JP4185036B2 - 血圧計 - Google Patents

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本願発明は、被検体の一部、特に、外耳で血圧を測定する血圧計に関する。
高齢化の進展にともなって、成人の高血圧などの生活習慣病への対応が社会的に大きな課題となっている。特に高血圧に関連する疾患の場合、長期間の血圧データの継続的な収集が非常に重要であると認識されている。
従来、外耳部で生体情報を計測する装置については、外耳道に挿入され、常時装着する患者モニタ装置がある(例えば、特許文献1参照。)。これは、脈拍、脈波、心電、体温、動脈血酸素飽和度、及び血圧などを生体内へ放射した赤外光、可視光の散乱光の受光量から計算できるとしている。
また、外耳道に装着する装置としては、無線通信手段を有し、動脈血酸素飽和濃度センサ、体温センサ、心電センサ、脈波センサを備えている緊急情報装置がある(例えば、特許文献2参照。)。
一方、血圧の測定に関しては、血管の脈動波形による血圧測装置は、他の方式であるカフ振動法や容積補償法などによる血圧測定装置(例えば、非特許文献1参照。)と並んで、有力な血圧の測定方法として認められている。なお、本明細書において、外耳の名称は非特許文献2、3による。
特開平9−122083号公報 特開平11−128174号公報 山越 憲一、戸川 達男著、「生体センサと計測装置」、日本エム・イー学会編/ME教科書シリーズ A−1、39頁〜52頁 Sobotta 図説人体解剖学第1巻(監訳者:岡本道雄)、p.126、(株)医学書院、1996年10月1日発行 からだの地図帳(The Atlas of Human Body)、p.20、(株)講談社、2004年1月29日第35刷発行
上記の従来例、特開平9−122083においては外耳道などに挿入され、常時装着する患者モニタ装置で脈拍、脈波、心電、血圧などの生体情報を測定し、受信装置へ送信する装置が述べられているが、上記の従来例においては、測定の開始及び終了などの制御を行なう場合、患者モニタ装置を操作すると装着状態が変化して測定値に信頼がなくなるため、継続的な測定の意義が失われる。
患者モニタ装置のみに結果表示部が具備されていると、結果表示の目視確認のために、外耳に装着していた装置を取り外さなければならない。また、患者モニタ装置を取り外すと、次の測定の際に装着しても装着状態の再現性に難がある。さらに、測定実行中の動作確認や測定実行中の測定値の確認が困難である。
患者モニタ装置のみに操作ボタンが具備されていると、外耳に装着していた装置を取り外さなければならない。また、患者モニタ装置を取り外すと、次の測定の際に装着しても装着状態の再現性に難がある。さらに、ボタン操作のために測定開始時や測定中に装置を装着したままでボタン操作をすることが困難である。
上記課題を解決するために、本発明の血圧測定装置では、被検体の外耳で血圧を測定する血圧測定センサと、前記血圧測定センサの制御や血圧値の表示機能を含む血圧測定制御装置とを分離して構成している。上記の構成とすると、前記血圧測定制御装置から前記血圧測定センサを遠隔操作し、前記血圧測定センサを直接操作する必要を無くし、継続的な血圧測定を可能にしている。さらに、前記血圧測定制御装置は複数の血圧測定センサを制御することも可能であり、同一被検体の複数の部分における血圧、あるいは複数の被検者の血圧を効率よく測定できる。
具体的には、本願発明は、被検体の耳珠の動脈を圧迫して血圧を測定する血圧測定センサと、前記血圧測定センサに測定開始を指示する制御部及び前記血圧測定センサの測定した血圧値を表示する表示部を有する血圧測定制御装置と、を備える血圧計である。
