JP7122279B2 - 医療機関選定サーバ及び医療機関選定方法 - Google Patents

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Description

本発明は、医療機関選定サーバ及び医療機関選定方法に関する。
本技術分野の背景技術として、特開2011-48775号公報(特許文献1)がある。この公報には、「救急病院選択システム1において、車両端末2は、緊急車両に搭載され、管理サーバ3から救急現場から向かうべき病院の識別情報を取得し、表示する。管理サーバ3は、所定の地域を管轄する統括センタに設置され、車両端末2から病院の問合せがあったときに、病院サーバ4に各病院の対応時間(救急患者の対応が可能になるまでの時間)の問合せを行い、救急現場と、各病院との間の距離等から求めた移動時間を考慮しながら、最適な病院を選択し、車両端末2に通知する。病院サーバ4は、管轄地域にある病院ごとに設置され、管理サーバ3と通信することにより、管理サーバ3から対応時間の問合せがあったときに、医師や手術室等の状況から現時点における対応時間を計算し、通知する。管理サーバ3と、各病院サーバ4とは、例えば、WAN等のネットワーク5を介して通信可能に構成される。」と記載されている(要約参照)。
特開2011-48775号公報
緊急搬送前の患者の状態によって患者に必要な処置は異なり、また、医療機関によってこれらの処置が可能であるかは異なる。さらに、これらの処置が可能な医療機関であっても、処置行うためのリソースの状況によって、患者に対して処置を開始することができる時間が異なる。そこで、本発明の一態様は、前述した事情を考慮することによって、患者に対する治療を開始するまでの時間をより正確に予測し、ひいては患者に対してより早く処置を行うことができる医療機関を選定可能になることを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一態様は以下の構成を採用する。患者を搬送する医療機関を選定する医療機関選定サーバであって、プロセッサとメモリとを備え、前記メモリは、前記患者に対して実行される1以上のプロセスからなるフローを、前記患者の状態情報から予測するフロー予測モデルと、実行可能なフローに含まれる各プロセスを実行するためのリソースの状況、を医療機関ごとに示す医療機関情報と、を保持し、前記プロセッサは、前記患者の状態情報を取得し、前記取得した患者の状態情報と前記フロー予測モデルとに基づいて、前記患者に対して実行されるフローを予測し、前記医療機関情報を参照して、各医療機関における、前記予測したフローに含まれる各プロセスを実行するためのリソースの状況を取得し、前記取得したリソースの状況に基づいて、前記患者を搬送する医療機関候補を選定し、前記選定した医療機関候補の情報を出力する、医療機関選定サーバ。
本発明の一態様によれば、患者に対する治療を開始するまでの時間をより正確に予測することができ、ひいては患者に対してより早く処置を行うことができる医療機関を選定可能になる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
実施例1における病院選定システムの構成例を示すブロック図である。 実施例1における対応可否テーブルの一例である。 実施例1における診療フローテーブルの一例である。 実施例1におけるリソース状況テーブルの一例である。 実施例1における患者分類履歴テーブルの一例である。 実施例1における緊急搬送履歴テーブルの一例である。 実施例1における受入照会所要時間履歴テーブルの一例である。 実施例1における病院選定処理の一例を示すフローチャートである。 実施例1における患者分類予測モデルによる患者分類の一例である。 実施例1における、各病院の各患者分類の治療開始可能時刻の一例である。 実施例1における、各病院において当該患者に対応不可である確率、及び各病院における治療開始可能時刻の期待値の一例である。 実施例1における、各患者分類の治療開始可能時刻の予測処理の一例を示すフローチャートである。 実施例1における治療開始可能時刻の算出処理の一例を示すフローチャートである。 実施例1におけるプロセスの実行時間の一例を示す説明図である。 実施例1における、患者の搬送終了時刻の推定処理の一例を示すフローチャートである。 実施例1において、端末に表示される入力画面の一例である。 実施例1において、端末に表示される出力画面の一例である。 実施例1において、端末に表示される出力画面の一例である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。本実施形態において、同一の構成には原則として同一の符号を付け、繰り返しの説明は省略する。なお、本実施形態は本発明を実現するための一例に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではないことに注意すべきである。
本実施形態は救急時に患者を搬送する病院を選定する病院選定システムについて説明する。なお、病院は医療機関の一例であり、病院以外の医療機関に患者が搬送されてもよい。また、本実施形態では、脳卒中の患者を搬送する例について説明するが、後述する診療フローのプロセス、及び患者分類を決定するためのモデル等を適宜変更することにより脳卒中以外の傷病の患者を搬送するケースにも適用できることは明らかである。また、本実施形態は、緊急車両を用いて患者を搬送する例を説明するが、車両に限らず、船舶や航空機等の他の輸送機器を用いて患者を搬送するケースにも適用できることは明らかである。
図1は、病院選定システムの構成例を示すブロック図である。病院選定システムは、例えば、インターネット等のネットワーク300で接続された病院選定サーバ100及び端末200を含む。病院選定サーバ100は、例えば、CPU(Central Processing Unit)101、メモリ102、補助記憶装置103、及び通信装置104を有する計算機によって構成される。
CPU101は、プロセッサを含み、メモリ102に格納されたプログラムを実行する。メモリ102は、不揮発性の記憶素子であるROM(Read Only Memory)及び揮発性の記憶素子であるRAM(Random Access Memory)を含む。ROMは、不変のプログラム(例えば、BIOS(Basic Input/Output System))などを格納する。RAMは、DRAM(Dynamic Random Access Memory)のような高速かつ揮発性の記憶素子であり、CPU101が実行するプログラム及びプログラムの実行時に使用されるデータを一時的に格納する。
