JP4182678B2 - 画像データ処理装置、画像データ処理方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents

画像データ処理装置、画像データ処理方法、記録媒体、並びにプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、撮影装置、画像データ処理方法、記録媒体、並びにプログラムに関し、特に、動画像データを、任意の位置より再生または編集できるようにした撮影装置、画像データ処理方法、記録媒体、並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、動画撮影機能を有するカムコーダ(カメラ一体型ビデオレコーダ)やデジタルスチルカメラにおいては、カセットテープ以外の記録メディア(例えば、メモリスティック(登録商標)に代表されるフラッシュメモリ)にも、撮影された動画像データが記録できるようになってきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のカムコーダにおいて、メモリスティックに記録されている動画像データの再生は、その動画像データの先頭からしか開始させることができなかった。そのため、ユーザが動画像データの後半部分だけを確認したい場合であっても、ユーザにとって不必要な前半部分の動画像データの再生が終わった後で、ようやく、必要な後半部分の動画像データの再生が開始されるため、不便であるという課題があった。
【0004】
その結果、その動画像データの記録時間が長ければ長いほど、ユーザによる再生待ち時間が長くなってしまうという課題があった。
【0005】
さらに、従来のカムコーダにおいては、メモリスティックに記録されている動画像データを、そのままカセットテープ等の他の記録媒体にコピーすることはできても、メモリスティックに記録されている動画像データを編集し、再度、メモリスティックに記録することができないという課題があった。
【0006】
また、その動画像データの編集時において、記録されている動画像データの編集開始点を基準として編集していたため、他の動画像データを挿入する場合、必要な部分にまで他の動画像データが上書きされる恐れがあった。さらに、その他の動画像データは、最初から最後まで挿入されることしかできず、編集作業が不便であるという課題があった。
【0007】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、動画像データを、任意の位置より再生または編集できるようにするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の画像データ処理装置は、撮像された動画像のデータを MPEG 方式で記録媒体に記録する記録手段と、前記記録手段により記録媒体に記録された動画像のデータを構成するIピクチャ全体のうち、前記動画像のデータを構成するIピクチャの数と、選択するIピクチャの総数によって決定される数のIピクチャを等間隔で選択し、選択したIピクチャに付けられたシリアル番号と動画像のデータ全体におけるフレーム番号とを関連付けたテーブルを、処理対象とする動画像のデータ毎に管理する管理手段と、前記管理手段により管理されている前記テーブルに基づいて、ユーザによる入力に応じて設定されたシリアル番号に対応するフレーム番号のIピクチャを前記記録媒体から読み出し、表示させる表示制御手段とを備える。
【0009】
前記表示制御手段は、ユーザによる入力に応じて設定される前のシリアル番号に対応するフレーム番号のIピクチャから、ユーザによる入力に応じて設定された後のシリアル番号に対応するフレーム番号のIピクチャまでの間に存在する、シリアル番号が付けられたIピクチャを前記記録媒体から順に読み出し、連続表示させることができる。
【0010】
前記記録手段は、編集開始位置としてユーザにより設定されたシリアル番号に対応するフレーム番号のIピクチャから、編集終了位置としてユーザにより設定されたシリアル番号に対応するフレーム番号のIピクチャまでのシーンの情報を、前記テーブルに関連付けて記録させることができる。
【0011】
前記記録手段により記録された情報に基づいて、編集対象の動画像のデータに対して設定された編集開始位置のIピクチャから編集終了位置のIピクチャまでのシリアル番号が付けられたIピクチャからなるシーンから構成される新たな動画像を生成する編集手段をさらに備えるようにすることができる。
【0012】
本発明の画像データ処理方法、記録媒体に記録されているプログラム、またはプログラムは、撮像された動画像のデータを MPEG 方式で記録媒体に記録する記録ステップと、前記記録ステップの処理により記録媒体に記録された動画像のデータを構成するIピクチャ全体のうち、前記動画像のデータを構成するIピクチャの数と、選択するIピクチャの総数によって決定される数のIピクチャを等間隔で選択し、選択したIピクチャに付けられたシリアル番号と動画像のデータ全体におけるフレーム番号とを関連付けたテーブルを、処理対象とする動画像のデータ毎に管理する管理ステップと、前記管理ステップの処理により管理されている前記テーブルに基づいて、ユーザによる入力に応じて設定されたシリアル番号に対応するフレーム番号のIピクチャを前記記録媒体から読み出し、表示させる表示制御ステップとを含むことを特徴とする。
【0024】
本発明においては、撮像された動画像のデータが MPEG 方式で記録媒体に記録される。また、記録媒体に記録された動画像のデータを構成するIピクチャ全体のうち、前記動画像のデータを構成するIピクチャの数と、選択するIピクチャの総数によって決定される数のIピクチャが等間隔で選択され、選択されたIピクチャに付けられたシリアル番号と動画像のデータ全体におけるフレーム番号とを関連付けたテーブルが、処理対象とする動画像のデータ毎に管理される。さらに、ユーザによる入力に応じて設定されたシリアル番号に対応するフレーム番号のIピクチャが前記記録媒体から読み出され、表示させることが行われる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施の形態について説明する。
