JP4188870B2 - ホログラム媒体記録再生装置およびホログラム媒体再生装置 - Google Patents

ホログラム媒体記録再生装置およびホログラム媒体再生装置 Download PDF

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Description

本発明は、ホログラムメモリ媒体に情報を記録し、記録された情報を再生するホログラム媒体記録再生装置およびホログラム媒体再生装置に関し、特に、外乱のため再生信号のS/Nが劣化した場合にも、復号誤りを低減できるホログラム媒体記録再生装置およびホログラム媒体再生装置に関する。
近年、情報の記録媒体として相変化型や光磁気型などの書き換え可能な光ディスクが、広く普及している。これらの光ディスクは、さらに記録密度を高めるためには、ビームスポット径を小さくして、隣接トラックまたは隣接ビットとの距離を短くするなどの技術が必要である。
このように、光ディスクの高密度化は年々進んでいるが、一方で、上記の光ディスクは面内にデータを記録するため、その記録密度は光の回折限界に制限され、高密度記録の物理的限界に近づいている。したがって、更なる大容量化のためには、奥行き方向を含めた3次元(体積型)の多重記録が必要となる。
そこで、次世代のコンピュータファイルメモリとして、3次元的多重記録領域に由来する大容量性と2次元一括記録再生方式に由来する高速性とを兼ね備えたホログラムメモリが注目されている。ホログラムメモリは、例えば、フォトポリマーなどを記録材料とする記録層を2枚のガラス板に挟み込んで形成した記録媒体に記録情報に対応する物体光と参照光とを照射し、双方の光により生成される干渉縞を記録材料の屈折率の変化として記録するものであり、情報の再生時には、記録された干渉縞に対して参照光のみを照射し、記録情報に対応する光学情報を抽出するものである。
次に、こうしたホログラム媒体記録再生装置の信号処理部の構成例を図8に示す。ここで、リードソロモン符号化回路1は記録データaに対してリードソロモン符号の符号化処理を施し、記録リードソロモン符号bを生成する。ブロック符号化回路2は、記録リードソロモン符号bにブロック符号の符号化処理を施し、記録ブロック符号dを生成する。例えば図9に示すように、b=0なら、dを数1とする一方、b=1なら、dを数2とする、差分符号の符号化処理を施す。
Figure 0004188870
Figure 0004188870
図9に示すように空間変調素子3は、記録ブロック符号dの“1”に対応する画素の物体光を透過し、“0” に対応する画素の物体光を遮断することにより、記録ブロック符号dに対応した市松模様を示す記録ページデータを生成する。例えば、dを数3とする場合、図10の記録ページデータが生成される。なお、別の方法として、4画素の中で、1画素が“1”、残り3画素が“0”となるような符号(以下、2:4符号をいう。)を用いる技術も知られている(例えば、特許文献1参照。)。
Figure 0004188870
図10の記録ページデータの1行目にある画素の輝度レベルを図11に示す。このように、記録ページデータの各画素は白あるいは黒のいずれかであり、各画素の輝度レベルは離散的な2値レベルを示す。
ホログラム記録媒体4は、例えばディスク基板に感光性材料を塗布したものであり、参照光と記録ページデータに対応する物体光の干渉縞を感光性材料の屈折率変化として記録する。記録済みのホログラム記録媒体に参照光を照射すると、記録ページデータに対応した市松模様を示す再生ページデータが得られる。ホログラム記録媒体4に図10の記録ページデータを記録した後、記録媒体を再生して得られる再生ページデータを図12に示す。図12の再生ページデータの1行目にある画素の輝度レベルを図13に示す。
このように、再生ページデータの各画素は白と黒の中間の灰色となり、各画素の輝度レベルは連続的な多値レベルを示す。これはホログラム媒体記録再生装置におけるメディアノイズ、システムノイズ、符号間干渉、クロストーク、画素位置ずれなどの各種外乱のため再生信号のレベルが変動するためである。
CMOSイメージセンサやCCDイメージセンサから成る受光素子5は、この再生ページデータを光電変換することにより再生信号pを得る。この再生信号pも図13の輝度レベルと同様に、連続的な多値レベルを示す。ブロック復号回路6は、再生信号pのレベルに基づいてブロック符号を復号し、再生リードソロモン符号rを生成する。
