JP4183847B2 - 簡易組立タンク - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、家屋や農園芸用ハウスの屋根に降った雨水を貯溜するのに適した比較的大型の簡易組立タンクに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、植物の溶液栽培や灌水には地下水が多用されており、また、夏季の屋根散水(冷却のための散水)にも地下水が多用されている。
【0003】
しかしながら、地下水には多量の塩分や化学肥料などが含まれることがあり、そのような地下水を溶液栽培や灌水に用いると、植物に悪影響を与えたり、肥料設計がうまくいかないという問題がある。かといって、水道水を利用するとコストが高くなり、しかも、多量の塩素が含まれるので植物にはあまり良くないという問題がある。
【0004】
これに対し、雨水は塩分、化学肥料、塩素などを含まないので、植物栽培用水としては最適であり、近年、この雨水をタンクに貯溜して植物栽培や灌水、屋根散水などに有効利用する試みがなされている。
【0005】
このような雨水貯溜用のタンクとして、本出願人は、組立が簡単で安価に施工できる簡易組立タンクを先に提案した(特願平11−91580号)。この簡易組立タンクは、円弧状に彎曲する多数の金属製の壁エレメントを上下方向及び円周方向に接合して組立てた筒型コンテナーの内部に、この筒型コンテナーの内容積と同等もしくは若干大きい内容積を有する水密性の袋体を収容し、この袋体に雨水を貯溜するようにしたものである。
【0006】
袋体としては、筒型コンテナーの直径が1m以下と比較的小さいタンクの場合、図15,図16に示すような構造の袋体が使用される。即ち、この袋体は筒状の合成樹脂フィルム101の下端開口部に比較的厚手の合成樹脂円形シート102を配置して、その下方に折曲げたシート周縁部102aを合成樹脂フィルム101の下端に熱融着すると共に、合成樹脂製の取水口部材103を合成樹脂円形シート102に熱融着して、取水管(不図示)を接続できるようにしたものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような構造の袋体は、その直径が1m以下と小さい場合には比較的簡単に製作できるが、直径が2〜3m以上の大きい袋体になると、そのような大径の合成樹脂円形シート102を造ることが容易でないため、袋体の製作が困難になり、たとえ大径の合成樹脂円形シート102を造ったとしても、そのシート周縁部102aを筒状の合成樹脂フィルム101の下端に融着不良箇所が生じないように完全に熱融着することが難しいため、水洩れする恐れがあった。従って、上記の袋体を収容した組立タンクは、袋体の製作面や信頼性の面で問題があった。
【0008】
本発明は上記問題を解決すべくなされたもので、水漏れの恐れがなく、サイズが大きくても容易に作製できる袋体を収容した簡易組立タンクの提供を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明の請求項1に係る簡易組立タンクは、円弧状に彎曲する多数の金属製の壁エレメントが上下方向及び円周方向に接合されて組立てられた筒型コンテナーの内部に、この筒型コンテナーの内容積と同等もしくは若干大きい内容積を有する水密性の袋体が収容されたタンクであって、上記袋体は厚肉のディスク板と筒状の合成樹脂フィルムとから成り、この合成樹脂フィルムのギャザー状に折り畳まれて縮径された下端部がディスク板の外周面に周囲から締付けられて密着していることを特徴とするものである。
【0010】
