JP4185327B2 - 両歯面噛合い試験装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、請求項1の前文にしたがった、バックラッシのない回転をする噛合い歯車を備えた歯車試験装置に関する。この類の装置は、DE 34 15 631 C2で知られている。
【0002】
【従来の技術】
上記のような装置は、例えばあらかじめホブ切りされた歯車の歯を、該工作物に次の作業ステップが実行される前に試験するために、自動化された歯車生産ラインでしばしば用いられる。著しく形状不良の歯車が不必要にさらに処理されたり次の作業ステップの邪魔をしたりして、工具磨耗の増加若しくは工具の破壊さえ生じることを防ぐことがこれにより可能となる。そのような歯車は時間通りに発見され、試験の結果として生産から除去される。
【0003】
この目的のために、各歯車は自動的に試験装置に送込まれ、回転の固定軸を有するようなモーター駆動の固定軸上にクランプされる。往復スライダ上でゆるみをもって回転をするような噛合い歯車、若しくは親歯車は、安全停止位置から試験歯車へ向かって前進し、自動的に試験歯車と噛合うようにされる。両歯車の歯が両歯面で接触した後、いわゆる試験中心間距離「a」の位置に十分な試験用の力が存在するように、往復スライダはばねの力に対抗する向きに幾分変位する。次に、軸は噛合い歯車がきつく噛合い従動するような試験歯車と共に少なくとも1回完全に回転する。歯車の狂いは、往復スライダの中心間距離方向の往復運動を生じさせる。これらの中心間距離の変化が測定され、もし与えられている上側若しくは下側の許容限界を過ぎた場合は試験歯車はえり分けられる。
【0004】
明らかに、そのような自動試験装置は絶え間なく、より発展している。これに対しての主要な選択基準は、高い動作信頼性、異なる歯のシステムへの適用性、及び可能な限り多くの情報を含むような試験結果である。例えば、説明した両歯面噛合い試験に対して用いられ得るような多くの試験装置が既に知られている。ここで示すのはほんの少数である。
DE 34 15 631 C2にしたがった両歯面噛合い試験装置は、噛合い歯車に向かって方向付けされた磁石によって、ゆるみをもって従動する噛合い歯車が特定の回転位置に保持され、作業歯車が位置決め装置として割り当てられており、磁石若しくはセンサーと一緒に機能することを特徴とするような連結方法で自動的に作動される。これは連結に対して、噛合い歯車の歯が試験歯車の歯のギャップと正確に合致することを保証するためである。このことはさておき、この公開特許の図6に示される試験装置は従来の設計になっており、すなわち、可動第1スライダ14は機構的なばねFによって付勢され、第2スライダ16上に配置され、さらに該第2スライダ16は試験中心間距離を設定するためにベース2の平坦な案内18上にスライド可能に取付けられている。この特許では、空気圧シリンダー若しくはねじ付き軸を備えたステップ電動機のどちらがこの設定のために提供されたかは明らかにしていない。中心間距離±Δaは図6にしたがって、従来の電気的プローブによって測定される。
【0005】
より最近の実用新案DE 200 05 299 U1は歯車の品質を試験するための装置に関する。1つの歯面若しくは両歯面噛合いの原理にしたがって作動し、親歯車及びクランプ装置を有するような測定装置に加えて、この装置は試験部品を送込むための運搬方法及び噛合い試験の後にそれらを取り外すための方法も有している。その主要な特性は、鉛直軸の周りを回転するようなクランプ装置に取付けられた試験歯車及び親歯車及び、試験歯車をしっかり捕まえるためのグリッパーを有するような運搬方法である。すなわち、この測定装置は上述したDE 34 15 631 C2の試験装置とほとんど同じであるが以下の点が異なる:この特許の図6によれば、往復スライダ34がスライダ30の上に配置されておらず、むしろ両スライダが順々にベースプレート28上に配置されており;それらが長軸方向で同じ方向に運動できるように案内されており;それらが単にばねによる方法を介して相互接続されている。これは結合されていない往復スライダで高い精度を可能とするためである。さらに、この方法では歯車が回転する際の往復スライダ34の加速が、中心間距離の変化を直線エンコーダーで測定した場合よりも、センサー38によってより正確に測定されると言われている。
【0006】