【0028】
図1は、本発明を適用した撮影装置1の構成例を表している。撮影装置1は、例えば、カムコーダ(カメラ一体型ビデオレコーダ)などにより構成される。図1において、制御部11は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)により構成される記憶部12に記憶されているプログラムに従って各種の処理を実行する。さらに、制御部11は、入力部15を介して入力されたユーザの指示に従って、撮影装置1全体を制御する。記憶部12にはまた、制御部11が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
【0029】
レンズ13は、被写体からの光を入力し、CCD(Charge-Coupled Devices)撮像素子14(以下、単に、CCD14と称する)に結像する。CCD14は、被写体の画像に対応する画像データ(動画像データまたは静止画像データ)を制御部11に出力する。なお、この撮影装置1においては、画像データフォーマットとして、MPEG(Moving Picture Expert Group)2方式が用いられている。なお、CCD撮像素子以外に、CMOS(complementary metal-oxide semiconductor)撮像素子を用いることも可能である。
【0030】
制御部11は、ドライブ19を制御し、CCD14より入力された画像データを、カセットテープに代表される記録メディア20に記録させる。記録メディア20に記録された画像データは、ドライブ19により読み出され、表示部16を構成するLCD(Liquid Crystal Display)などに出力される。
【0031】
また、制御部11は、CCD14より入力された画像データを、メモリスティックI/F(インタフェース)17を制御し、代表的なフラッシュメモリであるメモリスティック(商標)18に記録させる。
【0032】
さらに、制御部11は、メモリスティック18に記憶されている動画像データを再生する場合、まず、再生用テーブルTを作成し、その再生用テーブルTを記憶部12に記憶する。制御部11は、その記憶された再生用テーブルTに基づいて、メモリスティックI/F17を介して、動画像データを再生し、表示部16に出力する。
【0033】
また、制御部11は、その再生用テーブルT、および、ユーザにより入力部15を構成する各種ボタンや入力ダイヤルなどの入力ツールを介して入力された指示に基づいて、画像データの一部を削除したり、画像データと他の画像データと繋ぎ合わせるなどの編集を行い、編集された画像データを新たに、記録メディア20に記録したり、または、メモリスティック18に記録する。
【0034】
図2は、記憶部12において、再生用テーブルTに関する情報が記憶される内部記憶領域の例を示す図である。
【0035】
任意の動画像データが、再生、または編集される場合に、記憶領域41乃至45には、その動画像データの再生用テーブルTに関する情報が格納される。
【0036】
記憶領域41には、再生用テーブルTの対象となる動画像データの全体の長さが書き込まれる。MPEG2方式の動画像データの例では、その動画像データを構成するピクチャのうちのIピクチャの数(総数)Nが書き込まれる。
【0037】
なお、この撮影装置1において、動画像データは、複数のパケットで構成され、1パケットは、Iピクチャ1枚とPピクチャ2枚により構成されており、それぞれのピクチャのサイズは、固定値となっている。したがって、Iピクチャの数Nは、メモリスティック18のファイルシステムから、動画像データのファイルサイズが取得され、動画像データを構成するパケットの数が計算されることにより、そのパケットの数に基づいて求められる。
【0038】
記憶領域44には、再生用テーブルT(後述する図5B)が書き込まれる。再生用テーブルTには、全てのIピクチャの中から等間隔に選択されたIピクチャ(以下、再生開始候補、または、再生開始候補位置と称する)に付された動画像データの先頭からのシリアル番号と、対応するフレーム番号とが記憶されている。なお、ここにおける再生開始候補Iピクチャのフレーム番号(再生開始候補位置)とは、そのIピクチャが、動画像データ(全てのIピクチャ)の先頭から数えて何番目のIピクチャであるかを表す番号である。
【0039】
すなわち、この再生用テーブルTにおいては、管理される再生開始候補Iピクチャのフレーム番号とシリアル番号が関連付けられており、また、この再生用テーブルTは、1次元配列で表されたテーブルであり、再生用テーブルTの大きさ(テーブルサイズ)は、Sとされている。この値Sは、再生用テーブルTに記憶可能な(再生用テーブルTで管理可能な)Iピクチャの数を表している。
【0040】
記憶領域42には、ユーザにより指定された再生位置に対応する、再生用テーブルTに記憶されているIピクチャのシリアル番号が書き込まれる。記憶領域43には、記憶領域42に書き込まれているシリアル番号に対応するIピクチャのフレーム番号が書き込まれる。
【0041】
記憶領域45には、編集時のみ、この画像データの編集位置の設定情報Eが書き込まれる。編集位置の設定情報Eは、この再生用テーブルTに基づいて、ユーザにより指示された動画像データの編集位置(編集開始位置または編集終了位置)の情報(図10を参照して後述する)である。
【0042】
次に、この撮影装置1における、動画像データの再生処理について、図3のフローチャートを参照して説明する。
【0043】
