JP4186378B2 - 操作方法、及び操作装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、逐次設定型の操作方法、操作装置、及びそれを用いた画像処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
逐次設定型(モーダル型)のユーザインターフェースとして、複写機などの画像処理装置において、コピー処理の種類や用紙サイズ等の動作パラメータを設定するものや、銀行等のATM(Automatic Teller Machine)、交通機関の券売機、その他各種の情報端末などに用いられているメニュー操作システムがある。これらのシステムにおいては、行おうとする処理動作の種類や、その動作条件を特定するために必要な複数のパラメータを操作者に設定させるため、複数の設定メニューで構成された階層構造からなる階層型メニューが用いられる(例えば、特開平9−114902号公報参照)。
【0003】
それぞれの設定メニューは、操作者に設定させるパラメータを示す設定項目(パラメータ名など)、及びその設定項目に対して設定可能なパラメータの値の選択肢などの情報を含んで構成される。メニュー操作装置においては、この設定項目及びパラメータの値などの情報を操作者に対して示すため、それぞれの設定メニューに対応する設定画面が作成されて、ディスプレイ上に表示される。そして、表示された設定画面の指示にしたがって、各設定項目に対するパラメータの値を操作者に逐次入力させて設定していく。階層型メニューに含まれる各階層の設定メニューに対して、処理動作の実行に必要なパラメータの値がすべて設定されたら、設定された各パラメータ値に基づいて特定される処理種類及び動作条件にしたがって、処理動作が開始される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような階層型メニューを用いた逐次設定型のメニュー操作において、操作済みでパラメータが既に設定されている設定メニューについて、操作者が設定したパラメータの値の変更や確認を行いたい場合がある。このとき、操作者は、その時点で表示されている設定画面から、1画面前に戻るボタンで1画面ずつ、所望の設定画面に到達するまで設定画面を順に戻していくか、または、最初に戻るボタンで最初の設定画面に戻り、再び設定画面を順に追っていくこととなる。
【0005】
このように、既に操作済みの設定メニューについて再操作を行う場合、特に設定メニューの階層構造の階層数が多いときには、変更または確認を行おうとする設定画面まで戻るのに必要な操作手順が多くなってしまうという問題がある。また、操作すべき設定メニュー及びパラメータの個数や、操作中の設定メニューが階層型メニュー全体の階層構造中でどこに位置するのか、などの情報が操作者に分からない。そのため、パラメータの変更または確認などを含めて、様々なメニュー操作の手順が複雑化してしまい、操作性が低下するとともに、パラメータの設定ミスによる誤った処理動作実行などの原因となるという問題を生じる。
【0006】
本発明は、以上の問題点に鑑みてなされたものであり、複数の項目を逐次設定する際の操作性が向上される操作方法、操作装置、及びそれを用いた画像処理装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本発明による操作方法は、所定の順序を有する複数の設定項目のそれぞれに対応するパラメータの値を、所定の順序に基づいて逐次設定する操作方法であって、複数の設定項目に含まれる設定項目に対応するパラメータの値を設定する設定表示画面、及び複数の設定項目を一覧表示する一覧表示画面を有する設定画面を表示手段に表示する表示ステップと、操作者からの入力を受け付ける入力ステップと、入力ステップで入力されたパラメータの値に基づいて、表示手段に表示された設定表示画面におけるパラメータの値の設定を行う制御ステップとを備え、表示ステップは、一覧表示画面において、複数の設定項目について、対応するパラメータの値が設定済である設定済設定項目と、対応するパラメータの値が設定表示画面で設定可能である設定中設定項目と、対応するパラメータの値を設定する順番になる前の未設定設定項目とを互いに区別可能に表示手段に表示し、制御ステップは、一覧表示画面において、設定済設定項目を設定されているパラメータの値とともに表示手段に表示させ、設定表示画面での設定中設定項目に対応するパラメータの値の設定が行われると、設定表示画面の表示を、所定の順序に基づいて次の設定項目についての設定表示画面に切り換えて表示手段に表示させるとともに、一覧表示画面において、パラメータの値の設定が行われた設定項目の表示を設定中設定項目から設定済設定項目に切り換えて設定されたパラメータの値とともに表示手段に表示させ、次の設定項目の表示を設定中設定項目に切り換えて表示手段に表示させることを特徴とする。
【0008】
また、本発明による操作装置は、所定の順序を有する複数の設定項目のそれぞれに対応するパラメータの値を、所定の順序に基づいて逐次設定する操作装置であって、複数の設定項目に含まれる設定項目に対応するパラメータの値を設定する設定表示画面、及び複数の設定項目を一覧表示する一覧表示画面を有する設定画面を表示する表示手段と、操作者からの入力を受け付ける入力手段と、入力手段から入力されたパラメータの値に基づいて、表示手段に表示された設定表示画面におけるパラメータの値の設定を行う制御手段とを備え、表示手段は、一覧表示画面において、複数の設定項目について、対応するパラメータの値が設定済である設定済設定項目と、対応するパラメータの値が設定表示画面で設定可能である設定中設定項目と、対応するパラメータの値を設定する順番になる前の未設定設定項目とを互いに区別可能に表示し、制御手段は、一覧表示画面において、設定済設定項目を設定されているパラメータの値とともに表示手段に表示させ、設定表示画面での設定中設定項目に対応するパラメータの値の設定が行われると、設定表示画面の表示を、所定の順序に基づいて次の設定項目についての設定表示画面に切り換えて表示手段に表示させるとともに、一覧表示画面において、パラメータの値の設定が行われた設定項目の表示を設定中設定項目から設定済設定項目に切り換えて設定されたパラメータの値とともに表示手段に表示させ、次の設定項目の表示を設定中設定項目に切り換えて表示手段に表示させることを特徴とする。
【0009】
また、操作方法は、制御ステップが、一覧表示画面において、設定済設定項目を設定されているパラメータの値とともに表示手段に表示させることが好ましい。同様に、操作装置は、制御手段が、一覧表示画面において、設定済設定項目を設定されているパラメータの値とともに表示手段に表示させることが好ましい。
【0010】
また、操作方法は、制御ステップが、入力ステップで入力された指示内容に基づいて、設定表示画面の表示を、設定済設定項目のうちで指示された設定項目についての設定表示画面に切り換えて表示手段に表示させることが好ましい。同様に、操作装置は、制御手段が、入力手段から入力された指示内容に基づいて、設定表示画面の表示を、設定済設定項目のうちで指示された設定項目についての設定表示画面に切り換えて表示手段に表示させることが好ましい。
【0011】
また、操作方法は、制御ステップが、指示された設定項目についての設定表示画面でのパラメータの値の設定が行われると、設定表示画面の表示を、先に設定中の設定項目についての設定表示画面へ復帰させて表示手段に表示させることが好ましい。同様に、操作装置は、制御手段が、指示された設定項目についての設定表示画面でのパラメータの値の設定が行われると、設定表示画面の表示を、先に設定中の設定項目についての設定表示画面へ復帰させて表示手段に表示させることが好ましい。
【0012】
また、操作方法は、制御ステップが、先に設定中の設定項目についての設定表示画面へ復帰するときに、先に入力されていたパラメータの値が保持された状態で設定表示画面へ復帰させて表示手段に表示させることが好ましい。また、操作装置は、制御手段が、先に設定中の設定項目についての設定表示画面へ復帰するときに、先に入力されていたパラメータの値が保持された状態で設定表示画面へ復帰させて表示手段に表示させることが好ましい。
【0021】
尚、本発明にかかる操作方法及び操作装置は、複写機などの画像処理装置に適用できる以外にも、銀行等のATM(Automatic Teller Machine)、交通機関の券売機、その他各種の情報端末など様々な処理装置において、同様に適用することが可能である。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、図面とともに本発明によるメニュー操作方法、メニュー操作装置、及びそれを用いた画像処理装置の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面の寸法比率は、説明のものと必ずしも一致していない。
【0026】
図1は、本発明によるメニュー操作装置の一実施形態の構成を概略的に示すブロック図である。このメニュー操作装置は、複数の設定メニューからなる階層構造を有して構成された階層型メニューを用いたものであり、各階層の設定メニューをそれぞれ階層構造にしたがって順次操作させて、所定の処理動作を実行するために必要な設定項目に対するパラメータを逐次設定する。本装置は、設定メニューを操作させるための設定画面や、処理動作に関する画面などの表示画面を表示する表示装置1と、表示された設定画面等の表示内容を参照して、設定メニューの操作またはそれ以外の操作指示をさせる入力装置3と、それらを用いたメニュー操作を制御するメニュー操作制御部40と、を備えて構成されている。