さらに、公知の「testing machine, especially for gears」(DE 29 33 891 C2)は、センサーによって記録された中心間距離の変化から測定された信号の評価及び精度を処理している。これは、今や旧式となった搬送周波測定増幅器を含む。この公報は、歯車の歯のテーパ及びねじれ偏位を測定するために用いられるカルダン懸架プローブが図4に模式的に表されているという点においてのみ先行技術として重要である。しかしながら、このプローブは設計がとても複雑であり、自動化された生産ラインで用いるためには適切でない。
【0007】
米国特許第4,488,359号による発明「Automatic Gear Checking Structure and Method」は、測定の有効性を高めるために中心間距離に加えて親歯車の試験歯車に対しての回転の角度変化が測定されており、前記の特許明細書を改良したものである。ここで説明した回路は幾分かより最新のものになっているが、模式的にのみ再び示されるような装置の機構的な設計は、それ以上ほとんど発展していない。その図3によれば、水平軸98の周りを回転するように親歯車40はフォーク66で保持される。このフォーク66は円筒状シャフト68に一体化されており、このシャフト68は軸96の周りで容易に回動可能で、長軸方向90に同じベアリング内において容易に変位可能なように適合されている。誘導位置変換機20及び22は、試験プロセスで生じ得る運動を記録するためのものである。しかしながら、この発明では、例えばより大きな直径の歯車を試験するために、別の中心間距離が設定することが可能となるような第2のスライダ若しくは対応する方法は提供されていない。代わりに、回転可能な軸51を支持し、作業シリンダー48によって第2軸58と同軸に往復運動をし得るようなスライダ44がある。中心口径を有するような試験歯車38は、自動的に中心付けされ、この方法によってクランプされる。この目的のために、重力によって試験装置に試験歯車を送込むような傾斜路36が提供される。試験の後、スライダ44は後ろに移動し、試験歯車は外され、さらなる運搬のために第2傾斜路42上に降下する。
【0008】
DE 42 31 275 A1から知ることのできる、取付け装置が親歯車若しくは試験歯車を支持しているような両歯面噛合い試験装置は、モーター及びアクメねじ付けられた軸によって装置のベースに対して直線的に駆動され得る。
【0009】
両歯面噛合い試験装置は、中心間距離が固定されて歯車が試験される片歯面噛合い試験装置とはかなり異なっている。後者の場合には、2つの歯車が回転したときに、どのような歯でも歯面の1つだけが接触し、トランスミッション比から得られる理論上の正確な角度位置に対しての駆動する歯車の瞬間の角度の偏位が測定される。例えば、この類の装置は米国特許第3,358,374号に説明されている。
【0010】
両歯面噛合い試験装置でもなく、片歯面噛合い試験装置でもない別の種類の測定装置は、リニアモーターを利用したものが開発されており、例えばプローブがX、Y、及びZ方法で位置付けられている。それらは、3D測定装置でよく用いられるような、電気モーター及びボールねじという従来の組み合わせに取って代わるものである。格別に正確であるが、とても複雑な解決であるようなものがDE 38 23 978 A1に説明されている。精密な機械に対してのこの直線的な案内方法では、可動部分は固定部分に対して磁石若しくは空気ベアリングによって支持されており、電気的に駆動するリニアモーターは電磁コイル中の熱損失が測定装置の精度に影響を及ぼさないように超伝導に設計されている。これは、座標測定装置による絶対的な長軸方向の測定には必要かもしれないが、両歯面噛合い試験装置における中心間距離の変化のような相対的な測定に対してはさほど重要ではない。
【0011】
(EP 0 693 669 A2のような)座標測定装置のための走査ヘッドは3つの変位方向X、Y、Zに対しての走査要素の板ばね案内の上に取付けられたパワージェネレーターも含む。これらのパワージェネレーターは各々板ばねと一緒になって測定用の力を生成する。それらは、変位方向の1つでの制動若しくはクランプにさえも用いられる。これらのパワージェネレーターは芯に磁石及びコイルを有しており、それゆえにそれらはリニアモーターと同じ物理的な効果を用いているが、しかしながら、最大移動距離は1mm未満である。
【0012】