補助記憶装置103は、例えば、磁気記憶装置(HDD(Hard Disk Drive))、フラッシュメモリ(SSD(Solid State Drive))等の大容量かつ不揮発性の記憶装置であり、CPU101が実行するプログラム及びプログラムの実行時に使用されるデータを格納する。すなわち、プログラムは、補助記憶装置103から読み出されて、メモリ102にロードされて、CPU101によって実行される。
病院選定サーバ100は、入力インターフェース105及び出力インターフェース108を有してもよい。入力インターフェース105は、キーボード106やマウス107などの入力装置が接続され、オペレータからの入力を受けるインターフェースである。出力インターフェース108は、表示装置109やプリンタなどの表示装置が接続され、プログラムの実行結果をオペレータが視認可能な形式で出力するインターフェースである。
通信装置104は、所定のプロトコルに従って、他の装置との通信を制御するネットワークインターフェース装置である。また、通信装置104は、例えば、USB等のシリアルインターフェースを含む。
CPU101が実行するプログラムは、リムーバブルメディア(CD-ROM、フラッシュメモリなど)又はネットワーク300を介して病院選定サーバ100に提供され、非一時的記憶媒体である不揮発性の補助記憶装置103に格納される。このため、病院選定サーバ100は、リムーバブルメディアからデータを読み込むインターフェースを有するとよい。
病院選定サーバ100は、物理的に一つの計算機上で、又は、論理的又は物理的に構成された複数の計算機上で構成される計算機システムであり、同一の計算機上で別個のスレッドで動作してもよく、複数の物理的計算機資源上に構築された仮想計算機上で動作してもよい。端末200についても同様である。
CPU101は、例えば、患者分類予測部111、治療開始可能時刻予測部112、予測結果統合処理部113、病院候補選定部114、及び搬送時間推定部115を含む。患者分類予測部111は、例えば、入力された患者情報と、後述する患者分類予測モデル121と、を用いて、患者が該当する患者分類を予測する。治療開始可能時刻予測部112は、患者の治療を開始することができる時刻を予測する。
予測結果統合処理部113は、患者が該当する複数の患者分類に該当する可能性がある場合等に複数の患者分類に対する予測結果を統合する。病院候補選定部114は、例えば、治療開始可能時刻や患者分類に対応できる確率等に基づいて、病院候補を選定する。搬送時間推定部115は、緊急車両によって患者を病院に搬送するまでの時間を推定する。
例えば、CPU101は、メモリ102にロードされた患者分類予測プログラムに従って動作することで、患者分類予測部111として機能し、メモリ102にロードされた治療開始可能時刻予測プログラムに従って動作することで、治療開始可能時刻予測部112として機能する。CPU101に含まれる他の機能部についても、プログラムと機能部の関係は同様である。また、端末200が有するCPU201に含まれる後述する機能部についても、プログラムと機能部の関係は同様である。
なお、CPU101及びCPU201に含まれる機能部による機能の一部又は全部が、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field-Programmable Gate Array)等のハードウェアによって実現されてもよい。
補助記憶装置103は、例えば、患者分類予測モデル121、対応可否テーブル122、診療フローテーブル123、リソース状況テーブル124、緊急車両移動時間予測モデル125、患者分類履歴テーブル126、緊急搬送履歴テーブル127、及び受入照会所要時間履歴テーブル128を保持する。なお、補助記憶装置103に格納されている一部又は全部の情報は、メモリ102に格納されていてもよいし、病院選定サーバ100に接続されているデータベースに格納されていてもよい。
患者分類予測モデル121は、患者の状態情報(例えば患者の症状、既往歴、又は救急隊員等による聴取情報等)から、患者分類を予測するモデルである。対応可否テーブル122は、各病院における各患者分類の患者の対応可否と、対応可能である場合には患者に対して実行される診療フローと、を示す。診療フローは1以上のプロセスからなる。以下、診療フローを単にフローとも呼ぶ。
診療フローテーブル123は、フローに含まれるプロセスの情報を保持する。リソース状況テーブル124は、各フローのプロセスを実行するために必要なリソースの状況を示す。緊急車両移動時間予測モデル125は、例えば、時間帯、曜日、並びに経路情報及び/又は渋滞情報に基づく移動時間等から、緊急車両の移動時間を予測するモデルである。患者分類履歴テーブル126は、例えば、患者の状態情報と患者分類の履歴を示し、患者分類予測モデル121の生成に用いられる。
緊急搬送履歴テーブル127は、例えば、時間帯、曜日、並びに経路情報及び/又は渋滞情報に基づく移動時間と、緊急車両の移動時間と、の履歴を示し、緊急車両移動時間予測モデル125の生成に用いられる。受入照会所要時間履歴テーブル128は、各病院への受入照会にかかった時間の履歴を示す。
なお、本実施形態において、病院選定システムが使用する情報は、データ構造に依存せずどのようなデータ構造で表現されていてもよい。本実施形態ではテーブル形式で情報が表現されているが、例えば、リスト、データベース又はキューから適切に選択したデータ構造体が、情報を格納することができる。
端末200は、例えば、CPU201、メモリ202、補助記憶装置203、通信装置204、入力装置205、表示装置206、及びGPS(Global Positioning System)受信装置207を有する計算機によって構成される。端末200は、例えば、救急隊員が携帯するタブレット端末、又は救急車に備え付けられたPC(Personal Computer)等である。
CPU201、メモリ202、補助記憶装置203、及び通信装置204のハードウェアとしての説明は、CPU101、メモリ102、補助記憶装置103、及び通信装置104の説明と同様であるため省略する。
CPU201は、例えば、患者状態情報入力送信部211及び病院候補表示部212を含む。患者状態情報入力送信部211は、患者の状態情報の入力を受け付け、病院選定サーバ100に送信する。病院候補表示部212は、病院選定サーバ100から受信した病院候補の情報を、表示装置206に表示する。