【0027】
表示装置1としては、例えば液晶ディスプレイやCRTディスプレイなどが用いられ、その表示面10に設定画面等が表示される。一方、入力装置3は、図1においては、表示装置1の表示面10に対応するように設置されたタッチパネル3aを用いている。また、入力装置3としては、タッチパネル3a以外にもマウスなどのポインティングデバイスや、テンキー及び各種の指示ボタンなどからなるキーボードまたは操作パネルを用いることも可能である。
【0028】
メニュー操作制御部40は、設定画面、またはそれ以外の表示画面(後述する処理開始画面、処理実行画面、処理終了画面など)を逐次作成して表示装置1の表示面10に表示させる表示制御部41と、入力装置3であるタッチパネル3aから入力されるパラメータの値や、その他の操作指示情報に基づいてパラメータの設定等を行う設定制御部42とを有して構成されている。
【0029】
表示制御部41は、メニューデータ格納部46に格納されているメニューデータを参照して、各設定メニューに対応する設定画面及び処理動作に関する画面等を作成する。メニューデータとしては、各設定メニューの設定項目名(パラメータ名)や、メニューの階層構造、各画面の構成方法、設定画面等の作成に必要な文字データ及び画像データなどの情報が含まれる。
【0030】
設定制御部42は、パラメータデータ格納部47に格納されているパラメータデータを必要に応じて参照して、各設定メニューでの設定項目に対してパラメータの設定を行う。また、パラメータ設定の結果に基づいて、次に操作させる設定メニュー及び表示する設定画面についての指示を表示制御部41に対して行っても良い。パラメータデータとしては、パラメータの初期値、あるいは既定値のデータなどの情報が含まれるが、タッチパネル3a(入力装置3)から入力されたパラメータの値のみに基づいて設定可能な場合には、これらのパラメータデータは必ずしも参照しなくても良い。
【0031】
また、処理動作を実行するために必要な設定項目のすべてについてパラメータの設定を終了したら、処理装置に対して処理動作についての指示、例えば動作パラメータの指定または処理動作の実行開始の指示などを、処理動作指示部43を介して行う。なお、このメニュー操作装置については、階層型メニューによるパラメータ設定の対象となっている処理動作を行う処理装置に対して付設するか、または処理装置の一部として内部に設置する構成が可能である。
【0032】
図2は、図1に示したメニュー操作装置に用いられるハードウェア構成の一例を示すブロック図である。本メニュー操作装置の各部のハードウェア制御機能、及びメニュー操作制御部40によるメニュー表示及び操作などの制御のソフトウェア的機能などは、CPU4によって行われる。CPU4には、本装置の動作に必要なソフトウェアプログラム等が記憶されているROM4aと、DRAM等から構成されプログラム実行中に一時的にデータが記憶されるRAM4bとが接続されている。
【0033】
そして、これらのCPU4、ROM4a、RAM4bに対して、設定画面などの各画面を表示する表示装置1と、設定画面に表示された設定メニューにしたがってパラメータの値の入力などが行われるタッチパネル3aなどの入力装置3とが接続されて、メニュー操作装置が構成される。また、メニューデータが格納されているメニューデータ格納部46、及びパラメータデータが格納されているパラメータデータ格納部47としては、ハードディスクなどの1つまたは複数の記憶デバイスからなる外部記憶装置4cが用いられている。
【0034】
図1に示したメニュー操作装置におけるメニュー操作方法について、階層型メニュー、それに含まれる設定メニュー、及び設定メニューに対応して作成及び表示される設定画面を含む各表示画面の具体的な実施例を用いて説明する。実施例としては、上記したメニュー操作装置を、画像処理装置、特に複写機能を有する複写機または複写機能と他の機能とを併せ持つ複合機に適用した場合について示す。
【0035】
まず、画像処理装置の一例である複写機(または複合機)について、その構成を概略的に説明しておく。図3は、上記実施形態のメニュー操作方法及びメニュー操作装置が適用される複写機の基本構成について示す構成図である。
【0036】
図3に示した複写機CMは、本体52と、本体52の上面に設置されたコピーガラス54を開閉自在に覆うように設けられた自動原稿搬送装置56とを備えて構成されており、コピーガラス54、自動原稿搬送装置56、及び原稿読取部58によって、画像を読み取るための画像読取部(画像読取手段)50が構成されている。
【0037】
本体52の内部には、自動原稿搬送装置56によってコピーガラス54上に搬送された移動原稿、または自動原稿搬送装置56を開いてコピーガラス54上に載置された固定原稿の画像を読み取って画像データに変換する原稿読取部58と、画像読取部50から受信した画像データに基づいて記録用紙(記録材)に可視像を形成する画像形成部(画像形成手段)60と、画像形成部60に対して記録用紙を供給する給紙部(給紙手段)62とが設けられている。
【0038】
画像形成部60には、図3中のA方向(時計回り方向)に回転する感光体ドラム64(像担持体)とB方向(反時計回り方向)に回転する転写ロール65とが、転写位置Pにて近接するように設けられている。
【0039】
感光体ドラム64の周囲には、その回転方向に沿って、感光体ドラム64を一様に帯電させる帯電装置66、画像読取部50から受信した画像データに基づいてレーザビーム等を駆動し、感光体ドラム64の表面に静電潜像を形成する書込み装置68、感光体ドラム64上に形成された静電潜像をイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色のトナーで可視化し、現像画像を形成する4台の現像装置70が設けられており、さらに転写位置Pを挟んで、転写後に感光体ドラム64上に残留したトナーを除去するクリーニング装置72が設けられている。
【0040】
なお、本実施例においては、上記したように4台の現像装置70が設置されており、これによって、本複写機CMは、カラーコピー機能を有して複数種類の画像形成の実行が可能な画像処理装置に構成されている。記録用紙への画像形成において用いられる現像装置70の個数については、フルカラー、白黒、単色カラーなどの画像形成(コピー)の種類に基づき、用いられるトナーの個数によって適宜選択される。
【0041】
転写ロール65の内側であって転写位置Pに対向する位置には、感光体ドラム64の表面上に形成されたトナーによる現像画像を、給紙部62から供給されて感光体ドラム64と転写ロール65との間を搬送される記録用紙に転写する転写機74が備えられている。
【0042】
また、画像形成部60には、画像形成制御部75が設けられており、この画像形成制御部75によって帯電装置66、書き込み装置68、現像装置70を制御することで、感光体ドラム64の表面に付着するトナー量が制御される。さらに、画像形成部60には、転写機74によって記録用紙に転写された画像を用紙に定着させる定着装置76が備えられている。
【0043】
画像形成部60へと用紙を供給する給紙部62は、本体52の下部に設けられており、用紙供給手段である3つの給紙トレイ78、80、82と、これらの給紙トレイ78、80、82のそれぞれに対して設けられた給紙機構84とを備えている。各給紙トレイ78、80、82は、画像形成を行う記録用紙を用紙サイズ別または種類別に積層収容して供給するもので、本体52に対して脱着可能に装着されている。そして、これらのうちのいずれかの給紙トレイから記録用紙が送り出される。
【0044】
給紙機構84は、給紙トレイ78、80、82内で最も上にある記録用紙に当接して用紙を順次送り出すピックアップローラ86と、このピックアップローラ86により送り出された用紙を受けて画像形成部60に向けて重送を防止しながら用紙を送り出すローラ対であるフィードローラ88及びリタードローラ90により構成されている。ピックアップローラ86及びフィードローラ88は、図示しないモータの駆動により回転し、フィードローラ88と対をなすリタードローラ90は、フィードローラ88の回転に連れ回る。
【0045】
また、各給紙トレイ78、80、82から画像形成部60に向けて、数組のガイドローラ92によって記録用紙搬送路94が形成されている。これによって、各給紙トレイ78、80、82から送り出された記録用紙は、記録用紙搬送路94に沿って、転写位置P、定着装置76へと順次搬送され、画像形成が行われた後、定着装置76の下流側に設けられた排出ローラ96を介して、外部に排出される。
【0046】
ここで、画像形成部60での画像形成については、上記したように原稿からの複写を行う場合には、画像読取部50からの画像データに基づいて画像形成が行われる。また、画像処理装置が複合機である場合には、画像形成部60は、画像読取部50からの画像データ以外にも、画像処理装置に接続されたパーソナルコンピュータなどの外部装置からの画像データや、フロッピーディスクなどの記録媒体から読み出された画像データなどによっても、同様に記録用紙への画像形成を行う。
【0047】
