JP2002304224A - 電圧発生回路および電圧発生方法 - Google Patents

電圧発生回路および電圧発生方法

Info

Publication number
JP2002304224A
JP2002304224A JP2001369975A JP2001369975A JP2002304224A JP 2002304224 A JP2002304224 A JP 2002304224A JP 2001369975 A JP2001369975 A JP 2001369975A JP 2001369975 A JP2001369975 A JP 2001369975A JP 2002304224 A JP2002304224 A JP 2002304224A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
current
semiconductor junction
generating circuit
resistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001369975A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4179776B2 (ja
Inventor
Mitsutoshi Sugawara
光俊 菅原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Publication of JP2002304224A publication Critical patent/JP2002304224A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4179776B2 publication Critical patent/JP4179776B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F3/00Non-retroactive systems for regulating electric variables by using an uncontrolled element, or an uncontrolled combination of elements, such element or such combination having self-regulating properties
    • G05F3/02Regulating voltage or current
    • G05F3/08Regulating voltage or current wherein the variable is dc
    • G05F3/10Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics
    • G05F3/16Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices
    • G05F3/20Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations
    • G05F3/22Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations wherein the transistors are of the bipolar type only
    • G05F3/222Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations wherein the transistors are of the bipolar type only with compensation for device parameters, e.g. Early effect, gain, manufacturing process, or external variations, e.g. temperature, loading, supply voltage
    • G05F3/225Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations wherein the transistors are of the bipolar type only with compensation for device parameters, e.g. Early effect, gain, manufacturing process, or external variations, e.g. temperature, loading, supply voltage producing a current or voltage as a predetermined function of the temperature
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F3/00Non-retroactive systems for regulating electric variables by using an uncontrolled element, or an uncontrolled combination of elements, such element or such combination having self-regulating properties
    • G05F3/02Regulating voltage or current
    • G05F3/08Regulating voltage or current wherein the variable is dc
    • G05F3/10Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics
    • G05F3/16Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices
    • G05F3/20Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations
    • G05F3/26Current mirrors
    • G05F3/265Current mirrors using bipolar transistors only