ユーザは、メモリスティック18に記録された動画像データの中から、再生する動画像データを、入力部15を構成するボタンなどにより指示する。これに対応して、ステップS1において、制御部11は、入力部15を介してユーザの指示を検出し、メモリスティックI/F17を制御し、メモリスティック18に記録されている動画像データの中から、指示されたものを選択させる。
【0044】
ステップS2において、制御部11は、この動画像データを再生するために、再生用テーブルTの作成処理を実行する。この再生用テーブルTの作成処理について、図4のフローチャートを参照して説明する。
【0045】
ステップS21において、制御部11は、メモリスティックI/F17を介して、図3のステップS1において選択された動画像データを読み込み、動画像データを構成するピクチャのうちのIピクチャの数Nを取得する。上述したように、制御部11は、メモリスティック18のファイルシステムから、動画像データのファイルサイズを取得し、その動画像データを構成するパケットの数を計算し、その値に基づいて、Iピクチャの数Nを求める。
【0046】
ステップS22において、制御部11は、再生用テーブルTのテーブルサイズをSに設定する。この値Sは、再生用テーブルTに記憶するシリアル番号の総数に等しい。また、このテーブルサイズの値Sは、固定ではなく、撮影装置1の制御部11を構成するマイクロコンピュータで扱うことのできる数値の範囲、または、撮影装置1の記憶容量などに基づいて設定される。なお、設定されたテーブルサイズの値Sが大きすぎる場合には、動画像データの先頭から最後尾までの移動時間(ユーザが再生する位置を指定する時間)が長くなってしまうため、テーブルサイズの値Sは、あまり大きすぎない方がよい。
【0047】
ステップS23において、制御部11は、動画像データのIピクチャの数Nが、テーブルサイズの値Sよりも大きいか否かを判断し、Iピクチャの数Nがテーブルサイズの値Sよりも大きいと判断した場合、ステップS24において、制御部11は、動画像データのIピクチャの数Nを等間隔に分割するように、次式に基づいて、再生用テーブルTを生成する。
【0048】
T[i]=1+(N×(i−1))/S (i=1,2,3,…,S)
【0049】
上記式におけるT[i]は、再生開始候補Iピクチャとして再生用テーブルTに記憶されるIピクチャのフレーム番号を表す。
【0050】
以上の再生用テーブルTの生成処理について、図5を参照して説明する。
【0051】
図5Aは、MPEG2方式の動画像データから、Iピクチャだけを抽出した構成例を示す図である。この動画像データは、フレーム番号1乃至72の72枚のIピクチャにより構成されている。すなわち、この例の場合、Iピクチャの数Nは、72となる。また、この撮影装置1において、例えば、この再生用テーブルTのテーブルサイズの値Sは、24であるとする。
【0052】
この動画像データのIピクチャの数N=72が、テーブルサイズの値S=24よりも大きいので、T[i]=1+(72×(i−1))/24 (i=1,2,3,…,24)である再生用テーブルTが生成される。すなわち、図5Aに示されるように、動画像データにおいて、72枚のIピクチャの中から、テーブルサイズの値S=24の枚のIピクチャが、等間隔(Iピクチャ3つおき)に、再生開始候補として選択される。すなわち先頭から順番に、1,2,3,…,72の番号を有するIピクチャのフレーム番号のうち、フレーム番号{1,4,7,10,…,70}の24枚のIピクチャが選択される。そして、それらに、先頭から、{1,2,3,4,…,24(テーブルサイズの値S)}のシリアル番号が付けられる。
【0053】
したがって、この例の場合、再生用テーブルTは、この再生テーブルTにおいて管理されるシリアル番号i=1,2,3,…,24と、それに対応するIピクチャのフレーム番号1,4,7,10,…,70が関連付けられたテーブルとなる。図5Bの例では、シリアル番号i=1に対応するIピクチャのフレーム番号は、T[1]=1,シリアル番号i=2に対応するIピクチャのフレーム番号は、T[2]=4,シリアル番号i=3に対応するIピクチャのフレーム番号は、T[3]=7,…,シリアル番号i=24に対応するIピクチャのフレーム番号は、T[24]=70で表される。
【0054】
したがって、後述する図3のステップS4以降の処理においては、ユーザの指示に基づいて、シリアル番号i=1乃至24の中から1つのシリアル番号が設定され、再生用テーブルTに基づいて、そのシリアル番号に対するフレーム番号のIピクチャが決定され、そのフレーム番号のIピクチャより再生が実行されることになる。
【0055】
ステップS23において、Iピクチャの数Nがテーブルサイズの値Sよりも小さいと判断された場合、全てのIピクチャを再生開始候補(その位置を再生開始候補位置)とすることができるため、制御部11は、ステップS24において、テーブルサイズの値SとしてIピクチャの数Nを設定し、再生用テーブルT[i]=i (i=1,2,3,…,N)を生成する。したがって、この場合、シリアル番号とIピクチャのフレーム番号は一致し、フレーム番号{1,2,3,…,N}のIピクチャに、その先頭からシリアル番号i={1,2,3,…,N}が付けられる。
【0056】
図3に戻って、ステップS3において、制御部11は、シリアル番号i=1に設定し、表示部16を制御し、図6に示されるように、動画像データの先頭のIピクチャである、フレーム番号T[1]=1のIピクチャを表示させる。
【0057】
図6は、動画像データの表示画面の例を示す図である。図6において、表示画面は、動画像データの画像(Iピクチャ)が表示される画像表示部61と、表示されているIピクチャの動画像データ全体に対する相対的な位置が表示されるスクロールバー62により構成されている。スクロールバー62は、スクロールサム63、スクロールボックス64、および、スクロールアロー65L,65Rにより構成されている。
【0058】
