JP7420501B2 - 調剤予約システム、調剤受付方法及び調剤受付プログラム - Google Patents

調剤予約システム、調剤受付方法及び調剤受付プログラム Download PDF

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Description

本発明は、処方箋情報提供装置、薬局端末、調剤予約システム、処方箋情報提供方法、調剤受付方法、処方箋情報提供プログラム及び調剤受付プログラムに関する。
従来、病院で診察を受けた受診者が、薬を処方された場合、受診者は、当該薬の処方箋を病院で受け取った後、この処方箋を持って調剤薬局へ行き、調剤薬局の局員に処方箋を手渡して調剤を依頼していた。この場合、受診者が調剤薬局へ到着して調剤を依頼してから調剤が開始されるので、薬を受け取るまでの受診者の待ち時間が長くなっていた。
これに対し、処方箋の画像データを撮影し、前記処方箋の画像データから、当該処方箋の記載内容を示す処方箋内容情報を取得し、当該取得した処方箋内容情報を含む処方箋のメールを作成し、調剤薬局端末に送信する装置が提案されている(特許文献1)。
また、受診者が調剤薬局へ行く前にFAXで処方箋を調剤薬局へ送信して調剤を依頼し、調剤薬局の局員がFAXされた処方箋に基づいて調剤を行い、受診者の待ち時間を短縮することも行われている。
特開2005-137443号公報
特許文献1に記載された調剤情報処理装置は、受診者が、例えばカメラ付きの携帯電話を使用する場合でも、処方箋を撮影することになる。このとき撮影画像がブレたり、撮影画像に余計な影等が写り込んだりすると、処方箋の内容を正確に取得することができず、正しく調剤を依頼できるとは限らないという課題があった。また、鮮明に処方箋を撮影するためには、例えば充分な光量を確保でき、風などの影響で処方箋が動くことが無い場所で、処方箋を平面に載置して撮影するといったように、撮影条件を整える必要があり、処方箋の撮影に手間がかかるという問題がある。
また、FAXを調剤薬局に送信する構成では、FAXを送信する設備が必要であるが、受診者用のFAX機を備える病院は多くなく、受診者がFAX機を備えるコンビニエンスストアなどを探す必要があり、煩わしいという問題があった。
更に、調剤薬局の局員は、処方箋だけに基づいて調剤するのではなく、来訪した受診者の症状や既往歴、剤形等の希望を聞きとった上で、処方された薬に問題があれば変更することになるので、メールやFAXで処方箋の情報を予め調剤薬局へ送信したとしても、受診者の待ち時間を短縮できないことがあった。
そこで、本発明の課題は、容易に処方箋情報を調剤薬局の薬局端末へ送信して調剤を依頼できる技術を提供することである。
上記課題を解決するため、本発明の処方箋情報提供装置は、
受診者が受診した医療機関のサーバから、当該受診者に対して処方された薬を示す処方箋情報を取得する取得部と、
前記受診者の操作によって、前記処方箋情報に基づく調剤を依頼する調剤薬局を選択する選択部と、
前記選択部で選択された前記調剤薬局に備えられた薬局端末へ前記処方箋情報を送信する送信制御部と、を備える。
上記課題を解決するため、本発明の薬局端末は、
少なくとも処方箋情報提供装置からネットワークを介して処方箋情報を受信して、調剤の依頼を受け付ける調剤受付部と、
前記調剤受付部で受け付けた処方箋情報のうち、調剤が完了していない処方箋情報の数に基づいて調剤の完了時間を算出する調剤時間算出部と、
前記調剤の完了時間を前記処方箋情報提供装置へ送信する調剤時間送信部と、を備える。
上記課題を解決するため、本発明の薬局端末は、
医療機関を受診した受診者が処方箋情報提供装置を用いて医療情報サーバから取得した処方箋情報を当該処方箋情報提供装置からネットワークを介して受信して、調剤の依頼を受け付ける調剤受付部と、
前記受診者の情報が、前記処方箋情報に示された前記薬の変更条件を満たしているか否かによって、前記薬の変更が必要か否かを判定する変更判定部と、
前記薬の変更が必要と判定された場合に、前記薬の変更を照会する疑義照会情報を前記医療機関のサーバへ送信する疑義照会部と、を備える。
上記課題を解決するため、本発明の調剤予約システムは、
前記処方箋情報提供装置と、前記薬局端末とを備え、
前記薬局端末が、
少なくとも処方箋情報提供装置からネットワークを介して処方箋情報を受信して、調剤の依頼を受け付ける調剤受付部と、
前記調剤受付部で受け付けた処方箋情報のうち、調剤が完了していない処方箋情報の数に基づいて調剤の完了時間を算出する調剤時間算出部と、
前記調剤の完了時間を処方箋情報提供装置へ送信する調剤時間送信部と、を備える。
上記課題を解決するため、本発明の調剤予約システムは、
前記処方箋情報提供装置と、前記薬局端末と、前記医療機関のサーバとを備え、
前記薬局端末が、
少なくとも処方箋情報提供装置からネットワークを介して処方箋情報を受信して、調剤の依頼を受け付ける調剤受付部と、
前記受診者の情報が、前記処方箋情報に示された前記薬の変更条件を満たしているか否かによって、前記薬の変更が必要か否かを判定する変更判定部と、