次に、図1に示したメニュー操作装置を図3に示した複写機または複合機に適用したときのメニュー操作方法の一実施例について説明する。なお、メニュー操作装置の設置位置については、複写機の外部に付設する構成も可能であるが、複写機の装置内部に一体に設置することが好ましい(図3には図示していない)。この場合、例えば、メニュー操作制御部40等を構成するCPU4、ROM4a、RAM4b、外部記憶装置4cなどを、メニュー操作制御装置として複写機内部の所定位置に設置するとともに、表示装置1、及びタッチパネル3aなどの入力装置3を、複写機の操作パネルの一部として設置する構成が可能である。
【0048】
ここで、以下に示す各画面に関する記載においては、表示装置1の表示面10に対してタッチパネル3aを設置していることに対応して、画面中の各表示部または表示領域について、設定メニューの選択やパラメータの入力などに用いられる入力部として機能させることがあるものを「ボタン」と表記して、単に情報の表示等を行っているものと区別する。
【0049】
本実施例における階層型メニューは、所定の処理動作である複写動作について、その処理種類及び動作条件に関する複数の設定項目のパラメータを設定するものであり、(1)コピーの種類設定メニュー、(2)用紙サイズ設定メニュー、(3)倍率設定メニュー、(4)部数設定メニュー、(5)その他の設定メニュー、の5つの設定メニューから構成されている。
【0050】
これらの設定メニューは、上記した順番(1)〜(5)での階層構造によって、各設定項目についてパラメータを逐次設定させる階層型メニューを構成している。このうち、(1)が処理種類、(2)〜(5)が動作条件を設定する設定メニューである。なお、この階層型メニューは、設定メニューの操作フローが枝分かれするツリー構造とはなっていない。
【0051】
図4は、本実施例における第1の設定画面であるコピーの種類設定画面11の構成を示す図である。この種類設定画面11は、画面の右側に位置してコピーの種類設定メニューを表示する設定メニュー表示領域110と、画面の左側に位置して上記した5つの設定メニューからなる階層型メニューの階層構造を表示する階層型メニュー表示領域115とを有して構成されている。また、画面の左上方(階層型メニュー表示領域115の上方)には、各設定メニューでの設定項目に対して設定されたパラメータの値をクリアして、設定をやり直すための設定やり直しボタン119が配置されている。
【0052】
設定メニュー表示領域110には、この種類設定画面11において操作させる種類設定メニューが表示されている。設定メニュー表示領域110内の上部には指示内容表示窓111が設けられ、この設定メニューでの設定項目名(パラメータ名)である「コピーの種類」が表示されて、パラメータ値の選択が操作者に対して指示されている。また、指示内容表示窓111の下方には、この設定項目に対して設定可能なパラメータ値の選択肢を示すとともに、タッチパネル3aによってパラメータを入力させるための6個のパラメータ入力ボタン112a〜112fが配置されている。
【0053】
一方、階層型メニュー表示領域115には、この種類設定画面11において設定メニュー表示領域110内に表示されている種類設定メニューを含む5つの階層の各設定メニューについて、それらの設定メニューに対応する5個のメニュー項目ボタン1161〜1165が一覧表示されている。
【0054】
メニュー項目ボタン1161〜1165内には、5つの階層の設定メニューとの対応付けを示すものとして、それぞれの設定メニューでの設定項目名「コピーの種類」、「用紙サイズ」、「倍率」、「部数」、「その他の設定」が表示されている。また、5個のメニュー項目ボタン1161〜1165は、この順序で画面の上方から下に向かって順に並べられて配置されている。
【0055】
このとき、階層型メニュー表示領域115内で最上部に表示されているメニュー項目ボタン1161に対応する設定メニューが、階層型メニューの階層構造で最上位の種類設定メニュー(先に操作される設定メニュー)となり、ここから下に向かって下位の各設定メニュー(後に操作される設定メニュー)に対応するメニュー項目ボタン1162〜1165が階層順に表示される一覧表示形式となる。
【0056】
メニュー項目ボタン1161〜1165のうち、1番目(最上部)に位置する「コピーの種類」メニュー項目ボタン1161は、この設定画面11において設定メニュー表示領域110内に表示されて、現に操作中(パラメータ設定中)である種類設定メニューに対応するメニュー項目である。このため、メニュー項目ボタン1161は、その右側に隣接している設定メニュー表示領域110に対して、タグ状の表示形式となるように右端部が接続されて表示されている。
【0057】
設定中のメニュー項目ボタン1161内には、設定項目名「コピーの種類」の下に、種類設定メニューでコピーの種類として選択されるパラメータ値を表示するためのパラメータ表示窓1171が設けられている。ただし、この種類設定画面11を操作している時点では、コピーの種類を示すパラメータ値は未設定であるため、パラメータ表示窓1171にはパラメータ値は表示されず、これによって、現在パラメータを設定中であることを示している。
【0058】
また、設定中のメニュー項目ボタン1161以外の2〜5番目のメニュー項目ボタン1162〜1165は、この時点までに操作されておらずパラメータが未設定の設定メニューに対応するメニュー項目である。このため、これらの未設定のメニュー項目ボタン1162〜1165は、図4中に点線で示されているように、設定中のメニュー項目ボタン1161とは異なる表示形式によって表示されている。また、これらのメニュー項目ボタン1162〜1165においては、パラメータ表示窓は設けられていない。
【0059】
このような構成からなる種類設定画面11(第1の設定画面)において、種類設定メニューの設定項目「コピーの種類」に対して、設定可能なパラメータ値「フルカラー」、「白黒」、「単色カラー」、「写真焼き増し」、「写真コピー」、「ポスター」をそれぞれ表示しているパラメータ入力ボタン112a〜112fのいずれか、例えば「フルカラー」を選択するパラメータ入力ボタン112a、がタッチパネル3aで押されると、メニュー操作制御部40の設定制御部42において、押されたパラメータ入力ボタンに対応するパラメータ値が「コピーの種類」のパラメータとして設定される。そして、第2の設定画面が表示制御部41において作成されるとともに、表示装置1に表示される画面が第2の設定画面へと移行する。
【0060】
図5は、本実施例における第2の設定画面である用紙サイズ設定画面12の構成を示す図である。このサイズ設定画面12は、種類設定画面11と同様に、画面の右側に位置して用紙サイズ設定メニューを表示する設定メニュー表示領域120と、画面の左側に位置して階層型メニューを表示する階層型メニュー表示領域125とを有して構成されている。また、画面の左上方には、設定やり直しボタン129が配置されている。
【0061】
設定メニュー表示領域120には、このサイズ設定画面12において操作させるサイズ設定メニューが表示されている。設定メニュー表示領域120内の構成は、種類設定画面11の設定メニュー表示領域110とほぼ同様であり、指示内容表示窓121に設定項目名「用紙サイズ」が表示されて、パラメータ値の選択が指示されている。また、その下方に、パラメータを入力させるための6個のパラメータ入力ボタン122a〜122fが配置されている。
【0062】
一方、階層型メニュー表示領域125には、5個のメニュー項目ボタン1261〜1265が一覧表示され、このうち、2番目の「用紙サイズ」メニュー項目ボタン1262は、設定中のメニュー項目ボタンとして、設定メニュー表示領域120にタグ状に接続されて表示されている。また、3〜5番目の下位のメニュー項目ボタン1263〜1265は、未設定のメニュー項目ボタンとして表示されている。
【0063】
また、1番目の「コピーの種類」メニュー項目ボタン1261は、上位の設定画面11において操作済みであって、パラメータが既設定の設定メニューに対応するメニュー項目である。このため、この既設定のメニュー項目ボタン1261は、設定中のメニュー項目ボタン1262と類似の表示形式によって表示されている。ただし、この既設定のメニュー項目ボタン1261は、設定中のメニュー項目ボタン1262とは異なり、設定メニュー表示領域120とは接続されずに通常のボタン状に表示されている。
【0064】
また、設定中のメニュー項目ボタン1262においては、パラメータが未設定であるためにパラメータ表示窓1272にパラメータ値が表示されていない。これに対して、既設定のメニュー項目ボタン1261では、パラメータ表示窓1271に、種類設定メニューにおいて設定されたパラメータ値「フルカラー」が表示されている。
【0065】
このような構成からなるサイズ設定画面12(第2の設定画面)において、サイズ設定メニューの設定項目「用紙サイズ」に対して、設定可能なパラメータ値「A4」、「A3」、「B4」、「B5」、「官製はがき」、「厚紙」をそれぞれ表示しているパラメータ入力ボタン122a〜122fのいずれか、例えば「A4」を選択するパラメータ入力ボタン122a、が押されると、押されたパラメータ入力ボタンに対応するパラメータ値が「用紙サイズ」のパラメータとして設定される。そして、第3の設定画面が作成されるとともに、表示される画面が第3の設定画面へと移行する。
【0066】
図6は、本実施例における第3の設定画面である倍率設定画面13の構成を示す図である。この倍率設定画面13は、設定画面11、12と同様に、画面の右側に位置して倍率設定メニューを表示する設定メニュー表示領域130と、画面の左側に位置して階層型メニューを表示する階層型メニュー表示領域135とを有して構成されている。また、画面の左上方には、設定やり直しボタン139が配置されている。
