JP4185234B2 - リモコン送信器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は赤外線を信号媒体として用いて制御信号を送信し、負荷の制御を行うリモコン送信器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
赤外線を信号線媒体として用いて負荷を制御する制御信号を送信するリモコン送信器の基本的な回路は、図1に示すような回路から構成される。
【0003】
この回路は、複数の操作スイッチSW1…と、該操作スイッチSW1…のオン、オフを監視し、操作スイッチSW1…に対応した制御データに応じて駆動用トランジスタTr1をオン/オフにより変調駆動するマイクロコンピュータからなる送信制御部CTRと、それぞれに限流用抵抗R1…を直列接続し、駆動用トランジスタTr1と、電源+Vccとの間に接続され、駆動用トランジスタTr1のオン/オフにより駆動され変調された赤外線による制御信号を発射送信する赤外線発光ダイオードからなる送信用発光ダイオードLED1…と、電池のような電源(図示せず)とから構成される。
【0004】
このようなリモコン送信器に用いる操作スイッチSW1…は人の指で押される操作ボタンBT1…と、操作ボタンB1…の下に設けられるスイッチ部S1…とで構成される。
【0005】
そして操作ボタンBT1…が押されて対応するスイッチ部S1…がオンすると、送信制御部CTRは図14(a)に示すようにスイッチ部S1のスイッチ信号の立ち上がり時に、駆動用トランジスタTr1を介して発光ダイオードLED1…を制御駆動し、発光ダイオードLED1…から赤外線によって制御信号を図14(b)に示すように送信させる。この図14(b)は1つのパルス信号で示しているが、実際には制御データやメーカーを示すコード等を含む変調されたパルス信号が送信される。
【0006】
この送信された制御信号は負荷側に設けられた受信器で受信され、受信器で復調された制御データに基づいて負荷が制御される。
【0007】
次にリモコン送信器の形状について説明する。
【0008】
図15に示すリモコン送信器は二つの操作ボタンBT1,BT2を送信器本体1の表面に設け、さらに3つの送信用発光ダイオードLED1〜LED3を送信器本体1の前端部に備えるとともに、これら送信用発光ダイオードLED1〜LED3を保護するために透光板2を被着してある。
【0009】
このリモコン送信器では上述のように、操作ボタンBT1…が押されることにより発光ダイオードLED1〜LED3より制御信号が赤外線により送信される。
【0010】
また図16に示すように操作ボタンBT1…による操作スイッチに加えて、時計Tを備え、タイマー機能を有したリモコン送信器も提供されている。
【0011】
この図16のリモコン送信器は操作ボタンBT1…を押すことにより発光ダイオードLED1〜LED3から制御信号が送信されるのに加え、使用者によって設定された時刻にも、タイマー機能の働きにより送信用発光ダイオードLED1〜LED3から制御信号が送信されるようになっている。
【0012】
この図16のリモコン送信器は図1に示すような回路構成に加えて、送信制御部CTRを構成するマイクロコンピュータにタイマー機能を持たせるとともに、計時機能を持たせて、時計Tを駆動させるようになっている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
ところで通常テレビ受像機、照明器具、空調機等の被制御機器の操作に用いるリモコン送信器は、操作ボタンを押す時には、被制御機器の受信側に向けて使用することが多いが、図16に示すようなタイマー機能付きのリモコン送信器では、制御信号が出力されるときに必ずしも受信側に向けられているとは限らないため、送信用発光ダイオードの数を多くするなどして、制御信号が受信側に届くように対策を施す必要がある。
【0014】
