JP4183998B2 - エレベータのレール制錆ローラ装置 - Google Patents

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    • B66B7/02Guideways; Guides
    • B66B7/04Riding means, e.g. Shoes, Rollers, between car and guiding means, e.g. rails, ropes
    • B66B7/046Rollers

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エレベータのかごガイドレール、カウンターウエートのカウンターガイドレール等に発生する発錆を抑制するエレベータのレール制錆ローラ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
エレベータかごの昇降系は、上部の機械室などに巻上機が設置され、この巻上機にはメインロープが掛け渡されている。メインロープの一方端部側にはエレベータかごが吊下され、当該ロープの他端部側にはカウンターウエートが取り付けられている。このエレベータかごは、かご両側部に取り付けられるガイドローラがかご両側部近傍の上下(昇降)方向に配設されるガイドレールに接触しながら昇降する。カウンターウエートについても、当該カウンターウエート両側部近傍の上下方向に配設されるガイドレールにそって昇降する構成となっている。
【0003】
ところで、従来、昇降路壁のない屋外エレベータに使用されるガイドレールは、美観の面、屋外環境に晒されるために早期な痩せ、表面の荒れに伴う非常制動装置の性能低下及びエレベータかごの乗り心地の悪さ等を回避する意味から、何らかの防錆対策を施す必要がある。
【0004】
しかし、防錆対策の1つであるガイドレールの防食塗装は、非常制動装置の作動時に塗膜が剥離し、制動性能に悪影響を及ぼす。また、ガイドレールにメッキを施すとか、ステンレス(SUS)化することも考えられているが、メッキやステンレス化自体は一般的なガイドレール材料と異なり、塗装と同様にレールの表面改質となり、非常制動装置の摩擦特性が改変することから、レール専用の非常制動装置を開発する必要があり、ガイドローラの材質、公的機関の認定、開発コスト等を含めて容易に採用し難い問題がある。
【0005】
従って、以上のような状況を考慮すると、ガイドレールに何らかの防錆対策を施すのは困難である。
【0006】
また、ガイドレール全体に赤錆が発生することが多いが、ガイドローラ走行跡だけは赤錆が発生しないことが経験的に分っているので、レール加工面全てをカバーする幅広のガイドローラを開発することも考えられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、以上のような幅広のガイドローラを用いた場合、ガイドレールの曲がりやねじれ等が生じている場合、幅広のローラ面がガイドレール面の一方端部だけに接触する片当たりすることが多く、必要な制錆効果が得られない。また、必要な制錆効果を得るために、ガイドレールに強い押し付け力でガイドローラを面当たりさせることも可能であるが、ガイドローラがガイドレールの曲がり、ねじれによって強制変位され、それがエレベータかごに伝達されることから、当該エレベータかごが走行中に不快な振動を引き起こし、エレベータかごの乗り心地を悪化させる問題がある。
【0008】
従って、現状では、エレベータかごやカウンターウエートのガイドレールには防錆対策がとられておらず、前述する如く早期な痩せ、表面の荒れに伴う非常制動装置の性能低下、エレベータかごの乗り心地の悪さ等を回避できない状況にある。
【0009】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、エレベータかごやカウンターウエートをガイドするガイドレールの発錆を抑制し、一般的な材料のガイドレールであっても、長期間にわたって安定なエレベータかごの乗り心地を確保するエレベータのレール制錆ローラ装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
(1) 上記課題を解決するために、本発明に係わるエレベータのレール制錆ローラ装置は、エレベータかご及びカウンタウエートの何れか一方又は両方の走行をガイドするためにガイドレールが設けられたエレベータにおいて、
