JP2005312741A - 電子血圧計及び血圧測定方法 - Google Patents

電子血圧計及び血圧測定方法 Download PDF

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文晴 森澤
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弘 小泉
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尚一 林田
Shoichi Sudo
昭一 須藤
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修 杤久保
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Abstract

【課題】
本発明は、生体の末梢部に装着するセンサによって血圧を測定する電子血圧計において、生体の末梢部において測定する血圧値と、上腕部において前記標準測定法により測定する血圧値との差を十分に補正して、上腕部で計測した血圧値と略同じである血圧値を出力することのできる電子血圧計を提供することを目的とする。
【解決手段】
本発明に係る電子血圧計1は、生体の末梢部7において血圧を測定する電子血圧計であり、測定した血圧値を補正して出力する補正手段3を有し、補正手段が予め前記生体の末梢部で測定した血圧値と予め標準測定法で測定した血圧値との関係を補正式として記憶し、前記生体の末梢部において測定した血圧値を前記補正式で補正して出力することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、生体の末梢部に装着したセンサによって血圧を測定する電子血圧計であって、特に、電子血圧計により測定した血圧値を補正し、血圧の標準測定法により測定した血圧値に換算して表示する機能を備えた電子血圧計及びその血圧測定方法に関するものである。
近年、高齢化が進み、成人病や高齢者の健康維持への関心が高まり、その対策は社会的にも大きな課題になりつつある。特に、血圧は成人病や高齢者の健康状態の診断に重要な指標である。しかし、血圧の測定値は生体の活動状態により大きく変動するため、定期的かつ連続的な測定の重要性が認識されている。
このような要請に応えて、耳介、手首、指先などの生体の末梢部に装着する小型で装着性に優れ、日常的に携帯し、血圧の連続測定や随時測定が可能な血圧センサによる血圧計が開発されている。しかし、心臓から離れた生体の末梢部の血圧は、血圧値の標準測定法として用いられる心臓の高さに設定された上腕部の血圧とは異なった値となる。このため末梢部における血圧の測定値は被測定者にとって馴染みにくく、自己の健康管理に不便がある。ここで、血圧の標準測定法について図6を参照して説明する。図6はJISにおいて規定されている血圧の標準測定法の一例の説明図である。
図6において、標準測定法において用いられる一例として示す標準的血圧計5は一般にカフ51と測定部52により構成され、カフ51は心臓と同じ高さとなる上腕部に装着され、カフ51と測定部52は信号線および空気パイプなどにより接続されている。
標準測定法においては、例えば、カフ51に接続された図示していない空気ポンプ、あるいは測定部52内の空気ポンプなどによりカフ51に空気を送り、カフ51は生体の上腕部に圧力を印加し、上腕部の血流が停止する状態からカフ51の空気圧を減圧し、この減圧過程において上腕部の血液の脈流により発生する脈波が規定の振幅になった時点のカフ51の印加圧力から最高血圧および最低血圧を測定する。ここで、脈波の振幅は音響として耳で聞く、あるいは測定部52内において脈波の振幅を音響で捕らえ、さらに電気信号に変換して測定する、などの方法により測定される。
以上説明したことから、血圧値の標準測定法として用いられる心臓の高さに設定された上腕部の血圧の測定値と心臓から離れた生体の末梢部における血圧の測定値とが異なる原因としては大きく二つの要因が考えられる。
