JP4180390B2 - 記録予約表示装置,記録予約表示方法,記録装置,記録予約表示プログラムおよび記録予約表示プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、放送番組に対する記録予約を行える記録装置に備えられ、記録予約の状況を表示するための記録予約表示装置および記録予約表示方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、複数チャンネルのテレビ番組を同時に録画できる録画装置(多チャンネル同時録画装置;以下、多重録画装置とする)が開発されている。
ところで、通常の録画装置では、不在時でも番組を録画できるように、録画予約を行えるようになっている。しかしながら、多重録画装置を用いて多くの番組を録画予約しようとすると、録画予約の手間が増え、録画漏れ等のミス(予約ミス)の生じる可能性が高くなる。
【0003】
そこで、このようなミスを防ぐために、特許文献1には、ユーザーの指定した複数のチャンネルおよび時間帯に関する全番組を録画し、後に、ユーザーに指定された番組を再生する多重録画装置が記載されている。
【0004】
また、この装置では、録画状況をユーザーに知らせるために、録画した全番組を、縦軸を時刻,横軸をチャンネルとした表を用いて一覧表示するようになっている。さらに、この表では、各番組を四角い枠で囲んでおり、ユーザーは、ポインターによって所望の番組枠を指定することにより、再生したい番組を選択できるようになっている。
【0005】
しかしながら、複数チャンネルの全番組を録画し、録画結果を一覧表示するためには、非常に大きな記録容量が必要となる。また、長時間にわたる録画予約を行えないという問題もある。
さらに、膨大な量のデータを取り扱うため、データ転送速度の大きな記録装置または複数の記録装置を備えるか、あるいは、録画にかかる画質を低下させてデータ量を減らす必要もある。
【0006】
また、録画予約や録画結果の表示に関する技術としては、多重録画装置に限らず、ランダムアクセス型の媒体を用いる装置に関するものもある。
例えば、特許文献2には、媒体に録画した番組の情報(チャンネル,録画開始時刻,録画終了時刻)を一覧表示する技術が記載されている。
また、この表には、各番組の再生履歴を、再生履歴グラフ(タイムバー)を用いて示すようになっている。
【0007】
また、特許文献3には、上記のようなタイムバーの近傍に、再生記号,スロー再生記号,早送り記号,録画動作記号などを表示し、現時点での装置の動作状況を詳細に示す技術が記載されている。
さらに、特許文献4には、録画画面および再生画面上に、上記のようなタイムバーを表示させる技術が開示されている。
【0008】
【特許文献1】
特開2001−186472号公報
【0009】
【特許文献2】
特開2000−138886号公報
【0010】
【特許文献3】
特開2001−103407号公報
【0011】
【特許文献4】
特開2002−27381号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記した多重録画装置では、ある時刻に同時に放送される複数の番組を同時に録画するような設定を予約することが可能である。
従って、多重録画装置では、任意の時刻における録画予約状況を容易に確認できることが望まれる。
【0013】
しかしながら、特許文献2に示したような録画予約表では、ユーザーは、ある時刻における録画予約の状況を知るために、表に示された各番組の録画開始時刻および終了時刻を読み、該当時刻に関する番組を拾い出してゆく必要がある。
また、上記したようなタイムバーは、現時点における装置の動作状況を示すものであり、録画予約に使用できるものではない。
【0014】
本発明は、上記のような従来の問題点を解決するために成されたものである。そして、その目的は、任意の時刻での録画予約状況を容易に表示することの可能な、記録予約表示装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の記録予約表示装置(本表示装置)は、放送番組に対する記録予約を行える記録装置に備えられ、記録予約の状況を表示するための記録予約表示装置において、ユーザーに指定された時刻を含む時刻軸と、この時刻軸に沿って延びるように設けられた記録予約表示欄とを画面に表示する制御部を備えており、この制御部が、時刻軸内の各時刻における記録予約状況に応じて、記録予約表示欄に、予約の有無を示すマーキングを施すことを特徴としている。
【0016】
本表示装置の備えられる記録装置は、放送番組を受信し、その内容を記録(録画・録音)するためのものである。
ここで、放送番組とは、テレビ放送やラジオ放送の内容であり、送受信される信号(放送信号;映像信号や音声信号;アナログあるいはデジタル)から構成され、放送信号の送信先(テレビやラジオ)のユーザーに伝達するために、送信者(放送局)によって作成されたものである。
【0017】
そして、この記録装置は、このような番組の記録予約を行えるものである。
記録予約とは、タイマーを用いて、将来に放送される番組に対する記録をあらかじめ設定しておくことである。
これにより、予約時刻(記録すべき番組の放送時刻)になったとき、記録装置に触れることなく、放送番組の記録を行える。
【0018】
ところで、このような記録予約を設定した場合、予約時刻までに、予約状況(予約結果)を確認しておきたいことがある。
そして、本表示装置は、記録装置におけるこのような予約状況を、容易に確認するためのものである。
【0019】
すなわち、本表示装置は、ユーザーに指定された時刻(基準時刻)を含む時刻軸と、この時刻軸に沿って延びるように設けられた記録予約表示欄とを、液晶パネルなどの表示画面に表示する制御部を備えている。
ここで、時刻軸とは、所定間隔で時刻の刻まれた線であり、上記の基準時刻と、その近傍の時刻(例えば、基準時刻の前後数時間分の時刻)とを含むものである。
また、記録予約表示欄は、時刻軸に沿って延びる記入欄であり、例えば棒状のウインドウ(バー)から構成できるものである。
【0020】
そして、本表示装置では、制御部が、時刻軸内の各時刻における記録予約状況を、所定のメモリ等から取得する。そして、各時刻の予約状況に従って、各時刻に応じた記録予約表示欄をマーキングするようになっている。
このマーキング(第1マーク)は、予約の有無を示すもの、すなわち、予約の入っている時刻と、予約の入ってない時刻とを区別できるようなものである。
【0021】
このように、本表示装置では、ユーザーによって指定された基準時刻およびその近傍の時刻の予約状況を、時刻軸(時間軸)に沿って設けられた記録予約表示欄をマーキングすることで、時刻に沿って並べて(時刻順に連続的に)表示できる。
【0022】
従って、ユーザーは、基準時刻およびその近傍の時刻における予約状況を、非常に容易に確認することが可能となる。これにより、記録予約に関するユーザーのミスを減少させられる。
また、本表示装置を記録装置に備えれば、記録予約の状況を容易に把握可能で、予約ミスを抑制できる記録装置を構成できる。
【0023】
また、制御部は、上記のマーキングの形態(形,色,ハッチングなど)を、記録の条件に応じて異ならせることが好ましい。ここで、記録の条件とは、記録の質(画質や音質),CM(commercial message)をカットするか否か、等の設定条件である。
これにより、ユーザーは、記録予約の条件までも容易に区別することが可能となる。
【0024】
また、本表示装置に、ユーザーの入力を受け付ける入力部を備えることが好ましい。また、制御部が、ユーザーによって表示位置を変更可能なポインターを、時刻軸および記録予約表示欄とともに画面に表示させることが好ましい。
そして、ポインターによってマーキングが指定された場合、制御部は、指定されたマーキングに応じた記録予約に対する変更を、入力部を介して受け付け、記録装置に伝達することが好ましい。
【0025】
これにより、ユーザーは、記録予約の状況を確認しているときに、記録予約に対する変更を行える。
ここで、記録予約に対する変更としては、例えば、記録予約の解除,上記した条件の変更,予約時間の延長,短縮などを挙げられる。
【0026】
また、制御部は、記録装置のソース毎に記録予約表示欄を表示するように設定されていてもよい。
ここで、記録装置のソースとは、記録装置において記録予約の対象となっているチャンネル(放送局毎に割り当てられた、放送番組(放送信号)の伝送路)のことである。
【0027】
この場合、制御部は、ソースおよび時刻毎の記録予約状況に応じて、上記のマーキングを施すことが好ましい。
これにより、ユーザーに対し、記録予約にかかるソース(チャンネル)を明確に表示できる。また、ユーザーは、チャンネル毎の予約状況を把握できるので、予約ミスの発見が容易となる。
【0028】
また、この構成は、本表示装置の備えられる記録装置が、複数のソースの放送番組を同時に記録可能な記録装置(多重記録装置)である場合に、特に有効である。この場合には、複数ソースの放送番組が同時刻に記録予約されることがある。このため、ソース毎に記録予約表示欄を設けることで、予約に関するマーキングを明瞭に表示できる。