一方リモコン送信器の操作ボタンについては、より使いやすくするため、操作ボタンを大きくしたり、また操作ボタンと操作ボタンの間を広くして、誤って他の操作ボタンが押されるのを防ぐことや、隣りの操作ボタンが同時押されるのを防ぐことが求められている。更にその操作ボタンの機能を示す表示も大きくするなどが求められている。また、被制御機器たる負荷をさまざまに制御するため機能が多くなり、それに応じてリモコン送信器に設ける操作ボタンの数も増えてくるといったこともある。
【0015】
更にまた、リモコン送信器自身については、置き場所をとらないようにするための理由等から小型化が求められている。そのため操作ボタンが送信用発光ダイオード又は透光板の近傍に設けられてしまうことがある。あるいは、送信用発光ダイオードや透光板そのものを操作ボタンとする必要がでてくる。
【0016】
そういった場合、図14のようなタイミングで制御信号を出力すると、操作ボタンを押した指、あるいは手が赤外線を遮断して受信側(被制御機器)に制御信号が届かなくなる可能性が高くなってしまうという欠点がある。
【0017】
本発明は上述のような欠点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、赤外線による制御信号の到達性を改善したリモコン送信器を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1の発明では、赤外線を信号媒体として用いて制御信号を送信し、負荷の制御を行うリモコン送信器において、操作ボタンの押し操作時と、操作ボタンの押し操作解除時に、同一の制御信号を送信することを特徴とする。
【0019】
請求項2の発明では、赤外線を信号媒体として用いて制御信号を送信し、負荷の制御を行うリモコン送信器において、操作ボタンの押し操作時と、操作ボタンの押し操作解除時から一定時間経過時とに、同一の制御信号を送信することを特徴とする。
【0020】
請求項3の発明では、赤外線を信号媒体として用いて制御信号を送信し、負荷の制御を行うリモコン送信器において、操作ボタンの押し操作時に制御信号を送信するとともに、操作ボタンの押し操作解除時から一定期間の間、一定間隔で前記制御信号と同一の制御信号を送信することを特徴とする。
【0021】
請求項4の発明では、請求項1乃至3の何れかの発明において、上記操作ボタンが、リモコン送信器に設けてある送信操作に用いる全ての操作ボタンであることを特徴とする。
【0022】
請求項5の発明では、請求項1乃至3の何れかの発明において、上記操作ボタンが、リモコン送信器に設けてある送信操作に用いる操作ボタンの内の一部の操作ボタンであることを特徴とする。
【0023】
請求項6の発明では、請求項5の発明において、上記一部の操作ボタンが、制御信号を赤外線発光によって送信する送信用発光ダイオード若しくは該送信用発光ダイオードの発光面を覆う透光板に隣接配置した操作ボタンであることを特徴とする。
【0024】
請求項7の発明では、請求項5の発明において、上記一部の操作ボタンが、制御信号を赤外線発光によって送信する送信用発光ダイオード若しくは該送信用発光ダイオードの発光面を覆う透光板により構成される操作ボタンであることを特徴とする。
【0025】
請求項8の発明では、請求項1乃至7の何れかの発明において、設定された時刻に上記制御信号を送信させるタイマー機能を具備していることを特徴とする。
【0026】
請求項9の発明では、請求項1乃至8の何れかの発明において、上記制御信号が照明器具を制御する信号であることを特徴とする。
【0027】
請求項10の発明では、請求項1乃至9の何れかの発明において、照明器具を点灯させる制御信号を送る操作ボタンを備えていることを特徴とする。
【0028】
請求項11の発明では、請求項1乃至10の何れかの発明において、照明器具を消灯状態から点灯状態へ移行させる制御信号を送信させる操作ボタンを備えていることを特徴とする。
【0029】
請求項12の発明では、請求項1乃至3の何れかの発明において、目覚まし機能付き照明器具に対して目覚まし機能を制御する制御信号を設定時刻に送信させるタイマ機能を備え、操作ボタンとして目覚まし機能のスヌーズ動作を制御する制御信号を送信する操作ボタンを備えていることを特徴とする。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下本発明を実施形態に基づいて説明する。