入力装置205は、例えば、キーボード、及びマウス等である。表示装置206は、例えば、及びディスプレイ等である。なお、例えば、タッチパネルのように入力装置205と表示装置206が一体化していてもよい。なお、端末200についても病院選定サーバ100と同様に、入力インターフェース及び出力インターフェースを有してもよく、外部の入力装置及び表示装置が接続されていてもよい。GPS受信装置207は、GPS衛星からの信号を受信し、受信した信号に基づいて端末200の位置情報を取得する。
図2は、対応可否テーブル122の一例である。対応可否テーブル122は、例えば、ID欄1221、病院欄1222、患者分類欄1223、対応可否欄1224、診療フローID欄1225、及び位置欄1226を含む。ID欄1221は、対応可否テーブル122内のレコードを識別するIDを保持する。病院欄1222は、病院の名称を保持する。
患者分類欄1223は、患者分類を格納する。対応可否欄1224は、当該病院が当該患者分類の患者の治療に対応できるか否かを示す値を保持する。診療フローID欄1225は、対応可否欄1224の値が「可」である場合、診療フローIDを保持し、対応可否欄1224の値が「不可」である場合、例えば、null値等を保持する。
なお、患者分類が同じであっても、病院によってリソース等が異なる可能性があるため、同じ患者分類について異なる診療フローIDが格納されていてもよい。また、同じ病院の同じ患者分類であっても、複数種類のフローが実行可能である可能性があるため、同じ病院の同じ患者分類について複数のレコードが存在してもよい。なお、対応可否及び診療フローIDが不明である場合には、対応可否欄1224及び診療フローID欄1225には、「不明」という値又はnull値等が格納されている。位置欄1226は、当該病院の位置情報を保持する。位置情報は、例えば、緯度及び経度の座標値で表されている。
図3は、診療フローテーブル123の一例である。図3の例は、診療フローIDが「3」であるフローを示す。診療フローテーブル123は、例えば、プロセスID欄1231、プロセス名称欄1232、開始条件欄1233、及び実行時間欄1234を含む。プロセスID欄1231は、プロセスを識別するIDを保持する。
プロセス名称欄1232は、プロセスの名称を保持する。図3の例では、「t-PA治療」及び「カテーテル治療」が治療行為であり、他のフローは治療行為そのものではなく、治療行為を行うための検査等の準備行為である。なお、例えば、診療フローテーブル123が治療行為と準備行為を区別するためのフラグを有してもよいし、治療行為に相当するフローを示す別のデータが補助記憶装置103に格納されていてもよい。
開始条件欄1233は、対応するプロセスを開始するための条件を格納する。例えば、図3において、「血液検査」は、患者の搬送が終了後ならばいつでも開始することができるが、「CT」は、プロセスIDが1~4のプロセス(即ち、「血液検査」、「病歴確認」、「心電図検査」、及び「エコー」)の全てが終了するまで開始することができない。
なお、2つのプロセスの開始条件に、互いのプロセスが終了することが含まれないように定められている必要がある。具体的には、例えば、プロセスIDが「1」のプロセスの開始条件が「2が終了」であり、かつプロセスID「2」のプロセスの開始条件が「1が終了」である場合、いずれのプロセスも開始できなくなってしまうからである。また、他のプロセスの開始条件の例として、所定のプロセスと同時に実行不可能等がある。
実行時間欄1234は、当該プロセスの実行開始から終了までにかかる時間を保持する。なお、図3の例では、診療フローIDごとに診療フローテーブル123が用意されているため、例えば、各診療フローテーブル123を検索するためのインデックスが補助記憶装置103に格納されてもよい。また、全ての診療フローIDのフローの情報を1つの診療フローテーブル123に格納してもよく、この場合、例えば、診療フローテーブル123は診療フローID欄をさらに含むとよい。
図4は、リソース状況テーブル124の一例である。図4の例は、「B民間病院」におけるリソース状況を示す。リソース状況テーブル124は、例えば、プロセスID欄1241及び利用開始可能時刻欄1242を含む。プロセスID欄1241は、「B民間病院」が実行可能なフローに含まれるプロセスのプロセスIDを保持する。
利用開始可能時刻欄1242は、当該プロセスに利用されるリソースの利用を開始することができる時刻を示す情報を格納する。なお、利用開始可能時刻欄1242に格納された「0分後」は、現時点で当該フローを実行するリソースが利用可能であることを示す。なお、リソースとは検査機器、治療機器、及び手術機器等の物的リソースだけでなく、医師、検査技師、及び看護師等の人的リソースを含んでもよい。
なお、例えば、病院選定サーバ100は各病院のサーバと接続され、各病院のサーバが定期的に又はリアルタイムでリソース状況を病院選定サーバ100に送信し、病院選定サーバ100は受信したリソース状況に従って、リソース状況テーブル124を更新する。
図5は、患者分類履歴テーブル126の一例である。患者分類履歴テーブル126は、患者状態から患者分類を予測する患者分類予測モデル121の生成に用いられる。患者分類履歴テーブル126は、例えば、患者ID欄1261、説明変数欄1262、及び目的変数欄1263を含む。
患者ID欄1261は、例えば、患者を識別するIDを格納する。説明変数欄1262は、当該患者の説明変数の値を保持する。図5の例では、めまいの有無、片マヒの有無、会話が正常であるか否か、抗凝固薬の服用の有無、及び糖尿病既往の有無等の、患者の状態を示す変数が、説明変数として採用されている。
目的変数欄1263は、目的変数欄1263は、当該患者の目的変数の値を保持する。図5の例では、患者分類が目的変数として採用されている。つまり、なお、例えば、説明変数及び目的変数の値が不明であった場合には、例えば、「不明」という値やnull値等が、説明変数欄1262に格納されてもよい。これは後述する緊急搬送履歴テーブル127についても同様である。
患者分類予測モデル121は、予め与えられたモデルであってもよいし、例えば、患者分類予測部111が、患者分類履歴テーブル126の説明変数の値と目的変数の値とを機械学習(例えばディープラーニングやロジスティック回帰等)することによって生成されたモデルであってもよい。
図6は、緊急搬送履歴テーブル127の一例である。緊急搬送履歴テーブル127は、緊急搬送時の時間情報等から緊急車両の移動時間を予測する緊急車両移動時間予測モデル125の生成に用いられる。緊急搬送履歴テーブル127は、例えば、ID欄1271、説明変数欄1272、及び目的変数欄1273を含む。ID欄1271は、緊急搬送履歴テーブル127内のレコード、つまり緊急搬送の履歴を識別するIDを保持する。