【0029】
また、多重記録装置に本表示装置を備える場合、制御部は、予約状況に基づいて、各時刻におけるさらなる記録予約が可能であるか否かを判断するように設定されていることが好ましい。そして、予約可能であると判断した場合には、その時刻に記録予約のされていないソースの記録予約表示欄(該時刻に応じた部位)に対し、記録予約を行えることを示すマーキング(第2マーク)を施すことが好ましい。
【0030】
また、同様に、予約は不可能であると判断した場合には、制御部は、その時刻に記録予約のされていないソースの記録予約表示欄(該時刻に応じた部位)に対し、記録予約を行えないことを示すマーキング(第3マーク)を施すことが好ましい。
これにより、ユーザーは、さらなる記録予約を行える時刻を、また、ある時刻にさらなる記録予約を行えるか否かを、容易に把握できる。
【0031】
また、制御部は、時刻軸内に過去の時刻が含まれる場合、記録予約表示欄に、この時刻に記録を行ったか否かを示すマーキング(記録結果を示すマーキング;第4マーク)を施すことが好ましい。
これにより、ユーザーは、記録予約が適切に実行されたか否か、および、正確に記録予約を行っていたか否かを容易に理解できる。
【0032】
また、本発明の記録予約表示方法(本表示方法)は、放送番組に対する記録予約を行える記録装置における記録予約の状況を表示するための記録予約表示方法において、ユーザーに指定された時刻を含む時刻軸と、この時刻軸に沿って延びるように設けられた記録予約表示欄とを画面に表示する初期工程と、時刻軸内の各時刻における記録予約状況に応じて、記録予約表示欄に、予約の有無を示すマーキングを施すマーク工程とを含んでいることを特徴とする方法である。
【0033】
本表示方法は、上記した本表示装置において用いられている方法である。従って、この方法を用いれば、ユーザーによって指定された基準時刻およびその近傍の時刻の予約状況を、時刻軸(時間軸)に沿って並べて表示できる。
このため、ユーザーは、基準時刻およびその近傍の時刻における予約状況を、非常に容易に確認することが可能となる。これにより、記録予約に関するユーザーのミスを減少させられる。
【0034】
また、本発明の記録予約表示プログラムは、記録予約可能な記録装置に接続されたコンピューターを、本表示装置における制御部として機能させるためのものである。
また、本発明の記録予約表示プログラムを、記録予約可能な記録装置に接続されたコンピューターに、本表示方法の各工程(初期工程およびマーク工程)を実行させるためのものである、と表現することもできる。
【0035】
記録予約可能な記録装置に接続されたコンピューターにこれらのプログラムを読み取らせることで、本表示装置における制御部(あるいは本表示方法における各工程(初期工程およびマーク工程))の処理を、そのコンピューターによって実現することが可能となる。
【0036】
また、これらのプログラムをコンピューターが読取可能な記録媒体に記録させておくことで、プログラムの保存・流通を容易に行えるようになる。
さらに、この記録媒体を読み込ませることで、記録予約可能な記録装置に接続されたコンピューターによって、本表示装置における制御部(あるいは本表示方法における各工程(初期工程およびマーク工程))の処理を実施できる。
【0037】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施の形態について説明する。
本実施の形態にかかる録画装置(本録画装置;記録装置)は、複数チャンネルのテレビ番組を同時に録画することの可能な装置、すなわち、多チャンネル同時録画装置(多重録画装置)である。
【0038】
ここで、テレビ番組(放送番組;番組)とは、地上波放送,BS(broadcasting satellite)放送、CS(communication satellite)放送,ケーブルテレビ放送などのテレビジョン放送(テレビ放送)の内容であり、テレビ放送信号(映像信号および音声信号;アナログあるいはデジタル)から構成されるものである。
【0039】
また、「番組を録画する」とは、磁気テープやメモリ(RAM(Random Access Memory)など),光ディスク,ハードディスク等の記録媒体に、番組を構成するテレビ放送信号を記録することである。
【0040】
また、チャンネルとは、テレビ放送源(放送局)毎に割り当てられた、テレビ放送信号の伝送路である。従って、複数チャンネルの番組とは、複数の放送源から放送される複数の番組のことである。
また、録画装置とは、通常通り、番組の録画および再生を行うための装置である。
【0041】
まず、本録画装置の構成について説明する。
図2は、本録画装置の構成を示すブロック図である。この図に示すように、本録画装置は、チューナー部11,入力部12,録画部13,表示部14および制御部15を備えている。
【0042】
チューナー部11は、所定のチャンネルを介して各テレビ放送源から放送されるテレビ放送信号を受信するための、複数のチューナーを備えたものである。
入力部12は、ユーザーの指示を受け付け、制御部15に伝達するものであり、本録画装置の本体に設けられた入力スイッチおよびリモコン(リモートコントローラ)を含むものである。
ここで、入力部12の受け付けるユーザーの指示とは、例えば、チャンネルの選択,録画・再生の開始・停止,録画予約等を挙げられる。
【0043】
なお、本実施の形態に示す録画装置において録画予約可能なチャンネル数は、4つである。また、同時に録画可能なチャンネル数は、3つである(この点については後述する)。
【0044】
録画部13は、チューナー部11によって受信されたテレビ放送信号を制御部15を介して入力し、所定の媒体に録画するものである。
また、録画部13は、媒体に録画されたテレビ放送信号を再生し、制御部15に伝達する機能も有している。
【0045】
表示部14は、チューナー部11によって受信されたテレビ放送信号、あるいは、録画部13によって録画されたテレビ放送信号を制御部15を介して入力し、それに関する映像・音声をユーザーに表示するものであり、液晶パネル(画像表示装置)およびスピーカー(音声表示装置)を備えている。
また、表示部14は、制御部15の指示により、ユーザーに指示入力を促すための多様な入力画面(選択画面)を表示する機能も有している。
【0046】
制御部15は、入力部12の受けたユーザーの指示に基づいて、本録画装置の全ての処理を制御する、本録画装置の中枢部である。
すなわち、制御部15は、チューナー部11によって受信されたテレビ放送信号に、表示あるいは録画のために必要な処理を施し、ユーザーの指示に従って、録画部13・表示部14に伝達するものである。
【0047】
また、制御部15は、ユーザーの指示に応じて録画部13を制御し、媒体に記録されたテレビ放送信号を再生させ、表示部14に伝達する機能も有している。さらに、制御部15は、ユーザーの入力指示に従って、録画予約を設定・記憶する。そして、チューナー部11,録画部13等を制御して、録画予約に応じた録画を行わせる機能も有している。
【0048】
なお、制御部15の機能を実行するためののプログラムおよび録画予約状況の情報等は、図示しないメモリに記憶されている。制御部15は、これらのプログラム等を必要に応じて呼び出し、処理を実行するように設定されている。
【0049】
次に、本録画装置における、録画予約処理(録画予約編集処理)について説明する。
図3は、この処理の流れを示すフローチャートである。
この図に示すように、制御部15は、録画予約処理の指示がユーザーによって入力されると(スタート)、表示部14を制御して所定の選択画面(入力画面)を表示させ、ユーザーによる入力指示を待つ(S12〜S14)。
【0050】
図4は、この選択画面を示す説明図である。この図に示すように、このステップでは、ユーザーは、『▲1▼録画予約』,『▲2▼録画予約状況表示』,『▲3▼通常画面に戻る』の3種類のなかから入力指示を選択するように設定されている。
【0051】
ここで、『▲1▼録画予約』が選択された場合、制御部15は、録画予約の編集画面(録画予約画面)を表示し、ユーザーの入力に従って、録画予約を編集(新規予約の受け付け、予約のキャンセル,録画モードの変更,チャンネル変更,録画開始・終了時刻の変更)する(S15)。なお、この録画予約の詳細に関しては後述する。
【0052】
また、『▲3▼通常画面に戻る』が選択された場合、制御部15は、録画予約編集処理を終了する。
さらに、『▲2▼録画予約状況表示』が選択された場合、制御部15は、後述するような録画予約状況表示処理を実行する(S16)。
【0053】
図5は、この録画予約状況表示処理の流れを示すフローチャートである。この図に示すように、この処理では、制御部15は、まず、表示部14に基準時刻(基準日時)の入力画面(図示せず)を表示させ、ユーザーの入力を待機する(S21)。
【0054】
