JP4179776B2 - 電圧発生回路および電圧発生方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、集積回路の設計方法および構造に関し、特に、温度係数を任意に設定可能な電圧発生回路の設計方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来からバンドギャップリファレンス回路が集積回路を設計する際に用いられている。バンドギャップリファレンス回路の利点の多くは、温度特性が安定したリファレンス電圧を供給できることに由来する。実際に、リファレンス電圧の温度特性は理想的にはゼロに近づく。バンドギャップリファレンス回路の幾つかの実例の解析結果を、"Analog Integrated Circuit Design", David A. Jones and Ken Martin (John Wiley & Sons), PP.353-364に見ることができる。
【0003】
図5はバンドギャップリファレンス回路の従来例の構成を示す回路図である。図示されるように、図5に示されるバンドギャップリファレンス回路はバイポーラトランジスタにより構成されているが、MOSトランジスタを含む他の半導体素子を用いてもよい。MOSトランジスタを用いた本願発明の具体例は、以下の記述に詳細に述べられている。
【0004】
図5を参照すると、バンドギャップリファレンス回路のバイポーラ手段は、電源VSとpnpトランジスタQ44のエミッタとの間に設けられて組み合わされる電流源I0を含む。トランジスタQ44は電流源I0とGNDとの間にコレクタ接地にて配置されている。バンドギャップリファレンス回路は、npnトランジスタQ41,Q42,Q43をも含み、これらのコレクタは、それぞれ抵抗R42,R43,R44を介してトランジスタQ44のエミッタおよび電流源I0と共通とされている。トランジスタQ41とQ43のエミッタは、直接GNDに接続され、トランジスタQ42のエミッタは抵抗R41を介してGNDと共通とされている。トランジスタQ41とQ42のベース電極は、共通にトランジスタQ41のコレクタに接続されている。トランジスタQ42のコレクタはトランジスタQ43のベースに接続され、トランジスタQ43のコレクタはトランジスタQ44のベースに接続されている。バンドギャップリファレンス回路の出力電圧Voutは、電流源I0とトランジスタQ44との間に発生する。
【0005】
図5に示されるバンドギャップリファレンス回路の動作を理解するために、一例として、トランジスタQ42のエミッタ領域がトランジスタQ41のエミッタ領域よりも大きい(10倍)と仮定する。この仮定に基づいて、バンドギャップリファレンス回路の動作を以下のように解析できる。
【0006】
トランジスタQ41のコレクタの電位はQ41のベース・エミッタ間電圧(以下、VBE(Q41)と略す)であり、300°Kで近似される常温で概略700mVである。付け加えると、図5から明らかなように、トランジスタQ42のコレクタの電位はQ43のVBE(Q43)と等しい。従って、抵抗R42とR43の両端の電圧もほぼ等しく、抵抗R42の抵抗値が抵抗R43の抵抗値と同じに設計されている場合には、それぞれを等しい電流が流れることとなる。この結果、トランジスタQ41とQ42もほぼ同じ電流が流れている。以上、および、トランジスタQ42のエミッタ領域がトランジスタQ41のエミッタ領域よりも大きなことから、以下が導出される。
【0007】
I(Q41)=IS*exp[(q*VBE(Q41)/(k*T)]=I(Q42)=10IS*exp[(q*VBE(Q42)/(k*T)]
*はかけ算、/は割り算を示す。
【0008】
ここで、I(Q41)はトランジスタQ41における電流、I(Q42)はトランジスタQ42における電流である。
【0009】
上式において、ISは指定された温度における逆飽和電流と理解される。バイポーラトランジスタの逆飽和電流はそのベース・エミッタ間の接合領域に比例することが知られている。トランジスタQ41とQ42は同じチップ上に作られるので、同じプロセスで製造され、トランジスタQ42のベース・エミッタ間の接合領域はトランジスタQ41の10倍となるようにで製造されているので、トランジスタQ42の逆飽和電流はトランジスタQ41の逆飽和電流より10倍程度大きい。上式の中で、
kはボルツマン定数、
qは電子の電荷、
Tは絶対温度、
であり、この結果、ΔVBE=VBE(Q41)-VBE(Q42)=(k*T/q)*ln10となる。
【0010】
ΔVBEは、常温では約60mVとなり、温度係数は0.2mV/℃である。しかしながら、図5を精査すると、ΔVBEは抵抗R41にかかる電圧である。抵抗R43をR41の10倍の値とすれば、R43の両端には600mVの電圧がかかり、温度係数は2mV/℃となる。
【0011】
一方、トランジスタQ43のVBEを700mVとし、温度係数は-2mV程度とすると、リファレンス電圧Voutは1300mVで、温度係数が相殺されてゼロとなる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
シリコンを使った半導体の場合、温度係数が0となる電圧である1300mVはバンドギャップで決まるものであり(上記文献参照)、設計による自由度は無い。
【0013】
実際的には、電流源IOによる電圧降下を考えると、VSは少なくとも1500mV程度は必要である。
【0014】
一方、現在の半導体LSIの動向として、微細化を低消費電力の要求から、1.2Vや1.0Vの低い電源での動作が好まれるようになってきた。