説明変数欄1272は、当該IDに対応する履歴の説明変数の値を保持する。図6の例では、緊急搬送が行われた曜日及び時間帯と、経路計算及び/又は渋滞に基づく移動時間と、が説明変数として採用されている。なお、経路計算及び/又は渋滞に基づく移動時間とは、例えば、カーナビゲーションシステム等によって予測された一般の車両用の移動時間であり、緊急車両の特性(例えば、赤信号の交差点を通過可能)は考慮されていない値である。
目的変数欄1273は、当該IDに対応する履歴の目的変数の値を保持する。図6の例では、緊急車両の移動時間が目的変数として採用されている。緊急車両の移動時間とは、当該履歴における緊急車両の実際の移動時間である。
緊急車両移動時間予測モデル125は、予め与えられたモデルであってもよいし、例えば、搬送時間推定部115が、緊急搬送履歴テーブル127の説明変数の値と目的変数の値とを機械学習(例えばディープラーニングやロジスティック回帰等)することによって生成されたモデルであってもよい。
図7は、受入照会所要時間履歴テーブル128の一例である。受入照会所要時間履歴テーブル128は、例えば、日時欄1281、病院欄1282、及び照会所要時間欄1283を含む。日時欄1281は、過去に受入照会を行った日時を保持する。病院欄1282は、過去に行った受入照会先の病院の名称を格納する。照会所要時間欄1283は、当該受入照会にかかった所要時間を保持する。
なお、リソース状況テーブル124にリソースの利用状況が記録されている病院については、リソースの利用状況が判明しているゆえ受入照会を行う必要がない。従って、このような病院については後述する受入照会所要時間を算出しなくてもよいため、受入照会所要時間履歴テーブル128は、このような病院の受入照会所要時間履歴を保持しなくてもよい。
図8は、病院選定処理の一例を示すフローチャートである。まず、端末200の患者状態情報入力送信部211は、端末200の利用者によって入力される患者の状態情報の入力を受け付け、入力された状態情報と、GPS受信装置207が取得した端末200の現在位置情報と、を病院選定サーバ100に送信する(S801)。なお、入力された状態情報は、患者分類予測モデル121の説明変数の値を含む。また、端末200の現在位置情報は患者の位置を示す情報である。
病院選定サーバ100の患者分類予測部111は、受信した状態情報に含まれる説明変数の値を患者分類予測モデル121に入力することにより、患者分類予測モデル121の目的変数の値である患者分類を取得する(S802)。
治療開始可能時刻予測部112は、対応可否テーブル122、診療フローテーブル123、及びリソース状況テーブル124を用いて、各病院について、ステップS802で取得した各患者分類の治療開始可能時刻を予測する(S803)。ステップS803の詳細については後述する。
予測結果統合処理部113は、ステップS802で取得した患者分類の確率と、対応可否テーブル122における各病院の各患者分類の対応可否欄1224の値と、から各病院において当該患者に対応不可である確率を算出する(ステップS804)。具体的には、ある病院において当該患者に対応不可である確率は、例えば、対応可否テーブル122において当該病院について対応可のレコードが存在しない患者分類の確率の和によって算出される。
また、ステップS804において、予測結果統合処理部113は、ステップS802で得られた患者分類の確率と、ステップS803で予測した各患者分類の治療開始可能時刻と、から、各病院における治療開始可能時刻の期待値を算出する。なお、予測結果統合処理部113は、当該患者の対応が不可である確率が100%である病院については、期待値を算出する必要はない。
続いて、病院候補選定部114は、例えば、ステップS804で算出した対応不可の確率が所定値以下である病院を選択し、ステップS804で算出した治療開始可能時刻の期待値が早い順に選択した病院についての対応不可の確率及び治療開始可能時刻の期待値を含む情報をソートし、ソートした情報を表示装置109に表示する(S805)。
なお、ステップS805において、病院候補選定部114は、例えば、ステップS804で算出した対応不可の確率が低い順に所定数の病院を選択してもよいし、対応不可の確率が平均値より低い病院を選択してもよい。
図9は、ステップS802で得られる患者分類予測モデル121による患者分類の結果の一例である。患者分類予測モデル121から、各患者分類に該当する確率が得られる。なお、患者分類予測モデル121は、目的変数の値を1つに決定して返すモデルであってもよい。また、患者分類予測部111が、得られた確率に基づいて、1つの患者分類を決定してもよい。具体的には、例えば、患者分類予測部111は、確率が最も高い患者分類(最も確率が高い患者分類が複数ある場合には、これらの患者分類からランダムに選択する)を選択してもよい。
図10は、ステップS803で得られる各病院における各患者分類の治療開始可能時刻の一例である。なお、「A市民病院」では、患者分類「(ア)」及び「(イ)」に対応不可であるため、治療開始可能時刻ではなく、「不可」という値が格納されている。
図11は、ステップS804で得られる、各病院において当該患者に対応不可である確率及び各病院における治療開始可能時刻の期待値の一例である。なお、当該患者の対応が不可である病院については、ステップS804の時点で出力から除外されてもよい。
図12は、ステップS803における各患者分類の治療開始可能時刻の予測処理の一例を示すフローチャートである。治療開始可能時刻予測部112は、カウンタにN=1をセットする(S1201)。治療開始可能時刻予測部112は、対応可否テーブル122のN行目のレコードを読み込む(S1202)。
治療開始可能時刻予測部112は、当該レコードの対応可否欄1224の値が「対応可」であるか否かを判定する(S1203)。治療開始可能時刻予測部112は、当該レコードの対応可否欄1224の値が「対応可」であると判定した場合(S1203:Yes)、当該レコードの病院及び患者分類について治療開始可能時刻を算出し(S1204)、ステップS1206に遷移する。ステップS1204の詳細については後述する。
治療開始可能時刻予測部112は、当該レコードの対応可否欄1224の値が「対応不可」であると判定した場合(S1203:No)、当該レコードが示す病院では当該レコードが示す患者分類の対応が「不可」であることを示す情報を出力し(S1205)、ステップS1206に遷移する。
なお、例えば、対応可否が不明であるレコード、又は対応可であってもフローIDが不明若しくはフローIDに対応するリソース状況が不明である等の理由で治療開始可能時刻を算出不可能なレコードに対しては、後述するステップS1302における搬送時間推定処理のみが行われる。