前記エレベータかご、前記カウンタウエートの両側部に取付けられ、かつ、所要とする複数個所にローラ支持体が設けられたローラ支持フレームと、これらローラ支持体に回転可能に支持され、前記ガイドレールの表面から発錆誘導物、初期発錆となる物質などの発錆物質を除去する前記ガイドレールの頂部面および両側面に幅広で接触回転させる表面粘性及び摩擦による転写の特性をもつ10mm〜20mm程度の厚さを有する弾性樹脂製材料で形成された発錆物質除去用レール頂部ローラ及び発錆物質除去用レール側面ローラとを設けたエレベータのレール制錆ローラ装置である。
【0011】
この発明は以上のような構成とすることにより、弾性樹脂製材料のレール頂部ローラ及びレール側面ローラがガイドレールの頂部面および両側面に面当りしながら転動するので、ガイドレールに付着される錆のもととなる物質を表面粘性及び摩擦によって転写し、ガイドレールの発錆を抑制し、ひいては長期間にわたって安定なエレベータかごの乗り心地を確保することが可能である。
【0012】
(2) 本発明に係わるエレベータのレール制錆ローラ装置は、エレベータかご、カウンタウエートの両側部に取付けられ、かつ、所要とする複数個所にローラ支持体が設けられたローラ支持フレームと、このローラ支持体に少なくとも当該ローラ支持体が直動及びレール走行方向軸回りに回転する自由度を生成するように連結されたレール追従部材と、前記各ローラ支持体に回転可能に支持され、前記ガイドレールの表面から発錆誘導物、初期発錆となる物質などの発錆物質を除去する前記ガイドレールの頂部面および両側面に幅広で接触回転させる表面粘性及び摩擦による転写の特性をもつ10mm〜20mm程度の厚さを有する弾性樹脂製材料で形成された発錆物質除去用レール頂部ローラ及び発錆物質除去用レール側面ローラとを設けた構成である。
【0013】
この発明は以上のような構成とすることにより、ローラ支持体に少なくとも当該ローラ支持体が直動及びレール走行方向軸回りに回転する自由度を生成するように設けられたレール追従部材を設けることにより、、弾性樹脂製材料のレール頂部ローラ及びレール側面ローラがガイドレールの曲がりやねじれ等の変形を十分に吸収し、その変形の影響をエレベータかご等に与えないので、長期にわたって安定なエレベータかごの乗り心地を確保することが可能である。
【0014】
また、レール頂部ローラ及びレール側面ローラは、弾性樹脂製材料で形成されているので、前記(1)項と同様な作用効果を奏する。
【0015】
(3) なお、ローラ支持体に少なくとも当該ローラ支持体が直動及びスイングする自由度を生成するように連結されたレール追従部材を設け、また各ローラ支持体に回転可能に支持され、ガイドレールの表面から発錆誘導物、初期発錆となる物質などの発錆物質を除去するガイドレールの頂部面および両側面に幅広で接触回転させる表面粘性及び摩擦による転写の特性をもつ10mm〜20mm程度の厚さを有する弾性樹脂製材料で形成された自動調心軸受内装された発錆物質除去用レール頂部ローラ及び発錆物質除去用レール側面ローラを設ければ、ガイドレールの曲がりやねじれ等の変形に対し、レール頂部ローラ及びレール側面ローラ内部の自動調心軸受の働きにより、レール頂部ローラ及びレール側面ローラがガイドレールに確実、かつ、安定な面当りで接触し、前記(1),(2)で記載する作用効果をより助長するように機能する。また、レール頂部ローラ及びレール側面ローラは、弾性樹脂製材料で形成されているので、前記(1)項と同様な作用効果を奏する。
【0016】
(4) さらに、本発明に係わるエレベータのレール制錆ローラ装置は、エレベータかご、前記カウンタウエートの下部の複数箇所に取付けられた吊下部材と、これら吊下部材に吊り下げられ、前記両側ガイドレールに跨るように架設された結合フレームと、この結合フレームの両端部に取付けられ、所要とする複数個所にローラ支持体が設けられたローラ支持フレームと、これらローラ支持体に回転可能に支持され、前記ガイドレールの表面から発錆誘導物、初期発錆となる物質などの発錆物質を除去する前記ガイドレールの頂部面および両側面に幅広で接触回転させる表面粘性及び摩擦による転写の特性をもつ10mm〜20mm程度の厚さを有する弾性樹脂製材料で形成された発錆物質除去用レール頂部ローラ及び発錆物質除去用レール側面ローラとを備えることにより、ガイドレールの曲がりやねじれ等の変形による影響を吊下部材で絶縁するので、エレベータかご、カウンタウエートとガイドレールとのお互いの挙動に影響を受けずに本来の機能ないし姿勢を保持することが可能である。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明するに先立ち、エレベータかごの昇降系統について説明する。
【0018】