この簡易組立タンクは、筒型コンテナーの内部に収容されている袋体が厚肉のディスク板と筒状の合成樹脂フィルムとから成るもので、該フィルムの下端部がギャザー状に折り畳まれて縮径されると共に、ディスク板の外周面に周囲から締付けられて密着した構造を有するため、ディスク板の外周面と合成樹脂フィルムの下端部との間から水洩れを生じる心配がない。しかも、このような構造の袋体は、サイズが大きいものを製作する場合でも、同じディスク板を使用し、筒径が大きい筒状合成樹脂フィルムの下端部を該ディスク板の直径と実質同一の開口径となるようにギャザー状に折り畳んで縮径し、この縮径した下端部をディスク板の外周面に周囲から締付けて密着させればよく、大きい直径のディスク板を別途準備する必要がないので、製作が容易である。
【0011】
次に、本発明の請求項2に係る簡易組立タンクは、上記請求項1のタンクにおいて、合成樹脂フィルムのギャザー状に折り畳まれて縮径された下端部がディスク板の外周面に周囲から帯鋼で巻締めされ、この合成樹脂フィルムの下端部と帯鋼との間にゴムリングが挟まれていることを特徴とするものである。
【0012】
この簡易組立タンクのように、合成樹脂フィルムの下端部を帯鋼で巻締めすると、合成樹脂フィルムの下端部がディスク板の外周面に強く密着するため水密性が一層向上し、しかも、ゴムリングを挟むことによって、帯鋼が合成樹脂フィルムの下端部に直接当たらないようにしてあるため、合成樹脂フィルムの下端部が帯鋼と摩擦して破損する心配もない。
【0013】
次に、本発明の請求項3に係る簡易組立タンクは、上記請求項1又は2のタンクにおいて、筒型コンテナーの上端開口部に、フレーム材と柔軟性のある不透明な被覆材とで構成された蓋体が脱着自在に被着されていることを特徴とするものである。
【0014】
このタンクは、蓋体によって光が筒型コンテナーに入らないよう遮断されるため、コンテナー内部の袋体に貯溜された雨水に藻類が発生するのを防止することができる。
【0015】
次に、本発明の請求項4に係る簡易組立タンクは、上記請求項1〜3のいずれかのタンクにおいて、筒型コンテナーがコンクリート製の基礎の上に設置固定されると共に、筒型コンテナーの内部の基礎の上に底部材が敷設され、この底部材の中央に形成されたディスク板嵌合部に袋体のディスク板が嵌合されてフラットなタンク底面が形成されていることを特徴とするものである。
【0016】
タンク底面に凹凸や突起があると、袋体に貯溜される雨水の圧力によって袋体の合成樹脂フィルムが破損する心配があるが、この簡易組立タンクのように底部材のディスク板嵌合部に袋体のディスク板を嵌合してフラットなタンク底面を形成してあると、袋体の合成樹脂フィルムが破損するのを防止することができる。
【0017】
次に、本発明の請求項5に係る簡易組立タンクは、上記請求項4のタンクにおいて、袋体のディスク板に形成された接続口に取水管が接続され、この取水管が基礎の内部を通ってタンク外へ突き出すと共に、この突き出した取水管の先端に開閉部材が取付けられていることを特徴とするものである。
【0018】
この簡易組立タンクのように、袋体のディスク板に接続口を形成して取水管を接続すると、従来の組立タンクように袋体の合成樹脂円形シート102に取水口部材103を熱融着して取水管を接続する場合に比べて、取水管の取付強度が向上するという利点がある。しかも、この取水管は基礎の内部を通っているので、水圧等により破損する心配がなく、その先端の開閉部材を開けば、袋体に貯溜された雨水を取出すことができる。
【0019】
次に、本発明の請求項6に係る簡易組立タンクは、上記請求項5のタンクにおいて、取水管の突き出した部分に、上端が筒型コンテナーの上端近くまで達する立上がり管が接続されると共に、この立上がり管の上端にオーバーフロー管が接続されていることを特徴とするものである。
【0020】
この簡易組立タンクでは、袋体に貯溜される雨水の水位が上昇して立上がり管の上端を越えると、雨水がオーバーフロー管へオーバーフローして排水されるため、袋体に貯溜される雨水が筒型コンテナーの上端から外部へ溢れ出す心配がなくなる。
【0021】
次に、本発明の請求項7に係る簡易組立タンクは、上記請求項6のタンクにおいて、立上がり管の管壁に縦方向の帯状の透明部が形成され、この立上がり管に略2/3円弧状の断面形状を有する不透明なカバー体が回動自在に外嵌着されて、帯状の透明部が覆われていることを特徴とするものである。