続いて、治療開始可能時刻予測部112は、対応可否テーブル122の全てのレコードを読み込んだか否かを判定する(S1206)。治療開始可能時刻予測部112は、対応可否テーブル122の全てのレコードを読み込んだと判定した場合(S1206:Yes)、ステップS803における処理を終了する。
治療開始可能時刻予測部112は、対応可否テーブル122内に未読み込みのレコードがあると判定した場合(S1206:No)、カウンタNの値をインクリメントし(S1207)、ステップS1202の処理に戻る。
なお、前述した例における、患者分類予測モデル121を用いて患者の状態から患者分類を予測し、予測した患者分類に対応するフローIDを対応可否テーブル122から取得し、フローIDに対応するフローの各プロセスを診療フローテーブル123から取得する、一連のアルゴリズムを1つのフロー予測モデルとして定義してもよい。また、補助記憶装置103は、患者の状態から直接的にフローを推測するモデルを有してもよく、この場合当該モデルによってフローを取得してもよい。
図13は、ステップS1204における治療開始可能時刻の算出処理の一例を示すフローチャートである。治療開始可能時刻予測部112は、ステップS1202で読み込んだレコードが示す診療フローIDに対応する(即ち、当該レコードが示す病院及び患者分類に対応する)診療フローテーブル123及びリソース状況テーブル124を読み込む(S1301)。搬送時間推定部115は、当該病院への患者の搬送終了時刻を推定する(S1302)。ステップS1302の詳細については後述する。
治療開始可能時刻予測部112は、読み込んだ診療フローテーブル123の未選択のプロセスのうち、開始条件を満たす時刻を算出可能なプロセスを1つ選択する(選択したプロセスをプロセスXとも呼ぶ)(S1303)。
例えば、図3の例では、プロセスIDが「5」のプロセスは、プロセスIDが「1」乃至「4」のプロセスが終了するまで実行不可能であるため、プロセスIDが「1」乃至「4」のプロセスの終了時刻を算出するまでは、ステップS1303において選択不可能である。図3の例では、初回のステップS1303において、選択可能なプロセスは、開始条件に他のプロセスの終了が含まれていないプロセスIDが「1」乃至「4」のプロセスである。この例では、初回のステップS1303において、治療開始可能時刻予測部112は、例えば、プロセスIDが「1」乃至「4」のプロセスから1つのプロセスをランダムに選択する。
治療開始可能時刻予測部112は、(1)診療フローテーブル123におけるプロセスXの開始条件を満たす時刻(例えば1以上の所定のプロセスの終了が開始条件である場合には、当該1以上の所定のプロセスの終了時刻のうち最も遅い時刻)、又は(2)リソース状況テーブル124におけるプロセスXのリソースの利用開始可能時刻のうち、遅い方の時刻を、プロセスXの開始時刻に決定する(S1304)。
治療開始可能時刻予測部112は、ステップS1301で読み込んだ診療フローテーブル123におけるプロセスXの実行時間を、ステップS1304で算出した開始時刻に加えた時刻を、プロセスXの終了時刻として算出する(S1305)。治療開始可能時刻予測部112は、ステップS1301で読み込んだ診療フローテーブル123の全てのフローを選択済みであるか否かを判定する(S1306)。
治療開始可能時刻予測部112は、未選択のフローがあると判定した場合(S1306:No)、ステップS1303に戻る。治療開始可能時刻予測部112は、全てのフローを選択済みであると判定した場合(S1306:Yes)、ステップS1202で読み込んだレコードが示すフローの(即ち、当該レコードが示す病院において当該レコード患者分類の)治療開始可能時刻を算出する(S1307)。
ステップS1307において、治療開始可能時刻予測部112は、具体的には例えば、検査等の治療の準備行為ではない具体的な治療行為の開始時刻のうち最も早い時刻(図3の例(即ち脳卒中患者の例)では、t-PA治療の開始時刻又はカテーテル治療の開始時刻のうち早い方の時刻)を治療開始可能時刻として算出する。
前述した処理により、本実施例の病院選定サーバ100は、予測された患者分類に対応可能な病院を選定し、かつフローのリソース状況を考慮した治療開始可能時刻をより正確に算出することができ、ひいては治療開始可能時刻が早い病院をより正確に選定することができる。
なお、例えば、緊急車両がドクターカー等であれば、患者を搬送中に緊急車両内でフローの一部又は全部のプロセスが実行可能となるケースが起こり得る。例えば、補助記憶装置103は、緊急車両において実行可能なプロセス、当該プロセスの開始条件、及び当該プロセスの実行時間を示す、緊急車両のプロセス情報を保持しているものとする。例えば、ステップS1303~S1305において、治療開始可能時刻予測部112は、緊急車両のプロセス情報を参照して、搬送終了時刻までに緊急車両内で終了可能なプロセスが存在すると判定した場合には、当該プロセスについては優先的に緊急車両内で実行することとして、当該プロセスの開始時刻及び終了時刻を算出してもよい。
図14は、ステップS1304及びステップS1305で算出されたプロセスの実行時間の一例を示す説明図である。ケース(1)乃至(3)において、いずれも病院への搬送終了時刻が10分後である。
まず、ケース(1)について説明する。ケース(1)は、説明変数である発症からの経過の値が「4.5時間未満」であり、説明変数である既往歴の有無の値が「無し」であり、患者分類予測モデル121から患者分類が(ア)に決定した例である。
まず、ケース(1)における病院の患者分類(ア)のフロー及び当該フローのリソース状況について説明する。当該病院の患者分類(ア)のフローでは、「血液検査」、「病歴確認」、「心電図」、「エコー」、「CT」、「造影CT」、「t-PA治療」、及び「カテーテル治療」が実行される。
「血液検査」、「病歴確認」、「心電図」、及び「エコー」の開始条件は、「搬送終了」のみである。また、「CT」の開始条件は、「血液検査」、「病歴確認」、「心電図」、及び「エコー」が終了していることである。「カテーテル治療」の開始条件は、「造影CT」が終了していることである。
「t-PA治療」の開始条件は、「CT」が終了していることである。「カテーテル治療」の開始条件は、「造影CT」が終了していることである。また、「心電図」及び「エコー」のリソースの利用開始可能時刻は15分後であり、他のフローのリソース状況の利用開始可能時刻は、利用開始条件を満たす時刻より早いものとする。
