JP4190268B2 - 照明装置およびそれを備えた液晶表示装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、照明装置およびそれを備えた液晶表示装置に関し、特に、光源としてLED光源を備えた照明装置およびそれを備えた液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、液晶表示装置(Liquid Crystal Display)は、薄型で低消費電力であるという特徴を生かして、ワードプロセッサやパーソナルコンピュータなどのOA機器、電子手帳などの携帯情報機器、あるいは液晶モニターを備えたカメラー体型VTRなどに広く用いられている。
【0003】
液晶表示装置の構成部材である液晶は、自らは発光しないので、液晶表示装置は、CRT(Cathode Ray Tube)などの自発光型の表示装置とは異なり、面状の照明手段を必要とする。
【0004】
この照明手段として、モバイル用途に使用される液晶表示装置では、薄板状の導光板を備えたサイドライト方式(導光板方式)の照明装置が用いられることが多い。サイドライト方式の照明装置では、導光板に光を出射する光源として、例えば細い蛍光管やチップ型LEDが用いられるが、近年、チップ型LEDが用いられることが多くなってきている。
【0005】
このようなサイドライト方式の照明装置は、例えば特許文献1や特許文献2に開示されている。
【0006】
図7および図8に、特許文献1および特許文献2に開示されている照明装置500,600をそれぞれ示す。
【0007】
照明装置500,600は、図7および図8に示したように、導光板522,622と、導光板522,622の角部に配置された光源としてのチップ型LED521,621とを備えている。導光板522,622の表面には、チップ型LED521,621を中心とする同心円状のパターンでマイクロプリズム522a,622aが形成されている。
【0008】
照明装置500,600においては、チップ型LED521,621から出射して導光板522,622内部に入射した光は、導光板522,622内部を伝搬する過程でマイクロプリズム522a,622aによって反射されて導光板522,622から出射し、被照射物(例えば液晶表示素子)に照射される。
【0009】
なお、ここでは、チップ型LEDから出射された光が直接導光板に入射する構成の照明装置を説明したが、チップ型LEDからの光を一旦線状導光体に入射させ、この線状導光体から線状光を導光板に入射させる構成の照明装置も知られている。
【0010】
光源として用いられるLEDは半導体素子であるので、高温では熱破壊や断線などの問題が発生する。そのため、より明るい輝度を得るべく電力負荷を増やすためには、放熱機構が必要である。また、LEDは低温時ほど発光効率が高いので、熱放散効率が高いほど、より低消費電力でより高い輝度を確保することができる。
【0011】
【特許文献1】
特開2001−133776号公報
【0012】
【特許文献2】
特開2001−143512号公報
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、光源としてLEDを備えた照明装置における好適な放熱構造はいまだ見出されていないのが現状である。
【0014】
例えば、図9に示す液晶表示装置700のように、導光板722の近傍に設けられるチップ型LED721が、プラスチックフレーム704やリフレクタ(反射シート)724によって包み込まれる構造を採用すると、チップ型LED721と周囲の部材との間にはクリアランスが存在し、空気層が介在するので、チップ型LED721で発生する熱が籠もりやすく、放熱効果が少ない。そのため、このような構造では、発熱を抑制するためにはLED721に供給する電流を少なくせざるを得ず、輝度を高くすることができないし、低消費電力で高い輝度を得ることもできない。
【0015】
特開2001−284659号公報には、図10に示すように、内部に形成された中空部811a内に熱伝導性の液体812が充填された基板811(筐体814にねじ815によって取り付けられている)の表面にチップ型LED821を接合することによって放熱を行うLED照明装置800が開示されているが、このような複雑な実装構造は、小型化、薄型化という昨今のニーズに沿うものではなく、チップ型LEDの小型化が進み、数ミリオーダーのチップ型LEDが主流のモバイル液晶用の照明装置(バックライト)では、このような構成は採用できない。
【0016】