DE 196 41 720 A1にしたがった、電気的な案内を備えた走査ヘッドは非常に類似の設計になっている。その駆動装置がパワージェネレーターを用いてプローブを曲面の輪郭を有する領域、好ましくは球面に結合させることに特徴がある。これによって走査ヘッドが空間座標だけでなく、問題となる測定点での未知の素材面の法線を決定することも可能となるべきである。この発明では、磁芯も同様に、電磁石直結駆動装置の特許でも参照されるように、それらのコイルのとても短い距離だけを移動する。この理由から、この種類の駆動は両歯面噛合い試験装置には用いることができない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような技術水準に照らして、本発明の目的は両歯面噛合い、特に生産ライン上での自動の試験運転に対しての、公知の試験装置の検証済の機能を制限することなしに試験装置をより単純化することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
この目的は本発明にしたがった、請求項1の特性により達成される。
【0015】
新規の試験装置のベースはリニアモーターの長い固定部分を支持し、短い可動部分が往復スライダに配置されるのが好ましい。リニアモーターの制御は特定の試験中心間距離を可能にするだけでなく、リニアモーターによって特定の試験用の力が生成され且つ中心間距離の変化が記憶されるように設計される。
【0016】
それによって単純化及び経費削減が達成され、両歯面噛合い試験装置のアセンブリが明白になる。往復スライダを試験中心間距離へと調整するような従来の第2スライダは完全に取除かれる。リニアモーターは往復スライダを配置するため用いられるだけでなく、従来の、通常の機構的なばねに取って代わる。CNC制御の助けにより、試験歯車に対して最適の試験用の力の大きさを設定し、中心間距離の変化範囲全域でさえもそれを一定に保つことが可能である。さらに、各リニアモーターで提供される線形測定システム(linear measuring system)は、バックラッシなしの回転で生じる中心間距離の変化を測定し、測定した値が記憶され、CNC制御によって評価されるために付加的に用いられる。最後に、停止若しくは同様の制限スイッチのような、従来の自動両歯面噛合い試験装置での手動設定は、特定の試験歯車/親歯車の組み合わせに対してのリニアモーターのCNC制御で一度プログラムされれば、それらが記憶され、呼び出すことにより同じ精度で利用することが可能であるために、除去される。
【0017】
本発明の好適実施例では、一連のコイルを有する長いステーターがリニアモーターの固定部分として提供され、少数の永久磁石だけからできているリニアモーターの短いランナーが可動部分として提供される。この種類のリニア−モーターの空間節約の配置が両歯面噛合い試験装置での利点となっている。容易に可動する往復スライダがケーブルを介してのエネルギー供給を必要とせず、コイルで生じる熱を、スライダからよりもベースを介してより容易に取除くことが可能であるということがさらなる利点である。
【0018】
本発明のさらなる実施例では、噛合い歯車が往復スライダ上に、中心ボール及び対応するキャロット(calotte)によって振子の様式で取付けられ、試験歯車と共にバックスラッシなしの回転をする際の回転軸の角度変位が、回転軸の基準位置と垂直に、及び互いに垂直に配置された2つの変位センサーで測定することが可能である。この単純な方法で、試験歯車上のテーパ及びねじれの偏位も、本発明にしたがった試験装置によって決定することが可能である。これらの偏位を両歯面噛合い偏位Fi”及びfi”と同時に測定するために、互いに反対に位置するような2つの往復スライダが試験装置の固定軸に提供されるのが好ましい。往復スライダの一方が固定の回転軸を備えた噛合い歯車を運び、もう一方が自動調整回転軸を備えた第2噛合い歯車を運ぶ。この組み合わせは、特に本発明にしたがったリニアモーターを装備した往復スライダを用いて、都合のいいやり方で実装されてよい。
【0019】
本発明は以下に、複数の図に基づいてより詳しく説明される。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1では、ベース1は軸4の周りに回転できるように試験歯車3が上にクランプされた固定軸2を支持している。モーター5は軸を駆動する。軸の角度位置は回転エンコーダー6によって測定される。ベース1上にさらに、ストッパー9及び10の間の減摩案内面8によって案内されるような往復スライダ7があり、両方向矢印11の方向への可動が容易になっている。この往復スライダ7は、ベース1の上の長めのステーター16及び往復スライダ7の下の短いランナー17を有するようなリニアモーター12によって駆動され得る。リニアモーター12には、リニアエンコーダー中のCNC制御(図示せず)も含まれる。それは、ガラススケール18及び走査ヘッド19を有している。さらに、噛合い歯車を取付けるための円筒形ピボット15が往復スライダ7に取付けられている。この場合には、親歯車はピボット15の固定軸14の周りをゆるみをもって回転し得る。