【0067】
設定メニュー表示領域130には、この倍率設定画面13において操作させる倍率設定メニューが表示されている。上部の指示内容表示窓131には、設定項目名「倍率」が表示されて、パラメータ値の選択が指示されている。また、その下方に、パラメータを入力させるための5個のパラメータ入力ボタン132a〜132eが配置されている。
【0068】
一方、階層型メニュー表示領域135には、5個のメニュー項目ボタン1361〜1365が一覧表示され、このうち、3番目の「倍率」メニュー項目ボタン1363は、設定中のメニュー項目ボタンとして、設定メニュー表示領域130にタグ状に接続されて表示されている。また、4、5番目の下位のメニュー項目ボタン1364、1365は、未設定のメニュー項目ボタンとして表示されている。また、1、2番目の上位のメニュー項目ボタン1361、1362は、既設定のメニュー項目ボタンとして表示され、それぞれのパラメータ表示窓1371、1372には、各設定メニューにおいて設定されたパラメータ値「フルカラー」、「A4」が表示されている。
【0069】
このような構成からなる倍率設定画面13(第3の設定画面)において、倍率設定メニューの設定項目「倍率」に対して、設定可能なパラメータ値「100%(等倍)」、「縮小」、「拡大」、「ズーム」、「少し小さめ」をそれぞれ表示しているパラメータ入力ボタン132a〜132eのいずれか、例えば「100%」を選択するパラメータ入力ボタン132a、が押されると、押されたパラメータ入力ボタンに対応するパラメータ値が「倍率」のパラメータとして設定される。そして、第4の設定画面が作成されるとともに、表示される画面が第4の設定画面へと移行する。
【0070】
図7は、本実施例における第4の設定画面である部数設定画面14の構成を示す図である。この部数設定画面14は、設定画面11〜13と同様に、画面の右側に位置して部数設定メニューを表示する設定メニュー表示領域140と、画面の左側に位置して階層型メニューを表示する階層型メニュー表示領域145とを有して構成されている。また、画面の左上方には、設定やり直しボタン149が配置されている。
【0071】
設定メニュー表示領域140には、この部数設定画面14において操作させる部数設定メニューが表示されている。上部の指示内容表示窓141には、設定項目名「部数」が表示されて、パラメータ値の選択が指示されている。また、その下方に、パラメータ入力ボタン142が配置されている。
【0072】
このパラメータ入力ボタン142は、部数設定画面14においては常に選択された状態にあり、設定するパラメータ値である部数を操作者に入力させるための部数入力部143が、パラメータ入力ボタン142の右端部に接続されて右側に表示されている。部数入力部143内には、部数値を入力させるためのテンキー部143a、入力された部数値を表示する部数表示窓143b、及び入力された部数値を確認して確定させるための確認ボタン144が配置されている。
【0073】
一方、階層型メニュー表示領域145には、5個のメニュー項目ボタン1461〜1465が一覧表示され、このうち、4番目の「部数」メニュー項目ボタン1464は、設定中のメニュー項目ボタンとして、設定メニュー表示領域140にタグ状に接続されて表示されている。また、5番目の下位のメニュー項目ボタン1465は、未設定のメニュー項目ボタンとして表示されている。また、1〜3番目の上位のメニュー項目ボタン1461〜1463は、既設定のメニュー項目ボタンとして表示され、それぞれのパラメータ表示窓1471〜1473には、各設定メニューにおいて設定されたパラメータ値「フルカラー」、「A4」、「100%」が表示されている。
【0074】
このような構成からなる部数設定画面14(第4の設定画面)において、部数設定メニューの設定項目「部数」に対して、パラメータ入力ボタン142に接続されて表示されている部数入力部143において、テンキー部143aによって設定しようとするパラメータの値である部数値、例えば10部、が入力される。この部数値が、部数表示窓143b内の表示によって確認された後、確認ボタン144が押されると、入力されていたパラメータ値が「部数」のパラメータとして設定される。
【0075】
以上の各設定画面11〜14によって、(1)コピーの種類設定メニュー、(2)用紙サイズ設定メニュー、(3)倍率設定メニュー、(4)部数設定メニューの4つの階層の設定メニューを、階層型メニューの階層構造にしたがって順次操作させたら、複写動作の実行に必要な処理種類及び動作条件についてのパラメータの設定を終了する。そして、処理開始画面が作成されるとともに、表示される画面が処理開始画面へと移行する。
【0076】
なお、(5)その他の設定メニューについては、設定メニューに含まれる設定項目が必須のものではなく、ここで説明している操作手順の例においては、そのメニュー操作及びパラメータ設定が省略されている。この設定メニューの操作等については後述する。
【0077】
図8は、本実施例における処理開始画面16の構成を示す図である。この処理開始画面16は、設定画面11〜14と類似の構成からなり、画面の右側に位置して複写動作の実行開始についての指示メニューを表示する指示メニュー表示領域160と、画面の左側に位置して階層型メニューを表示する階層型メニュー表示領域165とを有して構成されている。また、画面の左上方には、設定やり直しボタン169が配置されている。
【0078】
指示メニュー表示領域160には、この処理開始画面16において操作される処理開始指示メニューが表示されている。上部の指示内容表示窓161には、この指示メニューに関する指示内容が表示されている。その下方にも、原稿の置き方などの指示内容が、補足的に表示されている。また、下部には、本装置における所定の処理動作である複写動作(コピー動作)の実行開始を指示させるためのコピー開始ボタン164が配置されている。
【0079】
一方、階層型メニュー表示領域165には、5個のメニュー項目ボタン1661〜1665が一覧表示されている。このうち、最下位の5番目のメニュー項目ボタン1665は、図8に示す例においては、上記したようにその設定項目についてパラメータの設定を行っていないので、未設定のメニュー項目ボタンとして表示されている。また、1〜4番目のメニュー項目ボタン1661〜1664は、既設定のメニュー項目ボタンとして表示され、それぞれのパラメータ表示窓1671〜1674には、各設定メニューにおいて設定されたパラメータ値「フルカラー」、「A4」、「100%」、「10部」が表示されている。
【0080】
このような構成からなる処理開始画面16において、階層型メニュー表示領域165内の各メニュー項目ボタン1661〜1664のパラメータ表示窓1671〜1674に表示されているパラメータ値がすべて所望の値に設定されていることが確認された後、コピー開始ボタン164が押されると、設定された各パラメータ値から特定される処理種類及び動作条件によって、複写動作の実行が開始される。そして、処理実行画面が作成されるとともに、表示される画面が処理実行画面へと移行する。
【0081】
図9は、本実施例における処理実行画面17の構成を示す図である。この処理実行画面17は、設定画面11〜14による各パラメータの設定と、処理開始画面16によるパラメータ値の確認とが終了した後に、複写動作の実行中に表示される画面である。したがって、処理実行画面17には、設定メニューの階層構造及び既設定のパラメータ値が表示される階層型メニュー表示領域は設けられておらず、指示メニュー表示領域170と、その上方の指示内容表示窓171とが画面内に配置されている。
【0082】
指示メニュー表示領域170には、実行中の複写動作において選択され実行されているコピーの種類を、アニメーションなどの画像によって表示する処理種類表示窓172と、設定された部数のうち何部目の複写動作を実行中であるかを表示する処理状況表示窓173とが設けられている。また、処理種類表示窓172の右側には、複写動作の実行を途中で強制的に中止させるためのコピー中止ボタン174が表示されている。図9においては、設定された部数の値10部に対して、6部目の複写動作を実行中の状態での処理実行画面17を示している。
【0083】
この処理実行画面17が表示されている状態で複写動作の実行を継続し、指定された複写動作がすべて終了すると、階層型メニューによって設定された各パラメータ値に基づく複写動作を終了する。そして、処理終了画面が作成されるとともに、表示される画面が処理終了画面へと移行する。
【0084】
図10は、本実施例における処理終了画面18の構成を示す図である。この処理終了画面18には、処理実行画面17と同様に、指示メニュー表示領域180と、その上方の指示内容表示窓181とが画面内に配置されている。
【0085】
指示メニュー表示領域180には、複写動作の終了、あるいは動作終了後の指示事項等について表示する終了指示表示窓182が設けられている。また、終了指示表示窓182の右側には、同じパラメータ設定で続けて複写動作を行うための続けてコピーボタン183と、複写動作の終了を確認させるための確認ボタン184とが配置されている。
【0086】