ステップS4において、制御部11は、入力部15を介して、ユーザにより再生する位置が指示されたか否かを判断する。ユーザにより、入力部15を構成する、例えば、クリック感のあるダイヤルが、時計回りに3回操作されると、スクロールアロー65Rが3回点滅する。このとき、制御部11は、再生する位置が指示されたと判断し、ステップS5において、制御部11は、再生位置の設定処理を行う。この再生位置の設定処理について、図7のフローチャートを参照して説明する。
【0059】
ステップS41において、制御部11は、ユーザの指示に基づいて、シリアル番号i=1乃至24の中から、1つのシリアル番号を設定する。いまの場合、ユーザにより、クリック感のあるダイヤルが、時計回りに3回操作されているので、その操作の回数に対応して、図5Bに示されるように、シリアル番号が、ステップS3で設定されているシリアル番号i=1から3つのシリアル番号を右に移動した、シリアル番号i=4に設定される。
【0060】
さらに、制御部11は、ステップS42において、シリアル番号i=1(設定前のシリアル番号)から、シリアル番号i=4(設定後のシリアル番号)までの間に存在する、シリアル番号i=2,3を検出し、さらに、ステップS43において、ステップS41およびS42において求められたシリアル番号i=2,3,4に基づいて、対応するフレーム番号T[2]=4,T[3]=7,T[4]=10を決定する。
【0061】
ステップS44において、制御部11は、メモリスティックI/F17を制御し、フレーム番号T[2]=4,T[3]=7,T[4]=10に対応するIピクチャを順に読み出し、表示部16に連続表示させる。
【0062】
具体的には、この撮影装置1において、Iピクチャは、一定の間隔で動画像データに配置されている。制御部11は、動画像データを読み込むとき、予め取得しておいた動画像データの先頭アドレスに基づいて、フレーム番号T[2]=4,T[3]=7,T[4]=10に対応するIピクチャのアドレス(メモリスティック18のアドレス)を計算し、メモリスティックI/F17に出力する。これにより、メモリスティックI/F17は、フレーム番号T[2]=4,T[3]=7,T[4]=10に対応するIピクチャの画像データをメモリスティック18から読み出す。
【0063】
また、このとき、同時に、制御部11は、表示部16を制御し、スクロールバー62のスクロールサム63を、スクロールボックス64内において、シリアル番号i=2,3,4に対応する位置に順次移動させて表示させる。
【0064】
すなわち、シリアル番号i=2,3,4の、テーブルサイズの値S=24(動画像データ全体)に対する相対的な位置が求められ、その相対的な位置に基づいた、スクロールボックス64内の位置にスクロールサム63が順次移動表示される。
【0065】
また、スクロールアロー65Lの場合も同様で、クリック感のあるダイヤル(入力部15を構成する)が、反時計回りに1回操作されると、スクロールアロー65Lが、1回点滅し、その操作回数に対応する動画像データのIピクチャの表示が変更され、変更されたIピクチャのシリアル番号に対応する、スクロールボックス64内の位置にスクロールサム63が移動表示される。
【0066】
以上においては、ステップS42の処理で、シリアル番号i=1(設定前のシリアル番号)から、シリアル番号i=4(設定後のシリアル番号)までの間に存在する、シリアル番号i=2,3を求め、ステップS44において、それに対応するフレーム番号のIピクチャも連続表示させるようにしたが、ステップS42の処理を省略し、シリアル番号i=4(ユーザにより指示された再生する位置)のIピクチャのみを表示(非連続で表示)させるようにしてもよい。
【0067】
例えば、入力部15を構成するバー(スティック)を左右に振る角度に応じて、再生する位置(シリアル番号)の移動が指示される場合において、ユーザによりバーの角度が大きく振られたとき、または、入力部15を構成するボタンを押している時間により再生する位置(シリアル番号)の移動が指示される場合において、ユーザによりボタンが長く押されたときには、再生する位置(シリアル番号)に対応するIピクチャのみ表示させるようにしてもよい。
【0068】
さらに、表示部16を、透明なタッチパネルが積層されたLCDにより構成するようにし、指あるいはタッチペンでタッチパネル上に触れることによりユーザからの指示などの入力を受け付けるようしてもよい。
【0069】
その場合の例では、図8に示されるように、押すと、再生する位置(シリアル番号)を、動画像データの先頭のIピクチャに対応するシリアル番号(例えば、i=1)に移動させる前ボタン71、押すと、再生する位置(シリアル番号)を、動画像データのほぼ中央のIピクチャに対応するシリアル番号(例えば、i=12)に移動させる中ボタン72、または、押すと、再生する位置(シリアル番号)を、動画像データの最後のIピクチャに対応するシリアル番号(例えば、i=24)に移動させる後ろボタン73のうちいずれかが、指で押されたときに、それぞれのシリアル番号に対応するIピクチャのみが表示されるようにしてもよい。
【0070】
以上のように、入力部15を構成するさまざまな入力ツールの特性に応じて、再生用テーブルTのシリアル番号を指定するための加算(番号を昇順に移動させる場合)や減算(番号を降順に移動させる場合)の大きさが任意に設定されるので、ユーザに適した、再生する位置の指定方法を提供できる。さらに、その再生用テーブルTのシリアル番号に合わせて、スクロールバー62のスクロールサム63を表示させるようにしたので、動画像データ全体に対する、ユーザにより指定された再生する位置(表示されたIピクチャ)の相対的な位置がわかるため、ユーザにとって、使いやすい表示(GUI)を提供できる。
【0071】
以上においては、動画像データを再生する位置が指定される例を説明したが、同様にして、動画像データの再生を終了する位置が指定されるようにしてもよい。
【0072】