第一の要因は、生体の末梢部と心臓の高さとの差に対応して血管内の血液の重さが末梢部の血圧に影響して、両者の血圧値に差が生じるためである。すなわち、血圧の測定部の位置が心臓より低ければ、心臓から測定部の位置までの落差による血液の重さが加わった状態で血圧が測定され、逆に血圧の測定部の位置が心臓より高ければ血液の重さ分が差し引かれた血圧が測定されるためである。
第二の要因は、生体の末梢部と上腕部とでは血管太さや血流の状態が異なることにより、血圧差に差が生じることが考えられる。つまり、上腕部では、脈波の振幅を音響で捕らえられるほど血管が太く、血流量が末梢部よりも多い。
生体の末梢部で血圧を測定する従来の血圧計によって測定した血圧値と、心臓の高さに設定された上腕部の血圧を標準測定法により計測した場合の血圧値との差を補正する機能を備えた血圧計もある(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1に開示されている血圧計の場合は、血圧測定と同時に測定部に設置された位置センサや角度センサによって心臓と測定部との高さの差を測定し、両者の高さの差による血圧の差を補正している。
しかし、特許文献1に開示されている血圧計の場合は、上記の第二の要因の血管の太さや血流の差による血圧の測定値の差は補正されていないため、末梢部で測定する血圧計により測定した血圧の測定値が十分に補正されていないという欠点があった。
従って、従来の生体の末梢部において血圧を測定する血圧計においては、生体の末梢部において測定する血圧値と、上腕部において測定する血圧値の標準測定法により測定する血圧値との差を十分に補正する手段を備えた血圧計は実現されていない。
特開平08-215160号公報
このような状況において、本発明は、生体の末梢部に装着するセンサによって血圧を測定する電子血圧計において、生体の末梢部において測定する血圧値と、上腕部において前記標準測定法により測定する血圧値との差を十分に補正して、上腕部で計測した血圧値と略同じである血圧値を出力することのできる電子血圧計を提供することを目的とする。また、本発明は、生体の末梢部で血圧を測定する血圧値を上腕部において前記標準測定法により測定する血圧値との差を十分に補正して、上腕部で計測した血圧値と略同じである血圧値として測定することができる血圧測定方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、発明者らは鋭意開発したところ、末梢部の高さと心臓の高さとの落差が測定誤差と関係し、末梢部の血圧を計測した計測結果を補正式によって補正することによって上腕部の血圧を、標準測定法により計測した値と略同じ値とすることができることを見出して本発明を完成させた。すなわち、本発明に係る電子血圧計は、生体の末梢部において血圧を測定する電子血圧計であり、測定した血圧値を補正して出力する補正手段を備えることを特徴とする。
上記電子血圧計において、前記補正手段が、予め前記生体の末梢部で測定した血圧値と予め標準測定法で測定した血圧値との関係を補正式として記憶し、前記生体の末梢部において測定した血圧値を前記補正式で補正して出力することが望ましい。
また、上記電子血圧計において、最高血圧値についての前記補正式は、A1×前記生体の末梢部で測定した最高血圧値+B1で表され、B1=前記生体の末梢部と前記生体の心臓との高さの差を血圧値に換算した定数、A1=(前記標準測定法で測定した最高血圧値−B1)÷前記生体の末梢部で測定した最高血圧値、であることが望ましい。
また、上記電子血圧計において、最低血圧値についての前記補正式は、A2×前記生体の末梢部で測定した最低血圧値+B2で表され、B2=前記生体の末梢部と前記生体の心臓との高さの差を血圧値に換算した定数、A2=(前記標準測定法で測定した最低血圧値−B2)÷前記生体の末梢部で測定した最低血圧値、であることが望ましい。
また、上記電子血圧計において、前記生体の末梢部が耳介であることが望ましい。
また、本発明に係る血圧測定方法は、生体の末梢部において血圧を測定する血圧測定方法において、測定した血圧値を補正する補正ステップを備えることを特徴とする。