(実施形態1)
上述したように図14(a)のようなタイミングで制御信号を送信すると、操作ボタンを押した指、あるいは手が赤外線を遮断して受信側(被制御機器)に制御信号が届かなくなる可能性が高くなってしまう。従って、図1に示す回路構成を用いる点では従来のリモコン送信器と同じであるが、本実施形態ではマイクロコンピュータからなる送信制御部CTRが図2(a)に示す操作スイッチSW1…のスイッチ信号の立ち上がりと、立ち下がりを検出して、それぞれのタイミングでトランジスタTrを介して送信用発光ダイオードLED1〜LED3を駆動制御して図2(b)に示すように赤外線による制御信号を送信させるようになっている。
【0031】
つまり使用者が負荷たる被制御機器を制御するとき、リモコン送信器の操作ボタンBT1…が押し操作され、操作ボタンBT1…の下の操作スイッチSW1…のスイッチ部S1…がオンしたときに上述のように送信用発光ダイオードLED1〜LED3から赤外線によって制御信号が送信される。
【0032】
さらに、押しボタンBT1…の押し操作が解除されて、操作スイッチSW1」…のスイッチ部S1…がオフしたときにも送信用発光ダイオードLED1〜LED3から制御信号が送信される。
【0033】
従って押し操作する際に使用者の手が邪魔になって、発光ダイオードLED1〜LED3から送信された制御信号が被制御機器に到達しなくとも、操作ボタンBT1…から手を離すときにも制御信号が送信されるため、被制御機器の受信器が制御信号を受信しない可能性は非常に低くなる。
【0034】
ところで本実施形態では図3に示すようにリモコン送信器の送信器本体1自体を小さくして小型化を図り、また使い易さを考えて操作ボタンBT1、BT2の形状を大きくしている。
【0035】
そのため、操作ボタンBT1、BT2と、送信用発光ダイオードLED1〜LED3を保護する透光板2よが隣接した形となっている。
【0036】
而してこのような形状のリモコン送信器が図4に示すような被制御機器3との位置関係で使用された時(被制御機器3が空調機や照明器具の塙合このような位置関係が充分考えられる)、操作ボタンBT1或いはBT2を押す手が邪魔になって制御信号が被制御機器3へ届かない可能性が高いが、上述したように本実施形態では操作ボタンBT1…を押し操作した時と押し操作を解除した時に、夫々制御信号を送信するため、リモコン信号たる制御信号の到達性を改善したリモコン送信器を提供することができるのである。
(実施形態2)
本実施形態のリモコン送信器の形状を図5に示す。本実施形態では送信器本体1の表面に多数の操作ボタンBT1…を設けている。ここで全ての操作ボタンBT1…について実施形態1と同様、図2(a)(b)に示すように操作ボタンBT1…を押し操作し時とその押し操作を解除した時に、制御信号を送信するようになっており、実施形態1と同様にリモコン信号たる制御信号の到達性を改善したリモコン送信器となっている。
【0037】
尚使用回路は図1の回路を基本として使用し、操作ボタン及びスイッチ部からなる操作スイッチを多数設けた点で相違する。
(実施形態3)
上記の実施形態2の場合、全ての操作ボタンBT1…について、操作ボタンBT1…を押し操作した時と押し操作を解除した時に、制御信号を送信するようになっている。一方制御信号を送信する際には、送信用発光ダイオードLED1〜LED3に電流を流すため、実施形態2のように全ての操作ボタンBT1…において、一回の操作があれば制御信号が2回送信される構成では電力の消費が大きくなり、電源として用いる電池の消耗が激しくなってしまう。
【0038】
そこで本実施形態ではリモコン送信器としては、実施形態2と同様図5で示す形状のものを使用するが、透光板2と隣接している操作ボタンBT1,BT2の操作時のみ、図2(a)(b)に示すタイミングで制御信号を送信するようにし、他の操作ボタンBT3…の操作時は従来の通り図14のように操作ボタンを押し操作したときのみ制御信号を送信するようにしている。
【0039】
これにより、リモコン信号たる制御信号の到達性を改善し且つ、電池寿命も考慮したリモコン送信器を提供できる。
(実施形態4)
