JP4190252B2 - 内視鏡の送気管路通水用アダプタ - Google Patents

内視鏡の送気管路通水用アダプタ Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は内視鏡の送気管路通水用アダプタに関する。
【0002】
【従来の技術】
内視鏡を使用後に隅から隅までくまなく洗浄するためには、内視鏡内に組み込まれている送気管路内にも通水をする必要がある。
【0003】
そこで従来は、送気管路に対して給気が行われると同時に送水管路に対して給水が行われる通常モードと、送気管路に対して給水が行われると同時に送水管路に対して給気が行われる洗浄モードとを切り換え可能な切換コックを、内視鏡の送気送水口金に対して着脱自在に設けていた(例えば、特許文献1)。
【0004】
【特許文献1】
実開平7−12102号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述のような切換コックは構造が複雑化するため、内視鏡使用後の洗浄のために各種取り揃えなければならない附帯品の一つでしかない位置づけの物としては製造コストがかかりすぎ、経済性が悪かった。
【0006】
そこで本発明は、内視鏡使用後に送気管路内に通水をするための構造を簡素化して大幅にコストダウンすることができる内視鏡の送気管路通水用アダプタを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の内視鏡の送気管路通水用アダプタは、内視鏡の送気、送水両管路に空気と水を供給するための給気、給水管路が内視鏡の外部に設けられて、送気、送水両管路の基端に設けられた送気送水口金に対して給気、給水管路の先端に設けられた給気給水口金が接続及び分離自在な内視鏡に対して取り付けられる送気管路通水用アダプタであって、給気管路を閉塞して給水管路を送気管路に連通させるように、送気送水口金と給気給水口金の双方に対して接続及び分離自在に送気送水口金と給気給水口金との間に設けられているものである。
【0008】
なお、送気管路通水用アダプタが給気給水口金に対して接続されて送気送水口金に対して接続されていないときに、給気管路の閉塞を解く給気管路開放機構を設けることにより、不用意な漏水を防止することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1は、内視鏡の送気送水のための構造を略示しており、内視鏡の操作部1の下端に挿入部2の基端が連結され、操作部1の上半部から後方に延出する連結可撓管3の先端には、図示されていない光源装置に接続されるコネクタ4が取り付けられている。
【0010】
連結可撓管3内から操作部1内を通って挿入部2内にわたって挿通配置された送気管路7と送水管路8は、出口が挿入部2の先端において開口しており、操作部1に配置された送気送水操作弁9が途中に介挿接続されている。
【0011】
送気管路7と送水管路8の基端は、コネクタ4に配置された送気送水口金10に接続されている。送気送水口金10中の11と12は、送気管路7に通じる送気入口筒と、送水管路8に通じる送水入口筒である。
【0012】
送気送水口金10に対しては、送水タンク20の出口にあたる給気給水口金25が着脱自在になっており、通常の内視鏡使用状態においては、給気給水口金25が送気送水口金10に直接接続される。
【0013】
それによって、送水タンク20から延出する給気管路23の出口である給気口23aが送気送水口金10の送気入口筒11に接続されて、送気ポンプ30から送水タンク20内に送られた空気が給気管路23を通って内視鏡の送気管路7に送り込まれる。
【0014】
また、それと同時に、給気管路23の内側に通されている給水管路24の出口である給水筒24aが送気送水口金10の送水入口筒12に接続されて、送気ポンプ30により加圧された状態で送水タンク20内に貯留された水が給水管路24を通って内視鏡の送水管路8に送り込まれる。
【0015】
50は、送気送水口金10と給気給水口金25の双方に対して着脱自在に送気送水口金10と給気給水口金25との間に設けられた送気管路通水用アダプタであり、送気送水口金10と給気給水口金25との間に介挿接続することにより、給気管路23の給気口23aを閉塞し、それと同時に給水管路24の給水筒24aを内視鏡の送気管路7に連通させるようになっている。
【0016】
図2は送気管路通水用アダプタ50を単独で示し、図3は送気管路通水用アダプタ50が送気送水口金10と給気給水口金25との間に介挿接続された状態を示しており、13は内視鏡側の送水入口筒12に取り付けられたシール用のOリング、26,27は、給気給水口金25側に取り付けられたシール用のOリングと抜け止めクリック用のCリングである。
【0017】
送気管路通水用アダプタ50のアダプタ本体51には、給気給水口金25の給気管路23部分を挿脱自在な給気受け口52と、送気送水口金10の送気入口筒11に対して挿脱自在な先側差込部53とが両端に分かれて形成されている。54,55は、シール用のOリングと抜け止めクリック用のCリングである。
【0018】
給気受け口52の底部には、給水管路24の給水筒24aに挿脱自在な給水受け筒56にシール用のOリング57が装着されて突設され、先側差込部53には、送気送水口金10内で送水入口筒12に被さって送水入口筒12を閉塞する筒状の密閉蓋59が突設されて、その周囲の位置には送気入口筒11内に連通する送水口58が開口形成されている。
【0019】
給水受け筒56と送水口58とは、アダプタ本体51内を貫通する通水路60によって連通している。言い換えると、給水受け筒56と送水口58が通水路60の両端を形成して開口している。
【0020】
また、アダプタ本体51には、給気受け口52内と大気とを連通させる通気孔61が側方に向けて穿設されると共に、その通気孔61をスライド動作によって密閉するスライド筒62が被嵌されている。
【0021】
筒状に形成されたスライド筒62は、軸線方向に進退自在にアダプタ本体51に嵌合配置されて、先側差込部53側に向かう方向にコイルスプリング63によって付勢されている。
【0022】
但し、スライド筒62の移動範囲は、スライド筒62に突設された突起64と通気孔61に形成された直線溝65との係合によって所定範囲に規制されている。66は、スライド筒62とアダプタ本体51との嵌合面の三箇所に装着されたシール用のOリングである。
【0023】
このような構成により、送気管路通水用アダプタ50の先側差込部53を内視鏡の送気送水口金10に差し込むと、送気送水口金10の端面によりコイルスプリング63の付勢力に抗してスライド筒62が押し込まれ、それによって通気孔61が密閉された状態になる。
【0024】
その結果、図3に示されるように、送気管路通水用アダプタ50の給気受け口52側に送水タンク20の給気給水口金25を接続して、先側差込部53を内視鏡の送気送水口金10に差し込むと、給気管路23が閉塞されると同時に給水管路24が通水路60を介して内視鏡の送気管路7と連通し、送気管路7内を送気送水口金10部分から全長にわたって通水洗浄することができる。
【0025】
そして、図4に示されるように、給気受け口52に送水タンク20の給気給水口金25が接続されたままの状態で送気管路通水用アダプタ50が送気送水口金10から抜かれると、コイルスプリング63の付勢力により通気孔61が大気と連通する状態に開放されて、送水タンク20内の圧力が高まらないので、送水タンク20内に貯留されている水が給水管路24を通って漏出する現象が防止される。
【0026】
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例えば送気送水操作弁9より挿入部2寄りの部分では送気管路7と送水管路8とが一本にまとめられている構成のもの等であっても差し支えない。
【0027】
【発明の効果】
本発明の内視鏡の送気管路通水用アダプタによれば、給気管路を閉塞して給水管路を送気管路に連通させるように、送気送水口金と給気給水口金の双方に対して接続及び分離自在に送気送水口金と給気給水口金との間に設けたので、内視鏡使用後に送気管路内に通水をするための構造を非常に簡素化して大幅にコストダウンすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の内視鏡の送気送水のための構造の全体略示図である。
【図2】本発明の実施例の送気管路通水用アダプタの単体の側面断面図である。
【図3】本発明の実施例の送気管路通水用アダプタが使用される状態の側面断面図である。
【図4】本発明の実施例の送気管路通水用アダプタに給気給水口金が接続されたまま送気送水口金から抜かれた状態の側面断面図である。
【符号の説明】
7 送気管路
8 送水管路
10 送気送水口金
11 送気入口筒
12 送水入口筒
20 送水タンク
23 給気管路
23a 給気口
24 給水管路
24a 給水筒
25 給気給水口金
30 送気ポンプ
50 送気管路通水用アダプタ
51 アダプタ本体
52 給気受け口
53 先側差込部
56 給水受け筒
58 送水口
59 密閉蓋
60 通水路
61 通気孔
62 スライド筒
63 コイルスプリング

Claims (2)

  1. 内視鏡の送気、送水両管路に空気と水を供給するための給気、給水管路が上記内視鏡の外部に設けられて、上記送気、送水両管路の基端に設けられた送気送水口金に対して上記給気、給水管路の先端に設けられた給気給水口金が接続及び分離自在な内視鏡に対して取り付けられる送気管路通水用アダプタであって、
    上記給気管路を閉塞して上記給水管路を上記送気管路に連通させるように、上記送気送水口金と上記給気給水口金の双方に対して接続及び分離自在に上記送気送水口金と上記給気給水口金との間に設けられたことを特徴とする内視鏡の送気管路通水用アダプタ。
  2. 上記送気管路通水用アダプタが上記給気給水口金に対して接続されて上記送気送水口金に対して接続されていないときに、上記給気管路の閉塞を解く給気管路開放機構が設けられている請求項1記載の内視鏡の送気管路通水用アダプタ。
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