また、特開2001−222902号公報には、図11に示すように、線状導光体を覆う断面形状がコの字型の金属フレーム927の端部にチップ型LED921が挿入される包み込み部931を設け、この包み込み部931を介して放熱を行う照明装置900が開示されているが、この構成は、線状導光体の端部にチップ型LEDが実装される場合のみを考慮した構成であるので、チップ型LEDの個数や場所が制限されてしまう。具体的には、線状導光体の端部にLEDを一個備える場合にしか適用できず、線状導光体を備えていない照明装置において複数のチップ型LEDを任意の位置に実装する際には適用できない。また、チップ型LED621は包み込み部631にスライド挿入されるので、包み込み部631とチップ型LED621の接触が不十分となりやすく、十分な放熱効果を得ることができない。
【0017】
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、LED光源から発生する熱を効率よく放散でき、且つ、小型化、薄型化が容易な照明装置およびそれを備えた液晶表示装置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本発明による照明装置は、少なくとも1つのLED光源と、前記少なくとも1つのLED光源から出射された光を被照射物に導く導光板と、前記少なくとも1つのLED光源および前記導光板を収容する金属製のシャーシと、を備え、前記少なくとも1つのLED光源および前記金属製のシャーシは、前記金属製のシャーシが前記少なくとも1つのLED光源の複数の側面に接触することにより前記LED光源が前記金属製のシャーシに熱伝導するように設けられており、そのことによって上記目的が達成される。
【0019】
前記金属製のシャーシには、前記LED光源側に向かって凹んだ絞り部が形成されており、前記絞り部が前記LED光源の複数の側面に接触していてもよい。
【0020】
ある好適な実施形態において、前記少なくとも1つのLED光源は複数のLED光源である。
【0021】
前記金属製のシャーシの、前記少なくとも1つのLED光源に対向する部分は、光反射率が70%以上であることが好ましい
【0022】
発明による液晶表示装置は、上記の構成を有する照明装置と、前記照明装置から出射された光を変調する液晶表示素子と、を備えており、そのことによって上記目的が達成される。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明による実施形態の液晶表示装置を説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
【0024】
まず、図1および図2を参照しながら、本発明による実施形態の液晶表示装置100の構造を説明する。
【0025】
液晶表示装置100は、図1および図2に示すように、透過型の液晶表示素子10と、液晶表示素子10の背面側に設けられた照明装置(バックライト)20とを備えている。液晶表示素子10と照明装置20とは、これらの周囲を囲うように配置されたフレーム2によって保持・固定されている。
【0026】
液晶表示素子10は、公知の透過型の液晶表示素子であってよい。液晶表示素子10は、例えば、観察者側から順に、偏光板11a、対向基板12、液晶層(不図示)、TFT(薄膜トランジスタ)基板13および偏光板11bを有する。TFT基板13の液晶層側には、画素ごとに透明電極(画素電極;不図示)が形成されている。これによって、照明装置20から出射された光を所望の状態に変調することができ、所定の画像を表示することができる。また、液晶表示素子10には、外部信号入力用のフレキシブル基板14が搭載されている。
【0027】
照明装置20は、図2に示したように、複数のLED光源21と、LED光源21から出射された光を液晶表示素子10に導く導光板22と、LED光源21および導光板22を収容する金属製のシャーシ23とを備えている。
【0028】
LED光源21は、典型的には、チップ型のLED光源である。本実施形態では、LED光源21として、チップ型の白色サイド発光LED(例えば日亜化学株式会社製NSCW215T)を用いる。LED光源21は、電流を供給されることによって発光し、その際には発熱を伴う。本実施形態では、LED光源21は、LEDを点灯させるための配線が形成されたLED−FPC(フレキシブルプリント配線板)24上に実装されており、LED−FPC24は、液晶表示素子10と照明装置20との間に設けられたプラスチックフレーム4に両面テープを用いて貼付されている。