この処理終了画面18において、確認ボタン184が押されると、複写動作がすべて終了され、各設定項目に対して設定されているパラメータ値がクリアされる。そして、次の複写動作に対するパラメータの設定を開始可能とするため、表示される画面が再び第1の設定画面であるコピーの種類設定画面11に移行して、操作者による入力待ちの状態となる。以上が、本実施例におけるメニュー操作装置及び画像処理装置における基本的なメニュー操作方法の操作手順である。
【0087】
ここで、階層型メニュー表示領域において表示されているメニュー項目ボタンの、設定メニュー選択機能(設定画面移動機能)について説明する。
【0088】
階層型メニューに含まれている5つの設定メニューのそれぞれは、メニューの階層構造により、その設定メニューよりも上位にある設定メニューでのパラメータの設定が終了していないと、メニュー操作を行うことができないようになっている。一方、操作済みでパラメータが既設定の設定メニューについては、それよりも下位の設定メニューを操作している時点で、設定されているパラメータ値を変更または確認するなど、既設定の設定メニューを再操作する必要を生じる場合がある。
【0089】
これに対して、本実施例によるメニュー操作装置及び画像処理装置では、パラメータが既設定である設定メニューについて、階層型メニュー表示領域に一覧表示されているメニュー項目ボタンを参照して、その時点で表示されている設定中の設定画面から、既設定の設定画面に直接に戻ることが可能とされている。
【0090】
すなわち、階層型メニューでの最上位の設定メニューに対応している設定画面11を除き、他の設定画面12〜14においては、その設定画面で操作させる設定メニューよりも上位の設定メニュー(設定画面)に対応するメニュー項目が、それぞれの階層型メニュー表示領域内に既設定のメニュー項目ボタンとして表示されている。これらの既設定のメニュー項目ボタンを、設定メニュー及び設定画面を選択して戻るための設定メニュー選択ボタンとして機能させることによって、上記したように再操作したい設定メニューに対応する設定画面に直接戻ることが可能となる。
【0091】
このように設定メニュー選択ボタンとして機能させることが可能なメニュー項目ボタンとしては、サイズ設定画面12(図5)においては、メニュー項目ボタン1261が、倍率設定画面13(図6)においては、メニュー項目ボタン1361、1362が、また、部数設定画面14(図7)においては、メニュー項目ボタン1461〜1463がある。
【0092】
例えば、図7に示した状態の部数設定画面14において、コピーの種類設定メニューに対応するメニュー項目ボタン1461が押されると、選択された「コピーの種類」設定メニュー以外で、パラメータが既設定の「用紙サイズ」及び「倍率」設定メニューでのパラメータ値が保持されたまま、表示される画面が種類設定画面11へと戻る。
【0093】
このときの戻った種類設定画面11の状態を図11に示す。ここで、戻る前に操作中であった「部数」設定メニューに対応するメニュー項目ボタン1164は、パラメータが未設定のまま部数設定画面14から種類設定画面11へと戻ったために、未設定のメニュー項目ボタンとして表示されている。
【0094】
また、メニュー項目ボタン1161は、(再)設定中のメニュー項目ボタンとして、図4に示す通常の種類設定画面11の場合における設定中のメニュー項目ボタンと同様に、設定メニュー表示領域110にタグ状に接続されて表示される。ここで、戻る前に設定されていたパラメータ値「フルカラー」は、パラメータの再設定のためにクリアされて、パラメータ表示窓1171が未設定の状態とされている。
【0095】
また、図4においては、メニュー項目ボタン1162〜1165は、いずれも設定中のメニュー項目ボタン1161よりも下位でパラメータが未設定のメニュー項目ボタンとして表示されている。これに対して、図11においては、下位のメニュー項目ボタン1162〜1165のうち、「用紙サイズ」メニュー項目ボタン1162及び「倍率」メニュー項目ボタン1163は、戻る前にパラメータが既設定となっていた設定メニューに対応している。このため、これらのメニュー項目ボタン1162、1163は既設定のメニュー項目ボタンとして表示されるとともに、そのパラメータ表示窓1172、1173に、設定されているパラメータ値「A4」、「100%」がそれぞれ表示される。
【0096】
この種類設定画面11において、パラメータの変更前に設定されていたパラメータ値「フルカラー」とは異なるパラメータ値「白黒」を選択するパラメータ入力ボタン112bが押されると、この「白黒」が種類設定メニューにおけるパラメータとして再設定される。そして、表示される画面が、この画面へと戻る前に先に設定中であった部数設定画面14へと自動的に復帰する。このとき、部数設定画面14は、図12に示すようになり、「コピーの種類」メニュー項目ボタン1461内のパラメータ表示窓1471に表示されるパラメータ値が、「フルカラー」から「白黒」に変更される(図7参照)。
【0097】
なお、図11に示した種類設定画面11に戻る前の部数設定画面14(図7)は、設定するパラメータである部数の値が10部としてテンキー部143aから入力され、部数表示窓143bに表示された状態にある。ただし、確認ボタン144が押されていないため、この入力された部数10部は、パラメータとして設定(確定)されていない。
【0098】
この状態で、上記したように上位で既設定の種類設定画面11に戻り、パラメータの再設定を行った場合、再設定終了後に先に設定中の部数設定画面14に復帰したときに、確定されていない状態で入力済みだったパラメータの部数値「10部」が保持されていることが好ましい。図12においては、このパラメータ値が保持されていることに対応して、復帰した部数設定画面14の部数表示窓143bにおいて、入力されていた部数の値「10部」が復帰した時点で表示されている。
【0099】
また、各メニュー項目ボタンのうち、未設定のメニュー項目ボタンについては、その設定メニューに対応する設定画面に移動するための設定メニュー選択ボタンとしては機能せず、単にメニュー項目を表示する表示部となっている。
【0100】
上記した実施形態及び実施例によるメニュー操作方法、メニュー操作装置、及び画像処理装置においては、階層型メニューに含まれる各設定メニューに対応する設定画面の構成について、設定メニューの設定項目やパラメータ値の選択肢等を表示する設定メニュー表示領域に加えて、階層型メニュー表示領域を設けている。そして、この階層型メニュー表示領域内に、各階層の設定メニュー(設定画面)にそれぞれ対応している複数のメニュー項目ボタンを表示するとともに、それらのメニュー項目ボタンを、設定メニューの階層構造で上位にあるものほど画面上の上側に表示されるように、上下方向に配列させて一覧表示している。
【0101】
このとき、操作者は、複写動作の処理種類及び動作条件を特定するパラメータの設定を行っている階層型メニューについて、その階層数、すなわち含まれている設定メニューの個数や、それらが操作される順番など、メニューの階層構造についての情報を得ることができる。また、現設定画面で操作中の設定メニューに対応するメニュー項目ボタンの一覧表示内での配置から、その設定メニューが階層構造中でどこに位置しているかの情報を得ることができる。
【0102】
これによって、例えば既設定の設定メニューでのパラメータについて再設定を行いたい場合に、再設定を行うための操作手順を一覧表示から把握することが可能となるなど、階層型メニューを用いたメニュー操作方法及びメニュー操作装置における操作手順を簡単化することができる。したがって、パラメータ設定のためのメニュー操作の操作性が向上されるとともに、操作者による設定ミスや操作ミスなどの発生についても、この操作手順の簡単化によって抑制することが可能となる。
【0103】
また、上記した実施例においては、各設定メニューにおけるパラメータの設定について、既設定のメニュー項目ボタンと、設定中のメニュー項目ボタンと、未設定のメニュー項目ボタンとで、それぞれの表示形式を異なるものとして、互いに区別可能に表示している。これによって、各時点でのそれぞれの設定メニューの操作状況またはパラメータの設定状況についても、メニュー項目ボタンの一覧表示から確認することができる。
【0104】
また、既設定のメニュー項目ボタンについて、パラメータ表示部を設けて既設定のパラメータ値を表示しておくことによって、下位の設定メニューの操作中においても、上位の設定メニューで設定したパラメータ値を確認することが可能となる。このとき、既設定の設定メニューの再操作のうち、パラメータの確認については、設定画面を戻す必要がなくなり、操作が簡単化される。
【0105】
さらに、一覧表示されているメニュー項目ボタンのうち、既設定のメニュー項目ボタンに対して、そのメニュー項目ボタンに対応する設定画面及び設定メニューに戻るための設定メニュー選択機能を付加している。このとき、設定メニューの再操作を行いたい設定画面に戻る場合に、階層型メニュー表示領域内の一覧表示を参照しつつ戻るべき設定画面がどれであるかを確認した後、メニュー項目ボタンによって所望の設定画面に直接に戻ることが可能となる。
【0106】
これによって、パラメータの再設定時などにおける操作手順が少なくなり、階層型メニューの操作性がさらに向上される。なお、上記した実施例では、メニュー項目を、一覧表示と設定メニュー選択の両方の機能を有するものとして用いているが、メニュー項目は一覧表示と設定メニューの確認のみに用いても良い。この場合、メニュー項目の一覧表示から所望の設定画面がどれであるかを確認した後、メニュー項目とは別に設けられた設定メニュー選択手段によってその設定画面(設定メニュー)に戻る構成が可能である。また、戻るべき設定画面に到達するまでに設定画面をいくつ戻ればいいかの必要な階層数を一覧表示から確認した後、1画面前に戻るボタンをその回数だけ押すなどの操作手順を用いても良い。