本実施形態のリモコン送信器は図6に示すように送信器本体1の表面中央部に送信用LED1,LED2を備え、その周りに操作ボタンBT1〜BT4を備えている。尚回路は図1の基本構成に準ずる回路を使用し、操作スイッチの数と発光ダイオードの数のみ相違する。
【0040】
而して本実施形態では、送信器本体1を卓上に置き。上方の被制御機器3を制御するようになっている。
【0041】
而して本実施形態の操作ボタンBT1〜BT3の操作に際しても図2(a)に示すようにスイッチ信号が立ち上がる押し操作時と、スイッチ信号が立ち下がる押し操作解除時に、図2(b)に示すように制御信号を送信するようになっており、本実施形態のリモコン送信器もリモコン信号たる制御信号の到達性を改善したリモコン送信器となっている。
(実施形態5)
本実施形態のリモコン送信器も実施形態4と同様に図6の形状のもので且つ図1の回路構成を基本としているものの、制御信号の送信するタイミングが実施形態4と相違する。つまり本実施形態の送信制御部CTRは、操作ボタンBT1…が押し操作されて操作スイッチSW1…のスイッチ部S1のスイッチ信号が図7(a)に示すように立ち上がったときに、トランジスタTrを介して送信用発光ダイオードLED1…を駆動して制御信号を図7(b)に示すように送信し、その後操作ボタンBT1…の押し操作が解除されて操作スイッチSW1…のスイッチ部S1…のスイッチ信号が立ち下がると、一定時間Tをカウントし、一定時間Tが経過したときに、再びトランジスタTrを介して送信用発光ダイオードLED1…を駆動して制御信号を送信するようになっている。
【0042】
つまり上記の各実施形態1〜4のように操作ボタンBT1…を離した瞬間よりも、一定時間Tの経過後のほうが、操作ボタンBT1…を押したときに比べ、使用者の手の位置が違うところにある可能性が高いため、制御信号が被制御機器3に届かないといった事態が起こる可能性が低くなり、制御信号の到達性能を改善することができる。
(実施形態6)
本実施形態のリモコン送信器は照明制御用のものであり、図8に示すような断面台形状の送信器本体1の上面部に「全点灯」、「調光点灯」、「豆球」、「消灯」の4つの照明モードに対応する操作ボタンBT1〜BT4を備えている。
【0043】
そのうち、「消灯」の操作ボタンBT4の操作時には、従来と同じく、図14に示すタイミングで制御信号を送信するが、他の3つの押しボタンBT1〜BT3の操作時については、上述した図7に示すタイミングで制御信号を送信する。
【0044】
これは、照明制御用リモコン送信器は暗い中で使用されることを考慮したためである。つまり、明るい中で操作するときには、使用者が制御信号を遮らないよう注意することを期待できるが、真っ暗な中では、それが期待しにくい。そのため消灯状態で操作される可能性のない(操作されても意味のない)「消灯」用の操作ボタンBT4については従来通りとし、他の操作ボタンBT1…については図7のように操作ボタンBT1…を離してから一定時間Tの経過後にも制御信号を送信することとして到達性を改善している。
【0045】
尚送信用発光ダイオードLED1〜LED3は送信器本体1の上部中央に透光板2で保護される形で設けられ、この設置場所の両側に上記押しボタンBT1〜BT4を2個ずつ分けて設けてある。
【0046】
また回路構成は基本的には図1の構成を用い、操作スイッチSは用途分備え、上記の信号送信の制御処理は送信制御部CTRを構成するマイクロプロセッサによって行う。
(実施形態7)
本実施形態のリモコン送信器は、図9に示すように送信器本体1の傾斜前面に時計Tを設け、上面部中央に操作ボタンBTを設け、その両側に透光板2で保護された送信用発光ダイオードLED1〜LED4を設けた構造のもので、該操作ボタンBTの操作により操作ボタンBTの両側に配置している発光ダイオードLED1〜LED4から制御信号を送信するのに加え、使用者によって設定された時刻にも、発光ダイオードLED1〜LED4から制御信号を送信して負荷を制御するタイマー機能を備えている。
【0047】