図3に戻って、ステップS4において、入力部15を介して、再生する位置が指示されていないと判断された場合(すなわち、動画像データの先頭のIピクチャ(シリアル番号i=1)から再生をする場合)、ステップS3において表示された表示部16に出力された表示画面を確認したユーザ、または、ステップS44において表示される表示部16に出力された表示画面(シリアル番号i=4に対応するIピクチャ)を確認したユーザは、入力部15を構成するボタンなどを操作することにより、その表示されているIピクチャの位置からの再生を指示する。そこで、その操作に対応して、図3のステップS6において、制御部11は、動画像データの再生が指示されたと判断し、ステップS7において、制御部11は、その表示されているフレーム番号のIピクチャのアドレスを求め、メモリスティックI/F17を制御し、その表示されているフレーム番号のIピクチャ以降の画像データを読み出させる。これにより、ユーザが指定したIピクチャ以降の動画像が再生される。
【0073】
ステップS6において、動画像データの再生が指示されていないと判断された場合、処理は、ステップS4に戻り、それ以降の処理が繰り返される。すなわち、ユーザにより、動画像データの別の再生する位置が指示される。
【0074】
以上により、再生用テーブルTを構成するシリアル番号(再生開始候補)の中から、任意の位置(シリアル番号)が設定され、それに対応するフレーム番号のIピクチャが表示され、そのIピクチャから、それ以降の動画像データが再生される。
【0075】
以上のように、動画像データのすべてのIピクチャの中から、テーブルサイズの値Sに等しい枚数のIピクチャが、等間隔に、再生開始候補として選択され、そのIピクチャをシリアル番号で管理する再生用テーブルTを生成することにより、任意の位置(Iピクチャ)から動画像データを再生することができる。
【0076】
また、上記説明において、動画像データを再生する場合について説明したが、動画像データがすでに再生されている途中で、ユーザにより入力部15を構成するボタンなどにより、任意の位置が指示された場合においても、その指定された位置からの再生を開始させるようにしてもよい。
【0077】
以上のようにして作成された再生用テーブルTは、動画像データの編集処理にも適用することができる。この動画像データの編集処理について、図9のフローチャートを参照して説明する。
【0078】
ユーザは、メモリスティック18に記録された複数の動画像データの中から、編集する動画像データを、入力部15を構成するボタンなどにより指示する。この指示に対応して、ステップS61において、制御部11は、メモリスティックI/F17を制御し、メモリスティック18に記録されている動画像データの中からユーザにより指示された動画像データを選択する。
【0079】
ステップS62において、制御部11は、この動画像データを編集するために、編集用テーブルとしての、再生用テーブルTの作成処理を実行する。この作成処理は、図3のステップS2の再生用テーブルTの作成処理(したがって、図4の作成処理)と同様であり、繰り返しになるので、その説明は省略するが、ステップS62において、図10Aに示されるように、編集対象として選択された動画像データ101の再生用テーブルTが次式に示すように作成される。
【0080】
Ta[i]=1+(N×(i−1))/S (i=1,2,3,…,S)(N>S)
【0081】
したがって、動画像データ101のすべてのIピクチャのうち、フレーム番号{Ta[1],Ta[2],Ta[3],…,Ta[S]}のS枚のIピクチャが再生開始候補(いまの場合、編集位置(編集開始位置または編集終了位置)候補)として選択される。そして、それらに、先頭から、シリアル番号i={1,2,3,…,S}のシリアル番号が付けられる。
【0082】
次に、ステップS63において、制御部11は、シリアル番号i=1に設定し、メモリスティックI/F17を制御し、図11に示されるように、動画像データの先頭のIピクチャである、フレーム番号Ta[1]=1のIピクチャを表示部16に表示させる。
【0083】
図11の表示画面は、図6の表示画面のスクロールサム63が、スクロールサム81,82に置き換わったものであり、その他の構成は、図6における場合と同様である。スクロールサム81は、編集開始位置を設定するスクロールサムであり、スクロールサム82は、編集終了位置を設定するスクロールサムである。
【0084】
ユーザより、入力部15を介して指示があると、その指示に対応して、ステップS64において、制御部11は、編集位置の設定処理を行う。この編集位置の設定処理は、図3のステップS5(図7)の再生位置の設定処理と同様の処理であり、その説明は繰り返しになるので省略するが、この処理より、ユーザの指示に基づいて、編集開始位置として、再生用テーブルTのシリアル番号の中から、例えば、シリアル番号i=2が設定され、それに対応して、フレーム番号Ta[2]が取得され、フレーム番号Ta[2]のIピクチャが表示部16に表示され、それに対応するスクロールボックス64内の位置に、編集開始位置を設定するためのスクロールサム81が移動表示される。
【0085】
次に、ユーザの指示に基づいて、ステップS65において、制御部11は、編集位置の設定が完了したか否かを判断する。いまの場合、まだ、編集終了位置が設定されていないので、ユーザは、入力部15を介して、編集終了位置の設定を指示する。そこで、ステップS65において、制御部11は、編集位置の設定が完了していないと判断し、ステップS64に戻り、それ以降の処理を繰り返す。これにより、編集開始位置と同様に、編集終了位置が指定される。
【0086】
なお、ユーザにより、編集終了位置が指定される場合、スクロールボックス64内の、編集終了位置を設定するためのスクロールサム82が対象となるので、この場合、図11に示されるように、スクロールサム82が、フォーカス表示(図中、斜線で示される表示)になり、既に設定済みのスクロールサム81よりも目立つ表示にされる。反対に、編集開始位置を指定する場合は、スクロールサム81が、フォーカス表示になり、スクロールサム82よりも目立つ表示にされる。