一般に、エレベータかごの昇降系は、図示されていないが、例えば上部の機械室などに巻上機が設置され、この巻上機にはメインロープが掛け渡されている。メインロープの一方端部側にはエレベータかごが吊下され、当該ロープの他端部側にはカウンターウエートが取り付けられている。このエレベータかごは、エレベータかご両側部近傍に配設されるかご用ガイドレールにそって昇降する。カウンターウエートについても、当該カウンターウエート両側部近傍に配設されるガイドレールにそって昇降する構成となっている。
【0019】
なお、機械室を下部に設けたもの、或いはマシンルームレス(機械室なし)のエレベータ等においても、かごガイドレール、カウンターガイドレールが設けられ、エレベータかごやカウンターウエートの昇降をガイドする構成となっている。
【0020】
以下、各実施の形態について具体的に説明する。
【0021】
(第1の実施の形態)
図1は本発明に係わるエレベータのレール制錆ローラ装置の一実施の形態を説明する斜視図である。
【0022】
同図において1は例えばエレベータかごのガイドレールであって、このガイドレール1は、図示されていないがエレベータかごの両側面部と対面し、かつ、エレベータかごの昇降方向,つまり上下方向に延在するように配設されている。
【0023】
このガイドレール1は、前述するように防食塗装等の防錆対策を施すとか、メッキ,SUSなどによる表面改質を生じさせるような材料を使用せず、例えば一般的に使用される材料,例えば普通鋼などが用いられている。このガイドレール1は、エレベータかごのガイドとして要求される種々の条件,例えば耐熱性・耐候性などの条件を満たす限り、表面改質を生じさせない普通鋼以外の他の材料を用いてもよい。
【0024】
なお、カウンターウエートのガイドレールについても、かごガイドレール1と同様に防錆対策や表面改質を生じさせるような手段をとられておらず、使用材料についてもかごガイドレール1と同様に所要とする条件を満たす材料が使用される。以下、かごガイドレール、カウンターレールを含めてガイドレールと総称する。
【0025】
2はエレベータかごやカウンターウエートの両側部からガイドレール1の方向に突設するように取付けられたローラ支持フレームである。このローラ支持フレーム2は、ガイドレール頂部を受入れるために凹形状に形成された基体フレーム21と、この基体フレーム21の所要個所にローラ支持体22a,22b,22b(一方の22bは図示せず、以下,同じ)が突設されている。
【0026】
これらローラ支持体22a,22b,22bのうち、ローラ支持体22aは、基体フレーム21の比較的中央近傍に突設され、レール頂部ローラ3aを回転可能に支持し、また2つのローラ支持体22b,22bは、基体フレーム21の凹状両端部に突設され、レール側面ローラ3b,3bをそれぞれ回転可能に支持する。
【0027】
すなわち、レール頂部ローラ3aは、ローラ支持体22aにローラ軸を介して回転可能に支持され、ガイドレール1の頂部幅面にわたって転動可能な幅広形状のローラであって、表面粘性及び摩擦によるレール付着物の転写機能をもつ弾性樹脂製材料によって形成されている。このレール頂部ローラ3aは、金属製の輪芯の円周面上にレールの変形等を適切に吸収するに相当する例えば10mmないし20mmの厚さで弾性樹脂製材料が施されている。
【0028】
レール頂部ローラ3aが弾性樹脂製材料で形成された理由は、ガイドレール1の頂部走行面に対して面当たりで転動したとき、頂部走行面に付着される発錆誘起物(亜硫酸,亜硝酸,塩化物等)、発錆促進物(塵埃,ディーゼルパティキュレート(排気ガスに含まれる微小浮遊粒子),雨水等)及び初期発錆となる薄い酸化物膜を、弾性樹脂製材料の特性である表面粘性及び摩擦によってローラ表面に転写させ、ひいては摩耗等による転写によりローラ表面を更新する機能をもたせる為である。レール側面ローラ3b,3bについても、レール頂部ローラ3aと同様にガイドレール1の側面幅面にわたって転動可能な幅広形状のローラであって、表面粘性及び摩擦による転写の機能をもつ弾性樹脂製材料によって形成されている。
【0029】
従って、以上のような実施の形態によれば、エレベータかごの昇降に伴い、当該かご側部に取付けられるローラ支持フレーム2に、それぞれガイドレール1の頂部走行面および側面幅面にわたる幅広形状、かつ、弾性樹脂製材料のローラ3a〜3cを転動可能に支持したことにより、各ローラ3a,3bの転動摩擦により、レール表面に付着する発錆物質を転写させるので、ガイドレール1表面から発錆誘起物等を除去でき、発錆進行を確実に抑制できる効果を奏するものである。
【0030】