このようにタイマー機能を持つリモコン送信器の場合、制御信号が送信されるときに必ずしも受信側に向けられているとは限らないため、本実施形態では、送信用発光ダイオードLED1〜LED4を図示すよう送信器本体1の上部の両側部に透光板2で保護する形で2個ずつ設けて、指向角度を広くしている。また両側の透光板2、2に挟まれた操作ボタンBTの操作に対して、図7(a)(b)に示したように押し操作時と、押し操作を解除してから一定時間経過T時に制御信号を送信するようになっている。
【0048】
このように本実施形態ではタイマー機能を持つ故に、送信用発光ダイオードの数を4個というように多くし(透光板2が大きくし)、その側に操作ボタンBTがあっても、制御信号が被制御機器3に届かない可能性を非常に低くくしてある。
【0049】
尚回路構成は基本的には図1の構成を用い、操作スイッチは用途分備え、タイマー機能、計時機能は送信制御部CTRを構成するマイクロプロセッサに持たせ、時計Tの駆動制御もマイクロプロセッサで行う。尚SWa,SWbはタイマー、時計用の設定スイッチである。
(実施形態8)
本実施形態のリモコン送信器は図10に示すように送信器本体1の上部に送信用発光ダイオードLED1〜LED6を横一列に並べて設けるとともい、これら発光ダイオードLED1〜LED6を保護するために被着してある透光板2自体を操作スイッチの操作ボタンBTとしたものである。
【0050】
このような構成によって、実施形態5に比べてより多くの送信用発光ダイオードを搭載することができ、指向角度をさらに広げることができる。
【0051】
しかし、本実施形態において、操作ボタンBTを押すということは、確実に発光ダイオードLED1〜LED6が送信する赤外線による制御信号の一部を遮断することになってしまう。
【0052】
このような場合にも図7(a)(b)で示したように操作ボタンBTを押し操作した時と、操作ボタンBTの押し操作を解除してから一定時間Tの経過時に制御信号を送信することで、制御信号が被制御機器3に届かないといった事態が起こる可能性を非常に低くしてある。
【0053】
尚上記構成以外は実施形態7と同じであるので、説明は省略する。
(実施形態9)
本実施形態のリモコン送信器の形状を図11に示す。本実施形態のリモコン送信器は照明器具と組み合わせて目覚まし動作を行うものである。目覚まし動作とは、使用者が設定したセット時刻(起床時刻)の30分前にリモコン送信器より制御信号が送信され、それを受けた照明器具が、図12に示すように目覚まし動作中、時間の経過とともに照度変化を行い、就寝者の目覚めを促すものである。また、スヌーズとは、もうちょっと寝たいときにスヌーズボタンを押すと、照明が一旦消えた後、図12に示すようにスムーズ動作中、時間の経過とともに照度変化を行うものである。
【0054】
本実施形態では、図11で示す送信用発光ダイオードを保護する透光板2がスヌーズボタンを構成する操作ボタンBTとなっている。そして、図7(a)(b)のように操作ボタンBTを押し操作した時と、押し操作を解除してから一定期間経過時に制御信号を送信するようになっている。従って、制御信号が被制御機器3に届かないといった事態が起こる可能性を非常に低くない。
【0055】
尚頭11中、実施形態7,8と同じ機能を持つ構成要素には同じ符号を付し説明を省略する。また回路構成は図1の回路を基本構成とし、目覚まし動作、スヌーズ動作に対応する制御信号を送る機能をマイクロプロセッサからなる送信制御部CTRに持たせている。また時計機能や、目覚まし動作に対応する設定スイッチや操作スイッチを備えているのは言うまでもない。
(実施形態10)
本実施形態のリモコン送信器は図11に示す実施形態9と同じ形状を持つもので、且つ実施形態9と同じく照明器具と組み合わせて目覚まし動作を行うものである。
【0056】
実施形態9と異なるのは、スヌースボタンに対応する操作ボタンBTの操作時には照明器具に制御信号を送信する他に、鳴っているアラームを停止する機能も持っているということであり、スヌースボタンである操作ボタンBTを押し操作によって制御信号を送信するタイミングについては、図13のようになっていることである。つまり本実施形態では、図13(a)に示すように操作ボタンBTを押し操作してスイッチ信号が立ち上がった時と、押し操作を解除してスイッチ信号が立ち下がった時と、解除から10秒間に5回制御信号を一定間隔で図14(b)に示すように送信するようになっている。