【0029】
導光板22は、LED光源21の発光面21a側に配置されている。導光板22は、例えば略直方体状であり、LED光源21から出射された光を受ける入射面(第1側面)22aと、入射面22aに対向する第2側面22bと、入射面22aと第2側面22bとの間に位置し互いに対向する第3および第4側面と、これら4つの側面を介して互いに対向する出射面22cおよび対向面22dとを有している。勿論、導光板22の形状はこれに限定されず、例えば入射面22aから第2側面22bに向かうにつれて厚さが薄くなる楔状であってもよい。本実施形態では、導光板22の対向面22d側にはリフレクタ(反射シート)25が配置されている。また、導光板22の出射面22c側には光学シート26が配置されている。光学シート26は、例えば、厚さ約120μmの拡散シートと、厚さ約155μmのレンズシートとが積層されて構成されている。
【0030】
LED光源21から出射された光は、入射面22aから導光板22内部に入射し、第2側面22bに向けて伝搬する。第2側面22bに向けて伝搬する光は、伝搬する過程で出射面22eから液晶表示素子10に向けて出射される。例えば導光板22の出射面22cまたは対向面22dにプリズムやドットパターンあるいはしぼパターンが形成されていることによって、導光板22内部を伝搬する光が出射面22cから出射される。
【0031】
また、本実施形態では、入射面22a側に配置された複数のLED光源21からの光を導光板22に直接入射させるので、導光板22が、導光板22から出射する光の輝度分布を均一にするための構造を有していることが好ましい。例えば、導光板22の入射面22aに光を拡散させる構造(プリズムなど)を設けることが好ましく、具体的には断面形状が三角の山あるいは溝状の構造が入射面22aに形成されていることが好ましい。あるいは、導光板22の出射面22c(または対向面22d)に形成するプリズムの大きさやプリズムまたはドットパターンの密度分布を、LED光源21の配置に応じて変化させることも好ましく、例えばLED光源21の近傍ではドット密度を低く、ドット深さを小さくすることが好ましい。
【0032】
LED光源21および導光板22を収容する金属製のシャーシ23は、本実施形態では、照明装置20の最下部(液晶表示装置100の最下部)に配置され、照明装置20の筐体(液晶表示装置100の筐体)としても機能する。
【0033】
なお、シャーシ23およびプラスチックフレーム4は、LED光源21を保持・固定するだけでなく、LED光源21からの光を反射する反射面としても機能することが好ましい。反射面として好適に機能させる観点からは、LED光源21に対向する部分の光反射率が70%以上であることが好ましい。また、同様の観点から、シャーシ23のLED光源21側の表面(特にLED光源21の近傍)は、鏡面であることが好ましい。本実施形態では、シャーシ23としてアルミニウム製のシャーシを用い、LED光源21近傍の表面には銀を蒸着して反射率95%以上の鏡面光沢仕上げを施す。なお、アルミニウム製のシャーシはそのままでも反射率が90%以上あるので、必ずしも銀を蒸着する必要はない。また、同様の観点から、プラスチックフレーム4は、白色であることが好ましく、高反射グレードの材料から形成されていることが好ましい。本実施形態では、プラスチックフレーム4として、高反射グレードで白色のポリカーボネート樹脂製のものを用いる。
【0034】
本発明による液晶表示装置100においては、LED光源21と、これを収容する金属製のシャーシ23とは、LED光源21が金属製のシャーシ23に熱伝導するように設けられている。具体的には、シャーシ23が、LED光源22の発光面21aに対向する発光裏面21bと下面21cとに直接接触しており、そのことによって、LED光源21が金属製のシャーシ23に熱を伝導することができるようになっている。
【0035】
図3および図4は、液晶表示装置100の断面斜視図および分解斜視図である。本実施形態では、プラスチックフレーム4が有する爪状部材(フック)4aと、シャーシ23が有する穴(開口部)23aとを嵌合させて、LED光源21の発光裏面21bおよび下面21cにシャーシ23を当接させている。さらに、金属製のシャーシ23のLED光源21近傍には、LED光源21側に向かって凹んだ絞り部23bが形成されており、それによって、LED光源21とシャーシ23とがより確実に接触するようになっている。
【0036】
このように、本発明による液晶表示装置100では、LED光源21および金属製のシャーシ23は、LED光源21が金属製のシャーシ23に熱伝導するように設けられているので、LED光源21から発生する熱が、金属製のシャーシ23に伝導されることによって放散される。ここで、図2や図3においてシャーシ23からのびる矢印は、熱が放散される様子を模式的に示している。従って、LED光源21から発生する熱を効率よく放散することができる。そのため、LED光源21の温度の上昇を抑制でき、熱破壊や断線などの発生を抑制できる。また、比較的低い消費電力で高輝度を得ることも容易となる。
【0037】
LED光源21および導光板22を収容する金属製のシャーシ23は、照明装置20の最下部(液晶表示装置100の最下部)に配置されることによって、照明装置20の筐体(液晶表示装置100の筐体)としても機能する。そのため、照明装置20の内部に配置される部材とは異なり、その形状設計の自由度が高いので、放熱に寄与する部分の面積を十分に大きく確保することが容易であり、照明装置20の外部への熱放散効果を大きくしてLED光源21の温度上昇を十分に抑制することができる。
【0038】
また、液晶表示装置100では、特開2001−222902号公報に開示されている照明装置900とは異なり、LED光源21を導光板22の角部以外の場所に配置でき、LED光源21を導光板22のあらゆる箇所に個数の制限なく配置することができる。図5に、図2の5A−5A’線に沿った断面を示す。図5に示したように、LED光源21は導光板22の入射面22aに沿って所定の間隔で複数配置されており、それぞれのLED光源21が金属製のシャーシ23に熱を伝導するので、すべてのLED光源21についてシャーシ23を介した放熱効果が得られる。このように、液晶表示装置100では、複数のLED光源21が設けられている場合でも、すべてのLED光源21について熱放散効果を得つつ、放熱に寄与する部分の面積を十分に大きく確保することが容易であるので、LED光源21の発光効率および寿命特性が良好となる。また、照明装置900のようにLED光源をスライド挿入する必要がなく、LED光源21とシャーシ23とを十分に接触させることが容易である。
【0039】
LED光源21から発生する熱を放散する金属製のシャーシ23の材料としては、種々の材料を用いることができるが、熱伝導率が高い金属を用いることが好ましい。具体的には、例えば、上述したアルミニウム(熱伝導率が約236W/(m・K))や鉄(熱伝導率が約83.5W/(m・K))、あるいはステンレスを用いることが好ましい。より効率よく熱を放散する観点からは、銀(熱伝導率が約428W/(m・K))や銅(熱伝導率が約403W/(m・K))などを用いることも好ましいが、コスト、強度および加工の容易さの観点からは、アルミニウム、鉄、およびステンレスを用いることが好ましい。
【0040】
また、シャーシ23の形状は、ここまで図示したものに限定されず、熱放散に好適な任意の形状、すなわち、ヒートシンクとして機能する様々な形状とすることができる。例えば、図6に示すように、シャーシ23が、放熱面積をさらに大きくするための放熱フィン23cを備えていてもよい。さらに、シャーシ23は、図3や図4などに示したような、箱状の「ケース」に限定されず、開口部を有する枠体状の「フレーム」であってもよい。
【0041】
なお、本実施形態では、LED光源21の発光裏面21bと下面21cとが金属製のシャーシ23に接触する構成を例示したが、本発明は勿論これに限定されない。シャーシ23がLED光源21のさらに他の側面と接触してもよいし、1つの側面のみと接触していてもよい。ただし、LED光源21から発生する熱を速やかに放散する観点からは、LED光源21のなるべく多くの側面がシャーシ23に接触していることが好ましい。
【0042】
また、ここでは、LED光源21が金属製のシャーシ23に直接接触している場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、LED光源21が金属製のシャーシ23に熱伝導体を介して接触している構成としてもよい。例えば、LED光源21とシャーシ23との接触をより確実にするために、厚さ30μm程度のアクリル基材からなる両面テープでLED光源21とシャーシ23とを固定してもよいし、EMI(electromagnetic interference)を抑制するために、LED光源21とシャーシ23との間に銅箔を設けてもよい。LED光源21とシャーシ23との間に介在する熱伝導体は、熱伝導率が高いことが好ましく、具体的には0.582W/(m・K)以上であることが好ましい。10℃における水の熱伝導率が0.582W/(m・K)であることから、この数値以上の熱伝導率を有することによって熱伝導体として好適に機能しうる。