なお、この基準時刻の入力画面には、『現在時刻』および『日時指定』の2つの選択肢が表示される。そして、『現在時刻』の選択された場合、制御部15は、現在時刻を基準時刻と認識する。一方、『日時指定』の選択された場合、制御部15は、新たに日時指定画面(図示せず)を表示し、ユーザーによって入力された日時を、基準時刻として認識する。
そして、制御部15は、ユーザーに指定された基準時刻に基づいて、表示部14を制御して、録画予約状況の表示画面(予約表示画面)を表示させる(S22)。その後、制御部15は、後述するような、ユーザーの指示に応じた処理を行う(S23〜S29)。
【0055】
図1は、基準時刻として現在時刻を選択した場合における、予約表示画面の例を示す説明図である。
この図に示すように、この画面には、ソース表示部21,時刻表示部22,録画バー表示部(録画状況表示部)23,ポインターP,キャンセルボタン41,画質変更ボタン42が含まれている。
そして、録画バー表示部23に、縦軸を時刻,横軸をソース(チャンネル)とした棒グラフが示されるようになっている。
【0056】
ここで、ソースとは、本録画装置において録画予約の対象となっているチャンネルのことである。
図1に示すように、本録画装置では、チューナー部11によって、一度に4つのチャンネルに対して録画予約を行えるように設定されおり、それぞれをソースSO1〜SO4として予約表示画面に表示するようになっている。
【0057】
図1に示す例では、入力部12(リモコン)によって、ソースSO1・SO4に地上波放送(Ch2,6,8)、ソースSO2にBS放送、ソースSO3にCS放送のチャンネルが割り当てられている。また、ソースSO1には、17:00r〜20:00まではCh2が、また、20:00〜23:00まではCh6が割り当てられている(異なるチャンネルの2つの番組を連続して録画するようになっている。)。
なお、この図における録画バー上に示された時刻は、録画予約(録画結果)に関する録画の開始時刻および終了時刻である。
【0058】
また、時刻表示部22は、時刻軸Tと、この時刻軸Tに表示される複数のラインL1〜L3を含むものである。
時刻軸Tは、S21において入力された基準時刻(この例では現在時刻)の約2時間前から約8時間後までの時刻を表示する軸、および時刻を示す数値を含むものである。
また、この時刻軸T上から、この軸に垂直方向(ソースSO1〜SO4の並ぶ方向)に沿って、現在時刻の位置を破線で示す現在時刻ラインL1が、録画バー表示部23の全体に延びるように表示されている。
【0059】
なお、基準時刻が現在時刻と異なる場合、現在時刻ラインL1とは別に、基準時刻を示す基準時刻ライン(後述)が時刻軸T上に表示される。
【0060】
また、制御部15は、本録画装置に備えられているタイマー(図示せず)を用いて、現在時刻を計測し、現在時刻ラインL1を表示するようになっている。
そして、制御部15は、ユーザーからの指示のない場合でも、時刻の経過に応じて、現在時刻ラインL1(および後述する録画開始マークM1)の位置を変えてゆくように設定されている。
【0061】
録画バー表示部(記録予約表示欄)23は、時刻軸Tに沿って延びるように設けられているバーウインドウである。そして、ソース表示部21の各ソースSO1〜SO4に割り当てられた各チャンネルにおける、時刻表示部22に示された時刻に放送される番組(テレビ放送)の録画予約状況および録画結果を、棒グラフ(バーグラフ;マーキング)によって示すものである。
【0062】
図1に示すように、録画バー表示部23の棒グラフは、録画済バー31,高画質録画予約バー32,標準画質録画予約バー33を含むものである。
【0063】
これらのバー31〜33は、該当ソースおよび該当時刻に録画予約のある(あった)ことを示すものである。また、現在時刻ラインL1を横切るバーのあるソースは、現時点において録画中のソースである。
【0064】
高画質録画予約バー32,標準画質録画予約バー33は、将来の録画予約を示すバー(予約の有無を示すマーキング)であり、現在時刻ラインL1より未来の部分に示されている。
なお、高画質録画予約バー32は、その録画予約の画質モードが高画質であることを示している。また、標準画質録画予約バー33は、同じく録画予約の画質モードが標準であることを示している。
また、高画質録画予約バー32と標準画質録画予約バー33とには、画面上で容易に区別できるように、異なるパターン(斜線によるハッチング)が描かれている。
【0065】
録画済バー31は、録画の済んでいることを示すバー(過去のある時刻に記録を行ったか否かを示すマーキング)であり、現在時刻ラインL1より過去の部分に、黒い塗りつぶしのパターンで表示される。このようなパターンの違いにより、録画済バー31を、録画予約バー32・33と区別しやすくなっている。
例えば、図1の例では、ソースSO1・SO3で放送中の番組が現在録画中であり、その番組における現在時刻ラインL1より過去の放送分が、録画済バー31で表示され、録画済みであることがわかる。
【0066】
なお、上記したように、本録画装置において同時に録画を行えるチャンネル数(ソース数)は3つである(制御部15の処理速度の限界値に起因する)。
従って、現在時刻において録画にかかっているソース数が2つ以下の場合、制御部15は、録画予約のないソース(図1の例ではソースSO4)に応じた部分における、現在時刻ラインL1上に、録画開始マーク(記録予約を行えることを示すマーキング)M1を示すようになっている。
【0067】
さらに、制御部15は、3つのソースに対して録画予約されている時刻には、残りの1つのソース(その時刻に録画予約のないソース;図1の例ではソースSO4)に対し、録画不可マーク(記録予約を行えないことを示すマーキング)M2を表示するようになっている。
【0068】
また、制御部15は、この録画不可マークM2を挟むように、録画不可ラインL2,録画可能ラインL3を表示している。
録画不可ラインL2は、このラインよりも前の時間であれば録画予約を行えること、および、このラインよりも後の時間には録画予約を行えないこと、を示すラインである。一方、録画可能ラインL3は、このラインよりも前の時間には録画予約を行えないこと、および、このラインよりも後の時間であれば録画予約を行えること、を示すラインである。
【0069】
また、ポインターPは、予約表示画面に対するユーザーの入力を受け付けるものであり、入力部12によって画面上での位置を変えられるものである。
すなわち、例えば、ユーザーは、ポインターPによって録画開始マークM1を指定(クリック)することで、マークM1に応じたソース(図1の例ではソースSO4)の録画を開始できるようになっている(図5のS24・S28)。
【0070】
なお、このように録画を開始した場合、制御部15は、図6に示すように、ソースSO4に関する録画を、録画不可マークM2の示されている時刻の直前まで行うように、録画予約を設定し、録画開始マークM1を消去する。
【0071】
また、画面右上に配されているキャンセルボタン41は、録画予約の解除を入力するためのものである。
すなわち、ユーザー(ポインターP)によっていずれかの録画予約バー32・33が指定された場合、制御部15は、キャンセルボタン41をアクティブにする(入力可能とする)。
そして、続いてポインターPによってキャンセルボタン41の選択を受けた場合、制御部15は、指定された録画予約バー32・33に関する録画予約を解除するように設定されている(図5のS23・S27)。
【0072】
また、キャンセルボタン41の直下に位置する画質変更ボタン42は、録画予約における画質モードを変更するものである。
すなわち、ユーザー(ポインターP)によっていずれかの録画予約バー32・33が指定された場合、制御部15は、画質変更ボタン42をアクティブにする(入力可能とする)。
そして、続いてポインターPによって画質変更ボタン42の選択を受けた場合、制御部15は、指定された録画予約バー32・33に関する画質モードを、高画質から標準画質、あるいは標準画質から高画質に変更する(図5におけるS15・S29)。
【0073】
また、制御部15は、ポインターPによって図示しない終了ボタンの選択された場合、図3のS11に処理を戻す。
【0074】
また、図7は、図5のS21において、基準時刻として『日時指定』の選択を受け、ユーザーによって入力された日時を基準時刻とした場合における、予約表示画面の例を示す説明図である。
この例では、図1に示した予約表示画面と同様に、時刻軸Tに、基準時刻の約2時間前から8時間後までが含まれている。
【0075】
また、図7の例では、現在時刻と基準時刻とが異なるため、図1には示されていない基準時刻ラインL4、および、基準時刻の含まれる日時(8月21日)が表示されている。
また、表示された時刻軸T内に現在時刻が含まれていないため、現在時刻ラインL1,録画開始マークM1は表示されていない(時刻軸T内に現在時刻の入るときには、画面上に、現在時刻ラインL1および録画開始マークM1が表示される)。
【0076】
次に、図3のフローチャートにおけるS12〜S14において、『▲1▼録画予約』の選択された場合の制御部15の処理(図3におけるS15での処理)について、より具体的に説明する。