【0022】
この簡易組立タンクは、不透明なカバー体を回動させることによって立上がり管の帯状の透明部を露出させると、該透明部を通じて水位を見ることができ、その後、カバー体を回動させて再び立上がり管の帯状の透明部を覆うと、光が該透明部を通して立上がり管内の雨水に当たることがないため、雨水に藻類が発生するのを防止することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の具体的な実施形態を詳述する。
【0024】
図1は本発明の一実施形態に係る簡易組立タンクを示す斜視図、図2は同タンクの断面図、図3(a)は同タンクの筒型コンテナーに用いる壁エレメントの斜視図、図3(b)は同筒型コンテナーに用いる最下段の壁エレメントの斜視図、図4は同壁エレメントの端部拡大斜視図、図5は同筒型コンテナーにおける壁エレメントの円周方向の接合部分の拡大断面図、図6は同筒型コンテナーにおける壁エレメントの上下方向の接合部分の拡大断面図であって、(a)は内側へ折曲加工する前の状態を、(b)は内側ヘ折曲加工した後の状態を示すものである。また、図7は同タンクに収容される袋体の概略断面図、図8は同袋体の底部の斜視図、図9は同袋体の合成樹脂フィルムの下端部の折り畳み状態を示す断面図、図10は同袋体の合成樹脂フィルムの下端部をディスク板に取付ける手順の説明図、図11は同袋体のディスク板と取水管の接続部分を示す拡大断面図、図12は同袋体の合成樹脂フィルム上端部の取付状態を示す説明図、図13は立上がり管とそのカバー体を示す部分斜視図、図14はカバー体を外嵌着した立上がり管の断面図で、(a)は立上がり管の透明部をカバー体で覆った状態を、(b)はカバー体を回動させて立上がり管の透明部を露出させた状態を示すものである。
【0025】
図1,図2において、1はコンクリート製の基礎であり、この基礎1の上には筒型コンテナー2が設置固定されている。そして、この筒型コンテナー2の内部には水密性の袋体3が収容され、蓋体4が筒型コンテナーの上端開口部に脱着可能に被着されている。
【0026】
上記の筒型コンテナー2は、図3(a)に示す円弧状に彎曲した金属製の壁エレメント20を上下方向に接合すると共に、円周方向に接合して組立てられたものであって、該コンテナー2の最下段には図3(b)に示す壁エレメント21が使用されている。
【0027】
この図3(a)に示す壁エレメント20は、円周を3分割した円弧状に彎曲する金属板の上端と下端を外側へ直角に折り曲げて、上端フランジ部20aと下端フランジ部20bをそれぞれ形成すると共に、これらフランジ部20a,20bの先端を更に下方へ直角に折り曲げて、上下寸法の短い垂下縁20cを上端フランジ部20aの先端に、該垂下縁20cよりも上下寸法の長い垂下縁20dを下端フランジ部20bの先端にそれぞれ形成したものであり、図3(a)及び図4に示すように、壁エレメント20の左右両端には外側へコ字状に折返したコ字状折返し部20eが形成されて、このコ字状折返し部20eに断面略C字形の接合部材5の端縁5aが係合されるようになっている。かかる壁エレメント20は、好ましくは0.4〜1mm程度の厚さを有する亜鉛鋼板、アルミニウムメッキ鋼板、ステンレス板などを上記のように曲げ加工して作製される。
【0028】
この壁エレメント20の具体的な寸法は特に限定されるものでなく、組立てようとする筒型コンテナー2の大きさや壁エレメントの重量などを考慮して適宜決定すればよいが、筒型コンテナー2は直径が3〜5m程度の大きさのものが適当であるから、壁エレメント20の曲率半径は1.5〜2.5m程度に設定することが望ましく、上下寸法は20〜50cm程度に設定することが望ましい。
【0029】
また、筒型コンテナー2の最下段に用いられる図3(b)の壁エレメント21は、図3(a)の壁エレメント20と同様に、曲げ加工によって、上端フランジ部21aと、その先端の上下寸法の短い垂下縁21cと、幅広の下端フランジ部21bと、左右両端のコ字状折返し部21eを形成したものであるが、下端フランジ部21bの先端に垂下縁が形成されていない点で、図3(a)の壁エレメント20と異なっている。