【0021】
両歯面噛合い試験の開始にあたり、親歯車13を備えた往復スライダ7が最後尾のストッパー9のところに配置される。試験歯車3は軸2の上に空間的な問題若しくは損傷の恐れなしに取付けることが可能である。それは、詳述していないクランプ手段により、軸4に中心を合わせてクランプされる。CNC制御は試験手順と試験歯車3及び親歯車13の実寸でプログラムされている。自動運転を開始することが可能となる。
【0022】
歯を噛合わせるために、リニアモーター12は親歯車13を備えた往復スライダを、安全のための少しの遊びが残る位置まで試験歯車3に向かって移動させ、次にクリープ速度で移動させる。この際に、もしもリニアエンコーダーが軸4及び14の間の距離20が許容差を含めた両方の歯車の外径の合計の半分未満にならないと決定した場合、リニアモーター12は親歯車13を引っ込める。これは、一方の歯車の歯先がもう一方の歯車のギャップの中への通り道をみつけられなかったと制御が判断したからである。次にモーター5が回転エンコーダー6を用いて1ピッチの半分だけ試験歯車3を回転させる。歯先の厚さは、親歯車の歯先でのギャップの幅よりも常にかなり小さくなっているため、2回目の噛合いの試みは互いの歯先が接触せずに成功する。そうならない場合には、CNC制御は試験歯車が適切な歯を有していないと判断し、それをえり分ける。一方で、もし往復スライダ7がクリープ速度である際に既に、試験中心間距離がかなり手前になっていれば、試験歯車3は小さすぎるため同様に取除かれる。
【0023】
歯車がうまく噛合った後、中心間距離20は予定の距離範囲内に位置し、CNC制御はリニア−モーター12を移動モードから実際の回転試験のための運転モードに切替える。通常、リニアモーターのCNC制御は一定速度で特定位置に確実に到達させ、もしなんらかの障害があれば、目的位置になお到達させるべく電流の強さを増加させる。したがって、移動モードの後にリニアモーターは両歯面噛合い試験のための特定の試験用の力を供給する必要がある。この目的のために、CNC制御はステーター16のコイルの中へ、往復スライダ7の実際の位置とは無関係に一定の電流だけが流れこむようにする。すなわち、本発明によれば、比較的高価な機構的なばねシステムが取って代わられるだけでなく、試験用の力も回転偏位とは無関係に一定に保つことができ、このようなことは機構的なばねではうまくいかない。
【0024】
続いての両歯面噛合い試験の際に、モーター5は試験歯車3を公知の要領をもって完全な回転よりもわずかだけ多く回転させる。親歯車13は、試験用の力によって一定のきつさで噛合った試験歯車に従動する。同時に、走査ヘッド19はリニアモーター12のガラススケール18で生じた往復スライダ7の変位を全て拾いあげ(このための付加的なセンサーは必要ない)、計算のためにCNC制御へ信号を転送する。その後、再び運転モードは切替えられ、リニアモーター12は往復スライダ7を元の開始位置へと移動させる。クランプ装置は開かれ、測定値の計算に応じて試験歯車3は、良い部品として、再び機械にかけられるものとして、又は不合格としての評価がなされる。
【0025】
公知の両歯面噛合い試験装置とは対照的に、この新規の試験装置は往復スライダに関してだけではなく、噛合い歯車に対する自動調整取付け装置に関してもより単純化された設計である。図2は、本発明にしたがったこのベアリングアセンブリの実施例を通るような断面図を示している。
【0026】
往復スライダ7'は、ピボットの小径部にボール24を備えた固定された円錐状のピボット25を運搬する。内側カラー27を備えた円筒形スリーブ26及び軸方向に前記スリーブ中に案内されるカウンターパート28は、ボール24を囲み、キャロットを形成する。スリーブ26及びカウンターパート28が互いに調整可能なばね23によって付勢されているので、ボール24とキャロットの間には遊びはなく、後者は厳密に言えば内部に円錐面を2つのみ有しており、1つはカラー27においてであり、1つはカウンターパート28の端面においてである。この構造によって円筒形スリーブ26の軸29は固定ピボット25に対して小角だけ動くことができる。単純な弾性リング22が下端部のスリーブ及びピボットの間に配置され、スリーブに何も力を加えることなしにその軸29は図1での円筒形ピボット15の固定軸14と同じ位置となる。
【0027】