上記血圧測定方法において、前記補正ステップは、前記生体の末梢部で測定した血圧値と標準測定法で測定した血圧値との関係を表した補正式によって、前記生体の末梢部において測定した血圧値を補正するステップであることが望ましい。
上記血圧測定方法の前記補正ステップにおいて、最高血圧値についての前記補正式を、A1×前記生体の末梢部で測定した最高血圧値+B1で表され、B1=前記生体の末梢部と前記生体の心臓との高さの差を血圧値に換算した定数、A1=(前記標準測定法で測定した最高血圧値−B1)÷前記生体の末梢部で測定した最高血圧値、とすることが望ましい。
上記血圧測定方法の前記補正ステップにおいて、最低血圧値についての前記補正式を、A2×前記生体の末梢部で測定した最低血圧値+B2で表され、B2=前記生体の末梢部と前記生体の心臓との高さの差を血圧値に換算した定数、A2=(前記標準測定法で測定した最低血圧値−B2)÷前記生体の末梢部で測定した最低血圧値、とすることが望ましい。
上記血圧測定方法において、血圧を測定する前記生体の末梢部を耳介とすることが望ましい。
本発明の生体の末梢部において血圧を測定する電子血圧計は、連続的に血圧を測定し、測定した血圧値と上腕部において標準測定法により測定した血圧値との差を補正して出力するので、上腕部で計測した血圧値と略同じである血圧値により、健康管理に有効に役立てることができるという利点がある。また、本発明の生体の末梢部において血圧を測定する血圧測定方法は、連続的に血圧を測定し、測定した血圧値と上腕部において標準測定法により測定した血圧値との差を補正するので、上腕部で計測した血圧値と略同じである血圧値により、健康管理に有効に役立てることができるという利点がある。
以下、本願発明の実施の形態について、添付の図面を参照して説明するが、本発明はこれらの記載に限定して解釈されない。
図1は本発明の生体の末梢部において血圧を測定する電子血圧計の構成例を示す説明図である。本実施形態に係る電子血圧計1は、生体の末梢部としての耳7に装着して耳7の血圧を測定する血圧センサ2と、血圧センサ2が測定した血圧値を補正して出力する補正手段としての中継器3とを備える。また、電子血圧計1は、血圧測定時の緊急停止等の情報を出力するデータセンタ4を備えることとしてもよい。
血圧センサ2は、例えばカフにより耳7の一部を圧迫して、カフ内に設置した発光素子により生体組織へ光を入射させ、生体組織からの反射光をカフ内に設置した受光素子により受光し、反射光から得られる脈波信号から血圧値を測定する血圧センサを用いることも有効である。また、血圧センサ2は微弱無線、Bluetooth、IrDAなどの無線通信機能を備え、中継器3との間で測定データや制御信号の送受信を行う。本実施形態では、生体の末梢部として耳7の場合を示したが、血圧センサ2を装着する生体の末梢部として耳介であることが望ましい。耳介には血圧センサの装着が容易である。また、血圧センサを耳介に装着することは、日常生活への影響が少なく、健康管理に非常に有用な電子血圧計を提供できる。
中継器3は、血圧センサ2との間で微弱無線、Bluetooth、IrDAなどの無線通信により情報を通信し、血圧センサ2からの計測データを補正して出力する。この補正は、所定の補正表によって補正することもできるが、血圧センサ2によって計測した耳7の血圧値を標準測定法により測定した上腕部の血圧値に近づけるように補正する補正式を適用して自動的に補正することが望ましい。血圧センサ2によって計測した血圧値を補正式により自動補正することで、血圧値の結果が補正値であることを意識せずに直接参照することができる。また、この補正式を更新できる構成とすれば、電子血圧計1を長期間使用しない場合でも、使用するたび毎に補正式を設定することができる。そのため、体のコンディションが変わった時を基準にいつでも上腕部で計測した血圧値と略同じである血圧値を正確に計測することができる。また、中継器3は、電子血圧計1の血圧測定の開始・停止等の制御を行うこととしてもよい。また、PHSなどの無線通信手段により公衆通信網を通して、あるいは無線LANなどの無線通信手段により構内通信網などを通して、データセンタ4との間で測定データや制御信号の送受信を行うこととしてもよい。このように、電子血圧計1は、血圧値の表示機能等の比較的消費電力の大きい機能は中継器3に搭載して手首などに装着し、血圧センサ2を小型軽量にしているので、血圧センサ2は快適に生体の末梢部へ装着できる。