『▲1▼録画予約』の選択された場合、制御部15は、録画予約の編集画面(録画予約画面)を表示する。図8は、この録画予約画面を示す説明図である。
この図に示すように、録画予約画面には、ソース番号,チャンネル,録画開始時刻,録画終了時刻,番組番号の入力欄と、入力完了ボタン51が表示されている。
【0077】
そして、ユーザーは、入力部(リモコン)12によって、ソースと、番組情報(チャンネル,録画開始時刻,終了時刻)とを入力する(あるいは、番組情報として、番組番号(番組毎に設定されているシリアル番号)を入力してもよい)。そして、入力後、ユーザーは、入力部12によって入力完了ボタン51を選択する。
これを受けて、制御部15は、入力結果に応じた録画予約を設定し、その情報をメモリ(図示せず)に記憶させ、図3のS11に戻る。
【0078】
以上のように、本録画装置では、ユーザーに指定された時刻(基準時刻)を含む時刻軸Tと、この時刻軸Tに沿って延びるように設けられた録画バー表示部23とを、表示部14に画面表示する制御部15を備えている。
【0079】
そして、本録画装置では、制御部15が、時刻軸T内の各時刻における録画予約状況を、図示しないメモリから取得する。そして、各時刻の予約状況に従って、各時刻に応じた録画バー表示部23に、録画予約バー32・33を付す(マーキングする)ようになっている。
これら録画予約バー32・33は、録画予約の有無を示すもの、すなわち、録画予約の入っている時刻と、録画予約の入ってない時刻とを区別できるようなものである。
【0080】
このように、本録画装置では、ユーザーによって指定された基準時刻およびその近傍の時刻の予約状況を、時刻軸Tに沿って設けられた録画バー表示部23をマーキングすることで、時刻に沿って並べて(時刻順に連続的に)表示できる。
【0081】
従って、ユーザーは、基準時刻およびその近傍の時刻における予約状況を、非常に容易に確認することが可能となる。これにより、録画予約に関するユーザーのミスを減少させられる。
【0082】
また、制御部15は、録画予約バー32・33のマーキングの(ハッチング)を、録画の条件に応じて異ならせている。これにより、ユーザーは、録画予約の条件までも容易に区別することが可能となる。
【0083】
また、本録画装置は、ユーザーの入力を受け付ける入力部12を備えている。また、制御部15が、ユーザーによって表示位置を変更可能なポインターPを、時刻軸Tおよび録画バー表示部23とともに画面に表示させている。
そして、ポインターPによって録画予約バー32・33が指定された場合、制御部15は、指定された録画予約バー32・33に応じた録画予約に対する変更を、入力部12を介して受け付けるようになっている。
これにより、ユーザーは、録画予約の状況を確認しているときに、録画予約に対する変更を行える。
【0084】
また、本録画装置では、制御部15が、ソースSO1〜SO4毎に、バーウインドウを表示するように設定されている。そして、制御部15は、ソースおよび時刻毎の録画予約状況に応じて、録画予約バー32・33を付すようになっている。
これにより、ユーザーに対し、録画予約にかかるソース(チャンネル)を明確に表示できる。また、ユーザーは、チャンネル毎の予約状況を把握できるので、予約ミスの発見が容易となる。
【0085】
また、制御部15は、時刻軸T内に現在時刻が含まれる場合であって、現在時刻において録画にかかっているソース数が2つ以下の場合、録画予約の全くないソース(図1の例ではソースSO4)に応じた部分における、現在時刻ラインL1上に、録画開始マークM1を示すようになっている。そして、このマークM1の選択されたときに、このマークM1に応じたソースの録画を開始できるようになっている。
これにより、本録画装置では、録画予約の状況を確認しているときに、容易に録画を開始できる。
【0086】
また、制御部15は、時刻軸T内に過去の時刻が含まれる場合、録画バー表示部23に、この時刻に録画を行ったか否かを示す録画済バー31を施すようになっている。これにより、ユーザーは、録画予約が適切に実行されたか否か、および、正確に録画予約を行っていたか否かを容易に理解できる。
【0087】
また、本録画装置では、予約表示画面に現在時刻ラインL1を表示している。このため、各ソースSO1〜SO4における現在時刻位置を瞬時に認識可能となっている。
【0088】
なお、制御部15は、図1に示したような予約表示画面上に、『録画予約』ボタンを表示するようにしてもよい。そして、制御部15は、ユーザーによってこのボタンが選択されたときに、図8に示したような録画予約画面を表示し、ユーザーによる録画予約(録画予約編集)を受け付けるように設定されていてもよい。
【0089】
また、この場合、ユーザー(ポインターP)によっていずれかの録画予約バー32・33が指定され、その後続けて『録画予約』ボタンが選択された場合、制御部15は、指定された録画予約バー32・33に関する録画予約画面を表示し、この予約に関する全ての設定を変更できるようにしてもよい。
【0090】
また、本実施の形態では、図1に示したように、録画開始マークM1を選択して録画を開始したとき、録画不可マークM2の示されている時刻の直前まで録画を行うとしている。
しかしながら、これに限らず、録画開始マークM1の選択されたときに、制御部15が、録画終了時刻を入力するための画面を表示させ、ユーザーに終了時刻の入力を促し、入力された終了時刻まで、録画を続けるように設定してもよい。
これにより、録画不可マークM2の示されていない場合における録画終了時刻を適切に設定できる。
また、図8に示したような録画予約画面を表示し、録画予約を設定させるようにしてもよい。
【0091】
なお、これらの場合、ユーザーの入力した終了時刻によって定められる録画時間が、録画不可マークM2に重なる場合、制御部15は、ユーザーに対し、その時刻までは録画できない旨を表示し、再度、終了時刻の入力を促すことが好ましい。
【0092】
また、本実施の形態では、現在時刻において録画にかかっているソース数が2つ以下の場合、録画予約の全くないソース(図1の例ではソースSO4)に応じた部分における、現在時刻ラインL1上に、録画開始マークM1を示すとしている。しかしながら、このような録画開始マークM1に代えて、単に記録可能であることを示すマーク(録画可能マーク;記録予約を行えることを示すマーキング)を付すようにしてもよい。
【0093】
また、録画開始マークM1(あるいは録画可能マーク)を、録画予約の全くないソースだけでなく、現在時刻において録画予約のないソース(図1の例ではソースSO2・SO4)の双方に付すようにしてもよい。
【0094】
また、上記したような録画可能マークについては、以下のように使用してもよい。すなわち、制御部15が、予約状況に基づいて、各時刻におけるさらなる記録予約が可能であるか否かを判断し、可能であると判断した場合には、その時刻に録画予約のされていないソースの録画バー表示部23に対して、録画可能マークを付すようにしてもよい。
そして、ポインターPによってこのマークが選択された場合、制御部15は、図8に示したような録画予約画面を表示し、録画予約を設定できるようにすることが好ましい。
【0095】
また、本実施の形態では、図1に示した予約表示画面におけるソース表示部21に、4つのソースS01〜S04が示されるとしている。しかしながら、これに限らず、ソース表示部21に、5つ以上、あるいは4つ未満のソースを表示するようにしてもよい。また、ソース表示部21に表示するソースの数を、録画予約のあるチャンネル数としてもよい。
【0096】
また、本実施の形態では、本録画装置の最大同時録画数を3であるとしている。しかしながら、本録画装置における最大同時録画数は、制御部15の処理速度やメモリ,バッファの容量を向上させることで、より多くすることも可能である。また、最大同時録画数を2つとしてもよい。
【0097】
また、本実施の形態では、最大同時録画数を、録画に関する画質に応じて決定するようにしてもよい。
すなわち、同じ数のソースから録画を行っても、その画質モードの高い(低い)場合には、制御部15やメモリの負担は重く(軽く)なる。従って、制御部15は、各時刻における録画予約似の画質モード情報に基づいて、さらなる記録が可能か否かの判断を行い、判断結果に基づいて、録画不可マークM2の表示状態を設定することが好ましい。
例えば、高画質モードでの制御部15の負担(負荷)が、標準画質モード時に比べて2倍である場合、高画質モードでの最大同時録画数が3であるときには、標準画質モードでの最大同時録画数は6となる。
【0098】
また、本実施の形態では、基準時刻から2時間前まで、および8時間後までを、予約表示画面の時刻軸Tに含ませるとしている。
しかしながら、これに限らず、時刻軸Tに含ませる時間範囲を、ユーザーの指示に応じて変えられることが好ましい。
【0099】
また、基準時刻として現在時刻が選択された場合、予約表示画面上に、現在時刻ラインL1,録画開始マークM1が表示されるとしている。
この場合、現在時刻ラインL1は、時刻軸Tの中心に位置させる必要はない。将来の予約状況を確認するためには、図1に示したように、現在時刻より過去の時間より、未来の時間を長く表示することが好ましい。
