JP4181258B2 - 緩衝材 - Google Patents

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Description

【0001】
【技術分野】
本発明は、各種物品を保護するための緩衝材に関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】
各種物品を梱包する際に用いられる緩衝材は従来、発泡スチロールが広く用いられている。しかし、発泡スチロールは、柔軟性がないため、物品(製品)形状に応じた形状に成形しなければならず、また、保管スペースに多くを要する。さらに、形状が固定されているため、異種物品への使用、あるいは繰り返し使用が殆どできず、リサイクル化や省資源に反する。
【0003】
【発明の目的】
本発明は、柔軟で、より多くの物品形状に対応できる緩衝材を得ることを目的とする。また本発明は、容易に繰り返し使用ができる緩衝材を得ることを目的とする。
【0004】
【発明の概要】
本発明の緩衝材は、全体が柔軟な柱状体からなること両端に、自由状態で略環状をなし一部を開閉可能な開口部とした不完全リングを有することこの両端の不完全リングを接続する接続部を有することこの接続部は、上記両端の不完全リング部をほぼ重ねるように変形可能な形状を有すること、及び接続部を両端の不完全リング部がほぼ重なるように変形させ、重ねた両端の不完全リング部により形成されたリング状空間に被梱包物を挿入した状態で、接続部の復帰力により被梱包物をリング状空間に保持すること、に特徴がある。
【0005】
両端の不完全リング部と接続部は、両端の不完全リング部の開口部を同一位置に位置させる態様と、異なる位置に位置させる態様とに変形可能な形状とすることが望ましい。
【0006】
本発明の緩衝材は、最も単純には、両端の不完全リング部と接続部が、全体としてS字状をなす形状とすることができる。あるいは、接続部は、両端の不完全リング部に重なる少なくとも一つのリング状部に変形可能な形状とすることもできる。そして、両端の不完全リング部と接続部は、自由状態でフラットな(一平面内に位置する)形状とすることが好ましい。
【0007】
柱状体は、中空で内部に空気を入れたチューブから構成し、あるいは、合成樹脂材料の発泡体から構成することができる。チューブの場合、空気の出し入れ口を形成することにより、保管時、あるいはリサイクル時にの省スペースを実現することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明による緩衝材10の第一の実施形態を示している。この緩衝材10は、全体が内部に空気を封入した円筒状の中空チューブからなっている。この緩衝材10は、その両端部に、不完全リング部11を有し、この一対の不完全リング部11が直線状の接続部12で接続されていて、全体としてS字状をなしている。すなわち、各不完全リング部11は、自由状態で略環状をなしその一部に弾性変形して開閉可能な開口部13を備えている。すなわち、開口部13は、不完全リング部11の先端部と接続部12を持って開口部13を開こうとする力を加えると、不完全リング部11の弾性より開くことができ、力を開放すると、図示位置に復帰する。また、この不完全リング部11と接続部12は、自由状態では、フラットな形状をしている。各図において、円弧線14は、緩衝材10の断面形状が略円形であることを示すために付したものである。緩衝材10は、合成樹脂フィルム(シート)を成形して形成する。
【0009】
図2、図3は、この緩衝材10の第一の使用態様を示している。両端の不完全リング部11の中心線11C近傍で接続部12を折り曲げ、一対の不完全リング部11を重ねる。この状態では、一対の不完全リング部11の一対の開口部13の位置は重なることがなく、かつ、図3に明らかなように、重ねた不完全リング部11の中心部に、側面から見たとき閉じられた円柱状空間15が生じる。この円柱状空間15内に、該円柱状空間15の径より大径の被梱包物、図示例では、一眼レフカメラ用の交換レンズ20を挿入すると、交換レンズ20と不完全リング部11との摩擦によって、緩衝材10は折り曲げられた形状を保持し、交換レンズ20に巻き付くような状態となって、交換レンズ20を保護することができる。別言すると、不完全リング部11の内径は、保持すべき交換レンズ20の径に応じて、このような保護形態がとれるように設定する。
【0010】
図4、図5は、緩衝材10の第二の使用態様を示している。この使用態様は、一対の不完全リング部11を重ねる前に、接続部12をその軸線を中心に180゜捩り、その後一対の不完全リング部11を重ねるように接続部12を折り曲げている。この態様では、図5に明らかなように、一対の不完全リング部11の開口部13が重なるため、折り曲げた状態で、開口部13Zを有する円柱状空間15Zが生じる。そこで、図5に示すように、この開口部13Zを開き、不完全リング部11の中心軸線と直交する方向から、円柱状空間15Z内に交換レンズ20を挿入することができる。開口部13Zを開く力を開放すると、各不完全リング部11が自身の弾性により閉じるので、第一の使用態様と同様に、交換レンズ20と不完全リング部11との摩擦によって、緩衝材10は折り曲げられた形状を保持し、かつ交換レンズ20を保護することができる。
【0011】
図6は、緩衝材10の第三の使用態様を示している。この使用態様は、緩衝材10を接続部12で折り曲げることなく、そのまま、箱16の内面に沿わせて使用するものである。
【0012】
図7は、本発明による緩衝材の第二の実施形態を示している。この緩衝材10'は、接続部12'の形状が第一の実施形態とは異なる。接続部12'は、接続部12'だけで、不完全リング部11に重なる1つのリング状部を形成することができる山形形状をしている。すなわち、図8に示すように、接続部12'により1つのリング状部17を形成し、このリング状部17と不完全リング部11を重ねる。この態様では、図9に示すように、不完全リング部11とリング状部17の中心部に、閉じられた円柱状空間15が生じる。よって、第一の実施形態の第一の使用態様と同様に、円柱状空間15内に交換レンズ20を挿入することができる。
【0013】
図10は、緩衝材10'の別の使用態様を示している。この使用態様は、緩衝材10'を接続部12で折り曲げることなく、そのまま、箱16の内面に沿わせて使用するものである。
【0014】
図11は、本発明による緩衝材の第三の実施形態を示している。この緩衝材10"は、接続部12"の形状を第一、第二の実施形態とは異ならせたものである。接続部12"は、接続部12"だけで、不完全リング部11に重なる2つのリング状部17を形成することができる形状をしている。すなわち、図12に示すように、接続部12"により2つのリング状部17を形成し、このリング状部17と不完全リング部11を重ねる。この態様においても、図12に示すように、不完全リング部11とリング状部17の中心部に、閉じられた円柱状空間15が生じる。よって、第一の実施形態の第一の使用態様及び第二の実施形態と同様に、円柱状空間15内に交換レンズ20を挿入することができる。以上の緩衝材10'あるいは10"によれば、より長い交換レンズ20を保護することができる。
【0015】
図13は、緩衝材10"の別の使用態様を示している。この使用態様は、緩衝材10"を接続部12"で折り曲げることなく、そのまま、箱16の内面に沿わせて使用するものである。
【0016】
図14、図15は、緩衝材10に空気出し入れ口18を形成した実施形態である。空気出し入れ口18は、例えば浮き袋のそれを転用することができる。このように空気出し入れ口18を設ければ、非使用状態あるいは反復使用のための運搬時に、内部の空気を抜いて図示するように扁平にすることにより、スペースを極めて小さくすることができる。勿論、緩衝材10'、10"についても同様に空気出し入れ口18を設けることができる。
【0017】
以上の各実施形態では、緩衝材10、10'、10"を内部に空気を入れたチューブから構成したが、合成樹脂材料の連続気泡の発泡体(スポンジ)のような柔軟な材料から構成することもできる。連続気泡の発砲体は、小さく圧縮することができ、圧縮力を開放すれば復元するから、空気入りチューブと同様の省スペースを実現することができる。また、図示実施形態では、緩衝材10、10'、10"に保持する物品として、交換レンズ20を例示したが、交換レンズ20以外の物品の保持が可能であることは勿論である。
【0018】
【発明の効果】
本発明の緩衝材は、異なる形状の物品に対応でき、取り扱いが容易であり、リサイクル化、省資源に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による緩衝材の一実施形態を示す斜視図である。
【図2】図1の緩衝材の一使用態様を示す、形状変更のプロセスを示す図である。
【図3】図2の形態変更後の側面図である。
【図4】図1の緩衝材の別の使用態様を示す、形状変更のプロセスを示す図である。
【図5】図4の形態変更後の側面図である。
【図6】本発明による緩衝材の別の実施形態を示す斜視図である。
【図7】図6の緩衝材の一使用態様を示す、形状変更のプロセスを示す図である。
【図8】図6の形態変更後の側面図である。
【図9】本発明による緩衝材のさらに別の実施形態を示す斜視図である。
【図10】図9の緩衝材の一使用態様を示す斜視図である。
【図11】図1の緩衝材の別の使用態様を示す斜視図である。
【図12】図6の緩衝材の別の使用態様を示す斜視図である。
【図13】図9の緩衝材の別の使用態様を示す斜視図である。
【図14】図1の緩衝材に空気栓をつけて空気を抜いた状態を示す斜視図である。
【図15】図14の緩衝材を複数重ねた状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 10' 10" 緩衝材
11 不完全リング部
12 12' 12" 接続部
13 開口部
14 円弧線
15 円柱状空間
16 箱
17 リング状部
18 空気出し入れ口
20 交換レンズ(保護物品)