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Control Of Electrical Variables (AREA)
  • Control Of Voltage And Current In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来よりも低いリファレンス電圧を発生する
ことのできる低電圧発生回路および低電圧発生方法を実
現することを目的とする。 【解決手段】 バンドギャップ電圧よりも低い電圧を供
給する電圧発生回路において、第1の入力および第2の
入力を備える増幅器と、実質的に等しい大きさの電流を
供給する第1ないし第3の電流源と、増幅器の第1の入
力と接地との間に設けられた第1の接合素子と、増幅器
の第2の入力と接地との間に直列に設けられた第2の接
合素子および抵抗と、バイアス素子と接地との間に設け
られた第3の接合素子と、第3の接合素子のソースと接
続される端子を有し、該第3の接合素子に付設される分
圧器と、を具備し、第1の電流源は増幅器の第1の入力
に接続され、第2の電流源は増幅器の第2の入力に接続
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集積回路の設計方
法および構造に関し、特に、温度係数を任意に設定可能
な電圧発生回路の設計方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からバンドギャップリファレンス回
路が集積回路を設計する際に用いられている。バンドギ
ャップリファレンス回路の利点の多くは、温度特性が安
定したリファレンス電圧を供給できることに由来する。
実際に、リファレンス電圧の温度特性は理想的にはゼロ
に近づく。バンドギャップリファレンス回路の幾つかの
実例の解析結果を、"Analog Integrated Circuit Desig
n", David A. Jones andKen Martin (John Wiley & Son
s), PP.353-364に見ることができる。
【0003】図5はバンドギャップリファレンス回路の
従来例の構成を示す回路図である。図示されるように、
図5に示されるバンドギャップリファレンス回路はバイ
ポーラトランジスタにより構成されているが、MOSト
ランジスタを含む他の半導体素子を用いてもよい。MO
Sトランジスタを用いた本願発明の具体例は、以下の記
述に詳細に述べられている。
【0004】図5を参照すると、バンドギャップリファ
レンス回路のバイポーラ手段は、電源VSとpnpトランジ
スタQ44のエミッタとの間に設けられて組み合わされる
電流源I0を含む。トランジスタQ44は電流源I0とGNDと
の間にコレクタ接地にて配置されている。バンドギャッ
プリファレンス回路は、npnトランジスタQ41,Q42,Q43を
も含み、これらのコレクタは、それぞれ抵抗R42,R43,R4
4を介してトランジスタQ44のエミッタおよび電流源I0
と共通とされている。トランジスタQ41とQ43のエミッタ
は、直接GNDに接続され、トランジスタQ42のエミッタは
抵抗R41を介してGNDと共通とされている。トランジスタ
Q41とQ42のベース電極は、共通にトランジスタQ41のコ
レクタに接続されている。トランジスタQ42のコレクタ
はトランジスタQ43のベースに接続され、トランジスタQ
43のコレクタはトランジスタQ44のベースに接続されて
いる。バンドギャップリファレンス回路の出力電圧Vout
は、電流源I0とトランジスタQ44との間に発生する。
【0005】図5に示されるバンドギャップリファレン
ス回路の動作を理解するために、一例として、トランジ
スタQ42のエミッタ領域がトランジスタQ41のエミッタ領
域よりも大きい(10倍)と仮定する。この仮定に基づい
て、バンドギャップリファレンス回路の動作を以下のよ
うに解析できる。
【0006】トランジスタQ41のコレクタの電位はQ4
1のベース・エミッタ間電圧(以下、VBE(Q41)と
略す)であり、300°Kで近似される常温で概略700mV
である。付け加えると、図5から明らかなように、トラ
ンジスタQ42のコレクタの電位はQ43のVBE(Q43)と
等しい。従って、抵抗R42とR43の両端の電圧もほぼ等し
く、抵抗R42の抵抗値が抵抗R43の抵抗値と同じに設計さ
れている場合には、それぞれを等しい電流が流れること
となる。この結果、トランジスタQ41とQ42もほぼ同じ電
流が流れている。以上、および、トランジスタQ42のエ
ミッタ領域がトランジスタQ41のエミッタ領域よりも大
きなことから、以下が導出される。
【0007】I(Q41)=IS*exp[(q*VBE(Q41)/(k*T)]=I
(Q42)=10IS*exp[(q*VBE(Q42)/(k*T)] *はかけ算、/は割り算を示す。
【0008】ここで、I(Q41)はトランジスタQ41にお
ける電流、I(Q42)はトランジスタQ42における電流で
ある。
【0009】上式において、ISは指定された温度におけ
る逆飽和電流と理解される。バイポーラトランジスタの
逆飽和電流はそのベース・エミッタ間の接合領域に比例
することが知られている。トランジスタQ41とQ42は同じ
チップ上に作られるので、同じプロセスで製造され、ト
ランジスタQ42のベース・エミッタ間の接合領域はトラ
ンジスタQ41の10倍となるようにで製造されているの
で、トランジスタQ42の逆飽和電流はトランジスタQ41の
逆飽和電流より10倍程度大きい。上式の中で、kはボ
ルツマン定数、qは電子の電荷、Tは絶対温度、であり、
この結果、ΔVBE=VBE(Q41)-VBE(Q42)=(k*T/q)*ln10
となる。
【0010】ΔVBEは、常温では約60mVとなり、温度係
数は0.2mV/℃である。しかしながら、図5を精査する
と、ΔVBEは抵抗R41にかかる電圧である。抵抗R43をR4
1の10倍の値とすれば、R43の両端には600mVの電圧がか
かり、温度係数は2mV/℃となる。
【0011】一方、トランジスタQ43のVBEを700mVと
し、温度係数は-2mV程度とすると、リファレンス電圧Vo
utは1300mVで、温度係数が相殺されてゼロとなる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】シリコンを使った半導
体の場合、温度係数が0となる電圧である1300mVはバ
ンドギャップで決まるものであり(上記文献参照)、設
計による自由度は無い。
【0013】実際的には、電流源IOによる電圧降下を
考えると、VSは少なくとも1500mV程度は必要である。
【0014】一方、現在の半導体LSIの動向として、微
細化を低消費電力の要求から、1.2Vや1.0Vの低い電源で
の動作が好まれるようになってきた。このことは、1.2V
程度の低い電圧源で動作させるために、バンドギャップ
リファレンス回路を典型的な発生電圧である1300mVよ
りも低いリファレンス電圧を発生するように設計しなけ
ればならないことは明らかである。
【0015】本発明は上記の課題を達成するためになさ
れたものであって、従来よりも低いリファレンス電圧を
発生することのできる低電圧発生回路および低電圧発生