なお、前記弾性樹脂製材料のローラ3a,3bとしては、シリコンゴム材料を使用すれば、ローラ3a,3b自体の表面粘性及び摩擦による転写だけでなく、耐候性に優れたローラを実現でき、長期間にわたって安定にガイドレール1の発錆進行を確実に抑制することができる。
【0031】
また、弾性樹脂製材料のローラ3a,3bとして、フッ素系ゴム材料を使用すれば、表面粘性及び摩擦による転写だけでなく、耐候性、耐環境性に優れたローラを実現することが可能である。
【0032】
さらに、弾性樹脂製材料のローラ3a,3bとして、EPDM(エチレン・プロピレン・ゴム)材料を使用すれば、表面粘性及び摩擦による転写だけでなく、耐オゾン性、耐環境性に優れたローラを実現できる。
【0033】
さらに、弾性樹脂製材料のローラ3a,3bとして、SBR(スチレン・ブダジェン・ゴム)材料を使用すれば、表面粘性及び摩擦による転写だけでなく、耐摩耗性に優れたローラを実現できる。
【0034】
なお、以上のようなレール頂部ローラ3a、レール側面ローラ3b,3bは、ローラ支持体22a,22b,22bによる片側支持であるが、ガイドレール1の取り付け側スペースにある程度の余裕がある場合に限り、凹形状に形成されたローラ支持体22a,22b,22bを用いて、各ローラ3a,3b,3bを両側支持とする構成であってもよい。
【0035】
(第2の実施の形態)
図2は本発明に係わるエレベータのレール制錆ローラ装置の第2の実施の形態を説明する斜視図である。
【0036】
この実施の形態は、ガイドローラ1の頂部面及び両側面に幅広形状のレール頂部ローラ3a及びレール側面ローラ3b,3bを接触させる点は第1の実施の形態と同じである。また、これらローラ3a,3b,3bが第1の実施の形態で使用された何れかの材料を使用する点も同様である。
【0037】
一方、ローラ支持フレーム2は、基体フレーム21と、この基体フレーム21上には直動軸受23を介してガイドレール対面側を低所とする段差付きサブフレーム24と、このサブフレーム24の低所側に進退可能に載置されるレール頂部用ローラ支持体22aとが設けられ、このローラ支持体22aにはガイドレール1の頂部幅面にわたって幅広形状のレール頂部ローラ3aが転動可能に支持されている。この直動軸受23は、レール頂部ローラ3aがレール走行方向軸となるZ軸回りの回転を可能とする機能をもっている。
【0038】
前記サブフレーム24とローラ支持体22aとの間には例えば断面円形状のすべり直動軸受25a及び例えば圧縮バネなどの押出し荷重付加部材26aを介在することにより、レール頂部ローラ3aがレール頂上部の曲がり、変形を吸収する,つまりレール頂底軸となる図示Y軸方向に追従可能な機能をもっている。従って、レール頂部ローラ3aは、直動軸受23、すべり直動軸受25a及び押出し荷重付加部材26aの動作により、図示するY軸にそって直動、かつ、Z軸回りに回動運動をしながら、常にレール頂部面方向に押し付けられるような構成となっている。なお、押出し荷重付加部材26aは、押出し荷重を付加する機能をもつものであれば、圧縮バネに限らず、例えば油圧,空圧を利用したものでもよい。
【0039】
さらに、前記ローラ支持体22aの基底部レール対面部分に中間ブロック27が連結され、さらに中間ブロック27と相対する基体フレーム21の両端部側にはL字状のローラ支持体22b,22b(一方のローラ支持体22bは図示せず)が載置され、これらローラ支持体22b,22bにはガイドレール1の側面幅面にわたって幅広形状のレール側面ローラ3b,3bが転動可能に支持されている。なお、各ローラ支持体22b,22bは基体フレーム21から遊離した状態で設けられている。
【0040】
各ローラ支持体22b,22bと中間ブロック27との間にはそれぞれ例えば断面円形状の2つのすべり直動軸受25b,25bが介在され、さらにローラ支持体22b,22b間に例えば引張りバネなどの引張り荷重部材26bが介在されている。
【0041】
よって、レール側面ローラ3b,3bは、前述する直動軸受23、すべり直動軸受25a及び押出し荷重付加部材26aの動作により、Z軸の回り、Y軸方向および2つのすべり直動軸受25b及び引張り荷重部材26bの動作により、ガイドレール1の両側面に押し付けられるように構成されている。
【0042】
従って、以上のような実施の形態によれば、前記第1の実施の形態と同様な作用効果を奏する他、例えばガイドレール1に曲がり、ねじれ等が生じている場合でも、直動軸受23、すべり直動軸受25a及び押出し荷重付加部材26a、2つのすべり直動軸受25b及び引張り荷重部材26bの動作により、各ローラ3a,3b,3bがX軸方向、Y軸方向、Z軸方向及びZ軸回りの計4自由度の追従性をもってガイドレール1の頂部面および両側面と転動摩擦しながら転写機能を発揮するので、ガイドレール1の曲がり、ねじれ等を容易に吸収し、エレベータかごに与える影響が少なくなるだけでなく、またガイドレール1の発錆を確実に抑制できる効果を奏する。