前記薬の変更が必要と判定された場合に、前記薬の変更を照会する疑義照会情報を前記医療機関のサーバへ送信する疑義照会部と、を備える。
上記課題を解決するため、本発明の処方箋情報提供方法は、
受診者が受診した医療機関のサーバから、当該受診者に対して処方された薬を示す処方箋情報を取得するステップと、
前記受診者の操作によって、前記処方箋情報に基づく調剤を依頼する調剤薬局を選択するステップと、
前記調剤薬局を選択するステップで選択された前記調剤薬局に備えられた薬局端末へ前記処方箋情報を送信するステップと、
をコンピュータが実行する。
上記課題を解決するため、本発明の調剤受付方法は、
少なくとも処方箋情報提供装置からネットワークを介して処方箋情報を受信して、調剤の依頼を受け付けるステップと、
前記調剤の依頼を受け付けるステップで受け付けた処方箋情報のうち、調剤が完了していない処方箋情報の数に基づいて調剤の完了時間を算出するステップと、
前記調剤の完了時間を前記処方箋情報提供装置へ送信するステップと、
をコンピュータが実行する。
上記課題を解決するため、本発明の調剤受付方法は、
医療機関を受診した受診者が処方箋情報提供装置を用いて医療情報サーバから取得した処方箋情報を当該処方箋情報提供装置からネットワークを介して受信して、調剤の依頼を受け付けるステップと、
前記受診者の情報が、前記処方箋に示された前記薬の変更条件を満たしているか否かによって、前記薬の変更が必要か否かを判定するステップと、
前記薬の変更が必要と判定された場合に、前記薬の変更を照会する疑義照会情報を前記医療機関のサーバへ送信するステップと、
をコンピュータが実行する。
上記課題を解決するため、本発明の処方箋情報提供プログラムは、
受診者が受診した医療機関のサーバから、当該受診者に対して処方された薬を示す処方箋情報を取得するステップと、
前記受診者の操作によって、前記処方箋情報に基づく調剤を依頼する調剤薬局を選択するステップと、
前記調剤薬局を選択するステップで選択された前記調剤薬局に備えられた薬局端末へ前記処方箋情報を送信するステップと、
をコンピュータに実行させる。
上記課題を解決するため、本発明の調剤受付プログラムは、
少なくとも処方箋情報提供装置からネットワークを介して処方箋情報を受信して、調剤の依頼を受け付けるステップと、
前記調剤の依頼を受け付けるステップで受け付けた処方箋情報のうち、調剤が完了していない処方箋情報の数に基づいて調剤の完了時間を算出するステップと、
前記調剤の完了時間を前記処方箋情報提供装置へ送信するステップと、
をコンピュータに実行させる。
上記課題を解決するため、本発明の調剤受付プログラムは、
医療機関を受診した受診者が処方箋情報提供装置を用いて医療情報サーバから取得した処方箋情報を当該処方箋情報提供装置からネットワークを介して受信して、調剤の依頼を受け付けるステップと、
前記受診者の情報が、前記処方箋に示された前記薬の変更条件を満たしているか否かによって、前記薬の変更が必要か否かを判定するステップと、
前記薬の変更が必要と判定された場合に、前記薬の変更を照会する疑義照会情報を前記医療機関のサーバへ送信するステップと、
をコンピュータに実行させる。
また、本発明は、上記プログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記録媒体であってもよい。コンピュータに、この記録媒体のプログラムを読み込ませて実行させることにより、その機能を提供させることができる。
ここで、コンピュータ等が読み取り可能な記録媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積し、コンピュータ等から読み取ることができる記録媒体をいう。このような記録媒体のうちコンピュータ等から取り外し可能なものとしては、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD(Compact Disc)、CD-R/W、DVD(Digital Versatile Disk)、ブルーレイ(登録商標)ディスク(Blu-ray Disc)、DAT、8mmテープ、フラッシュメモリなどのメモリカード等がある。また、コンピュータ等に固定された記録媒体としてハードディスクやROM(リードオンリーメモリ)等がある。
本発明によれば、容易に処方箋情報を調剤薬局の薬局端末へ送信して調剤を依頼することができる。
図1は、調剤予約システムの一例を示す図である。 図2は、診療データベースへ記憶される診療情報の例を示す図である。 図3は、処方箋情報の一例を示す図である。 図4は、調剤データベースの一例を示す図である。 図5は、調剤予約システムにおいて、医療情報サーバや、受診者端末、薬局端末がプログラムに基づいて実行する調剤予約方法の説明図である。 図6は、調剤予約システムにおいて、医療情報サーバや、受診者端末、薬局端末がプログラムに基づいて実行する調剤予約方法の説明図である。