方法を実現することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記およびその他の目的
に対して、シリコンのバンドギャップエネルギー(約
1.3eV)よりも小さなリファレンス電圧を発生する本
発明の1つの態様としての回路は利点および能力を有す
る。本発明の回路は、第1および第2の差動入力を備え
る増幅器を含む。3個の電流源は増幅器出力と接続され
る制御端子を備え、等しい大きさの電流を供給する。第
1の電流源出力は増幅器の第1の入力に接続されるとと
もに第1の接合素子を介して接地されている。第2の電
流源出力は増幅器の第2の入力に接続されるとともに第
2の接合素子および抵抗を介して接地されている。第3
の接合素子はバイアス素子と接地との間に設けられてい
る。電圧分割器は第3の接合素子にかかり、その出力が
第3の電流源の出力と接続される。
【0017】本発明の他の態様では、半導体のバンドギ
ャップ電圧よりも明らかに小さな電圧を発生する。回路
は、差動電圧手段と、帰還増幅器と、第1および第2の
電流源と、リファレンス電圧源と、抵抗素子とから構成
されている。差動電圧手段は、第1の導電型における温
度係数による差動電圧を発生する。第1の電流源は帰還
増幅器の出力が供給される制御端子を具備し、出力は差
動電圧手段に入力される。リファレンス電圧源によるリ
ファレンス電圧は、第1の導電型とは逆特性の第2の導
電型における温度係数による電圧を発生する。第2の電
流源は、差動電圧に比例する電流を供給する。抵抗素子
は、第2の電流源出力とリファレンス電圧源の間に設け
られ、第2の電流源により供給される電流に比例して抵
抗素子に加えられる電圧を発生する。電圧発生回路が発
生する電圧は、抵抗素子に加えられる合計の電圧を表
す。
【0018】本発明の他の態様によれば、非反転入力と
反転入力とから出力する差動増幅器を具備する電圧発生
回路が出力する電圧は、半導体のバンドギャップ電圧よ
りも小さい。第1の半導体接合素子は差動増幅器の反転
入力と接地との間に設けられ、第1の電流源の出力は、
差動増幅器の反転入力および第1の半導体接合素子に接
続される。直列に接続される第2の半導体接合素子と第
1の抵抗器は非反転入力と接地との間に設けられてい
る。第2の電流源は、非反転入力に供給される出力を具
備し、第2の半導体接合素子と第1の抵抗素子と接地と
に直列に接続されている。リファレンス電圧回路は、直
列抵抗値に等しいリファレンス電圧を定める。リファレ
ンス電圧回路は、第3の半導体接合素子とこれと並列に
組み合わされる分岐抵抗を具備する。第3の電流源は分
岐抵抗と組み合わされ、これにより、電圧発生回路の出
力は、実質的なリファレンス電圧が加算され、直列抵抗
にかかる実質的な電圧となる。
【0019】加えて、本発明は、おおよそ1300mV
として知られている名目上のバンドギャップ電圧よりも
低いことが容易に判断できる出力電圧の発生方法を含
む。方法によると、第1の電流は第1の半導体接合素子
に供給され、第1の電流と実質上等しい大きさの第2の
電流は直列に接続された第2の半導体接合素子と第1の
抵抗に供給される。第2の半導体接合素子は、第1の半
導体接合素子よりも大きな(実施例でにおけるおおよそ
の大きさ)接合領域を備え、これにより、第1の接合部
を通る電流の密度は第2の接合部を通る電流の密度に比
例して大きなものとなる。第1の半導体接合素子は、帰
還型差動増幅器の反転入力に接続され、直列に接続され
た第2の半導体接合素子と抵抗は帰還型差動増幅回路の
非反転入力に接続されている。この結果、第1の半導体
接合素子を介することによる電圧降下量は、第2の半導
体接合素子を介することによる電圧降下量よりも大き
く、電圧差は第1の抵抗に表れる。第2の電流の大きさ
は電圧差に比例し、第1の極性による温度係数を示す。
リファレンス電圧は、並列に設けられた等しい抵抗素子
からなる抵抗と直列に設けられた電流源と等しい。第2
の電流と等しい大きさの第3の電流は、等しい抵抗を通
るものとされ、これにより、等しい抵抗を通った電圧は
リファレンス電圧に加えられ、出力電圧とされる。なぜ
ならば、リファレンス電圧の温度係数は、第2の電流に
ついての温度係数の特性と逆の特性を有し、適当な抵抗
素子を選ぶことにより出力電圧の温度係数を簡単に正、
負、もしくは、ゼロのいずれかとすることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図
面を参照して説明する。
【0021】図1は本発明の第1の実施例の回路図であ
る。図示されるように、本実施例はそれぞれ等しい電流
値を供給する電流源I1,I2およびI3の端子を含
む。電流源I1は帰還増幅器A1の反転入力に接続され
るとともにダイオードD1を介して接地されている。電
流源I2は帰還増幅器A1の非反転入力に接続されると
ともに抵抗R1およびダイオードD2を介して接地され
ている。電流源I3は抵抗R3を介して接地され、ま
た、抵抗R2を介して第4の電流源I4と接続されてい
る。図1に示されるバンドギャップリファレンス回路の
動作は以下の条件を前提とすることで理解できる。
【0022】(1)電流源I1,I2およびI3は等し
い値の電流を供給する。
【0023】(2)抵抗R2とR3の値は等しく、その
大きさは、1kΩの抵抗R1よりも大きい。
【0024】(3)ダイオードD2の接合領域はダイオ
ードD1の接合領域よりも大きい。
【0025】これらの条件の下で、現在知られているバ
ンドギャップリファレンス回路を考慮し、適用して解析
すると、 ΔVf=Vf(D1)−Vf(D2)=k*T/q*l
n10 ここで、Vf(D1),Vf(D2)のそれぞれは、ダ
イオードD1,D2による電圧降下である。さらにいう
と、300°Kで近似される室温において、ΔVfは6
0mVであり、0.2mV/℃の温度係数を有する。
【0026】図1を精査すると、抵抗R1による電圧降
下はΔVfに近似すると推論される。帰還増幅器A1の
特性を、開ループ利得および入力インピーダンスが無限
大である理想的な帰還増幅器に近いものとすれば、抵抗
R1にかかる電圧はΔVfとなる。この結果は、帰還増
幅器A1の反転入力と非反転入力間の電圧は理想的には
ゼロとなる事実に由来する。上記のように電流源I1,
I2およびI3は等しい値の電流を供給するとすれば、
電流源I2は以下に等しいことが必要となる。
【0027】I2=ΔVf/R1=〔k*T/q〕*
〔ln10/R1〕 ダイオードD3による電圧降下Vf(D3)のすくなく
とも一部は、電流源I4から供給される電流により決定
される。電流源I4が供給する電流の大きさは重要では
ないが、所定の電圧降下Vf(D3)が発生するように
与えられる。電圧降下Vf(D3)は室温では700m
Vであり、温度係数は−2mV/℃である。
【0028】ダイオードD3と抵抗R2,R3からなる回
路にテブナンの定理を適用すると、これらの回路はVf
(D3)*R3/(R2+R3)の電圧と、R2とR3
の並列抵抗を持つ回路と等価である。かりにR2=R3
=10KΩとすれば、350mVの電圧と−1mV/℃の温
度係数を持ち5KΩの抵抗の回路と等価ということにな
る。ここに、前述のI3が流れ込んで所望の電圧を発生
する。例えば、R1=1KΩとすれば、R1の両端の電
圧に対して5KΩ/1KΩ=5倍の増幅度となるため、
I3により300mVで温度係数+1mVの電圧が上記テブ