上記のように、本発明の血圧計は、被検体の外耳により血圧を測定する血圧測定センサと、前記血圧測定センサに測定開始を指示する制御部及び前記血圧測定センサの測定した血圧値を表示する表示部を有する血圧測定制御装置とを分離して構成することにより、血圧測定制御装置から前記血圧測定センサを遠隔操作して、前記血圧測定センサを直接操作する必要をなくし、また、遠隔で測定結果を見て、前記血圧測定センサに直接触れる必要をなくしている。この結果、前記血圧測定センサの装着状態が変化することなく継続的な血圧測定を可能にしている。
本発明では、前記血圧測定センサと前記血圧測定制御装置とは、電波による通信方式で接続されている構成としてもよい。
上記のように、本発明の血圧計は、被検体の外耳により血圧を測定する前記血圧測定センサと、前記血圧測定制御装置とを、電波による通信方式で接続されている構成とすることにより、血圧測定制御装置から前記血圧測定センサを遠隔操作して、前記血圧測定センサを直接操作する必要をなくし、また、遠隔で測定結果を見て、前記血圧測定センサに直接触れる必要をなくしている。この結果、前記血圧測定センサの装着状態が変化することなく、さらに被検体の姿勢及び動作を制限することなく、継続的な血圧測定を可能にしている。
本発明では、前記血圧測定センサと前記血圧測定制御装置とは、光無線による通信方式で接続されている構成としてもよい。
上記のように、本発明の血圧計は、被検体の外耳により血圧を測定する前記血圧測定センサと、前記血圧測定制御装置とを、光無線による通信方式で接続されている構成とすることにより、血圧測定制御装置から前記血圧測定センサを遠隔操作して、前記血圧測定センサを直接操作する必要をなくし、また、遠隔で測定結果を見て、前記血圧測定センサに直接触れる必要をなくしている。この結果、前記血圧測定センサの装着状態が変化することなく、さらに被検体の姿勢及び動作を制限することなく、継続的な血圧測定を可能にしている。
本発明では、前記血圧測定制御装置及び前記血圧測定センサは、被検体と電気的に接続され、前記血圧測定センサと前記血圧測定制御装置とは、前記被検体を通信媒体とする通信方式で接続されている構成としてもよい。
上記のように、本発明の血圧計は、被検体の外耳により血圧を測定する前記血圧測定センサ、前記血圧測定制御装置の各々を被検体と電気的に接続して、前記血圧測定センサと前記血圧測定制御装置が、前記被検体を通信媒体とする通信方式で接続されている構成とすることにより、血圧測定制御装置から前記血圧測定センサを遠隔操作して、前記血圧測定センサを直接操作する必要をなくし、また、遠隔で測定結果を見て前記血圧測定センサに直接触れる必要をなくしている。この結果、前記血圧測定センサの装着状態が変化することなく、さらに被検体の姿勢及び動作を制限することなく、継続的な血圧測定を可能にしている。
本発明では、前記血圧測定制御装置は、複数の前記血圧測定センサに測定開始を指示する制御部及び前記複数の血圧測定センサの測定した血圧値を表示する表示部を有する構成としてもよい。
上記のように、本発明の血圧計は、前記血圧測定制御装置を、複数の前記血圧測定センサに測定開始を指示する制御部及び前記複数の血圧測定センサの測定した血圧値を表示する表示部を有する構成とすることにより、同一被検体の複数の部分における血圧、あるいは複数の被検者の血圧を、効率よく測定できる。
本願発明によれば、血圧測定センサを被検体の外耳に装着し、腕などに装着した血圧測定制御装置から、電波による通信方式などにより前記血圧測定センサを遠隔操作することにより、前記血圧測定センサを直接操作する必要をなくし、また、遠隔で測定結果を見ることにより、前記血圧測定センサに直接触れる必要をなくしている。この結果、前記血圧測定センサの装着状態が変化することなく継続的な血圧測定を可能にしている。
また、前記血圧測定制御装置に制御部と表示部を備えることにより、前記血圧測定センサを取り外すことなく前記血圧測定センサを操作したり測定値を確認したりすることができる。
さらに、前記血圧測定制御装置により複数の血圧測定センサを操作する構成とすることにより、同一被検体の複数の部分における血圧、あるいは複数の被検者の血圧を効率よく測定する血圧計を提供できる。