【0043】
なお、ここではLED光源21が複数設けられている場合について説明したが、LED光源21が1つであってもよいことは言うまでもない。
【0044】
また、ここでは、シャーシ23が金属製である場合を示したが、シャーシ23は金属製でなくてもよい。LED光源21から発生する熱が、主にシャーシ23に伝導することによって放散される構成、すなわち、LED光源21から発生する熱が放散されるのに際して、他のメカニズムによる放散(輻射や対流など)ではなくシャーシ23への伝導による放散が支配的になる構成とすることによって上記の効果を得ることができる。具体的には、10℃における水の熱伝導率が0.582W/(m・K)であることから、熱伝導率が0.582W/(m・K)以上の材料からシャーシが形成されていると、LED光源21から発生する熱を好適に放散することができる。なお、シャーシ23が金属製であると、容易に高い熱伝導率が得られ、また、その加工も容易であるなどの利点が得られる。
【0045】
【発明の効果】
本発明によると、LED光源から発生する熱を効率よく放散でき、且つ、小型化、薄型化が容易な照明装置が提供される。従って、本発明による照明装置を用いると、明るく、長寿命で、コンパクトな液晶表示装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による実施形態の液晶表示装置100を模式的に示す斜視図である。
【図2】 本発明による実施形態の液晶表示装置100を模式的に示す断面図であり、図1中の2A−2A’線に沿った断面を示す。
【図3】 本発明による実施形態の液晶表示装置100を模式的に示す断面斜視図である。
【図4】 本発明による実施形態の液晶表示装置100を模式的に示す分解斜視図である。
【図5】 本発明による実施形態の液晶表示装置100を模式的に示す断面図であり、図2中の5A−5A’線に沿った断面を示す。
【図6】 本発明による実施形態の液晶表示装置100の改変例を模式的に示す断面図である。
【図7】 従来の照明装置500を模式的に示す斜視図である。
【図8】 従来の照明装置600を模式的に示す上面図である。
【図9】 液晶表示装置700を模式的に示す断面図である。
【図10】 従来のLED照明装置800を模式的に示す断面図である。
【図11】 従来の照明装置900を模式的に示す斜視図である。
【符号の説明】
2 フレーム
4 プラスチックフレーム
4a 爪状部材(フック)
10 液晶表示素子
11a、11b 偏光板
12 対向基板
13 TFT(薄膜トランジスタ)基板
14 外部信号入力用のフレキシブル基板
20 照明装置
21 LED光源
21a 発光面
21b 発光裏面
21c 下面
22 導光板
22a 入射面(第1側面)
22b 第2側面
22c 出射面
22d 対向面
23 金属製のシャーシ
23a 開口部(穴)
23b 絞り部
24 LED−FPC(フレキシブルプリント配線板)
25 リフレクタ(反射シート)
26 光学シート

Claims (5)

  1. 少なくとも1つのLED光源と、
    前記少なくとも1つのLED光源から出射された光を被照射物に導く導光板と、
    前記少なくとも1つのLED光源および前記導光板を収容する金属製のシャーシと、を備え、
    前記少なくとも1つのLED光源および前記金属製のシャーシは、前記金属製のシャーシが前記少なくとも1つのLED光源の複数の側面に接触することにより前記LED光源が前記金属製のシャーシに熱伝導するように設けられている、照明装置。
  2. 前記金属製のシャーシには、前記LED光源側に向かって凹んだ絞り部が形成されており、前記絞り部が前記LED光源の複数の側面に接触している、請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記少なくとも1つのLED光源は複数のLED光源である、請求項1または2に記載の照明装置。
  4. 前記金属製のシャーシの、前記少なくとも1つのLED光源に対向する部分は、光反射率が70%以上である、請求項1からのいずれかに記載の照明装置。
  5. 請求項1からのいずれかに記載の照明装置と、
    前記照明装置から出射された光を変調する液晶表示素子と、を備えた液晶表示装置。
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