ナンの定理で算出された350mVの電圧と−1mV/℃の
温度係数の電圧に加算される。つまり、650mVで温度
係数0の電圧となる。これは、標準的なバンドギャップ
リファレンス電圧の半分に等しく、そしてこの電圧は、
十分に低く、上記のバンドギャップリファレンス回路
は、1.0V程度の低い電圧源として主要電圧源と共用
できる。
【0029】詳述した例と図1に示したバンドギャップ
リファレンス回路についての上記の解析は、リファレン
ス電圧を希望するレベルとし、および、指定された温度
係数(正、負、もしくはゼロ)にしたがって設計する指
針を述べたものである。
【0030】特に、I2=N*I1とし、I3=P*I
2の状態で、ダイオードD2の接合領域をダイオードD
1の接合領域のM倍とすると、以下の関係が容易に明示
される。
【0031】 I1=Is*exp[q*Vf(D1)/(k*T)] I2=M*Is*exp[q*Vf(D2)/(k*
T)] したがって、 ΔVf=Vf(D1)−Vf(D2)=(k*T/q)
*(ln(M*N)) また、帰還増幅器A1の特性を再度理想的なものとする
と、 ΔVf=I2*R1 I3はI2に比例し、その比例関係は以下とみなすこと
ができる。
【0032】I3=P*I2=(P*k*T/q)
[(ln(M*N))/R1] 他方で、基本的な回路理論を適用し、ダイオードD3に
よる電圧源の減衰は、直列に設けられた等しい抵抗R2
*R3/(R2+R3)とすると、テブナンによれば、
[Vf*R3]/(R2+R3)の大きさとなる。これ
は、電流源I3により供給される電流はこれらの等しい
大きさの抵抗を通るからであり、リファレンス電圧Vo
utは一般的に以下により表される。
【0033】Vout=[Vf*R3/(R2+R
3)]+[(k*T/q)*P*R2*R3/(R2+
R3)/R1*ln(M*N)] 第1項は、−2R3/(R2+R3)mV/℃の負の温
度係数を有し、第2項は正の温度係数を有するので、こ
れらの統合によりリファレンス電圧の温度係数を正、
負、もしくはゼロのいずれかとできる。
【0034】上記の検討内容は、本発明の記載および分
析から明確に引き出される。バンドギャップリファレン
ス回路は、古典的なシリコン半導体素子のバンドギャッ
プ電圧よりも低いことが重要となるリファレンス電圧
を、調整可能な温度係数にて供給する。この記述から、
これらの技術を知らせることにより、本発明のさまざま
な具体例を思いつくと思われる。この点について、本発
明の特定の実現例として、詳細が図2に示される回路が
実施例となる。すなわち、バンドギャップリファレンス
電圧がバイポーラトランジスタ技術によって実現されて
いる。
【0035】図2を参照すると、図1に示した回路の実
施例であることがすぐに理解できる。帰還増幅器A1
は、npnトランジスタQ1,Q2の対からなる差動入
力段を含む。帰還増幅器A1はトランジスタQ3,Q4
から構成されるカレントミラー型の負荷を包含する。ト
ランジスタQ1,Q2のエミッタと接地との間に設けら
れた抵抗R4は、定電流源として作用する。ダイオード
D1、および、直列に接続されたダイオードD2と抵抗
R1のそれぞれは、トランジスタQ1,Q2のベースに
差動対の入力を供給する。トランジスタQ2のコレクタ
となる帰還増幅器A1の出力は、電流源であるpnpト
ランジスタI1,I2,I3,I4のベースに直接入力
されている。電流源は、本発明に適切であることを目的
としてそれぞれ等しい電流を供給し、同様に作用するも
ので、図1に示した電流源と同じものである。
【0036】図2に示されるバイポーラによるバンドギ
ャップリファレンス回路は、図1に関連する一般的な記
述のすべてに合うものであり、図2に示される回路が含
む細部を図1に合わせる必要はない。第1に、電流源I
4が帰還増幅器A1の帰還ループ内に含まれることに注
目すべきである。すなわち、抵抗R2とR3の値が大き
な場合、ダイオードD1のアノードは抵抗R2に接続す
ることができ、電流源I4および第3の接合素子D3が
切り離される。本発明におけるこのような配置が図3に
示される。加えて、図2および図3に示される回路は、
供給電圧VccとトランジスタQ2のベースとの間に接
続された抵抗R5を含む。抵抗R5は、供給電圧Vcc
を利用する回路の動作を保証する。このような結果は、
供給電圧がはじめに供給されたときに、図2および図3
に示されるすべてのトランジスタおよびダイオードがカ
ットオフモード(非導通状態)となる状態では発生しな
い。
【0037】図2および図3のバンドギャップリファレ
ンス回路は図1に示した概括的な回路に適用される詳細
な解析にしたがって実際の動作を行う。特に、I1=I
2=I3とし、D2のベースからエミッタまでの機能領
域をD1の10倍とし、R2=R3=10R1とする
と、リファレンス電圧Voutは650mVとなり、温度
係数は0.2mV/℃である。
【0038】先述したように、本発明は1.0Vもしく
はそれよりも低い供給電圧のバンドギャップリファレン
ス回路を提供する。この要求に鑑みて、図2および図3
に示した回路を実現できるかをためすことは有益であ
る。この点について、電流源I1,I2,I3,I4の
それぞれのコレクタ−エミッタ間電圧がすくなくとも5
0mVであるとすることが安全である。これは、ダイオ
ードD1,D3にかかる電圧が700mVであり、D2
/R1にかかる電圧が640mVであり、適当な余裕が
電流源のトランジスタの動作を保証することができる。
トランジスタQ1,Q2による差動対を考えると、トラ
ンジスタQ2のベース電圧が700mVであり、エミッ
タ電圧が60mVであることが注目される。トランジス
タQ2のコレクタ電圧はVcc−Vfであり、ここで、
pnp素子のVfは200mVで近似され、トランジス
タQ2のコレクタ−エミッタ間の降伏電圧は140mV
であり、90mVの余裕をもって表される。トランジス
タQ1についても、本質的には同じ解析を適用すること
ができる。図2または図3に示した回路は810mVの
供給電圧により動作する。供給電圧が900mVである
とすると、バンドギャップリファレンス回路は20℃の
室温ではVfが増加し、90mV程度で動作する。
【0039】図4を参照すると、本発明が、図2または
図3に示されるリファレンス電圧発生回路に,バイポー
ラ接合トランジスタだけでなく、MOSトランジスタを
用いもよいことがわかる。
【0040】図4における帰還増幅器A1は、nチャネ
ルMOSトランジスタQ11,Q12から構成される入
力対からなる差動入力段を含む。入力対のソース端子は
共通に接続され、ソース抵抗R14を介して接地されて
いる。抵抗R14は、入力対に対しての電流源に似たよ
うな機能を果たす。帰還増幅器A1は、トランジスタQ
13,Q14から構成されるカレントミラー型の能動負
荷を駆動する。接合ダイオードD1はトランジスタQ1
2の入力ゲートと接地との間に設けられている。トラン
ジスタQ12のドレインである帰還増幅器A1の出力
は、直接電流源を構成するトランジスタI1,I2,I
3,I4の入力(ゲート)端子に供給されている。電流
源は、本発明の上述した図1ないし図3に示した電流源
と実質的に等しくなるために、それぞれ等しい電流を供
給し、同様に動作を行う。
【0041】図4に示す回路は図2および図3に示した
バイポーラを用いて図1に示された回路と同様に動作