【0107】
また、メニュー項目ボタンによって上位の設定メニューに対応した設定画面に戻った後、再び設定中だった設定メニューに自動的に復帰することによって、再設定後に元の操作手順に容易に復帰可能としている。また、このように元の設定画面に復帰したときに設定中だったパラメータ値を保持しておくことによって、パラメータの再入力を不要としている。これらによっても、メニュー操作性がさらに向上される。
【0108】
ただし、戻った設定画面での設定メニューの再操作終了後、自動的に設定画面を復帰させずに、操作者が手動で設定画面を移動する構成としても良い。この場合、再操作を行った設定メニューよりも下位で既設定の設定メニューがあれば、その設定メニューに対応するメニュー項目ボタンを押して設定画面を移動するなどの方法が可能である。
【0109】
なお、5つの設定メニューのうち、(5)その他の設定メニューについては、複写動作を実行するために必ずしもパラメータの設定が必要とはならない設定メニュー(以下、オプション設定メニューという)である。このため、この設定メニューは、最下位の設定メニューとされるとともに、他の設定メニューに対する各設定画面11〜14に相当する設定画面を持たず、この設定メニューを操作しなくても、複写動作の実行を開始することが可能とされている。
【0110】
その他の設定メニューは、複数のオプション設定メニューを含んで構成されている。そして、それらのオプション設定メニューを操作してパラメータのオプション設定を必要に応じて行うため、図7に示すように、部数設定画面14の設定メニュー表示領域140内に、4個のオプション設定ボタン152a〜152dが配置されている。本実施例においては、その他の設定メニューにおいてパラメータのオプション設定が可能なオプション設定項目として、「中央合わせ」、「中消し(本)」、「原稿の種類」、「濃度」の4つの設定項目が設けられている。
【0111】
これらのオプション設定項目は、上記したオプション設定ボタン152a〜152dによってそれぞれ選択することができる。オプション設定ボタン152a〜152dのいずれかが押されると、押されたオプション設定ボタンに対応するオプション設定項目のパラメータを設定するためのオプション設定メニューが、オプション設定画面によって表示される。
【0112】
図13は、本実施例におけるオプション設定画面の一例として、「原稿の種類」オプション設定メニューを操作させるための原稿の種類オプション設定画面21の構成を示す図である。部数設定画面14において、オプション設定項目「原稿の種類」を選択するオプション設定ボタン152cが押されると、表示される画面がオプション設定画面21へと移行する。このオプション設定画面21には、オプション設定メニュー表示領域210と、その上方に配置される指示内容表示窓211とが表示されている。
【0113】
オプション設定メニュー表示領域210には、このオプション設定画面21において設定を行う原稿の種類オプション設定メニューが表示され、パラメータを入力させるための4個のパラメータ入力ボタン212a〜212dが配置されている。また、その右下方に、オプション設定を取り消すための設定取り消しボタン213と、入力されたパラメータ値を確認して確定させるための確認ボタン214とが表示されている。
【0114】
図13においては、原稿の種類オプション設定メニューの設定項目「原稿の種類」に対して、設定可能なパラメータ値「文字/写真」、「文字」、「写真」、「地図」のうち、「写真」を選択するパラメータ入力ボタン212cが押された状態を示している。選択されているパラメータ入力ボタンは、ボタンの色などの表示形式を選択前とは異なるものとすること(図中では斜線で図示している)で、選択されていることが示される。そして、この状態で確認ボタン214が押されると、「原稿の種類」が「写真」に確定され、パラメータとしてオプション設定されて、再び部数設定画面14へと復帰する。
【0115】
このように、その他の設定メニューに含まれるオプション設定メニューにおいてパラメータの設定が行われると、図14に示すように、部数設定画面14内の設定メニュー表示領域140において、オプション設定ボタン152cが選択された状態(斜線で図示)で表示される。また、階層型メニュー表示領域145において、その他の設定メニューに対応する5番目のメニュー項目ボタン1465が、既設定のメニュー項目ボタンとして表示されるとともに、そのパラメータ表示窓1475に、原稿の種類オプション設定メニューにおいて設定されたパラメータの値「写真」が表示される。
【0116】
また、その後の処理開始画面16(図8)においても、同様に、メニュー項目ボタン1665が既設定のメニュー項目ボタンとして表示されるとともに、パラメータ表示窓にオプション設定されたパラメータ値「写真」が表示される。
【0117】
図13に示したようなオプション設定画面は、「原稿の種類」以外のオプション設定項目「中心合わせ」、「中消し(本)」、「濃度」に対してもそれぞれ同様に作成される。そして、それらの設定項目を選択するオプション設定ボタン152a、152b、152dが押された場合には、それぞれのオプション設定メニューに対応するオプション設定画面が表示されて、パラメータのオプション設定が行われる。
【0118】
ここで、部数設定画面14のメニュー項目ボタン1465に表示されるパラメータ表示窓1475は、上記した4つのオプション設定項目に対応して4つに区画されており、それぞれオプション設定が行われたパラメータ値が表示可能に構成されている。この構成は、他の設定画面での5番目の「その他の設定」メニュー項目ボタンについても、それぞれ同様である。
【0119】
また、オプション設定画面21において、オプション設定メニュー表示領域210の下部にある設定取り消しボタン213を押した場合には、原稿の種類のパラメータが設定されない状態で、図7に示す部数設定画面14に復帰する。これは、他のオプション設定画面についても同様である。また、各オプション設定画面においては、設定画面11〜14にあるような階層型メニュー表示領域は設けられていないが、必要があれば、通常の設定画面と同様に階層型メニューをも表示する構成としても良い。
【0120】
さらに、設定画面11〜14で操作される各設定メニューにおいても、設定メニュー表示領域に表示されているパラメータ入力ボタンのうちのいくつかは、パラメータを詳細に設定させるためのサブメニューを有している。このようなサブメニューを有するものとしては、種類設定画面11(図4)の種類設定メニューにおいては、「単色カラー」入力ボタン112c(図15に示すサブメニュー表示部114c参照)、「写真焼き増し」入力ボタン112d(図16に示すサブメニュー表示部114d参照)、「写真コピー」入力ボタン112e、及び「ポスター」入力ボタン112fがある。
【0121】
また、サイズ設定画面12(図5)のサイズ設定メニューにおいては、「官製はがき」入力ボタン122e、及び「厚紙」入力ボタン122f(図17に示すサブメニュー表示部124f参照)がある。また、倍率設定画面13(図6)の倍率設定メニューにおいては、「縮小」入力ボタン132b、「拡大」入力ボタン132c(図18に示すサブメニュー表示部134c参照)、及び「ズーム」入力ボタン132dがある。
【0122】
各サブメニューは、いずれも各設定メニューでの必須の設定項目に対するパラメータを詳細に設定させるためのものであり、必須ではないオプション設定項目に関するオプション設定メニューとは異なる。そのため、図15〜18の例に示すように、これらのサブメニューは、いずれも設定画面11〜13での他の画面領域における表示内容を保持しつつ、設定メニュー表示領域110、120、130内の右側部分に、対応するパラメータ入力ボタンと接続されて表示される。そして、それぞれのサブメニュー表示部内にさらに表示されたパラメータ入力ボタン等によって、詳細なパラメータ値の入力が行われる。例えば、図17に示したサブメニュー表示部124fでは、厚紙のサイズのパラメータ値として「A4」入力ボタンが押されて選択されて、確認待ちとなっている状態が例として示されている。
【0123】
本実施例のメニュー操作方法における上記した操作手順以外の操作手順について、さらに説明しておく。
【0124】
まず、各設定項目のパラメータに対する既設定値または初期値の選択について説明する。
【0125】
あるパラメータ設定での複写動作を終了した後、操作者が設定されているパラメータの値である既設定値をそのまま選択して、複写動作を続けて行いたい場合がある。このような既設定値の選択に対して、上記した実施例では、複写動作の終了後に表示される処理終了画面18において、その指示メニュー表示領域180内の右側に、続けてコピーボタン183を設けている(図10参照)。
【0126】
例えば、必須の設定項目である「コピーの種類」、「用紙サイズ」、「倍率」、「部数」のパラメータ値として、それぞれ「フルカラー」、「A4」、「100%」、「10部」を設定して、複写動作を行う。複写動作が終了すると、処理終了画面18が表示される。
【0127】