すなわち、受光素子5上で上下に隣接する画素の再生信号をp,pとすると、p<pなら記録ブロック符号dの推定値は数4であると判定して、再生リードソロモン符号r=0を生成する一方、p>pなら、dの推定値を数5であると判定して、再生リードソロモン符号r=1を生成する。リードソロモン復号回路7は、再生リードソロモン符号rに対してリードソロモン符号の復号処理を施し、再生データsを生成する。
特開平9−197947号公報
Figure 0004188870
Figure 0004188870
以上のホログラム媒体記録再生装置においては、記録データaと同一の再生データsが高い信頼性をもって復元される必要があり、リードソロモン符号の復号処理を行なう前の再生リードソロモン符号rのビット誤り率を、例えば1×10−4 以下に低減する必要がある。しかし、実際のホログラム媒体記録再生装置においては、メディアノイズ、システムノイズ、符号間干渉、クロストーク、画素位置ずれなどの各種外乱のため再生信号のS/Nが劣化する場合が多かった。このため、再生リードソロモン符号rの復号誤りが多発し、ビット誤り率が例えば1×10−2と悪化する場合が多かった。
前述のように、再生ページデータの各画素は白と黒の中間の灰色となり、各画素の輝度レベルおよび再生信号のレベルは連続的な多値レベルを示す。このような多値レベルの再生信号pの大小関係だけに着目してブロック符号を復号するため、各種外乱によるレベル変動が大きい場合には、復号誤りが多発することになる。
そこで、本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、各種外乱のため再生信号のS/Nが劣化した場合にも、低密度パリティ検査符号あるいはLDPC(LDPC:Low Density Parity Check)符号と呼ばれる誤り訂正符号を用いて高性能な復号処理を行なうことによって復号誤りを低減し、信頼性の高いホログラム媒体記録再生装置およびホログラム媒体再生装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、記録データに対して低密度パリティ検査符号の符号化を行なうことにより記録低密度パリティ検査符号を発生する低密度パリティ検査符号化手段と、該記録低密度パリティ検査符号に対してブロック符号の符号化を行なうことにより記録ブロック符号を発生するブロック符号化手段と、該記録ブロック符号に応じて空間変調素子において輝度変調した物体光をホログラム記録媒体に照射することにより情報の記録を行なうホログラム記録手段と、ホログラム記録媒体に参照光を照射して得た再生光を受光素子により再生信号に光電変換して情報の再生を行なうホログラム再生手段と、前記記録ブロック符号に対応する再生ブロック符号を再生信号のレベルに基づいて復号し、前記記録低密度パリティ検査符号に対応する再生低密度パリティ検査符号を再生ブロック符号に基づいて復号するとともに、再生低密度パリティ検査符号の各ビットの尤度を表す尤度情報を再生信号のレベルに基づいて算出するブロック復号手段と、該尤度情報に基づいて低密度パリティ検査符号の復号を行ない記録データを復号する低密度パリティ検査復号手段とを有するホログラム媒体記録再生装置を提案している。
この発明によれば、低密度パリティ検査符号化手段の作動により、記録データに対応した記録低密度パリティ検査符号が発生する。また、ブロック符号化手段の作動により、記録低密度パリティ検査符号に対応した記録ブロック符号が発生し、記録ブロック符号に応じて空間変調素子において輝度変調した物体光をホログラム記録媒体に照射することにより情報の記録が行なわれる。一方で、ホログラム記録媒体に参照光を照射して得た再生光を受光素子により再生信号に光電変換することにより再生された情報は、ブロック復号手段の作動により、記録ブロック符号に対応する再生ブロック符号が再生信号のレベルに基づいて復号され、記録低密度パリティ検査符号に対応する再生低密度パリティ検査符号が再生ブロック符号に基づいて復号されるとともに、再生低密度パリティ検査符号の各ビットの尤度を表す尤度情報が再生信号のレベルに基づいて算出される。再生低密度パリティ検査符号は、低密度パリティ検査復号手段の作動により、尤度情報に基づいて復号化され、これにより記録データが復号される。