し、リファレンス電圧Voutを発生する。特に、電流源I
4は帰還増幅器A1出力により駆動され、接合ダイオー
ドD3にバイアス電流を供給する。ダイオードD3、抵
抗R2,R3は、テブナンにおける直列抵抗による電圧
源に相当する。直列抵抗は抵抗R2、R3を並列に組み
合わせたR2/R3に相当し、VoutはダイオードD3
を分圧した降下電圧とされる。図1ないし図3に示され
た回路についての解析は図4に示されるMOSを用いたも
のにも適用できる。すなわち、電流源I1,I2,I3
が理想的であるとし、ダイオードD2の接合領域がダイ
オードD1の接合領域の10倍以上大きいとし、R2=
R3=10R1とすると、Voutは温度係数が0mV/
℃の650mVとなり、シリコンのバンドギャップ電圧
の半分となる。
【0042】上記の内容は、電源VDDより供給され
る、要求された低い電圧でのMOSによる回路の動作を
保証することに有効となる。解析するため、電源VDD
を900mVとする。電流源I1,I2,I3より供給
される電流が十分な大きさとすると、電流源となるトラ
ンジスタはソース−ドレイン間が50mVの電位差とな
ると動作する。ダイオードD1、D3にかかる電圧は約
700mVであり、抵抗R1/ダイオードD2にかかる
電圧は640mVとなる。その結果、電流源となるトラ
ンジスタは完全な動作を行うに適当となるソース−ドレ
イン間電圧に150mV程度の許容範囲を持つ。帰還増
幅器A1の入力対Q11,Q12は、トランジスタQ1
2のゲート電圧が700mVであることが知られてい
る。これは、MOSトランジスタのゲート−ソース間電
圧が約500mVであり、トランジスタQ12のソース
電圧が200mVであるためである。トランジスタQ1
2のドレイン電圧400mVはVDDに等しく、PMO
Sトランジスタのゲート−ソース間電圧(約500m
V)よりも小さい。したがって、この状況下では、トラ
ンジスタQ12のドレイン−ソース間電圧は200mV
であり、トランジスタQ12は動作するのに必要となる
電圧に150mVの余裕を持って動作を行う。実質的に
同様の解析をトランジスタQ11の動作に適用できる。
【0043】図4に示したMOSを用いた回路には、電
源からの電圧VDDによる動作を保証するスタートアッ
プ回路S1が具備される。スタートアップ回路は、ドレ
イン電極が電流源I1、I2,I3,I4の入力および
帰還増幅器A1の出力に共通に接続されたNMOSトラ
ンジスタQ17を具備する。トランジスタQ17のゲー
ト電極はNMOSトランジスタQ16のドレインと共通
に接続されている。トランジスタQ16のゲートは、抵
抗R2とR3との中間接続点において電流源I3の出力
と接続されている。トランジスタQ17のゲートとトラ
ンジスタR16のドレインはPMOSトランジスタQ1
5を介してVDDに接続されている。動作開始時には、
トランジスタQ16は非導通状態にあるが、トランジス
タQ17はトランジスタQ15を介してバイアスされて
おり、電流源であるトランジスタI1,I2,I3,I
4は導通状態となる。この結果、トランジスタQ16が
電流を流すことのできるバイアス電圧がトランジスタQ
16のゲートに供給される。トランジスタQ16の導通
に伴い、トランジスタQ17は非導通状態とされ、リフ
ァレンス電圧発生回路が定常状態の間はスタートアップ
回路S1を実際上無効とする。
【0044】本発明による好適実施例と考えられるもの
を示し説明したが、本発明はこれらの実施例に限定され
るものではない。特許請求の範囲に定義される本発明に
よる技術思想から逸脱することなく、さまざまな修正及
び変更してもよい。例えば、図2および図3に示したバ
イポーラ半導体による本発明の実施例を示し、図4には
MOSによる本発明の実施例を示したが、本発明は、半
導体の構造により限定されるものではない。特に、本発
明を、図1ないし図3を組み合わせによる、BiCMO
S構造により実現してもよい。加えて、図2および図3
におけるPNPトランジスタをPMOSトランジスタと
することも可能である。
【0045】
【発明の効果】前述の通り、任意の温度係数の電圧が得
られる。
【0046】特に、電流源I1、I2及びI3の値が等しく、
接合D2は接合D1の10倍の面積を持ち、抵抗R2とR3はとも
に抵抗R1の10倍の値の場合には、前述の通り、従来のバ
ンドギャップリファレンス回路のちょうど半分の安定し
た、温度係数が0で出力電圧が650mVの電圧がえられる。
【0047】電源電圧Vccがわずか900mVの時を考察す
る。電流源I1、I2、I3及びI4を構成するMOSトランジ
スタの大きさを、ドレイン・ソース間電圧が50mV程度
から5極管動作するように設定しておく。接合D1、D3、
の電圧を700mV、(仮定からD2は640mVとなる)としても15
0mVの余裕がある。
【0048】トランジスタQ12のゲート電位が700mVにな
るので、ソース電位はこれからゲート・ソース間電圧
(例えば500mV程度に設定可能)を減じた値となる。一方
ドレイン電位は電源電圧VDDからPMOSトランジスタのゲ
ート・ソース間電圧(例えば500mVと設定可能)分下がっ
た電圧であり、150mVの余裕を持って動作する。トラン
ジスタQ11についても同様である。
【0049】従って本実施例は常温では、電源電圧Vcc
が750mV以上で動作する。温度が45゜C低下して-20゜Cに
なったときに接合が790mVの電圧になったとしても、電
源電圧Vcc=840mVでぎりぎりで動作する。
【0050】従来のバンドギャップリファレンス回路が
原理的に1.3V以上でしか動作しなかったことを鑑みる
と、電源電圧が1.2Vや1Vの時代に、本発明の回路で電源
電圧840mVまで動作可能な安定な電圧が得られる意義は
極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、調整可能な温度係数にて、シリコン半
導体素子のバンドギャップ電圧よりも実際的に小さなリ
ファレンス電圧を発生する本発明によるリファレンス電
圧発生回路の一般的な実施例の回路図である。
【図2】図2は本発明をバイポーラトランジスタにて構
成した実施例の回路図である。
【図3】図3は本発明をバイポーラトランジスタにて構
成した実施例の回路図である。
【図4】図4は本発明をMOSFETを用いて大規模に
作製した実施例の回路図である。
【図5】図5は、シリコン半導体素子のバンドギャップ
電圧におおよそ等しいリファレンス電圧を、温度係数が
おおよそゼロで発生するリファレンス電圧発生回路の回
路図である。
【符号の説明】
I1〜I4 電流源 A1 帰還増幅器 R1〜R3 抵抗 D1〜D3 ダイオード Q1〜Q4 トランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H410 BB04 CC02 DD02 EA10 EA12 EA33 EA38 EB14 EB37 FF03 FF14 FF23 GG05 LL09 5H420 BB12 CC02 DD02 EA10 EA18 EA43 EB15 EB37 FF03 FF14 FF23 LL07 NA12 NA13 NA20 NA21 NB02 NB12 NB19 NB33 NB36 NC02 NC12 NC18 NC20 NC23 NE22 NE23 NE26 NE28