【0100】
一方、予定通りに録画されたか否かを確認するためには、現在時刻より過去の時間を主に表示することが好ましいともいえる。従って、本録画装置を、デフォルトの状態では、過去よりも未来を長めに表示し、ユーザーに指示に応じて、過去を長めに表示できるような設定とすることが好ましい。
【0101】
また、本実施の形態において示した予約表示画面(図1)の例では、ソースSO1に、17:00〜20:00まではCh2が、また、20:00〜23:00まではCh6が割り当てられているとしている。このような場合、録画バー表示部23の各バー31〜33上に、各バーに応じたチャンネル特定情報(各バーの録画にかかるチャンネルを特定するための情報、チャンネル番号など)を、1カ所づつ示すようにしてもよい。
【0102】
また、図1の例では、ソースSO1において、2つの番組を連続して録画するようになっている。このような場合、録画バー32・33が連続して表示されるが、バーの境界(録画予約の間となる時刻)が明確となるように、バー間に太線等の目印を付すことが好ましい。
また、各ソースSO1〜SO4に割り当て可能なチャンネル数については、ユーザーの任意の数に設定できることが好ましい。
【0103】
また、本実施の形態では、制御部15に制御によって、予約表示画面に、録画予約バーとして、高画質録画予約バー32,標準画質録画予約バー33が表示されるとしている。
しかしながら、これに限らず、本録画装置が低画質録画(標準より低画質での録画)に対応している場合、低画質録画予約バーも表示できることが好ましい。
【0104】
また、本実施の形態では、録画済みバーを、1種類の録画済バー31として示している。
しかしながら、録画済みバーも、録画画質に応じて区別できるようにしてもよい。バーの区別は、パターン(ハッチング)あるいは色で行える。
【0105】
また、上記のような複数のバーを用いなくてもよい。すなわち、本録画装置では、予約表示画面において、ある時刻における予約の有無だけを、1種類のバーを用いて表示するようにしてもよい。この構成であっても、基準時刻およびその近傍の予約状況を把握できるので、予約ミスを十分に防止できる。
この場合、録画済バー31が不要となるとともに、高画質録画予約バー32・標準画質録画予約バー33を区別する必要もなくなる。
また、録画開始マークM1や録画不可マークM2、キャンセルボタン41,画質変更ボタン42も表示する必要はない。
【0106】
また、本実施の形態では、本録画装置を、テレビ番組の録画および再生を行うための装置としている。しかしながら、これに限らず、本録画装置を、テレビ番組の録画だけを行う装置として構成してもよい。
この場合、本録画装置によって記録した番組を視聴する場合には、他の再生装置を用いることとなる。
【0107】
また、本録画装置を、テレビ番組に限らず、ラジオ番組を記録(録音)するものとして構成してもよい。
すなわち、本録画装置を、放送番組(ラジオ番組あるいはテレビ番組)の音声を記録するための装置として構成してもよい。
さらに、本録画装置を、テレビ番組の画像だけを録画するものとして構成してもよい。
【0108】
また、本実施の形態では、本録画装置を、複数チャンネルのテレビ番組を同時に録画することの可能な装置、すなわち、多チャンネル同時録画装置(多重録画装置)であるとしている。
しかしながら、これに限らず、本録画装置を、単一の放送番組(テレビ番組あるいはラジオ番組)を記録する装置として構成してもよい。
この場合、図1に示したような予約表示画面には、1つのソースに関する予約状況だけが表示される。この構成であっても、この構成であっても、1つのソースに関し、基準時刻およびその近傍の予約状況を把握できるので、このソースに対する予約ミスを防止できる。
【0109】
また、本実施の形態では、表示部14が、液晶パネル(LCD;Liquid Crystal Display)を有するとしている。しかしながら、これに限らず、表示部14に、CRT(Cathode Ray Tube),PDP(Plasma Display Pannel)等の他の画像表示装置を備えてもよい。
【0110】
また、表示部14は、本録画装置の本体に一体的に形成されていても、また、本録画装置の本体と別体に形成され、ユーザーによって任意に接続可能なモニターであってもよい。後者の場合、本録画装置の本体に、表示するためのテレビ放送信号を出力する端子を備えておくことが好ましい。
【0111】
また、本録画装置から、記録予約表示にかかる部分を着脱可能とし、この部分を他の録画装置に取り付けられるように設定してもよい。この場合、記録予約表示にかかる部分(記録予約表示装置)とは、図2に示した入力部12,表示部14,制御部15の機能を有するものである。
また、入力部12,表示部14として、他の装置(録画装置やテレビ受像機)の入力部,表示部を用いるようにすれば、記録予約表示装置としては、制御部15の機能を有するものであればよい。
【0112】
また、本発明の記録予約表示装置(記録状況表示装置)を、放送番組に対する記録予約を行える記録装置に備えられ、記録予約の状況を表示するための記録予約表示装置において、ユーザーに指定された時刻を含む時刻軸と、この時刻軸に沿って延びるように設けられたバーグラフ(バーウインドウ)とを画面に表示する制御部を備えており、この制御部が、時刻軸内の各時刻における記録予約状況に応じて、バーグラフの表示形態を設定する構成である、と表現することもできる。この構成では、バーグラフにおける各時刻に応じた部位が、各時刻の予約状況(予約の有無)に応じた形態(色,形,ハッチングなど)で表示される(予約の有無に応じて、バーグラフの形態が変わる)。従って、この構成でも、予約状況を、時刻に沿って連続的に表示できる。従って、ユーザーに、各時刻における予約の有無を容易に把握させられる。
【0113】
また、本発明にかかる記録装置を、放送番組に対する記録予約を行える記録装置であって、ユーザーに指定された時刻を含む時刻軸と、この時刻軸に沿って延びるように設けられた記録予約表示欄とを画面に表示する制御部を備えており、この制御部が、時刻軸内の各時刻における記録予約状況に応じて、記録予約表示欄に、予約の有無を示すマーキングを施す構成である、と表現することもできる。
【0114】
また、本発明にかかる記録予約表示プログラムを、放送番組に対する記録予約を行える記録装置の制御部(あるいはこの記録装置に備えられた記録予約表示装置の制御部)に、ユーザーに指定された時刻(基準時刻)を含む時刻軸と、この時刻軸に沿って延びるように設けられた記録予約表示欄とを画面に表示させ、さらに、時刻軸内の各時刻における記録予約状況に応じて、記録予約表示欄に、予約の有無を示すマーキングを施させるプログラムである、と表現することもできる。
【0115】
また、上記では、本録画装置における全ての処理(特に録画予約処理(録画予約編集処理)および録画予約状況表示処理)を、制御部15の制御により行うとしている。しかしながら、これに限らず、これらの処理を行うためのプログラムを記録媒体に記録し、このプログラムを読み出すことのできる情報処理装置を、制御部15に代えて用いるようにしてもよい。
【0116】
この構成では、情報処理装置の演算装置(CPUやMPU)が、記録媒体に記録されているプログラムを読み出して処理を実行する。従って、このプログラム自体が処理を実現するといえる。
【0117】
ここで、上記の情報処理装置としては、一般的なコンピューター(ワークステーションやパソコン)の他に、コンピューターに装着される、機能拡張ボードや機能拡張ユニットを用いることができる。
【0118】
また、上記のプログラムとは、処理を実現するソフトウェアのプログラムコード(実行形式プログラム,中間コードプログラム,ソースプログラム等)のことである。このプログラムは、単体で使用されるものでも、他のプログラム(OS等)と組み合わせて用いられるものでもよい。また、このプログラムは、記録媒体から読み出された後、装置内のメモリ(RAM等)にいったん記憶され、その後再び読み出されて実行されるようなものでもよい。
【0119】
また、プログラムを記録させる記録媒体は、情報処理装置と容易に分離できるものでもよいし、装置に固定(装着)されるものでもよい。さらに、外部記憶機器として装置に接続するものでもよい。
【0120】
このような記録媒体としては、ビデオテープやカセットテープ等の磁気テープ、フロッピー(登録商標)ディスクやハードディスク等の磁気ディスク、CD−ROM,MO,MD,DVD,CD−R等の光ディスク(光磁気ディスク)、ICカード,光カード等のメモリカード、マスクROM,EPROM,EEPROM,フラッシュROM等の半導体メモリなどを適用できる。
また、ネットワーク(イントラネット・インターネット等)を介して情報処理装置と接続されている記録媒体を用いてもよい。この場合、情報処理装置は、ネットワークを介するダウンロードによりプログラムを取得する。すなわち、上記のプログラムを、ネットワーク(有線回線あるいは無線回線に接続されたもの)等の伝送媒体(流動的にプログラムを保持する媒体)を介して取得するようにしてもよい。なお、ダウンロードを行うためのプログラムは、装置内(あるいは送信側装置・受信側装置内)にあらかじめ記憶されていることが好ましい。
