JP4190339B2 - 屋根に固定される太陽電池装置 - Google Patents

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    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、太陽電池パネルを屋根に固定している太陽電池装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
太陽電池パネルは、屋根にしっかりと固定する必要がある。台風等の強風で太陽電池パネルが移動しないように固定するためである。このことを実現することを目的として、太陽電池パネルを屋根に固定する構造が、以下の参考文献1と2に記載される。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−247387号公報
【特許文献2】
特開平7−202242号公報
【0004】
参考文献1の公報には、図1に示す構造で太陽電池パネル1を屋根11に固定する構造が記載され、参考文献2の公報には、図2に示す構造で太陽電池パネル1を屋根11に固定する構造が記載される。これ等の太陽電池装置は、屋根11に固定される固定具2と、この固定具2の連結溝2Aに連結している頭付ボルト3と、頭付ボルト3を貫通孔4Aに挿通している押さえ具4と、押さえ具4の係止部4Bをスライド溝1Aに案内している太陽電池パネル1とを備える。この太陽電池装置は、頭付ボルト3にねじ込むナット7で押さえ具4を固定具2に連結して、頭付ボルト3でもって太陽電池パネル1を屋根11に固定している固定具2に連結している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
これ等の公報に記載される太陽電池装置は、屋根に固定している固定具を太陽電池パネルの周縁に沿って細長い形状としているので、固定具が長くなる欠点がある。また、固定具を太陽電池パネルの周縁に沿って正確な位置に固定する必要がある。この弊害は、本出願人が検討したところ、未発売で、未発表の図3と図4に示すように、短い固定具2を、太陽電池パネル1に周縁に対して交差する姿勢で屋根に固定して解消できる。(図3、図4は、太陽電池パネル1、固定具2の位置関係を示すための上から見た概略図である。)この取付構造は、頭付ボルトを太陽電池パネルの周縁に直交する方向に移動でき、また、押さえ具を太陽電池パネルのスライド溝に沿って移動できるので、頭付ボルトを太陽電池パネルの周縁に対して縦横の両方向に移動して、屋根に固定できる。このため、固定具を正確に位置決めしないで屋根に簡単に能率よく固定できる特長がある。また、固定具を短くできるので、固定具を安価にできる特長もある。
【0006】
ただ、この構造で太陽電池パネルを屋根に固定すると、頭付ボルトが固定具の端部に移動して、しっかりと固定できないことがある。頭付ボルトを連結溝2Aに沿って自由に移動できるからである。また、固定具2に設けている連結溝2Aの開口端面が外部に表出するので、たとえば、着色したアルミニウムの引き抜き材を所定の長さに切断して製造される固定具の場合、着色されない切断面が外部に表出してしまう。金属の切断面は、屋根の色とは極めて異なる色であるから、これが目だって屋根を美しい色彩にできなくなる欠点がある。
【0007】
本発明は、このような欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、安価で短い固定具を使用して、簡単かつ容易に、しかもしっかりと太陽電池パネルを屋根に固定できる太陽電池装置を提供することにある。
また、本発明の他の大切な目的は、固定具にアルミニウムの引き抜き材を使用して、切断面を屋根に適合する色にすることも可能である太陽電池装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の太陽電池装置は、屋根11に固定される固定具2と、この固定具2に頭部3Aを連結している頭付ボルト3と、この頭付ボルト3を貫通させる貫通孔4Aを開口すると共に、この貫通孔4Aに挿通される頭付ボルト3を介して固定具2に連結される押さえ具4と、この押さえ具4に設けている係止部4Bを案内するスライド溝1Aを周縁に有する太陽電池パネル1とを備える。