなかったような場合には(N)、家族の本人以外の診察カードを間違って示した等のミスが考えられるので、これらを示唆するエラー処理が行われる(ステップS408)。なお、画像入力装置302を備えていない患者有線端末106の場合には、ステップS403でカード情報を受信する代わりに、保険証の番号を入力する等の他の処理が実行されることになる。
<発明の第2の変形例>
図18は、本発明の第2の変形例における診察遅延依頼の一例を示したものである。本発明では、待ち時間を過ごすために外部の施設を紹介するが、その施設の利用時間を延長したいような場合がある。また、自宅で診察を待機したときに急用が発生して診察時間に間に合わないような場合もある。更に、病院に通知した施設以外の施設に外出先を変更し、これにより診察時間に間に合わなくなるような場合もある。このような場合にも、診察の順番を繰り下げることで診察を可能にすることは重要である。そこで、患者は病院から本人宛に送られてきた電子メール(たとえば図11に示す「待ち時間&待ち場所案内通知」)に添付された診察遅延依頼の書式を利用して、診察遅延依頼の電子メールを待ち時間管理サーバ103に送信することができる。
なお、診察遅延依頼の書式には、図5に示した自己の診察開始時間を起点として、診療時間の範囲内で設定可能な遅延時間が幾つか表示され、患者はこの中から希望する遅延時間を選択することができるようになっている。したがって、午前中に受け付けを終了した患者は、午後の診察時間まで広い範囲で遅延時間を選択することができるが、午後の診察終了間際が診察時間となっている患者の場合には、遅延可能な時間幅が狭くなっている。もちろん、病院によっては翌日の診察時刻を選択肢に含めることは可能である。
図19は、待ち時間管理サーバによる診察遅延処理の概要を表わしたものである。待ち時間管理サーバ103は、診察遅延依頼の受信を待機している(ステップS421)。診察遅延依頼が受信されると(Y)、患者順番待ちデータベース115でその患者の順番を希望する遅延時間に相当する分だけ繰り下げる(ステップS422)。そして、病院で待機している患者の順番を順次繰り上げる(ステップS423)。病院の待合室で待機している者は、順番が繰り上がって不都合が生じることがない場合が多いので、病院にいる患者を最優先で待ち時間を短縮する。
病院で待ち時間を繰り上げる患者がいなかった場合には(ステップS424:Y)、図13のステップS259で「診察時間のお知らせ」の電子メールを送信していない患者について、それらの待ち時間の順番を繰り上げる(ステップS425)。これは、「診察時間のお知らせ」の電子メールを送信した者に対して更に診察までの時間を短縮しても、時間に間に合わない場合があるからである。もっとも、その患者が外出から帰ってきたことを病院の受付で確認している場合には、これをステップS423の処理に含めることでその者の診察までの時間を短縮することができる。以上の処理が行われたら、待ち時間管理サーバ103は該当する病院の病院端末101に変更内容を通知することになる(ステップS426)。
<発明の第3の変形例>
図20は、先の実施例と異なり待ち時間管理サーバが各病院の一括管理を行う場合の処理の概要を表わしたものである。待ち時間管理サーバ103は、新たな店舗情報等の店舗についての追加、削除等の情報が存在するかをチェックして(ステップS441)、存在すれば(Y)、これを図2に示した店舗情報データベース113に格納(上書き)する(ステップS442)。また、地図情報データベース114もこれに対応して格納(上書き)する(ステップS443)。
次に患者に関する情報が病院端末101に存在するかどうかをチェックして(ステップS444)、存在すれば(Y)、それが患者の受け付けに関するものであるか、診察開始時刻に関するものであるかをチェックする(ステップS445)。受け付けに関するものであれば(Y)、その患者の情報を取得する(ステップS446)。そして、受付時間を検索して(ステップS447)、予想待ち時間を算出する(ステップS448)。そして、これらのデータを患者順番待ちデータベース115に格納する(ステップS449)。そして、再びステップS441の処理に戻ることになる(リターン)。
一方、ステップS445で患者の診察開始時刻であると判別された場合には(N)、患者の現在の診察状況に関する情報を受信し(ステップS450)、最も近い過去に診察が開始した患者の診察開始時刻を調べて(ステップS451)、該当する診察前の患者についての待ち時間を算出する(ステップS452)。そして、これに所定の診察開始までの余裕時間(マイナスの時間)を加えて該当する患者の予想待ち時間を計算して(ステップS453)、患者順番待ちデータベース115の内容を更新することになる(ステップS454)。なお、ステップS444で患者情報が存在しないときには(N)、診察待ちの患者がいるかどうかを判別して(ステップS455)、いない場合には処理を終了させる(リターン)。診察待ちの患者がいる場合には、実施例で説明した「診察時間のお知らせ」の処理が実行されることになる。
なお、以上説明した実施例および変形例では病院における待ち時間管理システムについて説明したが、医院、診療所にも本発明を適用することができる。また、このような医療に関連する施設だけでなく、利用者が施設の利用開始まで比較的長い待ち時間が発生するあらゆる施設に本発明を同様に適用することができることは当然である。