データセンタ4は、中継器3から送信されてくる血圧の測定データを受信し、記憶し、解析する。解析の結果、再測定が必要な場合あるいは緊急な処置が必要な場合には、データセンタ4は再測定あるいは緊急処置の必要性を知らせる情報を中継器3へ送信する。このようなデータセンタ4を備えることより、電子血圧計1は、より精度のよい血圧計測を実現することができる。また、電子血圧計1を安全性の高い血圧計とすることができる。
ここで、補正手段としての中継器3の構成例を図2に示す。中継器3は、例えば、図1に示す電子血圧計1の測定開始、測定停止などの動作命令を行う押しボタン35と、血圧センサ2との間で情報を相互に通信するセンサ通信部31と、補正式の計算を行う記憶部32と、データセンタ4との間で情報を相互に通信する通信部33と、血圧の測定データ等のデータを表示及び出力する表示・出力部36と、他の血圧計(不図示)が測定する血圧の測定データを受信する校正部37と、中継器3の上記の各部の間の信号伝達を制御する制御部34と、により構成することで実現できる。なお、電源や筐体などの通常の技術により実現できる部分は図面の煩雑さをさけるために表示していない。また、中継器3は、上記の構成に限定されない。
押しボタン35は外部からの操作により、電子血圧計1の測定開始、測定停止などの動作を制御する機能を有する。押しボタン35として、例えば1の命令のみを出力するプッシュスイッチを適用することができる。電子血圧計の動作は限られているので、押しボタン35を押すタイミングと1のみの命令とによって電子血圧計1に種々の動作をさせることはできる。また、1のみの命令によって電子血圧計1に種々の動作をさせるため、電子血圧計1の操作性を向上させることができる。
センサ通信部31は血圧センサ2との間で微弱無線、Bluetooth、IrDAなどの無線通信機能により測定データや制御信号を送受信する機能を有する。
記憶部32は血圧の測定データ、あるいは血圧の測定データを補正する補正手段として、例えば補正式を記憶する機能を有する。また、血圧センサ2からの計測データを基に、この補正式を計算する機能を有する。ここで、補正式とは、生体の末梢部において血圧を測定する血圧センサ2の血圧の測定値と、例えば一般に用いられる腕や手首などにおいて測定する血圧の測定値との差を補正する補正式である。
通信部33は図1に示すデータセンタ4へPHSなどの無線通信手段により公衆通信網を通して、あるいは無線LANなどの無線通信手段により構内通信網などを通して、測定データを送信し、さらにデータセンタ4から送信される情報を受信する機能を有する。
表示・出力部36は血圧の測定データを表示し、出力する機能を有する。また、表示・出力部36は、データセンタ4から送信される情報などを表示し、出力する機能を有することとしてもよい。また、データセンタ4から血圧の再測定や緊急の処置の必要性を知らせる情報を受信した場合は、これらの情報を表示・出力部36に表示及び出力することとしてもよい。これらの情報を表示することで、計測の状態を視覚的にわかり易くすることができる。そのため、電子血圧計1の使用性が向上する。
校正部37は補正手段として、例えば補正式を手動で入力できる例えばボタンなどの手動入力手段、あるいは有線通信手段あるいは無線通信手段により入力する入力手段を備えており、外部から入力される補正手段として、例えば補正式を受信する機能を有する。さらに、校正部37は後述するように補正式を自動作成するために、他の血圧計が測定する血圧の測定データを入力するための、有線通信手段あるいは無線通信手段により入力する入力手段を備え、他の血圧計が測定する血圧の測定データを受信する機能を有する。