【0043】
また、レール頂部ローラ3aは、直動軸受23、すべり直動軸受25a及び押出し荷重付加部材26aにより、図示するY軸にそって直動的に押付け、またZ軸回りの回動運動により、常にレール頂部に面当たりしながら進退動作するので、押付け力を小さく押さえることができ、エレベータかご及びカウンターウエートに与える振動を軽減することができる。
【0044】
図3は本発明に係わるエレベータのレール制錆ローラ装置の第2の実施形態の他の例を説明する斜視図である。
【0045】
この実施の形態は、ガイドローラ1の頂部面及び両側面に対して幅広形状のレール頂部ローラ3a及びレール側面ローラ3b,3bを接触させる点は第1の実施の形態と同じである。また、これらローラ3a,3b,3bが第1の実施の形態で使用される何れかの材料を使用する点も同様である。
【0046】
ローラ支持フレーム2は、図2とほぼ同様な構成であるが、特に異なるところは、基体フレーム21上に載置されるL字形状のサブフレーム24aの上部に凸形状レールに形成されたサブフレーム24bが重ね合わせるように設けられている。これら両サブフレーム24a、24b間には軸受28が介在され、各ローラ3a,3b,3bがY軸回りに回転するように構成されている。
【0047】
また、ローラ支持体22aとサブフレーム24bの間には、ローラ支持体22a側から前記サブフレーム24aの凸形状レールに遊動可能なブロック25aaが突設され、また押出し荷重付加部材26aが介在されている。
【0048】
従って、レール頂部ローラ3aは、軸受23の動作によりZ軸回り、軸受28の動作によりY軸回り、サブフレーム24bの凸形状レール及びローラ支持体22aのブロック25aa、押出し荷重付加部材26aの動作によってY軸方向に移動し、常にレール頂部面方向に押し付ける構成である。
【0049】
また、レール側面ローラ3b,3bを支持する手段は、ローラ支持体22aの基底部レール対面方向に凸形状レールをもったT字状フレーム31が連結されている。このT字状フレーム31両端部のレール対面側には凸形状レールに遊動可能に被嵌されるブロック25ba,25ba(一方の25baは図示せず)をもつローラ支持体22b,22bが取付けられ、このローラ支持体22b,22bにはガイドレール1の側面に接触転動するレール側面ローラ3b,3bが支持されている。このローラ支持体22b,22b間にも図2と同様に引張荷重部材26bが介在されている。従って、ローラ支持体22b,22bに支持されるレール側面ローラ3b,3bは、引張荷重部材26bの動作に伴い、ローラ支持体22b,22bのブロック25ba,25baがT字状フレーム31の凸形状レール上を滑動し、互いに近づく方向に移動するので、常にレール側面に押し付けられるように動作する。
【0050】
従って、以上のような実施の形態によれば、図1、図2と同様な効果を奏する他、両サブフレーム24a,24b間に軸受28に介在させたことにより、ローラ支持体22aを介して各ローラ3a,3b,3bがY軸回りに回転させることが可能となる。このことは、ガイドレール1の頂部面左右の傾斜や曲がりなどの変形に対し、ガイドレール1の頂部面に広範囲で接触しつつ効率的に吸収するので、エレベータかごやカウンターウエートに影響を与えずにスムーズに走行させることが可能である。
【0051】
なお、図3に示す実施の形態では、サブフレーム24bの凸形状レールとローラ支持体22a側の凹形状ブロック25aaとを遊動嵌合し、またT字状フレーム31の凸形状レールとローラ支持体22b,22cの凹形状ブロック25baとを遊動嵌合することにより、Y軸、X軸方向に直動する構成としたが、例えば図4に示すようにサブフレーム24bの凸形状レールとローラ支持体22a側の凹形状ブロック25aaとの嵌合部分、T字状フレーム31の凸形状レールとローラ支持体22b,22cの凹形状ブロック25baとの嵌合部分にそれぞれ複数のボール軸受32を介挿させることにより、Y軸、X軸方向に直動させる構成であってもよい。
【0052】
この実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様な効果を奏する他、弾性樹脂製材料の各ローラ3a,3b,3bがガイドレール1の曲がり、ねじれ等に追従しつつ面当り走行するので、ボール循環式直動軸受となるボール32、レール/ブロックを含む他の軸受を含めて、X・Y軸方向直動、Y軸回り、Z軸回りの回転等の計4自由度の追従性をもってガイドレール面に接触するので、ガイドレール1の曲がり、ねじれ等を十分吸収し、エレベータかごに与える影響が少なくなり、またガイドレール1の発錆を確実に抑制する効果を奏する。