請求項5に係る発明は、記録データに対して低密度パリティ検査符号の符号化を行なうことにより記録低密度パリティ検査符号を発生する低密度パリティ検査符号化手段と、該記録低密度パリティ検査符号に対してブロック符号の符号化を行なうことにより記録ブロック符号を発生するブロック符号化手段と、該記録ブロック符号に応じて空間変調素子において輝度変調した物体光をホログラム記録媒体に照射することにより情報の記録を行なうホログラム記録手段とを有するホログラム媒体記録装置により記録されたホログラム記録媒体から情報の再生を行なうホログラム媒体再生装置であって、ホログラム記録媒体に参照光を照射して得た再生光を受光素子により再生信号に光電変換して情報の再生を行なうホログラム再生手段と、前記記録ブロック符号に対応する再生ブロック符号を再生信号のレベルに基づいて復号し、前記記録低密度パリティ検査符号に対応する再生低密度パリティ検査符号を再生ブロック符号に基づいて復号するとともに、再生低密度パリティ検査符号の各ビットの尤度を表す尤度情報を再生信号のレベルに基づいて算出するブロック復号手段と、該尤度情報に基づいて低密度パリティ検査符号の復号を行ない記録データを復号する低密度パリティ検査復号手段とを有するホログラム媒体再生装置を提案している。
この発明によれば、ホログラム記録媒体に参照光を照射することにより得られた再生光を受光素子により再生信号に光電変換することにより情報の再生が行われる。この情報は、ブロック復号手段の作動により、記録ブロック符号に対応する再生ブロック符号が再生信号のレベルに基づいて復号され、記録低密度パリティ検査符号に対応する再生低密度パリティ検査符号が再生ブロック符号に基づいて復号されるとともに、再生低密度パリティ検査符号の各ビットの尤度を表す尤度情報が再生信号のレベルに基づいて算出される。低密度パリティ検査符号は、低密度パリティ検査復号手段の作動により、尤度情報に基づいて復号化され、これにより記録データが復号される。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のホログラム媒体記録再生装置について、前記尤度情報の絶対値は受光素子の各画素から得た再生信号のレベル差に比例し、該尤度情報の極性は再生低密度パリティ検査符号の各ビットの極性に対応することを特徴とするホログラム媒体記録再生装置を提案している。
請求項6に係る発明は、請求項5に記載されたホログラム媒体再生装置について、前記尤度情報の絶対値は受光素子の各画素から得た再生信号のレベル差に比例し、該尤度情報の極性は再生低密度パリティ検査符号の各ビットの極性に対応することを特徴とするホログラム媒体再生装置を提案している。
これらの発明によれば、LDPC符号の尤度情報の絶対値を受光素子の各画素から得た再生信号のレベル差に比例して算出しているため、LDPC符号の誤り訂正能力を生かして再生リードソロモン符号のビット誤り率を低減することができる。
請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載されたホログラム媒体記録再生装置について、前記ブロック符号化手段が、空間変調素子におけるN個の画素のうちM個の画素が“1”を表現し(N−M)個の画素が“0”を表現する記録ブロック符号を発生し(N、Mは自然数、N>M)、前記ブロック復号手段は、受光素子におけるN個の画素のうち再生信号のレベルが高い順にM個の画素を選択し、選択したM個の画素を“1”と判定し、残りの(N−M)個の画素を“0”と判定して再生ブロック符号を復号するとともに、該“1”と判定した画素の再生信号のレベルを加算し、該“0”と判定した画素の再生信号のレベルを減算し、この加減算値に比例した尤度情報を算出することを特徴とするホログラム媒体記録再生装置を提案している。
請求項7に係る発明は、請求項5または請求項6に記載されたホログラム媒体再生装置について、前記ブロック符号化手段が、空間変調素子におけるN個の画素のうちM個の画素が“1”を表現し(N−M)個の画素が“0”を表現する記録ブロック符号を発生し(N、Mは自然数、N>M)、前記ブロック復号手段は、受光素子におけるN個の画素のうち再生信号のレベルが高い順にM個の画素を選択し、選択したM個の画素を“1”と判定し、残りの(N−M)個の画素を“0”と判定して再生ブロック符号を復号するとともに、該“1”と判定した画素の再生信号のレベルを加算し、該“0”と判定した画素の再生信号のレベルを減算し、この加減算値に比例した尤度情報を算出することを特徴とするホログラム媒体再生装置を提案している。