制御部34はセンサ通信部31、記憶部32、通信部33、校正部37と双方向の信号伝達手段で接続されており、制御部34とセンサ通信部31、記憶部32、通信部33、校正部37のそれぞれの間で測定データや制御信号の送受信が行なわれる。制御部34と押しボタン35とは信号伝達手段で接続され、押しボタン35から送信される信号は制御部34で受信され測定開始、測定停止などの全体の動作を制御する機能を有する。制御部34と表示・出力部36は信号伝達手段で接続され、制御部34から送信される測定データや制御信号は表示・出力部36で受信される。また、制御部34は、後述の補正式の計算を行う命令を記憶部32に向けて出力する機能を有する。
電子血圧計1において、補正式は、血圧センサ2によって測定された最高血圧値について、下記の数式1により表される補正式とすることが望ましい。数式1において、B1=生体の末梢部と生体の心臓との高さの差を血圧値に換算した定数、A1=(標準測定法で測定した最高血圧値−B1)÷生体の末梢部で測定した最高血圧値、である。定数A1は被測定者に固有の定数であり、耳7と上腕部の血管の太さなどにより決まる定数である。また、数式1において、定数B1は電子血圧計1を装着する位置と心臓の位置により決まる定数である。
Figure 2005312741
また、電子血圧計1において、補正式は、血圧センサ2によって測定された最低血圧値について、下記の数式2により表される補正式とすることが望ましい。数式2において、B2=生体の末梢部と生体の心臓との高さの差を血圧値に換算した定数、A2=(標準測定法で測定した最低血圧値−B2)÷生体の末梢部で測定した最低血圧値とする。定数A2は数式1における定数A1と同様に被測定者に固有の定数であり、耳7と上腕部の血管の太さなどにより決まる定数である。また、数式2において、定数B2は数式1における定数B1と同様に電子血圧計1を装着する位置と心臓の位置により決まる定数である。
Figure 2005312741
上記数式1及び数式2によって血圧値を補正することによって、血流が少ない生体の末梢部で計測した血圧であっても、上腕部で計測される血圧値と略同じである血圧値を得ることができる。なお、個々人の生体特性によって電子血圧計1により測定した血圧値と標準測定法により測定した血圧値に曲線的な関係が認められる場合には数式1、数式2で表される一次の補正式に代えて高次の補正式を採用することとしてもよい。また、本実施形態では補正手段として、電気信号により自動で補正する形態を示したが、当然に補正前の血圧値と補正後の血圧値とが1対1に対応した変換表を適用することとしてもよい。この場合は、中継器3の記憶部32には最高血圧用と最低血圧用との2種類の変換表が保存され、測定ごとに変換表が参照されて補正後の血圧値が求められる。
ここで、生体の末梢部において測定する血圧値と、上腕部の血圧値を標準測定法により測定する血圧値との差を補正する補正式を作成する方法について説明する。補正式は、本実施形態に係る電子血圧計1と一般に用いられる腕や手首などにおいて測定する血圧計とを、同時に血圧の被測定者に装着して、例えば歩行直後の比較的血圧の高い状態、さらに安静にしている比較的血圧の低い状態などにおいて、血圧を複数回測定する。ここで、最高血圧値に対して2種の血圧計により計測された複数のデータをグラフ化する。ここで、横軸を電子血圧計1による血圧値、縦軸を標準計測法による血圧値とする。このようにすると、複数のデータから線形一次の近似直線を得ることができる。そのため、この直線の傾きの値を数式1におけるA1とし、グラフの切片の値を数式1におけるB1として、数式1を完成させることができる。また、最低血圧値に対しても同様に2種の血圧計により計測された複数のデータをグラフ化する。ここで、横軸を電子血圧計1による血圧値、縦軸を標準計測法による血圧値とする。このようにすると、複数のデータから線形一次の近似直線を得ることができる。そのため、この直線の傾きの値を数式2におけるA2とし、グラフの切片の値を数式1におけるB2として、数式2を完成させることができる。このように、2種の血圧計により計測された複数のデータをグラフ化し、数式1、数式2における定数を手動によって求めて、補正式を作成することとしてもよい。