このことは、1.2V程度の低い電圧源で動作させるために、バンドギャップリファレンス回路を典型的な発生電圧である1300mVよりも低いリファレンス電圧を発生するように設計しなければならないことは明らかである。
【0015】
本発明は上記の課題を達成するためになされたものであって、従来よりも低いリファレンス電圧を発生することのできる低電圧発生回路および低電圧発生方法を実現することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記およびその他の目的に対して、シリコンのバンドギャップエネルギー(約1.3eV)よりも小さなリファレンス電圧を発生する本発明の1つの態様としての回路は利点および能力を有する。本発明の回路は、第1および第2の差動入力を備える増幅器を含む。3個の電流源は増幅器出力と接続される制御端子を備え、等しい大きさの電流を供給する。第1の電流源出力は増幅器の第1の入力に接続されるとともに第1の接合素子を介して接地されている。第2の電流源出力は増幅器の第2の入力に接続されるとともに第2の接合素子および抵抗を介して接地されている。第3の接合素子はバイアス素子と接地との間に設けられている。電圧分割器は第3の接合素子にかかり、その出力が第3の電流源の出力と接続される。
【0017】
本発明の他の態様では、半導体のバンドギャップ電圧よりも明らかに小さな電圧を発生する。回路は、差動電圧手段と、帰還増幅器と、第1および第2の電流源と、リファレンス電圧源と、抵抗素子とから構成されている。差動電圧手段は、第1の導電型における温度係数による差動電圧を発生する。第1の電流源は帰還増幅器の出力が供給される制御端子を具備し、出力は差動電圧手段に入力される。リファレンス電圧源によるリファレンス電圧は、第1の導電型とは逆特性の第2の導電型における温度係数による電圧を発生する。第2の電流源は、差動電圧に比例する電流を供給する。抵抗素子は、第2の電流源出力とリファレンス電圧源の間に設けられ、第2の電流源により供給される電流に比例して抵抗素子に加えられる電圧を発生する。電圧発生回路が発生する電圧は、抵抗素子に加えられる合計の電圧を表す。
【0018】
本発明の他の態様によれば、非反転入力と反転入力とから出力する差動増幅器を具備する電圧発生回路が出力する電圧は、半導体のバンドギャップ電圧よりも小さい。第1の半導体接合素子は差動増幅器の反転入力と接地との間に設けられ、第1の電流源の出力は、差動増幅器の反転入力および第1の半導体接合素子に接続される。直列に接続される第2の半導体接合素子と第1の抵抗器は非反転入力と接地との間に設けられている。第2の電流源は、非反転入力に供給される出力を具備し、第2の半導体接合素子と第1の抵抗素子と接地とに直列に接続されている。リファレンス電圧回路は、直列抵抗値に等しいリファレンス電圧を定める。リファレンス電圧回路は、第3の半導体接合素子とこれと並列に組み合わされる分岐抵抗を具備する。第3の電流源は分岐抵抗と組み合わされ、これにより、電圧発生回路の出力は、実質的なリファレンス電圧が加算され、直列抵抗にかかる実質的な電圧となる。
【0019】
加えて、本発明は、おおよそ1300mVとして知られている名目上のバンドギャップ電圧よりも低いことが容易に判断できる出力電圧の発生方法を含む。方法によると、第1の電流は第1の半導体接合素子に供給され、第1の電流と実質上等しい大きさの第2の電流は直列に接続された第2の半導体接合素子と第1の抵抗に供給される。第2の半導体接合素子は、第1の半導体接合素子よりも大きな(実施例でにおけるおおよその大きさ)接合領域を備え、これにより、第1の接合部を通る電流の密度は第2の接合部を通る電流の密度に比例して大きなものとなる。第1の半導体接合素子は、帰還型差動増幅器の反転入力に接続され、直列に接続された第2の半導体接合素子と抵抗は帰還型差動増幅回路の非反転入力に接続されている。この結果、第1の半導体接合素子を介することによる電圧降下量は、第2の半導体接合素子を介することによる電圧降下量よりも大きく、電圧差は第1の抵抗に表れる。第2の電流の大きさは電圧差に比例し、第1の極性による温度係数を示す。リファレンス電圧は、並列に設けられた等しい抵抗素子からなる抵抗と直列に設けられた電流源と等しい。第2の電流と等しい大きさの第3の電流は、等しい抵抗を通るものとされ、これにより、等しい抵抗を通った電圧はリファレンス電圧に加えられ、出力電圧とされる。なぜならば、リファレンス電圧の温度係数は、第2の電流についての温度係数の特性と逆の特性を有し、適当な抵抗素子を選ぶことにより出力電圧の温度係数を簡単に正、負、もしくは、ゼロのいずれかとすることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
【0021】
図1は本発明の第1の実施例の回路図である。図示されるように、本実施例はそれぞれ等しい電流値を供給する電流源I1,I2およびI3の端子を含む。電流源I1は帰還増幅器A1の反転入力に接続されるとともにダイオードD1を介して接地されている。電流源I2は帰還増幅器A1の非反転入力に接続されるとともに抵抗R1およびダイオードD2を介して接地されている。電流源I3は抵抗R3を介して接地され、また、抵抗R2を介して第4の電流源I4と接続されている。図1に示されるバンドギャップリファレンス回路の動作は以下の条件を前提とすることで理解できる。
【0022】
(1)電流源I1,I2およびI3は等しい値の電流を供給する。
【0023】
(2)抵抗R2とR3の値は等しく、その大きさは、1kΩの抵抗R1よりも大きい。
【0024】