【0121】
また、本発明は、映像、および音声の記録再生状態表示技術に係り、特に録画状況の把握を容易にする表示を提供できる録画状況表示方法、および装置に関するものであるともいえる。また、本発明は、複数の映像、および音声信号源からの信号を同時に録画できる機能を有する装置(多重録画装置)に関し、その録画状況を把握するための表示方法に関するともいえる。
【0122】
また、特許文献1の技術は、録画漏れを防ぐため、すべてのチャンネルの情報を記録し、全チャンネルの録画情報を一覧し、縦軸に時間、横軸にチャンネルを表示し、番組毎に四角い枠で囲み、ポインターで所望の番組枠を指定することにより、番組の選択を行う方法であるといえる。また、特許文献2の技術は、録画予約、および再生履歴の状況の表示について、録画するチャンネル、録画開始終了時刻などを表で表し、再生履歴をタイムバーで示す方法であるともいえる。
【0123】
また、特許文献3の技術は、タイムバーの近傍に再生動作記号、および録画動作記号を表示させ、録画しながら再生するときの状況を見やすく示す方法であるといえる。さらに、特許文献4の技術は、録画画面と再生画面を、再生動作記号および録画動作記号のついたタイムバーと共に表示させる方法であるといえる。
【0124】
また、すべてのチャンネルの情報を記録し、全チャンネルの録画情報を一覧表示させるという特許文献1の技術においては、大きな記録容量が必要であるため、長期にわたる録画予約が難しく、さらに、全チャンネルを録画するためにデータ転送速度の大きな記録装置、または、複数の記録装置が必要である、あるいは画質を低下させて録画する等の対応をする必要があるといえる。
【0125】
また、録画するチャンネル、録画開始終了時刻などを表で表し、再生履歴をタイムバーで示すという特許文献2の技術においては、録画開始終了時刻を読む必要があり、全体的な録画状況を簡単明瞭に把握することが困難であるといえる。すなわち、従来技術においては、複数の映像、および音声信号源からの信号を同時に録画できる機能を有する装置において、録画状況を簡単明瞭に把握することが難しく、録画予約における画質モードの区別などの録画条件をさらにわかりやすく改良することが好ましい。
【0126】
また、テレビを見ている際にまさに今から録画したいという要求に対し、かつての単独の映像、あるいは音声信号源からの信号を記録するときのように、録画ボタンを押せば、単純に記録媒体に書き込めるように、複数の映像、および音声信号源を有する場合もしておくことが好ましい。また、どの録画予約をキャンセル、録画条件変更するのかを示し、簡単にキャンセル、録画条件変更ができるようにすることが望まれる。
【0127】
また、高画質モードの予約の場合は、データ転送速度の大きなものが好ましいが、多数の高画質記録を同時に行う場合、記録装置のデータ転送速度では、能力不足になる可能性があるため、これに対応しておくことが好ましい。
【0128】
また、本発明は、複数の映像、および音声信号源からの映像や音声を同時に記録再生する装置において、複数の録画の予約状況を一覧して棒状表示で表示し、ユーザーに理解し易くする表示方法を提供するものであるともいえる。
また、本録画装置は、TV(television)放送、BS放送、CS放送などの複数の映像、および音声信号源からなるチューナー部11と、チューナー部11の信号を選択、あるいは記録、再生等の指示を与えるリモコンなどからなる入力部12と、入力部12からの操作を受けて各種の信号処理を行い、記録、再生等の処理を行う制御部15と、チューナー部11からの信号を制御部15により各種の信号処理を行ったデータを保存するハードディスク、光ディスクやVTR(video tape recorder)等で構成される録画部13と、チューナー部11からの信号、あるいは、録画部13で記録したものの再生信号を制御部15により変換した映像や音声またはメニューなどの情報を表示する表示部14からなっていてもよい。
【0129】
また、図3は、図2における録画装置において、録画予約や録画状況表示を行う際のメニューから各機能を動作させるまでのフローチャートであるともいえる。また、図1は、録画予約状況表示処理において、現在時刻における画面を指示した場合の画面表示の一例であるともいえる。また、チューナー部11は、図1に示したようにチューナー(ソース)毎に分かれていてもよい。また、時分割で送信されてくるものを所定の個数の出力部に割り振ってもよい(伝送するスピードが速いため、時分割で種々の放送局からの信号を一つのケーブルで送信できるため、その送信されてくるものを割り振るという意味である)。また、録画予約状況表示画面では、たとえば、現在時刻を基準とし、該現在時刻の約2時間過去の時刻から約8時間未来までの時刻を表示する軸および時刻表示からなり、さらに、現在時刻位置を破線で示す現在時刻ライン(現在時刻表示線)L1を録画バー表示部23全体にわたるように示してもよい。これにより、ソース表示部(ソース名表示部)21に示した複数のソースに対し、現在時刻位置が瞬時に認識可能となる。また、図1の例では、録画している一つの番組の中で、現在時刻より過去の部分は録画済みであることを示すために、現在時刻より未来の部分とは色あるいはパターンを変えており、認識しやすくしているといえる。
【0130】
また、本録画装置では、指定される任意の時刻を基準として、その前後、すなわち、指定時刻から過去の時刻及び指定時刻から未来の時刻を表示する形態であってもよい。たとえば、入力部12から「××時○○分」と入力された場合には、該指定時刻を基準とし、該時刻から2時間過去の時刻を表示開始点とし、また、該時刻から8時間後の時刻を表示終了点とした表示を行う。これにより、現在時刻だけでなく、任意の時刻を対象として、本発明を適用できる。
【0131】
また、図1に示したようにソースSO4に録画開始マークM1のある場合、この録画開始マークM1にリモコン等でポインターPを指示させ、入力することで、ソースSO4が録画開始されるようにしてもよい。このように、現在時刻のところあるいはその近傍に録画開始マークM1を配置する場合には、予約されていないソースが存在することをユーザーに知らしめるとともに、該ソースの録画が可能なことをも示しており、また、現在時刻に関連する位置に表示していることから、録画開始時刻の入力を要求せずに直ちに該当のソースの録画を開始できるというメリットがある。
【0132】
また、本録画装置では、現在時刻は、通常、録画装置に準備されるタイマーを用いて計測が可能であり、リモコン操作待機ステップで常に更新されており、入力部12から入力がなされていない場合でも、刻々更新しており、ユーザーに混乱させない配慮がなされているといえる。また、同時記録が可能な最大のソース数は、同じ録画装置であっても、画質モードの影響を受ける場合があるため、制御部15は、各時刻における画質モード情報を基に、さらなる記録が可能か否かの判断を行うことが好ましい。
【0133】
また、本発明を、以下の第1〜第4録画状況表示装置、および、第1録画状況表示方法として表現することもできる。すなわち、第1録画状況表示装置は、複数の映像(および音声)信号源からの信号を同時に録画できる機能を有し、少なくとも録画予約されている映像(および音声)信号源全てに対して、その録画予約状況を同一画面上に一覧表示する手段を有する記録再生装置であって、特定時刻を基準として、予め設定された第1の所定時間を基に表示開始時間を決定し、また、予め設定された第2の所定時間を基に表示終了時間を決定し、録画予約されている映像(および音声)信号源を特定する情報および該情報と関連付けられた録画予約時間情報とから構成される録画予約情報を記憶している記憶手段からこれら情報を読み出し、上記表示開始時間から上記表示終了時間までの表示期間を棒状表示可能であって、録画予約されている映像(および音声)信号源を特定する情報毎に、該期間を他の期間とは異なるように表示可能に構成された表示部に対し、上記特定時刻の表示位置を、棒状表示可能に形成された上記表示期間上の所定位置を通過するように表示する制御手段を有する構成である。
【0134】