以下、図面を参照して、一実施形態に係る調剤予約システムについて説明する。以下の実施形態の構成は例示であり、本調剤予約システムは実施形態の構成には限定されない。
〈第一実施形態〉
《システム構成》
図1は、本実施形態に係る調剤予約システム10の一例を示す図である。調剤予約システム10は、医療情報サーバ1と、受診者端末2と、薬局端末3とを備える。なお、受診者端末2は、本実施形態において、処方箋情報提供装置の一形態である。
医療情報サーバ1は、主として診療所や病院等の医療機関に設置され、当該医療機関で診療を受ける受診者の情報や、診療診察を受けた受診者の診察結果や、受診者に発行した処方箋の情報を管理する装置である。医療情報サーバ1は、医師が操作する医師端末11や、会計処理を行う会計装置12、受診者が操作する受診者端末2とネットワークを介して接続される。なお、本実施形態では、説明の便宜上、院内の医師端末11と、院外の受診者端末2や薬局端末3とが、同一の医療情報サーバ1と接続する例を示したが、この構成に限定されるものではなく、院外の受診者端末2や薬局端末3がプロキシサーバやメールサーバ等の他の装置を介して医療情報サーバ1との情報の送受信を行う構成であってもよい。
医療情報サーバ1は、診療受付部101や、受診者案内部102、診療情報管理部103、会計情報生成部104、処方箋情報生成部105を備えている。
診療受付部101は、診療を申し込む旨の情報と共に、受診者の受診者IDを受信した場合に、当該受診者IDを診療の待機リストに加えることで、当該受診者に対する診療の受け付けを行う。例えば、受診者端末2がネットワークを介して医療情報サーバ1に接続し、診療を申し込む旨の情報と受診者IDを医療情報サーバ1へ送信する。また、受診者
が診察券を受付用の端末(不図示)にかざして受診者IDを読み取らせ、受付用の端末から医療情報サーバ1へ、診療を申し込む旨の情報と受診者IDを送信してもよい。なお、受診者IDは、本システム10において受診者を一意に識別する識別情報を含むものである。また、診療を申し込む旨の情報は、診療を受けようとする診療科名や、体温、主訴などを示す情報を含んでもよい。
受診者案内部102は、診療に関する案内情報を受診者端末2へ送信する。例えば、診療の待機リストから診療を受ける順番が来た受診者の受診者IDを読み出し、当該受診者IDと対応する受診者端末2へ「○番診察室へお入り下さい。」のように案内情報を送信する。また、受診者案内部102は、診療が終わった受診者の受診者端末2へ「会計の処理を行って下さい。」のように案内情報を送信する。
診療情報管理部103は、受診者のカルテに記載される情報を含む診療情報を管理する。例えば、診療情報管理部103は、診療の待機リストにある受診者IDと対応する診療情報を診療データベース(以下、DBとも称す)109から読み出して、医師が用いる医師端末11へ送信し、電子カルテとして表示させる。また、診療情報管理部103は、医師が医師端末11へ入力した診療の結果として入力した診療情報を医師端末11から受信して診療DB109へ記憶させる。
図2は、診療DB109へ記憶される診療情報及び受診者に係る情報の例を示す図である。図2(A)に示すように診療情報は、例えば、受診者ID、診療の日時、診療内容、検査内容、処方された薬の薬剤名や用量、診療した医師の氏名を示す情報を有している。また、診療DB109は、図2(B)に示すように、診療時に医師が入力する情報の他、受診者の氏名、生年月日、電話番号、住所、メールアドレス、受診者端末2のアドレス、保険者番号など、受診者に係る情報を受診者IDと対応付けて記憶している。なお、図2では、便宜上、診療DB109に記憶される診療情報を人が読める言語で示したが、これに限らず診療情報は、コンピュータで処理可能な言語であればよい。なお、後述する図3の処方箋情報や、図4の調剤DBに記憶される情報についても同様である。
会計情報生成部104は、診療情報管理部103が医師端末11から診療情報を受信すると、当該診療情報と診療DBに記憶された受診者の情報とに基づき、診療内容に応じた費用や検査内容に応じた費用を積算して診療費用とし、この診療費用や、受診者ID、受診者氏名等を含む情報を会計情報として会計装置12へ送信する。
処方箋情報生成部105は、診療の結果として診療情報が診療DB109へ記憶される毎に、この診療DB109に記憶された情報に基づいて、当該診療時に処方された薬を示す処方箋情報を生成し、会計装置12や受診者端末2へ送信する。図3は、処方箋情報の一例を示す図である。図3に示すように、処方箋情報は、例えば、受診者の氏名、生年月日、処方された薬の薬剤名及び容量、処方日、有効期間、処方した医師の氏名といった処方時に入力される情報を含む。また、処方箋情報生成部105は、調剤予約システム10において当該処方箋情報を一意に識別する識別情報(処方箋ID)を各処方箋情報に付加する。更に、処方箋情報生成部105は、処方箋を発行した医療機関の所在地、名称、電話番号、印鑑の画像データといった医療機関の情報を処方箋情報に含める。
会計装置12は、受診者ID取得部121、会計情報取得部122、決済部123、印刷部124を備えている。