【0087】
このようにして、ユーザの指示に基づいて、編集終了位置に関して、再生用テーブルTのシリアル番号の中から、例えば、シリアル番号i=4が設定され、それに対応して、フレーム番号Ta[4]が取得され、フレーム番号Ta[4]のIピクチャが表示部16に表示され、それに対応するスクロールボックス64内の位置に、編集終了位置を設定するためのスクロールサム82が移動表示される。
【0088】
編集が終了すると、ユーザは、入力部15のボタンにより、動画像データ101の編集位置の設定終了を指示する。そこで、制御部11は、ステップS65において、編集位置の設定が完了したと判断し、ステップS66において、記憶部12に、動画像データ101の再生用テーブルTに関連付けて、編集位置の設定情報Eを記録する。すなわち、上述したように、編集位置の設定情報Eは、動画像データ101の再生用テーブルTの情報が書き込まれている記憶領域41乃至44の後の記憶領域45(図2)に記録される。
【0089】
この場合、図10Aに示されるように、動画像データ101において、編集開始位置が動画像データのフレーム番号Ta[2]のIピクチャであり、編集終了位置が動画像データのフレーム番号Ta[4]のIピクチャであるシーン101Aの情報が、動画像データ101の再生用テーブルTの情報が書き込まれている記憶領域41乃至44の後の記憶領域45に書き込まれる。
【0090】
編集処理を実行する場合、ユーザは、入力部15のボタンの所定のものを操作して、その旨を指示する。そこで、ステップS67において、制御部11は、編集処理の実行が指示されたか否かを判断し、編集処理の実行が指示されていないと判断した場合(すなわち、動画像データ101の後に繋ぎ合わせたい動画像データがある場合)、ステップS61に戻り、それ以降の処理を繰り返す。
【0091】
ユーザにより、それ以降の処理において、動画像データ102(図10B)または動画像データ103(図10C)が選択され、編集の位置が設定されると、動画像データ102または動画像データ103の編集位置が設定され、動画像データ102または動画像データ103の編集位置の設定情報Eが、それぞれの再生用テーブルTの情報が書き込まれている記憶領域41乃至44の後にある記憶領域45に書き込まれる。
【0092】
具体的には、図10Bに示されるように、動画像データ102の再生用テーブルTb[i]=1+(N×(i−1))/S (i=1,2,3,…,S)(N>S)が作成される。したがって、動画像データ102のすべてのIピクチャのうち、フレーム番号{Tb[1],Tb[2],Tb[3],…,Tb[S]}のS枚のIピクチャが再生開始候補として選択される。そして、それらに、先頭から、シリアル番号i={1,2,3,…,S}のシリアル番号が付けられる。
【0093】
また、同様に、図10Cに示されるように、動画像データ103の再生用テーブルTc[i]=1+(N×(i−1))/S (i=1,2,3,…,S)(N>S)が作成される。したがって、動画像データ103のすべてのIピクチャのうち、フレーム番号{Tc[1],Tc[2],Tc[3],…,Tc[S]}のS枚のIピクチャが再生開始候補として選択される。そして、それらに、先頭から、シリアル番号i={1,2,3,…,S}のシリアル番号が付けられる。
【0094】
これにより、図10Bに示されるように、例えば、動画像データ102において、編集開始位置が、動画像データのフレーム番号Tb[5]のIピクチャであり、編集終了位置が、動画像データのフレーム番号Tb[8]のIピクチャであるシーン102Aの情報が、動画像データ102の再生用テーブルTの記憶領域45に書き込まれ、図10Cに示されるように、動画像データ103において、編集開始位置が、動画像データの再生位置フレーム番号Tc[6]のIピクチャであり、編集終了位置が、動画像データのフレーム番号Tc[9]のIピクチャであるシーン103Aの情報が、動画像データ103の再生用テーブルTの記憶領域45書き込まれる。
【0095】
ステップS67において、編集処理を実行すると判断された場合、ステップS68において、制御部11は、メモリスティックI/F17を制御し、ステップS66の処理により記録された編集位置の設定情報Eに基づいて、動画像データ101乃至103を読み出し、編集処理を実行する。そして、編集された動画像データをメモリスティック18に記録させる。
【0096】
すなわち、図12に示されるように、ユーザの指示に基づいて、動画像データ101のフレーム番号Ta[2]乃至Ta[4]のIピクチャのシーン101A、動画像データ102のフレーム番号Tb[5]乃至Tb[8]のIピクチャのシーン102A、および、動画像データ103のフレーム番号Tc[6]乃至Tc[9]のIピクチャのシーン103Aにより構成される動画像データ111が新たにメモリスティック18に記録される。
【0097】
以上においては、各動画像データの編集開始点と編集終了点を設定し、それらを繋ぎ合わせるようにしたが、例えば、動画像データ101において、フレーム番号Ta[2]乃至Ta[4]のIピクチャのシーン101Aを削除し、その間に、動画像データ102のフレーム番号Tb[5]乃至Tb[8]のIピクチャのシーン102A、および、動画像データ103のフレーム番号Tc[6]乃至Tc[9]のIピクチャのシーン103Aを挿入するようにして編集するというように、編集開始点と編集終了点で設定された範囲を削除し、他の動画像データを挿入し、新たな動画像データを記録するようにしてもよい。
【0098】
なお、その動画像データの編集開始点と編集終了点で設定され、削除された範囲に挿入される画像データとしては、CCD14より新たに入力される画像データであってもよい。その場合には、動画像データの編集開始点から編集終了点の間に新たな画像データが挿入された、新たな動画像データが記録される。