(3)ダイオードD2の接合領域はダイオードD1の接合領域よりも大きい。
【0025】
これらの条件の下で、現在知られているバンドギャップリファレンス回路を考慮し、適用して解析すると、
ΔVf=Vf(D1)−Vf(D2)=k*T/q*ln10
ここで、Vf(D1),Vf(D2)のそれぞれは、ダイオードD1,D2による電圧降下である。さらにいうと、300°Kで近似される室温において、ΔVfは60mVであり、0.2mV/℃の温度係数を有する。
【0026】
図1を精査すると、抵抗R1による電圧降下はΔVfに近似すると推論される。帰還増幅器A1の特性を、開ループ利得および入力インピーダンスが無限大である理想的な帰還増幅器に近いものとすれば、抵抗R1にかかる電圧はΔVfとなる。この結果は、帰還増幅器A1の反転入力と非反転入力間の電圧は理想的にはゼロとなる事実に由来する。上記のように電流源I1,I2およびI3は等しい値の電流を供給するとすれば、電流源I2は以下に等しいことが必要となる。
【0027】
I2=ΔVf/R1=〔k*T/q〕*〔ln10/R1〕
ダイオードD3による電圧降下Vf(D3)のすくなくとも一部は、電流源I4から供給される電流により決定される。電流源I4が供給する電流の大きさは重要ではないが、所定の電圧降下Vf(D3)が発生するように与えられる。電圧降下Vf(D3)は室温では700mVであり、温度係数は−2mV/℃である。
【0028】
ダイオードD3と抵抗R2,R3からなる回路にテブナンの定理を適用すると、これらの回路はVf(D3)*R3/(R2+R3)の電圧と、R2とR3の並列抵抗を持つ回路と等価である。かりにR2=R3=10KΩとすれば、350mVの電圧と−1mV/℃の温度係数を持ち5KΩの抵抗の回路と等価ということになる。ここに、前述のI3が流れ込んで所望の電圧を発生する。例えば、R1=1KΩとすれば、R1の両端の電圧に対して5KΩ/1KΩ=5倍の増幅度となるため、I3により300mVで温度係数+1mVの電圧が上記テブナンの定理で算出された350mVの電圧と−1mV/℃の温度係数の電圧に加算される。つまり、650mVで温度係数0の電圧となる。
これは、標準的なバンドギャップリファレンス電圧の半分に等しく、そしてこの電圧は、十分に低く、上記のバンドギャップリファレンス回路は、1.0V程度の低い電圧源として主要電圧源と共用できる。
【0029】
詳述した例と図1に示したバンドギャップリファレンス回路についての上記の解析は、リファレンス電圧を希望するレベルとし、および、指定された温度係数(正、負、もしくはゼロ)にしたがって設計する指針を述べたものである。
【0030】
特に、I2=N*I1とし、I3=P*I2の状態で、ダイオードD2の接合領域をダイオードD1の接合領域のM倍とすると、以下の関係が容易に明示される。
【0031】
I1=Is*exp[q*Vf(D1)/(k*T)]
I2=M*Is*exp[q*Vf(D2)/(k*T)]
したがって、
ΔVf=Vf(D1)−Vf(D2)=(k*T/q)*(ln(M*N))
また、帰還増幅器A1の特性を再度理想的なものとすると、
ΔVf=I2*R1
I3はI2に比例し、その比例関係は以下とみなすことができる。
【0032】
I3=P*I2=(P*k*T/q)[(ln(M*N))/R1]
他方で、基本的な回路理論を適用し、ダイオードD3による電圧源の減衰は、直列に設けられた等しい抵抗R2*R3/(R2+R3)とすると、テブナンによれば、[Vf*R3]/(R2+R3)の大きさとなる。これは、電流源I3により供給される電流はこれらの等しい大きさの抵抗を通るからであり、リファレンス電圧Voutは一般的に以下により表される。
【0033】
Vout=[Vf*R3/(R2+R3)]+[(k*T/q)*P*R2*R3/(R2+R3)/R1*ln(M*N)]
第1項は、−2R3/(R2+R3)mV/℃の負の温度係数を有し、第2項は正の温度係数を有するので、これらの統合によりリファレンス電圧の温度係数を正、負、もしくはゼロのいずれかとできる。
【0034】
上記の検討内容は、本発明の記載および分析から明確に引き出される。バンドギャップリファレンス回路は、古典的なシリコン半導体素子のバンドギャップ電圧よりも低いことが重要となるリファレンス電圧を、調整可能な温度係数にて供給する。この記述から、これらの技術を知らせることにより、本発明のさまざまな具体例を思いつくと思われる。この点について、本発明の特定の実現例として、詳細が図2に示される回路が実施例となる。すなわち、バンドギャップリファレンス電圧がバイポーラトランジスタ技術によって実現されている。
【0035】
図2を参照すると、図1に示した回路の実施例であることがすぐに理解できる。帰還増幅器A1は、npnトランジスタQ1,Q2の対からなる差動入力段を含む。帰還増幅器A1はトランジスタQ3,Q4から構成されるカレントミラー型の負荷を包含する。トランジスタQ1,Q2のエミッタと接地との間に設けられた抵抗R4は、定電流源として作用する。ダイオードD1、および、直列に接続されたダイオードD2と抵抗R1のそれぞれは、トランジスタQ1,Q2のベースに差動対の入力を供給する。トランジスタQ2のコレクタとなる帰還増幅器A1の出力は、電流源であるpnpトランジスタI1,I2,I3,I4のベースに直接入力されている。電流源は、本発明に適切であることを目的としてそれぞれ等しい電流を供給し、同様に作用するもので、図1に示した電流源と同じものである。
【0036】
