JP4184938B2 - 建設機械の表示器配設構造 - Google Patents

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Description

本発明は、コンソールを備えた運転室内に、運転席に座ったオペレータが目視する表示器を配置する建設機械の表示器配設構造に関する。
この種の従来技術として、油圧ショベルの車体の左側に配置された運転室内に表示器を備えたものがある。この従来技術は、コンソールを左側方に備えた運転席に座ったオペレータが目視できる表示器を、運転室の左上方の天井部分に配置してある(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−173956公報
上述した従来技術は、運転室の左上方の天井部分に表示器を配置してあるので、ブーム、アーム、バケット等から成る作業機による作業に際し、運転席に座ったオペレータの視界の一部が表示器によつて遮られ、オペレータが作業機の動きを把握しづらいことがあり、このために作業性が低下する懸念がある。
本発明は、上述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、運転席に座ったオペレータの作業視界を広く確保できる建設機械の表示器配設構造を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、コンソールを備えた運転室内に、運転席に座ったオペレータが目視する表示器を配置する建設機械の表示器配設構造において、上記表示器を収納する収納部を上記コンソールに形成すると共に、この収納部から取り出された上記表示器を上記運転席の前方の所定位置に保持させる保持手段を備え、この保持手段が、上記コンソールに回動自在に支持され、上記表示器を保持するアームと、このアームを所定位置に係止するストッパとを含み、上記アームと連動して上記建設機械の作業機の駆動を可能にさせる駆動許可手段を備えたことを特徴としている。
このように構成した本発明は、表示器の不使用時には表示器が収納部に収納され、表示器の使用時には収納部から取り出された表示器が保持手段を介して運転席の前方の所定位置に保持される。すなわち、保持手段を適宜に設定することにより、表示器をコンソールの近傍の位置である運転席の前方の所定位置に保持させることができる。これにより、運転席に座ったオペレータの作業視界の邪魔にならない位置に表示器を配置でき、その作業視界を広く確保することができる。
また本発明は、上記発明において、上記駆動許可手段が、上記アームと連動して作動するスイッチから成ることを特徴としている。
本発明は、運転席に座ったオペレータの作業視界を広く確保でき、従来に比べて作業性を向上させることができる。
以下,本発明に係る建設機械の表示器配設構造を実施するための最良の形態を図に基づいて説明する。
図1は本発明に係る表示器配設構造の一実施形態が装備される建設機械の一例として挙げた油圧ショベルを示す側面図、図2は図1に示す油圧ショベルの運転室を拡大して示す側面図である。
これらの図1,2に示す油圧ショベルは、走行体1と、この走行体1上に配置される車体、すなわち旋回体2と、この旋回体2の左前方位置に配置される運転室3とを備え、左扉4を開閉させて運転室3内に出入するようになっている。旋回体2の前方位置には、ブーム5、アーム6、バケット7を含む作業機が配置されている。
図3は本発明に係る建設機械の表示器配設構造の一実施形態を示す図で、収納部から取り出された表示器がストッパを介して係止保持された状態を示す側面図、図4は本発明の一実施形態を示す平面図、図5は本発明の一実施形態を示す図で、収納部から取り出された表示器がストッパに係止保持されていない状態を示す側面図である。なお、図4においては、運転席及び操作レバーを省略して描いてある。
図3に示すように、運転室3内に配置される運転席8には肘掛けが備えられ、この
運転席8の左側位置にコンソール10を備えている。このコンソール10には、表示器1
4を収納する凹形状の収納部16を形成してある。表示器14は、アーム13にヒンジ1
5を介して回動可能に支持され、アーム13はコンソール10に設けたヒンジ12に回動
可能に支持されている。
また、表示器14を収納部16に収納した状態でアーム13を係止すると共に、収納部16から取り出された表示器14が、運転席8の前方の所定位置に保持された状態でアーム13を係止するストッパ18を備えている。
さらに例えば、ストッパ18部分には、アーム13と連動して当該油圧ショベルのブーム5、アーム6、バケット7を含む作業機の駆動を可能にさせる駆動許可手段、例えばアーム13と連動して作動するリミットスイッチ17を配置してある。このリミットスイッチ17がオンとなることにより、操作レバー11による上述の作業機の作動が可能となる。リミットスイッチ17がオフとなると、操作レバー11を操作しても作業機が作動しないようになっている。