添付の図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
以下に説明する実施の形態は本発明の構成の例であり、本発明は、以下の実施の形態に制限されるものではない。
本実施の形態の血圧計は、被検体の外耳の動脈を圧迫して血圧を測定する血圧測定センサと、前記血圧測定センサに測定開始を指示する制御部及び前記血圧測定センサの測定した血圧値を表示する表示部を有する血圧測定制御装置と、を備える血圧計である。
図1に本実施の形態の血圧計の構成例を示す。図1において、本実施の形態の血圧計1は血圧測定センサ10及び血圧測定制御装置30により構成される。
血圧測定センサ10は脈波センサ11、カフ12、制御回路13、送受信回路14、電池18、筐体19、加圧ポンプ21、排気弁22、圧力センサ23により構成される。ここで、脈波センサ11はカフ12の中に設けられている。
図2に血圧測定センサ10の被検体の外耳への装着例を示す。図2において、血圧測定センサ10は図1には図示していない保持機構25で保持され、保持機構25は耳輪8の周辺に固定され、血圧測定センサ10はカフ12を設けている部分が被検体の耳珠7を挟むようにして装着され、カフ12は耳珠7の表面に接している。
血圧測定センサ10の制御回路13は信号線で脈波センサ11、送受信回路14、加圧ポンプ21、排気弁22、圧力センサ23と接続され、またカフ12は空気パイプで加圧ポンプ21、排気弁22、圧力センサ23と接続されている。
電池18は脈波センサ11、制御回路13、送受信回路14、加圧ポンプ21、排気弁22、圧力センサ23と電力線で接続されているが、図1においては図面の煩雑さを避けるために図示していない。
血圧測定制御装置30は制御回路33、送受信回路34、表示部35、電池38、筐体39を有し、制御回路33は信号線で、送受信回路34、表示部35と接続されている。
電池38は制御回路33、送受信回路34、表示部35と電力線で接続されているが、図1においては図面の煩雑さを避けるために図示していない。
カフ12は被検体の外耳の動脈を圧迫する機能を有し、脈波センサ11はカフ12が圧迫する外耳の動脈の脈波を検出する機能を有する。脈波センサ11が外耳の動脈の脈波を検出する方法としては、動脈へ光を照射し動脈からの散乱光の量の変化から検出する方法、あるいはマイクロフォンで動脈の鼓動を検出する方法、圧力センサで圧脈派を検出する方法など各種の方法が知られている。
制御回路13は送受信回路14を介して受信する血圧測定制御装置30からの指示に従って、加圧ポンプ21、排気弁22を制御し、さらに脈波センサ11が検出する脈波と、圧力センサ23が測定するカフ12の内部の空気の圧力から、被検体の血圧を測定し、測定した血圧値の情報を送受信回路14を介して血圧測定制御装置30へ送信する機能を有する。
血圧測定センサ10の送受信回路14は血圧測定制御装置30の送受信回路34との間で有線による通信方式、電波による通信方式、光無線による通信方式、あるいは被検体を通信媒体とする通信方式などにより情報を送受信する機能を有する。
電池18は脈波センサ11、制御回路13、送受信回路14、加圧ポンプ21、排気弁22、圧力センサ23に電力を供給する機能を有する。
加圧ポンプ21は制御回路13の指示に従ってカフ12へ空気を供給する機能を有し、排気弁22は制御回路13の指示に従ってカフ12の空気を排気する機能を有し、圧力センサ23はカフ12の中の空気の圧力を測定し、測定した空気の圧力の情報を制御回路13へ送信する機能を有する。
筐体19は脈波センサ11、カフ12、制御回路13、送受信回路14、電池18、加圧ポンプ21、排気弁22、圧力センサ23を保持し、保護する機能を有する。
血圧測定制御装置30の送受信回路34は血圧測定センサ10の送受信回路14との間で有線による通信方式、電波による通信方式、光無線による通信方式、あるいは被検体を通信媒体とする通信方式、などにより情報を送受信する機能を有する。