図2に示されるバイポーラによるバンドギャップリファレンス回路は、図1に関連する一般的な記述のすべてに合うものであり、図2に示される回路が含む細部を図1に合わせる必要はない。第1に、電流源I4が帰還増幅器A1の帰還ループ内に含まれることに注目すべきである。すなわち、抵抗R2とR3の値が大きな場合、ダイオードD1のアノードは抵抗R2に接続することができ、電流源I4および第3の接合素子D3が切り離される。本発明におけるこのような配置が図3に示される。加えて、図2および図3に示される回路は、供給電圧VccとトランジスタQ2のベースとの間に接続された抵抗R5を含む。抵抗R5は、供給電圧Vccを利用する回路の動作を保証する。このような結果は、供給電圧がはじめに供給されたときに、図2および図3に示されるすべてのトランジスタおよびダイオードがカットオフモード(非導通状態)となる状態では発生しない。
【0037】
図2および図3のバンドギャップリファレンス回路は図1に示した概括的な回路に適用される詳細な解析にしたがって実際の動作を行う。特に、I1=I2=I3とし、D2のベースからエミッタまでの機能領域をD1の10倍とし、R2=R3=10R1とすると、リファレンス電圧Voutは650mVとなり、温度係数は0.2mV/℃である。
【0038】
先述したように、本発明は1.0Vもしくはそれよりも低い供給電圧のバンドギャップリファレンス回路を提供する。この要求に鑑みて、図2および図3に示した回路を実現できるかをためすことは有益である。この点について、電流源I1,I2,I3,I4のそれぞれのコレクタ−エミッタ間電圧がすくなくとも50mVであるとすることが安全である。これは、ダイオードD1,D3にかかる電圧が700mVであり、D2/R1にかかる電圧が640mVであり、適当な余裕が電流源のトランジスタの動作を保証することができる。トランジスタQ1,Q2による差動対を考えると、トランジスタQ2のベース電圧が700mVであり、エミッタ電圧が60mVであることが注目される。トランジスタQ2のコレクタ電圧はVcc−Vfであり、ここで、pnp素子のVfは200mVで近似され、トランジスタQ2のコレクタ−エミッタ間の降伏電圧は140mVであり、90mVの余裕をもって表される。トランジスタQ1についても、本質的には同じ解析を適用することができる。図2または図3に示した回路は810mVの供給電圧により動作する。供給電圧が900mVであるとすると、バンドギャップリファレンス回路は20℃の室温ではVfが増加し、90mV程度で動作する。
【0039】
図4を参照すると、本発明が、図2または図3に示されるリファレンス電圧発生回路に,バイポーラ接合トランジスタだけでなく、MOSトランジスタを用いもよいことがわかる。
【0040】
図4における帰還増幅器A1は、nチャネルMOSトランジスタQ11,Q12から構成される入力対からなる差動入力段を含む。入力対のソース端子は共通に接続され、ソース抵抗R14を介して接地されている。抵抗R14は、入力対に対しての電流源に似たような機能を果たす。帰還増幅器A1は、トランジスタQ13,Q14から構成されるカレントミラー型の能動負荷を駆動する。接合ダイオードD1はトランジスタQ12の入力ゲートと接地との間に設けられている。トランジスタQ12のドレインである帰還増幅器A1の出力は、直接電流源を構成するトランジスタI1,I2,I3,I4の入力(ゲート)端子に供給されている。電流源は、本発明の上述した図1ないし図3に示した電流源と実質的に等しくなるために、それぞれ等しい電流を供給し、同様に動作を行う。
【0041】
図4に示す回路は図2および図3に示したバイポーラを用いて図1に示された回路と同様に動作し、リファレンス電圧Voutを発生する。特に、電流源I4は帰還増幅器A1出力により駆動され、接合ダイオードD3にバイアス電流を供給する。ダイオードD3、抵抗R2,R3は、テブナンにおける直列抵抗による電圧源に相当する。直列抵抗は抵抗R2、R3を並列に組み合わせたR2/R3に相当し、VoutはダイオードD3を分圧した降下電圧とされる。図1ないし図3に示された回路についての解析は図4に示されるMOSを用いたものにも適用できる。すなわち、電流源I1,I2,I3が理想的であるとし、ダイオードD2の接合領域がダイオードD1の接合領域の10倍以上大きいとし、R2=R3=10R1とすると、Voutは温度係数が0mV/℃の650mVとなり、シリコンのバンドギャップ電圧の半分となる。
【0042】
上記の内容は、電源VDDより供給される、要求された低い電圧でのMOSによる回路の動作を保証することに有効となる。解析するため、電源VDDを900mVとする。電流源I1,I2,I3より供給される電流が十分な大きさとすると、電流源となるトランジスタはソース−ドレイン間が50mVの電位差となると動作する。ダイオードD1、D3にかかる電圧は約700mVであり、抵抗R1/ダイオードD2にかかる電圧は640mVとなる。その結果、電流源となるトランジスタは完全な動作を行うに適当となるソース−ドレイン間電圧に150mV程度の許容範囲を持つ。帰還増幅器A1の入力対Q11,Q12は、トランジスタQ12のゲート電圧が700mVであることが知られている。これは、MOSトランジスタのゲート−ソース間電圧が約500mVであり、トランジスタQ12のソース電圧が200mVであるためである。トランジスタQ12のドレイン電圧400mVはVDDに等しく、PMOSトランジスタのゲート−ソース間電圧(約500mV)よりも小さい。したがって、この状況下では、トランジスタQ12のドレイン−ソース間電圧は200mVであり、トランジスタQ12は動作するのに必要となる電圧に150mVの余裕を持って動作を行う。実質的に同様の解析をトランジスタQ11の動作に適用できる。
【0043】