固定具2は、頭付ボルト3の頭部3Aを係止するように開口部を狭くしている連結溝2Aを有する。この連結溝2Aは、固定具2の端部まで延長されて端部で開口されて、連結溝2Aの開口部から頭付ボルト3の頭部3Aを連結溝2Aに案内できる構造としている。この太陽電池装置は、固定具2の連結溝2Aに頭付ボルト3の頭部3Aを案内し、この頭付ボルト3でもって押さえ具4を屋根11に固定している固定具2に連結して太陽電池パネル1を屋根11に固定している。さらに、本発明の太陽電池装置は、固定具2と太陽電池パネル1との間にスペーサー5を挟着している。このスペーサー5は、固定具2と太陽電池パネル1との間に挟着される上面カバー部5Aと、固定具2の連結溝2Aの開口端面2aをカバーする端面カバー部5Bとを有し、上面カバー部5Aには連結溝2Aの全長よりも短いボルト孔5aを設けている。太陽電池装置は、固定具2に連結している頭付ボルト3を、スペーサー5のボルト孔5aに挿通して、頭付ボルト3が押さえ具4を介して太陽電池パネル1を固定具2に連結している。
【0009】
スペーサー5は、太陽電池パネル1のリード線を挿通する支持孔5bを設けることができる。さらに、スペーサー5は、上面カバー部5Aに端面カバー部5Bと位置決め凸部9とを設けて、位置決め凸部9と端面カバー部5Bとの間に固定具2を配置することができる。
【0010】
固定具2は、アルミニウムの引き抜き材とすることができる。さらに、固定具2は、連結溝2Aを太陽電池パネル1の側縁に対して直交する姿勢で屋根11に固定することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための太陽電池装置を例示するものであって、本発明は太陽電池装置を以下のものに特定しない。
【0012】
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
【0013】
図5ないし図10に示す太陽電池装置は、屋根11に固定される固定具2と、この固定具2に頭部3Aを連結している頭付ボルト3と、この頭付ボルト3を貫通させる貫通孔4Aを開口しており、この貫通孔4Aに挿通される頭付ボルト3を介して固定具2に連結される押さえ具4と、この押さえ具4に設けている係止部4Bを案内するスライド溝1Aを周縁に有する太陽電池パネル1とを備えている。
【0014】
固定具2は、アルミニウムの引き抜き材を、たとえば5cm〜20cmの長さに切断したもので、断面中央に連結溝2Aを、両側にはサイド溝2Bを設けている。固定具2は、連結溝2Aの延在する方向を、屋根11の傾斜方向(図5に矢印で示す)と一致させる状態で屋根11に固定している。連結溝2Aは、頭付ボルト3の頭部3Aを抜けないように連結するために開口部を狭くしている。図の連結溝2Aは、開口部に互いに内側に突出するリブを設けて、開口部を狭くしている。図示しないが、連結溝は、対向する側面を傾斜面として、開口部を狭くすることもできる。連結溝2Aは、固定具2の端部まで延長されて端部で開口して、連結溝2Aの開口部から頭付ボルト3の頭部3Aを案内できる構造としており、挿入された頭付ボルト3の頭部3Aは連結溝2A内で回転できない寸法となっている。
【0015】
サイド溝2Bは、断面形状をコ字状としている。サイド溝2Bの底に円形に貫通する止孔2bを開口している。止孔2bは、固定具2の複数ヶ所に設けられて、ここに入れる止ビス6で固定具2をしっかりと屋根11に固定する。図の固定具2は、各々のサイド溝2Bに複数の止孔2bを設けている。止孔2bにねじ込まれる止ビス6は、頭部6Aがサイド溝2Bの内部にあって、固定具2の上面から突出することがない。ただ、固定具には必ずしもサイド溝を設ける必要はない。止孔の上面開口部を太くして、太い部分に止ビスの頭部を入れて、頭部が固定具の表面から突出しない構造にできるからである。止ビス6は、止孔2bから屋根11の野地板や瓦等の屋根材にねじ込まれて、固定具2を屋根11にしっかりと固定する。
【0016】
アルミニウムの引き抜き材である固定具2は、塗装した後に所定の長さに切断して製造される。塗装後に切断されるので、連結溝2Aの開口端面2aはアルミニウムの金属地肌が表出している。上面と下面と両側面は、屋根材に適合するように、黒色や焦げ茶色等の暗色に着色されている。ただ、本発明の太陽電池装置は、固定具を必ずしもアルミニウムの引き抜き材とする必要はない。固定具は、鉄、銅、ステンレス等の金属板をプレス加工し、あるいはアルミニウムを鋳造し、あるいは耐候性のプラスチックを成形して製造することもできる。