図13で説明したように、治療開始可能時刻予測部112は、上述したフローの開始条件及びリソース状況から各プロセスの実行時刻を決定することにより、より早く治療行為を開始するためのプロセスの実行順序を決定することができる。
ケース(2)は、ケース(1)と同様に患者分類が(ア)であるものの、「CT」のリソースの利用開始可能時刻が30分後である点において、ケース(1)と異なる。20分後に、「CT」の開始条件である「血液検査」、「病歴確認」、「心電図」、及び「エコー」が終了していることは満たされているものの、20分後の時点では「CT」のリソースがまだ利用できない。また、「CT」が終了していない段階では、「t-PA治療」、「造影CT」、及び「カテーテル治療」のいずれの開始条件を満たすことができないため、20分後から30分後までの間に、何もプロセスを実行しない時間帯が発生している。
ケース(3)は、説明変数である発症からの経過の値が「4.5時間以上」であり、説明変数である腎臓病の有無の値が「有り」であり、患者分類予測モデル121から患者分類が(イ)に決定した例である。腎臓病に罹患している患者には「CT」を実行することができないため、ケース(3)のフローは、「CT」を開始条件とする「t-PA治療」及び「造影CT」を行わず、「MRI」を実行した上で「カテーテル」治療を実行する点において、ケース(1)のフローと異なる。
なお、「MRI」の開始条件は、「CT」の開始条件と同様に、「血液検査」、「病歴確認」、「心電図」、及び「エコー」が終了していることである。また、「カテーテル治療」の開始条件は、「MRI」が終了していることである。
図15は、ステップS1302における患者の搬送終了時刻の推定処理の一例を示すフローチャートである(S1302)。搬送時間推定部115は、対応可否テーブル122から当該病院の位置情報と、ステップS801で取得した端末200の現在位置情報と、を取得する(S1501)。
搬送時間推定部115は、病院の位置情報と現在位置情報とを用いた、経路計算及び/又は渋滞情報に基づく、現在位置から病院までの(緊急車両はでない)一般車両による移動時間を取得する(S1502)。
なお、ステップS1501の処理は、例えば、搬送時間推定部115が病院選定サーバ100の外部のカーナビゲーションサーバに病院の位置情報と現在位置情報とを送信し、当該カーナビゲーションサーバが、渋滞予測を考慮した経路情報に基づく一般車両による移動時間を算出して病院選定サーバ100に送信することにより実行される。なお、緊急車両の代わりに船舶や飛行機等の輸送機器が用いられる場合には、渋滞予測が考慮されなくてもよい。
また、病院選定サーバ100が、一般車両用のカーナビゲーション用のモデルを有する場合には、例えば、搬送時間推定部115が、渋滞予測情報を外部から取得して、病院の位置情報と現在位置情報と渋滞予測情報とを当該モデルに適用することによって、ステップS1501の処理が実行されてもよい。
続いて、搬送時間推定部115は、緊急車両移動時間予測モデル125に、説明変数である、現在の曜日、時間帯、及びステップS1502で算出された移動時間を入力して、目的変数である緊急車両の移動時間を算出し、現在時刻に緊急車両の移動時間を加えることにより、搬送終了時刻を算出する(S1503)。
図15の処理により、一般の車両と特性や制約条件が異なる緊急車両による移動時間をより正確に算出することができる。これにより、搬送時間の短い病院をより正確に選定できるようになる。
なお、対応可否テーブル122において対応可否が不明である病院、又は対応可であってもフローIDが不明若しくはフローIDに対応するリソース状況が不明である等の理由で治療開始可能時刻を算出不可能な病院に対しては、患者の受入可否や治療開始可能時刻等を照会する受入照会を、救急隊員が行うことが考えらえる。
そこで、搬送時間推定部115は、ステップS1503において、このような病院への搬送終了時刻を算出する場合には、受入照会所要時間を考慮してもよい。具体的には、例えば、搬送時間推定部115は、受入照会所要時間履歴テーブル128における当該病院への受入照会所要時間の平均値(最大値、最小値、又は中央値等の他の統計量であってもよい)と、緊急車両移動時間予測モデル125から得られた移動時間と、を現在時刻に加えることにより、搬送終了時刻を算出してもよい。
なお、病院選定サーバ100及び端末200が後述する病院のリソース予約処理を行わない場合には、電話等によって病院に対して予約(受入照会)を行うため、全ての病院についての搬送終了時刻の算出において、受入照会所要時間を考慮してもよい。
図16は、端末200に表示される入力画面の一例である。入力画面1600は、ステップS801における患者の状態情報(患者分類予測モデル121に入力される説明変数の値)を入力するための画面である。入力画面1600は、例えば、説明変数入力領域1601、判定実行ボタン1602、及び目的変数表示領域1603を含む。
説明変数入力領域1601は、患者分類予測モデル121に入力するための説明変数の値を入力するための領域である。図16の例では、端末200のユーザは、説明変数入力領域1601に表示された説明変数の値を選択することにより、説明変数を入力することができる。図16の例では、説明変数の選択された値が白抜きの文字で表示されている。
説明変数入力領域1601において説明変数が入力された状態で、判定実行ボタン1602が選択されると、例えば、病院選定サーバ100が患者分類予測モデル121を用いて予測した患者分類(例えば最も該当する確率が高い患者分類)、及び当該患者に実行される予定のフローの情報が、目的変数表示領域1603に表示される。なお、目的変数表示領域1603には、例えば、図9に示した情報のように複数の患者分類及び当該複数の患者分類それぞれに該当する確率が表示されてもよい。
なお、入力画面1600は、判定実行ボタン1602が選択され、判定が実行された後に、後述する図17の出力画面を表示するためのボタンを含んでもよい。また、入力画面1600は、目的変数表示領域1603を含まずに、判定実行ボタン1602が選択され、判定が実行された後に自動的に図17の出力画面が表示されてもよい。
図17は、端末200に表示される出力画面の一例である。出力画面1700は、例えば、病院候補表示部212によって、表示装置206に表示される。出力画面1700は、例えば、目的変数表示領域1701及び地図情報表示領域1702を含む。目的変数表示領域1701は、例えば、目的変数表示領域1603と同様に、患者分類予測モデル121を用いて予測した患者分類、及び当該患者に実行される予定のフローの情報を表示する。