図4に示したMOSを用いた回路には、電源からの電圧VDDによる動作を保証するスタートアップ回路S1が具備される。スタートアップ回路は、ドレイン電極が電流源I1、I2,I3,I4の入力および帰還増幅器A1の出力に共通に接続されたNMOSトランジスタQ17を具備する。トランジスタQ17のゲート電極はNMOSトランジスタQ16のドレインと共通に接続されている。トランジスタQ16のゲートは、抵抗R2とR3との中間接続点において電流源I3の出力と接続されている。トランジスタQ17のゲートとトランジスタR16のドレインはPMOSトランジスタQ15を介してVDDに接続されている。動作開始時には、トランジスタQ16は非導通状態にあるが、トランジスタQ17はトランジスタQ15を介してバイアスされており、電流源であるトランジスタI1,I2,I3,I4は導通状態となる。この結果、トランジスタQ16が電流を流すことのできるバイアス電圧がトランジスタQ16のゲートに供給される。トランジスタQ16の導通に伴い、トランジスタQ17は非導通状態とされ、リファレンス電圧発生回路が定常状態の間はスタートアップ回路S1を実際上無効とする。
【0044】
本発明による好適実施例と考えられるものを示し説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。特許請求の範囲に定義される本発明による技術思想から逸脱することなく、さまざまな修正及び変更してもよい。例えば、図2および図3に示したバイポーラ半導体による本発明の実施例を示し、図4にはMOSによる本発明の実施例を示したが、本発明は、半導体の構造により限定されるものではない。特に、本発明を、図1ないし図3を組み合わせによる、BiCMOS構造により実現してもよい。加えて、図2および図3におけるPNPトランジスタをPMOSトランジスタとすることも可能である。
【0045】
【発明の効果】
前述の通り、任意の温度係数の電圧が得られる。
【0046】
特に、電流源I1、I2及びI3の値が等しく、接合D2は接合D1の10倍の面積を持ち、抵抗R2とR3はともに抵抗R1の10倍の値の場合には、前述の通り、従来のバンドギャップリファレンス回路のちょうど半分の安定した、温度係数が0で出力電圧が650mVの電圧がえられる。
【0047】
電源電圧Vccがわずか900mVの時を考察する。電流源I1、I2、I3及びI4を構成するMOSトランジスタの大きさを、ドレイン・ソース間電圧が50mV程度から5極管動作するように設定しておく。接合D1、D3、の電圧を700mV、(仮定からD2は640mVとなる)としても150mVの余裕がある。
【0048】
トランジスタQ12のゲート電位が700mVになるので、ソース電位はこれからゲート・ソース間電圧(例えば500mV程度に設定可能)を減じた値となる。一方ドレイン電位は電源電圧VDDからPMOSトランジスタのゲート・ソース間電圧(例えば500mVと設定可能)分下がった電圧であり、150mVの余裕を持って動作する。トランジスタQ11についても同様である。
【0049】
従って本実施例は常温では、電源電圧Vccが750mV以上で動作する。温度が45゜C低下して-20゜Cになったときに接合が790mVの電圧になったとしても、電源電圧Vcc=840mVでぎりぎりで動作する。
【0050】
従来のバンドギャップリファレンス回路が原理的に1.3V以上でしか動作しなかったことを鑑みると、電源電圧が1.2Vや1Vの時代に、本発明の回路で電源電圧840mVまで動作可能な安定な電圧が得られる意義は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、調整可能な温度係数にて、シリコン半導体素子のバンドギャップ電圧よりも実際的に小さなリファレンス電圧を発生する本発明によるリファレンス電圧発生回路の一般的な実施例の回路図である。
【図2】図2は本発明をバイポーラトランジスタにて構成した実施例の回路図である。
【図3】図3は本発明をバイポーラトランジスタにて構成した実施例の回路図である。
【図4】図4は本発明をMOSFETを用いて大規模に作製した実施例の回路図である。
【図5】図5は、シリコン半導体素子のバンドギャップ電圧におおよそ等しいリファレンス電圧を、温度係数がおおよそゼロで発生するリファレンス電圧発生回路の回路図である。
【符号の説明】
I1〜I4 電流源
A1 帰還増幅器
R1〜R3 抵抗
D1〜D3 ダイオード
Q1〜Q4 トランジスタ

Claims (50)

  1. 半導体のバンドギャップ電圧よりも低い電圧を供給する電圧発生回路において、
    第1の入力および第2の入力を備える増幅器と、
    実質的に等しい大きさの電流を供給する第1ないし第3の電流源と、
    前記増幅器の第1の入力と接地との間に設けられた第1の半導体接合素子と、
    前記増幅器の第2の入力と接地との間に直列に設けられた第2の半導体接合素子および第1の抵抗と、
    バイアス素子と接地との間に設けられた第3の半導体接合素子と、
    前記第3の半導体接合素子と接続される端子を有し、前記端子に第3の電流源が接続され、前記第3の半導体接合素子に付設される分圧器と、を具備し、
    前記第1の電流源は前記増幅器の第1の入力に接続され、前記第2の電流源は前記増幅器の第2の入力に接続され
    前記バンドギャップ電圧よりも低い電圧を前記端子から出力することを特徴とする電圧発生回路。
  2. 半導体のバンドギャップ電圧よりも低い電圧を供給する電圧発生回路において、
    第1の極性の温度係数による差動電圧を発生する差動電圧手段と、