【0099】
以上のように、動画像データの編集を編集開始点と編集終了点で設定できるようにしたので、動画像データに、他の動画像データを挿入する場合、必要な部分にまで他の動画像データが上書きされることが抑制される。これにより、ユーザは、簡単に動画像データの編集ができ、自分の好みの動画像データを得ることができる。
【0100】
以上のようにして、編集された後の動画像データ111を新たにメモリスティック18に記録するようにしたので、汎用のパーソナルコンピュータにおいてメモリスティック18からこの動画像データ111を読み込むことができる。
【0101】
また、メモリスティック上に長時間記録した動画像データの編集位置を設定し、それに基づいて、編集し、編集されたデータを再度メモリスティックに記録することにより、必要な動画像データを編集して残し、不必要な動画像データを消すことができるので、不必要な動画像データが記録されている領域の無駄を抑制できるようになる。
【0102】
さらに、編集作業を撮影装置1上で実行できるようにすることで、パーソナルコンピュータなど、新たなハードウェアを使用する必要がなくなる。
【0103】
以上より、メモリスティック上に長時間記録した動画像データを任意の再生位置から再生できるようにしたので、例えば、後半のIピクチャからでもすぐに見ることができる。
【0104】
以上においては、記録媒体として、フラッシュメモリとしてのメモリスティックを用いたが、これに限らず、各種の半導体メモリに本発明は適用することが可能である。
【0105】
また、上記説明においては、動画像データのフォーマットとして、MPEG2方式のフォーマットを用いたが、Quick Time(商標)、AVI(Audio Video Interleaved)フォーマット、または、DV(Digital Video)フォーマットにも本発明は適用することができる。
【0106】
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。この場合、例えば、撮影装置1は、図13に示されるような撮影装置151により構成される。
【0107】
図13において、CPU(Central Processing Unit)161は、ROM(Read Only Memory) 162に記憶されているプログラム、または、記憶部168からRAM(Random Access Memory)163にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM163にはまた、CPU161が各種の処理を実行する上において必要なデータなどが適宜記憶される。
【0108】
CPU161、ROM162、およびRAM163は、バス164を介して相互に接続されている。このバス164にはまた、入出力インタフェース165も接続されている。
【0109】
入出力インタフェース165には、キーボード、マウスなどよりなる入力部166、CRT(Cathode Ray Tube),LCD(Liquid Crystal Display)などよりなるディスプレイ、並びにスピーカなどよりなる出力部167、ハードディスクなどより構成される記憶部168、モデム、ターミナルアダプタなどより構成される通信部169が接続されている。通信部169は、図示しないネットワークを介しての通信処理を行う。
【0110】
入出力インタフェース165にはまた、必要に応じてドライブ170が接続され、磁気ディスク181、光ディスク182、光磁気ディスク183、或いは半導体メモリ184などが適宜装着され、それから読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて記憶部168にインストールされる。
【0111】
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば、汎用のパーソナルコンピュータなどに、ネットワークや記録媒体からインストールされる。
【0112】
この記録媒体は、図13に示すように、装置本体とは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク181(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク182(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク183(MD(Mini-Disk)(商標)を含む)、もしくは半導体メモリ184などよりなるパッケージメディアにより構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録されているROM162や、記憶部168に含まれるハードディスクなどで構成される。
【0113】
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に従って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
【0114】
なお、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
【0115】
【発明の効果】
以上の如く、本発明によれば、記録媒体の動画像データを、任意の再生位置から再生することができる。また本発明によれば、記録媒体の動画像データを編集し、再度、同じ記録媒体に記録することができる。さらに、本発明によれば、動画像データの編集が簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した撮影装置の構成例を示すブロック図である。
【図2】図1の記憶部の内部の記憶領域の構成を示す図である。
【図3】図1の撮影装置における動画像データの再生処理を説明するフローチャートである。