【0057】
而して使用者はアラームが鳴り止むことにより、操作ボタンBTを押したと確認できるので、制御信号が送信される際、、押しボタンBTを押したときに比べ使用者の手の位置が違うところにある可能性がより高くなるため、制御信号が被制御機器3に届かないといった事態が起こる可能性をさらに低くすることができる。尚アラーム機能はリモコン送信器1に備え、その制御をマイクロプロセッサからなる送信制御部CTRに持たせている。
【0058】
【発明の効果】
請求項1の発明は、赤外線を信号媒体として用いて制御信号を送信し、負荷の制御を行うリモコン送信器において、操作ボタンの押し操作時と、操作ボタンの押し操作解除時に、同一の制御信号を送信するので、また請求項2の発明は、赤外線を信号媒体として用いて制御信号を送信し、負荷の制御を行うリモコン送信器において、操作ボタンの押し操作時と、操作ボタンの押し操作解除時から一定時間経過時とに、同一の制御信号を送信するので、更に請求項3の発明は、赤外線を信号媒体として用いて制御信号を送信し、負荷の制御を行うリモコン送信器において、操作ボタンの押し操作時に制御信号を送信するとともに、操作ボタンの押し操作解除時から一定期間の間、一定間隔で前記制御信号と同一の制御信号を送信するので、制御信号が被制御機器3に届かないといった事態が起こる可能性を低くし、制御信号の到達性能を改善したリモコン送信器を提供することができるという効果がある。
【0059】
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れかの発明において、上記操作ボタンが、リモコン送信器に設けてある送信操作に用いる全ての操作ボタンであるので、全ての操作ボタンについて請求項1乃至3の発明の効果が得られる。
【0060】
請求項5の発明は、請求項1乃至3の何れかの発明において、上記操作ボタンが、リモコン送信器に設けてある送信操作に用いる操作ボタンの内の一部の操作ボタンであるので、請求項1乃至3の発明の効果に加えて消費電力を必要最低限に押さえることができる。
【0061】
請求項6の発明は、請求項5の発明において、上記一部の操作ボタンが、制御信号を赤外線発光によって送信する送信用発光ダイオード若しくは該送信用発光ダイオードの発光面を覆う透光板に隣接配置した操作ボタンであるので、また請求項7の発明は、請求項5の発明において、上記一部の操作ボタンが、制御信号を赤外線発光によって送信する送信用発光ダイオード若しくは該送信用発光ダイオードの発光面を覆う透光板により構成される操作ボタンであるので、送信器本体の小型化或いは操作ボタンを大きくして、より使いやすしたリモコン送信器を提供できるという効果が得られる。
【0062】
請求項8の発明は、請求項1乃至7の何れかの発明において、設定された時刻に上記制御信号を送信させるタイマー機能を具備しているので、負荷をタイマー制御できるリモコン送信器を提供できるという効果がある。
【0063】
請求項9の発明は、請求項1乃至8の何れかの発明において、上記制御信号が照明器具を制御する信号であるので、照明器具を制御できるリモコン送信器を提供できるという効果がある。
【0064】
請求項10の発明は、請求項1乃至9の何れかの発明において、照明器具を点灯させる制御信号を送る操作ボタンを備えているので、照明器具の点灯を制御できるリモコン送信器を提供できるという効果がある。
【0065】
請求項11の発明は、請求項1乃至10の何れかの発明において、照明器具を消灯状態から点灯状態へ移行させる制御信号を送信させる操作ボタンを備えているので、照明器具の照度変化による目覚まし動作を制御することが可能となる。
【0066】
請求項12の発明は、請求項1乃至3の何れかの発明において、目覚まし機能付き照明器具に対して目覚まし機能を制御する制御信号を設定時刻に送信させるタイマ機能を備え、操作ボタンとして目覚まし機能のスヌーズ動作を制御する制御信号を送信する操作ボタンを備えているので、照明器具を目覚まし動作の機器として使用することができる上に、スヌーズ動作を行わせることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いるリモコン送信器の回路図である。