これによれば、CPU等の制御装置は、aa年b月c日d時e分等の特定時刻を基準として、予め設定された第1の所定時間、たとえば2時間、を基に表示開始時間を(d−2)時と決定し、また、予め設定された第2の所定時間、たとえば8時間、を基に表示終了時間を(d+8)時と決定し、録画予約されているチャンネル情報等の映像(および音声)信号源を特定する情報および該情報と関連付けられている録画開始時刻および録画終了時刻等の録画予約時間情報とから構成される録画予約情報をメモリ等の記憶手段から読み出し、全ての録画予約されている映像(および音声)信号源に対して、棒状表示される上記表示開始時間から上記表示終了時間までの期間のうち、録画予約あるいは録画済みの時間帯をそれ以外の時間帯とは異なるように表示するとともに、上記特定時刻の表示位置を、棒状表示可能に形成された上記表示期間上の所定位置を通過するように表示する動作を行う。したがって、複数の映像および音声信号源に対する録画予約が発生している場合には、該複数の映像および音声信号源全てに対して、その録画予約状況を一覧表示するとともに、該録画予約されている複数の映像および音声信号源毎に、録画予約されている時間を棒状表示し、また、該棒状表示された表示期間上の所定位置、すなわち、特定時刻に相当する位置、を通過するように表示するので、特定時間に対する上記複数の録画予約情報を、記録再生装置の使用者に瞬時に理解させられる。また、特定時刻よりも所定の時間前の時刻から録画予約状況を表示する場合、すなわち、上記予め設定された第1の所定時間がゼロでない場合には、現在録画中の信号源に関する録画開始時刻等の過去の情報を使用者に対して通知させることができる。
【0135】
また、第2録画状況表示装置は、第1録画状況表示装置において、上記特定時刻は、現在時刻である構成である。この構成によれば、通常、CPU等の制御装置に具備されているタイマー機能を用いて、現在時刻を上記特定時刻とでき、現在時刻における全ての録画予約状況を表示できる。
したがって、現在、録画が進行中である場合には、他の録画予約状況を考慮して、その確認および録画の停止(キャンセル)の判断を行える。また、ある特定の映像(および音声)信号源の予約がなされていないために、現在、録画が行われていない場合であっても、その確認および新たに録画を開始させるという判断を即時に行わせることができる。
【0136】
また、第3録画状況表示装置は、第1録画状況表示装置において、上記録画状況表示装置は入力部を有し、上記特定時刻は、該入力部によって入力される指定時刻である構成である。この構成によれば、リモコンあるいは録画状況表示装置の操作部等の入力部から入力された指定時刻を上記特定時刻とでき、上述した効果に加え、任意の時間を基準とした録画予約状況を表示させられる。
また、第4録画状況表示装置は、第1録画状況表示装置において、録画予約状況を平行な棒で示す棒状表示部を持ち、該平行な棒状表示部を、画質モードごとに、色または、塗りパターンを互いに異ならせて表示している構成である。このようにすることで、録画状況の全体的、かつ予約の録画画質を明確に見られる。
【0137】
また、第5録画状況表示装置は、第1録画状況表示装置において、録画予約されていない映像、および音声信号源における録画表示箇所を示す棒状表示部の上で、現在時刻を示す点に、所定の大きさを持つ録画開始マークを表示し、画面上の位置情報を入力するポインターにより前記録画開始マークを指定し、入力操作することで、現在時刻より、前記録画開始マークのある映像、および音声信号源から、録画するように前記記録再生装置に指示できる構成である。このようにすることで、まさに今から録画したいという要求を満たすことができる。
【0138】
また、第6録画状況表示装置は、第1〜5のいずれかの録画状況表示装置において、画面上の位置情報を入力する前記ポインターで、録画予約を示している棒状表示部を指定することで、その予約録画情報が表示され、録画条件を変更、または録画予約を取り消せる構成である。このようにすることで、どの録画予約をキャンセル、録画条件変更するのかを明確に示し、ユーザーにわかりやすい表示を提供できる。
【0139】
また、第1録画状況表示方法は、複数の映像、および音声信号源からの信号を同時に録画できる機能を有し、すべての複数の映像、および音声信号源における録画予約の情報を、同一画面上に一覧表示する手段を有する記録再生装置において、前記複数の映像、および音声信号源からの信号の録画処理が重複している時刻において、使用していない映像、および音声信号源からの信号を追加録画することが、前記記録再生装置の処理能力を超えるために不可能な場合、使用していない映像、および音声信号源の録画状況表示部に録画予約不能であることを示す棒状表示が示されている方法である。これにより、ユーザーにその旨をわかりやすく表示できる。
【0140】
以上のように、第1〜第6録画状況表示装置および第1録画状況表示方法によれば、複数の映像、および音声信号源からの映像や音声の記録再生装置において、煩雑になりがちな録画の予約状況の確認、および予約、変更を、ユーザーが理解しやすい表示で示すことができ、予約ミスの少ない環境得ることが可能となる。
【0141】
【発明の効果】
以上のように、本発明の記録予約表示装置(本表示装置)は、放送番組に対する記録予約を行える記録装置に備えられ、記録予約の状況を表示するための記録予約表示装置において、ユーザーに指定された時刻を含む時刻軸と、この時刻軸に沿って延びるように設けられた記録予約表示欄とを画面に表示する制御部を備えており、この制御部が、時刻軸内の各時刻における記録予約状況に応じて、記録予約表示欄に、予約の有無を示すマーキングを施す構成である。
【0142】
本表示装置は、ユーザーに指定された時刻(基準時刻)を含む時刻軸と、この時刻軸に沿って延びるように設けられた記録予約表示欄とを、液晶パネルなどの表示画面に表示する制御部を備えている。
【0143】
そして、本表示装置では、制御部が、時刻軸内の各時刻における記録予約状況を、所定のメモリ等から取得する。そして、各時刻の予約状況に従って、各時刻に応じた記録予約表示欄をマーキングするようになっている。
このマーキング(第1マーク)は、予約の有無を示すもの、すなわち、予約の入っている時刻と、予約の入ってない時刻とを区別できるようなものである。
【0144】
このように、本表示装置では、ユーザーによって指定された基準時刻およびその近傍の時刻の予約状況を、時刻軸(時間軸)に沿って設けられた記録予約表示欄をマーキングすることで、時刻に沿って並べて(時刻順に連続的に)表示できる。
【0145】
従って、ユーザーは、基準時刻およびその近傍の時刻における予約状況を、非常に容易に確認することが可能となる。これにより、記録予約に関するユーザーのミスを減少させられる。
また、本表示装置を記録装置に備えれば、記録予約の状況を容易に把握可能で、予約ミスを抑制できる記録装置を構成できる。
【0146】
また、制御部は、上記のマーキングの形態(形,色,ハッチングなど)を、記録の条件に応じて異ならせることが好ましい。ここで、記録の条件とは、記録の質(画質や音質),CM(commercial message)をカットするか否か、等の設定条件である。
これにより、ユーザーは、記録予約の条件までも容易に区別することが可能となる。
【0147】
また、本表示装置に、ユーザーの入力を受け付ける入力部を備えることが好ましい。また、制御部が、ユーザーによって表示位置を変更可能なポインターを、時刻軸および記録予約表示欄とともに画面に表示させることが好ましい。
そして、ポインターによってマーキングが指定された場合、制御部は、指定されたマーキングに応じた記録予約に対する変更を、入力部を介して受け付け、記録装置に伝達することが好ましい。
【0148】
これにより、ユーザーは、記録予約の状況を確認しているときに、記録予約に対する変更を行える。
ここで、記録予約に対する変更としては、例えば、記録予約の解除,上記した条件の変更,予約時間の延長,短縮などを挙げられる。
【0149】
また、制御部は、記録装置のソース毎に記録予約表示欄を表示するように設定されていてもよい。
ここで、記録装置のソースとは、ここで、ソースとは、記録装置において記録予約の対象となっているチャンネル(放送局毎に割り当てられた、放送番組(放送信号)の伝送路)のことである。
【0150】
この場合、制御部は、ソースおよび時刻毎の記録予約状況に応じて、上記のマーキングを施すことが好ましい。
これにより、ユーザーに対し、記録予約にかかるソース(チャンネル)を明確に表示できる。また、ユーザーは、チャンネル毎の予約状況を把握できるので、予約ミスの発見が容易となる。
【0151】
また、この構成は、本表示装置の備えられる記録装置が、複数のソースの放送番組を同時に記録可能な記録装置(多重記録装置)である場合に、特に有効である。この場合には、複数ソースの放送番組が同時刻に記録予約されることがある。このため、ソース毎に記録予約表示欄を設けることで、予約に関するマーキングを明瞭に表示できる。
【0152】
また、多重記録装置に本表示装置を備える場合、制御部は、予約状況に基づいて、各時刻におけるさらなる記録予約が可能であるか否かを判断するように設定されていることが好ましい。そして、予約可能であると判断した場合には、その時刻に記録予約のされていないソースの記録予約表示欄(該時刻に応じた部位)に対し、記録予約を行えることを示すマーキング(第2マーク)を施すことが好ましい。
【0153】
また、同様に、予約は不可能であると判断した場合には、制御部は、その時刻に記録予約のされていないソースの記録予約表示欄(該時刻に応じた部位)に対し、記録予約を行えないことを示すマーキング(第3マーク)を施すことが好ましい。
これにより、ユーザーは、さらなる記録予約を行える時刻を、また、ある時刻にさらなる記録予約を行えるか否かを、容易に把握できる。