また、電子血圧計1の使用性を向上させるために、この補正式を自動的に作成することとしてもよい。図3に、補正式を自動的に作成する説明図を示す。図3において、一般に用いられる上腕部において血圧を測定する血圧計6は、図6において説明したように例えば、カフ61と、測定部62と、カフ61に空気を送り込む空気パイプ63と、により構成される。
カフ61は、空気パイプ63によって送り込まれた空気により膨らむことで腕に圧力を印加する。圧力を解除する場合には、カフ61中の空気を抜くことで減圧する。
測定部62は、カフ61と空気パイプ63により接続されている。測定部62内の不図示の空気ポンプなどによりカフ61に空気を送る。また、測定部62は、カフ61の減圧を行う。例えば、測定部62に空気栓を設け、この空気栓を抜くことで空気パイプ63を通じて、測定部62からカフ61内の空気を抜いて減圧する。あるいは、カフ61に空気栓を設け、電気信号による命令によってこの空気栓を自動で抜くことでカフ61内の空気を抜いて減圧する。ここで、補正式を自動で作成するために、測定部62は、測定した血圧値を表示すると同時に、例えば有線通信手段あるいは無線通信手段により血圧値を中継部3に向けて出力する出力手段を備える。
補正式を自動作成する場合、血圧の被測定者に電子血圧計1と血圧計6を同時に装着する。さらに、血圧計6の測定部62の出力手段と中継部3の校正部37の入力手段とを例えば有線通信手段あるいは無線通信手段により接続する。この状態で、測定を開始する。
まず、測定部62からカフ61に空気を送り込み、腕に圧力を印加して、腕の血流が停止する状態からカフ61の空気圧を減圧し、この減圧過程において腕の血液の脈流により発生する脈波が規定の振幅になった時点のカフ61の印加圧力から最高血圧および最低血圧を測定する。ここで、脈波の振幅は音響的に耳で聞く、あるいは測定部62内において脈波の振幅を音響で捕らえ、さらに電気信号に変換して測定するなどの方法がある。血圧計6の測定した血圧の測定データを測定部62の出力手段により中継部3の校正部37へ送信する。
校正部37が受信した血圧計6の測定データは、図2に示す中継器3の記憶部32により、同時に電子血圧計1の血圧センサ2により測定された測定データと比較され、傾きの値及び切片の値を算出し、自動的に補正式が作成される。作成した補正式は、記憶部32に記憶する。
上記のように補正式を算出し記憶部32に記憶させる方法は、電子血圧計1を初期設定する場合、および使用中に補正式を校正する場合に有効である。なお、予め使用すべき補正式が判っている場合には、外部から補正式を手動で入力することとしてもよい。
次に、本発明の電子血圧計1の動作の一例を図1、図2を参照して説明する。
まず、図1に示す電子血圧計1の血圧センサ2を生体の末梢部、例えば耳7などに装着し、図2に示す押しボタン35を押して血圧測定を開始する。
図2に示す制御部34は、押しボタン35から入力された測定開始命令を検知して、センサ通信部31を通じて図1に示す血圧センサ2に血圧測定開始命令を送信する。血圧センサ2は、血圧測定開始命令を受信すると、測定を開始し、計測したデータを逐次中継部3のセンサ通信部31に送信する。次に、制御部34は、センサ通信部31が受信した血圧値データを記憶部32に送信するようにセンサ通信部31に向けて命令を出力する。記憶部32は、予め記憶した補正式によりセンサ通信部31からの血圧の測定データを補正する。ここで、制御部34は、通信部33に命令を出力してデータセンタ4に血圧センサ2からの血圧値データを逐次送信することとしてもよい。この場合、データセンタ4は、受信した血圧値データを、記憶し、解析する。解析の結果、再測定が必要な場合あるいは緊急な処置が必要な場合には、再測定あるいは緊急処置の必要性を知らせる情報を中継器3へ送信する。このようなデータセンタ4を備えることより、電子血圧計1は、より精度のよい血圧計測を実現し、また電子血圧計1を安全性の高い血圧計とすることができる。