さらに、図2にしたがって、噛合い歯車30はボールケージ31を介してスリーブ26の外径上で回転するようにゆるみをもって取付けられ、リングファスナー21によって軸方向に保持される。両歯面噛合い試験のための親歯車13とは逆に、噛合い歯車30はねじれ偏位を試験するための完全な歯幅及び歯のテーパを用いては実施されていない。凹部があるため、試験歯車3と噛合うような歯の端部32のみが形成される。ボール24が2つの歯の端部32の間のおおよそ中間位置に配置されるため、軸29を備えた噛合い歯車30は、例えば試験歯車3の円錐状の外形に容易に適合して試験用の力を受ける。往復スライダ7'上に取付けられ、中心間距離の方向でスリーブ26の下端部と接触しているような第1変位センサー33によって、対応するスリーブ26の角度変化が測定可能である。ねじれ偏位の場合には、軸29は図2で示される断面図に垂直な平面内で小角度傾く。したがって、第2リニアエンコーダー33が往復スライダ7'上に取付けられる。それは第1リニアエンコーダーと垂直をなす方向にスリーブ26の下端部と接触しており、それゆえに図では隠れている。
【0028】
図3での結合された試験装置の左側に、図1に図示されたような本発明にしたがった、固定回転軸14及び上に試験歯車3がクランプされているような固定軸2を備える両歯面噛合い試験装置が示されている。右側には、延在されたベース1の上に第2往復スライダが示されている。図2にしたがった自動調整回転軸29が噛合い歯車30と共に第2スライダに配置されている。この噛合い歯車は試験歯車3とも噛合っている。本発明にしたがって、第2スライダ7'は往復スライダ7'の変位が測定されない以外は第1スライダ7のものと同じように機能するリニアモーター12'を同様に備えている。代わりに、2つの線形偏位センサー33によって軸29の公称位置からの角度偏位が測定される。CNC制御はこれらの測定値を試験歯車3のテーパ及びねじれ偏位にしたがって公知の方法で別々に評価する。
【0029】
図3で、2つの往復スライダ7及び7'は軸2に関して相互に180°のオフセットとなっている。しかしながら、空間的な理由からそれらのオフセットが120°若しくは別の角度であってもよい。1つのシャフト上で2つ以上の異なる歯車を自動的に試験しなくてはならないことも起きる。そのような場合には、本発明にしたがったリニアモーターを備えた試験装置の利点がより顕著となる。
【0030】
【発明の効果】
本発明によって単純化及び経費削減が達成され、両歯面噛合い試験装置のアセンブリが明白になる。往復スライダを試験中心間距離へと調整するような従来の第2スライダは完全に取除かれる。リニアモーターは往復スライダを配置するため用いられるだけでなく、従来の、通常の機構的なばねに取って代わる。CNC制御の助けにより、試験歯車に対して最適の試験用の力の大きさを設定し、中心間距離の変化範囲全域でさえもそれを一定に保つことが可能である。さらに、各リニアモーターで提供される線形測定システム(linear measuring system)は、バックラッシなしの回転で生じる中心間距離の変化を測定し、測定した値が記憶され、CNC制御によって評価されるために付加的に用いられる。最後に、停止若しくは同様の制限スイッチのような、従来の自動両歯面噛合い試験装置での手動設定は、特定の試験歯車/親歯車の組み合わせに対してのリニアモーターのCNC制御で一度プログラムされれば、それらが記憶され、呼び出すことにより同じ精度で利用することが可能であるために、除去される。
【0031】
本発明の好適実施例では、一連のコイルを有する長いステーターがリニアモーターの固定部分として提供され、少数の永久磁石だけからできているリニアモーターの短いランナーが可動部分として提供される。この種類のリニア−モーターの空間節約の配置が両歯面噛合い試験装置での利点となっている。容易に可動する往復スライダがケーブルを介してのエネルギー供給を必要とせず、コイルで生じる熱を、スライダからよりもベースを介してより容易に取除くことが可能であるということがさらなる利点である。
【0032】
本発明のさらなる実施例では、噛合い歯車が往復スライダ上に、中心ボール及び対応するキャロット(calotte)によって振子の様式で取付けられ、試験歯車と共にバックスラッシなしの回転をする際の回転軸の角度変位が、回転軸の基準位置と垂直に、及び互いに垂直に配置された2つの変位センサーで測定することが可能である。この単純な方法で、試験歯車上のテーパ及びねじれの偏位も、本発明にしたがった試験装置によって決定することが可能である。これらの偏位を両歯面噛合い偏位Fi”及びfi”と同時に測定するために、互いに反対に位置するような2つの往復スライダが試験装置の固定軸に提供されるのが好ましい。往復スライダの一方が固定の回転軸を備えた噛合い歯車を運び、もう一方が自動調整回転軸を備えた第2噛合い歯車を運ぶ。この組み合わせは、特に本発明にしたがったリニアモーターを装備した往復スライダを用いて、都合のいいやり方で実装されてよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にしたがった、試験装置の模式的な側面図を示している。