このとき、処理終了画面18には、設定されているパラメータの値をクリアする確認ボタン184に加えて、設定されているパラメータの値を用いて次の複写動作を続けて行うことを指示するための続けてコピーボタン183が表示されている。続けてコピーボタン183が押されて、既設定値による再度の複写動作が指示されると、メニュー操作制御部40の設定制御部42において、上記した各パラメータの既設定値がそのまま保持されて、それぞれの設定項目に対するパラメータ値として再び設定される。
【0128】
そして、この既設定値が保持された状態で、複数の設定画面のうちで最後の設定画面、すなわち、処理開始画面16の1画面前となる部数設定画面14(図7)へと移行する。ここで、それぞれのパラメータ値について既設定値から変更する必要がなければ、確認ボタン144が押されることによって処理開始画面16(図8)へと移行し、前回の複写動作と同じパラメータの既設定値による複写動作の再度の実行開始が可能な状態となる。
【0129】
また、既設定値以外にも、複写動作を行うための各設定項目のパラメータに対して、最も頻繁に使用されるパラメータ値をあらかじめ初期値として与えておき、操作者がこの初期値による設定を選択可能にしておく場合がある。このような初期値の選択に対して、上記した実施例では、複数の設定画面のうちで最初の設定画面、すなわち、コピーの種類設定メニューに対応した最上位の種類設定画面11において、その設定メニュー表示領域110内の右側に、初期設定ボタン113を設けている(図4参照)。
【0130】
例えば、必須の設定項目である「コピーの種類」、「用紙サイズ」、「倍率」、「部数」のパラメータ値として、それぞれ「フルカラー」、「A4」、「100%」、「10部」を初期値として与えておく。ただし、これらの初期値は、自動的には選択または表示等はされない。
【0131】
このとき、最初の設定画面である種類設定画面11には、設定項目「コピーの種類」に対するパラメータ値を設定するパラメータ入力ボタン112a〜112fに加えて、あらかじめ与えられているパラメータの初期値を用いて複写動作を行うことを指示するための初期設定ボタン113が表示されている。初期設定ボタン113が押されて、初期値による複写動作が指示されると、メニュー操作制御部40の設定制御部42において、上記した各パラメータの初期値がパラメータ値として選択されて、それぞれの設定項目に対するパラメータ値として設定される。
【0132】
そして、この初期値が設定された状態で、最初の設定画面である種類設定画面11から、直ちに、パラメータの設定をすべて終了した後に表示される処理開始画面16(図8)へと移行し、初期値による複写動作の実行開始が可能な状態となる。
【0133】
以上の既設定値または初期値の選択方法について、各画面の移行フローによるフローチャートによって示すと、図19のようになる。まず、複写動作のためのパラメータの設定が、最初の設定画面において開始される(ステップS101)と、パラメータに対して初期値を選択するかどうかの指示が行われる(S102)。
【0134】
最初の設定画面において、パラメータ入力ボタンが押されれば、初期値は選択されずに、続く設定画面について順次操作が行われて、最後の設定画面にいたる(S103)。最後の設定画面でのパラメータ設定が終了したら、処理開始画面に移行して(S105)、複写動作が開始可能な状態となる。一方、最初の設定画面において、初期設定ボタンが押されれば、初期値が選択されてパラメータとして設定される(S104)とともに、直ちに処理開始画面に移行する(S105)。
【0135】
処理開始画面において、コピー開始ボタンが押されると、複写動作が開始されるととともに処理実行画面が表示され(S106)、続いて、複写動作が終了して処理終了画面が表示される(S107)。
【0136】
次に、パラメータに対して既設定値を選択して再度複写動作を行うかどうかの指示が行われる(S108)。
【0137】
処理終了画面において、終了の確認ボタンが押されれば、既設定値は選択されずに、設定されているパラメータの値がクリアされる(S109)。そして、複写動作が終了されて次の複写動作へのパラメータ設定待ちの状態となる。一方、処理終了画面において、続けてコピーボタンが押されれば、既設定値が選択されてパラメータとして保持される(S110)とともに、最後の設定画面に移行する(S103)。
【0138】
このように、既設定値または初期値の選択を行うことによって、階層型メニューの各設定メニューを操作しなくても、既設定値または初期値を各パラメータに設定することが可能となり、その操作手順が簡単化される。また、既設定値を選択した場合には、処理開始画面に直接戻らずに、最後の設定画面に戻ることとしている。このとき、既設定のパラメータの値を確認する機会が操作者に与えられるので、誤った設定値による操作ミスなどが抑制される。一方、初期値を選択した場合には、処理開始画面に移行することとしている。このとき、操作者は、直ちに処理動作の開始を指示することができるので、操作手順を極力減らすことが可能となる。
【0139】
なお、上記のように既設定値または初期値を選択した場合でも、部数設定画面14または処理開始画面16で既設定の各メニュー項目ボタンを押せば、対応する設定画面に戻って既設定値または初期値のうちの一部を変更することが可能である。
【0140】
次に、処理実行画面におけるコピーの種類の表示について説明する。
【0141】
本実施例での処理実行画面17においては、上述したように、その指示メニュー表示領域170内に処理種類表示窓172が設けられている(図9参照)。この処理種類表示窓172は、複数種類の画像形成のうちで選択されたものの種類を表す処理種類識別画像を表示するものであり、複写動作の実行中に、種類設定画面11の種類設定メニューによって設定されたコピーの種類(処理種類)に対応したアニメーションが表示される。図9においては、実行中の複写動作でのコピーの種類がフルカラー処理であることに対応して、4色のインクが用紙に供給されるアニメーションをフルカラー画像で表示している。
【0142】
このような処理種類識別画像を表示する処理種類表示窓172を処理実行画面17に設けることによって、その複写動作において選択され実行されているコピーの種類を、操作者が容易に目視して確認可能となる。例えば、表示されているアニメーションによって設定したコピーの種類が誤りであることを確認した場合には、操作者は直ちに、同じ処理実行画面17に表示されているコピー中止ボタン174を押して、複写動作を強制的に中止させることができる。
【0143】
なお、設定されたコピーの種類が、白黒処理であれば、図20に示すように、ブラックのみの1色のインクが用紙に供給される白黒画像のアニメーションが、処理種類表示窓172に表示される。また、単色カラー処理であれば、対応する単色カラーのインクが用紙に供給される単色カラー画像のアニメーションが、処理種類表示窓172に表示される。
【0144】
本発明によるメニュー操作方法、メニュー操作装置、及び画像処理装置は、上記した実施形態及び実施例に限られるものではなく、様々な変形が可能である。設定メニューを操作させるための設定画面などの表示画面については、上記した実施例の構成に限られず、様々な構成を用いることができる。
【0145】
例えば、階層型メニュー表示領域については、上記した例ではいずれも画面の左側に設けているが、これ以外の位置に設けても良い。また、メニュー項目による階層構造の表示形式についても、メニュー項目に番号を付したり、メニュー項目を矢印で結ぶなど、様々な表示方法が可能である。また、パラメータが既設定、設定中、及び未設定のメニュー項目の表示方法については、すべて同一の表示方法としても良い。あるいは、メニュー項目を文字データによって表示せず、各設定項目を特定可能なアイコン画像などを用いても良い。
【0146】
また、階層型メニューの階層構造としては、各階層でそれぞれ1つずつの設定メニューがあるものや、または、枝分かれしていくツリー構造のものなど、様々な階層構造を適用可能である。また、階層型メニュー表示領域には、階層型メニューの全操作フローを表示しても良いし、各時点で必要な一部のフローを表示しても良い。
【0147】
また、各設定メニューの操作手順についても、様々な変形が可能である。例えば、上記した複写機の実施例での5つの設定メニューの設定項目のうち、3番目の「倍率」については、等倍となる100%が用いられるのが通常である。これに対して、この倍率設定メニューのみパラメータの初期値として100%を設定しておき、用紙サイズ設定画面での用紙サイズの設定が終了した後、倍率については初期値100%を自動設定して、直ちに部数設定画面に移行するようにしても良い。ただし、このように構成した場合でも、「倍率」メニュー項目ボタンを押して倍率設定画面に戻れば、倍率を100%以外の値に設定することが可能である。
【0148】
また、「コピーの種類」において、パラメータ値「写真焼き増し」を選択したときなどには、用紙サイズ及び倍率が既定値に固定される必要がある。このような場合、用紙サイズ及び倍率については写真焼き増しに対する既定値を自動設定するとともに、変更できないようにすることが好ましい。また、このように変更不可能なパラメータについては、メニュー項目ボタン内のパラメータ表示窓において、通常とは異なる表示形式でパラメータ値を表示することによって、変更できないことを操作者に示しておくことが可能である。
【0149】
【発明の効果】
本発明による操作方法、及び操作装置においては、複数の項目に関する設定を、予め決められた順に逐次行うものにおいて、複数の設定画面のうち1つの設定画面が表示されている際に、複数の項目を表示するので、操作者は、表示されている設定画面が逐次設定を行う複数の項目のうちどの位置にあるかの情報を得ることができ、操作性が向上できる。また、既設定の項目と、設定中の項目と、未設定の項目とを区別可能に表示するので、既設定の項目と、設定中の項目と、未設定の項目との区別が可能となる。