【0017】
図5に示すように、複数枚の太陽電池パネル1を屋根11に固定している太陽電池装置は、太陽電池パネル1の境界を連結する固定具2に、連結溝2Aが延在する方向に長くした形状の中間固定具2Mを利用して、2枚の太陽電池パネル1をしっかりと固定できる。なお、図5は、太陽電池装置を設置する途中を示しており、この構造は、上述の図4における太陽電池パネル1及び固定具2の位置関係と同様である。長い中間固定具2Mは、隣接する太陽電池パネル1を固定位置の調整幅を広くできると共に、図11に示すように、多数の止ビス6を使用して広い面積で屋根にしっかりと固定できる。この中間固定具2Mは、隣接する2枚の太陽電池パネル1をしっかりと固定できる。ただ、中間固定具2Mは、図6と図7に示すように太陽電池パネル1の外側外周縁を固定する固定具2と同じものを使用して、隣接する太陽電池パネル1を固定することもできる。また、図5、図11において確認できるように、板状スペーサー5Mを、太陽電池パネル1と、中間固定具2Mとの間に設けている。そして、このような固定具2は、上述の図3の配置位置においても、利用することができる。また、図3においては、固定具2を、連結溝2Aの延在方向が屋根の傾斜方向(図3に矢印で示す)と直角に交差するようにも配置している。このような固定具2、中間固定具2Mの各々は、屋根上の平面状鋼板上、或いは、一枚のスレート瓦上に設置されることになる。
【0018】
固定具2は、連結溝2Aが太陽電池パネル1のスライド溝1Aに交差するように、好ましくは直交する姿勢で屋根に固定される。とくに、最も下段に固定される太陽電池パネル1の下縁を固定する固定具2は、太陽電池パネル1のスライド溝1Aと連結溝2Aとが交差、好ましくは直交する姿勢で固定される。ただ、本発明の太陽電池装置は、必ずしも全ての固定具2を、連結溝2Aが太陽電池パネル1のスライド溝1Aと直交する姿勢で固定する必要はなく、たとえば、固定具2の連結溝2Aがスライド溝1Aと平行な姿勢となるように固定することもできる。この状態で固定される固定具2は、太陽電池パネル1を固定する位置をスライド溝1Aと直交する方向には移動できないので、この固定具2で太陽電池パネル1を最初に固定して位置決めし、その後、連結溝2Aをスライド溝1Aに対して交差する方向に配置している固定具2に固定するのがよい。
【0019】
押さえ具4は、ステンレス等の金属板を断面コ字状にプレス加工して、両側に係止部4Bを設けている。両側の係止部4Bは、図9の断面図に示すように、両端部分でスライド溝1Aの底に点接触するように、下縁をアーチ形状としている。この押さえ具4は、太陽電池パネル1のスライド溝1Aを係止部4Bの2点で押圧して、固定具2に固定する。押さえ具4は、頭付ボルト3を貫通させる貫通孔4Aを中央に設けている。この押さえ具4は、貫通孔4Aに頭付ボルト3を挿通し、頭付ボルト3にナット7をねじ込んでナット7で固定具2に固定される。貫通孔4Aは、コ字状に折曲している平面部分の中央に設けている。
【0020】
太陽電池パネル1は、光を受光して発電する多数の板状太陽電池1Bを封止した構造のパネル状本体を有し、その外周に外枠を備える構造であって、周縁に沿って断面L字状のスライド溝1Aを設けている。太陽電池パネル1は、電力取り出し用のリード線(図示せず)を接続している。このリード線は、固定具2で支持された太陽電池パネル1の下面、すなわち太陽電池パネル1と屋根との間に配線される。
【0021】
次に、本発明の特徴であるスペーサー5について、詳細に説明する。
スペーサー5は、金属板板をプレス加工して製作される。スペーサー5は、表面を黒や焦げ茶色等の暗色に着色している。スペーサー5と固定具2は、好ましくは同じ色、たとえば黒色に着色される。固定具2と同色のスペーサー5は、固定具2の開口端面2aを目だたないようにカバーできる。スペーサーは、必ずしも金属板で製作する必要はなく、硬質のプラスチックを成形して製造することもできる。スペーサー5及びスペーサー5Mを利用することにより、必要に応じて、これらを複数枚利用して、屋根のスレート瓦等上に設けられた固定具2上のスペーサー5及びスペーサー5Mの上面の高さを調整することができ、太陽電池パネル1を安定して設置することができる。
【0022】