地図情報表示領域1702は、例えば、ステップS805において候補として選定された病院の位置情報と、端末200の現在位置情報と、を表示する。地図情報表示領域1702は、病院情報表示領域1703を含む。病院情報表示領域1703は、例えば、ステップS803で算出された、当該候補病院に患者を搬送した場合における治療開始可能時刻、が表示される。
なお、D病院のように治療開始可能時刻が算出不可能であった病院については、例えば、患者分類ごとに予め定められた時間を搬送終了時刻に加えた時刻を治療開始可能時刻として表示してもよいし、治療開始可能時刻の代わりに搬送終了時刻が表示されてもよいし、さらに予測した受付照会時間が表示されてもよい。
また、病院情報表示領域1703は、例えば、状況表示ボタン1704と、搬送予約ボタン1705と、を含む。状況表示ボタン1704が選択されると、例えば、後述する図18のリソース状況を表示する出力画面に遷移する。なお、D病院のようにリソース状況が不明である病院については、状況表示ボタン1704が表示されない。
搬送予約ボタン1705が選択されると、例えば、当該病院のフローのプロセスに対応するリソースの開始時刻と終了時刻に基づき、当該病院のリソース状況テーブル124の利用開始可能時刻が更新される。具体的には、例えば、当該終了時刻が利用開始可能時刻として更新される。また、病院選定サーバ100は、当該病院のサーバに当該病院のフローのプロセスに対応するリソースの開始時刻と終了時刻を送信してもよく、この場合、当該病院のサーバは当該病院で当該リソースを当該終了時刻まで予約する。
また、例えば、病院を決定して患者を搬送している最中に、事故等により到着予定時刻が変更となる可能性がある。このような場合、病院選定サーバ100は、例えば、変更後の到着時刻の入力を受け付ける、又は端末200から受信する。病院選定サーバ100は、変更後の到着時刻に基づいて、各フローの開始時刻及び終了時刻を再計算して、リソースの予約時間を更新してもよい。また、実際の到着時刻が到着予定時刻との差が所定値以上である場合にも、同様にリソースの予約時間を更新してもよい。
これらの予約処理を実行することにより、リソース状況テーブル124をリアルタイムに更新することができ、ひいてはこの後に実行される治療開始可能時刻の推測をより正確に実行することができる。
なお、D病院のように対応可否が不明であったり、リソース状況が不明であったりする病院については、搬送予約ボタン1705の代わりに、受付照会ボタン1706が表示されてもよい。受付照会ボタン1706が選択されると、例えば、当該病院への通話が開始されたり、当該病院に対して患者の状態情報や患者分類が送信されたりする。なお、対応可否が不明であったものの受付照会によって当該病院への受付が完了した場合に、例えば、対応可否テーブル122の当該病院の当該患者分類の対応可否の値を「可」に変更してもよい。
図18は、端末200に表示される出力画面の一例である。出力画面1800は、例えば、病院候補表示部212によって、表示装置206に表示される。例えば、前述した状況表示ボタン1704が選択されると、出力画面1700から出力画面1800に遷移する、又は出力画面1800がポップアップする。
出力画面1800は、状況表示ボタン1704に対応する病院の選択されたフローの各プロセスのリソース状況を表示する。図18はA病院に対応する状況表示ボタン1704が選択された場合の例である。図18の例では、病院Aは選択されたフローを実行するリソースを3セット(患者枠1~3)有している。
例えば、「完」は当該リソースの利用が終了しているものの、当該リソースが所属するセットにおいて予約済みのリソースがあることを示す。「空」は当該リソースが空いている状態、即ち直ちに予約可能であることを示す。「不」は当該リソースが故障等を理由に利用不可能であること、又は当該フローにおいて当該リソースは使用対象外であることを示す。また、空欄は当該リソースが予約されている状況であることを示す。また、例えば、「経過時間」は当該セットのリソースの利用開始からの経過時間を示す。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることも可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
100 病院選定サーバ、101 CPU、102 メモリ、104通信装置、103 補助記憶装置、112 治療開始可能時刻予測部、114 病院候補選定部、115 搬送時間推定部、121 患者分類予測モデル、122 対応可否テーブル、123 診療フローテーブル、124 リソース状況テーブル、125 緊急車両移動予測モデル、128 受入照会所要時間履歴テーブル、 200 端末、201 CPU、202 メモリ、203 補助記憶装置、206 表示装置、211 患者状態情報入力部、212 病院候補表示部

Claims (12)

  1. 患者を搬送する医療機関を選定する医療機関選定サーバであって、
    プロセッサとメモリとを備え、
    前記メモリは、
    前記患者に対して実行される1以上のプロセスからなるフローを、前記患者の状態情報から予測するフロー予測モデルと、
    実行可能なフローに含まれる各プロセスを実行するためのリソースの状況、を医療機関ごとに示す医療機関情報と、を保持し、
    前記プロセッサは、
    前記患者の状態情報を取得し、
    前記取得した患者の状態情報と前記フロー予測モデルとに基づいて、前記患者に対して実行されるフローを予測し、
    前記医療機関情報を参照して、各医療機関における、前記予測したフローに含まれる各プロセスを実行するためのリソースの状況を取得し、
    前記取得したリソースの状況に基づいて、前記患者を搬送する医療機関候補を選定し、
    前記選定した医療機関候補の情報を出力する、医療機関選定サーバ。
  2. 請求項1に記載の医療機関選定サーバであって、
    前記メモリは、前記フロー予測モデルが示すフローに含まれる各プロセスの開始条件及び実行時間を示すフロー情報を保持し、
    前記医療機関情報が示す前記リソースの状況は、当該リソースの利用開始可能時刻を示し、
    前記プロセッサは、
    前記フロー情報を参照して、前記予測したフローに含まれる各プロセスの開始条件及び実行時間を取得し、
    前記医療機関情報を参照して、前記予測したフローに含まれる各プロセスを実行するためのリソースの利用開始可能時刻を取得し、
    前記取得した開始条件と、前記取得した実行時間と、前記取得した利用開始可能時刻と、に基づいて、前記予測したフローに含まれる各プロセスの開始時刻を算出し、