制御回路33は送受信回路34を介して血圧測定センサ10を制御する情報を血圧測定センサ10の送受信回路14へ送信し、さらに血圧測定センサ10の送受信回路14が送信する情報を送受信回路34を介して受信し、受信した情報を表示部35へ送信して表示させる機能を有する。ここで、制御回路33は予め記憶している手順に従って自立的に血圧測定センサ10を制御してもよく、あるいは外部からの操作に従って血圧測定センサ10を制御してもよい。
表示部35は制御回路34から受信した血圧値の情報を表示する機能を有する。
電池38は制御回路33、送受信回路34、表示回路35へ電力を供給する機能を有する。
筐体39は制御回路33、送受信回路34、表示部35、電池38を保持して、保護する機能を有する
次に、本実施の形態の血圧計1の動作を説明する。血圧測定センサ10を外耳に装着し、カフ12が外耳に接触した状態で、血圧測定制御装置30の制御回路33は予め設定された手順に従って、あるいは外部からの操作に従って、送受信回路34及び、血圧測定センサ10の送受信回路14を介して血圧測定センサ10の制御回路13に対して血圧測定の開始を指示する。
血圧測定センサ10の制御回路13は、血圧測定制御装置30の制御回路33から血圧測定開始の指示を受信して、加圧ポンプ21を制御して空気をカフ12へ供給し、カフ12は接触する外耳を上昇する圧力で圧迫する。
上記のカフ12が外耳を圧迫する過程で、制御回路13は脈波センサ11が検出する外耳の脈波により、動脈の血流が停止したことを確認した後に、加圧ポンプ21の空気の供給を停止させ、排気弁22を制御してカフ12内の空気を排気し、カフ12が外耳を圧迫する圧力を徐々に減少させる。
上記のカフ12が外耳を圧迫する圧力を上昇させる過程、あるいは外耳を圧迫する圧力を減少させる過程において、制御回路13は所定の方法により、脈波センサ11が検出する外耳の動脈の脈波と、圧力センサ23が測定するカフ12が外耳を圧迫する圧力から血圧を測定し、測定した血圧の情報を送受信回路14を介して、血圧測定制御装置30の送受信回路34へ送信する。
血圧測定制御装置30の送受信回路34は血圧測定センサ10の送受信回路14から受信した血圧の情報を制御回路33へ送信し、制御回路33は受信した血圧の情報を表示部35へ送信し、表示部35は制御回路33から受信した血圧の情報に従って、血圧値を表示する。
上記の血圧測定の過程において、血圧測定センサ10の送受信回路14と血圧測定制御装置30の送受信回路34は、相互に、有線による通信方式、電波による通信方式、光無線による通信方式、あるいは被検体を通信媒体とする通信方式などにより情報を送受信する。
上記のように、本実施の形態の血圧計1は、血圧測定センサ10と血圧測定制御装置30を分離して構成し、血圧測定センサ10を外耳に装着し、血圧測定制御装置30は例えば腕に装着し、血圧測定制御装置30から血圧測定センサ10を、通信方式により遠隔操作して血圧を測定し、遠隔で測定結果を見て、血圧測定センサ10に直接触れる必要をなくしている。この結果、測定開始時に開始制御したり測定中に停止制御や再実行制御したりする際に血圧測定センサ10を直接操作しないので、血圧測定センサ10の装着状態が変わることなく、継続的に血圧を測定することができる。また、血圧測定制御装置30に制御回路33及び表示部35を具備するため、血圧測定センサ10を取り外すことなく血圧測定センサ10を操作したり結果を目視したりすることができる。
本実施の形態の血圧計は、図1により説明した実施の形態の血圧計と同様の構成であるので、図1に示す実施の形態の血圧計を本実施の形態の血圧計として説明する。
図1に示す本実施の形態の血圧計1において、血圧測定センサ10の送受信回路14と血圧測定制御装置30の送受信回路34の間は電波による通信方式で接続されており、送受信回路14と送受信回路34以外の機能及び動作は図1に示す実施の形態の血圧計を本実施の形態の血圧計と同様であるので、以下においては送受信回路14と送受信回路34の機能及び動作について説明する。