スペーサー5は、図8と図10に示すように、全体の断面形状をL字状としている。スペーサー5は、固定具2と太陽電池パネル1との間に挟着される上面カバー部5Aと、固定具2の連結溝2Aの開口端面2aをカバーする端面カバー部5Bとを備える。上面カバー部5Aは、挿通する頭付ボルト3を所定の位置に配置するために、スリット状のボルト孔5aを開口している。ボルト孔5aは、固定具2の連結溝2Aの全長、いいかえると固定具2の全長よりも短くしている。スリット状のボルト孔5aは、頭付ボルト3をスリットに沿って移動できるので、頭付ボルト3の位置を調整しながら、頭付ボルト3を決められた範囲に固定する。ボルト孔5aは、必ずしもスリット状とする必要はなく、頭付ボルト3を挿通できる丸孔や多角形の孔とすることもできる。
【0023】
図の太陽電池装置は、頭付ボルト3を固定具2に中間ナット8で固定している。すなわち、頭付ボルト3には、頭付ボルト3を固定具2に固定する中間ナット8と、押さえ具4を固定するナット7を二重にねじ込んでいる。この取付構造は、中間ナット8で頭付ボルト3を固定具2に固定して、この頭付ボルト3に押さえ具4を固定できる特長がある。中間ナット8は、頭付ボルト3を完全に固定具2に固定する必要はない。押さえ具4を固定するために頭付ボルト3にねじ込むナット7を完全に締め込んで、頭付ボルト3を固定具2に移動しないように固定できるからである。さらに、中間ナット8は必ずしも使用する必要はない。それは、押さえ具4を固定するために頭付ボルト3の先端部分にねじ込まれるナット7が、押さえ具4と頭付ボルト3の両方を固定具2に固定するからである。すなわち、ナット7が押さえ具4を締め付けると、頭付ボルト3は頭部3Aがナット7に引っ張られて、連結溝2Aの開口部にしっかりとずれないように連結される。
【0024】
スペーサー5に開口しているボルト孔5aは、頭付ボルト3のネジ部3Bを挿通するので、頭付ボルト3の外径よりも大きい。スペーサー5は、ボルト孔5aを中間ナット8よりも大きく開口している。図10に示すスリット状のボルト孔5aは、スリット幅を中間ナット8の外径よりも大きくしている。このスペーサー5は、中間ナット8で固定具2に固定されない。太陽電池パネル1と固定具2とに挟着して固定される。この構造のスペーサー5は、太陽電池パネル1を仮り止めする状態、いいかえると、押さえ具4を固定するナット7を完全に締め込まない状態で、図8の矢印Aで示す方向に押圧し、あるいは叩き、鎖線で示す位置から実線で示す位置へ、すなわち、スペーサー5の端面カバー部5Bが固定具2の開口端面2aから離れた位置から、端面カバー部5Bを開口端面2aに当接させる位置まで移動できる。このとき、頭付ボルト3が鎖線で示すように、連結溝2Aの端部にあると、スペーサー5が頭付ボルト3を押して、実線で示す位置に移動させる。このため、スペーサー5を移動させて、頭付ボルト3を固定具2の所定の範囲に移動できる。ただ、スペーサー5を中間ナット8で固定具2に軽く固定している状態においても、スペーサー5を鎖線で示す位置から実線位置に移動できる。このため、スペーサーのボルト孔は、必ずしも中間ナットの外径よりも小さくする必要はない。ボルト孔は、頭付ボルトを挿通できて、中間ナットを通過できない大きさとすることもできる。この構造は、中間ナットが完全にスペーサーを固定具に固定しない状態として、スペーサーを鎖線位置から実線位置に移動させる。
【0025】
図10と図11に示すスペーサー5及びスペーサー5Mは、太陽電池パネル1のリード線を挿通する支持孔5bを設けている。リード線は、この支持孔5bに結束材で連結されて、移動しないように配線される。
【0026】
さらに、スペーサー5は、図12の側面図に示すように、上面カバー部5Aに端面カバー部5Bと位置決め凸部9とを設けて、位置決め凸部9と端面カバー部5Bとの間に固定具2を配置することもできる。
【0027】
また、図13に示す太陽電池装置は、太陽電池パネル1の前縁、すなわち屋根に固定する状態で特に目だつ下端縁を、前縁カバー10でカバーしている。前縁カバー10は、アルミニウムの引き抜き材、あるいはプラスチックを成形して製作され、断面形状が一様となっている。前縁カバー10は、屋根に固定して目だたないように、黒や焦げ茶等の暗色に着色している。前縁カバー10は、前面と上面とを後方に向かって上り勾配の傾斜面10Bとし、背面には、押さえ具4の係止部4Bに押圧されて固定される縦溝10Aを設けている。前縁カバー10は、固定具2の上に載せられ、縦溝10Aに押さえ具4の係止部4Bを入れて、押さえ具4で固定具2に固定される。この構造は、太陽電池パネル1を固定する押さえ具4で、前縁カバー10も固定できる。