【0154】
また、制御部は、時刻軸内に過去の時刻が含まれる場合、記録予約表示欄に、この時刻に記録を行ったか否かを示すマーキング(記録結果を示すマーキング;第4マーク)を施すことが好ましい。
これにより、ユーザーは、記録予約が適切に実行されたか否か、および、正確に記録予約を行っていたか否かを容易に理解できる。
【0155】
また、本発明の記録予約表示方法(本表示方法)は、放送番組に対する記録予約を行える記録装置における記録予約の状況を表示するための記録予約表示方法において、ユーザーに指定された時刻を含む時刻軸と、この時刻軸に沿って延びるように設けられた記録予約表示欄とを画面に表示する初期工程と、時刻軸内の各時刻における記録予約状況に応じて、記録予約表示欄に、予約の有無を示すマーキングを施すマーク工程とを含んでいる方法である。
【0156】
本表示方法は、上記した本表示装置において用いられている方法である。従って、この方法を用いれば、ユーザーによって指定された基準時刻およびその近傍の時刻の予約状況を、時刻軸(時間軸)に沿って並べて表示できる。
このため、ユーザーは、基準時刻およびその近傍の時刻における予約状況を、非常に容易に確認することが可能となる。これにより、記録予約に関するユーザーのミスを減少させられる。
【0157】
また、本発明の記録予約表示プログラムは、記録予約可能な記録装置に接続されたコンピューターを、本表示装置における制御部として機能させるためのものである。
また、本発明の記録予約表示プログラムを、記録予約可能な記録装置に接続されたコンピューターに、本表示方法の各工程(初期工程およびマーク工程)を実行させるためのものである、と表現することもできる。
【0158】
記録予約可能な記録装置に接続されたコンピューターにこれらのプログラムを読み取らせることで、本表示装置における制御部(あるいは本表示方法における各工程(初期工程およびマーク工程))の処理を、そのコンピューターによって実現することが可能となる。
【0159】
また、これらのプログラムをコンピューターが読取可能な記録媒体に記録させておくことで、プログラムの保存・流通を容易に行えるようになる。
さらに、この記録媒体を読み込ませることで、記録予約可能な記録装置に接続されたコンピューターによって、本表示装置における制御部(あるいは本表示方法における各工程(初期工程およびマーク工程))の処理を実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる録画装置における、録画予約状況の表示画面(予約表示画面)の例を示す説明図である。
【図2】上記の録画装置の構成を示すブロック図である。
【図3】図2に示した録画装置における、録画予約処理(録画予約編集処理)の流れを示すフローチャートである。
【図4】図3に示した録画予約編集処理において用いられる選択画面を示す説明図である。
【図5】図3にS16として示した、録画予約状況表示処理の流れを示すフローチャートである。
【図6】図2に示した録画装置における、録画予約状況の表示画面(予約表示画面)の他の例を示す説明図である。
【図7】図2に示した録画装置における、録画予約状況の表示画面(予約表示画面)における、さらに他の例を示す説明図である。
【図8】図3におけるS15での処理に用いられる、録画予約の編集画面(録画予約画面)を示す説明図である。
【符号の説明】
11 チューナー部
12 入力部
13 録画部
14 表示部
15 制御部
21 ソース表示部
22 時刻表示部
23 録画バー表示部(記録予約表示欄)
31 録画済バー(過去のある時刻に記録を行ったか否かを示すマーキング)
32 高画質録画予約バー(予約の有無を示すマーキング)
33 標準画質録画予約バー(予約の有無を示すマーキング)
41 キャンセルボタン
42 画質変更ボタン
51 入力完了ボタン
L1 現在時刻ライン
L2 録画不可ライン
L3 録画可能ライン
L4 基準時刻ライン
M1 録画開始マーク(記録予約を行えることを示すマーキング)
M2 録画不可マーク(記録予約を行えないことを示すマーキング)
P ポインター
S01 ソース
SO2 ソース
SO3 ソース
S04 ソース
T 時刻軸

Claims (13)

  1. 放送番組に対する記録予約を行える記録装置に備えられ、記録予約の状況を表示するための記録予約表示装置において、
    ユーザーに指定された時刻を含む時刻軸と、この時刻軸に沿って延びるように設けられた記録予約表示欄とを画面に表示する制御部を備えており、
    この制御部が、時刻軸内の各時刻における記録予約の有無に応じて、記録予約表示欄に、予約の有無を示すマーキングを施すことによって、記録予約が行われている時間帯を上記時刻軸と平行な棒グラフ状に表示すると共に、上記のマーキングの形態を、当該記録予約の画質モードに応じて異ならせることによって、上記記録予約の画質モードが高画質モードであるか、標準モードであるかを識別可能に表示することを特徴とする記録予約表示装置。
  2. ユーザーの入力を受け付ける入力部を備えており、
    上記制御部が、
    ユーザーによって表示位置を変更可能なポインターを画面に表示させ、
    ポインターによって上記棒グラフ状に表示されたマーキングが指定された場合、該棒グラフ状に表示されたマーキングに対応する記録予約に対する、記録予約の解除または上記画質モードの変更を、入力部を介して受け付け、記録装置に伝達することを特徴とする請求項1に記載の記録予約表示装置。
  3. 上記制御部が、記録装置のソース毎に記録予約表示欄を表示し、ソースおよび時刻毎の記録予約の有無に応じて、上記のマーキングを施すことにより、上記各ソースのそれぞれについて、記録予約が行われている時間帯を上記時刻軸と平行な棒グラフ状に表示することを特徴とする請求項1に記載の記録予約表示装置。
  4. 上記記録装置が、複数のソースの放送番組を同時に録画可能であることを特徴とする請求項3に記載の記録予約表示装置。
  5. 上記制御部が、
    上記記録装置が同時に録画できるチャンネル数と、各時刻において同時に記録予約されているチャンネル数とに基づいて、各時刻におけるさらなる記録予約が可能であるか否かを判断し、
    可能であると判断した場合には、その時刻に記録予約のされていないソースの記録予約表示欄に対し、記録予約を行えることを示すマーキングである予約可能マーク表示することを特徴とする請求項4に記載の記録予約表示装置。
  6. 上記制御部が、
    上記記録装置が同時に録画できるチャンネル数と、各時刻において同時に記録予約されているチャンネル数とに基づいて、各時刻におけるさらなる記録予約が可能であるか否かを判断し、
    不可能であると判断した場合には、その時刻に記録予約のされていないソースの記録予約表示欄に対し、記録予約を行えないことを示すマーキングである録画不可マーク表示することを特徴とする請求項4に記載の記録予約表示装置。
  7. 上記制御部は、各時刻における記録予約時の画質モード情報に基づいて、各時刻におけるさらなる記録予約が可能であるか否かを判断し、
    不可能であると判断した場合には、その時刻に記録予約のされていないソースの記録予約表示欄に対し、記録予約を行えないことを示すマーキングである録画不可マーク表示することを特徴とする請求項4に記載の記録予約表示装置。
  8. 上記制御部は、時刻軸内に過去の時刻が含まれる場合、記録予約表示欄に、過去の時刻に記録を行ったことを示すマーキングを施すことにより過去の録画時間帯を棒グラフ状に表示することを特徴とする請求項1に記載の記録予約表示装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の記録予約表示装置を備えた記録装置。
  10. 放送番組に対する記録予約を行える記録装置における記録予約の状況を表示するための記録予約表示方法において、
    ユーザーに指定された時刻を含む時刻軸と、この時刻軸に沿って延びるように設けられた記録予約表示欄とを画面に表示する初期工程と、
    時刻軸内の各時刻における記録予約の有無に応じて、記録予約表示欄に、予約の有無を示すマーキングを施すことによって、記録予約が行われている時間帯を上記時刻軸と平行な棒グラフ状に表示すると共に、上記のマーキングの形態を、当該記録予約の画質モードに応じて異ならせることによって、上記記録予約の画質モードが高画質モードであるか、標準モードであるかを識別可能に表示するマーク工程とを含んでいることを特徴とする記録予約表示方法。
  11. 記録予約可能な記録装置に接続されたコンピューターを、請求項1〜8のいずれか1項に記載の記録予約表示装置における制御部として機能させるための記録予約表示プログラム。
  12. 記録予約可能な記録装置に接続されたコンピューターに、請求項10に記載の記録予約表示方法の各工程を実行させるための記録予約表示プログラム。
  13. 請求項11あるいは12に記載の記録予約表示プログラムを記録した記録媒体。
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