これらの発明によれば、再生信号のレベル差から算出した尤度情報を用いてLDPC符号による高性能な信号処理を施すので、再生信号の大小関係のみに着目してデータを判定する場合に比べて、再生リードソロモン符号のビット誤り率を低減することができる。
請求項4に係る発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載されたホログラム媒体記録再生装置について、再生ブロック符号がブロック符号の符号語に存在しない場合に、該再生ブロック符号に基づいて復号した再生低密度パリティ検査符号の各ビットに関する尤度情報をゼロとすることを特徴とするホログラム媒体記録再生装置を提案している。
請求項8に係る発明は、請求項5から請求項7のいずれかに記載されたホログラム媒体再生装置について、再生ブロック符号がブロック符号の符号語に存在しない場合に、該再生ブロック符号に基づいて復号した再生低密度パリティ検査符号の各ビットに関する尤度情報をゼロとすることを特徴とするホログラム媒体再生装置を提案している。
これらの発明によれば、再生ブロック符号がブロック符号の符号語に該当しない場合には、当該再生ブロック符号に関する尤度情報をLDPC符号の復号処理に使用しないことにより、誤った尤度情報による復号性能の低下を防ぐことができる。
本発明のホログラム媒体記録再生装置およびホログラム媒体再生装置においては、ブロック符号とLDPC符号を併用することにより、記録データと同一の再生データが高い信頼性をもって復元できるという効果がある。また、一般に、ホログラム媒体記録再生装置およびホログラム媒体再生装置においては、各種外乱のため再生信号のS/Nが劣化する場合が多いが、本発明のホログラム媒体記録再生装置およびホログラム媒体再生装置によれば、強力な誤り訂正能力を有するLDPC符号を用いることにより、再生リードソロモン符号のビット誤り率を低減することができるという効果がある。
また、ホログラム記録媒体から再生される再生ページデータにおいては、各種外乱のため各画素の輝度レベルが変動して灰色の多値レベルを取るようになる。本発明のホログラム媒体記録再生装置およびホログラム媒体再生装置によれば、多値レベルの再生信号のレベル情報を有効活用してLDPC符号の尤度情報を算出しているため、LDPC符号の誤り訂正能力を生かして再生リードソロモン符号のビット誤り率を低減することができるという効果がある。
以下、本発明の実施形態に係るホログラム媒体記録再生装置およびホログラム媒体再生装置について図1から図7を参照して詳細に説明する。
本実施例に係るホログラム媒体記録再生装置およびホログラム媒体再生装置における信号処理部は、図1に示すように、リードソロモン符号化回路1と、LDPC符号化回路10と、ブロック符号化回路2と、空間変調素子3と、受光素子5と、ブロック復号回路6と、LDPC復号回路20と、リードソロモン復号回路7とから構成されている。
リードソロモン符号化回路1は記録データaに対してリードソロモン符号の符号化処理を施し、記録リードソロモン符号bを生成する。LDPC符号化回路10は、記録リードソロモン符号bに対してLDPC符号の符号化処理を施し、記録LDPC符号cを生成する。
ブロック符号化回路2は、記録LDPC符号cにブロック符号の符号化処理を施し、記録ブロック符号dを生成する。空間変調素子3は、各画素の物体光を透過あるいは遮断し、記録ブロック符号dに対応した市松模様を示す記録ページデータを生成する。ホログラム記録媒体4は、例えばディスク基板に感光性材料を塗布したものであり、参照光と記録ページデータに対応する物体光の干渉縞を感光性材料の屈折率変化として記録する。記録済みのホログラム記録媒体に参照光を照射すると、記録ページデータに対応した市松模様を示す再生ページデータが得られる。
CMOSイメージセンサやCCDイメージセンサから成る受光素子5は、この再生ページデータを光電変換することにより再生信号pを得る。ブロック復号回路6は、記録ブロック符号dに対応する再生ブロック符号を再生信号pのレベルに基づいて復号し、記録LDPC符号cに対応する再生LDPC符号を再生ブロック符号に基づいて復号するとともに、再生LDPC符号の各ビットの尤度(確からしさ)を表す尤度情報qを再生信号pのレベルに基づいて算出する。