【0028】
以上の構造の太陽電池装置は、以下の工程で屋根に固定される。
(1) 屋根の所定の位置に固定具2が固定される。固定具2は、止ビス6を介して屋根に固定される。ただ、本発明の太陽電池装置は、固定具2を屋根に固定する構造を特定するものではなく、固定具2を接着して屋根に固定し、あるいは接着と止ビス6の両方で屋根に固定することもできる。固定具2を所定の位置に固定するために、屋根に墨だしして、印を付け、墨出しされた印にしたがって、固定具2を屋根に固定する。本発明の太陽電池装置は、固定具2を固定する位置が多少ずれても、太陽電池パネル1を固定できるので、墨出しには高い精度が要求されない。
【0029】
(2) 固定具2の連結溝2Aに頭付ボルト3の頭部3Aを入れ、頭付ボルト3を中間ナット8で所定の位置に連結する。中間ナット8は、完全に頭付ボルト3を固定する必要はなく、頭付ボルト3を仮止めする程度でよい。
【0030】
(3) スペーサー5を固定具2に積層する。スペーサー5は、端面カバー部5Bが屋根の下側(=軒先側)となるように、固定具2にセットされる。さらに、スペーサー5は、ボルト孔5aに頭付ボルト3を入れて、固定具2の上にセットされる。
【0031】
(4) 太陽電池パネル1をスペーサー5の上に載せ、押さえ具4を頭付ボルト3のネジ部3Bに挿通し、押さえ具4の上にナット7をねじ込んで、太陽電池パネル1を仮止めする。このとき、押さえ具4を固定するナット7を、完全に締め付けせず、太陽電池パネル1を移動できるように軽く固定具2に仮止めする。太陽電池パネル1は、複数の固定具2と押さえ具4とナット7で固定具2に固定されるので、太陽電池パネル1を固定する全てのナット7を軽く締め付けする。
【0032】
その後、図8のように、太陽電池パネル1、スペーサー5が所定の位置であることを確認できたら、全てのナット7を完全に締め付けて、押さえ具4で太陽電池パネル1を移動しないように固定する。
また、太陽電池パネル1、スペーサー5が所定の位置でないときは、図8のように、鎖線の状態にあるスペーサー5を、軒下側から固定具2の軒下側の開口端面2aに向けて押すことより、スペーサー5のボルト孔5aが移動するので、頭付ボルト3が、固定具2の連結溝2Aの延在する方向における略中央に移動することになる。従って、頭付ボルト8が、図8の鎖線のように固定具2の軒下側の開口端面2a付近、固定具2の棟側の開口端部2a付近に位置することがなく、中央付近に位置させることができる。この状態で、全てのナット7を完全に締め付けて、押さえ具4で太陽電池パネル1を移動しないように固定する。
【0033】
(5) 図13と図14に示すように、前縁カバー10を固定する太陽電池装置は、太陽電池パネル1の前縁を固定する押さえ具4で前縁カバー10を固定する。
【0034】
【発明の効果】
本発明の太陽電池装置は、安価で短い固定具を使用して、簡単かつ容易に、しかもしっかりと太陽電池パネルを屋根に固定できる特長がある。それは、本発明の太陽電池装置が、屋根に固定される固定具と太陽電池パネルとの間にスペーサーを配設しており、このスペーサーに連結溝の全長よりも短いボルト孔を設けて、固定具に連結している頭付ボルトをボルト孔に挿通しており、この頭付ボルトを介して押さえ具で太陽電池パネルを固定具に連結しているからである。このように、固定具と太陽電池パネルとの間にスペーサーを挟着して、このスペーサーに設けたボルト孔に頭付ボルトを挿通する構造は、ボルト孔で頭付ボルトの移動を抑制して、頭付ボルトが固定具の端部に移動するのを有効に防止できる。したがって、本発明の太陽電池装置は、短くて安価な固定具を使用して、しっかりと太陽電池パネルを屋根に固定できる。
【0035】
さらに、本発明の太陽電池装置は、固定具と太陽電池パネルとの間に挟着されるスペーサーに、固定具の連結溝の開口端面をカバーする端面カバー部を設けているので、この端面カバー部で固定具の開口端面をカバーして、切断面が外部に表出するのを防止できる特長もある。このことは、固定具にアルミニウムの引き抜き材を使用して、固定具を短く切断しながら、切断面を端面カバー部でカバーして、屋根に適合する色彩として美しい外観とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の太陽電池装置の取付構造を示す断面図