【0030】
上記の壁エレメント20の上下方向の接合は、図6(a)に示すように、上側に位置する壁エレメント20の下端フランジ部20bを、下側に位置する壁エレメント20の上端フランジ部20aに重ねて、この下端フランジ部20bの垂下縁20dの下部を、上端フランジ部20aの垂下縁20cが抱き込まれるように上向きに折り返すと共に、更に、図6(b)に示すように内側へ折り曲げてかしめることにより行われている。そして、この壁エレメント20と最下段の壁エレメント21も、上記と同様にして上下方向に接合されている。
【0031】
また、上記の壁エレメント20の円周方向の接合は、図5に示すように、円周方向に隣接する双方の壁エレメント20,20のコ字状折返し部20e,20eに、前述した断面略C字状の接合部材5の端縁5a,5aを係合させて該係合部をかしめるか、又は、該係合部を接着剤で接着固定することによって行われている。そして、最下段の壁エレメント21の円周方向の接合も同様に行われている。
【0032】
上記のように、この筒型コンテナー2は、壁エレメント20,21を互いに水密的に溶接しないで、上端フランジ部20aと下端フランジ部20bのそれぞれの垂下縁20c,20dを折曲加工すると同時に、接合部材5を用いてコ字状折返し部20e,20eを連結固定するだけの簡単な作業によって、壁エレメント20,21を上下方向と円周方向に接合して組立てるものであるから、溶接する場合に比べると短時間で安価に組立てることができる。しかも、壁エレメント20,21は3分割された円弧状に彎曲するものであるから、3リンク機構と同様に変形不能に静定し、筒型コンテナーの形状を保持することができる。
【0033】
上記の筒型コンテナー2は、図1に示すように、最下段の壁エレメント21の下端フランジ部21bをアンカーボルト7aとナット7bで数箇所固定してコンクリート製の基礎1の上に設置されているため、台風がきたり地震が発生しても筒型コンテナー2が転倒する心配はない。
【0034】
また、上記の筒型コンテナー2の上端開口部には、帆布地などの柔軟性のある軽量かつ強靱な不透明の被覆材4aをフレーム材4b(骨組み)に張設して構成された陣笠形状の蓋体4が被せられ、その周縁部が止具8によって筒型コンテナー2の最上段の壁エレメント20の上端フランジ部20aに脱着可能に取付けられている。従って、この蓋体4によって光が筒型コンテナー2に入らないよう遮断されるため、コンテナー2内部の袋体3に貯溜された雨水に藻類が発生するのを防止することができ、また、ゴミ等が袋体3に入って雨水を汚す心配もない。
【0035】
上記の筒型コンテナー2に収容される袋体3は、図7に示すように、筒状の合成樹脂フィルム3aと厚肉のディスク板3bとから成るものである。合成樹脂フィルム3aは、柔軟性と引裂き強度の大きいものであれば使用可能であり、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン等の筒状のインフレーションフィルム(厚さ0.05〜0.3mm程度のもの)や各種樹脂の積層フィルム、補強用の網入りフィルムなどが好ましく使用される。
【0036】
また、ディスク板3bとしては、木材、金属、硬質合成樹脂等で成形された厚さが3〜7cm程度、直径が50〜120cm程度の円形ディスク板や、厚さが1〜2cm程度で外周部の厚さのみを3〜7cm程度にした円形ディスク板などが好ましく使用される。ディスク板3bの厚さが厚くなり、径が大きくなると、重量が著しく増大して取扱いが困難になるため、中心部の不要な部分は削り落として軽量化することが重要である。
【0037】