送受信回路14、送受信回路34は各々、アンテナ、無線送受信回路により構成され、送受信回路14、送受信回路34は互いに電波による通信方式により情報を送受信する機能を有する。
次に、本実施の形態の血圧計1の動作を説明する。本実施の形態の血圧計1は、図1により説明した実施の形態の血圧計1が血圧を測定する動作と同様の動作により血圧を測定する過程の送受信回路14と送受信回路34の間において情報の送受信を行なう段階において、送受信回路14及び送受信回路34は電波による通信方式により情報を送受信する。
上記のように、本実施の形態の血圧計1は、血圧測定センサ10と血圧測定制御装置30を分離して構成し、血圧測定センサ10を外耳に装着し、血圧測定制御装置30は例えば腕に装着し、血圧測定制御装置30から血圧測定センサ10を、電波による通信方式により遠隔操作して血圧を測定し、遠隔で測定結果を見て、血圧測定センサ10を直接操作しないので、血圧測定センサ10の装着状態の変わることなく、さらに被検体の姿勢及び動作を制限することなく、継続的に血圧を測定することができる。
本実施の形態の血圧計は、前記血圧測定センサと前記血圧測定制御装置とは、光無線による通信方式で接続されている構成としてもよい。
本実施の形態の血圧計は、図1により説明した実施の形態の血圧計と同様の構成であるので、図1に示す実施の形態の血圧計を本実施の形態の血圧計として説明する。
図1に示す本実施の形態の血圧計1において、血圧測定センサ10の送受信回路14と血圧測定制御装置30の送受信回路34の間は光無線による通信方式で接続されており、送受信回路14と送受信回路34以外の機能及び動作は図1に示す実施の形態の血圧計を本実施の形態の血圧計と同様であるので、以下においては送受信回路14と送受信回路34の機能及び動作について説明する。
送受信回路14、送受信回路34は各々、発光素子、受光素子、光送受信回路により構成され、送受信回路14、送受信回路34は互いに光無線による通信方式により情報を送受信する機能を有する。
次に、本実施の形態の血圧計1の動作を説明する。本実施の形態の血圧計1は、図1により説明した実施の形態の血圧計1が血圧を測定する動作と同様の動作により血圧を測定する過程の送受信回路14と送受信回路34の間において情報の送受信を行なう段階において、送受信回路14及び送受信回路34は光無線による通信方式により情報を送受信する。
上記のように、本実施の形態の血圧計1は、血圧測定センサ10と血圧測定制御装置30を分離して構成し、血圧測定センサ10を外耳に装着し、血圧測定制御装置30は例えば腕に装着し、血圧測定制御装置30から血圧測定センサ10を、光無線による通信方式により遠隔操作して血圧を測定し、遠隔で測定結果を見て、血圧測定センサ10に直接触れる必要をなくしている。この結果、血圧測定センサ10を直接操作しないので、血圧測定センサ10の装着状態が変わることなく、さらに被検体の姿勢及び動作を制限することなく、継続的に血圧を測定することができる。
本実施の形態の血圧計は、前記血圧測定制御装置が被検体と電気的に接続され、前記血圧測定センサと前記血圧測定制御装置とは、前記被検体を通信媒体とする通信方式で接続されている構成としてもよい。
図3に本実施の形態の血圧計の構成を示す。図3において、本実施の形態の血圧計1は図1により説明した実施の形態の血圧計1の血圧測定センサ10に、送受信回路14に信号線により接続された接触部16を追加し、血圧測定制御装置30に、送受信回路34に信号線により接続された接触部36を追加した構成であり、接触部16及び接触部36以外は図1により説明した実施の形態の血圧計1と同様の構成である。
接触部16及び接触部36は各々被検体に接触している。
図3に示す本実施の形態の血圧計1の送受信回路14及び接触部16、送受信回路34及び接触部36以外の部分の機能及び動作は、図1により説明した実施の形態の血圧計1と同様であるので、以下においては、本実施の形態の血圧計1の送受信回路14及び接触部16、送受信回路34及び接触部36の機能及び動作について説明する。