LDPC復号回路20は尤度情報qに基づいてLDPC符号の復号処理を行ない、再生リードソロモン符号rを生成する。リードソロモン復号回路は、再生リードソロモン符号rに対してリードソロモン符号の復号処理を施し、再生データsを生成する。
以下に図1に示すLDPC符号化回路10、LDPC復号回路20およびブロック復号回路6の動作を詳述する。
LDPC符号化回路10は入力データに生成行列Gを乗じることによってLDPC符号を生成する。LDPC符号はパリティ検査行列Hによって完全に定義されるが、以下では、パリティ検査行列Hが数6の場合を例に説明する。なお、このとき生成行列Gは数7で与えられる。よって記録リードソロモン符号bが数8のとき、記録LDPC符号cは数9となる。この記録LDPC符号cに差分符号の符号化処理を施すと、数3の記録ブロック符号dが得られ、図10の記録ページデータが得られる。
Figure 0004188870
Figure 0004188870
Figure 0004188870
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LDPC復号回路20は次に述べるSum−Product復号法というアルゴリズムを用いて、LDPC符号の復号を行なう。パリティ検査行列の行数をM、列数をNとすると、数6の場合、M=3,N=6となる。
[ステップ1 初期化]
まず、パリティ検査行列の(m、n)成分が1である、すなわちHmn=1である全ての組(m、n)に対して、対数事前値比βmn=0とする。
[ステップ2 行処理]
次に、m=1、2、…、Mの各行において、Hmn=1である全ての組(m、n)に対して数10に従って対数外部値比αmnを計算する。
数10において、signは極性を表す関数であり、数11で定義される。
Figure 0004188870
Figure 0004188870
また、関数f(x)はGallager関数と呼ばれ、数12で定義される。
また尤度情報qnは、記録LDPC符号cの第n列成分cが0である場合、あるいは1である場合に、再生信号のレベルがpとなる条件付確率の対数比であり、数13で与えられる。さらに数10において、数14は、列位置を表す変数n´を用いて第n列成分を除いた第m行の積あるいは和を求める演算を意味する。
Figure 0004188870
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[ステップ3 列処理]
さらに、n=1、2、…、Nの各列において、Hmn=1である全ての組(m、n)に対して、数15に従って対数事前値比βmnを計算する。数15において、数16は、行位置を表す変数m´を用いて第m行成分を除いた第n列の和を求める演算を意味する。以後、ステップ2とステップ3を所定回数繰り返した後、ステップ4に移行する。
Figure 0004188870
Figure 0004188870
[ステップ4 符号語の復号]
このステップでは、n=1、2、…、Nについて、再生符号rの第n列成分rを数17に従って復号し、アルゴリズムを終了する。数17において、数18は行位置を表す変数m´を用いて、第n列の和を求める演算を意味する。
Figure 0004188870
Figure 0004188870
ここで、具体的にパリティ検査行列Hが数6で与えられた場合について、Sum−Product復号法の実例を示す。ここでは、ステップ2を2回だけ繰り返した後、ステップ4に移行するものとする。
[ステップ1]
Figure 0004188870
[ステップ2(1回目)]
Figure 0004188870
[ステップ3]
Figure 0004188870
[ステップ2(2回目)]
Figure 0004188870
[ステップ4]
Figure 0004188870
以上の数20から数23で示したSum−Product復号法を実行するLDPC復号回路の回路構成を図2に示す。この回路構成は、データが上から下の一方向へ流れるパイプライン型となっており、連続的な信号が入力される。ただし、回路構成は、この例に限らず、計算結果をフィードバックしてメモリの内容を更新する巡回型の構成としてもよい。なお、Gallager関数はルックアップテーブルで実現できる。また、絶対値演算は最上位の符号ビットを正極性に設定すればよい。また、sign関数は最上位の符号ビットを抽出すればよく、sign関数同士の乗算は排他的論理和演算で簡単に実現できる。