この袋体3を構成する筒状の合成樹脂フィルム3aは、図8,図9に示すように、その下端部3cがギャザー状に折り畳まれて縮径されている。そして、図10(a)に示すように、この縮径された合成樹脂フィルム3aの下端部3cの内側に上記の円形ディスク板3bが嵌め込まれ、図10(b)に示すように、ゴムリング3dを挟んで周囲から帯鋼3eで巻締めされ、図10(c)に示すように、ゴムリング3dの上半部が帯鋼3eの外側へ折り返された状態で、合成樹脂フィルム3aの縮径された下端部3cが円形ディスク板3bの外周面に強く密着している。
【0038】
従って、この袋体3は、円形ディスク板3bの外周面と合成樹脂フィルムの下端部3cとの間から水洩れを生じる心配がなく、また、ゴムリング3dによって帯鋼3eが合成樹脂フィルムの下端部3cに直接当らないようにしてあるため、合成樹脂フィルム3aの下端部3cが帯鋼3eと摩擦して破損する心配もない。
【0039】
また、上記のような構造の袋体3は、サイズが大きいものを製作する場合でも、同じディスク板3bを使用し、筒径が大きい筒状合成樹脂フィルム3aの下端部3cを該ディスク板3bの直径と実質同一の開口径となるようにギャザー状に折り畳んで縮径し、この縮径した下端部3cをディスク板3bの外周面に周囲からゴムリング3dを介して帯鋼3eで締付けて密着させればよく、このように大きい直径のディスク板を別途準備する必要がないので、製作が容易である。
【0040】
この袋体3は、筒型コンテナー2の内容積と同等もしくは若干大きい内容積を有することが必要である。袋体3の内容積が筒形コンテナー2の内容積より小さい場合は、貯溜される雨水の圧力を袋体3の合成樹脂フィルム3aが直接受けるため、合成樹脂フィルム3aの破裂を招くことになるが、上記のように袋体3の内容積がコンテナー2の内容積と同等もしくはそれより若干大きい場合は、袋体3の合成樹脂フィルム3aが筒型コンテナー2に当接し、水圧が袋体3を介して筒型コンテナー2にかかることになるので、水圧によって袋体3の合成樹脂フィルム3aが破裂する恐れは無くなる。尚、筒型コンテナー2の内面に尖った突起が存在すると、袋体3の合成樹脂フィルム3aが破損する心配はあるが、この筒型コンテナー2の内面には突起がないので、その心配は無用である。
【0041】
この袋体3の上端、つまり筒状の合成樹脂フィルム3aの上端は、図12に示すように、筒型コンテナー2の上端のフランジ部20aに巻き掛けられ、その上からパッカー31を嵌合することによって取付けられている。
【0042】
そして、この袋体3には、図2に示すように、家屋や農園芸用ハウスの屋根に降った雨水を導入する導水パイプ11が蓋体4を貫通して上方から挿入されており、この導水パイプ11の下端に軟質のチューブ又はホース11aが接続されている。このチューブ又はホース11aの下部は彎曲して袋体3の底に接触している。
【0043】
上記のように導水パイプ11に接続されたチューブ又はホース11aの下部が彎曲して袋体3の底に接触していると、雨水がチューブ又はホース11aの先端から袋体3の内部へ横向きに静かに導入されるため、導水パイプ11のみの場合のように雨水が勢い良く落下してコンテナー2に振動を与えたり袋体3を傷付ける心配がなくなる。
【0044】
図2に示すように、筒型コンテナー2の内部の基礎1の上には底部材9が敷設され、この底部材9の中央に形成されたディスク板嵌合部に上記袋体3のディスク板3bが嵌合されてフラットなタンク底面が形成されている。底部材9としては合成樹脂発泡体やゴム発泡体などが適しており、好ましくは、その上面に不織布(不図示)等が重ねられる。このようにフラットなタンク底面が形成されていると、合成樹脂フィルム3aのギャザー状に折り畳まれた下端部3cが貯溜雨水の大きい水圧を受けても破損する心配はない。従って、このタンクは、袋体3の合成樹脂フィルム3aの破損、破裂による漏水が皆無に等しいものである。
【0045】