本実施例の待ち時間管理システムの概要を表わしたシステム構成図である。 本実施例の待ち時間管理サーバの構成の概要を表わしたブロック図である。 本実施例の店舗情報データベースの一部を示した説明図である。 本実施例の地図情報データベースの一部を示した説明図である。 本実施例の患者順番待ちデータベースの一部を表わした説明図である。 本実施例の病院端末の構成を表わしたブロック図である。 本実施例の患者無線端末の構成を表わしたブロック図である。 本実施例で病院端末による診察までの待ち時間の算出処理を表わした流れ図である。 本実施例の待ち時間管理サーバの処理を表わした流れ図である。 本実施例で「待ち時間のお知らせ」のメール本文の一例を表わした説明図である。 本実施例で「待ち時間&待ち場所案内通知」のメール本文の一例を表わした説明図である。 本実施例で待ち場所案内通知の一例を示した説明図である。 本実施例で待ち時間管理サーバによる患者に対する診療時間通知処理の流れを表わした流れ図である。 本実施例で「診察時間のお知らせ」の電子メールの一例を示した説明図である。 本発明の第1の変形例における「待ち時間&待ち場所案内通知」のメール本文の一例を表わした説明図である。 第1の変形例で「オンライン待ち時間通知」を表示させた患者有線端末の正面図である。 第1の変形例で待ち時間管理サーバによるオンライン待ち時間通知処理の概要を表わした流れ図である。 本発明の第2の変形例における診察遅延依頼の一例を示した説明図である。 第2の変形例で待ち時間管理サーバによる診察遅延処理の概要を表わした流れ図である。 本発明の第3の変形例で待ち時間管理サーバが各病院の一括管理を行う場合の処理の概要を表わした流れ図である。
符号の説明
100 待ち時間管理システム
101 病院端末
102 インターネット
103 待ち時間管理サーバ
104 患者無線端末
106 患者有線端末
107 店舗端末
111、121 処理装置
113 店舗情報データベース
114 地図情報データベース
115 患者順番待ちデータベース
123 患者データベース
131 CPU
133 ROM

Claims (3)

  1. 医療施設に設けられ、患者ごとに診察の受け付けを行う受付手段と、この受付手段によって受け付けを行ってからその患者の診察が開始するまでの待ち時間を予測する待ち時間予測手段と、この待ち時間予測手段で予測された待ち時間が予め定めた第1の値よりも長いとき、その医療施設の周囲に存在し待ち時間に利用することのできる待ち時間利用施設を患者の診察が開始するまでの居場所として提示する待ち時間利用施設提示手段と、ネットワークとの通信を行う病院側通信手段と、この病院側通信手段を介して前記ネットワークから得られる患者の診察に関する情報を表示する病院側表示手段とを備えコンピュータの制御プログラムを実行することでこれらの各手段をソフトウェアによって実現する病院端末と、
    この病院端末の前記病院側通信手段と前記ネットワークを介して接続されたサーバ側通信手段と、このサーバ側通信手段の通信によって、前記受付手段によって受け付けが終了し診察を待機しているそれぞれの患者について、前記待ち時間予測手段によって予測した診察が開始する時刻と、前記待ち時間利用施設提示手段によって提示された待ち時間利用施設に患者が出向いたかを記憶する患者順番待ちデータベースと、この患者順番待ちデータベースを逐次参照し、前記待ち時間利用施設に出向いた患者の診察開始までの時間が前記第1の値よりも短い第2の値よりも更に短くなったとき前記医療施設に戻る時間になったことを通知する電子メールを送出する電子メール送出手段と、前記患者順番待ちデータベースに記憶された患者から自身の診察時刻についての電子メールによる遅延依頼が来たときこれを受信する遅延依頼受信手段と、この遅延依頼受信手段が受信した患者の前記診察時刻を前記遅延依頼で依頼された遅延時間だけ繰り下げると共に、その患者の繰り下げ前の診察が開始する予定時刻から繰り下げ後の予定時刻までに診察が開始する予定の他の患者のうちの前記待ち時間利用施設に出向いていない者の診察時刻を繰り上げるべく該当する患者を前記患者順番待ちデータベースから検索する繰り上げ対象患者検索手段と、この繰り上げ対象患者検索手段で該当する患者が検索されたとき、これに応じて前記患者順番待ちデータベースの内容を書き換える遅延依頼時更新手段と、前記患者順番待ちデータベースの内容が書き換えられるたびにこれを前記病院端末に通知する変更情報通知手段とを備えコンピュータの制御プログラムを実行することでこれらの各手段をソフトウェアによって実現する待ち時間管理サーバと、
    前記病院端末および時間管理サーバと前記ネットワークを介して接続された患者側通信手段と、この患者側通信手段によって前記待ち時間管理サーバからの電子メールを受信して診察のために前記医療施設に戻る時間になったことを表示する患者側表示手段と、自身の診察が開始する時刻を遅延させる必要が生じたときこれを前記待ち時間管理サーバに前記遅延依頼として電子メールで送信する遅延依頼送信手段とを備えコンピュータの制御プログラムを実行することでこれらの各手段をソフトウェアによって実現する患者側端末
    とを具備することを特徴とする待ち時間管理システム。
  2. 前記待ち時間管理サーバは、前記繰り上げ対象患者検索手段で検索を行ったときに該当する患者が存在したとき、前記待ち時間利用施設に出向いた患者以外の患者を優先して診察までの時間を短縮する診察開始時間優先手段を具備することを特徴とする請求項1記載の待ち時間管理システム。
  3. 前記病院端末は前記待ち時間利用施設に出向いた患者が病院に戻ったときこれを受け付けて前記待ち時間管理サーバに通知する復帰通知手段を備え、
    前記待ち時間管理サーバは、前記復帰通知手段により待ち時間利用施設に出向いた患者が病院に戻ったことの通知を受けた場合、その患者を、前記診察開始時間優先手段による待ち時間の繰り上げの候補に含めることを特徴とする請求項2記載の待ち時間管理システム。
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