【0053】
また、図2に示す実施の形態では、サブフレーム24とローラ支持体22aとの間、中間ブロック27とローラ支持体22b、22bとの間にすべり直動軸受25a、25bを介在させた構成であるが、例えば図5(a),(b)に示すように、ローラ支持体22a,22bのサブフレーム対面側に空洞部25ab、25bbを形成し、サブフレーム24、中間ブロック27側に空洞部部25ab、25bbに対して遊動可能にすべり直動する当該空洞部とほぼ同様な断面形状に形成された充実体25ac、25bcを突設し、これら空洞部部25ab、25bbと充実体25ac、25bcとの間に回転可能な例えば複数のボール33を装填することにより、当該ボール33の回転による充実体25ac、25bcの直動及び押出し荷重付加部材26aの押出し力、引張荷重部材26bの引張り力により、常にレール頂部ローラ3aをレール頂部面方向に押し付けることができる。
【0054】
従って、以上のような実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様な効果を奏する他、弾性樹脂製材料の各ローラ3a,3b,3bがガイドレール1の曲がり、ねじれ等に追従しつつ面当り走行するので、ボール循環式直動軸受となるボール33を含む他の軸受を含めて、X・Y軸方向直動、Y軸回り、Z軸回りの回転等の計4自由度の追従性をもってガイドレール面に接触するので、ガイドレール1の曲がり、ねじれ等を十分吸収し、エレベータかごに与える影響が少なくなり、またガイドレール1の発錆を確実に抑制する効果を奏する。
【0055】
(第3の実施の形態)
図6は本発明に係わるエレベータのレール制錆ローラ装置の第3の実施の形態を説明する斜視図である。
【0056】
この実施の形態においても、ガイドローラ1の頂部面及び両側面に幅広形状のレール頂部ローラ3a及びレール側面ローラ3b,3bを接触させる点は第1の実施の形態と同じである。また、これらローラ3a,3b,3bが第1の実施の形態で使用された何れかの材料を使用する点も同様である。
【0057】
ローラ支持フレーム2は、エレベータかごの両側面側からガイドレール対面方向に突設される基体フレーム21と、この基体フレーム21のエレベータかご対面側の中央近傍に立設された支持柱体36と、前記基体フレーム21上に所要の位置関係をもって立設される頂部用ブロック37a及び側面用ブロック37b,37b(一方の37bは図示せず)と、これら頂部用ブロック37a及び側面用ブロック37b,37bにそれぞれ軸受38a,38b,38b(一方の38bは図示せず)を介して揺動可能に取付けられた頂部用スイングアーム39a及び側面用スイングアーム39b,39b(一方の39bは図示せず)とが設けられている。なお、これら頂部用ブロック37a、軸受38a及び頂部用スイングアーム39aはローラ支持体22aを構成する。同様に側面用ブロック37b,37b、38b,38b及び側面用スイングアーム39b,39bはローラ支持体22b,22bを構成する。
【0058】
そして、前記支持柱体36と頂部用スイングアーム39aとの間に押付け荷重付加部材26aが設けられ、また側面用スイングアーム39bと図示しないもう一方の側面用スイングアーム39bとの間に引張り荷重部材26bが設けられている。
【0059】
さらに、頂部用スイングアーム39a、側面用スイングアーム39b,39bにはそれぞれ内部に自動調心軸受40a,40b,40cを内装するレール頂部ローラ3a,レール側面ローラ3b,3cが所要とする方向に調心回転するように設けられている。従って、レール頂部ローラ3a,レール側面ローラ3b,3cは、ともに自動調心軸受40a,40b,40cの働きにより、X軸、Y軸、Z軸回りに回転運動する構成となっている。
【0060】
また、頂部用スイングアーム32aは、押付け荷重付加部材26aによってY軸にそった直動を可能にすることにより、常にレール頂部ローラ3aがガイドレール頂上面を押し付けるように作用する。また、側面用スイングアーム32b,32cは、引張り荷重部材26bによってX軸にそった直動を可能にすることにより、常にレール側面ローラ3b,3cがガイドレール両側を押し付けるように作用する。
【0061】