図1および図2のように、LDPC復号回路20は尤度情報qを入力され、Sum−Product復号法を実行して再生リードソロモン符号rを出力する。そこで、本発明のブロック復号回路6は、再生信号pのレベル差Δを求めて尤度情報qを算出し、LDPC復号回路20に入力する。
再生信号pの確率分布が平均値m、分散σのガウス分布に従うものとすると、再生信号pの確率密度関数は、数24で与えられる。そして、ブロック符号として前述の差分符号を採用した場合、数13の尤度情報qは、数25となる。
Figure 0004188870
Figure 0004188870
すなわち、受光素子5上で上下に隣接する画素の再生信号レベルをp,pとすると、レベル差Δを数26として求め、これに比例係数を乗じることにより、数27のように尤度情報qが算出できる。ここで分散σは、演算回路により、再生信号pから実測してもよく、事前に所定の値を定めてこれを記憶装置に格納しておき、この値を用いてもよい。
Figure 0004188870
Figure 0004188870
以上、本実施例においては、ブロック符号とLDPC符号を併用することにより、記録データと同一の再生データが高い信頼性をもって復元できる。また、ホログラム記録媒体から再生される再生ページデータにおいては、各種外乱のため各画素の輝度レベルが変動して灰色の多値レベルを取るようになるが、本実施例においては、多値レベルの再生信号のレベル情報を有効活用してLDPC符号の尤度情報を算出しているため、LDPC符号の誤り訂正能力を生かして再生リードソロモン符号のビット誤り率を低減することができる。
第1の実施例においては、ブロック符号として差分符号を採用したが、2:4符号を採用してもよい。図3に2:4符号の符号化規則を示し、図4に記録ページデータの例を示す。
この場合ブロック復号回路6は、2:4符号の符号語を構成する4画素の輝度レベルを比較し、輝度レベルの高い方から順にp、p2、3、とする。レベル差Δは例えば、数28で算出してもよく、数29あるいは数30で算出してもよい。
Figure 0004188870
Figure 0004188870
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図3に示した通り、4画素の内で右上の画素の輝度レベルが最高の場合、記録ブロック符号dの推定値である再生ブロック符号d^は、数31のようになり、記録LDPC符号cの推定値である再生LDPC符号c^は、数32のようになる。
Figure 0004188870
Figure 0004188870
この再生LDPC符号c^の尤度はレベル差Δに比例するため、再生LDPC符号c^の第1列の尤度情報qと第2列の尤度情報qは各々、数33で与えられる。数13より、記録LDPC符号c=0である尤度が高い場合はqは正に、c=1である尤度が高い場合はqは負になるので、数33においてqは正に、qは負になっている。
Figure 0004188870
以上のように本実施例のブロック復号回路6は、(1)符号語を構成する画素から輝度レベルが高い順に所定数の画素を選択し、(2)選択した画素を“1”と判定し、残りの画素を“0”と判定することにより再生ブロック符号を復号し、(3)再生ブロック符号に基づいて再生LDPC符号を復号し、(4)“1”と判定した画素の輝度レベルを加算し、“0”と判定した画素の輝度レベルを減算したレベル差Δを求め、(5)レベル差Δに比例した絶対値を有し、再生LDPC符号の各ビットに応じた極性を有する尤度情報qを算出する。
またブロック符号として、例えば9画素の内で2画素が“1”、残り7画素が“0”となるような符号(以下、5:9符号という。)を採用してもよい。図5に5:9符号の符号化規則の一例を部分的に示す。
この場合、ブロック復号回路5は、5:9符号の符号語を構成する9画素から輝度レベルが高い順に2画素を選び、この画素のレベルをp,p、その他の7画素のレベルをp,p,p,p,p,p,pとする。レベル差Δは、数34、数35、数36のいずれを用いて算出してもよい。数35と数36の右辺第2項の分母を8としたのは、これは8=2と2のべき乗であるため、ディジタル回路による除算が容易になるためである。また、再生信号pを高域通過フィルタに通すと、数36の右辺第2項はほぼ0となるため、レベル差Δは数37を用いて算出してもよい。
Figure 0004188870
Figure 0004188870