【図2】噛合い歯車に対する自動調整回転軸を通る断面図を示している。
【図3】結合された試験装置の模式的な側面図を示している。
【符号の説明】
1 ベース
2 固定軸
3 試験歯車
4 試験歯車の軸
5 モーター
6 回転エンコーダー
7、7' 往復スライダ
8 減摩案内面
9、10 ストッパー
11 両方向矢印
12 リニアモーター
13 親歯車若しくは噛合い歯車
14 親歯車若しくは噛合い歯車の軸
15 ピボット
16 ステーター
17 ランナー
18 ガラススケール
19 走査ヘッド
20 試験中心間距離
21 リングファスナー
22 弾性リング
23 ばね
24 ボール
25 円錐状ピボット
26 スリーブ
27 カラー
28 カウンターパート
29 自動調整軸
30 噛合い歯車
31 ボールケージ
32 歯の端部
33 変位センサー

Claims (4)

  1. 通常は親歯車であるような噛合い歯車とバックラッシなしに回転する歯車を試験するための装置であって、ベース(1)を有しており、該ベース(1)が、
    試験歯車(3)を取付け可能で、同軸回転エンコーダー(6)を備えたモーター(5)によって数値制御駆動が可能な固定軸(2)と、
    前記噛合い歯車をゆるみをもって回転させるために、固定回転軸若しくは自動調整回転軸(14、29)のいずれかを備えた回転取付け装置が上に配置され、2つの前記歯車の中心間距離(20)方向の運動が容易になるように案内された往復スライダ(7)と、
    2つの前記歯車の間に特定の試験中心間距離(20)を設定するための第1手段と、
    2つの前記歯車を一定のきつさで噛合わせるための特定の試験用の力を提供する第2手段と、
    2つの前記歯車が回転している際の中心間距離の変化を測定するための第3手段とを有し、
    リニアモーター(12)の固定部分(16)が前記ベース(1)の上に配置されており、リニアモーター(12)の可動部分(17)が前記往復スライダ(7)に配置されており、
    前記リニアモーター(12)は、CNC装置と接続され、該CNC装置により、前記リニアモーター(12)は、前記第1手段、前記第2手段又は前記第3手段として選択的に作動するように制御されることが可能であり、該CNC装置の制御により、
    前記第1手段として作動する前記リニアモーターは移動モードで試験歯車(3)と親歯車(13)の間の特定の試験中心間距離(20)を調節し、
    前記第2手段として作動する前記リニアモーターは、前記往復スライダ(7)の実際の位置に係りなく、前記リニアモーター(12)の前記固定部分(16)のコイルへの一定の電流の流れによって特定の試験用の力を提供し、
    前記第3手段として作動する前記リニアモーターは、前記試験歯車(3)の少なくとも一の完全回転の間に生ずる前記往復スライダ(7)の変位を前記リニアモーター(12)の変位センサー(18,19)によって検出して前記試験中心間距離(20)の変化を測定することを特徴とする装置。
  2. 一連のコイルを有する長寸のステーター(16)が前記リニアモーターの前記固定部分として提供され、少数の永久磁石のみを有する短いランナー(17)が前記リニアモーターの前記可動部分として提供されることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記噛合い歯車に対する前記自動調整回転軸を形成するべく前記往復スライダ(7')の上にボール(24)及びキャロット(27、28)が提供され、前記ボール及び前記キャロットが前記噛合い歯車(30)の中央に配置され、弾性手段(22)によって前記自動調整軸(29)が前記試験歯車の前記軸(2)に対する公称位置に保持されることを特徴とする請求項1若しくは2に記載の装置。
  4. 前記噛合い歯車(30)と共に前記試験歯車(3)がバックスラッシなく回転する際に、前記往復スライダ上の基準位置に垂直であり且つ互いに垂直であるように配置された2つの変位センサー(33)によって前記自動調整回転軸の角度変位が測定されることを特徴とする請求項3に記載の装置。
JP2002236209A 2001-08-16 2002-08-14 両歯面噛合い試験装置 Expired - Fee Related JP4185327B2 (ja)

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