血圧測定センサ10の送受信回路14は制御回路13から受信する情報を、接触部16を介して被検体へ微弱な電磁波として伝導させ、被検体及び接触部36を介して血圧測定制御装置30の送受信回路34へ送信し、また、血圧測定制御装置30の送受信回路34から接触部36を介して被検体へ微弱な電磁波として伝導され、被検体及び接触部16を介して送信される情報を受信し、制御回路13へ送信する機能を有する。
血圧測定制御装置30の送受信回路34は制御回路33から受信する情報を、接触部36を介して被検体へ微弱な電磁波として伝導させ、被検体及び接触部16を介して血圧測定センサ10の送受信回路14へ送信し、また、血圧測定センサ10の送受信回路14から接触部16を介して被検体へ微弱な電磁波として伝導され、被検体及び接触部36を介して送信される情報を受信し、制御回路33へ送信する機能を有する。
血圧測定センサ10の接触部16は送受信回路14から送信される情報を微弱な電磁波として、接触する被検体の外耳へ伝導させ、また接触する被検体の外耳から伝導される微弱な電磁波としての情報を送受信回路14へ送信する機能を有する。
血圧測定制御装置30の接触部36は送受信回路34から送信される情報を微弱な電磁波として、接触する被検体へ伝導させ、また接触する被検体からから伝導される微弱な電磁波としての情報を送受信回路34へ送信する機能を有する。
上記のように送受信回路14と送受信回路34は、接触部16、接触部36及び被検体を介して微弱な電磁波による情報の送受信を行なう機能を有する。
次に、本実施の形態の血圧計1の動作を説明する。本実施の形態の血圧計1は、図1により説明した実施の形態の血圧計1と同様に血圧を測定する過程の送受信回路14と送受信回路34の間において情報の送受信を行なう段階において、送受信回路14と送受信回路34は、各々接触部16及び接触部36を介して、微弱な電磁波としての情報を被検体に伝導させて、情報を送受信する。
上記のように、本実施の形態の血圧計1は、血圧測定センサ10と血圧測定制御装置30を分離して構成し、血圧測定センサ10を外耳に装着し、血圧測定制御装置30は例えば腕に装着し、血圧測定制御装置30から血圧測定センサ10を、被検体を通信媒体とする通信方式により遠隔操作して血圧を測定し、遠隔で測定結果を見て、血圧測定センサ10に直接触れる必要をなくしている。この結果、血圧測定センサ10を直接操作しないので、血圧測定センサ10の装着状態が変わることなく、さらに被検体の姿勢及び動作を制限することなく、継続的に血圧を測定することができる。
本実施の形態の血圧計は、前記血圧測定制御装置が、複数の前記血圧測定センサに測定開始を指示する制御部及び前記複数の血圧測定センサの測定した血圧値を表示する表示部を有する構成としてもよい。
図4に本実施の形態の血圧計の構成例を示す。本実施の形態の前記血圧計は1の前記血圧測定制御装置と2以上の前記血圧測定センサにより構成するが、図4において、本実施の形態の血圧計1は1の血圧測定制御装置30と2の血圧測定センサ、すなわち、第1の血圧測定センサ41及び第2の血圧測定センサ42により構成している場合を示している。
本実施の形態の血圧計1の第1の血圧測定センサ41及び第2の血圧測定センサ42の構成、機能、動作は図1により説明した実施の形態の血圧計1の血圧測定センサ10の構成、機能、動作と同様である。また、本実施の形態の血圧計1の血圧測定制御装置30の構成は、図1により説明した実施の形態の血圧計1の血圧測定制御装置30の構成と同様であり、本実施の形態の血圧計1の血圧測定制御装置30が図1により説明した実施の形態の血圧計1の血圧測定制御装置30と異なる点は、血圧測定制御装置30の制御回路33の機能及び動作であるので、以下においては血圧測定制御装置30の制御回路33の機能及び動作について説明する。