    前記算出した開始時刻に基づいて、前記医療機関候補を選定する、医療機関選定サーバ。
  3. 請求項2に記載の医療機関選定サーバであって、
    前記プロセッサは、
    前記予測したフローに含まれる各プロセスについて、当該プロセスが開始条件を満たす時刻、又は当該プロセスを実行するためのリソースの利用開始可能時刻のうち、遅い時刻を、当該プロセスの開始時刻として算出する、医療機関選定サーバ。
  4. 請求項2に記載の医療機関選定サーバであって、
    前記1以上のプロセスは、治療行為を含み、
    前記予測したフローそれぞれにおける、前記治療行為であるプロセスの前記算出した開始時刻のうち最も早い時刻である治療開始可能時刻に基づいて、前記医療機関候補を選定する、医療機関選定サーバ。
  5. 請求項4に記載の医療機関選定サーバであって、
    前記プロセッサは、前記医療機関候補それぞれの治療開始可能時刻を前記選定した医療機関候補の情報に含めて出力する、医療機関選定サーバ。
  6. 請求項2に記載の医療機関選定サーバであって、
    前記メモリは、
    経路に基づく一般輸送機器における予想移動時間から、緊急輸送機器による移動時間を予測する、移動時間予測モデルと、
    前記緊急輸送機器の位置情報と、
    医療機関の位置情報と、を保持し、
    前記プロセッサは、
    前記緊急輸送機器の位置情報と、前記医療機関の位置情報と、が示す前記緊急輸送機器前記医療機関に到着するまでの経路、に基づく前記一般輸送機器における予想移動時間を取得し、
    前記取得した前記一般輸送機器における予想移動時間と前記移動時間予測モデルとに基づいて、前記緊急輸送機器が医療機関に到着する搬送終了時刻を算出し、
    前記搬送終了時刻に基づいて、前記予測したフローに含まれる各プロセスの開始時刻を算出する、医療機関選定サーバ。
  7. 請求項6に記載の医療機関選定サーバであって、
    前記メモリは、
    各医療機関に対する受入照会の所要時間の履歴を示す受入照会所要時間履歴情報を保持し、
    前記プロセッサは、
    各医療機関に対する受入照会の所要時間の所定の統計量に基づいて、前記搬送終了時刻を算出する、医療機関選定サーバ。
  8. 請求項2に記載の医療機関選定サーバであって、
    前記プロセッサは、
    前記医療機関候補から決定された前記患者を搬送する搬送先医療機関を示す情報を取得し、
    前記搬送先医療機関において実行される予定のフローに含まれる各プロセスの終了時刻に基づいて、前記医療機関情報における前記搬送先医療機関のリソースの状況を更新する、医療機関選定サーバ。
  9. 請求項1に記載の医療機関選定サーバであって、
    前記フロー予測モデルは、
    前記患者の状態情報から前記患者の患者分類を予測する患者分類予測モデルと、
    前記患者分類の対応可否、及び対応可能である患者分類の患者に対して実行されるフロー、を医療機関ごとに示す対応可否情報と、を含み、
    前記プロセッサは、
    前記取得した患者の状態情報と、前記患者分類予測モデルと、に基づいて、前記患者の患者分類を予測し、
    前記対応可否情報を参照して、前記予測した患者分類に対応可能である医療機関を特定し、当該医療機関において前記患者に対して実行されるフローを予測する、医療機関選定サーバ。
  10. 請求項9に記載の医療機関選定サーバであって、
    前記メモリは、前記フロー予測モデルが示すフローに含まれる各プロセスの開始条件及び実行時間を示すフロー情報を保持し、
    前記医療機関情報が示す前記リソースの状況は、当該リソースの利用開始可能時刻を示し、
    前記1以上のプロセスは、治療行為を含み、
    前記患者分類予測モデルは、前記患者の状態情報から、前記患者が各患者分類に該当する確率を予測するモデルであり、
    前記プロセッサは、
    前記取得した患者の状態情報と、前記患者分類予測モデルと、に基づいて、前記患者が各患者分類に該当する確率を予測し、
    前記予測した確率と前記対応可否情報とに基づいて、各医療機関において患者に対して各フローが実行される確率を算出し、
    前記医療機関情報を参照して、前記各フローに含まれる各プロセスを実行するためのリソースの利用開始可能時刻を取得し、
    前記フロー情報を参照して、前記各フローに含まれる各プロセスの開始条件及び実行時間を取得し、
    前記医療機関情報を参照して、前記各フローに含まれる各プロセスを実行するためのリソースの利用開始可能時刻を取得し、
    前記取得した開始条件と、前記取得した実行時間と、前記取得した利用開始可能時刻と、に基づいて、前記各フローに含まれる各プロセスの開始時刻を算出し、
    前記各フローについて、前記治療行為であるプロセスの前記算出した開始時刻のうち最も早い時刻である治療開始可能時刻を算出し、
    前記算出した治療開始可能時刻と、前記各フローが実行される確率と、に基づいて、前記各医療機関における前記治療開始可能時刻の期待値を算出し、
    前記算出した期待値に基づいて、前記医療機関候補を選定する、医療機関選定サーバ。
  11. 請求項1に記載の医療機関選定サーバであって、
    前記プロセッサは、前記医療機関候補のリソースの状況を、前記選定した医療機関候補の情報に含めて出力する、医療機関選定サーバ。
  12. 患者を搬送する医療機関を、医療機関選定サーバが選定する方法であって、
    前記医療機関選定サーバは、
    前記患者に対して実行される1以上のプロセスからなるフローを、前記患者の状態情報から予測するフロー予測モデルと、
    実行可能なフローに含まれる各プロセスを実行するためのリソースの状況、を医療機関ごとに示す医療機関情報と、を保持し、
    前記方法は、
    前記医療機関選定サーバが、前記患者の状態情報を取得し、
    前記医療機関選定サーバが、前記取得した患者の状態情報と前記フロー予測モデルとに基づいて、前記患者に対して実行されるフローを予測し、
    前記医療機関選定サーバが、前記医療機関情報を参照して、各医療機関における、前記予測したフローに含まれる各プロセスを実行するためのリソースの状況を取得し、
    前記医療機関選定サーバが、前記取得したリソースの状況に基づいて、前記患者を搬送する医療機関候補を選定し、
    前記医療機関選定サーバが、前記選定した医療機関候補の情報を出力する、方法。
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