    前記差動電圧手段と接続する入力および出力を有する帰還増幅器と、
    前記帰還増幅器出力と接続する制御端子および前記差動電圧手段と接続する出力を有する第1の電流源と、
    前記第1の極性の温度特性と逆の第2の極性の温度係数の電圧を発生するリファレンス電圧源と、
    前記帰還増幅器出力と接続する制御端子を有し、前記差動電圧に比例する電流を供給可能な第2の電流源と、
    前記リファレンス電圧源の出力に接続された抵抗分圧器と、
    を具備し、
    前記第2の電流源が前記抵抗分圧器の中間接続点に接続され、前記バンドギャップ電圧よりも低い電圧を前記中間接続点から出力する電圧発生回路。
  3. 請求項2記載の電圧発生回路において、
    前記帰還増幅器は、反転入力と非反転入力とを具備し、
    前記差動電圧手段は、前記帰還増幅器の反転入力と接地との間に設けられた第1の電圧素子と、前記帰還増幅器の非反転入力と接地との間に設けられた第2の電圧素子とを具備することを特徴とする電圧発生回路。
  4. 請求項3記載の電圧発生回路において、
    前記第1の電流源は、第1の電圧素子へ第1の電流を供給する第1の電流素子と、第2の電圧素子へ第2の電流を供給する第2の電流素子を具備することを特徴とする電圧発生回路。
  5. 請求項4記載の電圧発生回路において、
    前記第1の電流と第2の電流はその大きさが実質的に等しいことを特徴とする電圧発生回路。
  6. 請求項2記載の電圧発生回路において、
    前記帰還増幅器は、反転入力と非反転入力とを具備し、
    前記差動電圧手段は、
    前記帰還増幅器の反転入力と接地との間に設けられた第1の半導体接合素子と、
    前記帰還増幅器の非反転入力と接地との間に直列に設けられた第2の半導体接合素子および第1の抵抗と、
    を具備することを特徴とする電圧発生回路。
  7. 請求項6記載の電圧発生回路において、
    前記第1および第2の半導体接合素子がpn接合のダイオードであることを特徴とする電圧発生回路。
  8. 請求項7記載の電圧発生回路において、
    前記第1の電流源は、前記第1の半導体接合素子へ第1の電流を供給する第1の電流素子と、前記第2の半導体接合素子および前記第1の抵抗へ第2の電流を供給する第2の電流素子と、を具備することを特徴とする電圧発生回路。
  9. 請求項8記載の電圧発生回路において、
    前記第1の電流と第2の電流はその大きさが実質的に等しいことを特徴とする電圧発生回路。
  10. 請求項9記載の電圧発生回路において、
    前記第1の電流素子は、前記帰還増幅器の出力と接続する制御端子と前記帰還増幅器の反転入力および前記第1の半導体接合素子と接続する出力端子とを具備するトランジスタとにより構成され、前記第2の電流素子は、前記帰還増幅器の出力および前記第2の半導体接合素子および前記第1の抵抗と接続する制御端子を具備するトランジスタにより構成されることを特徴とする電圧発生回路。
  11. 請求項7記載の電圧発生回路において、
    前記第2の半導体接合素子は前記第1の半導体接合素子よりも大きな接合領域を有することを特徴とする電圧発生回路。
  12. 請求項11記載の電圧発生回路において、
    前記第1の電流源は、前記第1の半導体接合素子へ第1の電流を供給する第1の電流素子と、前記第2の半導体接合素子および前記第1の抵抗へ第2の電流を供給する第2の電流素子と、を具備することを特徴とする電圧発生回路。
  13. 請求項12記載の電圧発生回路において、
    前記第1の電流と第2の電流はその大きさが実質的に等しいことを特徴とする電圧発生回路。
  14. 請求項13記載の電圧発生回路において、
    前記第1の電流素子は、前記帰還増幅器の出力と接続する制御端子と前記帰還増幅器の反転入力および前記第1の半導体接合素子と接続する出力端子とを具備するトランジスタとにより構成され、前記第2の電流素子は、前記帰還増幅器の出力および前記第2の半導体接合素子および前記第1の抵抗と接続する制御端子を具備するトランジスタにより構成されることを特徴とする電圧発生回路。
  15. 請求項7記載の電圧発生回路において、
    前記リファレンス電圧源は、
    第3の半導体接合素子を有することを特徴とする電圧発生回路。
  16. 請求項15記載の電圧発生回路において、
    前記リファレンス電圧源は、さらに、前記第3の半導体接合素子のバイアス電流源を有することを特徴とする電圧発生回路。
  17. 請求項15記載の電圧発生回路において、
    前記抵抗分圧器は、第2の抵抗と第3の抵抗を備え、前記第2の抵抗の一端が前記第3の半導体接合素子に、前記第3の抵抗の一端が接地点に、前記第2および第3の抵抗の他端が前記中間接続点に、それぞれ接続されることを特徴とする電圧発生回路。
  18. 請求項17記載の電圧発生回路において、
    前記第1の電流源は、前記第1の半導体接合素子へ第1の電流を供給する第1の電流素子と、前記第2の半導体接合素子および前記第1の抵抗へ第2の電流を供給する第2の電流素子と、を具備し、前記第1の電流と第2の電流の大きさは実質的に等しいことを特徴とする電圧発生回路。
  19. シリコン半導体のバンドギャップ電圧よりも低い電圧を供給する電圧発生回路において、
    非反転入力、反転入力、および出力を備える差動増幅器と、
    前記差動増幅器の反転入力と接地との間に設けられた第1の半導体接合素子と、
    出力が前記差動増幅器の反転入力および前記第1の半導体接合素子と接続された第1の電流源と、