本実施の形態の血圧計1の血圧測定制御装置30の制御回路33は、送受信回路34を介して、複数の前記血圧測定センサを、図1により説明した実施の形態の血圧計1と同様に通信方式により遠隔操作して、各々の前記血圧測定センサにより血圧を測定し、測定した血圧情報に従って血圧値を表示部35に表示する機能を有する。ここで、複数の前記血圧測定センサは例えば、被検体としての同一人の左右の外耳に装着してもよく、異なる複数の被検体に装着してもよい。
次に、本実施の形態の血圧計1の動作を説明する。本実施の形態の血圧計1の血圧測定制御装置30の制御回路33は、第1の血圧測定センサ41を、図1により説明した実施の形態の血圧計1の動作と同様に、通信方式により遠隔操作して血圧を測定した後に、第2の血圧測定センサ42を、同様に通信方式により遠隔操作して血圧を測定する。ここで、前記血圧測定センサが3以上の場合も、血圧測定制御装置30は、上記と同様に前記血圧測定センサを順次、通信方式により遠隔操作して血圧を測定する。
上記のように、本実施の形態の血圧計1は、血圧測定制御装置30により第1の血圧測定センサ41、第2の血圧測定センサ42を順次、通信方式により遠隔操作して血圧を測定し、第1の血圧測定センサ41、第2の血圧測定センサ42を直接操作しないので、第1の血圧測定センサ41、第2の血圧測定センサ42の装着状態の変化、あるいは第1の血圧測定センサ41、第2の血圧測定センサ42の振動による雑音の発生を防止して、さらに被検体の姿勢及び動作を制限することなく、効率よく、継続的に被検体の複数の部分の血圧、あるいは複数の被検体の血圧を測定することができる。
以上説明したように、本発明の血圧計は血圧測定のための操作による測定の誤差発生の要因を排除して、さらに被検体の姿勢及び動作を制限することなく、効率よく、継続的に被検体の複数の部分の血圧、あるいは複数の被検体の血圧を測定する血圧計を提供できる。
本発明の血圧測定装置は血圧を被検体の姿勢及び動作を制限することなく、長時間安定して測定することができるので、体調や体の活動状態を知るための手段としての用途にも適用することができる。
本発明の実施の形態の血圧計の構成を示す図である。 本発明の実施の形態の血圧計の外耳への装着状態の例を示す図である。 本発明の実施の形態の血圧計の構成を示す図である。 本発明の実施の形態の血圧計の構成を示す図である。
符号の説明
1 血圧計
7 耳珠
8 耳輪
10 血圧測定センサ
11 脈波センサ
12 カフ
13 制御回路
14 送受信回路
16 接触部
18 電池
19 筐体
21 加圧ポンプ
22 排気弁
23 圧力センサ
25 保持機構
30 血圧測定制御装置
33 制御回路
34 送受信回路
35 表示部
36 接触部
38 電池
39 筐体
41 第1の血圧測定センサ
42 第2の血圧測定センサ

Claims (5)

  1. 被検体の耳珠の動脈を圧迫して血圧を測定する血圧測定センサと、
    前記血圧測定センサに測定開始を指示する制御部及び前記血圧測定センサの測定した血圧値を表示する表示部を有する血圧測定制御装置と、を備える血圧計。
  2. 前記血圧測定センサと前記血圧測定制御装置とは、電波による通信方式で接続されていることを特徴とする請求項1に記載の血圧計。
  3. 前記血圧測定センサと前記血圧測定制御装置とは、光無線による通信方式で接続されていることを特徴とする請求項1に記載の血圧計。
  4. 前記血圧測定制御装置及び前記血圧測定センサは、被検体と電気的に接続され、
    前記血圧測定センサと前記血圧測定制御装置とは、前記被検体を通信媒体とする通信方式で接続されていることを特徴とする請求項1に記載の血圧計。
  5. 前記血圧測定制御装置は、複数の前記血圧測定センサに測定開始を指示する制御部及び前記複数の血圧測定センサの測定した血圧値を表示する表示部を有することを特徴とする請求項1から3に記載のいずれかの血圧計。

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