【図4】図3のステップS2の再生用テーブルの作成処理を説明するフローチャートである。
【図5】再生用テーブルを説明する図である。
【図6】動画像データの表示画面の例を示す図である。
【図7】図3のステップS5の再生位置の設定処理を説明するフローチャートである。
【図8】動画像データの表示画面の他の例を示す図である。
【図9】図1の撮影装置における動画像データの編集処理を説明するフローチャートである。
【図10】編集される動画像データの例を説明する図である。
【図11】動画像データの表示画面のさらに他の例を示す図である。
【図12】編集後の動画像データの例を示す図である。
【図13】図1の撮影装置の他の構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 撮影装置,11 制御部,12 記憶部,15 入力部,16 表示部,17 メモリスティックインタフェース,18 メモリスティック,41乃至45記憶領域,61 画像表示部,62 スクロールバー,63 スクロールサム, 64 スクロールボックス,65L,65R スクロールアロー,71 前ボタン,72 中ボタン,73 後ボタン,81,82 スクロールサム

Claims (7)

  1. 撮像された動画像のデータを MPEG 方式で記録媒体に記録する記録手段と、
    前記記録手段により記録媒体に記録された動画像のデータを構成するIピクチャ全体のうち、前記動画像のデータを構成するIピクチャの数と、選択するIピクチャの総数によって決定される数のIピクチャを等間隔で選択し、選択したIピクチャに付けられたシリアル番号と動画像のデータ全体におけるフレーム番号とを関連付けたテーブルを、処理対象とする動画像のデータ毎に管理する管理手段と、
    前記管理手段により管理されている前記テーブルに基づいて、ユーザによる入力に応じて設定されたシリアル番号に対応するフレーム番号のIピクチャを前記記録媒体から読み出し、表示させる表示制御手段と
    を備える画像データ処理装置。
  2. 前記表示制御手段は、ユーザによる入力に応じて設定される前のシリアル番号に対応するフレーム番号のIピクチャから、ユーザによる入力に応じて設定された後のシリアル番号に対応するフレーム番号のIピクチャまでの間に存在する、シリアル番号が付けられたIピクチャを前記記録媒体から順に読み出し、連続表示させる
    請求項1に記載の画像データ処理装置。
  3. 前記記録手段は、編集開始位置としてユーザにより設定されたシリアル番号に対応するフレーム番号のIピクチャから、編集終了位置としてユーザにより設定されたシリアル番号に対応するフレーム番号のIピクチャまでのシーンの情報を、前記テーブルに関連付けて記録させる
    請求項1に記載の画像データ処理装置。
  4. 前記記録手段により記録された情報に基づいて、編集対象の動画像のデータに対して設定された編集開始位置のIピクチャから編集終了位置のIピクチャまでのシリアル番号が付けられたIピクチャからなるシーンから構成される新たな動画像を生成する編集手段をさらに備える
    請求項3に記載の画像データ処理装置。
  5. 撮像された動画像のデータを MPEG 方式で記録媒体に記録する記録ステップと、
    前記記録ステップの処理により記録媒体に記録された動画像のデータを構成するIピクチャ全体のうち、前記動画像のデータを構成するIピクチャの数と、選択するIピクチャの総数によって決定される数のIピクチャを等間隔で選択し、選択したIピクチャに付けられたシリアル番号と動画像のデータ全体におけるフレーム番号とを関連付けたテーブルを、処理対象とする動画像のデータ毎に管理する管理ステップと、
    前記管理ステップの処理により管理されている前記テーブルに基づいて、ユーザによる入力に応じて設定されたシリアル番号に対応するフレーム番号のIピクチャを前記記録媒体から読み出し、表示させる表示制御ステップと
    を含むことを特徴とする画像データ処理方法。
  6. 撮像された動画像のデータを MPEG 方式で記録媒体に記録する記録ステップと、
    前記記録ステップの処理により記録媒体に記録された動画像のデータを構成するIピクチャ全体のうち、前記動画像のデータを構成するIピクチャの数と、選択するIピクチャの総数によって決定される数のIピクチャを等間隔で選択し、選択したIピクチャに付けられたシリアル番号と動画像のデータ全体におけるフレーム番号とを関連付けたテーブルを、処理対象とする動画像のデータ毎に管理する管理ステップと、
    前記管理ステップの処理により管理されている前記テーブルに基づいて、ユーザによる入力に応じて設定されたシリアル番号に対応するフレーム番号のIピクチャを前記記録媒体から読み出し、表示させる表示制御ステップと
    を含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されている記録媒体。
  7. 撮像された動画像のデータを MPEG 方式で記録媒体に記録する記録ステップと、
    前記記録ステップの処理により記録媒体に記録された動画像のデータを構成するIピクチャ全体のうち、前記動画像のデータを構成するIピクチャの数と、選択するIピクチャの総数によって決定される数のIピクチャを等間隔で選択し、選択したIピクチャに付けられたシリアル番号と動画像のデータ全体におけるフレーム番号とを関連付けたテーブルを、処理対象とする動画像のデータ毎に管理する管理ステップと、
    前記管理ステップの処理により管理されている前記テーブルに基づいて、ユーザによる入力に応じて設定されたシリアル番号に対応するフレーム番号のIピクチャを前記記録媒体から読み出し、表示させる表示制御ステップと
    を含むことを特徴とするプログラム。
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