Claims (42)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体のバンドギャップ電圧よりも低い
    電圧を供給する電圧発生回路において、 第1の入力および第2の入力を備える増幅器と、 実質的に等しい大きさの電流を供給する第1ないし第3
    の電流源と、 前記増幅器の第1の入力と接地との間に設けられた第1
    の接合素子と、 前記増幅器の第2の入力と接地との間に直列に設けられ
    た第2の接合素子および抵抗と、 バイアス素子と接地との間に設けられた第3の接合素子
    と、 前記第3の接合素子のソースと接続される端子を有し、
    該第3の接合素子に付設される分圧器と、を具備し、 前記第1の電流源は前記増幅器の第1の入力に接続さ
    れ、前記第2の電流源は前記増幅器の第2の入力に接続
    されることを特徴とする電圧発生回路。
  2. 【請求項2】 半導体のバンドギャップ電圧よりも低い
    電圧を供給する電圧発生回路において、 第1の極性の温度係数による差動電圧を発生する差動電
    圧手段と、 前記差動電圧手段と接続する入力および出力を有する帰
    還増幅器と、 前記帰還増幅器出力と接続する制御端子および前記差動
    電圧手段と接続する出力を有する第1の電流源と、 前記第1の極性の温度特性と逆の第2の極性の温度係数
    の電圧を発生するリファレンス電圧源と、 前記帰還増幅器出力と接続する制御端子および前記リフ
    ァレンス電圧源と接続する出力を有し、前記差動電圧に
    比例する電流を供給可能な第2の電流源と、 前記第2の電流源とリファレンス電圧源との間に設けら
    れ、これにより第2の電流源に比例する電圧がその両端
    に表れる抵抗素子と、を具備し、 リファレンス電圧源が発生するリファレンス電圧と前記
    抵抗素子の両端の電圧との総和を出力することを特徴と
    する電圧発生回路。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の電圧発生回路において、 帰還増幅器は、反転入力と非反転入力とを具備し、 差動電圧手段は、前記帰還増幅器の反転入力と接地との
    間に設けられた第1の電圧素子と、前記帰還増幅器の非
    反転入力と接地との間に設けられた第2の電圧素子とを
    具備することを特徴とする電圧発生回路。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の電圧発生回路において、 第1の電流源は、第1の電圧素子へ第1の電流を供給す
    る第1の電流素子と、第2の電圧素子へ第2の電流を供
    給する第2の電流素子を具備することを特徴とする電圧
    発生回路。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の電圧発生回路において、 第1の電流と第2の電流はその大きさが実質的に等しい
    ことを特徴とする電圧発生回路。
  6. 【請求項6】 請求項2記載の電圧発生回路において、 帰還増幅器は、反転入力と非反転入力とを具備し、 差動電圧手段は、前記帰還増幅器の反転入力と接地との
    間に設けられた第1の半導体接合素子と、前記帰還増幅
    器の非反転入力と接地との間に直列に設けられた第2の
    半導体接合素子および抵抗と、を具備することを特徴と
    する電圧発生回路。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の電圧発生回路において、 第1および第2の半導体接合素子がpn接合のダイオー
    ドであることを特徴とする電圧発生回路。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の電圧発生回路において、 第1の電流源は、第1の半導体接合素子へ第1の電流を
    供給する第1の電流素子と、直列に設けられた第2の半
    導体接合素子および抵抗へ第2の電流を供給する第2の
    電流素子を具備することを特徴とする電圧発生回路。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の電圧発生回路において、 第1の電流と第2の電流はその大きさが実質的に等しい
    ことを特徴とする電圧発生回路。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の電圧発生回路におい
    て、 第1の電流素子は、帰還増幅器出力と接続する制御端子
    と帰還増幅器の反転入力および第1の半導体接合素子と
    接続する出力端子とを具備するトランジスタとにより構
    成され、第2の電流素子は、帰還増幅器出力および直列
    に設けられた第2の半導体接合素子および抵抗と接続す
    る制御端子を具備するトランジスタにより構成されるこ
    とを特徴とする電圧発生回路。
  11. 【請求項11】 請求項7記載の電圧発生回路におい
    て、 第1の半導体接合素子は第2の半導体接合素子よりも大
    きな接合領域を有することを特徴とする電圧発生回路。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の電圧発生回路におい
    て、 第1の電流源は、第1の半導体接合素子に第1の電流を
    供給する第1の電流素子と、直列に設けられた第2の半
    導体接合素子と抵抗に第2の電流を供給する第2の電流
    素子と、を有することを特徴とする電圧発生回路。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の電圧発生回路におい
    て、 第1の電流と第2の電流はその大きさが実質的に等しい
    ことを特徴とする電圧発生回路。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の電圧発生回路におい
    て、 第1の電流素子は、帰還増幅器出力と接続する制御端子
    と帰還増幅器の反転入力および第1の半導体接合素子と
    接続する出力端子とを具備するトランジスタとにより構
    成され、第2の電流素子は、帰還増幅器出力および直列
    に設けられた第2の半導体接合素子および抵抗と接続す
    る制御端子を具備するトランジスタにより構成されるこ
    とを特徴とする電圧発生回路。
  15. 【請求項15】 請求項7記載の電圧発生回路におい
    て、 リファレンス電圧源は、 第3の半導体接合素子と、 前記第3の半導体接合素子に併設され、中間接続点を具
    備する抵抗分圧器と、 帰還増幅器出力と接続する制御端子と前記中間接続点と
    接続する出力端子とを具備する第2の電流源と、を有す
    ることを特徴とする電圧発生回路。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の電圧発生回路におい
    て、 リファレンス電圧源は、さらに、第3の半導体接合素子
    のバイアス電流源を有することを特徴とする電圧発生回
    路。
  17. 【請求項17】 請求項15記載の電圧発生回路におい
    て、 抵抗分圧器は、第2の電流源と第3の半導体接合素子と
    の間に等しい抵抗を直列に形成し、これにより、第3の
    半導体接合素子にかかる電圧に比例する電圧と、同じ大
    きさの抵抗に第2の電流源により供給される電流が掛け
    られた電圧と等しい電圧とが加算された電圧が出力電圧
    となることを特徴とする電圧発生回路。
  18. 【請求項18】 請求項17記載の電圧発生回路におい
    て、 第1の電流源は、第1の半導体接合素子に第1の電流を
    供給する第1の電流素子と、直列に設けられた第2の半
    導体接合素子と抵抗に第2の電流を供給する第2の電流
    素子と、を有し、第1の電流と第2の電流の大きさは実
    質的に等しいことを特徴とする電圧発生回路。
  19. 【請求項19】 シリコン半導体のバンドギャップ電圧
    よりも低い電圧を供給する電圧発生回路において、 非反転入力、反転入力、および出力を備える差動増幅器
    と、 前記差動増幅器の反転入力と接地との間に設けられた第
    1の接合素子と、 出力が前記差動増幅器の反転入力および前記第1の半導
    体接合素子と接続された第1の電流源と、 前記差動増幅器の非反転入力と接地との間に直列に設け
    られた第2の半導体接合素子および抵抗と、 出力が前記差動増幅器の非反転入力および直列に設けら
    れた第2の半導体接合素子および第1の抵抗に接続され
    た第2の電流源と、 第3の半導体接合素子および該第3の半導体接合素子に
    併設された抵抗分圧器を有し、直列に設けられた等しい
    抵抗とともにリファレンス電圧を生成するリファレンス
    電圧回路と、 前記抵抗分圧器に電流を流すために抵抗分圧器に接続さ
    れる第3の電流源と、を具備し、これにより、リファレ
    ンス電圧と直列に設けられた等しい抵抗に加えられる電
    圧と等しい電圧とが加算された電圧が出力電圧となるこ
    とを特徴とする電圧発生回路。
  20. 【請求項20】 請求項19記載の電圧発生回路におい