図10、図11に示すように、この袋体3の底部のディスク板3bには、取水管12を接続するための接続口3fが形成され、この接続口3fの上端開口縁には坐繰部3gが形成されている。そして、この接続口3fに、取水管12のネジ部が形成された縦短管12aを下方から挿通すると共に、パッキン12b,12bを介して該ネジ部に螺合されたナット12c,12cで上下から締付けることにより、縦短管12aの上端や上側の締付ナット12cがディスク板3bの上面から突出しない状態で取水管12の縦短管12aが水密的に接続されている。このような接続構造にすると、従来の接続口部材103に取水管を接続する場合に比べて、取水管をしっかりと接続できる利点がある。
【0046】
この取水管12は、図2に示すように基礎1の内部を通ってタンク外へ突き出し、この突き出した取水管12の先端に開閉部材として蛇口13が取付けられている。このように取水管12が基礎1の内部を通っていると、水圧等によって取水管12が破損する恐れがなく、その先端の蛇口13を開くことによって、袋体3に貯溜された雨水をいつでも取出すことができる。
【0047】
図1、図2に示すように、取水管12の突き出した部分には、上端が筒型コンテナー2の上端近くまで達する立上がり管14が接続されており、この立上がり管14の上端にオーバーフロー管15が接続されて垂れ下がっている。従って、袋体3に貯溜される雨水の水位が上昇して立上がり管14の上端を越えると、雨水がこの立上がり管14からオーバーフロー管15へオーバーフローして排水されるため、袋体3に貯溜される雨水が筒型コンテナー2の上端から外部へ溢れ出すことはない。オーバーフロー管15としては、可撓性のあるチューブやホースが好ましく使用される。なお、17は立上がり管14が倒れないように保持する固定用アームである。
【0048】
上記立上がり管14の管壁には、図13に示すように縦方向の帯状の透明部14aが形成されている。そして、この立上がり管14には、図13に示すような略2/3円弧状の断面形状を有する不透明なカバー体16が回動自在に外嵌着され、図14(a)示すように該カバー体16によって立上がり管14の帯状の透明部14aが覆われている。従って、このカバー体16を回動させて図14に(b)に示すように立上がり管14の帯状の透明部14aを露出させると、該透明部14aを通じてタンク内の水位を見ることができ、その後、カバー体16を回動させて再び図14(a)に示すように立上がり管14の帯状の透明部14aを覆うと、光が該透明部14aを通して立上がり管14内の雨水に当たることがないため、雨水に藻類が発生するのを防止できるようになっている。
【0049】
以上、好ましい実施形態の簡易組立タンクについて説明したが、本発明はこの実施形態に限定されるものではなく、例えば、立上がり管14として、帯状の透明部の形成されていないパイプを使用したり、厚い底部材9を基礎1の上に敷設して該底部材9の内部に取水管12を配管するなど、種々の設計的変更を許容し得るものである。
【0050】
【発明の効果】
本発明の簡易組立タンクは、簡単な組立作業で筒型コンテナーを組立てることができ、その内部に収容される袋体はサイズの大きいものでも製作が簡単で、しかも水密性に優れるため漏水の心配なく雨水を貯溜することができ、この雨水は取水管の先端の開閉部材を開けばいつでも利用可能であり、特に、フラットなタンク底面を形成したタンクは袋体の破損を招くことがなく、また、立上がり管を設けてオーバーフロー管を接続したタンクは、筒型コンテナーの上端から雨水が溢れ出すことがなく、更に、不透明な蓋体を筒型コンテナーに被着すると共に立上がり管に帯状の透明部を形成して回動自在なカバー体で覆ったタンクは、藻類の発生を防止できるだけでなく貯溜雨水の水位を知ることができるなど、多くの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る簡易組立タンクを示す斜視図である。
【図2】同タンクの断面図である。
【図3】(a)は同タンクの筒型コンテナーに用いる壁エレメントの斜視図であり、(b)は同筒型コンテナーに用いる最下段の壁エレメントの斜視図である。
【図4】同壁エレメントの端部拡大斜視図である。
【図5】同筒型コンテナーにおける壁エレメントの円周方向の接続部分の拡大断面図である。