従って、以上のような実施の形態によれば、前述する各実施の形態と同様な効果に加え、レール頂部ローラ3a、レール側面ローラ3b,3cの内部に装填される自動調心軸受40a〜40bの自動調心作用により、常にレール頂部ローラ3a、レール側面ローラ3b,3cがガイドレール1の曲がり、ねじれに対応しつつ面当たりするので、押付け力が小さくすることができ、ひいてはエレベータかごやカウンターウエートに与える振動を軽減することができる。
【0062】
(第4の実施の形態)
図7は本発明に係わるエレベータのレール制錆ローラ装置の第4の実施の形態を説明する正面図である。
【0063】
このレール制錆ローラ装置は、エレベータかごやカウンターウエート等の底部の所要距離を隔てた複数個所に吊下部材51が取付けられ、この吊下部材51の下端部にエレベータかごやカウンターウエートの両側に配設されるガイドレール1−1間に跨るように設けられた結合フレーム52が吊下されている。
【0064】
この結合フレーム52の両端部側にはそれぞれ例えばL字状をなす基体フレーム53、53が取付けられ、この基体フレーム53,53上にはそれぞれローラ支持体22a,22b,22cが立設されている。このローラ支持体22aにはガイドレール1の頂部面に接触するレール頂部ローラ3aが回転可能に支持され、またローラ支持体22b,22bにはガイドレール1の側面に接触するレール側面ローラ3b,3cを回転可能に支持されている。
【0065】
なお、吊下部材51としては、例えばボールジョイント又はユニバーサルジョイント51aを装備した吊棒15bが用いられるが、その他にロープ、鎖その他の部材であってもよい。
【0066】
従って、以上のような実施の形態によれば、エレベータかごやカウンターウエート等の下部から吊下部材51,51を用いてレール頂部ローラ3a、レール側面ローラ3b,3cを備えた結合フレーム52を吊り下げた構成であるので、エレベータかごやカウンターウエートと結合フレーム41は吊下部材51,51で分離された状態となり、互いの挙動による影響を受けずに所要の姿勢を保持することが可能となる。つまり、レールの段差、曲がり、ねじれに起因して生じる横振動は吊下部材51,51によって絶縁し、エレベータかごやカウンターウエートに伝播されることがなくなるので、安定な運行を確保できる。
【0067】
なお、レール頂部ローラ3a、レール側面ローラ3b,3cは、第1の実施の形態で使用された材料を選択的に利用するので、第1の実施の形態と同様な効果を奏することは言うまでもない。
【0068】
なお、本願発明は、上記実施の形態に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。例えば上記実施の形態では、ローラ支持体22a,22b,22cは、レール頂部ローラ3a、レール側面ローラ3b,3cを片側で支持する構成としたが、ガイドレール1の後部側に十分なスペースを有する場合には両側支持とすることにより、より安定にレール頂部ローラ3a、レール側面ローラ3を支持することが可能である。
【0069】
また、各実施の形態は可能な限り組み合わせて実施することが可能であり、その場合には組み合わせによる効果が得られる。さらに、上記各実施の形態には種々の上位,下位段階の発明が含まれており、開示された複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得るものである。例えば問題点を解決するための手段に記載される全構成要件から幾つかの構成要件が省略されうることで発明が抽出された場合には、その抽出された発明を実施する場合には省略部分が周知慣用技術で適宜補われるものである。
【0070】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、弾性樹脂製材料で、かつ、幅広形状のレール頂部ローラ、レール側面ローラを用いることにより、エレベータかごやカウンターウエートをガイドするガイドレールの発錆を確実に抑制でき、しかも複数の自由度の追従性をもつように各ローラをガイドレール面に接触させるので、ガイドレールの曲がり、ねじれ等によるエレベータかごに与える影響を大幅に少なくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るエレベータのレール制錆ローラ装置の一実施の形態を示す斜視図。
【図2】 本発明に係るエレベータのレール制錆ローラ装置の他の実施の形態を示す斜視図。
【図3】 本発明に係るエレベータのレール制錆ローラ装置のさらに他の実施の形態を示す斜視図。
【図4】 図3に示すローラ装置に適用するガイドレールに接触させるローラをY軸方向、X軸方向に移動させる例を説明するレール/ブロックの断面図。
【図5】 図2に示すローラ装置に適用するガイドレールに接触させるローラをY軸方向、X軸方向に移動させる例を説明するレール/ブロックの断面図。