【図2】従来の他の太陽電池装置の取付構造を示す断面図
【図3】太陽電池装置の取付構造の他の一例を示し、太陽電池パネルと固定具の位置関係を示すための上から見た概略図
【図4】太陽電池装置の取付構造の他の一例を示し、太陽電池パネルと固定具の位置関係を示すための上から見た概略図
【図5】本発明の一実施例にかかる太陽電池装置であって複数枚の太陽電池パネルを屋根に固定する構造を示す平面図
【図6】図5に示す太陽電池装置の下段に配置される太陽電池パネルの取付構造を示す平面図
【図7】図6に示す太陽電池パネルの取付構造を示す拡大平面図
【図8】図7に示す太陽電池パネルの取付構造を示す側面図
【図9】図7に示す太陽電池パネルの取付構造を示すA−A線断面図
【図10】太陽電池パネルの取付構造を示す要部分解斜視図
【図11】複数の太陽電池パネルの境界を連結する中間固定具等を示す分解斜視図
【図12】スペーサーの他の一例を示す側面図
【図13】本発明の他の実施例にかかる太陽電池装置の斜視図
【図14】図13に示す太陽電池装置の前縁カバーを固定する構造を示す断面図
【符号の説明】
1…太陽電池パネル 1A…スライド溝 1B…太陽電池
2…固定具 2A…連結溝 2B…サイド溝
2a…開口端面 2b…止孔
2M…中間固定具
3…頭付ボルト 3A…頭部 3B…ネジ部
4…押さえ具 4A…貫通孔 4B…係止部
5…スペーサー 5A…上面カバー部 5B…端面カバー部
5a…ボルト孔 5b…支持孔
5M…スペーサー
6…止ビス 6A…頭部
7…ナット
8…中間ナット
9…位置決め凸部
10…前縁カバー 10A…縦溝 10B…傾斜面
11…屋根

Claims (5)

  1. 屋根(11)に固定される固定具(2)と、この固定具(2)に頭部(3A)を連結している頭付ボルト(3)と、この頭付ボルト(3)を貫通させる貫通孔(4A)を開口しており、この貫通孔(4A)に挿通される頭付ボルト(3)を介して固定具(2)に連結される押さえ具(4)と、この押さえ具(4)に設けている係止部(4B)を案内するスライド溝(1A)を周縁に有する太陽電池パネル(1)とを備えており、
    固定具(2)は頭付ボルト(3)の頭部(3A)を係止するように開口部を狭くしている連結溝(2A)を有し、この連結溝(2A)は固定具(2)の端部まで延長されて端部で開口されて、連結溝(2A)の開口部から頭付ボルト(3)の頭部(3A)を連結溝(2A)に案内できる構造としており、
    固定具(2)の連結溝(2A)に頭付ボルト(3)の頭部(3A)を案内し、この頭付ボルト(3)でもって押さえ具(4)を屋根に固定している固定具(2)に連結して、太陽電池パネル(1)を屋根に固定する太陽電池装置であって、
    固定具(2)と太陽電池パネル(1)との間にスペーサー(5)を挟着しており、このスペーサー(5)は、固定具(2)と太陽電池パネル(1)との間に挟着される上面カバー部(5A)と、固定具(2)の連結溝(2A)の開口端面(2a)をカバーする端面カバー部(5B)とを有し、
    上面カバー部(5A)には連結溝(2A)の全長よりも短いボルト孔(5a)を設けており、固定具(2)に連結している頭付ボルト(3)を、スペーサー(5)のボルト孔(5a)に挿通して、頭付ボルト(3)が押さえ具(4)を介して太陽電池パネル(1)を固定具(2)に連結するようにしてなる太陽電池装置。
  2. スペーサー(5)が太陽電池パネル(1)のリード線を挿通する支持孔(5b)を設けている請求項1に記載される太陽電池装置。
  3. スペーサー(5)が、上面カバー部(5A)に端面カバー部(5B)と位置決め凸部(9)とを設けており、位置決め凸部(9)と端面カバー部(5B)との間に固定具(2)を配置するようにしてなる請求項1に記載される太陽電池装置。
  4. 固定具(2)がアルミニウムの引き抜き材である請求項1に記載される太陽電池装置。
  5. 固定具(2)が、連結溝(2A)を太陽電池パネル(1)の側縁に対して直交する姿勢で屋根(11)に固定される請求項1に記載される太陽電池装置。
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