制御部34は、記憶部32で補正した血圧値を、表示・出力部36で表示するように記憶部32に命令を出力する。表示・出力部36は、補正した血圧値を表示し、出力する。上記一連の動作後、血圧測定を終了する。ここで、表示・出力部36は、データセンタ4から送信される情報などを表示し、出力する機能を有することとしてもよい。また、データセンタ4から血圧の再測定や緊急の処置の必要性を知らせる情報を受信した場合は、これらの情報を表示・出力部36に表示及び出力させることとしてもよい。これらの情報を表示・出力することで、計測の状態を視覚的にわかり易くすることができる。そのため、電子血圧計1の使用性が向上する。
以上説明したように、本発明の電子血圧計1は長期間、連続的に血圧を測定し、測定した血圧値と、通常の上腕部などにおいて血圧を測定する血圧計により測定した場合の血圧値との差を補正して出力するので、上腕部で計測した血圧値と略同じである血圧値を得ることができる。そのため、血圧値の判断が容易で、かつ健康管理に有用な電子血圧計を提供できる。
図1に示す電子血圧計1の補正式の妥当性について検証した。電子血圧計1によって耳介において血圧を測定した場合を実施例とした。
図4は複数の被測定者について、同一の被測定者の血圧を、本発明の電子血圧計1と標準測定法により、同時に測定した状態における電子血圧計1と標準測定法により測定した血圧値の関係を示している。図4において、縦軸は標準測定法により測定した血圧値である。横軸は電子血圧計1により測定した血圧値である。また、図4において、△印は電子血圧計1により測定した最高血圧の血圧値と標準測定法により測定した最高血圧の血圧値の関係を示し、○印は電子血圧計1により測定した最低血圧の血圧値と標準測定法により測定した最低血圧の血圧値の関係を示している。
ここで、図4において、△印のデータから作成した実施例により測定した最高血圧の血圧値と標準測定法により測定した最高血圧の血圧値の関係を最小2乗法による直線で近似した。この直線を実線で示す。また、○印のデータから作成した実施例により測定した最低血圧の血圧値と標準測定法により測定した最低血圧の血圧値の関係を最小2乗法による直線で近似した。この直線を破線で示す。
図4において、実線で示すように実施例による最高血圧の測定値と標準測定法による最高血圧の測定値の関係は線形の関係にある。また、破線で示すように実施例による最低血圧の測定値と標準測定法による最低血圧の測定値の関係は線形の関係にある。つまり、両者の関係は数式1、数式2により表されることが明らかであり、本発明の補正式が妥当であることが分かる。ここで、測定者に固有の定数A1は、耳介と上腕部の血管の太さなどにより決まる定数であり、図4に実線で示す直線の傾きの値から決定することができる。また、電子血圧計1を装着する位置と心臓の位置により決まる定数B1は、直線が縦軸を切る点の縦軸の値(つまり、切片の値)から決定できる。また、同様に、測定者に固有の定数A2は、耳介と上腕部の血管の太さなどにより決まる定数であり、図4に破線で示す直線の傾きの値から決定することができる。また、電子血圧計1を装着する位置と心臓の位置により決まる定数B2は、線が縦軸を切る点の縦軸の値(つまり、切片の値)から決定できる。図4に示す場合、電子血圧計1を装着する位置と心臓の位置関係を測定することにより、これらの位置の高さの差10cm当たり10mmHgとして計算できる。
以上説明したように、本発明の電子血圧計1により測定した最高血圧および最低血圧の血圧値と標準測定法により測定した最高血圧および最低血圧の血圧値との差を、それぞれ別に補正する式を示し、その妥当性を示した。
次に、図4に示す最高血圧および最低血圧に関するデータをまとめて計算して、電子血圧計1により測定した血圧値と標準測定法により測定した血圧値の関係を最小2乗法で近似した直線を作成した。
図5に上記の方法で作成した、電子血圧計1により測定した血圧値と標準測定法により測定した血圧値の関係を近似した直線を示す。ここで、図5において、◇印のデータは、図4に示す△印のデータと○印のデータをまとめて示したものである。
図5に示す直線による最高血圧および最低血圧の両方に共通の補正式は、日常の使用状態においては十分適用可能な、妥当な補正式となることがわかる。