    て、 第1、第2および第3の電流源のそれぞれが差動増幅器
    出力と接続する制御端子を有し、これにより各電流源が
    供給する電流の大きさが等しいことを特徴とする電圧発
    生回路。
  21. 【請求項21】 請求項20記載の電圧発生回路におい
    て、 第2の半導体接合素子の接合領域が第1の半導体接合素
    子の接合領域よりも大きく、これにより、温度係数が第
    1の極性の差動電圧ΔVfが第1の抵抗により生成され
    ることを特徴とする電圧発生回路。
  22. 【請求項22】 請求項21記載の電圧発生回路におい
    て、 リファレンス電圧回路により生成されるリファレンス電
    圧が第1の極性と逆の第2の極性の温度係数であること
    を特徴とする電圧発生回路。
  23. 【請求項23】 請求項22記載の電圧発生回路におい
    て、 抵抗分圧器に流れる電流が差動電圧ΔVfに比例するこ
    とを特徴とする電圧発生回路。
  24. 【請求項24】 請求項23記載の電圧発生回路におい
    て、 リファレンス電圧は、電流源が供給される電流により第
    3の半導体接合素子をバイアスすることによって生成さ
    れ、これにより、第3の半導体接合素子にかかる電圧お
    よび抵抗分圧器による第3の半導体接合素子の分圧が降
    下することを特徴とする電圧発生回路。
  25. 【請求項25】 請求項19記載の電圧発生回路におい
    て、 差動増幅器が、差動入力トランジスタ対および能動負荷
    を有することを特徴とする電圧発生回路。
  26. 【請求項26】 請求項25記載の電圧発生回路におい
    て、 能動負荷が、カレントミラー型に配置されたトランジス
    タ対により構成されることを特徴とする電圧発生回路。
  27. 【請求項27】 請求項19記載の電圧発生回路におい
    て、 第1ないし第3の半導体接合素子のそれぞれが、バイポ
    ーラトランジスタのベース−エミッタ接合であることを
    特徴とする電圧発生回路。
  28. 【請求項28】 請求項27記載の電圧発生回路におい
    て、 第1ないし第3の電流源のそれぞれが、差動増幅器の出
    力に接続する制御端子を有し、これにより、第1ないし
    第3の電流源のそれぞれが供給する電流の大きさが実質
    的に等しいことを特徴とする電圧発生回路。
  29. 【請求項29】 請求項28記載の電圧発生回路におい
    て、 第2の半導体接合素子の接合領域が第1の半導体接合領
    域よりも大きく、これにより、温度係数が第1の極性の
    差動電圧ΔVfが第1の抵抗により生成されることを特
    徴とする電圧発生回路。
  30. 【請求項30】 請求項29記載の電圧発生回路におい
    て、 リファレンス電圧回路により生成されるリファレンス電
    圧が第1の極性と逆の第2の極性の温度係数であること
    を特徴とする電圧発生回路。
  31. 【請求項31】 請求項30記載の電圧発生回路におい
    て、 抵抗分圧器に流れる電流が差動電圧ΔVfに比例するこ
    とを特徴とする電圧発生回路。
  32. 【請求項32】 請求項31記載の電圧発生回路におい
    て、 リファレンス電圧は、電流源が供給される電流により第
    3の半導体接合素子をバイアスすることによって生成さ
    れ、これにより、第3の半導体接合素子にかかる電圧お
    よび抵抗分圧器による第3の半導体接合素子の分圧が降
    下することを特徴とする電圧発生回路。
  33. 【請求項33】 請求項32記載の電圧発生回路におい
    て、 電圧供給時の動作を保証するスタートアップ回路を有す
    ることを特徴とする電圧発生回路。
  34. 【請求項34】 半導体のバンドギャップ電圧よりも低
    い電圧を供給する電圧発生方法において、 第1の電流を第1の半導体接合素子に供給するステップ
    と、 前記第1の半導体接合素子を差動増幅器の反転入力に接
    続するステップと、 第1の電流と実質的に等しい第2の電流を、直列に設け
    られた、第1の半導体接合素子よりも大きな接合領域を
    有する第2の半導体接合素子および第1の抵抗に供給す
    るステップと、 直列に設けられた第2の半導体接合素子および第1の抵
    抗とを差動増幅器の非反転入力に接続することによって
    第1の半導体接合素子における電圧降下を第2の半導体
    接合素子における電圧降下よりも大きなものとし、これ
    により、第1の抵抗に差動電圧が表れ、第2の電流が差
    動電圧に比例する第1の極性の温度係数を有するものと
    するステップと、 少なくとも2つの抵抗素子から形成される等しい抵抗に
    より、第1の極性と逆の第2の極性の温度係数のリファ
    レンス電圧を生成するステップと、 第2の電流と等しい大きさの第3の電流を前記等しい抵
    抗に流れるものとし、これにより、出力電圧をリファレ
    ンス電圧と前記等しい抵抗にかかる電圧とを加算したも
    のとすることを特徴とする電圧発生方法。
  35. 【請求項35】 請求項34記載の電圧発生方法におい
    て、 第1ないし第3の電流のそれぞれは第1ないし第3の電
    流源により供給され、前記の各電流源は、差動増幅器出
    力に共通に接続される制御端子を有することを特徴とす
    る電圧発生方法。
  36. 【請求項36】 請求項35記載の電圧発生方法におい
    て、 差動増幅器が、差動入力トランジスタ対および能動負荷
    を有することを特徴とする電圧発生方法。
  37. 【請求項37】 請求項36記載の電圧発生方法におい
    て、 リファレンス電圧は第3の半導体接合素子をバイアスす
    ることにより第3の半導体接合素子に表れ、また、抵抗
    分圧器を第3の半導体接合素子に接続し、これにより、
    抵抗分圧器出力にリファレンス電圧が表れることを特徴
    とする電圧発生方法。
  38. 【請求項38】 半導体のバンドギャップ電圧よりも低
    い電圧を供給する電圧発生回路において、 第1の入力および第2の入力を備える増幅器と、 実質的に等しい大きさの電流を供給する第1ないし第3
    の電流源と、 前記増幅器の第1の入力と接地との間に設けられた第1
    の接合素子と、 前記増幅器の第2の入力と接地との間に直列に設けられ
    た第2の接合素子および第1の抵抗と、 前記増幅器の第1の入力と接地との間に設けられ、前記
    第3の電流源と接続される端子を有し、該端子における
    電圧がリファレンス電圧となる抵抗分圧器と、を具備
    し、 前記第1の電流源は前記増幅器の第1の入力に接続さ
    れ、前記第2の電流源は前記増幅器の第2の入力に接続
    されることを特徴とする電圧発生回路。
  39. 【請求項39】 請求項38記載の電圧発生回路におい
    て、 抵抗分圧器は第1の接合素子と端子との間に設けられた
    第2の抵抗と端子と接地との間に設けられた第3の抵抗
    とを有し、これにより、リファレンス電圧が、第1の接
    合素子にかかる電圧に比例する第1の電圧と第3の電流
    源により供給される電流に比例する第2の電圧とを加算
    したものとなることを特徴とする電圧発生回路。
  40. 【請求項40】 請求項39記載の電圧発生回路におい
    て、 第1の接合素子の接合領域は第2の接合素子の接合領域
    よりも小さく、これにより、第1の抵抗に差動電圧ΔV
    fが表れ、該差動電圧の温度特性は、第1の接合素子に
    表れる電圧の温度特性の極性と逆の極性であることを特
    徴とする電圧発生回路。
  41. 【請求項41】 請求項40記載の電圧発生回路におい
    て、 第3の電流源より供給される電流が差動電圧に比例し、
    これにより、第1の電圧の温度特性の極性が第2の電圧
    の温度特性の極性と逆となることを特徴とする電圧発生
    回路。
  42. 【請求項42】 請求項41記載の電圧発生回路におい
    て、 第2の抵抗の大きさがR2であり、第3の抵抗の大きさ
    がR3であり、第1の電圧が(R3)(R2+R3)に
    比例し、第2の電圧が[(R2)(R3)](R2+R
    3)に比例することを特徴とする電圧発生回路。
JP2001369975A 2000-12-08 2001-12-04 電圧発生回路および電圧発生方法 Expired - Fee Related JP4179776B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/733,650 US6384586B1 (en) 2000-12-08 2000-12-08 Regulated low-voltage generation circuit
US09/733650 2000-12-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002304224A true JP2002304224A (ja) 2002-10-18
JP4179776B2 JP4179776B2 (ja) 2008-11-12