受診者ID取得部121は、会計を行う受診者の受診者IDを取得する。例えば、診察を終えた受診者が診察券やカルテに記載されたバーコードをバーコードリーダ(不図示)にかざすと、このバーコードリーダが当該バーコードを読み取り、この読み取った情報を
受診者ID取得部121がデコードすることにより、受診者IDとして取得する。なお、受診者IDの取得手段は、バーコードリーダに限定されえるものではなく、診察券の磁気情報を読み取るものや、ICチップから受診者IDを読み取るもの、キーボードによる入力操作を受けるものでもよい。
決済部123は、受診者ID取得部121で取得した受診者IDと対応する会計情報を医療情報サーバ1から受信し、受信した会計情報に基づいて診療費用を受診者に提示し、受診者から診療費用を受領した場合に、決済が完了したことを診療情報サーバに通知する。なお、診療費用を受領する構成は、公知の技術を用いることができるので、詳細な説明を省略するが、例えば、受診者によって投入口に投入された紙幣や硬貨を計数機で計数して投入金額を求め、投入金額が診療費用以上であれば、決済が完了したこととし、投入金額から診療費用を減算した残額を投入口へ戻す。なお、現金に限らず、クレジットカードのカード情報を読み取り、カード会社のサーバに決済を要求し、カード会社のサーバに決済が受け付けられた場合に決済が完了したものとする構成であってもよい。
印刷部124は、決済部123により、診療費用の決済が完了した場合に、当該診療費用の領収書を不図示のプリンターから印刷出力させる。また、印刷部124は、前記決済が完了した場合に、受診者ID取得部121で取得した受診者IDと対応する処方箋情報を医療情報サーバ1から受信し、受信した処方箋情報に基づいて処方箋を不図示のプリンターから印刷出力させる。
受診者端末2は、受診者が利用する端末であり、例えばスマートフォン、携帯電話、タブレットPC等であってもよい。なお、本実施形態では、受診者端末2や会計装置12等の操作を受診者が行うこととして説明するが、これは受診者本人に限らず、保護者や介護者など、受診者に代わる者が行ってもよい。
受診者端末2は、診療申請部201や、案内情報取得部202、処方箋情報取得部203や、薬局選択部204、送信制御部205を有している。
診療申請部201は、ネットワークを介して医療情報サーバ1に接続し、診療を申し込む旨の情報と受診者IDとを送信することで、医療情報サーバ1に対して診療の申し込みを行う。なお、この診療の申し込みをする際に、受診者が体温や主訴、渡航歴、周囲に同様の症状を呈する者がいるか等の情報(以下、主訴情報)を受診者端末2に入力し、この主訴情報を診療申請部201が診療を申し込む旨の情報に含めて医療情報サーバ1へ送信してもよい。
案内情報取得部202は、医療情報サーバ1から案内情報を受信してディスプレイに表示させる等して受診者に提示する。
処方箋情報取得部203は、受診者が受診した医療機関の医療情報サーバ1から、当該受診者に対して処方された薬を示す処方箋情報を取得する。例えば、受診者が、会計装置12に対して診療費用の支払いを行い、医療情報サーバ1が会計装置12から決済が完了した通知を受信した場合に、処方箋情報生成部105が処方箋情報を受診者端末2へ送信し、処方箋情報取得部203が、この処方箋情報を受信する。
薬局選択部204は、受診者の操作によって、前記処方箋情報に基づく調剤を依頼する調剤薬局を選択する。例えば、薬局選択部204は、予め記憶した調剤薬局のリストをディスプレイに表示させ、受診者が操作ボタンやタッチパネルを用いて前記リストから所望の調剤薬局を選ぶ操作を行った場合に、この操作に基づいて調剤薬局を選択する。なお、調剤薬局のリストは、各調剤薬局の住所や連絡先、各調剤薬局に備えられた薬局端末3の
アドレスを有してもよい。
送信制御部205は、薬局選択部204で選択された調剤薬局に備えられた薬局端末3のアドレスを送信先として処方箋情報を送信する。なお、送信制御部205は、医療情報サーバ1に対する診療の申し込み時に受診者が入力した主訴情報を処方箋情報と共に薬局端末3へ送信してもよい。
薬局端末3は、調剤DB300と、調剤受付部301と、受診者情報確認部302と、調剤時間算出部303と、調剤時間送信部304と、変更判定部305と、疑義照会部306と、調剤情報出力部307とを有する。
調剤DB300は、各受診者の情報や、各受診者に対して調剤した薬の情報、処方される薬の投与条件などの情報を薬歴として記憶している。図4は、調剤DB300の一例を示す図である。図4(A)に示すように、調剤DB300は、例えば、受診者ID、受診者の氏名、生年月日、性別、保険者番号、住所、緊急時連絡先、処方した保険医療機関名及び保険医氏名、処方日、処方内容、調剤日、処方内容に関する照会の内容、受診者の体質、アレルギー歴、副作用歴、服薬状況、服薬中の体調の変化、併用薬、合併症を含む既往歴に関する情報、他科受診の有無、副作用が疑われる症状の有無、後発医薬品の使用に関する受診者の意向といった情報を有してもよい。また、調剤DB300は、図4(B)に示すように処方される薬について、投与に注意を必要とする条件(確認条件)や、投与が禁忌である条件(変更条件)を記憶している。
調剤受付部301は、少なくとも受診者端末2からネットワークを介して処方箋情報を受信して、調剤の依頼を受け付ける。また、本システムを利用していない受診者が来局して、局員に処方箋を手渡した場合、局員がスキャナで処方箋を読み取って処方箋情報とし、調剤受付部301が、この処方箋情報を取得して調剤の依頼を受け付ける。
受診者情報確認部302は、受診者の体質やアレルギー、既往歴といった情報が、処方された薬の確認条件を満たした場合に、当該確認条件と対応する確認事項を受診者端末2へ送信する。また、受診者情報確認部302は、確認事項に対する受診者の確認結果を受診者端末2から受信する。
調剤時間算出部303は、調剤受付部301で受け付けた処方箋情報のうち、調剤が完了していない処方箋情報の数に基づいて調剤の完了時間を算出する。また、調剤時間算出部303は、調剤が完了していない処方箋情報のほか、当該処方箋に示される薬の種類や量に基づいて調剤の完了時間を算出してもよい。調剤時間送信部304は、調剤時間算出部303で算出した調剤の完了時間を受診者端末2へ送信する。
変更判定部305は、受診者の既往歴や薬歴といった情報が、処方された薬の変更条件を満たしているか否かによって、処方された薬の変更が必要か否かを判定する。
疑義照会部306は、変更判定部305で処方された薬の変更が必要と判定された場合に、処方された薬の変更を示す疑義照会情報を医療情報サーバ1へ送信する。また、疑義照会部306は、疑義照会に対する医師の確認結果を医療情報サーバ1から受信する。
調剤情報出力部307は、調剤受付部301で受け付けた処方箋情報をディスプレイに表示させる等して局員(薬剤師)に提示し、処方箋に基づく調剤を指示する。また、調剤情報出力部307は、調剤受付部301で受け付けた処方箋情報に基づいて、調剤する薬の情報を分包機や払い出し機へ送信して、処方箋に示された薬の種類及び容量で分包や払い出しを行わせる。また、調剤情報出力部307は、調剤受付部301で受け付けた処方
箋情報に基づいて、調剤した薬に添付する説明文書を記憶装置から読み出して印刷出力させる。
図5は、医療情報サーバ1や、受診者端末2、医師端末11、会計装置12、薬局端末3といったコンピュータ(情報処理装置)のハードウェア構成を示す図である。
コンピュータ100は、図5に示すように、例えば、CPU111にバスを介して接続されたメモリ112,入力装置113,出力装置114,及び通信インタフェース(通信IF)115を含む。
メモリ112は、主記憶装置と補助記憶装置とを含む。主記憶装置は、CPU111の作業領域,プログラムやデータの記憶領域,通信データのバッファ領域として使用される。主記憶装置は、例えば、Random Access Memory(RAM),或いはRAMとRead Only Memory(ROM)との組み合わせで形成される。
補助記憶装置は、CPU111によって実行されるプログラム,及びプログラムの実行に際して使用されるデータを記憶する。補助記憶装置は、例えば、ハードディスクドライブ(HDD),Solid State Drive(SSD),フラッシュメモリ,Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory(EEPROM)などである。また、補助記憶装置は、コンピュータ100に対して着脱自在な可搬性記憶媒体を含む。可搬性記憶媒体は、例えばUniversal Serial Bus(USB)メモリである。また、補助記憶装置は、CD-ROMやDVD-ROM,DVD-Rなどのディスク記憶媒体及びディスク記憶媒体のドライブ装置を含む。ディスク記憶媒体は可搬性記憶媒体の一つである。医療情報サーバ1であれば、補助記憶装置は、診療DB109を格納する。また、薬局端末3であれば、補助記憶装置は、調剤DB300を格納する。
入力装置113は、コンピュータ100に情報やデータを入力するために使用される。入力装置113は、例えば、ボタン、キー、マウスなどのポインティングデバイス,タッチパネル、カメラ、バーコードリーダ、スキャナ、NFCによるICチップの読取装置などを含む。入力装置113は、マイクロフォンのような音声入力装置を含み得る。
出力装置114は、情報やデータを出力する。出力装置は、例えば表示装置、プリンター、記憶メディアへの書き込み装置、NFCによるICチップの書き込み装置等である。出力装置114は、スピーカのような音声出力装置を含み得る。通信IF115は、ネットワークに接続され、他の装置との通信を行うためのインタフェースである。通信IF115は、例えばLocal Area Network(LAN)カードである。
CPU111は、本例において処理装置に相当する。CPU111は、MPU(Micro Processor Unit)、マイクロプロセッサ、プロセッサとも呼ばれる。CPU111は、単一のプロセッサに限定される訳ではなく、マルチプロセッサ構成であってもよい。また、単一のソケットで接続される単一のCPUがマルチコア構成を有していても良い。上記各部の少なくとも一部の処理は、CPU以外のプロセッサ、例えば、Digital Signal Processor(DSP)、Graphics Processing Unit(GPU)、数値演算プロセッサ、ベクトルプロセッサ、画像処理プロセッサ等の専用プロセッサで行われても良い。また、上記各部の少なくとも一部の処理は、集積回路(IC)、その他のデジタル回路であっても良い。また、上記各部の少なくとも一部にアナログ回路が含まれても良い。集積回路は、LSI,Application Specific Integrated Circuit(ASIC),プログラマブルロジックデバイス(PLD)を含む。PLDは、例えば、Field-Programmable Gate Array(FPGA)を含む。上記各部は、プロセッサと集積回路との組み合わせであっても良い。組み合わせは、例えば、MCU(Micro Controller Unit),SoC(System-on-a-chip),システムLSI,チッ
プセットなどと呼ばれる。
CPU111は、補助記憶装置に記憶されたプログラムを主記憶装置にロードして実行する。医療情報サーバ1であれば、CPU111は、診療受付部101や、受診者案内部102、診療情報管理部103、会計情報生成部104、処方箋情報生成部105として動作する。会計装置12であれば、CPU111は、受診者ID取得部121、会計情報取得部122、決済部123、印刷部124として動作する。受診者端末2であれば、CPU111は、処方箋情報提供プログラムを実行することにより、診療申請部201や、案内情報取得部202、処方箋情報取得部203や、薬局選択部204、送信制御部205として動作する。薬局端末3であれば、CPU111は、調剤受付プログラムを実行することにより、調剤受付部301や、受診者情報確認部302、調剤時間算出部303、調剤時間送信部304、変更判定部305、疑義照会部306、調剤情報出力部307として動作する。
《調剤予約方法》
図6を用い、本実施形態の調剤予約システム10において、医療情報サーバ1や、受診者端末2、薬局端末3がプログラムに基づいて実行する調剤予約方法を説明する。なお、図6に示す調剤予約方法において、受診者端末2が実行する方法が、本実施形態に係る処方箋情報提供方法の一例であり、薬局端末3が実行する方法が、本実施形態に係る調剤受付方法の一例である。受診者端末2と薬局端末3は、それぞれ医療情報サーバ1と連携して以下の処理を行なうため、インターネット等のネットワークを介して、例えばTCP/IPで通信を行うアプリケーションプログラムがインストールされており、受診者や局員によって実行開始の操作がなされた時や端末の起動時に当該アプリケーションプログラムの実行を開始する。
受診者の診療が終わり、診療の結果として診療情報が診療DB109へ記憶されると、医療情報サーバ1が、この診療DB109に記憶された情報に基づいて、当該診療時に処方された薬を示す処方箋情報を生成する(ステップS10)。図6では省略したが、医療情報サーバ1は、処方箋情報を会計装置12へ送信する。そして、受診者が、会計装置12に対して診療費用の支払いを行い、会計装置12から決済が完了した通知を受信した場合に、医療情報サーバ1が処方箋情報を受診者端末2へ送信する(ステップS20)。これに限らず、受診者端末2から処方箋情報取得の要求を受けた場合に、医療情報サーバ1が処方箋情報を受診者端末2へ送信してもよい。
受診者端末2は、医療情報サーバ1から送信された処方箋情報を受信する(ステップS30)。そして、受診者端末2は、予め記憶した調剤薬局のリストをディスプレイに表示させ、受診者が操作ボタンやタッチパネルを用いて前記リストから所望の調剤薬局を選ぶ操作を行った場合に、この操作に基づいて調剤薬局を選択する(ステップS40)。
そして、受診者端末2は、医療情報サーバ1に対する診療の申し込み時に受診者が入力した主訴情報を処方箋情報と共にステップS30で選択した薬局端末3へ送信する(ステップS50)。
薬局端末3は、受診者端末2から送信された処方箋情報と主訴情報を受信して、調剤の依頼を受け付ける(ステップS60)。
薬局端末3は、受診者の体質やアレルギー、既往歴といった情報が、処方された薬の確認条件を満たすか否かを判定する(ステップS70)。例えば、処方された薬の確認条件として、「〇〇にアレルギーがある者」「心臓疾患の既往がある者」のように、投与に注意を必要とする条件が調剤DB300に記憶され、この条件を受診者の体質や既往歴等の
情報が満たすか否かを判定する。
薬局端末3は、受診者の情報が、処方された薬の確認条件を満たしている場合に、当該確認条件と対応する確認事項を調剤DB300から読み出し、「処方された△△(薬剤名)は、〇〇にアレルギーがある場合、重篤な副作用を起こすことがありますが、この薬で問題ありませんか」等のように確認事項を受診者端末2へ送信する(ステップS80)。なお、受診者の情報が、処方された薬の確認条件を満たしていない場合、薬局端末3は、ステップS80を省略し、受診者端末2への確認を行わない。
受診者端末2は、薬局端末3から受信した確認事項をディスプレイに表示して受診者へ提示し、受診者による確認結果を薬局端末3へ送信する(ステップS90)。例えば、受診者が、当該問題事項について医師に問題がないことを確認していた場合や、既に類似の薬を使用して問題がない場合に、「問題無い」を選択し、副作用が起きる等の問題がありそうな場合に「問題有り」を選択して、これを受診者端末2が確認結果として送信する。
薬局端末3は、調剤受付部301で受け付けた処方箋情報のうち、調剤が完了していない処方箋情報の数に基づいて調剤の完了時間を算出する(ステップS100)。例えば、処方箋情報一つについて第一の所定時間T1(例えば5分)と、処方箋情報に含まれる薬の種類の数MAに第二の所定時間T2(例えば1分)を乗じたものとを加えて、式1のように一つの処方箋情報に基づく調剤にかかる時間TSを求める。この調剤にかかる時間を調剤が完了していない処方箋情報の全てについて求め、積算して調剤の完了時間とする。なお、一包化や分包などのため調剤にかかる時間が、通常の時間T2と異なる薬については、時間T2に係数を乗じて調剤にかかる時間を調整してもよい。
TS=T1+T2×MA ・・・式1
薬局端末3は、ステップS100で算出した調剤の完了時間を受診者端末2へ送信する(ステップS110)。
また、薬局端末3は、受診者の既往歴や薬歴といった情報が、処方された薬の変更条件を満たしているか否か、および受診者端末2から受信した確認結果によって、処方された薬の変更が必要か否かを判定する(ステップS120)。例えば、処方された薬の変更条件として、「△△(薬剤名)との同時服用」「心臓疾患の既往がある者」「類似薬剤との重複」のように、投与できない条件が調剤DB300に記憶され、この条件を受診者の薬歴や既往歴等の情報が満たした場合に処方された薬の変更が必要と判定する。また、薬局端末3は、受診者端末2から「問題有り」との確認結果を受信した場合に処方された薬の変更が必要と判定する。一方、薬局端末3は、処方された薬の変更条件を受診者の薬歴や既往歴等の情報が満たさなかった場合であって、受診者端末2から「問題無し」との確認結果を受信した場合又はステップS80を省略して確認を行わなかった場合には、処方された薬の変更が不要と判定する。
薬局端末3は、受診者の情報が、処方された薬の変更条件を満たしている場合に、当該変更条件と対応する疑義照会情報を調剤DB300から読み出し、処方箋ID等を付加して医療情報サーバ1へ送信する(ステップS130)。また、薬局端末3は、受信した確認結果が「問題有り」の場合に、当該確認事項と対応する疑義照会情報を調剤DB300から読み出し、処方箋ID等を付加して医療情報サーバ1へ送信する。ここで、疑義照会情報とは、例えば「処方された△△(薬剤名)は、服用中の□□(薬剤名)と重複しています。△△を削除してよろしいでしょうか」「処方された××(薬剤名)では、副作用が起きました。□□(薬剤名)に変更してよろしいでしょうか」のように処方された薬の変更を照会する情報である。なお、受診者の情報が、処方された薬の変更条件を満たしていない場合、薬局端末3は、ステップS130を省略し、医療情報サーバ1への疑義照会を
行わない。
疑義照会情報を受信した医療情報サーバ1は、処方箋IDに基づいて処方した医師の医師端末11へ疑義照会情報を転送する(ステップS140)。医療情報サーバ1は、医師が医師端末11に入力した同意/不同意などの照会結果を受信して、薬局端末3へ送信する(ステップS150)。
照会結果を受信した薬局端末3は、照会結果が同意であれば処方された薬を変更し、照会結果が不同意であれば処方された薬を変更しないなど、照会結果を反映した処方箋情報を受け付け順に出力する(ステップS160)例えば、薬局端末3は、調剤受付部301で受け付けた処方箋情報に照会結果を付加してディスプレイに表示させると共に、照会結果に応じて薬の変更や削除を行った処方箋情報に基づいて調剤する薬の情報を分包機や払い出し機へ送信して、処方箋に示された薬の種類及び容量で分包や払い出しを行わせる。また、薬局端末3は、調剤受付部301で受け付けた処方箋情報に基づいて、調剤した薬に添付する説明文書を記憶装置から読み出して印刷出力させる。
以上のように本実施形態によれば、受診者端末2が、医療情報サーバ1から処方箋情報を取得して薬局端末3へ送信することとで調剤を依頼でき、処方箋を撮影する手間をかけず、容易に調剤を依頼できる。また、本実施形態によれば、受診者が調剤薬局へ行く前に調剤を依頼できるので、受診者が調剤薬局に着いてから薬を受け取るまでの待ち時間を短縮することができる。
また、本実施形態によれば、薬局端末3が、調剤の完了時間を算出して受診者端末2へ通知することで、受診者が薬を受け取ることができる時間を事前に知ることができ、利便性が向上する。
更に、本実施形態によれば、薬局端末3が、処方された薬の変更が必要と判定した場合、受診者が到着する前に疑義照会を行うことができるので、受診者が調剤薬局に到着してから薬が変更になることが抑えられ、調剤の効率化を図ることができる。
以上述べた実施形態は、本件の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることができる。例えば、前記構成要素を組み合わせたり、一部省略してもよい。
1 :医療情報サーバ
2 :受診者端末
3 :薬局端末
4 :ネットワーク
10 :調剤予約システム
11 :医師端末
12 :会計装置
100:コンピュータ
101:診療受付部
102:受診者案内部
103:診療情報管理部
104:会計情報生成部
105:処方箋情報生成部
121:受診者ID取得部
122:会計情報取得部
123:決済部
124:印刷部
201:診療申請部
202:案内情報取得部
203:処方箋情報取得部
204:薬局選択部
205:送信制御部
301:調剤受付部
302:受診者情報確認部
303:調剤時間算出部
304:調剤時間送信部
305:変更判定部
306:疑義照会部
307:調剤情報出力部
109:診療データベース
300:調剤データベース

Claims (6)

  1. 方箋情報提供装置と、薬局端末と、医療機関のサーバとを備える調剤予約システムであって
    前記薬局端末が、
    少なくとも前記処方箋情報提供装置からネットワークを介し、受診者に対して処方された薬を示す処方箋情報を受信して、調剤の依頼を受け付ける調剤受付部と、
    前記受診者の情報が、前記処方箋情報に示された前記薬の変更条件を満たしているか否かによって、前記薬の変更が必要か否かを判定する変更判定部と、
    前記薬の変更が必要と判定された場合に、前記薬の変更を照会する疑義照会情報を前記医療機関のサーバへ送信する疑義照会部と、を備え
    前記受診者の情報が前記処方箋情報に示された前記薬の確認条件を満たした場合に、前記処方箋情報提供装置へ確認事項が送信され、当該確認事項について前記処方箋情報提供装置から問題有りとの確認結果を受信した場合に前記変更判定部が前記薬の変更が必要と判定して、前記疑義照会部が前記薬の変更を照会する疑義照会情報を前記医療機関のサーバへ送信する、
    調剤予約システム。
  2. 前記処方箋情報提供装置が、
    前記受診者が受診した前記医療機関のサーバから、当該受診者に対して処方された薬を示す前記処方箋情報を取得する取得部と、
    前記受診者の操作によって、前記処方箋情報に基づく前記調剤を依頼する調剤薬局を選択する選択部と、
    前記選択部で選択された前記調剤薬局に備えられた前記薬局端末へ前記処方箋情報を送信する送信制御部と、
    を備える請求項1に記載の調剤予約システム。
  3. 少なくとも処方箋情報提供装置からネットワークを介し、医療機関で受診者に対して処方された薬を示す処方箋情報を受信して、調剤の依頼を受け付けるステップと、
    前記受診者の情報が前記処方箋情報に示された前記薬の確認条件を満たしたか否かを判定し、前記確認条件を満たした場合に、前記処方箋情報提供装置へ確認事項を送信するステップと、
    前記確認事項について前記処方箋情報提供装置から問題有りとの確認結果を受信した場合に、前記薬の変更が必要と判定するステップと、
    前記薬の変更が必要と判定された場合に、前記薬の変更を照会する疑義照会情報を前記医療機関のサーバへ送信するステップと、
    をコンピュータが実行する調剤受付方法。
  4. 前記調剤の依頼を受け付けるステップで受け付けた前記処方箋情報のうち、前記調剤が完了していない前記処方箋情報の数に基づいて前記調剤の完了時間を算出するステップと、
    前記調剤の完了時間を前記処方箋情報提供装置へ送信するステップと、
    を更にコンピュータが実行する請求項3に記載の調剤受付方法。
  5. 少なくとも処方箋情報提供装置からネットワークを介し、医療機関で受診者に対して処方された薬を示す処方箋情報を受信して、調剤の依頼を受け付けるステップと、
    前記受診者の情報が前記処方箋情報に示された前記薬の確認条件を満たしたか否かを判定し、前記確認条件を満たした場合に、前記処方箋情報提供装置へ確認事項を送信するステップと、
    前記確認事項について前記処方箋情報提供装置から問題有りとの確認結果を受信した場合に、前記薬の変更が必要と判定するステップと、
    前記薬の変更が必要と判定された場合に、前記薬の変更を照会する疑義照会情報を前記医療機関のサーバへ送信するステップと、
    をコンピュータに実行させるための調剤受付プログラム。
  6. 前記調剤の依頼を受け付けるステップで受け付けた前記処方箋情報のうち、前記調剤が完了していない前記処方箋情報の数に基づいて前記調剤の完了時間を算出するステップと、
    前記調剤の完了時間を前記処方箋情報提供装置へ送信するステップと、
    を更にコンピュータに実行させるための請求項5に記載の調剤受付プログラム。
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