【図2】実施形態1の動作説明用タイミングチャートである。
【図3】同上の送信器本体の斜視図である。
【図4】同上の使用説明図である。
【図5】実施形態2の送信器本体の斜視図である。
【図6】実施形態3及び実施形態4の斜視図である。
【図7】実施形態4の動作説明用タイミングチャートである。
【図8】実施形態5の送信器本体の斜視図である。
【図9】実施形態6の送信器本体の斜視図である。
【図10】実施形態7の送信器本体の斜視図である。
【図11】実施形態8及び実施形態9の送信器本体の斜視図である。
【図12】実施形態8の照明器具の動作説明図である。
【図13】実施形態9の動作説明用タイミングチャートである。
【図14】従来例の動作説明用タイミングチャートである。
【図15】従来例の送信器本体の斜視図である
【図16】別の従来例の送信器本体の斜視図である
【符号の説明】
CTR 送信制御部
Tr1 トランジスタ
LED1〜LED3 送信用発光ダイオード
SW1、SW2 操作スイッチ
BT1,BT2 操作ボタン
S1,S2 スイッチ部
R1〜R3 抵抗
+Vcc 電源

Claims (12)

  1. 赤外線を信号媒体として用いて制御信号を送信し、負荷の制御を行うリモコン送信器において、操作ボタンの押し操作時と、操作ボタンの押し操作解除時に、同一の制御信号を送信することを特徴とするリモコン送信器。
  2. 赤外線を信号媒体として用いて制御信号を送信し、負荷の制御を行うリモコン送信器において、操作ボタンの押し操作時と、操作ボタンの押し操作解除時から一定時間経過時とに、同一の制御信号を送信することを特徴とするリモコン送信器。
  3. 赤外線を信号媒体として用いて制御信号を送信し、負荷の制御を行うリモコン送信器において、操作ボタンの押し操作時に制御信号を送信するとともに、操作ボタンの押し操作解除時から一定期間の間、一定間隔で前記制御信号と同一の制御信号を送信することを特徴とするリモコン送信器。
  4. 上記操作ボタンが、リモコン送信器に設けてある送信操作に用いる全ての操作ボタンであることを特徴とする請求項1乃至3の何れか記載のリモコン送信器。
  5. 上記操作ボタンが、リモコン送信器に設けてある送信操作に用いる操作ボタンの内の一部の操作ボタンであることを特徴とする請求項1乃至3の何れか記載のリモコン送信器。
  6. 上記一部の操作ボタンが、制御信号を赤外線発光によって送信する送信用発光ダイオード若しくは該送信用発光ダイオードの発光面を覆う透光板に隣接配置した操作ボタンであることを特徴とする請求項5の記載のリモコン送信器。
  7. 上記一部の操作ボタンが、制御信号を赤外線発光によって送信する送信用発光ダイオード若しくは該送信用発光ダイオードの発光面を覆う透光板により構成される操作ボタンであることを特徴とする請求項5記載のリモコン送信器。
  8. 設定された時刻に上記制御信号を送信させるタイマー機能を具備していることを特徴とする請求項1乃至7の何れか記載のリモコン送信器。
  9. 上記制御信号が照明器具を制御する信号であることを特徴とする請求項1乃至8の何れか記載のリモコン送信器。
  10. 照明器具を点灯させる制御信号を送る操作ボタンを備えていることを特徴とする請求項1乃至9の何れか記載のリモコン送信器。
  11. 照明器具を消灯状態から点灯状態へ移行させる制御信号を送信させる操作ボタンを備えていることを特徴とする請求項1乃至10の何れか記載のリモコン送信器。
  12. 目覚まし機能付き照明器具に対して目覚まし機能を制御する制御信号を設定時刻に送信させるタイマ機能を備え、操作ボタンとして目覚まし機能のスヌーズ動作を制御する制御信号を送信する操作ボタンを備えていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか記載のリモコン送信器。
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