    前記差動増幅器の非反転入力と接地との間に直列に設けられた第2の半導体接合素子および第1の抵抗と、
    出力が前記差動増幅器の非反転入力および前記第2の半導体接合素子および前記第1の抵抗に接続された第2の電流源と、
    第3の半導体接合素子および該第3の半導体接合素子に併設された抵抗分圧器を有し、直列に設けられた等しい抵抗とともにリファレンス電圧を生成するリファレンス電圧回路と、
    前記抵抗分圧器に電流を流すために抵抗分圧器に接続される第3の電流源と、を具備し、これにより、リファレンス電圧と直列に設けられた等しい抵抗に加えられる電圧と等しい電圧とが加算された電圧が出力電圧となることを特徴とする電圧発生回路。
  20. 請求項19記載の電圧発生回路において、
    前記第1、第2および第3の電流源のそれぞれが前記差動増幅器の出力と接続する制御端子を有し、これにより各電流源が供給する電流の大きさが等しいことを特徴とする電圧発生回路。
  21. 請求項20記載の電圧発生回路において、
    前記第2の半導体接合素子の接合領域が前記第1の半導体接合素子の接合領域よりも大きく、これにより、温度係数が第1の極性の差動電圧ΔVfが前記第1の抵抗により生成されることを特徴とする電圧発生回路。
  22. 請求項21記載の電圧発生回路において、
    前記リファレンス電圧回路により生成される前記リファレンス電圧が前記第1の極性と逆の第2の極性の温度係数であることを特徴とする電圧発生回路。
  23. 請求項22記載の電圧発生回路において、
    前記抵抗分圧器に流れる電流が差動電圧ΔVfに比例することを特徴とする電圧発生回路。
  24. 請求項23記載の電圧発生回路において、
    前記リファレンス電圧は、電流源によって供給される電流により前記第3の半導体接合素子をバイアスすることによって生成され、これにより、前記第3の半導体接合素子にかかる電圧および抵抗分圧器による前記第3の半導体接合素子の分圧が降下することを特徴とする電圧発生回路。
  25. 請求項19記載の電圧発生回路において、
    前記差動増幅器が、差動入力トランジスタ対および能動負荷を有することを特徴とする電圧発生回路。
  26. 請求項25記載の電圧発生回路において、
    前記能動負荷が、カレントミラー型に配置されたトランジスタ対により構成されることを特徴とする電圧発生回路。
  27. 請求項19記載の電圧発生回路において、
    前記第1ないし第3の半導体接合素子のそれぞれが、バイポーラトランジスタのベース−エミッタ接合であることを特徴とする電圧発生回路。
  28. 請求項27記載の電圧発生回路において、
    前記第1ないし第3の電流源のそれぞれが、前記差動増幅器の出力に接続する制御端子を有し、これにより、前記第1ないし第3の電流源のそれぞれが供給する電流の大きさが実質的に等しいことを特徴とする電圧発生回路。
  29. 請求項28記載の電圧発生回路において、
    前記第2の半導体接合素子の接合領域が前記第1の半導体接合領域よりも大きく、これにより、温度係数が第1の極性の差動電圧ΔVfが第1の抵抗により生成されることを特徴とする電圧発生回路。
  30. 請求項29記載の電圧発生回路において、
    前記リファレンス電圧回路により生成される前記リファレンス電圧が前記第1の極性と逆の第2の極性の温度係数であることを特徴とする電圧発生回路。
  31. 請求項30記載の電圧発生回路において、
    前記抵抗分圧器に流れる電流が差動電圧ΔVfに比例することを特徴とする電圧発生回路。
  32. 請求項31記載の電圧発生回路において、
    前記リファレンス電圧は、電流源によって供給される電流により前記第3の半導体接合素子をバイアスすることによって生成され、これにより、前記第3の半導体接合素子にかかる電圧および抵抗分圧器による前記第3の半導体接合素子の分圧が降下することを特徴とする電圧発生回路。
  33. 請求項32記載の電圧発生回路において、
    電圧供給時の動作を保証するスタートアップ回路を有することを特徴とする電圧発生回路。
  34. 半導体のバンドギャップ電圧よりも低い電圧を供給する電圧発生方法において、
    第1の電流を第1の半導体接合素子に供給し、
    前記第1の半導体接合素子を差動増幅器の反転入力に接続して前記第1の電流と実質的に等しい第2の電流を、直列に設けられた、第1の半導体接合素子よりも大きな接合領域を有する第2の半導体接合素子および第1の抵抗に供給し、
    前記第2の半導体接合素子および前記第1の抵抗とを差動増幅器の非反転入力に接続することによって第1の半導体接合素子における電圧降下を第2の半導体接合素子における電圧降下よりも大きなものとし、これにより、第1の抵抗に差動電圧が表れ、第2の電流が差動電圧に比例する第1の極性の温度係数を生じせしめ、
    少なくとも2つの抵抗素子から形成される等しい抵抗により、前記第1の極性と逆の第2の極性の温度係数のリファレンス電圧を生成し、
    前記第2の電流と等しい大きさの第3の電流を前記等しい抵抗に流れるものとし、これにより、出力電圧を前記リファレンス電圧と前記等しい抵抗にかかる電圧とを加算して生成する電圧発生方法。
  35. 請求項34記載の電圧発生方法において、
    前記第1ないし第3の電流のそれぞれは前記第1ないし第3の電流源により供給され、前記の各電流源は、前記差動増幅器の出力に応じて対応する電流を供給し、前記出力電圧を生成する電圧発生方法。
  36. 請求項35記載の電圧発生方法において、