上述したヒンジ12、アーム13、及びストッパ18は、収納部16から取り出された表示器14を運転席8の前方の所定位置に保持する保持手段を構成している。また、上述したヒンジ15は、表示器14をアーム13に回動可能に支持させる支持手段を構成している。
次に、本実施形態における表示器14の不使用形態、及び使用形態について説明する。
運転席8からオペレータが離れた際の表示器14の不使用形態にあっては、図3の破線に示すように、表示器14が収納部16内に収納された状態でアーム13がストッパ18に係止され、リミットスイッチ17はオフとなる。この状態にあっては、リミットスイッチ17のオフに伴って操作レバー11を操作しても作業機を駆動する油圧シリンダへの圧油の供給が不能に保たれる。
作業機の駆動に際しては、運転席8に座ったオペレータが、図3に示すようにアーム13を回動させて実線で示すように、アーム13をストッパ18に係止させることが行なわれる。このときアーム13の回動に伴ってリミットスイッチ17がオンとなり、操作レバー11の操作による作業機の駆動が可能となる。次に、表示器14をヒンジ15を中心に回動させると図4の状態になり、運転席8に座ったオペレータが表示器14を目視することができる。このようにして作業機の駆動動作時には、表示器14は運転席8の左前方の所定位置に保持される。したがってオペレータは、作業機の駆動に関連する種々の情報を表示器14の表示によって確認することができる。
そして、作業機による作業が終了したオペレータが運転席8から離れた際には、再びアーム13を回動させることにより表示器14を収納部16に収納させ、その後に運転席8から離れて運転室3の外に出る動作がなされる。上述のアーム13の回動によってリミットスイッチ17がオフになり、操作レバー11の操作による作業機の駆動は不能となる。
なお、図5に示すように、表示器14が収納部16から引き出されているものの、アーム13の回動角度が十分でなく、このアーム13がリミットスイッチ17を作動させない状態にあっては、上述したように、操作レバー11の操作による作業機の駆動は不能に保たれる。
本実施形態によれば、作業機の駆動に際して、ヒンジ12を中心にアーム13を回動させ、ヒンジ15を中心に表示器14を回動させることにより、表示器14を運転席8の左前方の所定位置に配置でき、運転席8に座ったオペレータの作業視界を広く確保できる。したがって、運転席8に座ったオペレータは表示器14に視界を遮られることなく、作業中の作業機の動きを確認することができ、優れた作業性が得られる。
また本実施形態は、運転室3の左扉4を開けてオペレータが出入する際に、誤って操作レバー11に触れ、この操作レバー11が動くことがあっても、表示器14が収納部16に収納されている状態にあってはリミットスイッチ17がオフに保たれ、作業機は作動することがない。したがって、この油圧ショベルの周囲環境に対する優れた安全性を確保することができる。
本発明に係る表示器配設構造の一実施形態が装備される建設機械の一例として挙げた油圧ショベルを示す側面図である。 図1に示す油圧ショベルの運転室を拡大して示す側面図である。 本発明に係る建設機械の表示器配設構造の一実施形態を示す図で、収納部から取り出された表示器がストッパを介して係止保持された状態を示す側面図である。 本発明の一実施形態を示す平面図である。 本発明の一実施形態を示す図で、収納部から取り出された表示器がストッパに係止保持されていない状態を示す側面図である。
符号の説明
1 走行体
2 旋回体
3 運転室
4 左扉
5 ブーム(作業機)
6 アーム(作業機)
7 バケット(作業機)
8 運転席
9 肘掛け
10 コンソール
11 操作レバー
12 ヒンジ(保持手段)
13 アーム(保持手段)
14 表示器
15 ヒンジ(支持手段)
16 収納部
17 リミットスイッチ(駆動許可手段)
18 ストッパ(保持手段)

Claims (2)

  1. コンソールを備えた運転室内に、運転席に座ったオペレータが目視する表示器を配置する建設機械の表示器配設構造において、
    上記表示器を収納する収納部を上記コンソールに形成すると共に、この収納部から取り出された上記表示器を上記運転席の前方の所定位置に保持させる保持手段を備え
    この保持手段が、上記コンソールに回動自在に支持され、上記表示器を保持するアームと、このアームを所定位置に係止するストッパとを含み、
    上記アームと連動して上記建設機械の作業機の駆動を可能にさせる駆動許可手段を備えたことを特徴とする建設機械の表示器配設構造。
  2. 上記請求項1記載の発明において、
    上記駆動許可手段が、上記アームと連動して作動するスイッチから成ることを特徴とする建設機械の表示器配設構造。
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