【図6】 本発明に係るエレベータのレール制錆ローラ装置のさらに他の実施の形態を示す斜視図。
【図7】 本発明に係るエレベータのレール制錆ローラ装置のさらに他の実施の形態を示す正面図。
【符号の説明】
1…ガイドレール
2…ローラ支持フレーム
3a…レール頂部ローラ
3b…レール側面ローラ
21…基体フレーム
22a,22b…ローラ支持体
23…直動軸受
25a,25b…すべり直動軸受
26a…押出し荷重付加部材
26b…引張荷重部材
28…軸受
32,33…ボール
37a…頂部用ブロック
37b…側面用ブロック
38a,38b…軸受
39a,39b…スイングアーム
40a,40b…自動調心軸受
51…吊下部材
52…結合フレーム

Claims (4)

  1. エレベータかご及びカウンタウエートの何れか一方又は両方の走行をガイドするためにガイドレールが設けられたエレベータにおいて、
    前記エレベータかご、前記カウンタウエートの両側部に取付けられ、かつ、所要とする複数個所にローラ支持体が設けられたローラ支持フレームと、
    これらローラ支持体に回転可能に支持され、前記ガイドレールの表面から発錆誘導物、初期発錆となる物質などの発錆物質を除去する前記ガイドレールの頂部面および両側面に幅広で接触回転させる表面粘性及び摩擦による転写の特性をもつ10mm〜20mm程度の厚さを有する弾性樹脂製材料で形成された発錆物質除去用レール頂部ローラ及び発錆物質除去用レール側面ローラと
    を備えたことを特徴とするエレベータのレール制錆ローラ装置。
  2. エレベータかご及びカウンタウエートの何れか一方又は両方の走行をガイドするためにガイドレールが設けられたエレベータにおいて、
    前記エレベータかご、前記カウンタウエートの両側部に取付けられ、かつ、所要とする複数個所にローラ支持体が設けられたローラ支持フレームと、
    このローラ支持体に少なくとも当該ローラ支持体が直動及びレール走行方向軸回りに回転する自由度を生成するように連結されたレール追従部材と、
    前記各ローラ支持体に回転可能に支持され、前記ガイドレールの表面から発錆誘導物、初期発錆となる物質などの発錆物質を除去する前記ガイドレールの頂部面および両側面に幅広で接触回転させる表面粘性及び摩擦による転写の特性をもつ10mm〜20mm程度の厚さを有する弾性樹脂製材料で形成された発錆物質除去用レール頂部ローラ及び発錆物質除去用レール側面ローラと
    を備えたことを特徴とするエレベータのレール制錆ローラ装置。
  3. エレベータかご及びカウンタウエートの何れか一方又は両方の走行をガイドするためにガイドレールが設けられたエレベータにおいて、
    前記エレベータかご、前記カウンタウエートの両側部に取付けられ、かつ、所要とする複数個所にローラ支持体が設けられたローラ支持フレームと、
    このローラ支持体に少なくとも当該ローラ支持体が直動及びスイングする自由度を生成するように連結されたレール追従部材と、
    前記各ローラ支持体に回転可能に支持され、前記ガイドレールの表面から発錆誘導物、初期発錆となる物質などの発錆物質を除去する前記ガイドレールの頂部面および両側面に幅広で接触回転させる表面粘性及び摩擦による転写の特性をもつ10mm〜20mm程度の厚さを有する弾性樹脂製材料で形成された自動調心軸受内装された発錆物質除去用レール頂部ローラ及び発錆物質除去用レール側面ローラと
    を備えたことを特徴とするエレベータのレール制錆ローラ装置。
  4. エレベータかご及びカウンタウエートの何れか一方又は両方の走行をガイドするためにガイドレールが設けられたエレベータにおいて、
    前記エレベータかご、前記カウンタウエートの下部の複数箇所に取付けられた吊下部材と、
    これら吊下部材に吊り下げられ、前記両側ガイドレールに跨るように架設された結合フレームと、
    この結合フレームの両端部に取付けられ、所要とする複数個所にローラ支持体が設けられたローラ支持フレームと、
    これらローラ支持体に回転可能に支持され、前記ガイドレールの表面から発錆誘導物、初期発錆となる物質などの発錆物質を除去する前記ガイドレールの頂部面および両側面に幅広で接触回転させる表面粘性及び摩擦による転写の特性をもつ10mm〜20mm程度の厚さを有する弾性樹脂製材料で形成された発錆物質除去用レール頂部ローラ及び発錆物質除去用レール側面ローラと
    を備えたことを特徴とするエレベータのレール制錆ローラ装置。
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