    差動入力トランジスタ対および能動負荷を有する前記差動増幅器を用いて前記出力電圧を生成することを特徴とする電圧発生方法。
  37. 請求項36記載の電圧発生方法において、
    前記リファレンス電圧は第3の半導体接合素子をバイアスすることにより第3の半導体接合素子に表れ、また、前記抵抗分圧器を前記第3の半導体接合素子に接続し、これにより、抵抗分圧器出力にリファレンス電圧が表れるようにして、前記出力電圧を生成する電圧発生方法。
  38. 半導体のバンドギャップ電圧よりも低い電圧を供給する電圧発生回路において、
    第1の入力および第2の入力を備える増幅器と、
    実質的に等しい大きさの電流を供給する第1ないし第3の電流源と、
    前記増幅器の第1の入力と接地との間に設けられた第1の接合素子と、
    前記増幅器の第2の入力と接地との間に直列に設けられた第2の接合素子および第1の抵抗と、
    前記増幅器の第1の入力と接地との間に設けられ、前記第3の電流源と接続される端子を有し、該端子における電圧がバンドギャップ電圧よりも低い出力電圧となる抵抗分圧器と、を具備し、
    前記第1の電流源は前記増幅器の第1の入力に接続され、前記第2の電流源は前記増幅器の第2の入力に接続されることを特徴とする電圧発生回路。
  39. 請求項38記載の電圧発生回路において、
    前記抵抗分圧器は第1の接合素子と前記端子との間に設けられた第2の抵抗と、前記端子と接地との間に設けられた第3の抵抗とを有し、これにより、前記出力電圧が、前記第1の接合素子にかかる電圧に比例する第1の電圧と前記第3の電流源により供給される電流に比例する第2の電圧とを加算したものとなることを特徴とする電圧発生回路。
  40. 請求項39記載の電圧発生回路において、
    前記第1の接合素子の接合領域は前記第2の接合素子の接合領域よりも小さく、これにより、第1の抵抗に差動電圧ΔVfが表れ、該差動電圧の温度特性は、前記第1の接合素子に表れる電圧の温度特性の極性と逆の極性であることを特徴とする電圧発生回路。
  41. 請求項40記載の電圧発生回路において、
    前記第3の電流源より供給される電流が前記差動電圧に比例し、これにより、前記第1の電圧の温度特性の極性が前記第2の電圧の温度特性の極性と逆となることを特徴とする電圧発生回路。
  42. 請求項41記載の電圧発生回路において、
    前記第2の抵抗の大きさがR2であり、前記第3の抵抗の大きさがR3であり、前記第1の電圧が(R3)(R2+R3)に比例し、前記第2の電圧が[(R2)(R3)](R2+R3)に比例することを特徴とする電圧発生回路。
  43. 第1及び第2の半導体接合素子と、
    前記第1および第2の半導体接合素子それぞれに電流を供給する第1及び第2の制御可能な電流源と、
    前記第2の半導体接合素子に直列に接続された第1の抵抗と、
    前記第1および第2の電流源の出力の電圧の差を入力とする増幅器と、
    順方向にバイアスされた第3の半導体接合素子と、
    前記第3の半導体接合素子の両端に生ずる電圧を分割する第2及び第3の抵抗と、
    前記第2の電流源に比例する第3の電流源と、を有し、
    前記増幅器の出力を前記第1及び第2の電流源の制御端子に負帰還として接続し、前記第3の電流源の出力を前記第2と第3の抵抗の接続点に接続し、前記接続点の電圧に応じた出力を取り出すことを特徴とする電圧発生回路。
  44. 請求項43に記載の電圧発生回路において、
    前記増幅器は差動トランジスタ対と能動負荷と電流供給手段を含むことを特徴とする電圧発生回路。
  45. 請求項43または請求項44のいずれかに記載の電圧発生回路において、
    前記第1及び第2の電流源を強制的にオンさせるスタートアップ回路を付加したことを特徴とする電圧発生回路。
  46. 請求項45に記載の電圧発生回路において、
    前記起動回路は、前記接続点の電圧に応じた出力の電圧もしくは前記第1乃至第3の電流源の入力端子の電圧に応じて前記第1及び第2の電流源を強制的にオンオフさせることを特徴とする電圧発生回路。
  47. 第1及び第2の半導体接合素子と、
    前記第1および第2の半導体接合素子それぞれに電流を供給する第1及び第2の制御可能な電流源と、
    前記第2の半導体接合素子に直列に接続された第1の抵抗と、
    前記第1および第2の電流源の出力の電圧の差を入力とする増幅器と、
    前記第1の半導体接合素子の両端に生ずる電圧を分割する第2及び第3の抵抗と、
    前記第2の電流源に比例する第3の電流源と、を有し、
    前記増幅器の出力を前記第1及び第2の電流源の制御端子に負帰還として接続し、前記第3の電流源の出力を前記第2と第3の抵抗の接続点に接続し、前記接続点の電圧に応じた出力を取り出すことを特徴とする電圧発生回路。
  48. 請求項47に記載の電圧発生回路において、
    前記増幅器は差動トランジスタ対と能動負荷と電流供給手段を含むことを特徴とする電圧発生回路。
  49. 請求項47または請求項48のいずれかに記載の電圧発生回路において、
    前記第1及び第2の電流源を強制的にオンさせるスタートアップ回路を付加したことを特徴とする電圧発生回路。
  50. 請求項49に記載の電圧発生回路において、
    前記起動回路は、前記接続点の電圧に応じた出力の電圧もしくは前記第1乃至第3の電流源の入力端子の電圧に応じて前記第1及び第2の電流源を強制的にオンオフさせることを特徴とする電圧発生回路。
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