【0151】
さらに、本発明による操作方法、及び操作装置においては、既設定の項目に対し、設定されている値を表示するので、設定されている値を容易に確認できる。また、複数の設定画面のうち1つの設定画面が表示されている際に、既設定の項目に関する設定画面を表示させる操作を行うことが可能であるので、既設定の項目に対する再設定が可能となる。また、既設定の項目に関する設定画面を表示し、該項目に関する設定をした後、既設定の項目に関する設定画面を表示する以前に表示されていた設定画面に自動復帰するので、簡単に以前に表示されていた設定画面に復帰することができる。また、以前に表示されていた設定画面に復帰するときに、先に設定されていた状態を保持するので、操作の簡単化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】メニュー操作装置の一実施形態の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したメニュー操作装置に用いられるハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
【図3】メニュー操作装置が適用される画像処理装置の一実施例である複写機の基本構成を示す構成図である。
【図4】第1の設定画面であるコピーの種類設定画面の一例の構成を示す図である。
【図5】第2の設定画面である用紙サイズ設定画面の一例の構成を示す図である。
【図6】第3の設定画面である倍率設定画面の一例の構成を示す図である。
【図7】第4の設定画面である部数設定画面の一例の構成を示す図である。
【図8】処理開始画面の一例の構成を示す図である。
【図9】処理実行画面の一例の構成を示す図である。
【図10】処理終了画面の一例の構成を示す図である。
【図11】第1の設定画面であるコピーの種類設定画面の他の例の構成を示す図である。
【図12】第4の設定画面である部数設定画面の他の例の構成を示す図である。
【図13】原稿の種類オプション設定画面の一例の構成を示す図である。
【図14】第4の設定画面である部数設定画面の他の例の構成を示す図である。
【図15】第1の設定画面であるコピーの種類設定画面の他の例の構成を示す図である。
【図16】第1の設定画面であるコピーの種類設定画面の他の例の構成を示す図である。
【図17】第2の設定画面である用紙サイズ設定画面の他の例の構成を示す図である。
【図18】第3の設定画面である倍率設定画面の他の例の構成を示す図である。
【図19】既設定値または初期値の選択方法について示すフローチャートである。
【図20】処理実行画面の他の例の構成を示す図である。
【符号の説明】
1…表示装置、10…表示面、11…コピーの種類設定画面、12…用紙サイズ設定画面、13…倍率設定画面、14…部数設定画面、16…処理開始画面、17…処理実行画面、18…処理終了画面、21…原稿の種類オプション設定画面、
110…設定メニュー表示領域、111…指示内容表示窓、112…パラメータ入力ボタン、113…初期設定ボタン、115…階層型メニュー表示領域、116…メニュー項目ボタン、117…パラメータ表示窓、119…設定やり直しボタン、144…確認ボタン、164…コピー開始ボタン、172…処理種類表示窓、174…コピー中止ボタン、183…続けてコピーボタン、184…確認ボタン、
3…入力装置、3a…タッチパネル、4…CPU、4a…ROM、4b…RAM、4c…外部記憶装置、40…メニュー操作制御部、41…表示制御部、42…設定制御部、43…処理動作指示部、46…メニューデータ格納部、47…パラメータデータ格納部、
CM…複写機、50…画像読取部、52…本体、60…画像形成部、62…給紙部。
Claims (8)
- 所定の順序を有する複数の設定項目のそれぞれに対応するパラメータの値を、前記所定の順序に基づいて逐次設定する操作方法であって、
前記複数の設定項目に含まれる設定項目に対応するパラメータの値を設定する設定表示画面、及び前記複数の設定項目を一覧表示する一覧表示画面を有する設定画面を表示手段に表示する表示ステップと、
操作者からの入力を受け付ける入力ステップと、
前記入力ステップで入力された前記パラメータの値に基づいて、前記表示手段に表示された前記設定表示画面における前記パラメータの値の設定を行う制御ステップとを備え、
前記表示ステップは、
前記一覧表示画面において、前記複数の設定項目について、対応するパラメータの値が設定済である設定済設定項目と、対応するパラメータの値が前記設定表示画面で設定可能である設定中設定項目と、対応するパラメータの値を設定する順番になる前の未設定設定項目とを互いに区別可能に前記表示手段に表示し、
前記制御ステップは、
前記一覧表示画面において、前記設定済設定項目を設定されている前記パラメータの値とともに前記表示手段に表示させ、
前記設定表示画面での前記設定中設定項目に対応する前記パラメータの値の設定が行われると、前記設定表示画面の表示を、前記所定の順序に基づいて次の設定項目についての設定表示画面に切り換えて前記表示手段に表示させるとともに、
前記一覧表示画面において、前記パラメータの値の設定が行われた設定項目の表示を設定中設定項目から設定済設定項目に切り換えて設定された前記パラメータの値とともに前記表示手段に表示させ、前記次の設定項目の表示を設定中設定項目に切り換えて前記表示手段に表示させる
ことを特徴とする操作方法。 - 前記制御ステップは、前記入力ステップで入力された指示内容に基づいて、前記設定表示画面の表示を、前記設定済設定項目のうちで指示された設定項目についての設定表示画面に切り換えて前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1記載の操作方法。
- 前記制御ステップは、前記指示された設定項目についての前記設定表示画面での前記パラメータの値の設定が行われると、前記設定表示画面の表示を、先に設定中の設定項目についての設定表示画面へ復帰させて前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項2記載の操作方法。
- 前記制御ステップは、前記先に設定中の設定項目についての前記設定表示画面へ復帰するときに、先に入力されていた前記パラメータの値が保持された状態で前記設定表示画面へ復帰させて前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項3記載の操作方法。
- 所定の順序を有する複数の設定項目のそれぞれに対応するパラメータの値を、前記所定の順序に基づいて逐次設定する操作装置であって、
前記複数の設定項目に含まれる設定項目に対応するパラメータの値を設定する設定表示画面、及び前記複数の設定項目を一覧表示する一覧表示画面を有する設定画面を表示する表示手段と、
操作者からの入力を受け付ける入力手段と、
前記入力手段から入力された前記パラメータの値に基づいて、前記表示手段に表示された前記設定表示画面における前記パラメータの値の設定を行う制御手段とを備え、
前記表示手段は、
前記一覧表示画面において、前記複数の設定項目について、対応するパラメータの値が設定済である設定済設定項目と、対応するパラメータの値が前記設定表示画面で設定可能である設定中設定項目と、対応するパラメータの値を設定する順番になる前の未設定設定項目とを互いに区別可能に表示し、
前記制御手段は、
前記一覧表示画面において、前記設定済設定項目を設定されている前記パラメータの値とともに前記表示手段に表示させ、
前記設定表示画面での前記設定中設定項目に対応する前記パラメータの値の設定が行われると、前記設定表示画面の表示を、前記所定の順序に基づいて次の設定項目についての設定表示画面に切り換えて前記表示手段に表示させるとともに、
前記一覧表示画面において、前記パラメータの値の設定が行われた設定項目の表示を設定中設定項目から設定済設定項目に切り換えて設定された前記パラメータの値とともに前記表示手段に表示させ、前記次の設定項目の表示を設定中設定項目に切り換えて前記表示手段に表示させる
ことを特徴とする操作装置。 - 前記制御手段は、前記入力手段から入力された指示内容に基づいて、前記設定表示画面の表示を、前記設定済設定項目のうちで指示された設定項目についての設定表示画面に切り換えて前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項5記載の操作装置。
- 前記制御手段は、前記指示された設定項目についての前記設定表示画面での前記パラメータの値の設定が行われると、前記設定表示画面の表示を、先に設定中の設定項目についての設定表示画面へ復帰させて前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項6記載の操作装置。
- 前記制御手段は、前記先に設定中の設定項目についての前記設定表示画面へ復帰するときに、先に入力されていた前記パラメータの値が保持された状態で前記設定表示画面へ復帰させて前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項7記載の操作装置。
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