Figure 0004188870
Figure 0004188870
5:9符号の場合、“1”となる画素の組み合わせは=36通りあるが、ブロック符号の符号語として使用するのは2=32通りとなるため、符号語には無い36−32=4通りの組み合わせが存在する。例えば、図6に示す4通りの組み合わせは、符号語として使用しないものとする。
しかし、ブロック復号回路6が、5:9符号の符号語を構成する9画素から輝度レベルが高い順に2画素を選んだ結果、図6の組み合わせに該当することがある。このときは信頼できる尤度情報が得られないので、ブロック復号回路はLDPC復号回路に尤度情報としてq=0を供給する。5:9符号の場合、9画素が5ビットの再生LDPC符号に対応するので、数38とする。このとき、LDPC復号回路は、他の符号語の尤度情報を用いてLDPC復号処理を行なえばよい。
Figure 0004188870
なお、ホログラム媒体記録再生装置において、光学系の機械的な位置ずれやホログラム記録媒体の収縮などに起因して、空間変調素子の画素と受光素子の画素との間に位置ずれが生じることがある。この位置ずれによる性能劣化を防ぐために、オーバーサンプリングと呼ばれる手法を用いることがある。これは空間変調素子の画素と受光素子の画素を1:1に対応させるのではなく、例えば1:4に対応させるものである。このとき図7に示すように、記録ページデータは2倍の倍率をもって再生ページデータに写像され、受光素子の4個の画素群が記録ブロック符号dの1ビットを表現している。この場合、ブロック復号回路は、4個の画素群の再生信号レベルを加算した値を、1個の画素の再生信号として扱えばよい。
また、簡単のため、以上の実施例においてはパリティ検査符号が数6で定義され、符号長Nが6である場合について説明した。しかし、一般にLDPC符号の符号長Nは数十から数千と長い。また、簡単のため、ステップ2の繰り返し回数は2回だけとして説明した。しかし、一般にSum−Product復号法の繰り返し回数は4回から数十回と多い。このような一般的な場合にも、本発明は実施例と同様に適用することができる。
また、ブロック符号として差分符号、2:4符号、5:9符号を採用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されない。また、尤度情報qはレベル差Δに比例するものとしたが、ホログラム媒体記録再生装置における各種外乱の確率分布に応じて、尤度情報qはレベル差Δの任意の関数とすることができる。さらに、誤り訂正符号はリードソロモン符号に限定されるものではなく、他の符号を採用してもよい。LDPC符号の訂正能力が十分高い場合には、リードソロモン符号も他の誤り訂正符号も採用しなくてよい。
本発明の構成を示す図である。 本発明のLDPC復号回路の回路構成を示す図である。 第2の実施例に係る各画素の輝度を例示した図である。 第2の実施例に係る記録ページデータを例示した図である。 第3の実施例に係る各画素の輝度を例示した図である。 第3の実施例に係る記録ページデータを例示した図である。 第4の実施例に係る記録ページデータと再生ページデータとの関係を例示した図である。 従来例の構成を示す図である。 従来例および第1の実施例に係る各画素の輝度を例示した図である。 従来例および第1の実施例に係る記録ページデータに関し、これを例示した図である。 記録ページデータのレベルを例示した図である。 従来例および第1の実施例に係る再生ページデータに関し、これを例示した図である。 再生ページデータのレベルを例示した図である。
符号の説明
1・・・リードソロモン符号化回路、2・・・ブロック符号化回路、3・・・空間変調素子、4・・・ホログラム記録媒体、5・・・受光素子、6・・・ブロック復号回路、7・・・リードソロモン復号回路、10・・・LDPC符号化回路、20・・・LDPC復号回路

Claims (6)

  1. 記録データに対して低密度パリティ検査符号の符号化を行なうことにより記録低密度パリティ検査符号を発生する低密度パリティ検査符号化手段と、
    該記録低密度パリティ検査符号に対してブロック符号の符号化を行なうことにより記録ブロック符号を発生するブロック符号化手段と、
    該記録ブロック符号に応じて空間変調素子において輝度変調した物体光をホログラム記録媒体に照射することにより情報の記録を行なうホログラム記録手段と、