Claims (8)

  1. 全体が柔軟な柱状体からなること
    両端に、自由状態で略環状をなし一部を開閉可能な開口部とした不完全リングを有すること
    この両端の不完全リングを接続する接続部を有すること
    この接続部は、上記両端の不完全リング部をほぼ重ねるように変形可能な形状を有すること、及び
    接続部を両端の不完全リング部がほぼ重なるように変形させ、重ねた両端の不完全リング部により形成されたリング状空間に被梱包物を挿入した状態で、接続部の復帰力により被梱包物をリング状空間に保持する、
    ことを特徴とする緩衝材。
  2. 請求項1記載の緩衝材において、両端の不完全リング部と接続部は、両端の不完全リング部の開口部を同一位置に位置させる態様と、異なる位置に位置させる態様とに変形可能な形状である緩衝材。
  3. 請求項1または2記載の緩衝材において、両端の不完全リング部と接続部は、全体としてS字状をなしている緩衝材。
  4. 請求項1ないし3記載のいずれか1項記載の緩衝材において、接続部は、両端の不完全リング部に重なる少なくとも一つのリング状部に変形可能な形状である緩衝材。
  5. 請求項1ないし4記載のいずれか1項記載の緩衝材において、両端の不完全リング部と接続部は、自由状態でフラットな形状をなす緩衝材。
  6. 請求項1ないし5記載のいずれか1項記載の緩衝材において、柱状体は、中空で内部に空気を入れたチューブからなる緩衝材。
  7. 請求項6記載の緩衝材において、チューブには空気の出し入れ口が形成されている緩衝材。
  8. 請求項1ないし5記載のいずれか1項記載の緩衝材において、柱状体は、合成樹脂材料の発泡体からなる緩衝材。
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