【図6】同筒型コンテナーにおける壁エレメントの上下方向の接続部分の拡大断面図であって、(a)は内側へ折曲加工する前の状態を、(b)は内側ヘ折曲加工した後の状態を示すものである。
【図7】同タンクに収容される袋体の概略断面図である。
【図8】同袋体の底部の斜視図である。
【図9】同袋体の合成樹脂フィルムの下端部の折り畳み状態を示す断面図である。
【図10】(a)(b)(c)は同袋体の合成樹脂フィルムの下端部をディスク板に取付ける手順を説明する説明図である。
【図11】同袋体のディスク板と取水管の接続部分を示す拡大断面図である。
【図12】同袋体の合成樹脂フィルム上端部の取付状態を示す説明図である。
【図13】立上がり管とそのカバー体を示す部分斜視図である。
【図14】カバー体を外嵌着した立上がり管の断面図で、(a)は立上がり管の透明部をカバー体で覆った状態を、(b)はカバー体を回動させて立上がり管の透明部を露出させた状態を示すものである。
【図15】従来の組立タンクに使用される袋体の概略部分断面図である。
【図16】従来の組立タンクに使用される袋体の取水口部材の取付状態を示す拡大部分断面図である。
【符号の説明】
1 コンクリート製の基礎
2 筒型コンテナー
20,21 壁エレメント
3 袋体
3a 筒状の合成樹脂フィルム
3b ディスク板
3c 合成樹脂フィルムのギャザー状に折り畳まれて縮径された下端部
3d ゴムリング
3e 帯鋼
3f 接続口
4 蓋体
4a 被覆材
4b フレーム材
9 底部材
11 導水パイプ
12 取水管
13 蛇口
14 立上がり管
14a 帯状の透明部
15 オーバーフロー管
16 カバー体

Claims (7)

  1. 円弧状に彎曲する多数の金属製の壁エレメントが上下方向及び円周方向に接合されて組立てられた筒型コンテナーの内部に、この筒型コンテナーの内容積と同等もしくは若干大きい内容積を有する水密性の袋体が収容されたタンクであって、上記袋体は厚肉のディスク板と筒状の合成樹脂フィルムとから成り、この合成樹脂フィルムのギャザー状に折り畳まれて縮径された下端部がディスク板の外周面に周囲から締付けられて密着していることを特徴とする簡易組立タンク。
  2. 合成樹脂フィルムのギャザー状に折り畳まれて縮径された下端部がディスク板の外周面に周囲から帯鋼で巻締めされ、この合成樹脂フィルムの下端部と帯鋼との間にゴムリングが挟まれていることを特徴とする請求項1に記載の簡易組立タンク。
  3. 筒型コンテナーの上端開口部に、フレーム材と柔軟性のある不透明な被覆材とで構成された蓋体が脱着自在に被着されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の簡易組立タンク。
  4. 筒型コンテナーがコンクリート製の基礎の上に設置固定されると共に、筒型コンテナーの内部の基礎の上に底部材が敷設され、この底部材の中央に形成されたディスク板嵌合部に袋体のディスク板が嵌合されてフラットなタンク底面が形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の簡易組立タンク。
  5. 袋体のディスク板に形成された接続口に取水管が接続され、この取水管が基礎の内部を通ってタンク外へ突き出すと共に、この突き出した取水管の先端に開閉部材が取付けられていることを特徴とする請求項4に記載の簡易組立タンク。
  6. 取水管の突き出した部分に、上端が筒型コンテナーの上端近くまで達する立上がり管が接続されると共に、この立上がり管の上端にオーバーフロー管が接続されていることを特徴とする請求項5に記載の簡易組立タンク。
  7. 立上がり管の管壁に縦方向の帯状の透明部が形成され、この立上がり管に略2/3円弧状の断面形状を有する不透明なカバー体が回動自在に外嵌着されて、帯状の透明部が覆われていることを特徴とする請求項6に記載の簡易組立タンク。
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