    ホログラム記録媒体に参照光を照射して得た再生光を受光素子により再生信号に光電変換して情報の再生を行なうホログラム再生手段と、
    前記記録ブロック符号に対応する再生ブロック符号を再生信号のレベルに基づいて復号し、前記記録低密度パリティ検査符号に対応する再生低密度パリティ検査符号を再生ブロック符号に基づいて復号するとともに、再生低密度パリティ検査符号の各ビットの尤度を表す尤度情報を再生信号のレベルに基づいて算出するブロック復号手段と、
    該尤度情報に基づいて低密度パリティ検査符号の復号を行ない記録データを復号する低密度パリティ検査復号手段とを有し、
    前記尤度情報の絶対値は受光素子の各画素から得た再生信号のレベル差に比例し、該尤度情報の極性は再生低密度パリティ検査符号の各ビットの極性に対応するホログラム媒体記録再生装置。
  2. 前記ブロック符号化手段が、空間変調素子におけるN個の画素のうちM個の画素が“1”を表現し(N−M)個の画素が“0”を表現する記録ブロック符号を発生し(N、Mは自然数、N>M)、
    前記ブロック復号手段は、受光素子におけるN個の画素のうち再生信号のレベルが高い順にM個の画素を選択し、選択したM個の画素を“1”と判定し、残りの(N−M)個の画素を“0”と判定して再生ブロック符号を復号するとともに、
    該“1”と判定した画素の再生信号のレベルを加算し、該“0”と判定した画素の再生信号のレベルを減算し、この加減算値に比例した尤度情報を算出することを特徴とする請求項に記載されたホログラム媒体記録再生装置。
  3. 再生ブロック符号がブロック符号の符号語に存在しない場合に、該再生ブロック符号に基づいて復号した再生低密度パリティ検査符号の各ビットに関する尤度情報をゼロとすることを特徴とする請求項1または請求項に記載されたホログラム媒体記録再生装置。
  4. 記録データに対して低密度パリティ検査符号の符号化を行なうことにより記録低密度パリティ検査符号を発生する低密度パリティ検査符号化手段と、
    該記録低密度パリティ検査符号に対してブロック符号の符号化を行なうことにより記録ブロック符号を発生するブロック符号化手段と、
    該記録ブロック符号に応じて空間変調素子において輝度変調した物体光をホログラム記録媒体に照射することにより情報の記録を行なうホログラム記録手段とを有するホログラム媒体記録装置により記録されたホログラム記録媒体から情報の再生を行なうホログラム媒体再生装置であって、
    ホログラム記録媒体に参照光を照射して得た再生光を受光素子により再生信号に光電変換して情報の再生を行なうホログラム再生手段と、
    前記記録ブロック符号に対応する再生ブロック符号を再生信号のレベルに基づいて復号し、前記記録低密度パリティ検査符号に対応する再生低密度パリティ検査符号を再生ブロック符号に基づいて復号するとともに、再生低密度パリティ検査符号の各ビットの尤度を表す尤度情報を再生信号のレベルに基づいて算出するブロック復号手段と、
    該尤度情報に基づいて低密度パリティ検査符号の復号を行ない記録データを復号する低密度パリティ検査復号手段とを有し、
    前記尤度情報の絶対値は受光素子の各画素から得た再生信号のレベル差に比例し、該尤度情報の極性は再生低密度パリティ検査符号の各ビットの極性に対応するホログラム媒体再生装置。
  5. 前記ブロック符号化手段が、空間変調素子におけるN個の画素のうちM個の画素が“1”を表現し(N−M)個の画素が“0”を表現する記録ブロック符号を発生し(N、Mは自然数、N>M)、
    前記ブロック復号手段は、受光素子におけるN個の画素のうち再生信号のレベルが高い順にM個の画素を選択し、選択したM個の画素を“1”と判定し、残りの(N−M)個の画素を“0”と判定して再生ブロック符号を復号するとともに、
    該“1”と判定した画素の再生信号のレベルを加算し、該“0”と判定した画素の再生信号のレベルを減算し、この加減算値に比例した尤度情報を算出することを特徴とする請求項に記載されたホログラム媒体再生装置。
  6. 再生ブロック符号がブロック符号の符号語に存在しない場合に、該再生ブロック符号に基づいて復号した再生低密度パリティ検査符号の各ビットに関する尤度情報をゼロとすることを特徴とする請求項4または請求項に記載されたホログラム媒体再生装置。
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