本発明の電子血圧計は、生体の末梢部に装着したセンサによって血圧を測定する電子血圧計であって、測定した血圧値と血圧の前記標準測定法より測定した血圧の測定値の差を補正して、表示する機能を備えた電子血圧計であり、美容施設あるいは娯楽施設の利用者の不慮の事故防止の用途にも適用できる。また、本発明の血圧測定方法は、測定した血圧値と血圧の前記標準測定法より測定した血圧の測定値の差を補正する機器内の動作方法であり、美容施設あるいは娯楽施設の利用者の不慮の事故防止の用途にも適用できる。
本発明の電子血圧計の構成を示した説明図である。 本発明の電子血圧計の中継器の構成例を示した説明図である。 本発明の電子血圧計の補正式の入力方法を示した説明図である。 本発明の電子血圧計により測定した血圧値と標準測定法により測定した血圧値の関係を示した説明図である。 本発明の電子血圧計により測定した血圧値と標準測定法により測定した血圧値の関係を示した説明図である。 血圧の標準測定法の例を示した説明図である。
符号の説明
1 電子血圧計
2 血圧センサ
3 中継器
4 データセンタ
5 標準的血圧計
6 血圧計
7 耳
31 センサ通信部
32 記憶部
33 通信部
34 制御部
35 押しボタン
36 表示・出力部
37 校正部
51 カフ
52 測定部
61 カフ
62 測定部
63 空気パイプ

Claims (10)

  1. 生体の末梢部において血圧を測定する電子血圧計において、測定した血圧値を補正して出力する補正手段を備えることを特徴とする電子血圧計。
  2. 前記補正手段が、予め前記生体の末梢部で測定した血圧値と予め標準測定法で測定した血圧値との関係を補正式として記憶し、前記生体の末梢部において測定した血圧値を前記補正式で補正して出力することを特徴とする請求項1に記載の電子血圧計。
  3. 最高血圧値についての前記補正式は、
    A1×前記生体の末梢部で測定した最高血圧値+B1で表され、
    B1=前記生体の末梢部と前記生体の心臓との高さの差を血圧値に換算した定数、
    A1=(前記標準測定法で測定した最高血圧値−B1)÷前記生体の末梢部で測定した最高血圧値、
    であることを特徴とする請求項2に記載の電子血圧計。
  4. 最低血圧値についての前記補正式は、
    A2×前記生体の末梢部で測定した最低血圧値+B2で表され、
    B2=前記生体の末梢部と前記生体の心臓との高さの差を血圧値に換算した定数、
    A2=(前記標準測定法で測定した最低血圧値−B2)÷前記生体の末梢部で測定した最低血圧値、
    であることを特徴とする請求項2に記載の電子血圧計。
  5. 前記生体の末梢部が耳介であることを特徴とする請求項1から4に記載の電子血圧計。
  6. 生体の末梢部において血圧を測定する血圧測定方法において、測定した血圧値を補正する補正ステップを備えることを特徴とする血圧測定方法。
  7. 前記補正ステップは、前記生体の末梢部で測定した血圧値と標準測定法で測定した血圧値との関係を表した補正式によって、前記生体の末梢部において測定した血圧値を補正するステップであることを特徴とする請求項6に記載の血圧測定方法。
  8. 前記補正ステップにおいて、最高血圧値についての前記補正式を、
    A1×前記生体の末梢部で測定した最高血圧値+B1で表され、
    B1=前記生体の末梢部と前記生体の心臓との高さの差を血圧値に換算した定数、
    A1=(前記標準測定法で測定した最高血圧値−B1)÷前記生体の末梢部で測定した最高血圧値、
    とすることを特徴とする請求項6に記載の血圧測定方法。
  9. 前記補正ステップにおいて、最低血圧値についての前記補正式を、
    A2×前記生体の末梢部で測定した最低血圧値+B2で表され、
    B2=前記生体の末梢部と前記生体の心臓との高さの差を血圧値に換算した定数、
    A2=(前記標準測定法で測定した最低血圧値−B2)÷前記生体の末梢部で測定した最低血圧値、
    とすることを特徴とする請求項6に記載の血圧測定方法。
  10. 血圧を測定する前記生体の末梢部を耳介とすることを特徴とする請求項6から9に記載の血圧測定方法。
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