Family

ID=24948546

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001369975A Expired - Fee Related JP4179776B2 (ja) 2000-12-08 2001-12-04 電圧発生回路および電圧発生方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6384586B1 (ja)
JP (1) JP4179776B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006040950A1 (en) * 2004-10-08 2006-04-20 Ricoh Company, Ltd. Constant-current circuit and system power source using this constant-current circuit
JP2007250007A (ja) * 2007-06-18 2007-09-27 Fujitsu Ltd 半導体集積回路
JP2010506282A (ja) * 2006-10-04 2010-02-25 アイティーアイ スコットランド リミテッド バンドギャップ回路用スタートアップ回路
JP2012199545A (ja) * 2011-03-18 2012-10-18 Altera Corp 低電圧参照回路
WO2012172927A1 (ja) * 2011-06-12 2012-12-20 Sugawara Mitsutoshi トンネル電流回路
KR20140084287A (ko) * 2011-11-01 2014-07-04 실리콘 스토리지 테크놀로지 인크 저전압, 저전력 밴드갭 회로
CN117170453A (zh) * 2023-08-30 2023-12-05 北京中电华大电子设计有限责任公司 参考电压产生电路及车规级芯片

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW495731B (en) * 2001-02-06 2002-07-21 Winbond Electronics Corp Reference voltage circuit and method with controllable temperature coefficients
FR2825807B1 (fr) * 2001-06-08 2003-09-12 St Microelectronics Sa Dispositif de polarisation atopolarise a point de fonctionnement stable
JP3680784B2 (ja) * 2001-11-12 2005-08-10 株式会社デンソー 電源回路
US6605988B1 (en) * 2002-02-19 2003-08-12 Sun Microsystems, Inc. Low voltage temperature-independent and temperature-dependent voltage generator
US7039377B2 (en) * 2002-06-14 2006-05-02 Skyworks Solutions, Inc. Switchable gain amplifier
US6815941B2 (en) * 2003-02-05 2004-11-09 United Memories, Inc. Bandgap reference circuit
JP2005063026A (ja) * 2003-08-08 2005-03-10 Nec Micro Systems Ltd 基準電圧発生回路
US7471074B2 (en) * 2004-10-29 2008-12-30 Silicon Laboratories Inc. Re-referencing a reference voltage
US7514987B2 (en) * 2005-11-16 2009-04-07 Mediatek Inc. Bandgap reference circuits
US7683701B2 (en) * 2005-12-29 2010-03-23 Cypress Semiconductor Corporation Low power Bandgap reference circuit with increased accuracy and reduced area consumption
DE102006031549B4 (de) * 2006-07-07 2016-08-04 Infineon Technologies Ag Verfahren zum Betreiben einer Hochfahrschaltung für eine Bandabstandsreferenzschaltung, Verfahren zum Unterstützen des Hochfahrens einer Bandabstandsreferenzschaltung und elektronische Schaltung zur Durchführung der Verfahren
JP5353548B2 (ja) * 2009-08-14 2013-11-27 富士通セミコンダクター株式会社 バンドギャップレファレンス回路
JP6061589B2 (ja) * 2012-03-22 2017-01-18 エスアイアイ・セミコンダクタ株式会社 基準電圧回路
US9098098B2 (en) * 2012-11-01 2015-08-04 Invensense, Inc. Curvature-corrected bandgap reference
US9641129B2 (en) * 2015-09-16 2017-05-02 Nxp Usa, Inc. Low power circuit for amplifying a voltage without using resistors
US10671109B2 (en) * 2018-06-27 2020-06-02 Vidatronic Inc. Scalable low output impedance bandgap reference with current drive capability and high-order temperature curvature compensation
US11342010B2 (en) * 2019-10-01 2022-05-24 Macronix International Co., Ltd. Managing bit line voltage generating circuits in memory devices
US11656646B2 (en) * 2020-07-20 2023-05-23 Macronix International Co., Ltd. Managing reference voltages in memory systems
US11714444B2 (en) * 2021-10-18 2023-08-01 Texas Instruments Incorporated Bandgap current reference
US20240103558A1 (en) * 2022-09-22 2024-03-28 Texas Instruments Incorporated Gain and temperature tolerant bandgap voltage reference

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4447784B1 (en) * 1978-03-21 2000-10-17 Nat Semiconductor Corp Temperature compensated bandgap voltage reference circuit
US4443753A (en) * 1981-08-24 1984-04-17 Advanced Micro Devices, Inc. Second order temperature compensated band cap voltage reference
US4677369A (en) * 1985-09-19 1987-06-30 Precision Monolithics, Inc. CMOS temperature insensitive voltage reference
US5053640A (en) * 1989-10-25 1991-10-01 Silicon General, Inc. Bandgap voltage reference circuit
GB9314262D0 (en) * 1993-07-09 1993-08-18 Sgs Thomson Microelectronics A multistandard ac/dc converter embodying mains voltage detection
US5796244A (en) * 1997-07-11 1998-08-18 Vanguard International Semiconductor Corporation Bandgap reference circuit
US6232828B1 (en) * 1999-08-03 2001-05-15 National Semiconductor Corporation Bandgap-based reference voltage generator circuit with reduced temperature coefficient
US6242897B1 (en) * 2000-02-03 2001-06-05 Lsi Logic Corporation Current stacked bandgap reference voltage source

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006040950A1 (en) * 2004-10-08 2006-04-20 Ricoh Company, Ltd. Constant-current circuit and system power source using this constant-current circuit
KR100721736B1 (ko) * 2004-10-08 2007-05-28 가부시키가이샤 리코 정전류 회로 및 그 정전류 회로를 사용한 시스템 전원 장치
US7268528B2 (en) 2004-10-08 2007-09-11 Ricoh Company, Ltd. Constant-current circuit and system power source using this constant-current circuit
US7535212B2 (en) 2004-10-08 2009-05-19 Ricoh Company, Ltd. Constant-current circuit and system power source using this constant-current circuit
JP2010506282A (ja) * 2006-10-04 2010-02-25 アイティーアイ スコットランド リミテッド バンドギャップ回路用スタートアップ回路
JP2007250007A (ja) * 2007-06-18 2007-09-27 Fujitsu Ltd 半導体集積回路
JP2012199545A (ja) * 2011-03-18 2012-10-18 Altera Corp 低電圧参照回路
WO2012172927A1 (ja) * 2011-06-12 2012-12-20 Sugawara Mitsutoshi トンネル電流回路
JP2013003615A (ja) * 2011-06-12 2013-01-07 Mitsutoshi Sugawara トンネル電流回路
KR20140084287A (ko) * 2011-11-01 2014-07-04 실리콘 스토리지 테크놀로지 인크 저전압, 저전력 밴드갭 회로
JP2014533397A (ja) * 2011-11-01 2014-12-11 シリコン ストーリッジ テクノロージー インコーポレイテッドSilicon Storage Technology, Inc. 低電圧低電力バンドギャップ回路
KR101627946B1 (ko) * 2011-11-01 2016-06-13 실리콘 스토리지 테크놀로지 인크 저전압, 저전력 밴드갭 회로
CN117170453A (zh) * 2023-08-30 2023-12-05 北京中电华大电子设计有限责任公司 参考电压产生电路及车规级芯片
CN117170453B (zh) * 2023-08-30 2024-06-11 北京中电华大电子设计有限责任公司 参考电压产生电路及车规级芯片

Also Published As

Publication number Publication date
JP4179776B2 (ja) 2008-11-12
US6384586B1 (en) 2002-05-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4179776B2 (ja) 電圧発生回路および電圧発生方法
US4849684A (en) CMOS bandgap voltage reference apparatus and method
US4300091A (en) Current regulating circuitry
US7268529B2 (en) Reference voltage generating circuit, a semiconductor integrated circuit and a semiconductor integrated circuit apparatus
US7915882B2 (en) Start-up circuit and method for a self-biased zero-temperature-coefficient current reference
US9092044B2 (en) Low voltage, low power bandgap circuit
US9459647B2 (en) Bandgap reference circuit and bandgap reference current source with two operational amplifiers for generating zero temperature correlated current
US6774711B2 (en) Low power bandgap voltage reference circuit
US20080265860A1 (en) Low voltage bandgap reference source
JP3039611B2 (ja) カレントミラー回路
US6661713B1 (en) Bandgap reference circuit
JPH08234853A (ja) Ptat電流源
JPH0778481A (ja) ダイレクトカレント和バンドギャップ電圧比較器
US6242897B1 (en) Current stacked bandgap reference voltage source
JP2759905B2 (ja) 相補性mos技術による回路装置
US10379567B2 (en) Bandgap reference circuitry
US20070152741A1 (en) Cmos bandgap reference circuit
US6288525B1 (en) Merged NPN and PNP transistor stack for low noise and low supply voltage bandgap
US20150054487A1 (en) Reference voltage source and method for providing a curvature-compensated reference voltage
US20100079198A1 (en) Constant Current Circuit
TWI716323B (zh) 電壓產生器
WO2012097170A2 (en) Bandgap voltage reference circuitry
US20140009128A1 (en) Adjustable Shunt Regulator Circuit
US6605987B2 (en) Circuit for generating a reference voltage based on two partial currents with opposite temperature dependence
US20120153997A1 (en) Circuit for Generating a Reference Voltage Under a Low Power Supply Voltage

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041109

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20041109

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20041109

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080123

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080324

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080730

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080826

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110905

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees